JPH08183016A - コンクリート柱体製造用型枠の締結方法及び締結補助装置 - Google Patents

コンクリート柱体製造用型枠の締結方法及び締結補助装置

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JPH08183016A
JPH08183016A JP32800994A JP32800994A JPH08183016A JP H08183016 A JPH08183016 A JP H08183016A JP 32800994 A JP32800994 A JP 32800994A JP 32800994 A JP32800994 A JP 32800994A JP H08183016 A JPH08183016 A JP H08183016A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボルト、ナットによる締結および操作ロッド
による締結のいずれの方法の場合にも、容易にして型枠
全長にわたって均一に、かつフランジに変形等を生じさ
せずに確実に上下型枠を締結、密閉できるようにする。 【構成】 内部に生コンクリートや鉄筋籠が充填、セッ
トされた上下型枠K1,K2をフランジKK1a,K2a の部分で
合わせた状態で台上に水平に載置し、型枠の軸方向所要
間隔に配設された締結補助装置S1の型枠押圧手段によ
り、上下型枠K1,K2のいずれか一方、もしくは上下型枠
K1,K2の両者を互いに他方の型枠に向けて胴部で押圧し
て型枠のフランジ面を密着させ、密着させたフランジ部
分で上下型枠を締結し密閉する。該締結補助装置には型
枠の外方に向けての退避手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートパイルや
ポール等のコンクリート柱体を製造する型枠の締結方法
及び締結補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、円筒状のコンクリートパイルや
ポール等の柱体を製造する場合は、図11、図12に示
すように、上下半円状に2分割した型枠(K)の下型枠
(K1)内に芯材鉄筋籠をセットするとともに、生コンク
リートを充填し、上型枠(K2)をかぶせて閉じた後、上
型枠(K1)、下型枠(K2)のフランジ(K1a )(K2a )
で上下型枠(K1)(K2)を締結し、この型枠(K)を遠
心成形装置(M)に載置して高速回転を与えて遠心成形
し、蒸気養生の後、上下型枠(K1)(K2)の締結を緩め
て上型枠(K1)を外し、パイル等のコンクリート体を取
り出し脱型する。(KT)は上下型枠(K1)(K2)の軸方
向所要間隔に設けた遠心タイヤである。
【0003】上下型枠(K1)(K2)を締結する方法とし
ては、上下型枠(K1)(K2)のフランジ(K1a )(K2a
)の長手方向に複数のボルト穴を設けておいて、通常
のボルト、ナット(60)で上下型枠(K1)(K2)を締結
する方法(図10、図11)や、図13および図14の
ように、下型枠(K2)のフランジ(K2a )に回動自在な
蝶番ボルト(61)を設け、上型枠(K2)を閉じた状態
で、蝶番ボルト(61)を起立させてボルト頭部のナット
(63)をねじ込むことで、上下型枠を締結する方法(方
法1)がある。
【0004】また、図15〜図18に示すように、上型
枠(K1)のフランジ(K1a )に沿って締結フック付きの
操作ロッド(64)を設けておき、この操作ロッド(64)
を型枠軸方向に移動させることで、該操作ロッド(64)
の長手方向に所要ピッチで設けられている鉤状締結フッ
ク(65)を、上下型枠(K1)(K2)のフランジ(K1a)
(K2a )に近接して設けた丸ピンやローラ等の係止部材
(66)に係合させ、締結フック(65)のテーパ面(65a
)で係止部材(66)を押圧することで、フランジ面を
密着させて上下型枠(K1)(K2)を締結する方法(方法
2)もある。この方法の場合、締結状態では、操作ロッ
ド(64)が反対方向(締結解除方向)に移動しないよう
に、ロッド端部が型枠両端にナット(67)等で固定され
る。(51)は型枠両端部に配された端板である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の型枠(K)の締結方法(作業)や装置には下記
の問題があった。
【0006】ボルト、ナットで締結する方法による場
合、締結用のボルトは、コンクリート柱体等を製造する
長い型枠の両側のフランジの全長にわたって多数配設さ
れており、締結作業では、通常、型枠のいずれか一方の
端部より他方の端部へ順に締結していくが、他端部に行
くほど型枠の歪み、あるいは締結による微少な誤差の集
積により、上下型枠のフランジ面が密着せず、確実な締
結が行い難くなる。
【0007】特に、コンクリートパイル用等の軸方向に
長い型枠にあっては、型枠の両端部および中央部の全長
にわたって均等に、且つ同時に締結を行わないと、確実
な締結密閉状態が得られず、仮に密閉状態が完全でない
型枠により遠心成形を行うと、フランジの合わせ面より
コンクリートが濡れたり周囲に飛散することがあり、ま
た良好なコンクリート柱体(製品)が得られないことに
なる。
【0008】更に、ボルト、ナットのねじ込み力のみで
は充分な締結力が得られず、ねじ込み時にボルト等が破
断する虞もあった。
【0009】また、操作ロッドと締結フックで型枠を締
結する方法にあっては、締結フックのテーパ面(傾斜
面)の効果で操作ロッドを引く力よりも、フックが丸ピ
ン等の係止部材に係合して上下型枠のフランジを密着さ
せようとする力、即ち、型枠を締結しようとする力は大
きくなるが、長尺の型枠にあっては、フランジでの締結
箇所が多く、操作ロッドに設ける締結フックの数も多く
なるため、テーパ面の効果で大きくなる力もその数だけ
分散されて極めて小さなものとなり、充分な締結力が得
られない欠点があった。
【0010】また大きな締結力を得るために操作ロッド
を大きな力で引くほど、テーパ面や丸ピンなど係止部材
が摩耗して、型枠軸方向の複数の締結フックが正規の状
態で係合せず、締結箇所によって締結度が変わったりし
て、型枠全長にわたってフランジ面が完全に密着しない
欠点があった。
【0011】そのため操作ロッドをネジ状に形成し、締
結フックをナットで止めるフックの位置調整可能なもの
もあるが、摩耗の度にフックを軸方向にずらせて位置を
調整するなどの煩雑な作業が伴い、更に、力の向きもテ
ーパ面と直角方向で(フランジ面に直角でない)丸ピン
等の係止部材が損傷し易いという問題があった。
【0012】またこの方法では、下型枠内に投入された
生コンクリートの充填状況や、鉄筋籠の設置状況が悪く
て、下型枠の上に上型枠を乗せて被せた状態で上型枠の
傾き等があり、フランジ面が型枠の長手方向で密着して
いない部分があると、この部分の締結フックのみが先に
丸ピンなどの係止部材と係合状態となり、部分的に操作
ロッドの引張力が負荷して、締結フックやピン等が破損
する欠点があった。
【0013】またコンクリートの充填状況等が悪い場合
に、締結ボルトや締結フックでフランジ部に無理な力を
掛けると、フランジが部分的に曲がって変形してフラッ
トでなくなり、上下のフランジ面が更に密着しなくな
る。
【0014】尚、締結フックのロッド軸方向の左右の位
置ずれや、丸ピンの位置ずれ(製作時の誤差、使用によ
る歪など)があると、部分的な締結フックなどに力が掛
かり、上記と同様に装置が損傷するばかりか強固な締結
状態が得られない。
【0015】本発明は、上記に鑑みてなしたものであ
り、上記したボルト、ナットによる締結および操作ロッ
ドによる締結のいずれの方法の場合においても、容易に
して型枠全長にわたって均一に、かつフランジに変形等
を生じさせずに確実に、上下型枠を締結、密閉できるコ
ンクリート型枠の締結方法および締結補助装置を提供す
るものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明のコンクリート型枠の締結方法は、内部に生コンク
リートや鉄筋籠が充填、セットされた上下型枠をフラン
ジ部分で合わせた状態で台上に水平に載置し、型枠の軸
方向所要間隔に配設された型枠押圧手段により、上下型
枠のいずれか一方、もしくは上下型枠の両者を互いに他
方の型枠に向けて胴部で押圧して型枠のフランジ面を密
着させ、密着させたフランジ部分で上下型枠を締結し密
閉することを特徴とする。
【0017】前記において、フランジ部分での上下型枠
の締結を、フランジの長手方向に設けた複数のボルトと
ナットで行うことも、また、型枠のフランジ面に沿って
設けた操作ロッドを型枠軸方向に移動させ、操作ロッド
に設けられている締結フックを、上下型枠の係止部材な
どに係合させることで行うこともできる。
【0018】また、本発明のコンクリート型枠の締結補
助装置は、上記の締結方法に使用するものであって、フ
ランジ面を合わせた上下型枠を挟んだ状態で、上下型枠
のいずれか一方、もしくは上下型枠の両者を互いに他方
の型枠に向けて胴部で押圧するシリンダなどの型枠押圧
手段を設けた締結補助装置であって、型枠の軸方向所要
間隔に複数組が配設されてなり、該締結補助装置には型
枠の上下左右の外方に向けての退避手段が設けられてい
ることを特徴とする。
【0019】
【作用】上記の本発明の締結方法によれば、型枠の軸方
向所要間隔に配設した複数組の型枠押圧手段により、上
下型枠の一方もしくは双方を他方の型枠に向けて型枠の
全長にわたって同時に胴部で押圧するので、上下型枠の
フランジの変形等のおそれなく双方のフランジ面を確実
に密着させることができる。
【0020】しかも前記のように密着させたフランジ部
分で上下型枠を締結することとしたので、ボルト、ナッ
トによる締結や操作ロッドによる締結等のいずれの締結
方法によるものであっても、上下型枠の全長にわたって
均一にかつ確実、強固に締結し密閉することができる。
【0021】また、請求項4の締結補助装置による場
合、フランジ面を合わせた上下型枠を挟んだ状態で、上
下型枠の一方もしくは双方から型枠押圧手段により押圧
することができるので、押圧のための大掛かりな反力装
置を必要とせず、簡単な装置を型枠軸方向に数機配設す
るだけで上下型枠のフランジ面を確実に密着させること
ができる。しかも締結補助装置には外方へ退避させる手
段を備えているので、例えば型枠を台上にセットする
際、または締結後の型枠を移動させる際等の締結時以外
は、該締結補助装置を型枠外方へ退避させておくことが
できる。
【0022】
【実施例】次に本発明の実施態様をその使用装置ととも
に図面に基いて説明する。
【0023】なお、コンクリート柱体製造用の型枠
(K)の構成は従来と同様で、半円状に2分割された上
下型枠(K1)(K2)よりなり、その胴部(K1b )(K2b
)には軸方向の所要間隔に複数の遠心タイヤ(KT)(K
T)が設けられており、また上下型枠(K1)(K2)の合
せ面にはフランジ(K1a )(K2a )がそれぞれ設けられ
ている。また締結手段としては、図11(図12)ある
いは図13(図14)の締結用のボルト、ナットによる
場合、また図15〜図18の締結フック付きの操作ロッ
ドによる場合のいずれにも適用できる。
【0024】図1〜図3は本発明の締結方法の実施に使
用する締結補助装置(S1)の第1の実施例を示してい
る。
【0025】この実施例において、(10)は略伏コ字形
をなす両側のアーム部(11)(11)が下方に向って延び
ている支持フレームであり、上部中央に設けられた吊り
部(12)が、締結対象の型枠(K)が台上に載置セット
される位置の上方において、型枠(K)の軸方向と同方
向に設けられたビーム(B)に連結されて、吊設状態に
支持されている。
【0026】前記支持フレーム(10)の両アーム部(1
1)(11)は、その両者間に型枠(K)の幅よりやや広
い間隔を保有しており、締結の際には、支持フレーム
(10)が上方から下降することによって、図1および図
2に示すように型枠(K)を両側から挟んだ状態に嵌合
位置するように設けられている。
【0027】前記の支持フレーム(10)の上部中央に
は、型枠押圧手段として、下方向きの押圧シリンダ(1
3)が、表裏板よりなるフレーム内に設けられており、
該押圧シリンダ(13)の作動により、ロッド端部の押え
面(14)が上型枠(K1)の胴部(K1b )上面中央部、例
えば遠心タイヤ(KT)の中央部を押圧できるようになっ
ている。
【0028】また両側のアーム部(11)(11)には、そ
れぞれクランプ用シリンダ(15)(15)が下方向きに設
けられており、両シリンダ(15)(15)の各ロッド(1
6)(16)の端部には、それぞれクランプ用スペーサ(1
7)(17)が回動可能にピン連結されている。スペーサ
(17)(17)は、アーム部(11)(11)の下端部に設け
られたガイド板(18)(18)に当接しており、ロッド
(16)(16)の進退作用によってガイド板(18)(18)
のガイド面に沿って回動し、両ロッド(16)(16)の進
出時に、両スペーサ(17)(17)の先端側が内方に変位
して、下型枠(K2)の胴部(K2b )の下部両側の左右対
称位置、例えば遠心タイヤ(KT)の下の部分に当接する
ように設けられている。この際、これら両スペーサ(1
7)(17)と前記押圧シリンダ(13)の押え面(14)と
の当接位置が周方向で三支点で押圧されるように設定し
ておくのが望ましい。(19)(19)は前記スペーサのピ
ン連結部を示す。
【0029】締結補助装置(S1)は上記の構成を有する
が、これを支持するビーム(B)は、図3に示すよう
に、天井走行クレーン(C)等で吊り下げられて、上下
に昇降可能に設けられるとともに、該クレーン(C)等
の走行により型枠軸方向と直交する横方向に移動できる
ようになっており、これが載置台(D)上に載置された
型枠(K)に対する退避手段となる。(R)はクレーン
(C)の走行用レールである。
【0030】前記のビーム(B)を型枠(K)の載置セ
ット位置の上方に固定して設けておくこともでき、この
場合、ビーム(B)に連結される支持フレーム(10)自
体を昇降可能に設けて、型枠(K)に対し上方へ退避可
能にする。
【0031】いずれにしても、このビーム(B)の長手
方向には、型枠軸方向に所要の間隔、例えば遠心タイヤ
の位置に合せて上記構成の締結補助装置(S1)が複数組
配設される(図3)。
【0032】この第1の実施例の締結補助装置(S1)を
用いて、図15〜図18の締結フック付き操作ロッドに
よる締結方法により締結する場合について説明する。
【0033】内部に鉄筋籠がセットされ、生コンクリー
トが充填された状態の型枠(K)がクレーン等により吊
り下げられて載置台(D)上の所定の位置に載置セット
される。(D1)は載置台上の受け座を示す。なおこのと
き、上型枠(K1)と下型枠(K2)とは、上下のフランジ
(K1a )(K2a )の面で合せた状態(上型枠を閉じた状
態)であって、まだ締結はされていない。
【0034】この型枠(K)の載置セット後、支持ビー
ム(B)を型枠(K)に向けて下降させ、支持フレーム
(10)の両アーム部(11)(11)で型枠(K)を両側よ
り挟んだ状態にしてさらに下降させ、押圧シリンダ(1
3)を縮めた状態で押え面(14)を上型枠(K1)上面、
例えば胴部の遠心タイヤ(KT)の上面に当接させる。特
に、遠心タイヤ(KT)は、半割の鋼製リングで形成され
て充分な強度を有するため、外周よりより力をかけても
変形や歪がなく、押圧力が型枠全体に均等に分散され、
かつ外周面も平滑であるから、前記押え面(14)を遠心
タイヤ(KT)に当接させて、この部分で押圧するように
するのが望ましい。
【0035】この状態で、両側アーム部(11)(11)に
配されたクランプ用シリンダ(15)(15)を作動させ、
ロッド(16)(16)を伸長させると、ロッド先端のスペ
ーサ(17)(17)がガイド板(18)(18)をガイドとし
て下型枠(K2)の下面側に回り込み、型枠(K)を下面
両側からクランプする。
【0036】こうして押圧シリンダ(13)を作動させ
て、押圧シリンダ(13)の押え面(14)で上型枠(K1)
を下型枠(K2) に向けて押圧する。またこの際、前記の
クランプ用シリンダ(15)(15)の作動で下面側に当接
するスペーサ(18)(18)が下型枠(K2)を位置決めす
るとともに上向きにも押圧することになる。すなわち、
上下型枠(K1)(K2)の双方が他方の型枠に向って相互
に押圧することになる。
【0037】この締結補助装置(S1)は、型枠軸方向に
所要の間隔を存して複数個所に設けられているので、こ
の締結補助装置(S1)が一斉に作動することで、型枠
(K)の全長に渡って同時にかつ略均等に押圧でき、こ
れが上下双方からの押圧作用と相俟って、上下両フラン
ジ(K1a )(K2a )の変形等を生じさせることなく、上
下型枠(K1)(K2)のフランジ(K1a )(K2a )の面同
士が全長にわたって均一にかつ確実に密着する。
【0038】この状態で、図15〜図18に示す締結手
段の操作ロッド(64)を型枠軸方向に適宜油圧による引
張装置等により引張し移動させると、該操作ロッド(6
4)に設けられている締結フック(65)のテーパ面(65a
)が丸ピンやローラ等の係止部材(66)に係合するこ
とになり、これによって上下型枠(K1)(K2)が締結さ
れる。この際、前記のように上下両フランジ(K1a )
(K2a )をその長手方向の全長にわたって密着させた状
態で締結することになるため、ロッド引張力が小さくて
済む上、一部の締結フック(65)が先に係止部材(66)
に係合して、部分的に無理な力が負荷されるということ
がなく、全長にわたって平均した力で強固に締結でき、
ロッドの破損等の虞れもない。なお、この締結状態を保
つために、操作ロッド(64)の端部に設けたナット(6
7)で操作ロッド(64)が移動しないように型枠(K)
の端板(51)に固定する。
【0039】また図11(図12)あるいは図13(図
14)のボルト、ナットによる締結手段の場合において
も、上記同様に上下型枠(K1)(K2)を上下から押圧し
て、フランジ面を密着させた状態で締結するので、締結
個所が多くても締結作業が短時間で済み、かつ長手方向
の全長にわたって歪みなく確実に締結できる。
【0040】そして上記の締結後、押圧シリンダ(1
3)、クランプ用シリンダ(15)(15)を逆作動させて
型枠(K)の押圧、クランプ状態を外し、ビーム(B)
をクレーン(C)により上方へ巻上げ、締結補助装置
(S1)を型枠セット位置から上方へ退避させる。必要に
よりビーム(B)を横方向に移動させて、型枠セット位
置の上方位置から側方へ退避させるようにしてもよい。
【0041】締結、密閉した型枠(K)は、クレーンや
ローダー等の移載機で次工程へ送って遠心成形を行な
い、その後、蒸気養生し、製品を脱型し、コンクリート
パイル等の柱体を取り出す。
【0042】図4〜図6は、第2の実施例の締結補助装
置(S2)を示している。
【0043】この実施例においては、型枠(K)の載置
台(D)の部分において、載置台(D)に載置セットさ
れる型枠(K)を上下から挟んだ状態にできる略コ字形
(略三日月形)の支持フレーム(20)が、図4の実線の
ように横向きに配されて、その下端部が載置台(D)の
受支面よりやや下方位置の中央部に軸支されて回動可能
に設けられている。(21)はその軸支部を示す。そして
支持フレーム(20)の外周部の下端部近傍に、回動用シ
リンダ(25)のロッド(26)がピン連結手段(26a )等
により回動可能に連結されるとともに、該シリンダ(2
5)の他端部が載置台(D)の下部に揺動可能に軸支(2
5a )されており、このシリンダ(25)の作動によるロ
ッド(26)の進退作用で、前記軸支部(21)を支点にし
て、支持フレーム(20)が図4の実線と鎖線の間で回動
できるように設けられている。これがこの実施例の締結
補助装置(S2)の型枠(K)に対する退避手段となる。
【0044】前記の支持フレーム(20)の上端部には、
該フレーム(20)が図4の実線の状態において下方向き
になる押圧シリンダ(23)が設けられており、該押圧シ
リンダ(23)の作動により、そのロッド端部の押え面
(24)が載置台(D)上の型枠(K)の上面、すなわち
上型枠(K1)の側からその胴部(K1b )の上面中央部、
特に主として遠心タイヤ(KT)の中央部を押圧するよう
に設けられている。(22)は押圧シリンダ(23)の取付
部材である。
【0045】この実施例において、締結補助装置(S2)
についても、型枠軸方向の所要間隔おきに存する載置台
(D)毎、あるいはその他の必要個所に複数機を配置し
て実施する。
【0046】この第2の実施例の締結保持装置(S2)を
利用して型枠締結を行なう場合、締結しようとする型枠
(K)、すなわち上下型枠(K1)(K2)を上下のフラン
ジ(K1a )(K2a )の面で合せた状態の型枠(K)を載
置台(D)に載置しセットするまでは、支持フレーム
(20)を図4の鎖線の状態にしておき、型枠(K)をセ
ットした後、回動用シリンダ(25)の作動によって、支
持フレーム(20)を図4の実線の位置まで回動させて、
型枠(K)を上下から挟んだ状態にする。
【0047】こうして、上部の押圧シリンダ(23)を作
動させて、上型枠(K1)を下方の載置台(D)上に受支
されている下型枠(K2)に向って押圧し、上下型枠(K
1)(K2)のフランジ(K1a )(K2a )の面同士を密着
させ、この密着状態下において、上記した第1の実施例
と同様に、図11(図12)や図13(図14)による
ボルト、ナットによる締結手段、または図15〜図18
の締結フック付き操作ロッドによる締結手段により、上
下型枠(K1)(K2)を、そのフランジ(K1a )(K2a )
の部分で締結すればよい。
【0048】この実施例の場合にも、上下型枠(K1)
(K2)のフランジ面を密着させた状態で締結できるた
め、締結作業が容易であり、また全長にわたって平均し
た力で均一に、かつ変形を生じさせることなく確実に締
結、密閉できることになる。
【0049】また、前記の締結が完了した後、前記の押
圧シリンダ(23)による押圧を解除するとともに、回動
用シリンダ(25)の逆作動により、支持フレーム(20)
を軸支部(21)を支点に側方へ回動させて、型枠セット
位置から図4の鎖線の位置まで退避させればよく、これ
により締結密閉した型枠(K)のクレーン等による移送
作業を容易に行なうことができる。
【0050】図7〜図10は、第3の実施例の締結補助
装置(S3)を示している。
【0051】この実施例においては、型枠(K)の載置
台(D)とは別に締結補助装置(S2)を配置して、上下
型枠(K1)(K2)の双方を他方の型枠に向って押圧でき
るようにしている。
【0052】すなわち、型枠(K)を遠心タイヤ(KT)
の部分で受支する載置台(D)とは別に取付台(31)を
設け、この取付台(31)に、第2の実施例と同様の略コ
字形をなす支持フレーム(30)を横向きにして、その一
方のアーム部(32)の端部(下端部)を軸支して回動可
能に設けるとともに、この支持フレーム(30)の外周下
端部近傍に、一端部を揺動可能に軸支(35a )した回動
用シリンダ(35)のロッド(36)をピン連結手段(36a
)等により回動可能に連結し、該シリンダ(35)の作
動により、前記の支持フレーム(30)が、載置台(D)
上の型枠(K)を上下から挟んだ状態の位置(図の実線
の状態)と、前記型枠(K)から外方に退避した位置
(図7および図9の鎖線の位置)との間で回動できるよ
うに構成されており、これが退避手段となる。(37)は
支持フレーム(30)の軸支部を示している。
【0053】また支持フレーム(30)の上下両アーム部
(32)(32)の端部には、前記支持フレーム(30)が型
枠(K)を上下から挟んだ位置において、型枠(K)の
軸心部の上下に位置する部分に、それぞれ押圧シリンダ
(33a )(33b )が設けられており、両押圧シリンダ
(33a )(33b )の作動により、そのロッド端部の押え
面(34a )(34b )が、載置台(D)上に載置されてい
る型枠(K)の上下型枠(K1)(K2)の胴部(K1b )
(K2b )の上下面中央部に当接し、互いに他方の型枠に
向って押圧できるようになっている。
【0054】この実施例の締結補助装置(S3)は、図1
0に示すように、型枠(K)の遠心タイヤ(KT)の位置
を外して、型枠軸方向の適当な間隔に配設して同時に作
動させるように設けて実施する。
【0055】この第3の実施例の締結補助装置(S3)に
おいても、締結しようとする型枠(K)を載置台(D)
に載置セットするまでは、支持フレーム(30)を図の鎖
線の状態にしておき、型枠(K)を載置セットした後、
回動用シリンダ(35)の作動によって、支持フレーム
(30)を図の実線の位置まで回動させて、型枠(K)を
上下から挟んだ状態にし、この状態で、上下の押圧シリ
ンダ(33a )(33b )を同時に作動させることにより、
上下型枠(K1)(K2)の双方を上下から同時に押圧する
ことになり、その押圧力が型枠(K)の全長に渡って分
散されて、上下フランジ(K1a )(K2a )が確実にかつ
変形等の虞れなく密着するため、上記した実施例の場合
と同様に、ボルト、ナットによる締結手段、また締結フ
ック付き操作ロッドによる締結手段のいずれの場合にお
いても、フランジの長手方向の全長にわたって均一にか
つ確実にかつ変形を生じさせることなく締結し密閉する
ことができる。
【0056】また、締結が完了後は、前記の押圧シリン
ダ(33a )(33b )による押圧を解除し、回動用シリン
ダ(35)を逆作動させることにより、支持フレーム(3
0)を軸支部(37)を支点に側方へ回動して、型枠セッ
ト位置から図の鎖線の位置まで退避し、これにより型枠
(K)のクレーン等による移送作業を容易に行なうこと
ができる。
【0057】上記した各実施例において、押圧シリンダ
や回動用シリンダとしては、油圧などの液圧シリンダお
よび空気圧シリンダのいずれのものであってもよい。
【0058】なお、図示していないが、コンクリート柱
体が節付きパイルである場合、型枠の胴部に節部(節部
を形成する部分)を有することになるので、この節部に
おいて、上下型枠を押圧するようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】上記したように本発明の締結方法によれ
ば、型枠の軸方向所要間隔に配設した複数組の型枠押圧
手段により、上下型枠の一方もしくは双方を他方の型枠
に向けて型枠の全長にわたって同時に胴部で押圧するの
で、上下型枠のフランジの変形等のおそれなく双方のフ
ランジ面を確実に密着させることができる。特に、上下
型枠の上面と下面とから型枠胴部を同時に押圧すること
した場合は、押圧力は型枠全長に均等に分散され、押圧
力によりフランジが曲がったり変形する等の損傷が生じ
ることがない。
【0060】しかも前記のように密着させたフランジ部
分で上下型枠を締結することとしたので、ボルト、ナッ
トによる締結や操作ロッドによる締結等のいずれの締結
方法によるものであっても、上下型枠の全長にわたって
均一にかつ確実、強固に締結し密閉することができる。
【0061】特にボルト締結による場合、締結個所が多
くても、締結時間を短縮でき、かつボルトがねじ切れる
こともない。
【0062】また締結フック付き操作ロッドによる締結
の場合には、操作ロッドの引張力が小さくてすみ、ロッ
ドの破損のおそれがなく、さらに締結フックのテーパ面
の摩耗や、丸ピン等の係止部材の破損や摩耗もなく、型
枠軸方向の複数の締結フック全数が、全て正規の位置で
係止部材に係合して上下型枠を強固に締結でき、締結フ
ックの位置を調整する煩雑な作業を解消できることにな
る。また操作ロッドの引張力が小さくなるため、引張力
で型枠が反ったり、歪んだりすることがなく、その結
果、良好な回転遠心成形が行え、型枠の損耗も少なくな
る。
【0063】さらに、下型枠内に投入された生コンクリ
ートの充填状況や、鉄筋籠の設置状況が悪くても、型枠
押圧手段(押圧シリンダ)の押圧力で押さえるため、フ
ランジの合わせ面で隙間が空くことがなく、遠心成形時
にコンクリートが漏れたり、飛散することがなく品質の
よいコンクリート柱体を製造できる。
【0064】特に、請求項4の締結補助装置による場
合、フランジ面を合わせた上下型枠を挟んだ状態で、上
下型枠の一方もしくは双方から型枠押圧手段により押圧
することができるので、押圧のための大掛かりな反力装
置を必要とせず、簡単な装置を型枠軸方向に数機配設す
るだけで上下型枠のフランジ面を確実に密着させること
ができ、締結操作を簡略化できる。しかも締結補助装置
には外方へ退避させる手段を備えているので、例えば型
枠を台上にセットする際、または締結後の型枠を移動さ
せる際等の締結時以外は、該締結補助装置を型枠外方へ
退避させておくことができ、その作業の邪魔にならず、
上記の締結方法をさらに容易に効率よく実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の締結補助装置の第1の実施例を示す一
部欠截正面図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】同上の締結補助装置の配置状態を示す側面図で
ある。
【図4】本発明の締結補助装置の第2の実施例を示す正
面図である。
【図5】同上の側面図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】本発明の締結補助装置の第3の実施例を示す正
面図である。
【図8】同上の側面図である。
【図9】同上の他方側からの正面図である。
【図10】締結補助装置の配置状態を示す側面図であ
る。
【図11】コンクリート柱体製造用型枠による遠心成形
状態を示す略示側面図である。
【図12】同上の略示正面図である。
【図13】ホルトによる型枠締結構造を例示する斜視図
である。
【図14】同上の側面図である。
【図15】締結フック付き操作ロッドを備えた型枠によ
る型枠の側面図である。
【図16】締結フックと係止部材とによる締結部分の拡
大側面図である。
【図17】同上の断面図である。
【図18】係止部材にローラを用いた締結フックと係止
部材とによる締結部分の拡大側面図である。
【符号の説明】
(K) 型枠 (K1)(K2) 上下型枠 (K1a )(K2a ) フランジ (K1b )(K2b ) 胴部 (D) 載置台 (S1)(S2)(S3) 締結補助装置 (10)(20)(30) 支持フレーム (13)(23)(33a)(33b) 押圧シリンダ (14)(24)(34a)(34b) 押え面 (25)(35) 回動用シリンダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に生コンクリートや鉄筋籠が充填、セ
    ットされた上下型枠をフランジ部分で合わせた状態で台
    上に水平に載置し、型枠の軸方向所要間隔に配設された
    型枠押圧手段により、上下型枠のいずれか一方、もしく
    は上下型枠の両者を互いに他方の型枠に向けて胴部で押
    圧して型枠のフランジ面を密着させ、密着させたフラン
    ジ部分で上下型枠を締結し密閉することを特徴とするコ
    ンクリート柱体製造用型枠の締結方法。
  2. 【請求項2】フランジ部分での上下型枠の締結を、フラ
    ンジの長手方向に設けた複数のボルトとナットで行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンクリート柱体製造
    用型枠の締結方法。
  3. 【請求項3】フランジ部分での上下型枠の締結を、型枠
    のフランジ面に沿って設けた操作ロッドを型枠軸方向に
    移動させ、操作ロッドに設けられている締結フックを、
    上下型枠の係止部材などに係合させることで行うことを
    特徴とする請求項1に記載のコンクリート柱体製造用型
    枠の締結方法。
  4. 【請求項4】フランジ面を合わせた上下型枠を挟んだ状
    態で、上下型枠のいずれか一方、もしくは上下型枠の両
    者を互いに他方の型枠に向けて胴部で押圧するシリンダ
    などの型枠押圧手段を設けた締結補助装置であって、型
    枠の軸方向所要間隔に複数組が配設されてなり、該締結
    補助装置には型枠の外方に向けての退避手段が設けられ
    ていることを特徴とするコンクリート柱体製造用型枠の
    締結補助装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007118555A (ja) * 2005-09-28 2007-05-17 Hiroshi Kitamura コンクリート製品成形用型枠のフランジ締結構造とフランジ締結方法及びコンクリート製品成形用型枠装置

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