JPS647844B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS647844B2
JPS647844B2 JP8344981A JP8344981A JPS647844B2 JP S647844 B2 JPS647844 B2 JP S647844B2 JP 8344981 A JP8344981 A JP 8344981A JP 8344981 A JP8344981 A JP 8344981A JP S647844 B2 JPS647844 B2 JP S647844B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formwork
plastic material
mold
side plates
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8344981A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57197110A (en
Inventor
Tsurayuki Yamaya
Masahiro Ishihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP8344981A priority Critical patent/JPS57197110A/ja
Publication of JPS57197110A publication Critical patent/JPS57197110A/ja
Publication of JPS647844B2 publication Critical patent/JPS647844B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、側板が抜き勾配状に傾斜した型枠に
より形成された発泡コンクリートなどの可塑物を
型枠から抜き取るための可塑物脱型装置に関す
る。
(従来の技術) 発泡コンクリートなどの可塑物を型枠で成型す
ると、可塑物は型枠に対して密着するために、型
枠を分離せずに可塑物を型枠から取り出すことは
容易ではなかつた。従つて、従来の型枠は何れも
その側板を分解可能にしたものであり、脱型装置
も型枠の側板の分解を前提として形成されてい
た。
上記のように型枠からの可塑物の脱型時に、型
枠の側板を分解する方式では、側板の分解並びに
組立に多大の工数を必要とするという問題があつ
た。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記に鑑み、型枠から可塑物を脱型
する際に、型枠の側板を分解せずに可塑物の脱型
を可能にする脱型装置の提供を目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成を、
実施例に対応する第1図、第2図を用いて説明す
ると、本発明は、対向する位置に配置された一対
の側板14a,14aの外面に係合部23がそれ
ぞれ突設された四周一体側板を用いた可塑物成型
用の型枠14と、この型枠14により成型された
可塑物との脱型装置において、上方に配設された
架台4に昇降自在に設けられた昇降架台10と、
型枠14の両側板14a,14aを挟んで対向す
る形に配置され、相互に連動して回動し得るよう
に昇降架台10に枢着され、かつ型枠14の係合
部23に係脱自在な係合爪12を下部に有する作
動腕13と、前記型枠14内の可塑物Wの上面を
押圧する押圧手段とを設けたものである。
(作用) 可塑物を成型した型枠を搬入する前に、昇降架
台を僅かに上昇させるとともに、脱型装置の両側
の作動腕を外側方向に開いておき、型枠の両側板
の係合部が作動腕と対向する位置になるようにし
て、型枠を搬入する。
ついで、昇降架台を僅かに下降させるととも
に、両側の作動腕を内側方向に回動してその係合
爪を側板の両係合部とそれぞれ係合可能な状態に
する。
ついで、押圧手段を作動して型枠内の可塑物の
上面を押圧した後、昇降架台とともに両作動腕を
上昇させると、作動腕の係合爪が型枠側板の係合
部と係合するので、型枠は型枠の台から吊上げら
れる。これにより、可塑物は型枠の台上に残つ
て、脱型される。
(実施例) つぎに、本発明を実施例を示す図面に基づいて
説明する。
第1図、第2図において、可塑物の脱型装置の
機枠1の梁1a上に配設されたレール2には、四
隅に車輪3を備えた架台4が走行自在に載置され
ている。この架台4には流体シリンダーからなる
アクチユエータ5が取り付けられており、このア
クチユエータ5のロツド5aの先端には4本のロ
ープ6の一端が繋止されている。各ロープ6はロ
ツド5aの先端より前方に配置された上下2段の
プーリー7,7に巻き付けられるとともに、架台
4のほぼ四隅に回動自在に支承されたプーリ8に
もそれぞれ巻き付けられて、それぞれの他端は各
プーリ8から垂下されている。
架台4の下面には4個のガイドレール9が下向
きに固着されており、このガイドレール9により
ガイドされて昇降する昇降架台10が前記のロー
プ6により後述するようにして懸吊されている。
昇降架台10はその四隅から腕10aが上方へ
それぞれ突設されており、腕10aの先端にはガ
イドローラ11が枢着されている。そして、各ガ
イドローラ11はガイドレール9にそれぞれ当接
しており、昇降架台10の昇降時にガイドレール
9にガイドされるようになつている。
昇降架台10には、内向きの係合爪12を有す
る作動腕13が、後述する型枠14の対向する側
板14a,14aを両側から挟んで対向するよう
にして1側面あたり2箇所で係合するように2個
一対宛2組枢着軸15により枢着されている。
昇降架台10を吊り下げる4本のロープ6の下
端は、枢着軸15より下部にある繋止点16で作
動腕13に繋止されている。
なお、作動腕13をロープ6により吊り上げる
際、その係合爪12が外側に開くのを防ぐため
に、ロープ6は作動腕13を略垂直に吊り上げる
ように配置されている。
各作動腕13を相互に連続して回動し得るよう
にするための機構を第2図により説明すると、各
作動腕13の上端にはリンク19の一端が連結さ
れており、このリンク19の他端は昇降架台10
に水平に支承された軸18に対して互いに逆向き
に固着された腕20並びに20′に固着されてい
る。さらに、昇降架台10に取り付けられた油圧
シリンダーなどのアクチユエータ17のロツド1
7aが一方の腕20′に連結されている。従つて、
ロツド17aがアクチユエータ17から突出する
方向又はその逆方向に移動すると、腕20と腕2
0′とは同時に連動して対向するリンク19,1
9を互いに逆向きに回動する。
また、型枠14内で成型された可塑物Wを型枠
14から抜き出す際、可塑物Wの上面を押圧する
押圧手段として、可塑物押え21を備えたアクチ
ユエータ22が、その可塑物押え21を下向きに
して架台4に取り付けられている。このアクチユ
エータ22は昇降架台10に取り付けてもよい。
型枠14はその四周を形成する側板14aが分
解されない一体構造で、かつその側板14aが抜
き勾配に傾斜して形成されている。型枠14の一
対の対向する側板14aの外側面には、作動腕1
3の係合爪12に係脱自在な係合部23がそれぞ
れ突設されている。そして、機枠1の間で床面に
配設されたレール24上を移動する型枠台車25
の上面が型枠14を支持する床板になつている。
つぎにこの実施例の作用を説明する。
可塑物Wを成型した型枠14を載置した型枠台
車25を脱型装置に搬入するのに先立ち、アクチ
ユエータ17を作動させて作動腕13をそれぞれ
外向き(矢印Q方向)に回動させて開いておく。
ついで、型枠台車25を機枠1内に搬入して、
型枠14の側板14aの係合部23の向きと作動
腕13の係合爪12の向きとを一致させる。つい
で、昇降架台10を若干下降させるとともに、ア
クチユエータ17により各作動腕13を内向きに
回動させてその係合爪12と各側板14aの係合
部23とが係合可能な位置に保持する。
続いて、アクチユエータ22を作動させること
により、可塑物押え21を下降させて可塑物Wの
上面に当接させた後、ロツド5aをアクチユエー
タ5に嵌入させて、各ロープ6を巻き上げて4個
の作動腕13を昇降架台10とともに引き上げ
る。これにより、作動腕13の各係合爪12が型
枠14の側板14aの各係合部23とそれぞれ係
合して、型枠14を型枠台車25から吊り上げる
とともに、可塑物押え21により押圧された可塑
物Wは型枠台車25上に残り脱型される。
可塑物Wの脱型が終了するとアクチユエータ2
2が作動して可塑物押え21を上方に移動させた
後、可塑物Wを載せた型枠台車25を機枠1から
外部に搬出する。
尚、昇降架台10を昇降させる昇降手段は、上
記実施例のものに限定されるものではない。
(発明の効果) この発明は上記のように、対向する位置に配置
された一対の側板を有しこの両側板の外面に係合
部が突設された四周一体側板を用いた可塑物形成
用の型枠とこの型枠により形成された可塑物との
脱型装置において、上方に配設された架台に昇降
自在に設けられた昇降架台と、型枠の前記両係合
部を挟んで対向して配置され、相互に連動して回
動し得るように昇際架台に枢着され、かつ回動時
に前記両側板の係合部に係脱自在な係合爪を下部
に有する作動腕と、前記架台に設けられ、昇降架
台の上昇の際作動腕により上昇させられる前記型
枠内の可塑物の上面を押圧する押圧手段とを設け
て、作動腕の係合爪を型枠の係合部に係合させる
とともに、可塑物押えで型枠内の可塑物を押圧
し、昇降架台を上昇させることによつて作動腕で
型枠を持ち上げて脱型することが可能である装置
であるので、脱型のたびに型枠の側板を分解する
必要がなく、脱型を迅速かつ容易に行うことがで
き、型枠の分解、組立てに要する工程を省略し
て、生産性を向上することができる。更に、作動
腕が相互に連動して回動し得るように昇降台に枢
着されているので、作動腕を拡げて一体側板の係
合部と係合爪との位置合わせした後、昇降台を少
し下げた後に、作動腕を挟みつけることができる
ので、本発明の装置は一体側板の係合部と作動腕
の係合爪とを正しい位置で係合させるのが容易で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図は
第1図の正面図である。 4……架台、10……昇降架台、12……係合
爪、13……作動腕、14……型枠、21……押
圧手段の一部、W……可塑物。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 対向する位置の側板14a,14aの外面に
    係合部23がそれぞれ突設された四周一体側板を
    用いた可塑物成型用の型枠と該型枠により形成さ
    れた可塑物との脱型装置であつて、上方に配設さ
    れた架台4に昇降自在に設けられた昇降架台10
    と、型枠14の前記両側板14a,14aを挟ん
    で対向する形に配置され、相互に連動して回動し
    得るように昇降架台10に枢着され、かつ型枠1
    4の係合部23に係脱自在な係合爪12を下部に
    有する作動腕13と、前記型枠14内の可塑物W
    の上面を押圧する押圧手段とを設けたことを特徴
    とする四周一体側板を用いた型枠と可塑物との脱
    型装置。
JP8344981A 1981-05-29 1981-05-29 Mold release device for plastic material Granted JPS57197110A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8344981A JPS57197110A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Mold release device for plastic material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8344981A JPS57197110A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Mold release device for plastic material

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Publication Number Publication Date
JPS57197110A JPS57197110A (en) 1982-12-03
JPS647844B2 true JPS647844B2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=13802743

Family Applications (1)

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JP8344981A Granted JPS57197110A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Mold release device for plastic material

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6138037A (ja) * 1984-07-27 1986-02-24 ギプスボゥウ ビー.ブイ. プラスタ−ブロツクおよびプラスタ−ブロツクを積み重ねた壁の製作方法
JP4856395B2 (ja) * 2005-05-19 2012-01-18 株式会社佐藤工業所 コンクリート軌道スラブの成形用型枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589733B2 (ja) * 1980-04-16 1983-02-22 光洋鋳機株式会社 土木用ブロック成型枠の多列自動脱型装置

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JPS57197110A (en) 1982-12-03

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