JPH0534900Y2 - - Google Patents

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JPH0534900Y2
JPH0534900Y2 JP2738087U JP2738087U JPH0534900Y2 JP H0534900 Y2 JPH0534900 Y2 JP H0534900Y2 JP 2738087 U JP2738087 U JP 2738087U JP 2738087 U JP2738087 U JP 2738087U JP H0534900 Y2 JPH0534900 Y2 JP H0534900Y2
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JP
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frame
mounting base
mold
heating plate
pressure
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はゴムまたは合成ゴムを加圧加硫成形装
置に関する。
(従来の技術) 従来加圧部材と受圧部材とを相対向させ、両部
材間に一組の成形型を介在させ且つ該成形型の周
囲を囲枠で囲つて該囲枠内を真空にした後加圧加
硫成形するものは例えば特公昭57−44458号公報
に知られる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし成形型の2組以上を該加圧部材と受圧部
材との間に介在させて真空の下で成形しようとす
ると、例えば下方を加圧部材とするとき、特に下
方の囲枠の深さが深くなり型枠の着脱作業並びに
型枠への剥離剤の塗布その他が面倒となるばかり
でなく、該装置が丈高となるの不具合がある。
本考案はかゝる不具合のない装置を得ることを
その目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかゝる目的を達成するため、加圧部材
と受圧部材とを上下に相対向させ、両部材間に成
形型を介在させ且つ該成形型の周囲を囲枠で囲つ
て該囲枠内を真空にして成形するものに於いて、
加圧部材と受圧部材とに熱盤を固設すると共にこ
れら熱盤間に位置させて中間の熱盤を設け、これ
ら各熱盤間に前記成形型を介在させると共に中間
の熱盤を昇降装置に昇降自在に支持させ且つ最下
段の熱盤を除く他の熱盤の下面に臨む取付基盤に
それぞれ前記囲枠を設け、該囲枠を取付基盤に固
定の外枠と該外枠の内側にパツキングを介して内
接する内枠とで構成し、該内枠はばねに抗して上
動自在に設けて成る。
(作用) 次に本装置の作用を説明する。
各成形型内の装填したゴム材を加硫成形するに
は、まず中間の熱舷を昇降装置によつて上動さ
せ、その上面に取付けた型枠取付基盤が受圧部材
に固定の熱盤下面に設けた囲枠の下端に当接する
位置まで上昇させると共に、加圧部材によりこれ
に設けた熱盤を上動させ、その上面に取付けた囲
枠下面に当接する位置まで上昇させる。かくすれ
ば、各成形型は囲枠で機密に囲繞される。次いで
該囲枠内を真空装置によつて真空とした後、更に
加圧部材を上昇させれば、製品に気泡が巻込まれ
るようなことがなく加硫加圧成形が行われ、しか
も加硫加圧成形するとき、囲枠の内内枠が外枠内
に侵入して各囲枠の高さが減少するため全体とし
て装置が丈高となるのを押えられる。
(実施例) 本考案実施の1例を別紙図面に付き説明する。
図面で1は加圧成形装置本体、2はこれに設け
た受圧部材、3はこれに対向する加圧部材を示
し、図示するものでは、受圧部材2を上に、加圧
部材3を下方に設け、該加圧部材3はラム4によ
り昇降動自在に設ける。5,6,7は該加圧部材
3と受圧部材2とに固設した熱盤並びにれこら熱
盤5,6間の中間に位置させて設けた熱盤を示
し、加圧部材3に設けた熱盤5上に取付基盤8を
介して下方の成形型9の下型9aを臨ませると共
に中間の熱盤7の下面には、取付基盤7bを介し
て下方の成形型9の上型9bを取付け、且つ中間
の熱盤7の上面に取付基盤7aを介して上方の成
形型10の下型10aを取付け、受圧部材2に設
けた熱盤6の下面に、取付基盤6aに取付けて上
方の成形型の上型10aを臨ませた。
そして受圧部材2に設けた熱盤6の下面並びに
中間の熱盤7の下面にはそれぞれ該取付基盤6a
並びに取付基盤7bを介してそれぞれ囲枠11を
設けたもので、該囲枠11は第3図に示すごとく
該取付基盤6a並びに該取付基盤7bの下面に臨
む囲枠11は、該取付基盤6a並びに取付基盤7
bに固定した外枠11aとその内側にパツキング
11bを介して内接する内枠11cとで構成さ
れ、該内枠11cはばね11dに抗して上動く自
在に設けられる。
これを図示するものにつき更に詳述すると、該
熱盤6並びに熱盤7の下面に臨ませた外枠11a
は、取付基盤6a並びに取付基盤7bに一体にビ
ス(図示しない)で締付固定され、内枠11cは
外枠11aの外側に突出するフランジ11eから
突出するピン11fで取付基盤6a並びに取付基
盤7bに吊持し且つ該ピン11fを巻回して前記
ばね11dを設けて内枠11cを下方に弾発させ
た。そして中間の熱盤7は第2図並びに第3図に
示すように、受圧部材2の上部に設けた油圧ピス
トンシリンダからなる昇降装置13によつて昇降
動するごとく設けてなり、図示するものでは、該
昇降装置13と連動する左右一対の連杆14を介
して後述する作業台18まで伸びる左右一対の案
内レール15を設け、該案内レール15上に支持
させて、中間の熱盤7を昇降動自在に且つ該案内
レール15に沿つて作業台18側に移動可能に設
けた。
11gは内枠11cの下端に設けたoリングを
示す。
尚、取付基盤6a並びに中間の熱盤7及び取付
基盤8は、油圧ピストンシリンダ16によつて往
復動する移動枠17によつて該本体1とその側方
の作業台18とに亘つて移動自在に設けた。
これを説明すると、加圧部材3上の取付基盤8
は移動枠17と連結され、且つ案内レール19に
案内されて作業台18と本体1との間に亘つて移
動自在とし、受左部材2側の取付基盤6aは受圧
部材2の下面両側の案内レール21aとこれに引
続く作業台18上の案内レール21bとに沿つて
移動自在とした。尚、該案内レール21bはその
一端を本体1に軸支し且つ本体1と該案内レール
21bとの間にピストンシリンダに22を介在さ
せ、該ピストンシリンダ22によつて該案内レー
ル21bを第1図に示すように略垂直に傾動でき
るようにし、これによつて、該案内レール21b
に送込まれた取付基盤6aの下面に設けた上方の
成形型9の下型9aと、熱盤7の上面の取付基盤
7aの上方に設けた成形型10の下型10bとの
間に作業空間を形成するようにした。
又、作業台18に臨む部分の案内レール15の
両側には、作業台18に本体側の端部を軸支させ
た押上片24aと該押上片24aの遊離端側を押
上げるピストンシリンダ24bから成る押上装置
24を設け、該押上装置24によつて第2図に示
すごとく、作業台18上に送り出された熱盤7を
押上げて、該熱盤7の下面に設けた下方の成形型
の上型9bを、取付基盤8に設けた下方の成形型
の上型9aに対し傾動させて、該下型9bと上型
9aとの間に作業空間を形成するようにした。
次に本装置の作動を説明する。
今第4図に示すごとく取付基盤6a、熱盤7並
びに取付基盤8を作業台18上に臨ませた状態で
成形型9,10に材料を供給する。そしてピスト
ンシリンダに22,24により第5図に示すごと
く取付基盤6a並びに各熱盤7を水平状態に戻し
た後、油圧ピストンシリンダ16によつて往復動
する移動枠17により、第6図に示すごとく取付
基盤6a、熱盤7並びに取付基盤8を加圧成形装
置本体1内に導入する。この状態でまず昇降装置
13により中間の熱盤7をその上面の取付基盤7
aの上面に内枠11cが当接するまで上昇させ
る。
次で加圧部材3をその上面の取付基盤8の上面
の内枠11cの下端が当接するまで上昇させる。
かくするときには、各成形型9,10の外周に
気密の空間が形成される。従つて次で真空装置
(図示しない)により該空間内の空気を抜き、次
で加圧部材3を再上動させれば、真空状態で加圧
加硫成形がなされる。
(考案の効果) このように本考案によるときは、加圧部材と受
圧部材とに熱盤を固設すると共にこれら熱盤間に
位置させて中間の熱盤を設け、これら各熱盤間に
前記成形型を介在させると共に中間の熱盤を昇降
装置に昇降自在に支持させ且つ最下段の熱盤を除
く他の熱盤の下面に臨む取付基盤にそれぞれ前記
囲枠を設け、該囲枠を取付基盤に固定の外枠と該
外枠の内側にパツキングを介して内接する内枠と
で構成し、該内枠はばねに抗して上動自在に設け
たので、全体として装置が丈高となることなく、
しかも各成形型が深い囲枠によつて覆われること
がなく、各成形型への材料の装填その他の作業が
行い易くなるの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の1例を示すもので、第1図は側
面図、第2図は正面図、第3図は一部の拡大断面
図、第4図乃至第7図はその作動状態を示す図で
ある。 1……加圧加硫装置本体、2……受圧部材、3
……加圧部材、5,6,7……熱盤、11……囲
枠、11a……外枠、11b……内枠、11c…
…ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加圧部材と受圧部材とを上下に相対向させ、両
    部材間に成形型を介在させ且つ該成形型の周囲を
    囲枠で囲つて該囲枠内を真空にして成形するもの
    に於いて、加圧部材と受圧部材とに熱盤を固設す
    ると共にこれら熱盤間に位置させて中間の熱盤を
    設け、これら各熱盤間に前記成形型を介在させる
    と共に中間の熱盤を昇降装置に昇降自在に支持さ
    せ且つ最下段の熱盤を除く他の熱盤の下面に臨む
    取付基盤にそれぞれ前記囲枠を設け、該囲枠を取
    付基盤に固定の外枠と該外枠の内側にパツキング
    を介して内接する内枠とで構成し、該内枠はばね
    に抗して上動自在に設けて成る加圧加硫成形装
    置。
JP2738087U 1987-02-27 1987-02-27 Expired - Lifetime JPH0534900Y2 (ja)

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JP2738087U JPH0534900Y2 (ja) 1987-02-27 1987-02-27

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JPS63134708U JPS63134708U (ja) 1988-09-05
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JP2585604Y2 (ja) * 1991-10-30 1998-11-25 三重工業株式会社 ゴム材の加硫成型装置

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