JP4856395B2 - コンクリート軌道スラブの成形用型枠 - Google Patents

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本発明は、角部の面取りで損品の発生を減らしたコンクリート軌道スラブ成形用型枠に関する。
従来、軌道を敷設するためのコンクリート軌道スラブは、長方形の板状のものであり、4つの隅角部は直角に形成されている。(例えば、特許文献1参照)
特開平5−247902号(第3頁、第1図)
しかしながら、上記の通り4つの隅角部を直角に形成してあるコンクリート軌道スラブは、角部が他の物へ当るとき衝撃等がここに集中するため、取扱いや設置の際に角欠けを生じ易く、また、角部は風雨や冷気の影響を強く受けるための損傷を生じ易い問題点もある。
本発明は前記問題点を解消し、物に当る際の衝撃を分散させるとともに、風雨や冷気の影響を少なくして、角部の欠けや損傷等による損品を極力少なくすることができるコンクリート軌道スラブを提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため本発明のコンクリート軌道スラブの成形用型枠は、下記の構成を採用することを特徴とする。
請求項1の発明は、底部と、底部上に間隔をおいて設けられた一対の側枠と、これらの側枠の両端を接合する妻枠とによって形成されるとともに、側枠の両端部に形成した凹部に、外側に開口し、内側に離型用吊具の取付部材をボルトで取り付けた箱型の着脱部を着脱自在に設け、隅角となる部分に角部の欠損の防止に適した大きさで、かつ、抜き勾配を付けた面取部を形成し、他の側枠部には抜き勾配を付けることで一体型により製品の成形を可能としたこと。
請求項2の発明は、請求項2において、上記側枠と妻枠とをつなぐ隅角部において、角部の欠損の防止に適した大きさの面取部を、上記妻枠の両端に形成し、該妻枠を上記面取部を介して上記側枠と接合したこと。
請求項1の効果 コンクリート軌道スラブの角部に損傷の防止に適した大きさで抜き勾配を有する面取りを形成し、他の側枠には抜き勾配を付ければ、一体の型枠でコンクリート軌道スラブを成形することができるため、成形の都度、型組みをして寸法と形状を計測し、コンクリートを充填して成形すると、型ばらしをして各部品を掃除するという手数と時間が省けるので、型枠セットの時間を半減させて製品コストの大幅な低減を図ることができる。
請求項2の効果 角部に損傷の防止に適した大きさで抜き勾配を付けた面取りを形成しても、この面取部を一方の側枠に接続し、他方の側枠から分離すれば、製品を型ばらしで離型するようにして、周片が表面と直角をなすとコンクリート軌道スラブを得て、このスラブを周片の接地で安定に立て並べることができる。
以下に本発明に係るコンクリート軌道スラブの実施形態を図面に付いて説明する。
図1において符号1−1は、軌道を敷設するコンクリート軌道スラブを示す。この軌道スラブ1は、長方形の板状体へ図1に示す通りの配置で軌道の取付部材2が所要数組インサートされるようにコンクリートで成形したものであって、短片aの中央部には半円形の凹部3を形成し、長片bの両端に近い部分には、図10に示す離型用吊具4の取付部材5を一対ずつインサートしてある。また、4つの隅角部には損傷の防止に適した大きさの面取り6を形成してある。
前記面取り6は、図2に示す通りのアール面に形成するか、図3に示す通りの直面に形成して両端に小さいアールを付けた形状とするものであり、その寸法は、アール面の場合は、半径50mm〜200mm(好ましくは100〜150mm)とし、直面の場合は、小さいアールまで含む距離が50mm〜200mmとなるようにする。
また、短片aとその中央部に設けた半円形凹部3とのつながり部にも、図1に示す通りの小さいアール面、または、端部にアール付けした小さい直面の面取り6´を施すことが好ましい。
更に、このコンクリート軌道スラブ1−1の周片、即ち、短片a、長片b、面取り6は、一体の型枠で成形する場合は、型枠に抜き勾配を付けるため、表面cに対して図4に示す通り傾斜しているが、開閉式の型枠で成形する場合は、型枠に抜き勾配をつける必要がないため、図5に示す通り表面cに対して直角をなしている。
図6において符号1−2は、実施例1と同じ構造のコンリート軌道スラブの内側に、長方形の窓孔7を形成したコンリート軌道スラブであつて、窓孔7は短片dと長片eのつながりが図2に示す通りのアール面か、図3に示す通りの端末に小アールを付けた直面での面取り6を施されている。
図7において符号1−3は、実施例1と同じ構造のコンリート軌道スラブの内側に、実施例2と同じ長方形の窓孔7を形成したコンリート軌道スラブにおいて、所要数組インサートされる軌条の取付金具2の両側に、軌条を敷設する際の案内となる定規片8を上側へ突出させた構造のものである。
上記実施例1〜実施例3に示すコンクリート軌道スラブ1−1〜1−3は、4つの隅角部に損傷の防止に適した大きさの面取り6を形成してあるため、この部分が他の物に当たった時の衝撃等も分散によって軽減されるから、取扱いや設置時等に欠損等を生じることが少なくなり、また、風雨、冷気等の影響も分散により軽減されるため、これらに原因する角部の損傷も少なくなるものである。
以下にコンクリート軌道スラブを成形する型枠の実施形態に付いて説明する。
図8及び図9において符号A−1は、実施例1に示すコンクリート軌道スラブ1−1の周辺が表面に対して図4に示す通り傾斜するものを成形する型枠を示す。この型枠A−1は、底部9、前後の側枠10、中央部に半円形の内方への凸部11を有する左右の妻枠12、側枠10と妻枠12をつなぐ面取り形成部13とを一体に形成したものであって、側枠10は、その両端側に離型用吊具4の取付部材5をインサートして離型用吊具4を取り付けるための着脱部14を一対ずつ設けてある。
上記型枠A−1で、コンクリート軌道スラブ1−1を成形するためには、側枠10、妻枠12、面取り形成部13に抜き勾配αをつける必要があり、この抜き勾配αは、図10(a)に示す通り、底部9から開口側へ向かって傾斜させるものであって、底部9側の起点から開口側の終点までの寸法差が、側枠その他の高さの1/10〜1/20になる角度に設定することが好ましい。
また、面取り形成部15の形状は、図11に示す通り半径Rのアール面に形成するか、図12に示す通りの直面に形成して両端に半径rの小アールを付けた形状とするものであり、その寸法は、アール面の場合は、半径50mm〜200mm(好ましくは100〜150mm)とし、直面の場合は、小さいアール6aまで含む距離が50mm〜200mmとなるようにすることが好ましい。
側枠10の両端側に設ける着脱部14は、図13に示す通り外側が開口する箱型に形成して、両側片fに下つぼまりの傾斜を付け、これら両側面fの中央部には上下方向の凸条15を設け、背面gには離型用吊具4を取付ける取付部材5をボルト16で図13の円内に示す通り取り付ける。そして、側枠10には着脱部14の受片17を一対設け、これら受片17には着脱部14の両側片fに設けた凸条15を係合させる凹溝18を形成し、この凹溝18へ凸条15を係合させると、着脱部14が側枠10へ正しくセットされるようにする。
また、離型用吊具4は、図13に示す通りT字形に形成して、コンクリート軌道スラブ1−1の成形後、側枠10から着脱部14を離脱し、取付部材5を露出させた後、取付片
hをボルト16で取付部材5へ取り付け、加力部iをジャッキで押し上げるか、クレーンなどで吊り上げるかして、コンクリート軌道スラブ1−1を型枠A−1より離型する。
更に、コンクリート軌道スラブ1−1は、図1に示す通り軌道の取付部材2を等間隔で所要数組インサートをするものである。従って、型枠A−1の内部に軌道の取付部材2を成形時は固定し、製品の離型時は離脱するように支持させる支持手段Bが必要である。この支持手段Bは、型枠A−1の底面9の下側に図14(a)(b)に示す通り筒体20を固定し、この筒体20内に軸21で駆動されるカム22で押し上げられ、ばね23で引き下げられる昇降筒24を嵌合し、この昇降筒24の周囲に横孔25を設けて、該横孔25に昇降筒24の押し上げ時に筒体20に設けた逃し溝26へ逃げ、昇降筒24の下降時は、軌道の取付部材2に付設した止軸27の頭28へ係合して、頭28の引き下げを行なう球29を収容した構成とすることで、コンクリート軌道スラブ1−1の成形時は、図14(a)に示す通り軌道の取付部材2が型枠A−1へ固定され、コンクリート軌道スラブ1
−1の離型時は、図14(b)の通り軌道の取付部材2の固定が解かれるようにする。
上記実施例4に示す型枠A−1は、底部9に支持手段Bで軌道の取付部材2を固定し、側枠10の両端部に着脱部14で離型用吊具4の取付部材5を固定して、型枠内に公知の通り鉄筋を組んでコンクリートの打設により製品の成形を行い、製品が脱型可能となれば支持手段Bによる取付部材2の固定を解いて、着脱部14を離型用吊具4の取付部材5より外すと、側枠10から離脱すると取付部材5が現れる。そこで、この取付部材5へ離型用吊具4を取り付けて、各吊具4をジャッキで平に押し上げるか、クレーン等で平らに吊り上げるかすれば、型枠A−1が一体型であっても、抜き勾配を付けられるため製品は離型されて、図1に示す通りの形状で表面に対して周片が若干傾斜したコンクリート軌道スラブ1−1が形成される。
図15及び図16において符号A−2は、実施例2に示すコンクリート軌道スラブ1−2の周辺が、表面に対して図4に示す通り傾斜して内側に窓孔7を有するものを成形する型枠を示す。この型枠A−2は、実施例4に示す型枠の内側に窓孔7を形成する内型30を設けたものであって、内型30以外の構造は実施例4に示す型枠と同一であるので、同一部材には同一の符号を付して構造の説明は省略する。
上記内型30は、側枠31と妻枠32とを面取り6の形成部33でつないだ長方形に形成したものであって、面取り6の形成部33の形状は、図11に示す通り半径Rのアール面とするか、図12に示す通りの両端に半径rの小アールを付けた直面とするものであり、その寸法は、アール面の場合は、半径50mm〜200mm(好ましくは100〜150mm)とし、直面の場合は、小さいアール6aまで含む距離が50mm〜200mmとなるようにすることが好ましい。
また、内型29は一体に形成しても製品を脱型できるようにするため抜き勾配αを付けるものであり、この抜き勾配αは、図17(a)に示す通り、底部9から開口側へ向かって傾斜させるものであって、底部9側の起点から開口側の終点までの寸法差が、側枠その他の高さの1/10〜1/20になる角度に設定することが好ましい。
上記実施例4に示す型枠A−2は、底部9に軌道の取付部材2を、側枠10の両端部には離型用吊具4の取付部材5を固定して、型枠内に鉄筋を組んでコンクリートの打設を行い、脱型が可能となれば軌道取付部材2の固定を解き、着脱部14を外して取付部材5が現れたら離型用吊具4を取り付けて、各吊具4をジャッキで平らに押し上げか、クレーン等で平らに吊り上げるかすれば、型枠A−2が一体型であっても、抜き勾配を付けられるため製品は離型されて、図6に示す形状で図4の通り表面に対して周片及び窓孔7が若干傾斜したコンクリート軌道スラブ1−2を成形することができる。
図18及び図19において符号A−3は、実施例1に示すコンクリート軌道スラブ1−2の周辺が表面に対して図5に示す通り直角をなすものを成形する型枠を示す。この型枠A−2は、周片が直角でも離型できるようにするため、側枠10と中央部に凸部11を有する妻枠12とを回動によって開閉して、成形時は型組みし、離型時は型ばらしするようにしてある。
上記側枠10と妻枠12を回動によって開閉するには、図18及び図19 に示す通り、側枠10及び妻枠12の下部をヒンジ34により台部35へ取り付けて、製品を成形するときは、直立させて後記するロック機構で固定し、製品を離型するときは、鎖線で示すように倒して製品から離れさせるものであって、側枠10と妻枠12とをつなぐ面取り6
の形成部13は、図18に示す通り妻枠12に形成して、側枠10から離隔させるか、反対に側枠10に形成して妻枠12から離隔させるようにして、妻枠12又は側枠10と同時に開閉されるようにする。
側枠10及び妻枠12を直立させた型組み状態でロックするロック手段Cは、側枠10について図20(a)(b)に示す通り、基部を台部35へ枢着した回動アーム36の先端にコ字形断面の締金37を軸38で回動自在に取り付け、この締金37を図20(b)に実線で示す位置から受体39の係止段部40に対応する鎖線の位置に引き上げて、点線で示すように回転させると、押圧軸41が係止段部40の先端側に係合する。そこで、締金37に棒材42を挿し入れて引き上げを行なうと、押圧軸41は図20(a)に示す通り係止段部40の奥部へ係合して、側枠10を底部9へ圧接固定した状態に保持するロックを行なう。しかし、締金37を係止段部40から外すと、回動アーム36は図20(b)に示す位置へ下降して、側枠10を倒しての型開きが行なわれるようにする。
また、側枠10及び妻枠12の開閉は、前記した回動によることなく、進退によって行なってもよい。この進退による場合は、図21(a)(b)に側枠10に付いて示す通り、台部35に設けた受けローラー43と抑ローラー44に進退軸45を支持させ、この進退軸45に側枠10を取り付ける。そして、進退軸45を内方へ移動させると、側枠10が図21(a)に示す通り底部9へ圧接されるので、この状態で前記ロック手段Cにより側枠10をロックして製品の成形を行ない、成形した製品を離型するときは、ロック手段Cによるロックを解いて、図21(b)に示す通り進退軸45を外方へ移動させ、側枠10を底部9から離すようにするものであって、進退軸45に対する側枠10の取り付けは、図21に示す通り枢軸46によって行なうと、底部9から離した側枠10を図21(b)に示す通りに倒して、側枠10の掃除、点検等を楽に行なうことができる。
上記実施例6に示す型枠A−3は、側枠10及び妻枠12を閉じて型組みをし、底部9に軌道の取付部材2を、側枠10に離型用吊具4の取付部材5を固定して、型枠内に鉄筋を組んでコンクリートを打設すると製品が成形されるので、製品が脱型可能となったとき軌道の取付部材2の固定を解き、離型用吊具4の取付部材5を側枠10から外して、側枠10と妻枠12を開いて型ばらしをすれば、図1に示す通りの形状であって、周片、即ち、短片a、長片b、面取り6が表面cと直角をなすコンクリート軌道スラブコンクリート1−1を成形することができる。
図22及び図23において符号A−4は、実施例2に示すコンクリート軌道スラブ1−2の周辺が表面に対して図5に示す通り直角をなすものを成形する型枠を示す。この型枠A−4は、実施例5に示す型枠の内側に窓孔7を形成する内型30を設けたものであって、内型30以外の構造は実施例5に示す型枠と同一であるので、同一部材には同一の符号を付して構造の説明は省略する。
上記内型30は、側枠31と妻枠32とを面取り6の形成部33でつないだ長方形に形成するものであって、面取り6の形成部33の形状は、図11に通り半径Rのアール面とするか、図12に示す通りの両端に半径rの小アールを付けた直面とするものであり、その寸法は、アール面の場合は、半径50mm〜200mm(好ましくは100〜150mm)とし、直面の場合は、小さいアール6aまで含む距離が50mm〜200mmとなるようにすることが好ましい。
また、内型30は一体に形成しても製品を脱型できるようにするため抜き勾配αを付けるものであり、この抜き勾配αは、図17(a)に示す通り、底部9から開口側へ向かって傾斜させるものであって、底部9側の起点から開口側の終点までの寸法差が、側枠その他の高さの1/10〜1/20になる角度に設定することが好ましい。
上記実施例7に示す型枠A−4は、側枠10及び妻枠12を閉じて型組みをし、底部9に軌道の取付部材2を、側枠10の両端部には離型用吊具4の取付部材5を固定して、型枠内に鉄金を組んでコンクリートの打設を行うと製品が成形されるので、製品が脱型が可能となれば軌道取付部材2の固定を解き、離型用吊具4の取付部材5を側枠10から外して、側枠10と妻枠12を開いて型ばらしすれば、図6に示す通りの形状であって、周片、即ち、短片a、長片b、面取り6が表面cと直角をなすコンクリート軌道スラブコンクリート1−2を成形することができる。
図24及び図25において、符号A−5は、実施例3に示すコンクリート軌道スラブ1
−2の周辺が表面に対して図5に示す通り直角をなすものを成形する型枠を示す。この型枠A−5は、軌道の取付部材2の両側に定規片8を突出させる点で、実施例7に示し型枠と異なる。しかし、型枠の構造は実施例7に示したもの殆ど同一であるので、同一部材には同一の符号を付して構造の説明は省略し、以下に異なる構造のみについて説明する。
この型枠A−5は、底部9に軌道の取付部材2を取り付け、この取付部材2を挟んで両側に、軌道を取り付ける際の案内となる定規片8を形成するための凹部47を設けたものである。
上記実施例8に示す型枠A−5は、側枠10及び妻枠12を閉じて型組みをし、底部9に軌道の取付部材2を着装した座板8を支持手段Bで固定し、側枠10の両端部には離型用吊具4の取付部材5を固定して、型枠内に鉄筋を組んでコンクリートの打設を行うと製品が成形されるので、製品が脱型が可能となれば、離型用吊具4の取付部材5を側枠10から外して、側枠10と妻枠12を開いて型ばらしをすれば、図7に示す通りの形状であって、周片、即ち、短片a、長片b、面取り6が表面cと直角をなすコンクリート軌道スラブコンクリート1−3を成形することができる。
本発明を利用すれば、角部の損傷による不良品の発生が少ないコンクリート軌道スラブの簡単な生産が可能となる。
コンクリート軌道スラブの実施例1を示す斜視図。 同上におけるアール面取りを示す拡大平面図。 同上における直線面取りを示す拡大平面図。 同上の周片が表面に対して傾斜する状態を示す拡大側面図。 同上の周片が表面に対して直角をなす状態を示す拡大側面図。 コンクリート軌道スラブの実施例2を示す斜視図。 コンクリート軌道スラブの実施例3を示す斜視図。 実施例1のコンクリート軌道スラブを成形する一体の型枠を示す平面図。 同上の中央縦断側面図。 同上型枠に付けた抜き勾配の拡大断面図。 同上型枠におけるアール面取りの形成部を示す拡大図。 同上型枠における直線面取りの形成部を示す拡大図。 同上型枠の側枠に設けた着脱部の構造及び製品の離型用釣具の構造を示す斜視図。 (a)(b)は、同上型枠に軌道の取付部材を着脱する支持手段の構造と作用を示す縦断側面図。 実施例2のコンクリート軌道スラブを成形する一体の型枠を示す平面図。 同上の中央縦断側面図。 同上型枠の内型に付けた抜き勾配の拡大断面図。 実施例1のコンクリート軌道スラブを成形する分割開閉式の型枠を示す平面図。 同上の中央縦断側面図。 (a)(b)は、同上型枠の開閉する側枠及び妻枠のロック機構の構造と作用を示す側面図。 (a)(b)は、同上型枠の側枠及び妻枠を進退で開閉する場合の構造と作用を示す側面図。 実施例2のコンクリート軌道スラブを成形する分割開閉式の型枠を示す平面図。 同上の中央縦断側面図。 実施例3のコンクリート軌道スラブを成形する分割開閉式の型枠を示す平面図。 同上の中央縦断側面図。
1−1〜1−3 コンクリート軌道スラブ
6 面取り
A−1〜A−5 型枠
13、33 面取りの形成部

Claims (2)

  1. 底部と、底部上に間隔をおいて設けられた一対の側枠と、これらの側枠の両端を接合する妻枠とによって形成されるとともに、側枠の両端部に形成した凹部に、外側に開口し、内側に離型用吊具の取付部材をボルトで取り付けた箱型の着脱部を着脱自在に設け、隅角となる部分に角部の欠損の防止に適した大きさで、かつ、抜き勾配を付けた面取部を形成し、他の側枠部には抜き勾配を付けることで一体型により製品の成形を可能としたことを特徴とするコンクリート軌道スラブの成形用型枠。
  2. 上記側枠と妻枠とをつなぐ隅角部において、角部の欠損の防止に適した大きさの面取部を、上記妻枠の両端に形成し、該妻枠を上記面取部を介して上記側枠と接合したことを特徴とする、請求項1に記載のコンクリート軌道スラブの成形用型枠。
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