JP4004713B2 - 型枠設置用の土台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外壁材に埋設する補強材を吊り下げて、外壁材成型用の型枠の対向する枠材間に跨った状態で補強材を型枠内に挿入する吊り具を、型枠に対して固定する型枠設置用の土台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外壁材等成型用の型枠(40)内に、梁等への取付や補強のための鋼製フレームとこれに溶接した鉄筋からなる補強材を配置する際、補強材を係合して吊り下げた吊り具(44)を、型枠(40)に設けた可倒式のクランプボルト(43)(43)…によって型枠上に固定する方法がとられていた。
【0003】
図9に示すように、型枠(40)は、各一対の短枠材(41)(41)と長枠材(42)(42)により方形に形成されている。各短枠材(41)(41)側には、型枠(40)外側に向けて突出させ、かつ、突出したボルト軸部が、型枠(40)上側に倒せるようにしたクランプボルト(43)(43)…が埋め込まれている。クランプボルト(43)(43)…の上端には、ボルト軸に対して垂直方向に回転自在な長方形状の係止板(47)が設けられている。
【0004】
吊り具(44)は、長枠材(42)(42)よりやや長く形成された一対の吊りパイプ(45)(45)からなり、その両端にはU字形の係合溝(48)(48)…が設けられている。補強材を係合した吊りパイプ(45)(45)を両短枠材(41)(41)上に跨るように載置した状態で、各クランプボルト(43)(43)…を型枠(40)上部側に起こしてボルト軸を係合溝(48)に係合させる。そして、係止板(47)を、その長手方向が、係合溝(48)の溝幅と直交するように回転させて係止する。このように、吊りパイプ(45)(45)を、前記係止板(47)(47)…により上から押さえ込むようにして型枠(40)に固定し、その後コンクリートを型枠内に流し込んでいた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような固定構造では、吊り具(44)の吊りパイプ(45)(45)の長さを、型枠(40)の大きさにあわせなければならず、型枠(40)の大きさによって、長さの異なる吊りパイプが必要となった。
【0006】
また、吊りパイプ(45)(45)の型枠(40)への固定作業は、可倒式のクランプボルト(43)(43)で上から抑え込んで固定していくので、自動化が難しい。工場ライン上においても、数百台の型枠について1つ1つ手作業による固定を行うしかなく、固定の解除作業も人手により1つ1つ行われていた。
【0007】
更に、従来の方法によれば、可倒式のボルト(43)(43)の締め付けが甘いと、コンクリート打設後の強制加振の際に、吊りパイプ(45)(45)の位置にズレが生じ、養生後の被成型材において、補強材の鋼製フレームの位置不良がおこる、といった不具合が生じた。また、型枠上に載置された吊り具(44)と型枠(40)の当接位置にコンクリートが入り込み、上下方向に吊り具(44)の固定位置がずれ、補強材の位置不良がおこることもあった。
【0008】
本発明は、上記に鑑み、型枠の大きさが異なっても同じ長さの吊り具の使用を可能とし、型枠への吊り具の固定作業を自動化できるようにし、しかも、被成型材に対する補強材の位置がずれないようにして製品不良を低減することができる型枠設置用の土台の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の型枠設置用の土台は、外壁材に埋設する補強材を吊り下げて、外壁材成型用の型枠の対向する枠材間に跨った状態で補強材を型枠内に挿入する吊り具を、型枠に対して固定するものであって、型枠の枠材よりも外側にはみ出した吊り具の一端部下面に形成した嵌合孔に嵌まり込む凸部材と、型枠を挟んで凸部材と反対側に配され、型枠の枠材よりも外側にはみ出した吊り具の他端部を上方より嵌め込む凹部材とを備え、凸部材は、土台上面に固定した基台と、この基台に突設したピンとからなり、そのピンの先端が先細り状態となっており、凹部材は、土台上面に固定した基台と、この基台に突設した一対の挟持片とからなり、その一対の挟持片の上端部分が互いに拡開されていることを特徴とする。
【0010】
そして、吊り具を型枠の枠材上面に載置し、この枠材上面における吊り具との当接部位に、その当接面積を小とする切欠きを形成している。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1において、(1)は外壁材成型用の型枠である。型枠(1)は、前後一対の短枠材(6)(6)と、左右一対の長枠材(7)(7)と、これら短枠材(6)(6)及び長枠材(7)(7)によって形成された方形の枠内に嵌め込まれた底板(8)とからなる。そして、底板(8)の上面には、凸形模様(9)が形成されており、これによって外壁材表面に凸形模様(9)に対応した模様が形成されるようになっている。
【0015】
(18)は、軽量気泡コンクリート製等の外壁材の中に埋設させて、外壁材を補強する補強材であって、メッシュ状に形成された鉄筋(2)とこれに溶接した左右一対の鋼製フレーム(3)(3)からなる。鋼製フレーム(3)は、溝部(5)が上向きに開放したリップ付きの断面C型の溝形鋼とされている。この鋼製フレーム(3)は、被成型材へ取付後、被成型材の補強や、梁等への取付用部材としての役割を果たす。
【0016】
(4)は、鋼製フレーム(3)を係合して前記補強材(18)を吊り上げ、外壁材成型用の型枠(1)内に挿入するための吊り具である。吊り具(4)は、吊り下げられる左右一対の角パイプ(11)(11)からなる。これら角パイプ(11)(11)は、型枠(1)の長枠材(7)(7)よりも長尺に形成されているので、型枠(1)の短枠材(6)(6)の上面間に跨って載置された状態で、その両端部が短枠材(6)(6)よりも外側にはみ出している。この状態で、型枠(1)内には、吊り具(4)に係合された補強材(18)が挿入されている。前記角パイプ(11)(11)の一端部下面には、嵌合孔(12)(12)が夫々形成されている。
【0017】
型枠(1)を設置した土台(10)には、前記吊り具(4)の下面に形成した嵌合孔(12)に嵌まり込む凸部材(21)と、吊り具(4)を上方より嵌め込む凹部材(22)からなる固定構造(20)(20)が設けられている。前記凸部材は、型枠(1)の短枠材(6)よりも外側にはみ出した角パイプ(11)の一端部に係合する。凹部材は、同じく型枠(1)の短枠材(6)よりも外側にはみ出した角パイプ(11)の他端部に係合する。
【0018】
凸部材(21)は、図2に示すように、土台(10)の上面に固定された直方体状の基台(23)と、この基台(23)の上面に突設されたピン即ち円錐台状の突起(24)とからなり、この突起(24)が角パイプ(11)の嵌合孔(12)に嵌り込むことによって、角パイプ(11)の一端部が位置決めされる。
【0019】
凹部材(22)は、図3に示すように、型枠(1)を挟んで凸部材(21)と反対側の土台(10)の上面に固定された直方体状の基台(25)と、この基台(25)の左右側面に固定された一対の挟持片(26)(26)とからなり、角パイプ(11)を上方より挟持片(26)(26)間に嵌め込むことによって、角パイプ(11)の他端部が位置決めされて、角パイプ(11)の凸部材突起(24)を中心とした左右方向の振れが阻止されるようになっている。なお、挟持片(26)(26)は、弾性を有し、又、その上端部分が互いに拡開されており、角パイプ(11)の他端部が嵌り込み易いようになっている。
【0020】
また、このようにして位置決めされる角パイプ(11)(11)は、型枠(1)の短枠材(6)(6)の上面に載置されるが、この短枠材(6)(6)の上面における角パイプ(11)(11)との当接部位には、その当接面積を小とする一対の切欠き(27)(27)が夫々形成されている。この切欠き(27)は、図1及び図2に示すように、短枠材(6)の上面からその外側面にかけてをテーパー状に切り欠いてなる。従って、型枠(1)内に流し込んだコンクリートが短枠材(6)(6)の上面に乗り上げたとしても、当接部位においては切欠き(27)(27)を介してコンクリートが滑り落ちることになり、当接部位にコンクリートが付着し難い構造となっている。
【0021】
吊り具(4)の角パイプ(11)には、前後一対の係止片(13)(13)と、これら係止片(13)(13)を夫々水平回転させる前後一対の回転機構(14)(14)とが設けられている。これにより、吊り具(4)が補強材(18)に係合され、また、係合を解除される。係止片(13)は、長方形状に形成され、その長手方向に沿った端部が鋼製フレーム(3)における溝部(5)の開口幅よりも長く、短手方向に沿った端部が溝部(5)の開口幅よりも短くなっている。回転機構(14)は、角パイプ(11)を上下方向に貫通する回転軸(15)と、この回転軸(15)の上端に取り付けられ、角パイプ(11)側に被さるようにして倒せるコ字形の操作レバー(17)とを備えている。回転軸(15)の下端には、係止片(13)が固定されている。
【0022】
図1に示す状態から操作レバー(17)を起こして回転軸(15)周りに約90゜回転させると係止片(13)が押し下げられ、係止片(13)の長尺方向が鋼製フレーム(3)の溝の長手方向に沿って溝部(5)内に入り込む。その後、操作レバー(17)を回転軸(15)周りに約90゜回転させ、操作レバー(17)を角パイプ(11)に被せるように倒してやると、係止片(13)は、鋼製フレーム(3)の溝の長手方向に直交した状態で、鋼製フレーム(3)のリップ下面に当接し、これによって角パイプ(11)が鋼製フレーム(3)に係合する。このとき、操作レバー(17)の先端部は、角パイプ(11)に被さっているので、操作レバー(17)の回転軸(15)周りの回転すなわち係止片(13)の回転が阻止され、鋼製フレーム(3)は簡単に脱落しない。なお、この係合を解除するには、操作レバー(17)を操作して、係止片(13)の長手方向を、鋼製フレームの溝(5)の長手方向と一致させ、この状態で角パイプ(11)を持ち上げれば良い。
【0023】
次に、補強材吊り具の型枠への固定の手順を説明する。図4に示す型枠(1)には、予めコンクリートが均等に流し込まれている。他方、吊り具(4)において、角パイプ(11)(11)の各操作レバー(17)(17)…を上記のように操作して、角パイプ(11)(11)の係止片(13)(13)…を鋼製フレーム(3)(3)に係合する。この状態で、製造ライン上に配された昇降装置の吊下用磁石(31)(31)…によって、角パイプ(11)(11)を吸着して吊り下げ、昇降装置又は土台(10)を移動させて、鉄筋(2)及び鋼製フレーム(3)(3)からなる補強材(18)を型枠(1)の直上に配置する。
【0024】
そして、吊下用磁石(31)(31)…を下降させて、図5に示すように、鉄筋(2)及び鋼製フレーム(3)(3)を型枠(1)内のコンクリート(30)に上方から埋設する。この埋設は、鋼製フレーム(3)(3)の溝部(5)(5)内にコンクリート(30)が流れ込まないように、鋼製フレーム(3)(3)のリップ上面が型枠(1)内のコンクリート面とほぼ面一となるところまで行う。
【0025】
このとき、角パイプ(11)(11)は、対向する短枠材(6)(6)の上面間に跨って載置され、図2に示すように、その一端の嵌合孔(12)(12)に凸部材(21)(21)の突起(24)(24)を嵌め込むとともに、他端を、図3のように、凹部材(22)(22)の挟持片(26)(26)…間に嵌め込むことによって、型枠(1)に対して固定する。
【0026】
先に角パイプ(11)(11)一端の嵌合孔(12)(12)に凸部材(21)(21)を嵌め込み、一点を固定しておいて、角パイプ(11)(11)の他端を凹部材(22)(22)に上から嵌め込めば、角パイプ(11)(11)の固定がたやすく、正確におこなえる。しかも、凹部材(22)(22)には、角パイプ(11)(11)がそのまま嵌められるので、角パイプのどこであっても固定可能である。それゆえ、角パイプ(11)(11)の長さは、型枠(1)にあわせる必要がなく、一端を凸部材(21)で固定した状態で、他端が凹部材(22)に渡せる以上のどのような長さとしてもよい。
【0027】
また、凹部材(22)(22)の挟持片(26)(26)が互いに拡開されているので、角パイプ(11)(11)が、この挟持片(26)(26)…によりガイドされて、よりたやすく凹部材(22)に嵌め込むことができる。凸部材(21)の方も、先端が先細の突起(24)であるので、細くなった突起(24)先端に嵌合孔(12)を引っかけ、突起(24)の傾斜に沿って降ろしてやれば、嵌合孔(12)と凸部材(21)の嵌合もたやすく行える。
【0028】
更に、角パイプ(11)の両端がそれぞれ凸部材(21)と凹部材(22)に嵌合し、しっかりと固定されているので、コンクリート打設後に強制加振を行っても、補強材(18)が浮き上がったりずれたりして、鋼製フレームの位置がずれた不良品が生じる虞れがない。
【0029】
また、型枠(1)の短枠材(6)(6)における角パイプ(11)(11)との当接部位は、上記のように切欠き(27)(27)…が形成されていてコンクリート(30)が付着し難い構造となっているので、型枠の(1)の上下方向についても位置決め精度は良好となる。
【0030】
このように、上方から吊り具(4)を、土台(10)上の凸部材(21)と凹部材(22)に嵌合するように降ろしてやれば、型枠(1)上への、補強材と係合した吊り具(4)の固定が自動的に完了することとなり、型枠上に載置された吊り具(4)を手作業で型枠(1)に固定する必要はない。
【0031】
この状態で、コンクリート(30)を一定温度で一定時間養生した後、図6に示すように、吊下用磁石(31)(31)…によって角パイプ(11)(11)を吊り上げ脱枠することによって、補強材(18)ごと被成型材が持ち上げられ、図7及び図8に示すような外壁材(33)が得られる。このように、脱枠に際しても、型枠(1)への吊り具(4)の固定を、手作業によって解除する必要はなく、吊下用磁石(31)(31)…に吸着させた吊り具(4)をただ吊り上げるだけで、自動的に脱枠が完了する。
【0032】
なお、本発明による型枠設置用の土台は、上記実施形態に限らず、補強材(18)を係合した吊り具(4)を型枠へ固定した後、型枠内へコンクリートを流し込む場合においても用いられる。この場合、型枠内へのコンクリート打設時においても、型枠上から吊り具(4)がずれることなく、被成型材への補強材(18)の取付精度は良好となる。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の型枠設置用の土台では、吊り具の一端部下面に形成した嵌合孔に嵌まり込む凸部材と、吊り具の他端部を上方より嵌め込む凹部材を備えているから、吊り具の一端が凸部材で固定された状態で、他端を凹部材より突出する長さとしておけば、型枠の大小に関わらず、型枠への吊り具への固定が確実に行える。それゆえ、従来のように、型枠の大きさにあわせて吊り具の長さを変える必要がなく、一種類の長さの吊り具を用意すれば足り、コストの削減が図れ、作業の自動化がたやすくなる。
【0034】
また、吊り具を、土台上の凸部材と凹部材に嵌合させるように降ろしてやるだけで、補強材を係合した吊り具の型枠上への固定が自ずとできる。このため、補強材を係合した吊り具を、人手により1つ1つ型枠上に固定していく必要がない。養生後の脱枠も、吊り具を吊り上げるだけで、吊り具が被成型材ごと型枠から外れ、人手による固定の解除作業を要しない。そのため、従来、人手によるほかなかった型枠への吊り具の固定作業及び解除作業が自動化でき、大量の建築用板材を成型する工場ラインにおける作業の自動化が実現し、大幅な省力化が図れる。
【0035】
また、凸部材と凹部材により、吊り具が固定されていることから、コンクリート打設後の強制加振時においても、吊り具が型枠からずれず、吊り具に固定した補強材も被成型材からずれないので、製品に不良品が生じる数が著しく低減する。
【0036】
さらに、凸部材と凹部材を型枠をはさんで型枠の外側に設けたことにより、型枠の両外側から補強材を係合した吊り具をより確実に型枠上に固定することができ、補強材が浮き上がったり、ずれたりすることによる製品不良を招く虞れを更に低減できる。
【0037】
また、凸部材は、基台と基台に突設した先端が先細り状となったピンから構成されていることから、先細り状のピンに案内されて、吊り具の下面に形成した嵌合孔に、凸部材が嵌合しやすくなる。また、ピンで固定することにより、吊り具の型枠への固定精度が高くなる。
【0038】
さらにまた、凹部材を、基台と基台に突設した上端が互いに拡開されている一対の挟持片から構成しているため、上から降ろされた吊り具が、挟持片の拡開された先端に案内されて、凹部材に嵌めこみやすくなり、吊り具の型枠上への固定がたやすく可能となる。
【0039】
また、型枠の上面における吊り具との当接部位に、当接面積が小さくなる切欠きを設けているので、当接部位にコンクリートが付着することによる吊り具の上下方向へのズレが防げ、被成型材への補強材の取付が精度良く行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る型枠設置用の土台の斜視図である。
【図2】同じく吊り具の一端部の凸部材による位置決め状態を示す縦断面図である。
【図3】吊り具の他端部の凹部材による位置決め状態を示す縦断面図である。
【図4】吊り具による補強材の吊り下げ状態を示す斜視図である。
【図5】吊り具の固定状態を示す斜視図である。
【図6】コンクリート外壁材の脱枠状態を示す図である。
【図7】コンクリート外壁材の斜視図である。
【図8】コンクリート外壁材の縦断面図である。
【図9】従来の補強材吊り具の固定構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1) 型枠
(4) 吊り具
(10) 土台
(12) 嵌合孔
(18) 補強材
(20) 固定構造
(21) 凸部材
(22) 凹部材
(23) (25) 基台
(24) 突起(ピン)
(26) 挟持片
(27) 切欠き
(33) 外壁材(建築用板材)

Claims (2)

  1. 外壁材に埋設する補強材を吊り下げて、外壁材成型用の型枠の対向する枠材間に跨った状態で補強材を型枠内に挿入する吊り具を、型枠に対して固定する型枠設置用の土台であって、型枠の枠材よりも外側にはみ出した吊り具の一端部下面に形成した嵌合孔に嵌まり込む凸部材と、型枠を挟んで凸部材と反対側に配され、型枠の枠材よりも外側にはみ出した吊り具の他端部を上方より嵌め込む凹部材とを備え、凸部材は、土台上面に固定した基台と、この基台に突設したピンとからなり、そのピンの先端が先細り状態となっており、凹部材は、土台上面に固定した基台と、この基台に突設した一対の挟持片とからなり、その一対の挟持片の上端部分が互いに拡開されていることを特徴とする型枠設置用の土台。
  2. 吊り具を型枠の枠材上面に載置し、この枠材上面における吊り具との当接部位に、その当接面積を小とする切欠きを形成した請求項1記載の型枠設置用の土台。
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