JP2513749Y2 - 軽量気泡コンクリ―ト製パネルの成形用型枠 - Google Patents
軽量気泡コンクリ―ト製パネルの成形用型枠Info
- Publication number
- JP2513749Y2 JP2513749Y2 JP1989062893U JP6289389U JP2513749Y2 JP 2513749 Y2 JP2513749 Y2 JP 2513749Y2 JP 1989062893 U JP1989062893 U JP 1989062893U JP 6289389 U JP6289389 U JP 6289389U JP 2513749 Y2 JP2513749 Y2 JP 2513749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- set pin
- molding
- frame member
- reinforcing bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、軽量気泡コンクリート製パネルの成形用型
枠に関し、例えば、部材を工場で作製し、現場で組み立
てるようにしたプレハブ住宅のパネルを製造するための
成形用型枠として利用することができる。
枠に関し、例えば、部材を工場で作製し、現場で組み立
てるようにしたプレハブ住宅のパネルを製造するための
成形用型枠として利用することができる。
[背景技術] 工場における軽量気泡コンクリート製パネルの製造工
程においては、成形用型枠に配筋材をセットした後、成
形用型枠内にコンクリートスラリーを打設する。そし
て、脱型後、パネルを養生工程に搬送し、養生する。
程においては、成形用型枠に配筋材をセットした後、成
形用型枠内にコンクリートスラリーを打設する。そし
て、脱型後、パネルを養生工程に搬送し、養生する。
この搬送の際、第11図に示すように、成形用型枠の一
部を養生パレット41として使用し、この養生パレット41
にパネル42を載せ、搬送ラインの搬送装置43を使用して
所定の養生工程に運ぶ。この養生には、通常3日間位掛
かっている。
部を養生パレット41として使用し、この養生パレット41
にパネル42を載せ、搬送ラインの搬送装置43を使用して
所定の養生工程に運ぶ。この養生には、通常3日間位掛
かっている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、配筋材が内部に所定の位置精度で埋設され
たパネルを製造するためには、成形時に配筋材を型枠内
に正確に位置決めする必要がある。しかし、従来ではこ
の位置決めセットが必ずしも正確に行われていなかっ
た。また、上述したように、成形用型枠内の一部である
養生パレット41を使用してパネル41を養生工程に搬送す
るため、養生パレット41の回転効率が悪く、スペアとし
て多数の養生パレット41を用意しなければならない。し
かし、養生パレット41は、焼入れ、焼鈍等の工程を経て
製造されるものであるため、コストが高く、投資額が大
きくなるという問題点がある。更に、養生パレット41の
返送ラインが必要になるという問題点もある。
たパネルを製造するためには、成形時に配筋材を型枠内
に正確に位置決めする必要がある。しかし、従来ではこ
の位置決めセットが必ずしも正確に行われていなかっ
た。また、上述したように、成形用型枠内の一部である
養生パレット41を使用してパネル41を養生工程に搬送す
るため、養生パレット41の回転効率が悪く、スペアとし
て多数の養生パレット41を用意しなければならない。し
かし、養生パレット41は、焼入れ、焼鈍等の工程を経て
製造されるものであるため、コストが高く、投資額が大
きくなるという問題点がある。更に、養生パレット41の
返送ラインが必要になるという問題点もある。
本考案は、配筋材を成形用型枠内に正確に位置決めセ
ットすることができ、また養生工程へのパネルの搬送を
養生パレットを使用することなく行うことができるる軽
量気泡コンクリート製パネルの成型用型枠を提供するこ
とを目的とする。
ットすることができ、また養生工程へのパネルの搬送を
養生パレットを使用することなく行うことができるる軽
量気泡コンクリート製パネルの成型用型枠を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る軽量気泡コンクリート製パネルの成形用
型枠は、端面枠部材に、パネルに埋設される配筋材の開
口端部に挿入されてこの配筋材を成形用型枠内に位置決
めするセットピンを設けると共に、このセットピンを端
面枠部材に対して着脱自在とし、このセットピンにパネ
ル吊り具を連結可能としたことを特徴とする。
型枠は、端面枠部材に、パネルに埋設される配筋材の開
口端部に挿入されてこの配筋材を成形用型枠内に位置決
めするセットピンを設けると共に、このセットピンを端
面枠部材に対して着脱自在とし、このセットピンにパネ
ル吊り具を連結可能としたことを特徴とする。
[作用] 配筋材の開口端部に端面枠部材に設けられたセットピ
ンを挿入して、この配筋材を成形用型枠内にセットす
る。これにより、配筋材は、型枠内に正確に位置決めセ
ットされる。
ンを挿入して、この配筋材を成形用型枠内にセットす
る。これにより、配筋材は、型枠内に正確に位置決めセ
ットされる。
また、セットピンを端面枠部材に対して着脱自在に設
けることにより、脱型後のパネルにこのセットピンを取
付け、パネル吊り具をセットピンに連結することによ
り、パネルを養生工程に搬送する。
けることにより、脱型後のパネルにこのセットピンを取
付け、パネル吊り具をセットピンに連結することによ
り、パネルを養生工程に搬送する。
[実施例] 図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図及び第2図に示すように、本実施例に係る軽量
気泡コンクリート製パネルの成形用型枠10は、一対の側
面枠部材11と、側面枠部材11の両端に設けられた一対の
端面枠部材12と、底面枠部材13とを有して構成される。
端面枠部材12には、第3図に示すように、後述する配筋
材20のそれぞれの角パイプ22の中空部22Aに挿入される
上下のセットピン14,15が設けられる。これらのセット
ピン14,15の角パイプ2の中空部22Aに挿入される部分
は、断面楕円形状を有し、上部のセットピン14について
はその長径が垂直方向となっており、また下部のセット
ピン15についてはその長径が水平方向となっている。上
部のセットピン14は、端面枠部材12の角孔12Aに嵌合さ
れる角形ブロック部14Aを有し、且つ後部にねじ軸14Bを
備え、このねじ軸部14Bにナット16を螺合することによ
り、セットピン14は、端面枠部材12に固定される。即
ち、角形ブロック部14Aは角孔12Aに挿抜自在であるた
め、セットピン14は端面枠部材12に対して着脱自在とな
っている。角形ブロック部14Aには、後述するパネル吊
り具31の係止部31Aが挿通される孔部14Cが形成され、セ
ットピン14にパネル吊り具31が連結可能となっている。
気泡コンクリート製パネルの成形用型枠10は、一対の側
面枠部材11と、側面枠部材11の両端に設けられた一対の
端面枠部材12と、底面枠部材13とを有して構成される。
端面枠部材12には、第3図に示すように、後述する配筋
材20のそれぞれの角パイプ22の中空部22Aに挿入される
上下のセットピン14,15が設けられる。これらのセット
ピン14,15の角パイプ2の中空部22Aに挿入される部分
は、断面楕円形状を有し、上部のセットピン14について
はその長径が垂直方向となっており、また下部のセット
ピン15についてはその長径が水平方向となっている。上
部のセットピン14は、端面枠部材12の角孔12Aに嵌合さ
れる角形ブロック部14Aを有し、且つ後部にねじ軸14Bを
備え、このねじ軸部14Bにナット16を螺合することによ
り、セットピン14は、端面枠部材12に固定される。即
ち、角形ブロック部14Aは角孔12Aに挿抜自在であるた
め、セットピン14は端面枠部材12に対して着脱自在とな
っている。角形ブロック部14Aには、後述するパネル吊
り具31の係止部31Aが挿通される孔部14Cが形成され、セ
ットピン14にパネル吊り具31が連結可能となっている。
なお、本実施例では下部のセットピン15は、端面枠部
材12に一体に形成されている。
材12に一体に形成されている。
第4図〜第6図に示すように、本実施例で使用する配
筋材20は、主筋となる上下のアングル材21と、アングル
材21のそれぞれの端面に溶接で固定された角パイプ22
と、これらのアングル材21の前後に一対溶接で固定され
たメッシュ筋23とより成るものである。これらの角パイ
プ22の内部中空部22Aが、端面枠部材12のセットピン14,
15が挿入される配筋材20の開口端部となる。この実施例
の場合、配筋材20の横寸法は3000mm以下、縦寸法は900m
m以下である。また、アングル材21の縦寸法は25mm、横
寸法は25mm、厚さは3mm、メッシュ筋23の直径は5mmであ
る。
筋材20は、主筋となる上下のアングル材21と、アングル
材21のそれぞれの端面に溶接で固定された角パイプ22
と、これらのアングル材21の前後に一対溶接で固定され
たメッシュ筋23とより成るものである。これらの角パイ
プ22の内部中空部22Aが、端面枠部材12のセットピン14,
15が挿入される配筋材20の開口端部となる。この実施例
の場合、配筋材20の横寸法は3000mm以下、縦寸法は900m
m以下である。また、アングル材21の縦寸法は25mm、横
寸法は25mm、厚さは3mm、メッシュ筋23の直径は5mmであ
る。
上記成形用型枠10を使用して、次のように軽量気泡コ
ンクリート製パネルを製造する。
ンクリート製パネルを製造する。
先ず、成形用形枠10の組み立て時に、第7図に示すよ
うに、端面枠部材12に設けられた上下のセットピン14,1
5が角パイプ22の中空部22Aに挿入されるようにして、型
枠10内に配筋材20をセットする。この際、セットピン1
4,15は、長径が垂直方向と水平方向になっている断面楕
円形状の各部分が角パイプ22の中空部22Aに挿入されて
配筋材20の位置決めを行うため、配筋材20の組み立て精
度に多少の誤差があっても、配筋材20は上下及び左右方
向に確実に位置決めされる。
うに、端面枠部材12に設けられた上下のセットピン14,1
5が角パイプ22の中空部22Aに挿入されるようにして、型
枠10内に配筋材20をセットする。この際、セットピン1
4,15は、長径が垂直方向と水平方向になっている断面楕
円形状の各部分が角パイプ22の中空部22Aに挿入されて
配筋材20の位置決めを行うため、配筋材20の組み立て精
度に多少の誤差があっても、配筋材20は上下及び左右方
向に確実に位置決めされる。
次に、第8図に示すように、成形用型枠10内にコンク
リートスラリー24を打設する。コンクリートスラリー24
が固まった後、型枠10を分解して脱型する。この脱型の
際、前記ナット16を取り外してセットピン14を端面枠部
材12から抜くと共に、このセットピン14を角パイプ22の
中空部22Aに挿入しておく。
リートスラリー24を打設する。コンクリートスラリー24
が固まった後、型枠10を分解して脱型する。この脱型の
際、前記ナット16を取り外してセットピン14を端面枠部
材12から抜くと共に、このセットピン14を角パイプ22の
中空部22Aに挿入しておく。
次に、第9図及び第10図に示すように、図示しないパ
ネル搬送ラインのパネル吊り具31をセットピン14に連結
する。この際、吊り具31のねじが刻切された垂直の係止
部31Aがセットピン14の角型ブロック14Aの孔部14Cに挿
入されナット32で螺着されることにより、パネル吊り具
31がセットピン14と連結する。この後パネル40を吊り具
31により吊り上げ、養生工程に搬送する。そして、養生
工程において養生することにより、完成品の軽量気泡コ
ンクリート製パネル40を得る。
ネル搬送ラインのパネル吊り具31をセットピン14に連結
する。この際、吊り具31のねじが刻切された垂直の係止
部31Aがセットピン14の角型ブロック14Aの孔部14Cに挿
入されナット32で螺着されることにより、パネル吊り具
31がセットピン14と連結する。この後パネル40を吊り具
31により吊り上げ、養生工程に搬送する。そして、養生
工程において養生することにより、完成品の軽量気泡コ
ンクリート製パネル40を得る。
上記構成に係る軽量気泡コンクリート製パネル40の成
形用型枠10によれば、端面枠部材12の上下にセットピン
14,15が設けられているので、成形用型枠10に配筋材20
をセットした際、セットピン14,15が角パイプ22の中空
部22Aに挿入されることによる位置決め作用によって、
配筋材20を成形用型枠10内に正確に位置決めセットでき
る。しかも、上部のセットピン14の断面楕円形状の部分
はその長径が垂直方向となっており、また下部のセット
ピン15の断面楕円形状の部分はその長径が水平方向とな
っているので、配筋材20の組み立て精度の誤差を上下及
び左右方向に吸収しながら配筋材20を成形用型枠10内に
確実に位置決めセットすることができる。
形用型枠10によれば、端面枠部材12の上下にセットピン
14,15が設けられているので、成形用型枠10に配筋材20
をセットした際、セットピン14,15が角パイプ22の中空
部22Aに挿入されることによる位置決め作用によって、
配筋材20を成形用型枠10内に正確に位置決めセットでき
る。しかも、上部のセットピン14の断面楕円形状の部分
はその長径が垂直方向となっており、また下部のセット
ピン15の断面楕円形状の部分はその長径が水平方向とな
っているので、配筋材20の組み立て精度の誤差を上下及
び左右方向に吸収しながら配筋材20を成形用型枠10内に
確実に位置決めセットすることができる。
また、端面枠部材12の上部のセットピン14は、端面枠
部材12に対して着脱自在となっているため、脱型後、こ
のセットピン14をパネル40の角パイプ20の中空部22Aに
挿入して、これをパネル吊り具31が連結されるパネル40
搬送用の部材としても利用することができる。従って、
パネル搬送のために従来のように型枠の一部である養生
パレットを使用する必要がないので、高価な養生パレッ
トを多数用意することに伴う製造コストの上昇を抑える
ことができる。更に、養生パレットの返送ラインが不要
になるため、ライン全体の設備の簡素化を図ることがで
きる。
部材12に対して着脱自在となっているため、脱型後、こ
のセットピン14をパネル40の角パイプ20の中空部22Aに
挿入して、これをパネル吊り具31が連結されるパネル40
搬送用の部材としても利用することができる。従って、
パネル搬送のために従来のように型枠の一部である養生
パレットを使用する必要がないので、高価な養生パレッ
トを多数用意することに伴う製造コストの上昇を抑える
ことができる。更に、養生パレットの返送ラインが不要
になるため、ライン全体の設備の簡素化を図ることがで
きる。
なお、上記実施例では、上部のセットピン14のみを端
面枠部材12に対して着脱自在に構成したが、下部のセッ
トピン15も着脱自在として、上部のセットピン14と共
に、下部のセットピン15もパネル吊り具31と連結するよ
うにすれば、パネルをより安定に搬送することができ
る。
面枠部材12に対して着脱自在に構成したが、下部のセッ
トピン15も着脱自在として、上部のセットピン14と共
に、下部のセットピン15もパネル吊り具31と連結するよ
うにすれば、パネルをより安定に搬送することができ
る。
また、上記実施例では、パネル吊り具31をセットピン
14に連結するため、ねじが刻切された係止部31Aを吊り
具31に設けたが、その連結手段は任意であり、例えばフ
ック状の係止部を吊り具に設けてセットピンに引っ掛け
るようにしてもよい。
14に連結するため、ねじが刻切された係止部31Aを吊り
具31に設けたが、その連結手段は任意であり、例えばフ
ック状の係止部を吊り具に設けてセットピンに引っ掛け
るようにしてもよい。
また、上記実施例では、アングル材21の端部に角パイ
プ22を設けてこの中空部22Aをセットピン14が挿入され
る開口端部としたが、この開口端部はセットピン14が挿
入される形状を有していればよく、角パイプ22の代わり
にチャンネル材等としてもよい。
プ22を設けてこの中空部22Aをセットピン14が挿入され
る開口端部としたが、この開口端部はセットピン14が挿
入される形状を有していればよく、角パイプ22の代わり
にチャンネル材等としてもよい。
また、上記実施例では、配筋材20の主筋としてアング
ル材21を使用したが、角パイプ又はチャンネル材を使用
してもよく、この場合にはその端部がそれ自体で開口部
となるため、開口端部となる角パイプ22のような別体の
部材を設ける必要がなくなる。
ル材21を使用したが、角パイプ又はチャンネル材を使用
してもよく、この場合にはその端部がそれ自体で開口部
となるため、開口端部となる角パイプ22のような別体の
部材を設ける必要がなくなる。
更に、上記実施例では、縦打ち型の成形用型枠10を例
に説明したが、本考案は横打ち型(平打ち型)の成形用
型枠にも適用することができる。
に説明したが、本考案は横打ち型(平打ち型)の成形用
型枠にも適用することができる。
[考案の効果] 本考案によれば、端面枠部材にセットピンを設けたこ
とにより、成形用型枠内に配筋材を正確に位置決めセッ
トすることができる。また、このセットピンを端面枠部
材に対して着脱自在として、これをパネル搬送用の部材
として使用することにより、脱型後の軽量気泡コンクリ
ート製パネルの搬送を型枠の一部である養生パレットを
使用することなく行うことができる。
とにより、成形用型枠内に配筋材を正確に位置決めセッ
トすることができる。また、このセットピンを端面枠部
材に対して着脱自在として、これをパネル搬送用の部材
として使用することにより、脱型後の軽量気泡コンクリ
ート製パネルの搬送を型枠の一部である養生パレットを
使用することなく行うことができる。
第1図は本実施例に係る軽量気泡コンクリート製パネル
の成形用型枠の正断面図、第2図はその平断面図、第3
図は成形用型枠の端面枠部材の斜視図、第4図は本実施
例で使用する配筋材の正面図、第5図はその側面図、第
6図はアングル材に開口端部を有する角パイプが固定さ
れた状態を示す斜視図、第7図は成形用型枠に配筋材を
セットした状態を示す断面図、第8図は成形用型枠にコ
ンクリートスラリーを打設した状態を示す断面図、第9
図はセットピンにパネル吊り具を連結した状態の要部正
面図、第10図は吊り具を使用して軽量気泡コンクリート
製パネルを搬送する状態を示す斜視図、第11図は従来の
軽量気泡コンクリート製パネルを搬送する状態を示す斜
視図である。 10……成形用型枠、11……側面枠部材、12……端面枠部
材、14,15……セットピン、20……配筋材、22……開口
端部となる角パイプ、31……パネル吊り具、40……軽量
気泡コンクリート製パネル。
の成形用型枠の正断面図、第2図はその平断面図、第3
図は成形用型枠の端面枠部材の斜視図、第4図は本実施
例で使用する配筋材の正面図、第5図はその側面図、第
6図はアングル材に開口端部を有する角パイプが固定さ
れた状態を示す斜視図、第7図は成形用型枠に配筋材を
セットした状態を示す断面図、第8図は成形用型枠にコ
ンクリートスラリーを打設した状態を示す断面図、第9
図はセットピンにパネル吊り具を連結した状態の要部正
面図、第10図は吊り具を使用して軽量気泡コンクリート
製パネルを搬送する状態を示す斜視図、第11図は従来の
軽量気泡コンクリート製パネルを搬送する状態を示す斜
視図である。 10……成形用型枠、11……側面枠部材、12……端面枠部
材、14,15……セットピン、20……配筋材、22……開口
端部となる角パイプ、31……パネル吊り具、40……軽量
気泡コンクリート製パネル。
Claims (1)
- 【請求項1】端面枠部材に、パネルに埋設される配筋材
の開口端部に挿入されてこの配筋材を成形用型枠内に位
置決めするセットピンを設けると共に、このセットピン
を端面枠部材に対して着脱自在とし、このセットピンに
パネル吊り具を連結可能としたことを特徴とする軽量気
泡コンクリート製パネルの成形用型枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989062893U JP2513749Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 軽量気泡コンクリ―ト製パネルの成形用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989062893U JP2513749Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 軽量気泡コンクリ―ト製パネルの成形用型枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH031010U JPH031010U (ja) | 1991-01-08 |
JP2513749Y2 true JP2513749Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=31592455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989062893U Expired - Lifetime JP2513749Y2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 軽量気泡コンクリ―ト製パネルの成形用型枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513749Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2567029B2 (ja) * | 1988-03-17 | 1996-12-25 | 桜井建材産業株式会社 | コンクリート製品の製造方法及び該製造方法に使用する型枠 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP1989062893U patent/JP2513749Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031010U (ja) | 1991-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20020000506A1 (en) | Pre-cast concrete panels for construction of a building | |
JP2513749Y2 (ja) | 軽量気泡コンクリ―ト製パネルの成形用型枠 | |
JP2004520206A (ja) | プレキャストコンクリートパネル用型枠 | |
JP2555858Y2 (ja) | 軽量気泡コンクリート製パネル | |
JPS5850238A (ja) | 鉄筋コンクリ−ト柱構築用外郭体 | |
CN218803008U (zh) | 模块化预制单元成型模具 | |
KR102242175B1 (ko) | 조립식 더블 월 pc 제조 금형 | |
CN211647376U (zh) | 一种钢筋定位器 | |
JP2532801B2 (ja) | 化粧柱の製造方法 | |
CN114482109A (zh) | 一种复杂环境下筏板基础预埋钢柱的施工方法 | |
JPH0540195Y2 (ja) | ||
JPH0425294Y2 (ja) | ||
JPH08109745A (ja) | 鉄筋コンクリート柱の構築方法及びその実施に用いる鉄筋位置決め治具 | |
KR20230067870A (ko) | 프리캐스트 콘크리트 계단실 시공 방법 | |
JPH08333828A (ja) | コンクリート構造物の施工方法 | |
JPH03295979A (ja) | 型枠及びその型枠を用いた施工方法 | |
JPH063609U (ja) | 型 枠 | |
JPS62125162A (ja) | コンクリ−ト板及ブロツク等に於ける型枠体及そのコンクリ−ト板及ブロツク等の打設製造方法 | |
JP3041245B2 (ja) | コンクリート化粧型枠 | |
JPH11314215A (ja) | 直角交差部を有するpc板の製造方法 | |
CN115503086A (zh) | 模块化预制单元模具及其组装方法 | |
KR19990039902U (ko) | 프리캐스트 콘크리트용 성형 몰드 | |
JPH0646042U (ja) | 軽量ブロック | |
JPH09112031A (ja) | 鉄筋コンクリ−ト構造物の壁用型枠組立工法 | |
JPS6337902A (ja) | コンクリ−ト製品の製造方法 |