JPH1126101A - 電気コネクタおよびその製造法 - Google Patents
電気コネクタおよびその製造法Info
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- JPH1126101A JPH1126101A JP18067497A JP18067497A JPH1126101A JP H1126101 A JPH1126101 A JP H1126101A JP 18067497 A JP18067497 A JP 18067497A JP 18067497 A JP18067497 A JP 18067497A JP H1126101 A JPH1126101 A JP H1126101A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/405—Securing in non-demountable manner, e.g. moulding, riveting
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶縁ハウジングにオーバーモールドされてい
る端子のコンタクト片が、絶縁ハウジングから剥離しな
いようにした電気コネクタおよびその製造法を提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 薄金属板から打ち抜き成形された複数の
端子２を所定のピッチで並列させて、絶縁ハウジング４
にオーバーモールドされている電気コネクタである。端
子２のコンタクト片３の少なくとも一部の背面側両側縁
に沿って、前記打ち抜きの後であって前記成形前の加工
によって外側に拡げられたフレア状舌片８が設けてあ
り、このフレア状舌片８が絶縁ハウジング４内に埋設さ
れている。
る端子のコンタクト片が、絶縁ハウジングから剥離しな
いようにした電気コネクタおよびその製造法を提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 薄金属板から打ち抜き成形された複数の
端子２を所定のピッチで並列させて、絶縁ハウジング４
にオーバーモールドされている電気コネクタである。端
子２のコンタクト片３の少なくとも一部の背面側両側縁
に沿って、前記打ち抜きの後であって前記成形前の加工
によって外側に拡げられたフレア状舌片８が設けてあ
り、このフレア状舌片８が絶縁ハウジング４内に埋設さ
れている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリント基板相
互の接続部で使用される電気コネクタに係り、複数の端
子が絶縁ハウジングにオーバーモールドされている電気
コネクタとその製造法に関する。
互の接続部で使用される電気コネクタに係り、複数の端
子が絶縁ハウジングにオーバーモールドされている電気
コネクタとその製造法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複数の端子が絶縁ハウジングにオ
ーバーモールドされている電気コネクタは、周知の通
り、絶縁ハウジングに、相手側の電気コネクタを受け入
れるための嵌合部が形成され、この嵌合部の内壁に沿っ
て、相手側の電気コネクタの端子と係合できるようにし
たコンタクト片が所定のピッチで並列するように、端子
を整列させて埋設した構造をしている。前記コンタクト
片は、その背面側が絶縁ハウジングの樹脂中に埋め込ま
れて支持される一方、表面側が相手側の電気コネクタの
端子と係合するために嵌合部内に露出させた構造とされ
ている。
ーバーモールドされている電気コネクタは、周知の通
り、絶縁ハウジングに、相手側の電気コネクタを受け入
れるための嵌合部が形成され、この嵌合部の内壁に沿っ
て、相手側の電気コネクタの端子と係合できるようにし
たコンタクト片が所定のピッチで並列するように、端子
を整列させて埋設した構造をしている。前記コンタクト
片は、その背面側が絶縁ハウジングの樹脂中に埋め込ま
れて支持される一方、表面側が相手側の電気コネクタの
端子と係合するために嵌合部内に露出させた構造とされ
ている。
【０００３】このような構造の電気コネクタを製造する
方法は、先ず、薄金属板から複数の端子素片を所定のピ
ッチで打ち抜いた後、これらの端子素片を所定の形状の
端子に成形し、この成形された複数の端子に所定形状の
絶縁ハウジングをオーバーモールドする製造法が採られ
ている。成形された端子のコンタクト片には、絶縁ハウ
ジングのオーバーモールドの前に、メッキその他の必要
な表面処理が施されるのは言うまでもない。
方法は、先ず、薄金属板から複数の端子素片を所定のピ
ッチで打ち抜いた後、これらの端子素片を所定の形状の
端子に成形し、この成形された複数の端子に所定形状の
絶縁ハウジングをオーバーモールドする製造法が採られ
ている。成形された端子のコンタクト片には、絶縁ハウ
ジングのオーバーモールドの前に、メッキその他の必要
な表面処理が施されるのは言うまでもない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記のような電気コネ
クタにおいて、端子は薄金属板から打ち抜かれて成形さ
れるものであったので、コンタクト片を含めて端子各部
の断面形状は略方形となっていた。このため、前記コン
タクト片に相手側の電気コネクタとの嵌合の際に加えら
れる外部応力や、端子および絶縁ハウジング自体に残留
している内部応力、更には、端子と絶縁ハウジングを構
成する樹脂の膨張係数の相違などの種々の要因で、表面
側を露出させて支持されている端子のコンタクト片に対
する支持力を失い、コンタクト片が絶縁ハウジングから
剥離し易いという問題点があった。コンタクト片が絶縁
ハウジングから一旦剥離してしまうと、相手側の電気コ
ネクタの嵌合の際に変形し、最後には、嵌合不能となる
こともあった。前記コンタクト片の断面は、剥離力に対
向するために、断面台形のような形状とするのが望まし
いが、薄金属板から打ち抜いて成形される端子では、断
面台形のような形状に加工することは難しかった。
クタにおいて、端子は薄金属板から打ち抜かれて成形さ
れるものであったので、コンタクト片を含めて端子各部
の断面形状は略方形となっていた。このため、前記コン
タクト片に相手側の電気コネクタとの嵌合の際に加えら
れる外部応力や、端子および絶縁ハウジング自体に残留
している内部応力、更には、端子と絶縁ハウジングを構
成する樹脂の膨張係数の相違などの種々の要因で、表面
側を露出させて支持されている端子のコンタクト片に対
する支持力を失い、コンタクト片が絶縁ハウジングから
剥離し易いという問題点があった。コンタクト片が絶縁
ハウジングから一旦剥離してしまうと、相手側の電気コ
ネクタの嵌合の際に変形し、最後には、嵌合不能となる
こともあった。前記コンタクト片の断面は、剥離力に対
向するために、断面台形のような形状とするのが望まし
いが、薄金属板から打ち抜いて成形される端子では、断
面台形のような形状に加工することは難しかった。
【０００５】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、絶縁ハウジングにオーバーモールドされている端
子のコンタクト片が、絶縁ハウジングから剥離しないよ
うにした電気コネクタおよびその製造法を提供すること
を目的としている。
ので、絶縁ハウジングにオーバーモールドされている端
子のコンタクト片が、絶縁ハウジングから剥離しないよ
うにした電気コネクタおよびその製造法を提供すること
を目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明は、端子のコンタクト片の背面側、即ち、絶
縁ハウジング内に埋設される側の両側縁に沿って、外側
に拡がるフレア状舌片を加工により設け、このフレア状
舌片を絶縁ハウジング内に埋設させて、剥離力に対抗す
るようにしたものである。
れた本発明は、端子のコンタクト片の背面側、即ち、絶
縁ハウジング内に埋設される側の両側縁に沿って、外側
に拡がるフレア状舌片を加工により設け、このフレア状
舌片を絶縁ハウジング内に埋設させて、剥離力に対抗す
るようにしたものである。
【０００７】即ち本発明の電気コネクタは、薄金属板か
ら打ち抜き成形された複数の端子を所定のピッチで並列
させて、絶縁ハウジングにオーバーモールドされている
電気コネクタにおいて、前記端子のコンタクト片の少な
くとも一部の背面側両側縁に沿って、前記打ち抜きの後
であって前記成形前の加工によって外側に拡げられたフ
レア状舌片が設けてあり、このフレア状舌片が絶縁ハウ
ジング内に埋設されていることを特徴とする電気コネク
タである。
ら打ち抜き成形された複数の端子を所定のピッチで並列
させて、絶縁ハウジングにオーバーモールドされている
電気コネクタにおいて、前記端子のコンタクト片の少な
くとも一部の背面側両側縁に沿って、前記打ち抜きの後
であって前記成形前の加工によって外側に拡げられたフ
レア状舌片が設けてあり、このフレア状舌片が絶縁ハウ
ジング内に埋設されていることを特徴とする電気コネク
タである。
【０００８】また、このような構成の電気コネクタであ
って、絶縁ハウジングは、相手側の電気コネクタを受け
入れる嵌合部が形成されており、複数の端子は、前記嵌
合部の内壁に沿って所定のピッチで並列設置されてお
り、各端子は、前記嵌合部の内壁から入口端面に亘って
延びるコンタクト片を有しており、このコンタクト片の
前記嵌合部の内壁に沿う部分の背面側両側縁に沿ってフ
レア状舌片が設けられて、絶縁ハウジング内に埋設され
ている電気コネクタである。
って、絶縁ハウジングは、相手側の電気コネクタを受け
入れる嵌合部が形成されており、複数の端子は、前記嵌
合部の内壁に沿って所定のピッチで並列設置されてお
り、各端子は、前記嵌合部の内壁から入口端面に亘って
延びるコンタクト片を有しており、このコンタクト片の
前記嵌合部の内壁に沿う部分の背面側両側縁に沿ってフ
レア状舌片が設けられて、絶縁ハウジング内に埋設され
ている電気コネクタである。
【０００９】更には、前記のような構成の電気コネクタ
であって、絶縁ハウジングは、相手側の電気コネクタを
受け入れる嵌合部が形成されており、複数の端子は、前
記嵌合部の内壁に沿って所定のピッチで並列設置されて
おり、各端子は、前記嵌合部の内壁から入口端面に亘っ
て延びるコンタクト片を有しており、このコンタクト片
の前記嵌合部の内壁に沿う部分および嵌合部の入口端面
に沿う部分の背面側両側縁に沿ってフレア状舌片が設け
られて、絶縁ハウジング内に埋設されている電気コネク
タである。
であって、絶縁ハウジングは、相手側の電気コネクタを
受け入れる嵌合部が形成されており、複数の端子は、前
記嵌合部の内壁に沿って所定のピッチで並列設置されて
おり、各端子は、前記嵌合部の内壁から入口端面に亘っ
て延びるコンタクト片を有しており、このコンタクト片
の前記嵌合部の内壁に沿う部分および嵌合部の入口端面
に沿う部分の背面側両側縁に沿ってフレア状舌片が設け
られて、絶縁ハウジング内に埋設されている電気コネク
タである。
【００１０】また本発明の電気コネクタの製造法は、薄
金属板から複数の端子素片を所定のピッチで並列させて
打ち抜いた後、所定の形状の端子に成形し、この成形さ
れた複数の端子に所定形状の絶縁ハウジングをオーバー
モールドするようにした電気コネクタの製造法におい
て、薄金属板から打ち抜かれた前記端子素片の、相手側
の電気コネクタの端子と係合するコンタクト片を構成す
る部分の少なくとも一部の背面側両側縁に沿って、外側
に拡がるフレア状舌片を加工した後、この端子素片を所
定の端子形状に成形し、然る後、絶縁ハウジングをオー
バーモールドすることを特徴とする電気コネクタの製造
法である。
金属板から複数の端子素片を所定のピッチで並列させて
打ち抜いた後、所定の形状の端子に成形し、この成形さ
れた複数の端子に所定形状の絶縁ハウジングをオーバー
モールドするようにした電気コネクタの製造法におい
て、薄金属板から打ち抜かれた前記端子素片の、相手側
の電気コネクタの端子と係合するコンタクト片を構成す
る部分の少なくとも一部の背面側両側縁に沿って、外側
に拡がるフレア状舌片を加工した後、この端子素片を所
定の端子形状に成形し、然る後、絶縁ハウジングをオー
バーモールドすることを特徴とする電気コネクタの製造
法である。
【００１１】また、このような製造法であって、端子の
コンタクト片は、絶縁ハウジングに形成される相手側の
電気コネクタを受け入れるための嵌合部の内壁から入口
端面に亘って延びる形状に成形し、このコンタクト片の
成形前にコンタクト片を構成する部分の背面側両側縁に
沿って加工されるフレア状舌片が、前記嵌合部の内壁に
沿う部分に対応させて加工される電気コネクタの製造法
である。
コンタクト片は、絶縁ハウジングに形成される相手側の
電気コネクタを受け入れるための嵌合部の内壁から入口
端面に亘って延びる形状に成形し、このコンタクト片の
成形前にコンタクト片を構成する部分の背面側両側縁に
沿って加工されるフレア状舌片が、前記嵌合部の内壁に
沿う部分に対応させて加工される電気コネクタの製造法
である。
【００１２】更には前記のような製造法であって、端子
のコンタクト片は、絶縁ハウジングに形成される相手側
の電気コネクタを受け入れるための嵌合部の内壁から入
口端面に亘って延びる形状に成形し、このコンタクト片
の成形前にコンタクト片を構成する部分の背面側両側縁
に沿って加工されるフレア状舌片が、前記嵌合部の内壁
から入口端面に沿う部分に対応させて加工される電気コ
ネクタの製造法である。
のコンタクト片は、絶縁ハウジングに形成される相手側
の電気コネクタを受け入れるための嵌合部の内壁から入
口端面に亘って延びる形状に成形し、このコンタクト片
の成形前にコンタクト片を構成する部分の背面側両側縁
に沿って加工されるフレア状舌片が、前記嵌合部の内壁
から入口端面に沿う部分に対応させて加工される電気コ
ネクタの製造法である。
【００１３】また、コンタクト片を構成する部分の背面
側両側縁に沿って加工されるフレア状舌片は、コンタク
ト片を構成する部分の背面側両側縁に沿って切り込みを
形成した後、この切り込みより外側部分を加圧によって
外側に拡開変形させて加工されるようにした前記のよう
な電気コネクタの製造法である。
側両側縁に沿って加工されるフレア状舌片は、コンタク
ト片を構成する部分の背面側両側縁に沿って切り込みを
形成した後、この切り込みより外側部分を加圧によって
外側に拡開変形させて加工されるようにした前記のよう
な電気コネクタの製造法である。
【００１４】また、前記のような製造法であって、切り
込みは、尖鋭な切り込みエッジを設けた板体にコンタク
ト片を構成する部分を押し付けて形成し、切り込みより
外側の部分の拡開変形は、この外側の部分を切り込みの
深さと略等しい高さの台を設置した台板の前記台に押し
付けてなされる電気コネクタの製造法である。
込みは、尖鋭な切り込みエッジを設けた板体にコンタク
ト片を構成する部分を押し付けて形成し、切り込みより
外側の部分の拡開変形は、この外側の部分を切り込みの
深さと略等しい高さの台を設置した台板の前記台に押し
付けてなされる電気コネクタの製造法である。
【００１５】
【作用】本発明の電気コネクタによれば、端子のコンタ
クト片の少なくとも一部の背面側両側縁に沿って加工に
より形成された、外側に拡がるフレア状舌片が絶縁ハウ
ジング内に埋設された構造であるので、フレア状舌片が
コンタクト片に加わる剥離力に対抗し、コンタクト片が
剥離しない電気コネクタを構成することができる。ま
た、本発明の製造法によれば、端子が成形される前の端
子素片のコンタクト片を構成する部分の少なくとも一部
の背面側両側縁に沿って、フレア状舌片を加工するよう
にしたので、剥離に対して有効なフレア状舌片を備えた
断面形状のコンタクト片を容易に成形することができ
る。かくして、コンタクト片が剥離しないようにしたオ
ーバーモールド法による電気コネクタの製造法が確立す
る。
クト片の少なくとも一部の背面側両側縁に沿って加工に
より形成された、外側に拡がるフレア状舌片が絶縁ハウ
ジング内に埋設された構造であるので、フレア状舌片が
コンタクト片に加わる剥離力に対抗し、コンタクト片が
剥離しない電気コネクタを構成することができる。ま
た、本発明の製造法によれば、端子が成形される前の端
子素片のコンタクト片を構成する部分の少なくとも一部
の背面側両側縁に沿って、フレア状舌片を加工するよう
にしたので、剥離に対して有効なフレア状舌片を備えた
断面形状のコンタクト片を容易に成形することができ
る。かくして、コンタクト片が剥離しないようにしたオ
ーバーモールド法による電気コネクタの製造法が確立す
る。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
説明する。
【００１７】図１乃至図３は、図４乃至図８に示した電
気コネクタ１の端子２の部分を拡大して示している。端
子２は薄金属板から打ち抜き成形されたもので、複数の
端子２を、そのコンタクト片３が向き合うようにして所
定のピッチで２列に並列し、これに絶縁ハウジング４を
常法によりオーバーモールドして電気コネクタ１が完成
されている。
気コネクタ１の端子２の部分を拡大して示している。端
子２は薄金属板から打ち抜き成形されたもので、複数の
端子２を、そのコンタクト片３が向き合うようにして所
定のピッチで２列に並列し、これに絶縁ハウジング４を
常法によりオーバーモールドして電気コネクタ１が完成
されている。
【００１８】前記絶縁ハウジング４は、相手側の電気コ
ネクタ（図示していない）を受け入れるための、平面方
形とした所定深さの嵌合部５が長手方向に沿って形成さ
れ、前記端子２のコンタクト片３は、この嵌合部５の内
壁５ａに沿って延び、嵌合部５の入口端面６にまで亘っ
て延びるように逆Ｌ字状に成形されている。端子２のコ
ンタクト片３と反対側の端部は半田テール７を構成して
おり、この半田テール７は絶縁ハウジング４の底部４ａ
を貫通して外部に延びて、絶縁ハウジング４の底面４ｂ
と略面一の位置に配置されて、プリント基板などへの表
面実装ができるようにされている。
ネクタ（図示していない）を受け入れるための、平面方
形とした所定深さの嵌合部５が長手方向に沿って形成さ
れ、前記端子２のコンタクト片３は、この嵌合部５の内
壁５ａに沿って延び、嵌合部５の入口端面６にまで亘っ
て延びるように逆Ｌ字状に成形されている。端子２のコ
ンタクト片３と反対側の端部は半田テール７を構成して
おり、この半田テール７は絶縁ハウジング４の底部４ａ
を貫通して外部に延びて、絶縁ハウジング４の底面４ｂ
と略面一の位置に配置されて、プリント基板などへの表
面実装ができるようにされている。
【００１９】図１、２に拡大して示してあるように、端
子２のコンタクト片３は背面側３ａが絶縁ハウジング４
内に埋め込まれて支持されている一方、コンタクト片３
の表面３ｂは嵌合部５の内壁５ａと略面一として、嵌合
部５に露出させて、嵌合部５に受け入れられる相手側の
電気コネクタの端子のコンタクト片と電気的に係合でき
るようにされている。絶縁ハウジング４内に埋め込まれ
ているコンタクト片３の背面側３ａには、その両側縁に
沿って、外側に拡げられたフレア状舌片８が加工されて
おり、表面３ｂが露出しているコンタクト片３が絶縁ハ
ウジング４から剥離しないようにしてある。
子２のコンタクト片３は背面側３ａが絶縁ハウジング４
内に埋め込まれて支持されている一方、コンタクト片３
の表面３ｂは嵌合部５の内壁５ａと略面一として、嵌合
部５に露出させて、嵌合部５に受け入れられる相手側の
電気コネクタの端子のコンタクト片と電気的に係合でき
るようにされている。絶縁ハウジング４内に埋め込まれ
ているコンタクト片３の背面側３ａには、その両側縁に
沿って、外側に拡げられたフレア状舌片８が加工されて
おり、表面３ｂが露出しているコンタクト片３が絶縁ハ
ウジング４から剥離しないようにしてある。
【００２０】前記フレア状舌片８は、図９に示したよう
な端子素片９を薄金属板から打ち抜いた後、この端子素
片９を図１１、１２のように端子２の形状に成形する前
の時点の加工によって形成されるものである。この加工
の様子が図１０に示してある。即ち、端子素片９のう
ち、端子２のコンタクト片３を構成する部分の背面を、
先ず、上面に尖鋭な切り込みエッジ１０を設けた板体１
１に、加圧ダイ１２を介して押し付けて、端子素片９の
背面両側に沿って切り込み１３を形成し、切り込み１３
より外側の部分を局部的に外側に拡開変形させる。次ぎ
に、この端子素片９の切り込み１３より外側の部分を、
切り込み１３の深さと略等しい高さの台１４を設置した
台板１５に加圧ダイ１６を介して押し付けて、台１４に
よって切り込み１３より外側の部分を更に外側に拡開変
形させて、外側に拡げられたフレア状舌片８とするもの
である。端子素片９の厚さ（薄金属板の厚さでもあ
る。）、切り込みエッジ１０の高さ、台１４の高さの一
例を明らかにすれば、端子素片９が０．１５ｍｍ、切り
込みエッジ１０が０．０５ｍｍ、台１４が０．０４ｍｍ
である。このような加工を経た後、端子素片９を図１
１、１２のように成形して端子２の形状にし、その後、
絶縁ハウジング４のオーバーモールド工程へと移行する
のである。
な端子素片９を薄金属板から打ち抜いた後、この端子素
片９を図１１、１２のように端子２の形状に成形する前
の時点の加工によって形成されるものである。この加工
の様子が図１０に示してある。即ち、端子素片９のう
ち、端子２のコンタクト片３を構成する部分の背面を、
先ず、上面に尖鋭な切り込みエッジ１０を設けた板体１
１に、加圧ダイ１２を介して押し付けて、端子素片９の
背面両側に沿って切り込み１３を形成し、切り込み１３
より外側の部分を局部的に外側に拡開変形させる。次ぎ
に、この端子素片９の切り込み１３より外側の部分を、
切り込み１３の深さと略等しい高さの台１４を設置した
台板１５に加圧ダイ１６を介して押し付けて、台１４に
よって切り込み１３より外側の部分を更に外側に拡開変
形させて、外側に拡げられたフレア状舌片８とするもの
である。端子素片９の厚さ（薄金属板の厚さでもあ
る。）、切り込みエッジ１０の高さ、台１４の高さの一
例を明らかにすれば、端子素片９が０．１５ｍｍ、切り
込みエッジ１０が０．０５ｍｍ、台１４が０．０４ｍｍ
である。このような加工を経た後、端子素片９を図１
１、１２のように成形して端子２の形状にし、その後、
絶縁ハウジング４のオーバーモールド工程へと移行する
のである。
【００２１】上記のように構成された電気コネクタ１に
おいては、端子２のコンタクト片３は、その背面側両側
縁に沿って加工されたフレア状舌片８が絶縁ハウジング
４の樹脂中に埋め込まれた構造となる結果、コンタクト
片３が絶縁ハウジング４にしっかりと、確実に支持され
る。従って、コンタクト片３が外部応力や内部応力など
を受けても絶縁ハウジング４から剥離するのを確実に防
止することができ、性能の安定した電気コネクタ１を提
供することができる。
おいては、端子２のコンタクト片３は、その背面側両側
縁に沿って加工されたフレア状舌片８が絶縁ハウジング
４の樹脂中に埋め込まれた構造となる結果、コンタクト
片３が絶縁ハウジング４にしっかりと、確実に支持され
る。従って、コンタクト片３が外部応力や内部応力など
を受けても絶縁ハウジング４から剥離するのを確実に防
止することができ、性能の安定した電気コネクタ１を提
供することができる。
【００２２】また、前記フレア状舌片８は、端子素片９
を端子形状に成形する前に加工するようにしたので、剥
離防止に有効な端子断面形状を、比較的容易に加工する
ことができ、電気コネクタの製造能率を害することもな
い。
を端子形状に成形する前に加工するようにしたので、剥
離防止に有効な端子断面形状を、比較的容易に加工する
ことができ、電気コネクタの製造能率を害することもな
い。
【００２３】尚、フレア状舌片８は、実施例において
は、絶縁ハウジング４の嵌合部５の内壁５ａから入口端
面６に亘って延びるコンタクト片３の略全長の背面側３
ａの両側縁に加工により設けたものであったが、嵌合部
５の内壁５ａに沿う部分のみに設け、入口端面６に沿う
部分はフレア状舌片８を設けないようにすることもでき
る。
は、絶縁ハウジング４の嵌合部５の内壁５ａから入口端
面６に亘って延びるコンタクト片３の略全長の背面側３
ａの両側縁に加工により設けたものであったが、嵌合部
５の内壁５ａに沿う部分のみに設け、入口端面６に沿う
部分はフレア状舌片８を設けないようにすることもでき
る。
【００２４】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明の電気コネク
タによれば、コンタクト片の背面側両側縁に沿って設け
た外側に拡がるフレア状舌片が絶縁ハウジング内に埋設
された構造であるので、コンタクト片が絶縁ハウジング
から剥離しない、性能の安定した電気コネクタとするこ
とができる効果がある。また、本発明の電気コネクタの
製造法によれば、薄金属板から打ち抜いた端子素片の成
形前に、フレア状舌片を加工するようにしたので、剥離
防止に有効な断面形状の端子を容易に製造することがで
き、コンタクト片が絶縁ハウジングから剥離しない電気
コネクタの有効な製造法を提供する効果がある。
タによれば、コンタクト片の背面側両側縁に沿って設け
た外側に拡がるフレア状舌片が絶縁ハウジング内に埋設
された構造であるので、コンタクト片が絶縁ハウジング
から剥離しない、性能の安定した電気コネクタとするこ
とができる効果がある。また、本発明の電気コネクタの
製造法によれば、薄金属板から打ち抜いた端子素片の成
形前に、フレア状舌片を加工するようにしたので、剥離
防止に有効な断面形状の端子を容易に製造することがで
き、コンタクト片が絶縁ハウジングから剥離しない電気
コネクタの有効な製造法を提供する効果がある。
【図１】 本発明の実施例の電気コネクタの一部を拡
大した断面図である。
大した断面図である。
【図２】 図１のＡ−Ａ線に沿って表した断面図であ
る。
る。
【図３】 図１の矢示Ｂの方向から見た正面図であ
る。
る。
【図４】 本発明の実施例の電気コネクタの平面図で
ある。
ある。
【図５】 同じく実施例の電気コネクタの正面図であ
る。
る。
【図６】 同じく実施例の電気コネクタの側面図であ
る。
る。
【図７】 同じく実施例の電気コネクタの底面図であ
る。
る。
【図８】 同じく実施例の電気コネクタの断面図であ
る。
る。
【図９】 薄金属板から打ち抜いた端子素片の一部平
面図である。
面図である。
【図１０】 端子素片にフレア状舌片を加工する工程を
説明する図である。
説明する図である。
【図１１】 本発明の実施例の端子の拡大側面図であ
る。
る。
【図１２】 同じく実施例の端子の並列した状態の平面
図である。
図である。
１ 電気コネクタ ２ 端子 ３ コンタクト片 ３ａ 端子の背面側 ３ｂ 端子の表面 ４ 絶縁ハウジング ４ａ 絶縁ハウジングの底部 ４ｂ 絶縁ハウジングの底面 ５ 嵌合部 ５ａ 嵌合部の内壁 ６ 嵌合部の入口端面 ７ 半田テール ８ フレア状舌片 ９ 端子素片 １０ 切り込みエッジ １１ 板体 １２ 加圧ダイ １３ 切り込み １４ 台 １５ 台板 １６ 加圧ダイ
Claims (8)
- 【請求項１】 薄金属板から打ち抜き成形された複数
の端子２を所定のピッチで並列させて、絶縁ハウジング
４にオーバーモールドされている電気コネクタ１におい
て、 前記端子２のコンタクト片３の少なくとも一部の背面側
両側縁に沿って、前記打ち抜きの後であって前記成形前
の加工によって外側に拡げられたフレア状舌片８が設け
てあり、このフレア状舌片８が絶縁ハウジング４内に埋
設されていることを特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項２】 絶縁ハウジング４は、相手側の電気コ
ネクタを受け入れる嵌合部５が形成されており、複数の
端子２は、前記嵌合部５の内壁５ａに沿って所定のピッ
チで並列設置されており、各端子２は、前記嵌合部５の
内壁５ａから入口端面６に亘って延びるコンタクト片３
を有しており、このコンタクト片３の前記嵌合部５の内
壁５ａに沿う部分の背面側両側縁に沿ってフレア状舌片
８が設けられて、絶縁ハウジング４内に埋設されている
請求項１に記載の電気コネクタ。 - 【請求項３】 絶縁ハウジング４は、相手側の電気コ
ネクタを受け入れる嵌合部５が形成されており、複数の
端子２は、前記嵌合部５の内壁５ａに沿って所定のピッ
チで並列設置されており、各端子２は、前記嵌合部５の
内壁５ａから入口端面６に亘って延びるコンタクト片３
を有しており、このコンタクト片３の前記嵌合部５の内
壁５ａに沿う部分および嵌合部５の入口端面６に沿う部
分の背面側両側縁に沿ってフレア状舌片８が設けられ
て、絶縁ハウジング４内に埋設されている請求項１に記
載の電気コネクタ。 - 【請求項４】 薄金属板から複数の端子素片９を所定
のピッチで並列させて打ち抜いた後、所定の形状の端子
２に成形し、この成形された複数の端子２に所定形状の
絶縁ハウジング４をオーバーモールドするようにした電
気コネクタの製造法において、 薄金属板から打ち抜かれた前記端子素片９の、相手側の
電気コネクタの端子と係合するコンタクト片３を構成す
る部分の少なくとも一部の背面側両側縁に沿って、外側
に拡がるフレア状舌片８を加工した後、この端子素片９
を所定の端子形状に成形し、然る後、絶縁ハウジング４
をオーバーモールドすることを特徴とする電気コネクタ
の製造法。 - 【請求項５】 端子２のコンタクト片３は、絶縁ハウ
ジング４に形成される相手側の電気コネクタを受け入れ
るための嵌合部５の内壁５ａから入口端面６に亘って延
びる形状に成形し、このコンタクト片３の成形前にコン
タクト片３を構成する部分の背面側両側縁に沿って加工
されるフレア状舌片８が、前記嵌合部５の内壁５ａに沿
う部分に対応させて加工される請求項４に記載の電気コ
ネクタの製造法。 - 【請求項６】 端子２のコンタクト片３は、絶縁ハウ
ジング４に形成される相手側の電気コネクタを受け入れ
るための嵌合部５の内壁５ａから入口端面６に亘って延
びる形状に成形し、このコンタクト片３の成形前にコン
タクト片３を構成する部分の背面側両側縁に沿って加工
されるフレア状舌片８が、前記嵌合部５の内壁５ａから
入口端面６に沿う部分に対応させて加工される請求項４
に記載の電気コネクタの製造法。 - 【請求項７】 コンタクト片３を構成する部分の背面
側両側縁に沿って加工されるフレア状舌片８は、コンタ
クト片３を構成する部分の背面側両側縁に沿って切り込
み１３を形成した後、この切り込み１３より外側部分を
加圧によって外側に拡開変形させて加工される請求項４
乃至６の何れか１項に記載の電気コネクタの製造法。 - 【請求項８】 切り込み１３は、尖鋭な切り込みエッ
ジ１０を設けた板体１１にコンタクト片３を構成する部
分を押し付けて形成し、切り込み１３より外側の部分の
拡開変形は、この外側の部分を切り込み１３の深さと略
等しい高さの台１４を設置した台板１５の前記台１４に
押し付けてなされる請求項７に記載の電気コネクタの製
造法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18067497A JPH1126101A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 電気コネクタおよびその製造法 |
| US09/096,146 US6099359A (en) | 1997-06-20 | 1998-06-11 | Terminal retention system |
| SG9801435A SG79231A1 (en) | 1997-06-20 | 1998-06-16 | Terminal retention system |
| EP98111083A EP0886344A3 (en) | 1997-06-20 | 1998-06-17 | Terminal retention system |
| CN98103207A CN1125516C (zh) | 1997-06-20 | 1998-06-19 | 端子保持装置 |
| TW087212217U TW389435U (en) | 1997-06-20 | 1998-06-19 | Electrical connector |
| MYPI98002778A MY121710A (en) | 1997-06-20 | 1998-06-19 | Terminal retention system |
| KR1019980023280A KR100280988B1 (ko) | 1997-06-20 | 1998-06-20 | 단자 보유 시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18067497A JPH1126101A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 電気コネクタおよびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1126101A true JPH1126101A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16087333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18067497A Pending JPH1126101A (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 電気コネクタおよびその製造法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6099359A (ja) |
| EP (1) | EP0886344A3 (ja) |
| JP (1) | JPH1126101A (ja) |
| KR (1) | KR100280988B1 (ja) |
| CN (1) | CN1125516C (ja) |
| MY (1) | MY121710A (ja) |
| SG (1) | SG79231A1 (ja) |
| TW (1) | TW389435U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016219207A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
| JP2020205216A (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | イリソ電子工業株式会社 | コネクタ |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3321404B2 (ja) * | 1998-01-16 | 2002-09-03 | 日本圧着端子製造株式会社 | 電気コネクタ及びその製造方法 |
| JP2001186584A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Casio Comput Co Ltd | 外部接続用アダプタおよび電子機器 |
| US6545224B2 (en) * | 2000-10-18 | 2003-04-08 | Yazaki Corporation | Plate-like insulating member and method of fixing electric wire to plate-like insulating member |
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| TW470220U (en) * | 2000-12-21 | 2001-12-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
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| FR2848346B1 (fr) * | 2002-12-05 | 2005-02-11 | Gemplus Card Int | Adaptateur pour la connexion electrique d'une mini-carte a circuits(s)integre(s)dans un connecteur pour carte a memoire |
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| US4762507A (en) * | 1987-04-24 | 1988-08-09 | Amp Incorporated | Electrical contact retention system, and tool for removal and method therefor |
| US4884980A (en) * | 1988-01-15 | 1989-12-05 | General Motors Corporation | Insert molded multiple contact electrical connector |
| EP0450770B1 (en) * | 1990-04-02 | 1995-11-22 | The Whitaker Corporation | Surface mount connector |
| US5030138A (en) * | 1990-10-02 | 1991-07-09 | Amp Incorporated | MLG connector for weld termination |
| JPH04181676A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-29 | Hirose Electric Co Ltd | 電気コネクタとその製作方法 |
| JP3078616B2 (ja) * | 1991-08-30 | 2000-08-21 | ケル株式会社 | プラグコネクタおよびその製造方法 |
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-
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- 1997-06-20 JP JP18067497A patent/JPH1126101A/ja active Pending
-
1998
- 1998-06-11 US US09/096,146 patent/US6099359A/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-16 SG SG9801435A patent/SG79231A1/en unknown
- 1998-06-17 EP EP98111083A patent/EP0886344A3/en not_active Withdrawn
- 1998-06-19 MY MYPI98002778A patent/MY121710A/en unknown
- 1998-06-19 TW TW087212217U patent/TW389435U/zh not_active IP Right Cessation
- 1998-06-19 CN CN98103207A patent/CN1125516C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1998-06-20 KR KR1019980023280A patent/KR100280988B1/ko not_active IP Right Cessation
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| KR100280988B1 (ko) | 2001-11-15 |
| CN1125516C (zh) | 2003-10-22 |
| KR19990007181A (ko) | 1999-01-25 |
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| SG79231A1 (en) | 2001-03-20 |
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| CN1204878A (zh) | 1999-01-13 |
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