JPH11260903A - 無空洞トレンチ隔離を形成する方法 - Google Patents

無空洞トレンチ隔離を形成する方法

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JPH11260903A
JPH11260903A JP11017647A JP1764799A JPH11260903A JP H11260903 A JPH11260903 A JP H11260903A JP 11017647 A JP11017647 A JP 11017647A JP 1764799 A JP1764799 A JP 1764799A JP H11260903 A JPH11260903 A JP H11260903A
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trench
forming
substrate
layer
oxide layer
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JP11017647A
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Changki Hong
昌基 洪
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板内に空洞がないアイソレーションパター
ンの形成が可能な隔離トレンチ形成方法および後続エッ
チング工程の間にトレンチのエッジにリセスが発するこ
とを防止することができるトレンチの形成方法を提供す
る。 【解決手段】 基板30上にトレンチ形成マスクが形成
される。トレンチ形成マスクは相違なるエッチング比の
第1物質層34及び第2物質層36で構成される。トレ
ンチ40を形成するためトレンチ形成マスクを使用して
基板をエッチングした後、湿式エッチングによって第1
物質層34の両側壁を除去する。従って、トレンチ形成
マスクのアンダーカットプロファイルが形成される。最
終的に、基板30上にトレンチ充填絶縁層44aを塗布
することによってトレンチ40を充填する。この時、ト
レンチ充填絶縁層44aはトレンチ40の内部により第
1物質層34の側壁部位で遅い速度で塗布されるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板内に空洞(v
oid)がないアイソレーションパターン(isolat
ion patterns)を形成し、後続エッチング
工程の間にトレンチのエッジの部分にリセス(rece
ss)が発することを防止することができるトレンチ形
成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トレンチ隔離を製造することにおいて、
シリコン基板上のトレンチ内に充填される物質によって
発生する空洞の形成が問題点として提起されている。
H.B.Poggieの米国特許第4、256、514
号ではトレンチ形成方法を開示している。 Poggi
eの特許にてはトレンチパターン内にSiO2又は多結
晶シリコンのような絶縁物質の塗布のため、CVD技術
等を使用している。このようなシステムはSiO2、多
結晶シリコン等が与えられた多数の反応物質からガスー
形態に形成され、基板表面或いはトレンチパターン内に
塗布される同種ガスー相反応(homogeneous
gas phase reaction)を随伴す
る。このような塗布方法によると、特に、互いに交差す
るトレンチパターン内で空洞が形成される可能性が高い
ことが問題である。又は、再充填段階で構造的な欠陥或
は集積回路の隔離構造として適合ではない充填物質が不
良に充填される現象が発生されられる。このような空洞
の生成及び不良構造は後続行程でアクティブデバイス領
域として使用されるシリコン領域からの欠陥の生成を増
加させる役割をする。
【0003】図1から図4までは、従来技術のトレンチ
隔離形成方法の工程段階を示している。図1を参照する
と、半導体基板10上に酸化層12と、シリコン窒化層
14と、酸化層16とが順次的に形成される。フォトリ
ソグラフィ(photolithography)を遂行
して酸化層16上にフォトレジストパターンを形成す
る。その後、パターン化されたフォトレジスト層をマス
クとして使用してエッチング工程が遂行される。その結
果、トレンチ形成マスク18が形成される。トレンチ形
成マスク18を使用してこの技術分野で公知されたRI
E(rection ion etching)工程を進
行することによって酸化層12の一部を除去することに
よって基板10の一部が露出されるようにする。RIE
工程はトレンチ20が形成されるまで遂行される。トレ
ンチ20の形成後に、熱酸化工程が進行されて、この工
程によってトレンチ20の内部上に熱酸化層22が形成
される。
【0004】続いて、図2に示されたように、CVD工
程(前述した米国特許第4、256、514号に開示さ
れたように)によって絶縁物質24を塗布する。絶縁物
質24が塗布される時、絶縁物質24がトレンチ20の
内側(図2の点線丸で表示された記号“A”参照)からト
レンチ形成マスク18の両側壁(図2の点線丸で表示さ
れた記号“B”参照)でより早く形成される。このように
形成された絶縁物質24の厚さはトレンチ20の内側で
よりトレンチ形成マスク18の両側壁でより厚い。この
結果、図3に図示されたように、絶縁物質の塗布速度差
のため空洞26が形成される。最終的に、基板表面が露
出されるまでCMP(chemicalmechani
cal polishing)のような平坦化工程が遂
行されると、トレンチ充填絶縁層24が形成される。図
1Dに図示されたように、空洞26は主にトレンチ充填
絶縁層24の中央部位に形成されることを知られる。こ
れはトレンチ20の内部が絶縁物質24で完全に満たさ
れる前にトレンチ20の入口が絶縁物質に密封(sea
led)されるためである。後続工程では、もし空洞2
6が導電物質で満されると、回路デバイスの間に短絡
(circuit−short)のような深刻な問題が発
生する。又は、次に続けるエッチング(又は洗浄)工程の
間にリセス又はグルーブ又は(図4の点線内に図示され
た記号“C”参照)がアクチブ領域とインアクチブ領域と
の間の境界部分に形成され、これによってトレンチ隔離
構造の不良化が発生する。このような現像を通常“ディ
ピング(dipping)現像”と称する。このような
ディピング現像は特にトレンチのエッジ部分で頻繁に発
生する。上述したように、空洞の生成及び不良構造は後
続行程でアクチブ又はパーシブデバイス領域として使用
されるシリコン領域での欠陥生成を増加させる役割をす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、トレンチ内に空洞が形成されないように隔離トレン
チを形成する方法を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、後続エッチング工程
の間にトレンチの上部表面にリセス又はグルーブ(re
cess or groove)が発生しないように隔
離トレンチを形成する方法を提供することにある。
【0007】本発明のその他の目的は、後続洗浄工程の
間にトレンチの上部表面にリセスが発生しないように隔
離トレンチを形成する方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】目的を達成するための
本発明の1特徴によると、半導体基板にトレンチ隔離を
形成する方法が提供される。この方法によると、半導体
基板上に相異なるエッチング比の第1物質層と第2物質
層とを積層したトレンチ形成マスクを形成する。このト
レンチ形成マスクを使用して基板をエッチングしてトレ
ンチを形成する。第1物質層を湿式エッチングして、第
1物質の両側壁を除去する。トレンチ形成マスクのアン
ダーカットプロファイル(under−cut pro
file)を形成する。最終的に、基板上にトレンチ充
填絶縁層を塗布してトレンチを充填する。 このとき、
トレンチ充填絶縁層がトレンチの内部より第1物質層の
側壁でより遅い速度で塗布されるようにする。
【0009】本発明の他の特徴によると、トレンチ隔離
形成する方法によると、まず、シリコン基板上にシリコ
ン窒化層と第1酸化層を順次的に形成した後、シリコン
窒化層と第1酸化層パターニングして基板の一部が露出
されるようにする。続いて、パターンされたシリコン窒
化層をトレンチ形成マスクとして使用して基板をエッチ
ングすることによってトレンチを形成した後、湿式エッ
チングによって、第1酸化層の側壁を除去することによ
って、トレンチのエッジ(edges)周辺の基板の一部
が露出されるようにする。さらに、トレンチの内部だけ
でなく、基板の露出された部位上に第2酸化層を形成す
る。その後、基板上に絶縁層を形成してトレンチを充填
した後、最終的に、基板の上部表面が露出されるまで基
板を平坦化する。
【0010】
【発明の実施の形態】図5から図8までは、本発明の第
1実施形態による新規なトレンチ隔離形成方法の工程段
階を示している。
【0011】図5を参照すると、約100から300オ
ングストロームまでの厚さのパッド酸化層32及びトレ
ンチ形成マスク(trench forming ma
sk)として使用されるアクチブマスク(active
mask)38を有するシリコン基板の一部(又はエ
ピタキシアル層)が図示されている。基板30のアクチ
ブ及びフィルド領域はアクティブマスク38によって定
義される。パッド酸化層32は、900から1300℃
までの温度で熱酸化(thermal oxidati
on)によって形成される。
【0012】マスク38は、相違なるエッチング比を有
する2つの層で構成され、その一つの層はシリコン窒化
層のような約500から2000オングストロームの厚
さの第1物質層34であり、残る層はCVD(chem
ical vapor depostion)酸化層の
ような第2物質層36である。シリコン窒化層34はC
VD又はPVD(physical vapor de
postion)によって形成され、後続トレンチ充填
絶縁層(trench filling insula
tor)の平坦化工程時エッチング停止層(etch s
topper)として使用され、CVD酸化層36は、
CVD工程で形成されるHTO(high−tempe
rature oxide)層として、トレンチエッチ
ング段階によって要求されるトレンチプロファイル(p
rofile)を獲得するため、パターン層で使用され
る。又はパッド酸化層32はシリコン基板30とシリコ
ン窒化層34との間に膨脹係数(expansion
coefficient)を緩和させるため形成され
る。アクチブマスク38パターンは周知のフォトリソグ
ラフィ(photolithography)によって形
成されるフォトレジストマスク(図示せず)を使用してR
IE(reactive etching)工程によっ
て形成される。
【0013】アクチブマスク38が形成された後、パタ
ーニングされたマスク38を使用してプラズマを使用す
るRIE工程のようなトレンチエッチング段階が行わ
れ、その結果フィルド領域に対応されるトレンチ40が
形成される。次、トレンチ40の内壁に熱酸化層42を
形成するため熱酸化段階が行われる。熱酸化層42は、
基板表面を安定化させるように提供される。
【0014】図6において、シリコン窒化層34の両側
壁を選択的にエッチングするため湿式エッチング工程が
行われ、その結果アクチブマスク38がこの図面に図示
されたようにアンダーカットプロファイル(under
−cut profile)を有するようになる。湿式
エッチング工程は、リン酸(phosphoricac
id)溶液がエッチング液(etchant)として使
用されるとき、CVD酸化層36に対するシリコン窒化
層34のエッチング比が40:1から45:1までの範
囲を有する条件に行われ、シリコン窒化層34のエッチ
ング速度は、分当たり40オングストロームの厚さに調
節される。
【0015】続いて、図6のように、基板全面にCVD
工程を使用して絶縁物質44が蒸着されて、トレンチ4
0の内部が充填される。絶縁物質44がトレンチ40を
充填するとき、絶縁物質は、トレンチ40の内部でよ
り、もっと遅い速度にアクチブマスク38の両側壁に蒸
着される。これは、絶縁物質44が蒸着時、アクチブマ
スク38のカンドアット部位、即ちシリコン窒化層34
のリセスされた部位(recessed portio
n)に移動されるためである。
【0016】前述のように、これがこの実施形態の主な
特徴であり、アクチブマスク38のアンダーカットプロ
ファイルのため、絶縁物質がトレンチの入り口にトレン
チの内部でよりもっと遅く蒸着される。従って。絶縁物
質は、トレンチの入り口が絶縁物質で密封される前にト
レンチの内部を完全に充填するようになる。
【0017】図7及び図8に図示されたように、絶縁物
質の蒸着は、アクチブマスク38のアンダーカットプロ
ファイル構造の条件で続いて行われ、その結果絶縁物質
44aがトレンチ40を完全に充填するようになる。
又、絶縁物質44aは、基板のアクチブ領域の一部に覆
われる事実を周知すべきである。このような理由から、
後続清浄(又は、エッチング)段階が行われても、トレ
ンチ40の上部表面(upper surface)上
にリセスが形成されない。
【0018】最後にCMP(chemical mec
hanical polishing)を使用してエッ
チング停止層として使用されるシリコン窒化層34の表
面が露出されるときまで、平坦化が行われてから、シリ
コン窒化層34及びCVD酸化層36が除去されて無空
洞トレンチ隔離が形成される。ここで、この実施形態の
他の主な特徴は、トレンチ隔離と基板の間に段差が発生
されることである。即ち、無空洞トレンチ隔離が基板よ
りもっと高く形成されることである。このような理由か
ら、ワードライン(word line)のような導電
ライン形成前に後続エッチング段階が行われても無空洞
トレンチ隔離上にリセスが形成されない。
【0019】上述のように、本発明の実施形態による
と、トレンチ形成マスクを使用してトレンチ隔離の蒸着
が行われ、絶縁物質がトレンチの内部でよりトレンチ形
成マスクの両側壁にもっと遅く蒸着される。従って、無
空洞トレンチ隔離が形成されることができる。
【0020】又、無空洞トレンチ隔離が基板よりもっと
高く形成されるため、導電層形成前に、後続洗浄(又、
エッチング)段階が行われても、無空洞トレンチ隔離上
にリセスが形成されない。
【0021】図9から図14までは、本発明の第2実施
形態による新規したトレンチ隔離を形成する方法の工程
段階を示す。
【0022】図9を参照すると、図5のシリコン基板3
0と同一の構造、単にシリコン窒化層上にHTOのよう
なCVD酸化層が形成されていない構造を有するシリコ
ン基板(又はエピタキシアル層)が図示されているた
め、同一の部分には説明を省略するため同一の符号を併
記する。具体的にアクチブマスクとしてトレンチ形成マ
スクを構成するようにパッド酸化層32上にシリコン窒
化層の単一層34が準備される。このトレンチ形成マス
クは、活性領域と非活性領域を定義するためシリコン窒
化層34をパターニングすることによって形成される。
シリコン基板30とシリコン窒化層34の間の膨張係数
を緩和させるためパッド酸化層32が準備される。トレ
ンチ形成マスク34のパターンが第1実施形態のように
RIE工程によって形成される。
【0023】トレンチ形成マスク34が形成されてか
ら、プラズマを使用するRIE工程のようなトレンチエ
ッチング段階がマスク34を使用して続いて行われ、そ
の結果フィールド領域に対応されるトレンチ40が形成
される。
【0024】図10及び図11は、第2実施形態の一番
重要な工程段階を示す。
【0025】図10を参照すると、トレンチ40のエッ
ジ周辺のパッド酸化層32の一部を選択的に除去するた
めのエッチング液としてHF溶液を使用して異方性エッ
チング工程(又は、湿式エッチング工程)が行われる。
湿式エッチング工程によって基板30の上部表面が部分
的に露出される。次、パッド酸化層32と連関されたト
レンチ形成マクス34は、図10のようにアンダーカッ
トプロファイルを有する。
【0026】続いて、図11のように、トレンチ40の
内部を含んで基板30の上部表面の露出された部位の熱
酸化層42aを形成するため熱酸化段階が行われる。熱
酸化層42aが図11で拡大された点線円で表示したよ
うに、トレンチ40の上部エッジにラウンドされた形態
(rounded−shape)に形成される。熱酸化
層42aは基板表面を安定化させ、トレンチのエッジか
ら発生されるリセスを防止するため形成される。ここ
で、覆われた熱酸化層42aによってトレンチ40のエ
ッジ周辺のシリコン基板30の側表面に行われると、後
続エッチング段階の間、トレンチのエッジでディピング
現象(dipping phenomenon)が発生
される。
【0027】図12を参照すると、絶縁物質44が基板
全面にCVD工程を使用して蒸着され、トレンチ40の
内部を充填する。
【0028】図13及び図14のように、エッチング停
止層として使用されるシリコン窒化層34の表面が露出
されるときまで、CMP工程を使用して絶縁物質の平坦
化が行われてから、シリコン窒化層34が湿式又は乾式
エッチング工程によって除去されてトレンチ充填絶縁層
が形成される。湿式又は乾式エッチング工程で、図13
のようにシリコン窒化層34及びトレンチ充填絶縁層4
4の一部が除去される。
【0029】続いて、基板表面が露出されるときまで、
湿式又は乾式工程が行われて、その結果パッド酸化層3
2、熱酸化層の一部、そして絶縁物質44の一部が除去
される。結果的に、図14に図示されたように、トレン
チ充填絶縁層44aが完全に形成される。熱酸化層42
aは、絶縁物質32と同一の構成要素で形成されるた
め、熱酸化層42aは、図14に示されなかった。
【0030】上述のような第2実施形態によると、側表
面を覆う熱酸化層のため、トレンチのエッジ周辺の基板
の側表面が露出されないため、後続エッチング段階の
間、トレンチのエッジにディピング現象が発生されな
い。従って、基板のアクチブ領域上に形成されたゲート
酸化層の厚さは、ゲート酸化層の耐圧を非常に減少させ
ることができるため一定に維持されることができる。
【0031】図15から図18までは、本発明の第3の
実施形態による新規したトレンチ隔離形成方法の工程段
階を示す。
【0032】図15を参照すると、パターニングされた
フォトレジスト層52、及びその上に酸化層54を有す
るシリコン基板(又は、エピタキシャル層)50が図示
されている。酸化層54は、熱酸化によって約100オ
ングストロームから500オングストロームの厚さに形
成する。熱酸化の間、酸素が基板とフォトレジスト層の
間の界面を通過して図15に図示されたようにバーズ
ビーク(bird’sbeak)を形成するようにな
る。
【0033】図16において、HTO、又は窒化層のよ
うに基板50とエッチング選択比を有する絶縁層が蒸着
され、エッジバックされてフォトレジスト層52の両側
壁にスペーサー56が形成される。スペーサー56は、
基板50とエッチング選択比を有する。
【0034】図17を参照すると、フォトレジストパタ
ーン及びスペーサー層をトレンチ形成マスクとして使用
して酸化層54の一部を除去するようにRIEのような
異方性エッチング工程が行われて基板が露出される。ト
レンチ形成マスクによって基板50のアクチブ領域及び
フィルド領域が定義される。トレンチ形成マスクを使用
してトレンチ58を形成するようにRIEが続いて行わ
れてから、トレンチ58を充填するようにUSG(un
doped silicateglass)、又はTE
OS(tetra−ethyl−orthosilic
ate)酸化層のような絶縁物質60が蒸着される。
【0035】最後に図18に図示されたように、基板5
0の上部表面が露出されるときまで、CMP工程を使用
して平坦化が行われる。ここで、熱酸化層54が活性領
域の間の界面に残っていることに注目すべきである。残
っている酸化層54によって後続清浄段階によるディピ
ング問題が解決される。
【0036】上述の第3実施形態によると、酸化層がト
レンチのエッジ近所に残っている酸化層のため、後続洗
浄(又は、エッチング)段階が行われてもディピング現
象が発生されない。
【0037】又、トレンチ形成マスクは、その両側壁に
スペーサーを含むため、トレンチは、上部幅より下部幅
がもっと小さいプロファイルを有するようになる。従っ
て、無空洞トレンチ隔離が形成されることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、トレンチ形成マスクを使用し
てトレンチ隔離の蒸着が行われ、絶縁物質がトレンチの
内部でよりトレンチ形成マスクの両側壁のもっと遅く蒸
着される。従って、無空洞トレンチ隔離が形成されるこ
とができる。
【0039】又、無空洞トレンチ隔離が基板よりもっと
高く形成されるため、導電層形成前に後続洗浄(又はエ
ッチング)段階が行われても、無空洞トレンチ隔離上に
リセスされない。
【0040】本発明は、側表面を覆う熱酸化層のため、
トレンチのエッジ周辺の基板の側表面が露出されないた
め、後続エッチング段階の間、トレンチのエッジにディ
ピング現象が発生されない。従って、基板のアクチブ領
域上に形成されたゲート酸化層の厚さは、ゲート酸化層
の耐圧を非常に減少させることができるため、一定に維
持されることができる。
【0041】本発明は、酸化層がトレンチのエッジ周辺
に残っている酸化層のため、後続清浄(又は、エッチン
グ)段階が行われてもディピング現象が発生されない。
【0042】又、トレンチ形成マスクは、その両側壁に
スペーサーを含むため、トレンチは上部幅より下部幅が
もっと小さいプロファイルを有するようになる。従っ
て、無空洞トレンチ隔離が形成されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の隔離トレンチ形成方法の工程段階を示
す工程流れ図である。
【図2】 従来の隔離トレンチ形成方法の工程段階を示
す工程流れ図である。
【図3】 従来の隔離トレンチ形成方法の工程段階を示
す工程流れ図である。
【図4】 従来の隔離トレンチ形成方法の工程段階を示
す工程流れ図である。
【図5】 本発明の第1実施形態による隔離トレンチ形
成方法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図6】 本発明の第1実施形態による隔離トレンチ形
成方法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図7】 本発明の第1実施形態による隔離トレンチ形
成方法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図8】 本発明の第1実施形態による隔離トレンチ形
成方法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図9】 本発明の第2実施形態による隔離トレンチ形
成方法の工程段階を示す流れ図である。
【図10】 本発明の第2実施形態による隔離トレンチ
形成方法の工程段階を示す流れ図である。
【図11】 本発明の第2実施形態による隔離トレンチ
形成方法の工程段階を示す流れ図である。
【図12】 本発明の第2実施形態による隔離トレンチ
形成方法の工程段階を示す流れ図である。
【図13】 本発明の第2実施形態による隔離トレンチ
形成方法の工程段階を示す流れ図である。
【図14】 本発明の第2実施形態による隔離トレンチ
形成方法の工程段階を示す流れ図である。
【図15】 発明の第3実施形態によるトレンチ形成方
法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図16】 発明の第3実施形態によるトレンチ形成方
法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図17】 発明の第3実施形態によるトレンチ形成方
法の工程段階を示す工程流れ図である。
【図18】 発明の第3実施形態によるトレンチ形成方
法の工程段階を示す工程流れ図である。
【符号の説明】
30:シリコン基板 32:パッド酸化層 34:シリコン窒化層 36:CVD酸化層 38:アクチブマスク 40:トレンチ 42、42a:熱酸化層 44、44a:絶縁物質、トレンチ充填絶縁層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板にトレンチ隔離を形成する方
    法において、 前記半導体基板上に相異なるエッチング比の第1及び第
    2物質層からなるトレンチ形成マスクを形成する段階
    と、 前記トレンチ形成マスクを使用して前記基板をエッチン
    グしてトレンチを形成する段階と、 前記第1物質層を湿式エッチングして前記第1物質層の
    両側壁を除去することによって前記トレンチ形成マスク
    のアンダーカットプロファイルを形成する段階と、 前記基板上にトレンチ充填絶縁層を塗布して前記トレン
    チを充填する段階を含み、 前記トレンチ充填絶縁層が前記トレンチの内部における
    よりも、前記第1物質層の側壁において、より遅い速度
    に塗布させることを特徴とするトレンチ隔離形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1物質層は、シリコン窒化層であ
    り、かつ、前記第2物質層は、CVD酸化層であること
    を特徴とする請求項1に記載のトレンチ隔離形成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1物質層と前記第2物質層とのエ
    ッチング比は、40:1から45:1までの範囲内であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のトレンチ隔離形成
    方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板にトレンチ隔離を形成する方
    法において、 前記基板上にシリコン窒化層と第1酸化層を順次に形成
    する段階と、 前記シリコン窒化層と前記第1酸化層をパターニングし
    て前記基板の一部を露出させる段階と、 前記パターンされたシリコン窒化層をトレンチ形成マス
    クとして使用して前記基板をエッチングすることによっ
    てトレンチを形成する段階と、 湿式エッチングによって前記第1酸化層の側壁を除去す
    ることによって前記トレンチのエッジ周辺の基板の一部
    を露出させる段階と、 前記トレンチの内部だけではなく、前記基板の露出され
    た部位上の第2酸化層を形成する段階と、 前記基板上に絶縁層を形成して前記トレンチを充填する
    段階と、 前記基板の表面が露出されるときまで、前記基板を平坦
    化する段階とを含むことを特徴とするトレンチ隔離形成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記第2酸化層は、前記トレンチのエッ
    ジから丸く形成されることを特徴とする請求項4に記載
    のトレンチ隔離形成方法。
  6. 【請求項6】 前記シリコン窒化層上にHTO(hig
    h−temperature oxide)層を形成す
    る段階をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の
    トレンチ隔離形成方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板内にトレンチ隔離を形成する
    方法において、 半導体基板上にフォトレジストパターンを形成すること
    によって前記基板のアクティブ領域とフィールド領域と
    を形成する段階と、 前記基板の前記フィールド領域を酸化させることによっ
    て酸化層を形成する段階と、 前記基板とのエッチング選択性を有するスペーサー層を
    前記フォトレジストの両側壁上に形成する段階と、 前記フォトレジストのパターンと前記スペーサー層をト
    レンチ形成マスクとして使用して前記酸化層及び前記基
    板を選択的にエッチングすることによって前記トレンチ
    のエッジ周辺に前記酸化層の一部を残留させる段階と、 前記基板上に絶縁層を形成することによって前記トレン
    チを充填する段階と、 前記基板の上部表面が露出されるときまで前記絶縁層を
    平坦化する段階とを含むことを特徴とするトレンチ隔離
    形成方法。
  8. 【請求項8】 前記スペーサー層は、HTO層、又は窒
    化層であることを特徴とする請求項7に記載のトレンチ
    隔離形成方法。
  9. 【請求項9】 前記トレンチの下部幅は、前記トレンチ
    の上部幅より小さいことを特徴とする請求項7に記載の
    トレンチ隔離形成方法。
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