JP2001118920A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2001118920A
JP2001118920A JP29412799A JP29412799A JP2001118920A JP 2001118920 A JP2001118920 A JP 2001118920A JP 29412799 A JP29412799 A JP 29412799A JP 29412799 A JP29412799 A JP 29412799A JP 2001118920 A JP2001118920 A JP 2001118920A
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trench
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insulating layer
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Yukio Morozumi
幸男 両角
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランジスタ特性における不具合が抑えられ
た半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置の製造方法は、以下の工程
(a)〜(i)を含む。(a)基板10の上に、研磨ス
トッパ層14を形成する工程、(b)研磨ストッパ層1
4の上に、エッチング保護層90を形成する工程、
(c)研磨ストッパ層14およびエッチング保護層90
を所定のパターンにパターニングする工程、(d)研磨
ストッパ層14およびエッチング保護層90をマスクと
して、基板10の一部を除去し、トレンチ16を形成す
る工程、(e)研磨ストッパ層14をサイドエッチング
する工程、(f)トレンチ16を充填するように絶縁層
21を形成する工程であって、工程(e)においてサイ
ドエッチングによって形成された空間に、張出絶縁層2
2aを形成する工程、(g)絶縁層21を研磨する工
程、(h)研磨ストッパ層14を除去する工程、および
(i)少なくとも、絶縁層21の一部および張出絶縁層
22aの一部をエッチングし、トレンチ絶縁層20を形
成する工程。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特に素子分離領域を有する半導体装置の製
造方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、半導体素子、たとえばMOSトラン
ジスタの微細化に伴い、素子分離領域の微細化が必要と
なっている。この領域の微細化を達成するため、トレン
チ素子分離技術が検討されている。トレンチ素子分離技
術とは、半導体素子間の基板上にトレンチを設け、この
トレンチに絶縁材を充填することによって、半導体素子
間を分離する技術である。この技術の一例を次に説明す
る。
【0003】図30〜図33は、従来のトレンチ素子分
離技術(以下「従来技術1」という)を利用した、トレ
ンチ素子分離領域123の形成工程を模式的に示す断面
図である。
【0004】まず、図30に示すように、シリコン基板
110上に、パッド層(二酸化シリコンパッド層)11
2、研磨ストッパ層(窒化シリコンパッド層)114を
順次堆積させる。その後、研磨ストッパ層114の上
に、所定のパターンのレジスト層R10を形成し、レジ
スト層R10をマスクとして、研磨ストッパ層114お
よびパッド層112をエッチングする。
【0005】次いで、図31に示すように、レジスト層
R10をアッシング除去する。次に、研磨ストッパ層1
14をマスクとして、シリコン基板110をエッチング
し、トレンチ116を形成する。その後、トレンチ11
6におけるシリコン基板110の露出面を熱酸化し、ト
レンチ酸化膜(厚さの薄い二酸化シリコン層)118を
形成する。
【0006】次に、トレンチ116を埋め込むようにし
て、絶縁層(二酸化シリコン層)120を全面に堆積さ
せ、図32に示すように、研磨ストッパ層114をマス
クとして、絶縁層120を平坦化する。次いで、研磨ス
トッパ層114を、熱リン酸を用いて除去する。
【0007】その後の工程において、絶縁層の突出部1
22を等方性エッチングし、図33に示すような、トレ
ンチ素子分離領域123を形成する。絶縁層の突出部1
22とは、シリコン基板110の素子形成領域の表面よ
り突出した、絶縁層120の部分をいう。
【0008】しかし、以上のようにして、トレンチ素子
分離領域123を形成すると、絶縁層120の上部の端
部(トレンチのコーナー部分116a)において、図3
3に示すように、窪み125が生じる。図34は、図3
3の窪み125を拡大した模式図である。この窪み12
5は、トランジスタ特性における不具合、たとえば逆狭
チャネル効果、ハンプ(Hump)などを引き起こす場
合がある。
【0009】窪みの発生の防止を図る技術として、特開
平11−145275号公報に開示された技術(以下
「従来技術2」という)がある。
【0010】この従来技術2によると、HF/グリセロ
ールあるいは高温のリン酸を使用して窒化シリコンパッ
ド層を等方性エッチングしている。しかし、このように
窒化シリコンパッド層を等方性エッチングすると、たと
えば、窒化シリコンパッド層の膜厚において、ばらつき
が生じると考えられる。窒化シリコンパッド層の膜厚に
おいてばらつきが生じた状態で、二酸化シリコン層の研
磨をすると、二酸化シリコン層の膜厚において、ばらつ
きが生じてしまう。そして、二酸化シリコン層の膜厚に
おいてばらつきが生じると、二酸化シリコン層は、トレ
ンチのコーナー部分に対応した箇所において、局部的に
薄い部分が生じてしまう場合がある。このような場合に
おいて、二酸化シリコン層の等方性エッチングをする
と、トレンチのコーナー部分において、窪みが生じやす
い。したがって、従来技術2は、従来技術1に比べて、
窪みの発生が抑えられているが、以上の理由で、窪みが
生じる場合があると考えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、トラ
ンジスタ特性における不具合が抑えられた半導体装置お
よびその製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、トレンチと、該トレンチを充填するトレンチ
絶縁層とを含む、トレンチ素子分離領域を有する、半導
体装置の製造方法であって、以下の工程(a)〜(i)
を含む。 (a)基板の上に、化学的機械的研磨のための研磨スト
ッパ層を形成する工程、(b)前記研磨ストッパ層の上
に、該研磨ストッパ層のためのエッチング保護層を形成
する工程、(c)前記研磨ストッパ層および前記エッチ
ング保護層を所定のパターンにパターニングする工程、
(d)少なくとも前記研磨ストッパ層および前記エッチ
ング保護層を含むマスク層をマスクとして、前記基板の
一部を除去し、トレンチを形成する工程、(e)前記研
磨ストッパ層をサイドエッチングする工程、(f)前記
トレンチを充填するように絶縁層を形成する工程であっ
て、さらに、前記工程(e)においてサイドエッチング
によって形成された空間に、張出絶縁層を形成する工
程、(g)化学的機械的研磨法により、前記絶縁層を研
磨する工程、(h)前記研磨ストッパ層を除去する工
程、および(i)少なくとも、前記絶縁層の一部および
前記張出絶縁層の一部をエッチングし、トレンチ絶縁層
を形成する工程。
【0013】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
工程(e)で研磨ストッパ層をサイドエッチングする
際、従来技術2に比べて、研磨ストッパ層の膜厚のバラ
ツキ度合いを抑えることができる。以下、この理由を述
べる。本発明においては、工程(b)で、研磨ストッパ
層の上に、研磨ストッパ層のためのエッチング保護層を
形成している。このエッチング保護層が形成されている
ことにより、工程(e)で研磨ストッパ層をサイドエッ
チングする際、基板表面に対し垂直方向の、研磨ストッ
パ層のエッチングが、従来技術2に比べて進行し難い。
したがって、本発明によれば、従来技術2に比べて研磨
ストッパ層の膜厚のバラツキ度合いを低減することがで
きる。そのため、研磨ストッパ層をストッパとして、工
程(g)で絶縁層を研磨すると、従来技術2に比べて均
一な膜厚を有する絶縁層を得ることができる。その結
果、工程(i)で絶縁層をエッチングした後、トレンチ
のコーナー部分において、窪みが生じるのを、従来技術
2に比べて抑えることができる。そのため、本発明によ
れば、従来技術2に比べて、トランジスタ特性における
不具合、たとえば逆狭チャネル効果、ハンプ(Hum
p)が抑制された半導体装置を製造することができる。
【0014】前記工程(e)は、前記工程(d)の後に
行われてもよいし、前記工程(d)の前に行われてもよ
い。
【0015】前記工程(e)において、前記エッチング
保護層に対する前記研磨ストッパ層の選択比(研磨スト
ッパ層のエッチングレート/エッチング保護層のエッチ
ングレート)は、5以上であることが好ましい。この選
択比を満たすことにより、工程(e)において、エッチ
ング保護層は、基板表面に対し垂直方向の、研磨ストッ
パ層のエッチングをより確実に防止することができる。
そのため、より研磨ストッパ層の膜厚におけるバラツキ
度合いを低減することができる。その結果、工程(i)
で絶縁層をエッチングした後、トレンチのコーナー部分
における絶縁層において、窪みが生じるのを、より確実
に抑えることができる。そのため、本発明によれば、ト
ランジスタ特性における不具合、たとえば逆狭チャネル
効果、ハンプ(Hump)がより抑制された半導体装置
を製造することができる。
【0016】前記エッチング保護層は、たとえば、酸化
シリコンまたは酸化窒化シリコンからなることができ
る。
【0017】前記工程(e)において前記研磨ストッパ
層のサイドエッチングされる幅は、たとえば10〜10
0nmである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0019】[デバイスの構造]以下、本実施の形態に
係る半導体装置について説明する。図27は、本実施の
形態に係る半導体装置100である。
【0020】半導体装置100は、トレンチ素子分離領
域23と、n型MOS素子80と、p型MOS素子82
とを含む。
【0021】トレンチ素子分離領域23は、シリコン基
板10に設けられたトレンチ16内に、トレンチ絶縁層
20が充填されて形成されている。トレンチ素子分離領
域23は、MOS素子80,82間を分離し、素子形成
領域を画定する役割を有する。シリコン基板10とトレ
ンチ絶縁層20との間には、トレンチ酸化膜18が介在
している。そして、このトレンチ素子分離領域23を境
として、一方の素子領域には、p型レトログレードウエ
ル32が形成され、他方の素子領域には、n型レトログ
レードウエル30が形成されている。
【0022】p型レトログレードウエル32上には、n
型MOS素子80が形成され、n型レトログレードウエ
ル30上には、p型MOS素子82が形成されている。
【0023】n型MOS素子80は、ゲート酸化膜28
と、ゲート電極46と、n型不純物拡散層50とを有す
る。n型MOS素子80のゲート酸化膜28は、p型レ
トログレードウエル32上に形成されている。このゲー
ト酸化膜28上には、ゲート電極46が形成されてい
る。ゲート電極46は、多結晶シリコン層40と、多結
晶シリコン層40上に形成された金属シリサイド層42
とからなる。そして、ゲート酸化膜28およびゲート電
極46の側壁を覆うようにして、サイドウォール絶縁膜
70が形成されている。n型不純物拡散層50は、ソー
ス/ドレイン領域を構成している。そしてn型不純物拡
散層50は、低濃度のn型不純物拡散層50aと高濃度
のn型不純物拡散層50bとからなり、LDD構造を有
している。
【0024】p型MOS素子82は、ゲート酸化膜28
と、ゲート電極46と、p型不純物拡散層60とを有す
る。p型MOS素子82のゲート酸化膜28は、n型レ
トログレードウエル30上に形成されている。ゲート電
極46およびサイドウォール絶縁膜70の詳細は、n型
MOS素子80と同様である。p型不純物拡散層60
は、p型である以外は、n型不純物拡散層50と同様で
ある。
【0025】[製造プロセス]次に、本実施の形態に係
る半導体装置100の製造プロセスについて説明する。
図1〜図26は、本実施の形態に係る半導体装置100
の製造工程を模式的に示す断面図である。
【0026】(パッド層の形成)まず、図1を参照しな
がら説明する。シリコン基板10上に、パッド層12を
形成する。パッド層12の材質としては、たとえば酸化
シリコン,酸化窒化シリコンなどを挙げることができ
る。パッド層12が酸化シリコンからなる場合には、熱
酸化法,CVD法などにより形成することができ、酸化
窒化シリコンからなる場合には、CVD法などにより形
成することができる。パッド層12の膜厚は、たとえば
5〜20nmである。
【0027】(研磨ストッパ層の形成)次に、パッド層
12上に、研磨ストッパ層14を形成する。研磨ストッ
パ層14としては、たとえば窒化シリコン層,多結晶シ
リコン層および非晶質シリコン層のいずれかの単層構造
であるか、または、窒化シリコン層と多結晶シリコン層
と非晶質シリコン層との中から選択される少なくとも2
種からなる多層構造などを挙げることができる。研磨ス
トッパ層14の形成方法としては、公知の方法たとえば
CVD法などを挙げることができる。研磨ストッパ層1
4は、後のCMPにおけるストッパとして機能するのに
十分な膜厚、たとえば50〜200nmの膜厚を有す
る。
【0028】(エッチング保護層の形成)次に、研磨ス
トッパ層14の上に、研磨ストッパ層14のためのエッ
チング保護層90を形成する。エッチング保護層90の
機能は、後述の、研磨ストッパ層14のサイドエッチン
グ工程で説明する。エッチング保護層90の材質として
は、その機能を発揮できるものであれば特に限定され
ず、たとえば酸化シリコン,酸化窒化シリコンを挙げる
ことができる。エッチング保護層90が酸化シリコンか
らなる場合には、熱酸化法,CVD法などにより形成す
ることができ、酸化窒化シリコンからなる場合には、C
VD法などにより形成することができる。エッチング保
護層90の膜厚は、その機能を発揮できる程度の膜厚で
あれば特に限定されず、たとえば50〜200nmであ
る。
【0029】(パターニング)次に、図2に示すよう
に、エッチング保護層90の上に、所定のパターンのレ
ジスト層R1を形成する。レジスト層R1は、トレンチ
16が形成されることになる領域の上方において、開口
されている。
【0030】次に、図3に示すように、レジスト層R1
をマスクとして、エッチング保護層90、研磨ストッパ
層14およびパッド層12をエッチングする。このエッ
チングは、たとえばドライエッチングにより行われる。
【0031】(トレンチの形成)次に、図4に示すよう
に、レジスト層R1をアッシングにより除去する。次い
で、図5に示すように、研磨ストッパ層14をマスクと
して、シリコン基板10をエッチングし、トレンチ16
を形成する。このトレンチ16の形成により、素子形成
領域11が画定される。トレンチ16の深さは、デバイ
スの設計により異なるが、たとえば300〜500nm
である。トレンチの幅16は、デバイスの設計により異
なるが、設計基準が0.18μmの場合、たとえば25
0nm以上であり、設計基準が0.12μmの場合、た
とえば180nm以上である。シリコン基板10のエッ
チングは、ドライエッチングにより行うことができる。
【0032】(研磨ストッパ層のサイドエッチング)次
に、図6に示すように、研磨ストッパ層14をサイドエ
ッチングし、研磨ストッパ層14の端部を除去する。す
なわち、研磨ストッパ層14の端面14aを、素子形成
領域11側に後退させる。以下、この工程を「研磨スト
ッパ層14のサイドエッチング工程」という。研磨スト
ッパ層14の端部が除去されることにより、エッチング
保護層90とパッド層12との間に、空間S100が形
成される。研磨ストッパ層14の端面14aが後退する
距離(研磨ストッパ層が除去される幅)D100は、デ
バイスの設計により異なるが、10〜100nmである
ことが好ましい。距離D100が10nm未満である
と、後述の張出絶縁層22a(図10参照)が、その機
能を発揮するのが難しくなる。距離D100が100n
mを超えると、後述の等方性エッチング(たとえばパッ
ド層の等方性エッチング,犠牲酸化膜の等方性エッチン
グ)の時間が長くなり、後述のトレンチ絶縁層20の寸
法および膜厚のバラツキの原因となる。距離D100が
100nmを超えると、等方性エッチングの時間が長く
なるのは、後述のゲート酸化膜28を形成する時点で、
素子形成領域上に後述の張出絶縁層22aを残さないよ
うにするためである。 研磨ストッパ層14のサイドエ
ッチング工程において、エッチング保護層90は、次の
機能を発揮する。エッチング保護層90は、研磨ストッ
パ層14の上面上に形成されている。このエッチング保
護層90は、研磨ストッパ層14が、シリコン基板10
の表面に対し垂直方向からエッチングされるのを防止す
る機能を発揮する。したがって、研磨ストッパ層14の
サイドエッチング工程を経ることによって、研磨ストッ
パ層14の厚さにおいてバラツキが、従来技術2に比べ
て生じ難い。すなわち、研磨ストッパ層14のサイドエ
ッチング工程を行っても、従来技術2に比べて、研磨ス
トッパ層14の膜厚の均一性が保たれる。
【0033】研磨ストッパ層14のサイドエッチング工
程における、エッチャントとしては、エッチング保護層
90の機能を発揮させつつ、研磨ストッパ層14をサイ
ドエッチングできるものであれば特に限定されない。好
ましいエッチャントとしては、エッチング保護層90に
対する研磨ストッパ層14の選択比(研磨ストッパ層の
エッチングレート/エッチング保護層のエッチングレー
ト)が5以上であるエッチャントである。研磨ストッパ
層14が窒化シリコンからなり、エッチング保護層90
が酸化シリコンまたは酸化窒化シリコンからなる場合に
は、熱リン酸を含むエッチャントが好適である。
【0034】(トレンチ酸化膜の形成)次に、図7に示
すように、熱酸化法により、トレンチ16におけるシリ
コン基板10の露出面を酸化し、トレンチ酸化膜18を
形成する。トレンチ酸化膜の膜厚は、たとえば10〜1
00nmである。
【0035】(絶縁層の埋込み)次に、図8に示すよう
に、トレンチ16を埋め込むようにして、絶縁層21を
全面に堆積する。この絶縁層21の堆積の際に、エッチ
ング保護層90とパッド層12との間の空間S100内
に絶縁材が堆積する。この空間S100内に堆積した絶
縁材は、後の工程において張出絶縁層22a(図10参
照)となる。絶縁層21の材質としては、たとえば酸化
シリコンを挙げることができる。絶縁層21の膜厚は、
トレンチ16を埋め込み、少なくとも研磨ストッパ層1
4を覆うような膜厚、たとえば500〜800nmであ
る。絶縁層21の堆積方法としては、たとえば高密度プ
ラズマCVD法,熱CVD法,TEOSプラズマCVD
法などを挙げることができる。
【0036】(絶縁層の研磨)次に、図9に示すよう
に、絶縁層21をCMP法により平坦化する。この平坦
化は、研磨ストッパ層14が露出するまで行う。つま
り、研磨ストッパ層14をストッパとして、絶縁層21
を平坦化する。この絶縁層21の平坦化の際に、エッチ
ング保護層90は、同時に除去される。本実施の形態で
は、前述したように、従来技術2に比べて、研磨ストッ
パ層14の膜厚の均一性が保たれている。このため、従
来技術2に比べて平坦化された絶縁層21を得ることが
できる。
【0037】(研磨ストッパ層の除去)次に、図10に
示すように、研磨ストッパ層14を、たとえば熱リン酸
液を用いて除去する。これにより、研磨ストッパ層14
を除去した後には、シリコン基板10の素子形成領域1
1側へ突出した絶縁層21が残る。以下、シリコン基板
10の素子形成領域11の表面より突出した部分の絶縁
層21を「絶縁層の突出部22」という。前述したよう
に、絶縁層21は、従来技術2に比べて平坦化が図られ
ている。したがって、この絶縁層21は、従来技術2に
比べて均一な膜厚を有している。そのため、絶縁層21
は、トレンチ16のコーナー部分16aに対応した箇所
において、局部的に薄い部分を有していない。また、絶
縁層の突出部22は、素子形成領域11側に張り出し
た、張出絶縁層22aを有する。この張出絶縁層22a
の機能は、後述の、パッド層12を等方性エッチングす
る工程で説明する。
【0038】(パッド層の等方性エッチング)次に、図
11に示すように、パッド層12と絶縁層の突出部22
とを、フッ酸により等方性エッチングする。以下、この
等方性エッチングの工程を「パッド層12のライトエッ
チング工程」という。このパッド層12のライトエッチ
ング工程において、張出絶縁層22aも部分的に除去さ
れる。しかし、張出絶縁層22aが存在することによ
り、トレンチ16のコーナー部分16aにおける絶縁層
21とエッチャントとが接触し難くなっている。このた
め、張出絶縁層22aがない場合に比べて、トレンチ1
6のコーナー部分16aにおいて、窪み(図34参照)
が生じ難くなっている。
【0039】そして、パッド層12のライトエッチング
工程の前において、絶縁層21は、従来技術2と比べ
て、均一な膜厚を有している。このため、前述したよう
に、絶縁層21は、トレンチ16のコーナー部分16a
に対応した箇所において、局部的に薄い部分を有してい
ない。したがって、パッド層12のライトエッチング工
程を経ても、トレンチ16のコーナー部分16aにおい
て、窪みが、従来技術2に比べて生じ難くなっている。
また、パッド層12のライトエッチング工程を経ても、
絶縁層21は、従来技術2に比べて、均一な膜厚を有
し、かつ、局部的に薄い部分を有していない。
【0040】(犠牲酸化膜の形成)次に、図12に示す
ように、熱酸化法により、シリコン基板10の露出面
に、酸化シリコンからなる犠牲酸化膜24を形成する。
犠牲酸化膜24の膜厚は、たとえば10〜20nmであ
る。
【0041】(ウエルの形成)次に、図13に示すよう
に、犠牲酸化膜24および絶縁層21の表面に、所定の
パターンを有するレジスト層R2を形成する。レジスト
層R2は、nウエルとなる領域において開口されてい
る。このレジスト層R2をマスクとして、リン,ヒ素な
どのn型不純物を1回もしくは複数回にわたってシリコ
ン基板10に注入することにより、シリコン基板10内
にn型レトログレードウエル30を形成する。なお、レ
トログレードウエルは、シリコン基板10の深い位置に
おいて、ウエルの不純物濃度のピークがあるウエルをい
う。n型レトログレードウエル30を形成した後、レジ
スト層R2を除去する。
【0042】次に、図14に示すように、犠牲酸化膜2
4および絶縁層21の表面に、レジスト層R3を形成す
る。レジスト層R3は、pウエルとなる領域において開
口されている。このレジスト層R3をマスクとして、ボ
ロンなどのp型不純物を1回もしくは複数回にわたって
シリコン基板10に注入することにより、シリコン基板
10内にp型レトログレードウエル32を形成する。次
に、図15に示すように、レジスト層R3を除去する。
【0043】(犠牲酸化膜の等方性エッチング)次に、
図16に示すように、犠牲酸化膜24と絶縁層の突出部
22とを、フッ酸により等方性エッチングし、トレンチ
絶縁層20が形成され、こうして、トレンチ素子分離領
域23が形成される。以下、この等方性エッチングの工
程を「犠牲酸化膜24のライトエッチング工程」とい
う。犠牲酸化膜24のライトエッチング工程の前におい
て、絶縁層21は、従来技術2に比べて、均一な膜厚を
有している。このため、絶縁層21は、トレンチ16の
コーナー部分16aに対応した箇所において、局部的に
薄い部分を有していない。そのため、犠牲酸化膜24の
ライトエッチング工程を経ることによって、トレンチ1
6のコーナー部分16aにおいて、窪みが、従来技術2
に比べて生じ難くなっている。また、張出絶縁層22a
は、犠牲酸化膜24のライトエッチング工程において
も、パッド層12のライトエッチング工程と同様の機能
を発揮する。
【0044】(ゲート電極の形成)次に、図17に示す
ように、シリコン基板10の表面の上に、酸化膜26を
形成する。この酸化膜26の一部は、ゲート酸化膜28
となる。
【0045】次に、図18に示すように、トレンチ絶縁
層20および酸化膜26の上にCVD法などによって、
多結晶シリコン層40を形成する。多結晶シリコン層4
0はドーピングされており、ドーピング方法はインサイ
チュウドーピング(in-situdoping)であっても、イオ
ン注入法であってもかまわない。
【0046】次に、多結晶シリコン層40の表面に、金
属シリサイド層42を形成する。金属シリサイド層42
の材質としては、タングステン,チタン,モリブデンな
どのシリサイドなどが挙げられ、その形成方法として
は、スタッパリング法やCVD法などを挙げることがで
きる。
【0047】次に、金属シリサイド層42の表面に酸化
シリコン層44を形成する。酸化シリコン層44の形成
方法としては、たとえばCVD法などが挙げられる。
【0048】次に、図19に示すように、酸化シリコン
層44の上に、ゲート電極46を形成したい領域を被覆
するレジスト層R4を形成する。次いで、このレジスト
層R4をマスクとして、酸化シリコン層44をエッチン
グする。その後、図20に示すように、レジスト層R4
をアッシングにより除去する。
【0049】次に、図21に示すように、酸化シリコン
層44をマスクとして、金属シリサイド層42および多
結晶シリコン層40をエッチングする。このようにし
て、多結晶シリコン層40と金属シリサイド層42とか
らなるゲート電極46を形成する。
【0050】(ソース/ドレインの形成)次に、図22
に示すように、n型レトログレードウエル30を覆うレ
ジスト層R5を形成する。このレジスト層R5をマスク
として、p型レトログレードウエル32中に、リンなど
をイオン注入し、p型レトログレードウエル32中に、
ソース/ドレイン領域を構成する低濃度のn型不純物拡
散層50aを形成する。
【0051】レジスト層R5を除去した後、図23に示
すように、p型レトログレードウエル32を覆うレジス
ト層R6を形成する。このレジスト層R6をマスクとし
て、n型レトログレードウエル30中に、ボロンなどを
イオン注入し、n型レトログレードウエル30中に、ソ
ース/ドレイン領域を構成する低濃度のp型不純物拡散
層60aを形成する。
【0052】次に、レジスト層R6を除去した後、CV
D法などによって、絶縁層(図示しない)、たとえばシ
リコン窒化膜,シリコン酸化膜などを全面に形成する。
次いで、図24に示すように、反応性イオンエッチング
などによって、絶縁層を異方性エッチングすることによ
り、サイドウォール絶縁膜70を形成する。
【0053】次に、図25に示すように、n型レトログ
レードウエル30を覆うレジスト層R7を形成する。こ
のレジスト層R7と、ゲート電極46と、サイドウォー
ル絶縁膜70とをマスクとして、ヒ素などの不純物を、
p型レトログレードウエル32中にイオン注入し、高濃
度のn型不純物拡散層50bを形成する。これにより、
LDD構造のn型不純物拡散層50が形成される。
【0054】次に、レジスト層R7を除去した後、図2
6に示すように、p型レトログレードウエル32を覆う
レジスト層R8を形成する。このレジスト層R8と、ゲ
ート電極46と、サイドウォール絶縁膜70とをマスク
として、ボロンなどの不純物を、n型レトログレードウ
エル30中にイオン注入し、高濃度のp型不純物拡散層
60bを形成する。これにより、LDD構造のp型不純
物拡散層60が形成される。
【0055】次に、レジスト層R8をアッシング除去す
ることにより、図27に示すような、本実施の形態に係
る半導体装置100が完成する。
【0056】[特徴点および作用効果]本実施の形態に
おいて特徴的な点は、研磨ストッパ層14の上に、エッ
チング保護層90が形成された状態で、研磨ストッパ層
14のサイドエッチングを行っていることである。研磨
ストッパ層14の上に、エッチング保護層90が形成さ
れた状態で、研磨ストッパ層14のサイドエッチングを
行うことによって、シリコン基板10の表面に対し垂直
方向の、研磨ストッパ層14のエッチングを防止するこ
とができる。したがって、研磨ストッパ層14のサイド
エッチングを行った後における、研磨ストッパ層14の
厚さにおけるバラツキ度合いは、従来技術2に比べて低
減されている。すなわち、研磨ストッパ層14のサイド
エッチングを行っても、研磨ストッパ層14は、従来技
術2に比べて均一な膜厚を有している。そのため、絶縁
層21の研磨において、従来技術2に比べて、絶縁層2
1の平坦化を図ることができる。したがって、絶縁層2
1の厚さにおけるバラツキ度合いは、従来技術2に比べ
て低減されている。つまり、絶縁層21は、従来技術2
に比べて、均一な膜厚を有している。その結果、本実施
の形態によれば、従来技術2に比べて、トレンチ16の
コーナー部分16aにおいて、窪み(図34参照)が生
じ難い。そのため、本実施の形態によれば、従来技術2
に比べて、トランジスタ特性の不具合、たとえばハンプ
(Hump)が抑制された半導体装置を製造することが
できる。また、同時に、トランジスタ特性の安定化およ
び歩留まりの向上を図ることができる。
【0057】[変形例]本発明は、上記実施の形態に限
定されず、本発明の要旨の範囲で種々の変更が可能であ
る。
【0058】(1)上記の実施の形態では、トレンチ1
6を形成した後に、研磨ストッパ層14のサイドエッチ
ングを行っている。しかし、研磨ストッパ層14のサイ
ドエッチングの工程の順序は、上記実施の形態のほか
に、次の2つの態様が可能である。
【0059】第1に、図28に示すように、エッチン
グ保護層90、研磨ストッパ層14およびパッド層12
をパターニングした後、研磨ストッパ層14をサイドエ
ッチングする態様。このサイドエッチングの手法は、上
記の実施の形態と同様の手法を適用することができる。
【0060】第2に、図29に示すように、エッチン
グ保護層90および研磨ストッパ層14をパターニング
した後、研磨ストッパ層14をサイドエッチングする態
様。このサイドエッチングの手法は、上記の実施の形態
と同様の手法を適用することができる。また、この他
に、等方性のエッチャントを用いたドライエッチングを
適用することができる。このドライエッチングは、パッ
ド層12がエッチングされるのを防止することができる
点で、好ましい。
【0061】(2)上記の実施の形態では、エッチング
保護層90は、絶縁層21の研磨の際に同時に除去して
いた。しかし、絶縁層21を堆積する前に、エッチング
保護層90を除去してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図2】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図3】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図4】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図5】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図6】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図7】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図8】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図9】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図10】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図11】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図12】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図13】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図14】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図15】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図16】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図17】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図18】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図19】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図20】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図21】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図22】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図23】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図24】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図25】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図26】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図27】実施の形態に係る半導体装置を模式的に示す
断面図である。
【図28】実施の形態に係る半導体装置の製造工程の第
1の変形例を模式的に示す断面図である。
【図29】実施の形態に係る半導体装置の製造工程の第
2の変形例を模式的に示す断面図である。
【図30】従来技術1に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図31】従来技術1に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図32】従来技術1に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図33】従来技術1に係る半導体装置の製造工程を模
式的に示す断面図である。
【図34】図33の窪みを拡大した模式図である。
【符号の説明】 10 シリコン基板 12 パッド層 14 研磨ストッパ層 16 トレンチ 18 トレンチ酸化膜 20 トレンチ絶縁層 21 絶縁層 22 絶縁層の突出部 22a 張出絶縁層 23 トレンチ素子分離領域 24 犠牲酸化膜 26 酸化膜 28 ゲート酸化膜 30 n型のレトログレードウエル 32 p型のレトログレードウエル 40 多結晶シリコン層 42 金属シリサイド層 44 酸化シリコン層 46 ゲート電極 50 n型不純物拡散層 50a 低濃度のn型不純物拡散層 50b 高濃度のn型不純物拡散層 60 p型不純物拡散層 60a 低濃度のp型不純物拡散層 60b 高濃度のp型不純物拡散層 70 サイドウォール絶縁膜 80 n型MOS素子 82 p型MOS素子 90 エッチング保護層 100 半導体装置 S100 エッチング保護層とパッド層との間の空間 D100 研磨ストッパ層の端面が後退する距離

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレンチと、該トレンチを充填するトレ
    ンチ絶縁層とを含む、トレンチ素子分離領域を有する、
    半導体装置の製造方法であって、 以下の工程(a)〜(i)を含む、半導体装置の製造方
    法。 (a)基板の上に、化学的機械的研磨のための研磨スト
    ッパ層を形成する工程、(b)前記研磨ストッパ層の上
    に、該研磨ストッパ層のためのエッチング保護層を形成
    する工程、(c)前記研磨ストッパ層および前記エッチ
    ング保護層を所定のパターンにパターニングする工程、
    (d)少なくとも前記研磨ストッパ層および前記エッチ
    ング保護層を含むマスク層をマスクとして、前記基板の
    一部を除去し、トレンチを形成する工程、(e)前記研
    磨ストッパ層をサイドエッチングする工程、(f)前記
    トレンチを充填するように絶縁層を形成する工程であっ
    て、 さらに、前記工程(e)においてサイドエッチングによ
    って形成された空間に、張出絶縁層を形成する工程、
    (g)化学的機械的研磨法により、前記絶縁層を研磨す
    る工程、(h)前記研磨ストッパ層を除去する工程、お
    よび(i)少なくとも、前記絶縁層の一部および前記張
    出絶縁層の一部をエッチングし、トレンチ絶縁層を形成
    する工程。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記工程(e)は、前記工程(d)の後に行われる、半
    導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記工程(e)は、前記工程(d)の前に行われる、半
    導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記工程(e)において、前記エッチング保護層に対す
    る前記研磨ストッパ層の選択比(研磨ストッパ層のエッ
    チングレート/エッチング保護層のエッチングレート)
    は、5以上である、半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずかにおいて、 前記エッチング保護層は、酸化シリコンまたは酸化窒化
    シリコンからなる、半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずかにおいて、 前記工程(e)において前記研磨ストッパ層のサイドエ
    ッチングされる幅は、10〜100nmである、半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6にいずれかに記載の半導体
    装置の製造方法により得られた半導体装置。
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