JPH11257446A - 伝動装置 - Google Patents

伝動装置

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JPH11257446A
JPH11257446A JP10365076A JP36507698A JPH11257446A JP H11257446 A JPH11257446 A JP H11257446A JP 10365076 A JP10365076 A JP 10365076A JP 36507698 A JP36507698 A JP 36507698A JP H11257446 A JPH11257446 A JP H11257446A
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JP
Japan
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transmission
axially
conical
plate
storage device
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Application number
JP10365076A
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English (en)
Inventor
Bernhard Walter
ヴァルター ベルンハルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LuK Getriebe Systeme GmbH
Original Assignee
LuK Getriebe Systeme GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by LuK Getriebe Systeme GmbH filed Critical LuK Getriebe Systeme GmbH
Publication of JPH11257446A publication Critical patent/JPH11257446A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/04Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism
    • F16H63/06Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism the final output mechanism having an indefinite number of positions
    • F16H63/065Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms a single final output mechanism being moved by a single final actuating mechanism the final output mechanism having an indefinite number of positions hydraulic actuating means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無断階に調節可能な円錐形プーリー巻掛け式
伝動装置のような伝動装置を、構造、費用及び機能の点
に関連して改善する。 【解決手段】 それぞれ軸線方向移動可能な円錐プレー
ト及び軸線方向不動の円錐プレートを備えた第1の円錐
プレート対及び第2の円錐プレート対、トルク伝達のた
めに前記円錐プレート対間に配置された巻掛け手段、並
びに軸線方向不動のエレメントと軸線方向移動可能な円
錐プレートとの間に有効に配置された少なくとも1つの
蓄力器を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無断階に調節可能
な円錐形プーリー巻掛け式伝動装置のような伝動装置で
あって、それぞれ軸線方向移動可能な円錐プレート及び
軸線方向不動の円錐プレートを備えた第1の円錐プレー
ト対及び第2の円錐プレート対、トルク伝達のために前
記円錐プレート対間に配置された巻掛け手段、並びに軸
線方向不動のエレメントと軸線方向移動可能な円錐プレ
ートとの間に有効に配置された少なくとも1つの蓄力器
を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】前記形式の伝動装置は、例えばドイツ連
邦共和国特許出願公開第19544644号公報により
公知である。該伝動装置においては、例えば圧縮ばねの
ようなコイルばねが用いられて、軸線方向不動のエレメ
ントと軸線方向移動可能な円錐プレートとの間の予荷重
が達成される。
【0003】前記形式の伝動装置において円筒形のばね
の配置に際して、ばねの個別の巻条がばねの軸線方向の
高い負荷下で半径方向外側へ変位して、軸線方向移動可
能な円錐プレートと軸線方向不動のエレメントとの間に
締め込まれることになる。これによって、伝動装置の作
動機能が著しく損なわれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
形式の伝動装置を、構造、費用及び機能の点に関連して
改善することである。特に、伝動装置の蓄力器が伝動装
置の運転中に確実に受容されて、従ってエレメントを不
都合にロックしないようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、蓄力器が円筒形の形からわずかに
外れた横断面を有しており、この場合、該横断面が軸線
方向の第1の区分で先細(verjuengen)になり、かつ軸線
方向の第2の区分で再び拡大(erweitern)している。こ
れによって、蓄力器の軸線方向の強い負荷に際して蓄力
器が、巻条を半径方向内側で軸線方向移動可能な円錐プ
レートの付加部に接触させて、半径方向外側へ移動させ
ず、かつ伝動装置の個別の構成部分を締め付け(verklem
men)若しくはロック(blockieren)しないように形成され
ている。
【0006】有利には蓄力器が個別の巻条を有する圧縮
ばね(Druckfeder)若しくはコイルばね(Schraubenfeder)
であり、少なくとも軸線方向外側の巻条が、軸線方向で
内側に位置する巻条の半径よりも大きな半径を有してい
る。
【0007】同じく別の実施例で有利には、蓄力器が個
別の巻条を有する圧縮ばねであり、軸線方向外側の少な
くとも1つの巻条が、軸線方向で内側に位置する巻条の
半径よりも大きな半径を有している。
【0008】さらに有利には、蓄力器の横断面がダブル
コーン状(doppelkegelstumpfaritig)の輪郭を有してい
る。蓄力器の横断面はダブル切頭円錐状(doppelkegelst
umpfartig)の輪郭を有していてもよい。
【0009】さらに別の有利な実施例では、軸線方向不
動のエレメント及び/又は軸線方向移動可能な円錐プレ
ートが受容部を有しており、該受容部内に蓄力器の端部
領域の巻条が受容されて、半径方向外側で支えられてい
る。
【0010】さらに有利には、軸線方向移動可能な円錐
プレート内の受容部が周方向溝として形成されており、
該周方向溝が半径方向で付加部によって取り囲まれてお
り、該周方向溝内に蓄力器の端部領域の少なくとも1つ
の巻条を受容してあり、この場合、該巻条が半径方向外
側で付加部に支えられ、かつ軸線方向で円錐プレートに
支えられている。
【0011】さらに有利には、軸線方向不動のエレメン
トの受容部が、蓄力器の端部領域の少なくとも1つの巻
条を半径方向の外側及び軸線方向で支えている。
【0012】本発明はさらに、無段階に調節可能な円錐
形プーリー巻掛け式伝動装置のような伝動装置であっ
て、それぞれ軸線方向移動可能な円錐プレート及び軸線
方向不動の円錐プレートを備えた第1の円錐プレート対
及び第2の円錐プレート対、トルク伝達のために前記円
錐プレート対間に配置された巻掛け手段、並びに少なく
とも1つの圧力室を有しており、該圧力室が少なくとも
1つのシールによって密閉されており、該シールが弾性
的なシールリング及びほぼ形状安定なリングエレメント
を有している形式のものに関する。
【0013】この場合有利には、弾性的なシールリング
が半径方向で、ほぼ形状安定なリングエレメントの内側
に配置されている。
【0014】本発明に基づく有利な別の実施例では、弾
性的なシールリングが半径方向で、ほぼ形状安定なリン
グエレメントの外側に配置されている。
【0015】
【発明の実施の形態】次ぎに図示の実施例に基づき、普
遍性を制限することなしに本発明を詳細に説明する。
【0016】図1に部分的に示す実施例の円錐形プーリ
ー巻掛け式伝動装置(Kegelscheibenumschlingungsgetri
ebe)は、入力側で入力軸Aに相対回動不能に配置された
プレート対(Scheibenpaar)1、及び出力軸Bに相対回動
不能に配置されたプレート対2を備えている。各プレー
ト対1,2は軸線方向運動可能なプレート部分1a,2
a及び軸線方向不動なプレート部分1b,2bを有して
いる。両方のプレート対間に、トルク伝達のためにチェ
ーン3の形の巻掛け手段が設けられている。
【0017】プレート対1,2の図示の上側半部には、
プレート部分1a,1b;2a,2b間の、伝動装置の
低速方向での最大の伝達(アンダードライブ[underdriv
e])に対応する軸線方向の相対位置が示してあるのに対
して、図示の下側半部には、所属のプレート部分1a,
1b;2a,2b間の、高速方向での最大の伝達(オー
バードライブ[overdrive])に対応する相対位置が示し
てある。
【0018】プレート対1は、ピストン・シリンダユニ
ットとして形成された調節部材(Stellglied)4を介して
軸線方向で締め付け可能である。円錐プレート対(Kegel
scheibenpaar)2は、類似の形式で、同じくピストン・
シリンダユニットとして形成された調節部材5を介して
軸線方向でチェーン3に対して締め付け可能である。ピ
ストン・シリンダユニット5の圧力室6内に、コイルば
ねによって形成された蓄力器7を設けてあり、該蓄力器
が軸線方向運動可能なプレート部分2aを軸線方向不動
なプレート部分2bの方向に押している。チェーン3が
出力側でプレート対2の半径方向内側の領域内に位置し
ている場合には、蓄力器7によって生ぜしめられる締め
付け力(Verspannkraft)は、チェーン3がプレート対2
の直径の大きい方の領域内に位置している場合よりも大
きくなっている。即ちこのことは、伝動装置の高速方向
での伝達の増大に伴って、蓄力器7によって生ぜしめら
れる締め付け力(Vorspannkraft)が増大することを意味
している。コイルばね7は一方で直接に、軸線方向運動
可能なプレート部分2aに支えられていて、他方で、出
力軸Bに堅く結合されて圧力室6を制限するコップ形(t
opffoermig)の構成部分8に支えられている。
【0019】作用的にピストン・シリンダユニット4,
5に対して並列接続して別のピストン・シリンダユニッ
ト10,11を設けてあり、該ピストン・シリンダユニ
ットが伝動装置の伝達変化(Uebersetzungsaenderung)の
ために役立つ。ピストン・シリンダユニット10,11
の圧力室12,13が、要求される伝達比に相応して交
互に圧力媒体で満たされ、若しくは放圧される。このた
めに、圧力室12,13が必要に応じて圧力媒体源、例
えばポンプに接続されるか、若しくは排出管路に接続さ
れる。従って、伝達変化に際して一方の圧力室12,1
3が圧力媒体で満たされ、即ち該圧力室の容積が増大さ
れ、これに対して、他方の圧力室13,12が少なくと
も部分的に放圧され、即ち該圧力室の容積が減少され
る。圧力室12,13のこのような交互の圧力負荷(Dru
ckbeaufschlagung)若しくは放圧は、適当な弁を用いて
行われる。このような弁の構造及び機能については、既
に挙げた公知技術が参照される。例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第4036683号明細書においては、
四角スライダ(Vierkantschieber)として形成された弁3
6を設けてあり、該弁がポンプとして形成された圧力媒
体源14に接続されている。
【0020】少なくともトルクに関連した圧力を形成す
るために、トルクセンサ(Drehmomentfuehler)14を設
けてあり、トルクセンサは液力原理をベースにしてい
る。トルクセンサ14は、駆動歯車若しくは駆動ピニオ
ン15を介して導入されたトルクを円錐プレート対1に
伝達する。駆動歯車15は転がり軸受け(Waelzlager)1
6を介して入力軸Aに支承されていて、形状接続部(For
mschluss)若しくは歯部17を介して、トルクセンサ1
4の、軸線方向で駆動歯車15に支持されたカムプレー
ト18に相対回動不能(drehfest)に結合されている。ト
ルクセンサ14は、軸線方向で定置のカムプレート18
及び軸線方向で移動可能なカムプレート19を有してお
り、カムプレートはそれぞれ傾斜面(Auflauframpe)を有
しており、傾斜面間に球体20の形の拡開部材(Spreizk
oerper)が設けられている。カムプレート19は入力軸
A上で軸線方向移動可能であるものの、入力軸に対して
回動不能である。このために、カムプレート19は、軸
線方向で球体20から離れる方向に延びた半径方向外側
の区分19aを有しており、該区分が歯部19bを備え
ており、該歯部が、入力軸Aに軸線方向でも周方向でも
相対回動不能に結合された構成部分21の対向歯部(Geg
enverzahnung)21aと噛み合っている。歯部19bと
対向歯部21aとは互いに、構成部分19,21間の軸
線方向の相対的な移動を可能にするように構成されてい
る。
【0021】トルクセンサ14の構成部分が2つの圧力
室22,23を形成している。圧力室22が、入力軸A
に堅く結合されたリング状の構成部分24並びに、カム
プレート19により形成された若しくは保持された区分
(Bereich)又は構成部分(Bauteil)25,26を用いて形
成されている。リング状の圧力室23が、実質的にリン
グ状の圧力室22の半径方向外側に、しかも軸線方向で
圧力室22に対してずらして配置されている。第2の圧
力室23は同じく、リング状の構成部分24、該構成部
分24に堅く結合されたスリーブ状の構成部分21及
び、カムプレート19に堅く結合されたリング状の構成
部分25によって形成されており、該構成部分25は軸
線方向に移動可能であって、ピストンと同じように作用
する。リング状の構成部分24は内側歯部及び軸Aの外
側歯部を介して該軸に相対回動不能に結合されて、軸線
の方向でナット90を用いて支えられている。
【0022】トルクセンサ14及び円錐プレート対1を
保持する入力軸Aは、トルクセンサ側でニードル軸受け
(Nadellager)27を介して、かつ円錐プレート対1の、
トルクセンサ14と反対の側で軸線方向の力を受け止め
る球軸受け(Kugellager)28及び、半径方向の力に対し
て設けられたローラ軸受け(Rollenlager)29を介して
ケーシング30内に支承されている。出力プレート対(A
btriebsscheibenpaar)2を受容する出力軸Bが、調節部
材5,11と隣接する端部でダブル円錐形ローラ軸受け
(Zweifachkegelrollenlager)31(該ダブル円錐形ロー
ラ軸受けは半径方向力(Radialkraft)も両方の軸線方向
で生じる軸線方向力(Axialkraft)も受け止める)を介し
て、かつプレート対2の、調節部材5,11と逆の側で
ローラ軸受け32を介してケーシング30内に支承され
ている。出力軸Bは、調節部材5,11と逆の端部に傘
歯車33を保持しており、傘歯車が例えばディファレン
シャルと作用結合されている。
【0023】円錐形プーリー巻掛け式伝動装置の締め付
けのために必要であってトルクセンサ14を介して少な
くともトルクに関連して調節された圧力を形成するため
に、ポンプ34を設けてあり、該ポンプが入力軸A内に
形成された中央の通路35(該通路は少なくとも1つの
半径方向の通路36に開口している)を介してトルクセ
ンサ14の圧力室22に接続されている。ポンプ34
は、さらに接続管路37を介して、第2のプレート対2
のピストン・シリンダユニット5の圧力室6に接続され
ている。接続管路37は出力軸B内に設けられた中央の
通路38に開口しており、該通路は同じく半径方向に延
びる少なくとも1つの通路39を介して圧力室6に接続
されている。
【0024】トルクセンサ14の圧力室22は、図1の
断面図で見て周方向にずらされていて、従って破線で示
す通路40を介してピストン・シリンダユニット4の圧
力室9に接続されている。通路40は、入力軸Aに堅く
結合されたリング状の構成部分24内に形成されてい
る。従って通路40を介して第1の圧力室22と圧力室
9とは常に接続されている。入力軸A内にはさらに少な
くとも1つの流出通路41を設けてあり、流出通路は圧
力室22に接続していて、若しくは接続可能であり、流
出通路の流出横断面(Abflussquerschnitt)が少なくとも
伝達されるトルクに関連して変化可能である。流出通路
41は入力軸Aの中央の孔42に開口しており、該孔は
1つの管路に接続されていてよく、該孔を介して、トル
クセンサ14から流出する油が例えば構成部分の潤滑の
ために対応する箇所に導かれてよい。軸線方向移動可能
(axial verschiebbar)に入力軸Aに支承された軸線方向
運動可能(axial bewegbar)な傾斜面プレート(Rampensch
eibe)若しくはカムプレート19が、内側の区分26a
で以て、流出通路41と協働する閉鎖区分(Schlussbere
ich)を形成しており、該閉鎖区分が少なくとも、生じて
いるトルクに関連して流出通路41を多かれ少なかれ閉
鎖する。従って、閉鎖区分26aは流出通路41と関連
して弁若しくは絞り箇所(Drosselstelle)を形成してい
る。少なくとも、両方のプレート18,19間に生じる
トルクに関連して、制御ピストンとして有効なプレート
19を介して流出開口(Abflussoeffnung)若しくは流出
通路41が相応に開かれ若しくは閉じられ、従って少な
くとも、生じているトルクに相応してポンプ34によっ
て形成される圧力が、少なくとも圧力室22内に生ぜし
められる。圧力室22が圧力室9に接続されていて、か
つ通路若しくは管路35,36,37,38,39を介
して圧力室6にも接続されているので、該圧力室9,6
内にも対応する圧力が生ぜしめられる。
【0025】ピストン・シリンダユニット4,5とピス
トン・シリンダユニット10,11との並列接続に基づ
き、トルクセンサ14から供給された圧力によって軸線
方向移動可能なプレート1a,2aに生ぜしめられる力
が、伝動装置の伝達の調節のために圧力室12,13内
に作用する圧力に基づき前記プレート1a,2aに生ぜ
しめられる力に加えられる。
【0026】圧力室12への圧力媒体の供給は、軸A内
に設けられた通路43を介して行われ、該通路は半径方
向の孔44を介して軸A内に形成されたリング溝45に
接続している。リング溝45から、リング状の構成部分
24内に形成された少なくとも1つの通路46を延存さ
せてあり、該通路がスリーブ状の構成部分21内に形成
された半径方向の貫通開口47との接続部を形成してお
り、貫通開口が圧力室12内に開口している。類似の形
式で圧力室13も、通路38の周囲に形成された通路4
8を介して油を供給されるようになっており、該通路4
8が半径方向に延びる接続通路49を介して圧力室13
に連通している。通路43と通路48とは接続管路5
1,52を介して少なくとも1つの弁50を介在して共
通の1つの圧力源に接続されている。弁(Ventil)50若
しくは弁機構(Ventilsystem)50に接続する圧力源53
は、別個のポンプによって形成され、若しくは既存のポ
ンプ34によって形成されていてよく、この場合、複数
の弁を有する適当な体積分配機構(Volumenverteilungss
ystem)若しくは圧力分配機構(Druckverteilungssystem)
54が必要である。このような実施例は破線で示してあ
る。
【0027】圧力負荷に際して作用的に並列に圧力室2
2に接続された圧力室23は、個別の構成部分の、円錐
プレート対1の上側半部に示す相対位置では、圧力媒体
供給機構から分離(trennen)されており、それというの
は、圧力室23に通じる通路若しくは孔55,56,5
7,58,59,60が、特にポンプ34のような圧力
源に接続されていないからである。軸線方向移動可能な
プレート1aの位置に基づき、半径方向の孔60が完全
に開かれており、従って、圧力室23が完全に放圧され
ている。トルクセンサから伝達すべきトルクに基づきカ
ム(Nocken)若しくはカムプレート19に生ぜしめられる
軸線方向力(Axialkraft)が、もっぱら、圧力室22内に
形成された圧力油クッション(Druckoelpolster)によっ
て受け止められる。この場合、圧力室22内に生じる圧
力は、伝達すべきトルクが大きければ大きいほど高くな
っている。この圧力は、既に述べたように絞り弁(Dross
elventil)として有効な区分26a及び流出孔(Abflussb
ohrung)41を介して制御される。
【0028】高速方向での伝達変化に際して、円錐プレ
ート1aは右側へ円錐プレート1bの方向に移動させら
れる。このことは円錐プレート対2に作用して、円錐プ
レート2aが軸線方向不動の円錐プレート2bから軸線
方向に離される。前に述べたように、円錐プレート対
1,2の図示の上側半部には、プレート1a,1b;2
a,2b間の、低速方向での伝達のための極限位置(Ext
remstellung)に対応する相対位置が示してあるのに対し
て、図示の下側半部には、プレート1a,1b;2a,
2b間の、高速方向での伝達の極限位置に対応する相対
位置が示してある。
【0029】円錐プレート対1,2の図示の上側半部に
示す伝達比から図示の下側半部に示す伝達比へ移行させ
るために、弁50の適当な制御によって圧力室12が相
応に充填され、かつ圧力室13が相応に放圧されて、体
積を減少される。
【0030】軸線方向移動可能な円錐プレート1a,2
aは所属の軸A,Bに、歯部から成る結合部61,62
を介して相対回動不能に連結されている。プレート1
a,2aに設けられた内歯及び軸A,Bに設けられた外
歯によって形成された相対回動不能な結合部61,62
は、所属の軸A,B上でのプレート1a,2aの軸線方
向の移動を可能にする。
【0031】駆動側のプレート対1の軸線方向移動可能
なプレート1a及びチェーン3の図示の上側半部に鎖線
で示す位置が、伝動装置の高速方向での可能な最大の伝
達に対応する。プレート対1のチェーン3の鎖線で示す
該位置に、プレート対2のチェーン3の実線で示す位置
が対応している。
【0032】従動側のプレート対2の軸線方向移動可能
な円錐プレート2a及びチェーン3の図示の下側半部に
鎖線で示す位置は、伝動装置の低速方向での可能な最大
の伝達に対応している。チェーン3の該位置に、チェー
ンの図示の上側半部に実線で示す位置が対応している。
【0033】図示の実施例では、プレート1a,2aが
半径方向内側のセンタリング区分(Zentrierbereich)6
3,64;65,66を有しており、該センタリング区
分を介してプレートは直接に所属の軸A,B上に受容さ
れ、若しくはセンタリングされている。軸線方向移動可
能なプレート1aの、軸Aの周面に実質的に遊びなく受
容された案内区分(Fuehrungsbereich)63,64が、通
路59,60と協働して弁を形成しており、この場合、
プレート1aは通路59,60に関連して実際に弁スラ
イダとして役立つ。プレート対1の図示の上側半部に示
す位置からのプレート1aの右側への移動に際して、所
定の移動距離の後に通路60が、プレート1aの軸線方
向移動距離の増大に伴って案内区分64によって次第に
閉鎖される。このことは、案内区分64が半径方向で通
路60上に位置するようになることを意味する。この位
置では、通路59も半径方向外側に対して円錐プレート
1aによって、それも案内区分63によって閉じられて
いる。プレート1bの方向へのプレート1aの引き続く
軸線方向移動に際して、通路60は閉じられたままであ
るのに対して、プレート1a若しくは該プレートの制御
区分(Steuerbereich)若しくは案内区分63は通路59
を次第に開放する。従って、通路59を介してシリンダ
・ピストンユニット4の圧力室9と通路58とが接続さ
れ、これによって通路57,56,55を介して圧力室
23への接続部が生ぜしめられる。通路60が実質的に
閉じられており、もっぱら圧力室9と両方の圧力室2
2,23との間の接続しか生じていないので、両方の圧
力室22,23内、及び圧力室9内、ひいては該圧力室
と通路35及び管路37,38を介して作用的に接続さ
れた圧力室6内に、伝達経路内に生じ得るわずかな損失
を除いて、実質的に同じ圧力が生じる。両方の圧力室2
2,23間の伝達に関連した接続によって、トルクセン
サ14内に存在する圧力媒体クッションの軸線方向に有
効な面が増大され、それというのは両方の圧力室22,
23の軸線方向に有効な面が作用的に互いに合算される
からである。軸線方向に有効な支持面(Abstuetzflaech
e)の増大に基づき、同じトルクに関連して、トルクセン
サによって形成される圧力が面増大(Flaechenzunahme)
に実質的に比例して減少されており、このことは圧力室
9,6内にも相応に減少された圧力が生じていることを
意味している。従って、本発明に基づくトルクセンサ1
4を用いて、前記圧力の、トルクに関連した調節に重畳
されてかつ伝達に関連した調節が行われる。図示のトル
クセンサ14は実際に圧力若しくは圧力レベルの二段階
の調節を可能にする。
【0034】図示の実施例では両方の通路59,60は
互いに、かつプレート1aの、該通路と協働する区分6
3,64に対して次のように配置され、若しくは構成さ
れており、即ち、1つの圧力室22から両方の圧力室2
2,23への切換及び逆の切換が円錐形プーリー巻掛け
式伝動装置のほぼ1:1の伝達比に際して行われる。既
に述べたように、このような切換は構造的に急激には行
われず、従って、流出通路60を既に閉じてあるもの
の、接続通路59と圧力室9とをまだ接続していない移
行区分が生じる。この移行区分内で伝動装置若しくはト
ルクセンサ14の機能を保証し、これに対してカムプレ
ート19の軸線方向の移動運動可能性を確保しておくた
めに、圧力室23の体積変化を可能にする補償手段が設
けられており、その結果、トルクセンサ14がポンプ作
用を生ぜしめ、このことはトルクセンサ14のシリンダ
構成部分とピストン構成部分とが相対的に運動できるこ
とを意味している。このような補償手段(Ausgleichsmit
tel)が図示の実施例では舌状シール若しくはリップシー
ル(Zungen- und Lippendichtung)67によって形成され
ており、舌状シール若しくはリップシールはリング状の
構成部分24の半径方向の溝内に受容されていて、構成
部分25の内側の円筒面と協働して、両方の圧力室2
2,23を互いにシールしている。この場合、シールリ
ング(Dichtungsring)67は次のように構成して配置さ
れており、即ちシールリングが軸線方向の1つの方向で
のみ遮断を行い若しくは両方の圧力室22,23間の圧
力補償を阻止するのに対して、軸線方向の逆の方向で少
なくとも圧力室23と圧力室22との間の正の差圧力の
生じている場合に圧力補償若しくはシールリング67の
流過を可能にする。従って、シールリング67は逆止弁
と同じように作用し、この場合、圧力室22から圧力室
23への流れが阻止されるものの、圧力室22に対する
圧力室23内のある程度の過圧に際して、シールリング
67によって形成されたシール箇所を介した流過が可能
である。即ち、右側へのカムプレート19の運動に際し
て圧力液体が、閉じられた圧力室23から圧力室22内
へ流れる。続く左側へのカムプレート19の運動に際し
ては、圧力室23内に負圧が生じ、場合によっては気泡
が油内に形成される。しかしながらこのことは、トルク
センサ若しくは円錐形プーリー巻掛け式伝動装置の機能
にとって不都合ではない。
【0035】逆止弁と同じように作用するシール67の
代わりに、両方の圧力室22,23間で有効な1つの逆
止弁を設けてもよく、逆止弁はリング状の構成部分24
内に取り付けられる。この場合には、軸線方向の両方の
方向で有効なシール(Abdichtung)67が用いられる。さ
らに、前記形式の1つの逆止弁が両方の通路35,58
間で有効であるように配置されてもよい。この場合、逆
止弁は体積流れが圧力室23から圧力室22に向かう方
向で可能であるものの、逆の方向では逆止弁が遮断を行
うように配置されていなければならない。
【0036】これまでの説明から明らかなように、実質
的に伝達領域の、低速方向で伝達(アンダードライブ)
する部分領域全体にわたって、プレート18,19に設
けられた球体傾斜路(Kugelrampe)によって生ぜしめられ
る軸線方向力がもっぱら、圧力室22によって形成され
た軸線方向に有効な面で支持されるのに対して、実質的
に伝達領域の、高速方向で伝達(オーバードライブ)す
る部分領域全体にわたって、プレート19の球体傾斜路
によって生ぜしめられる軸線方向力が、圧力室22,2
3の軸線方向に有効な両方の面で受け止められる。従っ
て同じ入力モーメントに関連して、低速方向での伝動装
置の伝達に際して、トルクセンサによって形成される圧
力は、高速方向での伝動装置の伝達に際してトルクセン
サ14によって形成される圧力よりも高くなっている。
既に述べたように、図示の伝動装置は、両方の圧力室2
2,23間の接続若しくは遮断を行う切換点(Umschaltp
unkt)がほぼ1:1の伝達の領域内に位置するように構
成されている。しかしながら、切換点若しくは切換領域
(Umschaltbereich)は、通路59,60、ひいては円錐
プレート1aの、該通路と協働する区分63,64の適
当な構成及び配置によって相応に円錐形プーリー伝動装
置(Kegelscheibengetriebe)の全伝動領域内で移動させ
られてよい。
【0037】両方の圧力室22,23間の接続若しくは
遮断は、このために設けられた特殊な弁を介して行われ
てもよく、該弁は、両方の圧力室22,23を接続する
1つの通路の領域に配置されており、この場合、該弁は
直接にプレート1a若しくは2aを介して作動されるの
ではなく、例えば外部のエネルギー源によって作動され
てよい。このために例えば電磁的、液力的若しくは空気
力的に作動可能な弁を使用してよく、該弁は伝動装置の
伝達比(Uebersetzungsverhaeltniss)若しくは伝達変化
(Uebersetzungsaenderung)に関連して切換可能であって
よい。例えば3/2・弁(3/2-Ventil)を使用してよく、
該3/2・弁が両方の圧力室22,23間の接続若しく
は遮断を行う。さらに圧力弁を用いてもよい。適当な1
つの弁が、両方の通路35,58を接続する1つの管路
の領域内に設けられてよく、この場合、両方の通路5
9,60は閉じられており、若しくは設けられていな
い。前記適当な弁は、圧力室22,23の遮断された状
態で圧力室23が該弁を介して圧力軽減(druckentlaste
n)されているように切換られ、若しくは接続されてい
る。このために、該弁は、油溜めに通じる管路に接続さ
れていてよい。
【0038】外部から制御可能な弁を使用する場合に
は、該弁は別のパラメータに関連しても操作可能であっ
てよい。このような弁は例えば、駆動時に生じるトルク
衝撃に関連しても作動可能であってよい。これによっ
て、例えば円錐形プーリー伝動装置の少なくとも特定の
運転状態若しくは伝達領域でのチェーンの滑りが避けら
れ、若しくは少なくとも減少される。
【0039】図1に示す構成では、トルクセンサ14は
入力側で、かつ軸線方向移動可能な円錐プレート1aに
隣接して配置されている。しかしながら、トルクセンサ
14はトルク経路(Drehmomentfluss)内で任意の箇所に
設けられて、相応に適合されてよい。さらにトルクセン
サ14が、それ自体周知のように出力側で、例えば出力
軸B上に設けられてよい。この場合、このようなトルク
センサは、トルクセンサ14と同じ形式で、軸線方向移
動可能な円錐プレート2aに隣接して配置されている。
複数のトルクセンサを使用することも可能である。この
場合、例えば入力側にも出力側にも適当な1つのトルク
センサが配置されてよい。
【0040】少なくとも2つの圧力室22,23を備え
た本発明に基づくトルクセンサ14が、トルクに関連し
た及び/又は伝達に関連した圧力調節のためのそれ自体
公知の別の手段と組み合わされてもよい。従って例え
ば、転がり部材(Waelzkoerper)20が、ドイツ連邦共和
国特許出願公開第4234294号公報に記載してある
ように、伝達変化に関連して半径方向で、該転がり部材
と協働する転動傾斜路(Abwaelzrampe)若しくは転動軌道
(Abwaelzbahn)に沿って移動可能であってよい。
【0041】図1に示すトルクセンサ14の実施例で
は、トルクセンサを形成する構成部分がほぼ薄板から製
造されている。従って、特にカムプレート18,19が
例えばエンボス加工によって薄板成形部分(Blechformte
il)として製造されてよい。
【0042】図2に示す円錐プレート対100は、軸線
方向不動の第1の円錐プレート101及び該円錐プレー
トに対して軸線方向に移動可能な円錐プレート102を
備えている。軸線方向不動の円錐プレート101は軸1
04に軸線方向不動にかつ相対回動不能に結合され、若
しくは該軸と一体的に形成されている。円錐プレート1
01の付加部105に歯部(Verzahnung)103を設けて
あり、該歯部は例えば別のエレメントの歯部と係合する
ようになっている。このようなエレメントは、例えば液
力ポンプ(Hydraulikpumpe)の入力軸であってよい。同じ
く前記歯部は駐車停止機構としてのプレートユニットの
ロックのために用いられてよい。
【0043】軸線方向移動可能な円錐プレート102は
軸104上に軸線方向移動可能に、しかしながら相対回
動不能に配置されている。相対回動不能な結合は円錐プ
レートの内側歯部(Innenverzahnung)によって行われ、
該内側歯部が軸104の外側歯部に係合する。円錐プレ
ート102の軸線方向の位置の調節及び円錐プレート間
の巻掛け手段112の圧着(Anpressung)が、両方の圧力
室110,111の意図的な圧力負荷(gezielte Druckb
eaufschlagung)によって行われる。
【0044】圧力室110は一方ではほぼ円形リング状
のエレメント120a,120bによって、かつ他方
で、軸線方向不動のエレメント121の円形リング状の
アーム121a,121bによって形成されている。円
形リング状のエレメントは例えば深絞り部分(Tiefzieht
eil)として形成されており、深絞り部分は半径方向外側
で互いに結合されている。エレメント120aは断面で
C字形の構成部分として形成されており、この場合、半
径方向に延びる区分が軸線方向で円錐プレートに支えら
れている。断面でほぼS字形のエレメント120bは半
径方向外側でエレメント120aに溶接継ぎ目によって
結合されている。エレメント120bの半径方向内側の
端部区分内で周方向溝のような受容部内にシールエレメ
ント125を受容してあり、シールエレメントがエレメ
ント121の円筒面126に密接している。同時に、エ
レメント120aの内側のアームがアーム121bの周
方向溝のような受容部内に受容されたシール131を用
いて密接に支持されている。
【0045】圧力室111は一方では軸140及び軸線
方向移動可能な円錐プレートによって、かつ他方で円形
リング状のエレメント120aの半径方向内側のアーム
及び円形リング状のエレメント121のアーム121b
によって形成されている。
【0046】エレメント121は有利には鍛造部分、若
しくは鋳造部分若しくは薄板部分として形成されてい
て、軸線方向で、軸受内側リング(Lagerinnenring)14
5のような中間片、及びナット146のような保持手段
によって保持されている。軸受内側リングは軸104
に、周方向で形状接続的(formschluessig)に、即ち相対
回動不能に結合されている。さらに有利には軸受内側リ
ングが摩擦接続的(reibschluessig)にプレス嵌め(Press
sitz)によって軸に結合されていてよい。図示してない
転がり軸受(Waelzlager)が軸受外側リング(Lageraussen
ring)で以てケーシングに支えられていて、従って軸を
回転可能にケーシング内に支承している。アーム121
a,121bの半径方向外側の端部区分で、シールリン
グ121c,121dを備えたシール130,131
が、周方向溝のような受容部内に受容されている。保持
手段がつば(Kragen)で以て半径方向内側で軸104の周
方向溝内に係合して、エレメント121の軸線方向の位
置を確保している。エレメント145,146は、図示
してない滑り軸受若しくは転がり軸受を用いた軸104
の支承のためにも役立っている。これらの構成部分は有
利な実施例では内側歯部を備えており、該内側歯部が軸
104の外側歯部に係合して、該構成部分を軸に相対回
動不能に結合している。軸受内側リング145は軸10
4に相対回動不能に結合されている。この場合、図示し
てない軸受外側リングは伝動装置ケーシングの受容部内
に受容されている。玉軸受(Kugellager)若しくは円筒こ
ろ軸受(Zylinderrollenlager)のような軸受の、球体、
円錐体若しくは円筒体のような転がり部材が有利には、
軸受外側リングの半径方向に延びるウエブ間に受容され
ている。
【0047】エレメント121は歯部(Verzahnung)及び
対向歯部(Gegenverzahnung)による形状接続的な結合部
(formschluessige Verbindung)を用いて軸に結合されて
いてよい。別の有利な実施例では、エレメント121が
プレス嵌めのような摩擦接続的な結合部(reibschluessi
ge Verbindung)を用いて軸に結合されていてよい。
【0048】シールリング121cが有利な形式では二
部構造のシールリングとして、有利にはエラストマから
成る半径方向内側に位置する弾性的(elastisch)なリン
グエレメント、及び例えばテフロンのようなPTFEか
ら成る半径方向外側に位置するほぼ形状安定なリングエ
レメントを備えており、この場合、弾性的なリングエレ
メントが弾性に基づき、非弾性的なリングエレメントを
対向シール面(Gegendichtflaeche)に対して負荷してい
る(図5のa,bも参照)。
【0049】圧力室は通路(Kanal)140,141を介
して圧力媒体供給装置に接続されており、圧力媒体供給
装置が弁及び液力ポンプを備えている。通路は半径方向
の孔によって形成されていて、軸104内を軸線方向に
延びる図1に示した通路に接続されている。構成部分(T
eil)121の接続部142は、接続部141に流動接続
(Fluidverbindung)している。接続部142は2つの孔
142a,142bによって形成されており、この場
合、1つの孔142aが端部区分で栓143によって閉
じられている。
【0050】蓄力器(Kraftspeicher)150が室区分(Ra
umbereich)111内に配置され、かつ予荷重下(unter V
orspannung)で、軸線方向不動のエレメント121と軸
線方向移動可能な円錐プレート102との間に配置され
ている。蓄力器の端部巻条が受容区分内に受容されて、
軸線方向及び半径方向で支持されている。
【0051】図2の上側の図半部は、円錐プレート対
の、伝動装置の低い伝達に対応する位置を示しており、
図2の下側の図半部が高い伝達に対応する位置を示して
いる。上側の図半部では蓄力器は比較的に弛緩されてお
り、もっぱら端部巻条のみが受容区分(Aufnahmebereic
h)に接触している。図面には蓄力器の輪郭が明瞭に示し
てある。半径がばね(Feder)の中央に向かって減少し、
かつ両方の端部区分に向かって拡大している。図2の下
側の図半部では蓄力器が比較的締め付けられており、端
部巻条のほかに中央の1つの巻条も円錐プレートの足部
(Fuss)に接触していて、足部によってセンタリングされ
ている。
【0052】図3のa,bは軸線方向不動のエレメント
121と軸線方向移動可能な円錐プレート102との間
の蓄力器150の配置を示している。図3のaでは、伝
達が小さく、両方の円錐プレート101,102が互い
に比較的に接近して位置している。図3のbでは、伝達
が大きく、両方の円錐プレート101,102が互いに
比較的に離れて位置している。蓄力器50が1つの端部
巻条で円錐プレート102の受容部152に係合してい
る。そこに、蓄力器150の端部巻条151が軸線方向
及び半径方向外側で支えられている。蓄力器150の他
方の端部巻条153は軸線方向及び半径方向外側で、不
動のエレメント121の受容部154の区分に支えられ
ている。受容部152は円錐プレートの周方向溝として
形成されている。受容部154は半径方向に向けられた
縁部を備えた端部区分として形成されている。図3のa
では、左側から第2の巻条が半径方向内側でセンタリン
グされておらず、若しくは支えられておらず、図3のb
では該巻条は圧縮された状態で半径方向内側で円錐プレ
ートの足部102aに支えられて、センタリングされて
いる。
【0053】蓄力器の線材横断面(Drahtquerschnitt)は
図3の実施例ではほぼ円形であり、この場合、面取り部
が設けられていてよい。ばね線材の横断面は異なる実施
例で楕円形、角形、例えば正方形若しくは長方形の横断
面であってよい。ばねは有利には、両方の円錐プレート
101,102が最大の伝達(オーバードライブ)の位
置にある場合に最大に締め付けられた組み込み位置にあ
る。
【0054】図4は蓄力器200の半分を示している。
端部巻条201,202はそれぞれ、ばねの中央の半径
R2よりも大きな半径R1,R2を有している。最小の
半径R2がばねの一方の端部からの長さl1に若しくは
ばねの他方の端部からの長さl2にあり、この場合、ば
ねの長さが符号lで示してある。これによって、巻条へ
の不都合な遠心力作用に対して、巻条を半径方向外側に
過度に膨張させないような効果が得られる。
【0055】先細になりかつ再び広がる横断面を有する
蓄力器は、有利には入力側の第1及び/又は出力側の第
2の円錐プレート対の1つの圧力室内に配置されてい
る。この場合、蓄力器を1つの圧力室の外側に配置し
て、該蓄力器によって軸線方向移動可能な円錐プレート
を負荷することも有利である。蓄力器は有利には、軸線
方向移動可能な円錐プレートの軸104に対して同軸的
に配置されている。チェーン若しくはベルトのような巻
掛け手段の圧着制御及び伝達調節のために圧力負荷され
るそれぞれ1つの圧力室を備えた円錐形プーリー式伝動
装置においては、有利には蓄力器が半径方向内側の圧力
室内に配置されている。同じく別の実施例で有利には蓄
力器が半径方向外側の圧力室に配置されている。
【0056】有利な実施例では、蓄力器は1つの円錐プ
レート対の、伝動装置の入力軸の配置された側に、配置
されている。別の実施例では、蓄力器が1つの円錐プレ
ート対の、伝動装置の入力軸と相対する側に配置されて
いてよい。
【0057】特に有利には、蓄力器がわずかな巻条、例
えば2乃至8つの巻条、特に3乃至6つの巻条、又は4
つの巻条しか有していない。
【0058】図5のa,bには、例えばアーム121
a,121bの受容部400及び/又は420内に受容
されるシール、若しくは本発明に基づく伝動装置の別の
実施例で円錐形プーリー式伝動装置の別の構成部分にも
受容されるシールが示してある。シールは圧力室若しく
はピストン・シリンダユニットの密閉のために設けられ
ている。受容部内にリング状の弾性的(elastisch)なシ
ールリング401,410を受容してあり、該シールリ
ングが半径方向外側でほぼ非弾性的(nicht elastisch)
なリング状のエレメント402,411によって取り囲
まれている。ほぼ非弾性的な若しくはほぼ形状安定(for
mstabil)なリングエレメント401,411は弾性的な
リングによってエレメント120aの対向シール面(Geg
endichtflaeche)に向けて負荷され、これによって対応
する室区分が密閉される。半径方向外側に配置された形
状安定なリングは軸線方向の膨張部(Ausdehnung)を有し
ていてよく、若しくは側方の壁(Wange)412を有して
いてよく、該壁は半径方向で内側へ延びていて、弾性的
なリング410を受容して、軸線方向で確保(sichern)
している。従って形状安定なリングはほぼU字形に形成
されていてよく、この場合、リングは半径方向外側に、
対向面(Gegenflaeche)と接触するリング状の面(ringfoe
rmige Flaeche)を有している。本発明の思想に基づき、
シールは、弾性的なリングが半径方向外側に配置されて
いて、かつ形状安定なリングが半径方向で弾性的なリン
グの内側に配置されているように形成されていてもよ
い。この場合、壁が半径方向外側へ向いていて、滑り面
(Gleitflaeche)が半径方向内側に配置されている。
【0059】本発明の明細書では、請求範囲に記載され
ていないものの本発明に基づく種々の構成及び手段の特
許請求を留保してある。本発明は図示の実施例に限定さ
れるものではない。本発明の枠内で多数の変更が可能で
ある。即ち、請求項及び実施例に記載の構成を種々に組
み合わせてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】円錐形プーリー巻掛け式伝動装置のような伝動
装置の部分断面図
【図2】円錐プレート対の断面図
【図3】図2の部分拡大断面図
【図4】蓄力器の部分図
【図5】シールリングの断面図
【符号の説明】
1,2 プレート対、 3 チェーン、 4,5
調節部材(ピストン・シリンダユニット、 6 圧力
室、 7 蓄力器、 8 構成部分、10,11
ピストン・シリンダユニット、 12,13 圧力
室、 14トルクセンサ、 15 駆動歯車、
16 転がり軸受、 17 形状接続部若しくは歯
部、 18,19 カムプレート若しくは傾斜路プレ
ート、19a 区分、 19b 歯部、 20 球
体、 21 構成部分、21a 対向歯部、 2
2,23 圧力室、 24,25,26 構成部分、
26a 区分、 27 ニードル軸受、 28
球軸受、 29 ローラ軸受、 30 ケーシン
グ、 31 ダブル円錐形ローラ軸受、32 ローラ
軸受、 33 傘歯車、 34 ポンプ、 3
5,36通路、 37 接続管路、 38,39,
40 通路、 41 流出通路、 46 通路、
47 貫通開口、 48 通路、 49 接続通
路、 50 弁、 51,52 接続管路、 5
3 圧力源、 54体積分配機構若しくは圧力分配機
構、 55,56,57,58 通路、59 通路、
60 半径方向の孔、 61,62 結合部、
63,64,65,66 センタリング区分、 6
7 舌状シール若しくはリップシール、 101,1
02 円錐プレート、 103 歯部、 104
軸、105 付加部、 110,111 圧力室、
112 巻掛け手段、120a,120b エレメン
ト、 121 エレメント、 121a,121b
円形リング状のアーム、 121c,121d シ
ールリング、125 シールエレメント、 126
円筒面、 130,131 シール、 140,1
41 通路、 142 接続部、 142a,14
2b 孔、 143 栓、 145 軸受内側リン
グ、 146 ナット、150 蓄力器、 151
端部巻条、 152 受容部、 153端部巻
条、 154 受容部、 200 蓄力器、 2
01,202端部巻条、 400 受容部、 40
1 シール、 402 エレメント、 410 シ
ール、 411 エレメント、 412 壁

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無断階に調節可能な円錐形プーリー巻掛
    け式伝動装置のような伝動装置であって、それぞれ軸線
    方向移動可能な円錐プレート及び軸線方向不動の円錐プ
    レートを備えた第1の円錐プレート対及び第2の円錐プ
    レート対、トルク伝達のために前記円錐プレート対間に
    配置された巻掛け手段、並びに軸線方向不動のエレメン
    トと軸線方向移動可能な円錐プレートとの間に有効に配
    置された少なくとも1つの蓄力器を有している伝動装
    置。
  2. 【請求項2】 無段階に調節可能な円錐形プーリー巻掛
    け式伝動装置のような伝動装置であって、それぞれ軸線
    方向移動可能な円錐プレート及び軸線方向不動の円錐プ
    レートを備えた第1の円錐プレート対及び第2の円錐プ
    レート対、トルク伝達のために前記円錐プレート対間に
    配置された巻掛け手段、並びに軸線方向不動のエレメン
    トと軸線方向移動可能な円錐プレートとの間に有効に配
    置された少なくとも1つの蓄力器を有している形式のも
    のにおいて、蓄力器が円筒形の形からわずかに外れた横
    断面を有しており、該横断面が軸線方向の第1の区分で
    先細になり、かつ軸線方向の第2の区分で再び拡大して
    いることを特徴とする伝動装置。
  3. 【請求項3】 蓄力器が個別の巻条を有する圧縮ばねで
    あり、少なくとも軸線方向外側の巻条が、軸線方向で内
    側に位置する巻条の半径よりも大きな半径を有している
    請求項1又は2記載の伝動装置。
  4. 【請求項4】 蓄力器が個別の巻条を有する圧縮ばねで
    あり、軸線方向外側の少なくとも1つの巻条が、軸線方
    向で内側に位置する巻条の半径よりも大きな半径を有し
    ている請求項2記載の伝動装置。
  5. 【請求項5】 蓄力器の横断面がダブルコーン状の輪郭
    を有している請求項2記載の伝動装置。
  6. 【請求項6】 軸線方向不動のエレメント及び/又は軸
    線方向移動可能な円錐プレートが受容部を有しており、
    該受容部内に蓄力器の端部領域の巻条が受容されて、半
    径方向外側で支えられている請求項1又は2記載の伝動
    装置。
  7. 【請求項7】 軸線方向移動可能な円錐プレート内の受
    容部が周方向溝として形成されており、該周方向溝が半
    径方向で付加部によって取り囲まれており、該周方向溝
    内に蓄力器の端部領域の少なくとも1つの巻条を受容し
    てあり、この場合、該巻条が半径方向外側で付加部に支
    えられ、かつ軸線方向で円錐プレートに支えられている
    請求項1又は2記載の伝動装置。
  8. 【請求項8】 軸線方向不動のエレメントの受容部が、
    蓄力器の端部領域の少なくとも1つの巻条を半径方向の
    外側及び軸線方向で支えている請求項1又は2記載の伝
    動装置。
  9. 【請求項9】 無段階に調節可能な円錐形プーリー巻掛
    け式伝動装置のような伝動装置であって、それぞれ軸線
    方向移動可能な円錐プレート及び軸線方向不動の円錐プ
    レートを備えた第1の円錐プレート対及び第2の円錐プ
    レート対、トルク伝達のために前記円錐プレート対間に
    配置された巻掛け手段、並びに少なくとも1つの圧力室
    を有している形式のものにおいて、圧力室が少なくとも
    1つのシールによって密閉されており、シールが弾性的
    なシールリング及びほぼ形状安定なリングエレメントを
    有していることを特徴とする伝動装置。
  10. 【請求項10】 弾性的なシールリングが半径方向で、
    ほぼ形状安定なリングエレメントの内側に配置されてい
    る請求項9記載の伝動装置。
  11. 【請求項11】 弾性的なシールリングが半径方向で、
    ほぼ形状安定なリングエレメントの外側に配置されてい
    る請求項9記載の伝動装置。
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