JPH11257448A - 伝動装置 - Google Patents

伝動装置

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JPH11257448A
JPH11257448A JP10365750A JP36575098A JPH11257448A JP H11257448 A JPH11257448 A JP H11257448A JP 10365750 A JP10365750 A JP 10365750A JP 36575098 A JP36575098 A JP 36575098A JP H11257448 A JPH11257448 A JP H11257448A
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conical plate
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ヴァルター ベルンハルト
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グレーフ クルト
Rainer Eidloth
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/12Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
    • F16H9/16Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts
    • F16H9/18Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts only one flange of each pulley being adjustable

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無断階に調節可能な円錐形プーリー巻掛け式
伝動装置のような伝動装置の構造、及び組立を簡単にし
て、かつ機能を改善する。 【解決手段】 軸線方向移動可能及び軸線方向不動な円
錐プレートをそれぞれ備えた第1の円錐プレート対及び
第2の円錐プレート対、トルク伝達のために円錐プレー
ト対間に配置された巻掛け手段を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無断階に調節可能
な円錐形プーリー巻掛け式伝動装置のような伝動装置で
あって、軸線方向移動可能及び軸線方向不動な円錐プレ
ートをそれぞれ備えた第1の円錐プレート対及び第2の
円錐プレート対、トルク伝達のために円錐プレート対間
に配置された巻掛け手段を有している形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような伝動装置は例えばドイツ連邦
共和国特許出願公開第19544644号公報により公
知である。
【0003】さらに例えば米国特許第5649457号
明細書によって、前記形式の伝動装置のために駐車停止
機構が公知であり、この場合、手動操作可能な爪(Klink
e)が、出力側のプレート対の軸に相対回動不能に取り付
けられた歯車に作用するようになっている。このような
装置は出力軸に軸線方向の付加的な構成スペースを必要
として、かつ費用がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
形式の伝動装置の構造、及び組立を簡単にして、かつ機
能を改善することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、ほぼ円形リング状のエレメントを
用いて、圧力負荷及び/又は移動可能な円錐プレートの
軸線方向移動のための圧力室及びピストン・シリンダユ
ニットが形成されており、少なくとも個別の円形リング
状のエレメントが溶接継ぎ目を用いて軸に結合されてい
る。
【0006】この場合有利には、トルク伝達及び/又は
回動防止(Verdrehsicherung)のために溶接継ぎ目が設け
られている。
【0007】同じく有利には、1つの軸の円形リング状
のエレメントの軸線方向の確保(axiale Sicherung)のた
めに溶接継ぎ目が設けられている。
【0008】さらに有利には、円形リング状のエレメン
トの軸線方向の確保のための溶接継ぎ目が別の円形リン
グ状のエレメントに設けられている。
【0009】別の実施態様で有利には、円形リング状の
エレメントが半径方向内側に軸の受容のための開口を有
しており、該エレメントが半径方向内側で溶接継ぎ目を
用いて軸に結合されている。
【0010】さらに本発明においては、冒頭に述べた形
式の伝動装置を改善して、該伝動装置に車両の転がり移
動(Wegrollen)を防止するためにロック装置を備えて、
該ロック装置が場合によってはそれぞれ少なくとも1つ
の入力側の円錐プレート及び出力側の円錐プレートを互
いに摩擦接続的にロックするようにし、即ち、両方の円
錐プレートに同時に摩擦接続的に接触するための手段を
設けて、これによって両方の円錐プレートが摩擦作用に
基づきもはや互いに回動不能であり、駆動系の端部に配
置された駆動車輪がもはや回転できず、ひいては車両が
転がり移動を防止されている。このような構成に基づ
き、出力軸への軸線方向のスペースが不要である。付加
的な歯車の使用が省略される。
【0011】この場合に著しく有利には、摩擦作用(Rei
beingriff)が円錐プレートの両方の外周面で行われ、1
つのくさびが周方向で円錐プレートの外周面間に形成さ
れた間隙内に両方の円錐プレートの相互のロックのため
に差し込まれる。この場合、ロック装置は1つのくさび
を両側から若しくは片側からのみ間隙内に差し込むよう
に設けられてよい。くさびは横断面でくさび状であり、
若しくは円錐プレートの半径に適合されていてよい。く
さびの材料は摩耗値の高い材料、例えばクラッチの摩擦
ライニング若しくはブレーキライニングのための材料、
場合によってはファイバー強化されたプラスチック若し
くは類似のものであってよい。
【0012】本発明に基づくロック装置は、くさびの作
動のためのアクチュエータを有しており、アクチュエー
タが有利には伝動装置のケーシング内に取り付けられて
いてよく、例えば電気式のモータ、液力式又は空気力式
の圧力供給装置の受圧シリンダ(Nehmerzylinder)、予荷
重のかけられたばね若しくは、機械的若しくは電気的に
作動可能なロープウインチ(Seilwinde)であってよい。
【0013】この場合、本発明に基づき1つのアクチュ
エータが1つのくさびを負荷するようになっていてよ
く、若しくは2つのくさびを使用する場合には、1つの
アクチュエータが適当に形成された機構を用いて両方の
くさびに作用するようになっているか若しくは、各アク
チュエータがそれぞれ1つのくさびに作用するようにな
っている。電気的なアクチュエータを使用すると利点と
して、乗客室内に機械的な系若しくは圧力系を敷設する
必要がない。
【0014】さらに有利には有利には、アクチュエー
タ、ここではモータ、或いはロープウインチ若しくは受
圧シリンダがくさびの差し込み中に軸線方向に圧縮可能
なエネルギー貯蔵部、例えばコイルばね、ダイヤフラム
ばね、若しくは皿ばねの作用に抗して作動され、次いで
エネルギー貯蔵部が係止され、その結果、係止解除に際
してロック装置がアクチュエータの作動なしに解離され
る。これによって、機械的若しくは発火技術的(pyrolyt
isch)にエネルギー貯蔵部を係止解除する緊急係止解除
機能が得られ、ロック装置の解離が例えば配電網若しく
は圧力供給装置の故障に際しても可能であり、配電網の
故障に際しては付加的に設けられた電気的なエネルギー
貯蔵部若しくはバッテリーが電動式のアクチュエータに
給電してよい。予荷重のかけられたエネルギー貯蔵部の
係止解除装置は、例えばボルト若しくは類似のものをエ
ネルギー貯蔵部の作用方向から取り除く手動操作可能な
ロープウインチ若しくは同じ機能の発火ユニット(pyrol
ytische Einheit)から成っていてよい。
【0015】少なくとも1つの円錐プレートが軸線方向
移動可能であるので、円錐プレートの軸線方向でのずれ
の際にくさびの傾倒モーメント(Kippmoment)を避けるた
めに有利には、少なくとも1つの円錐プレートの外周面
に、軸線方向に延びる環状のつばが設けられ、これによ
って円錐プレートへのくさびの接触面が軸線方向で同じ
高さにある。つばは同時に、軸線方向移動可能な円錐プ
レートの圧力負荷ユニットの構成部分であってよく、例
えば円錐プレートの軸線方向の負荷のためのピストンを
案内する円筒面、若しくは該円筒面の少なくとも一部分
を形成している。
【0016】電気的なアクチュエータで作動可能なロッ
ク装置の制御が、有利には乗客室内で電気的なスイッチ
によって行われてよく、これによって費用のかかる通路
案内(Leitungsfuehrung)及び機械的な伝達装置が省略で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に部分的に示す実施例の円錐
形プーリー巻掛け式伝動装置(Kegelscheibenumschlingu
ngsgetriebe)は、入力側で入力軸Aに相対回動不能に配
置されたプレート対(Scheibenpaar)、例えば円錐プレー
ト対(Kegelscheibenpaar)1、及び出力軸Bに相対回動
不能に配置されたプレート対、例えば円錐プレート対2
を備えている。各プレート対1,2は軸線方向に移動可
能、例えば運動可能なプレート部分(Scheibenteil)、例
えば円錐プレート(Kegelscheibe)1a,2a及び軸線方
向不動なプレート部分、例えば円錐プレート1b,2b
を有している。両方のプレート対間に、トルク伝達のた
めにチェーン3若しくはベルトの形の巻掛け手段が設け
られている。
【0018】プレート対1,2の図示の上側半部には、
プレート部分1a,1b;2a,2b間の、伝動装置の
低速方向での最大の伝達(アンダードライブ[underdriv
e])に対応する軸線方向の相対位置が示してあるのに対
して、図示の下側半部には、所属のプレート部分1a,
1b;2a,2b間の、高速方向での最大の伝達(オー
バードライブ[overdrive])に対応する相対位置が示し
てある。
【0019】プレート対1は、ピストン・シリンダユニ
ットとして形成された調節部材(Stellglied)4を介して
軸線方向で締め付け可能である。円錐プレート対(Kegel
scheibenpaar)2は、類似の形式で、同じくピストン・
シリンダユニットとして形成された調節部材5を介して
軸線方向でチェーン3に対して締め付け可能である。ピ
ストン・シリンダユニット5の圧力室6内に、コイルば
ねによって形成された蓄力器7を設けてあり、該蓄力器
が軸線方向運動可能なプレート部分2aを軸線方向不動
なプレート部分2bの方向に押している。チェーン3が
出力側でプレート対2の半径方向内側の領域内に位置し
ている場合には、蓄力器7によって生ぜしめられる締め
付け力(Verspannkraft)は、チェーン3がプレート対2
の直径の大きい方の領域内に位置している場合よりも大
きくなっている。即ちこのことは、伝動装置の高速方向
での伝達の増大に伴って、蓄力器7によって生ぜしめら
れる締め付け力(Vorspannkraft)が増大することを意味
している。コイルばね7は一方で直接に、軸線方向運動
可能なプレート部分2aに支えられていて、他方で、出
力軸Bに堅く結合されて圧力室6を制限するコップ形(t
opffoermig)の構成部分8に支えられている。
【0020】作用的にピストン・シリンダユニット4,
5に対して並列接続して別のピストン・シリンダユニッ
ト10,11を設けてあり、該ピストン・シリンダユニ
ットが伝動装置の伝達変化(Uebersetzungsaenderung)の
ために役立つ。ピストン・シリンダユニット10,11
の圧力室12,13が、要求される伝達比に相応して交
互に圧力媒体で満たされ、若しくは放圧される。このた
めに、圧力室12,13が必要に応じて圧力媒体源、例
えばポンプに接続されるか、若しくは排出管路に接続さ
れる。従って、伝達変化に際して一方の圧力室12,1
3が圧力媒体で満たされ、即ち該圧力室の容積が増大さ
れ、これに対して、他方の圧力室13,12が少なくと
も部分的に放圧され、即ち該圧力室の容積が減少され
る。圧力室12,13のこのような交互の圧力負荷(Dru
ckbeaufschlagung)若しくは放圧は、適当な弁を用いて
行われる。このような弁の構造及び機能については、既
に挙げた公知技術が参照される。例えばドイツ連邦共和
国特許出願公開第4036683号明細書においては、
四角スライダ(Vierkantschieber)として形成された弁3
6を設けてあり、該弁がポンプとして形成された圧力媒
体源14に接続されている。
【0021】少なくともトルクに関連した圧力を形成す
るために、トルクセンサ(Drehmomentfuehler)14を設
けてあり、トルクセンサは液力原理をベースにしてい
る。トルクセンサ14は、駆動歯車若しくは駆動ピニオ
ン15を介して導入されたトルクを円錐プレート対1に
伝達する。駆動歯車15は転がり軸受(Waelzlager)16
を介して入力軸Aに支承されていて、形状接続部(Forms
chluss)若しくは歯部17を介して、トルクセンサ14
の、軸線方向で駆動歯車15に支持されたカムプレート
18に相対回動不能(drehfest)に結合されている。トル
クセンサ14は、軸線方向で定置のカムプレート18及
び軸線方向で移動可能なカムプレート19を有してお
り、カムプレートはそれぞれ傾斜面(Auflauframpe)を有
しており、傾斜面間に球体20の形の拡開部材(Spreizk
oerper)が設けられている。カムプレート19は入力軸
A上で軸線方向移動可能であるものの、入力軸に対して
回動不能である。このために、カムプレート19は、軸
線方向で球体20から離れる方向に延びた半径方向外側
の区分19aを有しており、該区分が歯部19bを備え
ており、該歯部が、入力軸Aに軸線方向でも周方向でも
相対回動不能に結合された構成部分21の対向歯部(Geg
enverzahnung)21aと噛み合っている。歯部19bと
対向歯部21aとは互いに、構成部分19,21間の軸
線方向の相対的な移動を可能にするように構成されてい
る。
【0022】トルクセンサ14の構成部分が2つの圧力
室22,23を形成している。圧力室22が、入力軸A
に堅く結合されたリング状の構成部分24並びに、カム
プレート19により形成された若しくは保持された区分
(Bereich)又は構成部分(Bauteil)25,26を用いて形
成されている。この場合、リング状の構成部分24が溶
接結合部によって入力軸のような軸Aに結合されてい
る。溶接結合部の溶接継ぎ目90がリング状の溶接継ぎ
目としてリング状の構成部分24を一方において軸Aと
相対回動不能に結合して、他方において軸線方向で支え
ている。リング状の圧力室23が、実質的にリング状の
圧力室22の半径方向外側に、しかも軸線方向で圧力室
22に対してずらして配置されている。第2の圧力室2
3は同じく、リング状の構成部分24、該構成部分24
に堅く結合されたスリーブ状の構成部分21及び、カム
プレート19に堅く結合されたリング状の構成部分25
によって形成されており、該構成部分25は軸線方向に
移動可能であって、ピストンと同じように作用する。
【0023】トルクセンサ14及び円錐プレート対1を
保持する入力軸Aは、トルクセンサ側でニードル軸受(N
adellager)27を介して、かつ円錐プレート対1の、ト
ルクセンサ14と反対の側で軸線方向の力を受け止める
球軸受(Kugellager)28及び、半径方向の力に対して設
けられたローラ軸受(Rollenlager)29を介してケーシ
ング30内に支承されている。出力プレート対(Abtrieb
sscheibenpaar)2を受容する出力軸Bが、調節部材5,
11と隣接する端部でダブル円錐形ローラ軸受(Zweifac
hkegelrollenlager)31(該ダブル円錐形ローラ軸受は
半径方向力(Radialkraft)も両方の軸線方向で生じる軸
線方向力(Axialkraft)も受け止める)を介して、かつプ
レート対2の、調節部材5,11と逆の側でローラ軸受
32を介してケーシング30内に支承されている。出力
軸Bは、調節部材5,11と逆の端部に傘歯車33を保
持しており、傘歯車が例えばディファレンシャルと作用
結合されている。
【0024】円錐形プーリー巻掛け式伝動装置の締め付
けのために必要であってトルクセンサ14を介して少な
くともトルクに関連して調節された圧力を形成するため
に、ポンプ34を設けてあり、該ポンプが入力軸A内に
形成された中央の通路35(該通路は少なくとも1つの
半径方向の通路36に開口している)を介してトルクセ
ンサ14の圧力室22に接続されている。ポンプ34
は、さらに接続管路37を介して、第2のプレート対2
のピストン・シリンダユニット5の圧力室6に接続され
ている。接続管路37は出力軸B内に設けられた中央の
通路38に開口しており、該通路は同じく半径方向に延
びる少なくとも1つの通路39を介して圧力室6に接続
されている。
【0025】トルクセンサ14の圧力室22は、図1の
断面図で見て周方向にずらされていて、従って破線で示
す通路40を介してピストン・シリンダユニット4の圧
力室9に接続されている。通路40は、溶接継ぎ目90
によって軸Aに堅く結合されたリング状の構成部分24
内に形成されている。従って通路40を介して第1の圧
力室22と圧力室9とは常に接続されている。入力軸A
内にはさらに少なくとも1つの流出通路41を設けてあ
り、流出通路は圧力室22に接続していて、若しくは接
続可能であり、流出通路の流出横断面(Abflussquerschn
itt)が少なくとも伝達されるトルクに関連して変化可能
である。流出通路41は入力軸Aの中央の孔42に開口
しており、該孔は1つの管路に接続されていてよく、該
孔を介して、トルクセンサ14から流出する油が例えば
構成部分の潤滑のために対応する箇所に導かれてよい。
軸線方向移動可能(axial verschiebbar)に入力軸Aに支
承された軸線方向運動可能(axial bewegbar)な傾斜面プ
レート(Rampenscheibe)若しくはカムプレート19が、
内側の区分26aで以て、流出通路41と協働する閉鎖
区分(Schlussbereich)を形成しており、該閉鎖区分が少
なくとも、生じているトルクに関連して流出通路41を
多かれ少なかれ閉鎖する。従って、閉鎖区分26aは流
出通路41と関連して弁若しくは絞り箇所(Drosselstel
le)を形成している。少なくとも、両方のプレート1
8,19間に生じるトルクに関連して、制御ピストンと
して有効なプレート19を介して流出開口(Abflussoeff
nung)若しくは流出通路41が相応に開かれ若しくは閉
じられ、従って少なくとも、生じているトルクに相応し
てポンプ34によって形成される圧力が、少なくとも圧
力室22内に生ぜしめられる。圧力室22が圧力室9に
接続されていて、かつ通路若しくは管路35,36,3
7,38,39を介して圧力室6にも接続されているの
で、該圧力室9,6内にも対応する圧力が生ぜしめられ
る。
【0026】ピストン・シリンダユニット4,5とピス
トン・シリンダユニット10,11との並列接続に基づ
き、トルクセンサ14から供給された圧力によって軸線
方向移動可能なプレート1a,2aに生ぜしめられる力
が、伝動装置の伝達の調節のために圧力室12,13内
に作用する圧力に基づき前記プレート1a,2aに生ぜ
しめられる力に加えられる。
【0027】圧力室12への圧力媒体の供給は、軸A内
に設けられた通路43を介して行われ、該通路は半径方
向の孔44を介して軸A内に形成されたリング溝45に
接続している。リング溝45から、リング状の構成部分
24内に形成された少なくとも1つの通路46を延存さ
せてあり、該通路がスリーブ状の構成部分21内に形成
された半径方向の貫通開口47との接続部を形成してお
り、貫通開口が圧力室12内に開口している。類似の形
式で圧力室13も、通路38の周囲に形成された通路4
8を介して油を供給されるようになっており、該通路4
8が半径方向に延びる接続通路49を介して圧力室13
に連通している。通路43と通路48とは接続管路5
1,52を介して少なくとも1つの弁50を介在して共
通の1つの圧力源に接続されている。弁(Ventil)50若
しくは弁機構(Ventilsystem)50に接続する圧力源53
は、別個のポンプによって形成され、若しくは既存のポ
ンプ34によって形成されていてよく、この場合、複数
の弁を有する適当な体積分配機構(Volumenverteilungss
ystem)若しくは圧力分配機構(Druckverteilungssystem)
54が必要である。このような実施例は破線で示してあ
る。
【0028】圧力負荷に際して作用的に並列に圧力室2
2に接続された圧力室23は、個別の構成部分の、円錐
プレート対1の上側半部に示す相対位置では、圧力媒体
供給機構から分離(trennen)されており、それというの
は、圧力室23に通じる通路若しくは孔55,56,5
7,58,59,60が、特にポンプ34のような圧力
源に接続されていないからである。軸線方向移動可能な
プレート1aの位置に基づき、半径方向の孔60が完全
に開かれており、従って、圧力室23が完全に放圧され
ている。トルクセンサから伝達すべきトルクに基づきカ
ム(Nocken)若しくはカムプレート19に生ぜしめられる
軸線方向力(Axialkraft)が、もっぱら、圧力室22内に
形成された圧力油クッション(Druckoelpolster)によっ
て受け止められる。この場合、圧力室22内に生じる圧
力は、伝達すべきトルクが大きければ大きいほど高くな
っている。この圧力は、既に述べたように絞り弁(Dross
elventil)として有効な区分26a及び流出孔(Abflussb
ohrung)41を介して制御される。
【0029】高速方向での伝達変化に際して、円錐プレ
ート1aは右側へ円錐プレート1bの方向に移動させら
れる。このことは円錐プレート対2に作用して、円錐プ
レート2aが軸線方向不動の円錐プレート2bから軸線
方向に離される。前に述べたように、円錐プレート対
1,2の図示の上側半部には、プレート1a,1b;2
a,2b間の、低速方向での伝達のための極限位置(Ext
remstellung)に対応する相対位置が示してあるのに対し
て、図示の下側半部には、プレート1a,1b;2a,
2b間の、高速方向での伝達の極限位置に対応する相対
位置が示してある。
【0030】円錐プレート対1,2の図示の上側半部に
示す伝達比から図示の下側半部に示す伝達比へ移行させ
るために、弁50の適当な制御によって圧力室12が相
応に充填され、かつ圧力室13が相応に放圧されて、体
積を減少される。
【0031】軸線方向移動可能な円錐プレート1a,2
aは所属の軸A,Bに、歯部から成る結合部61,62
を介して相対回動不能に連結されている。プレート1
a,2aに設けられた内歯及び軸A,Bに設けられた外
歯によって形成された相対回動不能な結合部61,62
は、所属の軸A,B上でのプレート1a,2aの軸線方
向の移動を可能にする。
【0032】駆動側のプレート対1の軸線方向移動可能
なプレート1a及びチェーン3の図示の上側半部に鎖線
で示す位置が、伝動装置の高速方向での可能な最大の伝
達に対応する。プレート対1のチェーン3の鎖線で示す
該位置に、プレート対2のチェーン3の実線で示す位置
が対応している。
【0033】従動側のプレート対2の軸線方向移動可能
な円錐プレート2a及びチェーン3の図示の下側半部に
鎖線で示す位置は、伝動装置の低速方向での可能な最大
の伝達に対応している。チェーン3の該位置に、チェー
ンの図示の上側半部に実線で示す位置が対応している。
【0034】図示の実施例では、プレート1a,2aが
半径方向内側のセンタリング区分(Zentrierbereich)6
3,64;65,66を有しており、該センタリング区
分を介してプレートは直接に所属の軸A,B上に受容さ
れ、若しくはセンタリングされている。軸線方向移動可
能なプレート1aの、軸Aの周面に実質的に遊びなく受
容された案内区分(Fuehrungsbereich)63,64が、通
路59,60と協働して弁を形成しており、この場合、
プレート1aは通路59,60に関連して実際に弁スラ
イダとして役立つ。プレート対1の図示の上側半部に示
す位置からのプレート1aの右側への移動に際して、所
定の移動距離の後に通路60が、プレート1aの軸線方
向移動距離の増大に伴って案内区分64によって次第に
閉鎖される。このことは、案内区分64が半径方向で通
路60上に位置するようになることを意味する。この位
置では、通路59も半径方向外側に対して円錐プレート
1aによって、それも案内区分63によって閉じられて
いる。プレート1bの方向へのプレート1aの引き続く
軸線方向移動に際して、通路60は閉じられたままであ
るのに対して、プレート1a若しくは該プレートの制御
区分(Steuerbereich)若しくは案内区分63は通路59
を次第に開放する。従って、通路59を介してシリンダ
・ピストンユニット4の圧力室9と通路58とが接続さ
れ、これによって通路57,56,55を介して圧力室
23への接続部が生ぜしめられる。通路60が実質的に
閉じられており、もっぱら圧力室9と両方の圧力室2
2,23との間の接続しか生じていないので、両方の圧
力室22,23内、及び圧力室9内、ひいては該圧力室
と通路35及び管路37,38を介して作用的に接続さ
れた圧力室6内に、伝達経路内に生じ得るわずかな損失
を除いて、実質的に同じ圧力が生じる。両方の圧力室2
2,23間の伝達に関連した接続によって、トルクセン
サ14内に存在する圧力媒体クッションの軸線方向に有
効な面が増大され、それというのは両方の圧力室22,
23の軸線方向に有効な面が作用的に互いに合算される
からである。軸線方向に有効な支持面(Abstuetzflaech
e)の増大に基づき、同じトルクに関連して、トルクセン
サによって形成される圧力が面増大(Flaechenzunahme)
に実質的に比例して減少されており、このことは圧力室
9,6内にも相応に減少された圧力が生じていることを
意味している。従って、本発明に基づくトルクセンサ1
4を用いて、前記圧力の、トルクに関連した調節に重畳
されてかつ伝達に関連した調節が行われる。図示のトル
クセンサ14は実際に圧力若しくは圧力レベルの二段階
の調節を可能にする。
【0035】図示の実施例では両方の通路59,60は
互いに、かつプレート1aの、該通路と協働する区分6
3,64に対して次のように配置され、若しくは構成さ
れており、即ち、1つの圧力室22から両方の圧力室2
2,23への切換及び逆の切換が円錐形プーリー巻掛け
式伝動装置のほぼ1:1の伝達比に際して行われる。既
に述べたように、このような切換は構造的に急激には行
われず、従って、流出通路60を既に閉じてあるもの
の、接続通路59と圧力室9とをまだ接続していない移
行区分が生じる。この移行区分内で伝動装置若しくはト
ルクセンサ14の機能を保証し、これに対してカムプレ
ート19の軸線方向の移動運動可能性を確保しておくた
めに、圧力室23の体積変化を可能にする補償手段が設
けられており、その結果、トルクセンサ14がポンプ作
用を生ぜしめ、このことはトルクセンサ14のシリンダ
構成部分とピストン構成部分とが相対的に運動できるこ
とを意味している。このような補償手段(Ausgleichsmit
tel)が図示の実施例では舌状シール若しくはリップシー
ル(Zungen- und Lippendichtung)67によって形成され
ており、舌状シール若しくはリップシールはリング状の
構成部分24の半径方向の溝内に受容されていて、構成
部分25の内側の円筒面と協働して、両方の圧力室2
2,23を互いにシールしている。この場合、シールリ
ング(Dichtungsring)67は次のように構成して配置さ
れており、即ちシールリングが軸線方向の1つの方向で
のみ遮断を行い若しくは両方の圧力室22,23間の圧
力補償を阻止するのに対して、軸線方向の逆の方向で少
なくとも圧力室23と圧力室22との間の正の差圧力の
生じている場合に圧力補償若しくはシールリング67の
流過を可能にする。従って、シールリング67は逆止弁
と同じように作用し、この場合、圧力室22から圧力室
23への流れが阻止されるものの、圧力室22に対する
圧力室23内のある程度の過圧に際して、シールリング
67によって形成されたシール箇所を介した流過が可能
である。即ち、右側へのカムプレート19の運動に際し
て圧力液体が、閉じられた圧力室23から圧力室22内
へ流れる。続く左側へのカムプレート19の運動に際し
ては、圧力室23内に負圧が生じ、場合によっては気泡
が油内に形成される。しかしながらこのことは、トルク
センサ若しくは円錐形プーリー巻掛け式伝動装置の機能
にとって不都合ではない。
【0036】逆止弁と同じように作用するシール67の
代わりに、両方の圧力室22,23間で有効な1つの逆
止弁を設けてもよく、逆止弁はリング状の構成部分24
内に取り付けられる。この場合には、軸線方向の両方の
方向で有効なシール(Abdichtung)67が用いられる。さ
らに、前記形式の1つの逆止弁が両方の通路35,58
間で有効であるように配置されてもよい。この場合、逆
止弁は体積流れが圧力室23から圧力室22に向かう方
向で可能であるものの、逆の方向では逆止弁が遮断を行
うように配置されていなければならない。
【0037】これまでの説明から明らかなように、実質
的に伝達領域の、低速方向で伝達(アンダードライブ)
する部分領域全体にわたって、プレート18,19に設
けられた球体傾斜路(Kugelrampe)によって生ぜしめられ
る軸線方向力がもっぱら、圧力室22によって形成され
た軸線方向に有効な面で支持されるのに対して、実質的
に伝達領域の、高速方向で伝達(オーバードライブ)す
る部分領域全体にわたって、プレート19の球体傾斜路
によって生ぜしめられる軸線方向力が、圧力室22,2
3の軸線方向に有効な両方の面で受け止められる。従っ
て同じ入力モーメントに関連して、低速方向での伝動装
置の伝達に際して、トルクセンサによって形成される圧
力は、高速方向での伝動装置の伝達に際してトルクセン
サ14によって形成される圧力よりも高くなっている。
既に述べたように、図示の伝動装置は、両方の圧力室2
2,23間の接続若しくは遮断を行う切換点(Umschaltp
unkt)がほぼ1:1の伝達の領域内に位置するように構
成されている。しかしながら、切換点若しくは切換領域
(Umschaltbereich)は、通路59,60、ひいては円錐
プレート1aの、該通路と協働する区分63,64の適
当な構成及び配置によって相応に円錐形プーリー伝動装
置(Kegelscheibengetriebe)の全伝動領域内で移動させ
られてよい。
【0038】両方の圧力室22,23間の接続若しくは
遮断は、このために設けられた特殊な弁を介して行われ
てもよく、該弁は、両方の圧力室22,23を接続する
1つの通路の領域に配置されており、この場合、該弁は
直接にプレート1a若しくは2aを介して作動されるの
ではなく、例えば外部のエネルギー源によって作動され
てよい。このために例えば電磁的、液力的若しくは空気
力的に作動可能な弁を使用してよく、該弁は伝動装置の
伝達比(Uebersetzungsverhaeltniss)若しくは伝達変化
(Uebersetzungsaenderung)に関連して切換可能であって
よい。例えば3/2・弁(3/2-Ventil)を使用してよく、
該3/2・弁が両方の圧力室22,23間の接続若しく
は遮断を行う。さらに圧力弁を用いてもよい。適当な1
つの弁が、両方の通路35,58を接続する1つの管路
の領域内に設けられてよく、この場合、両方の通路5
9,60は閉じられており、若しくは設けられていな
い。前記適当な弁は、圧力室22,23の遮断された状
態で圧力室23が該弁を介して圧力軽減(druckentlaste
n)されているように切換られ、若しくは接続されてい
る。このために、該弁は、油溜めに通じる管路に接続さ
れていてよい。
【0039】外部から制御可能な弁を使用する場合に
は、該弁は別のパラメータに関連しても操作可能であっ
てよい。このような弁は例えば、駆動時に生じるトルク
衝撃に関連しても作動可能であってよい。これによっ
て、例えば円錐形プーリー伝動装置の少なくとも特定の
運転状態若しくは伝達領域でのチェーンの滑りが避けら
れ、若しくは少なくとも減少される。
【0040】図1に示す構成では、トルクセンサ14は
入力側で、かつ軸線方向移動可能な円錐プレート1aに
隣接して配置されている。しかしながら、トルクセンサ
14はトルク経路(Drehmomentfluss)内で任意の箇所に
設けられて、相応に適合されてよい。さらにトルクセン
サ14が、それ自体周知のように出力側で、例えば出力
軸B上に設けられてよい。この場合、このようなトルク
センサは、トルクセンサ14と同じ形式で、軸線方向移
動可能な円錐プレート2aに隣接して配置されている。
複数のトルクセンサを使用することも可能である。この
場合、例えば入力側にも出力側にも適当な1つのトルク
センサが配置されてよい。
【0041】少なくとも2つの圧力室22,23を備え
た本発明に基づくトルクセンサ14が、トルクに関連し
た及び/又は伝達に関連した圧力調節のためのそれ自体
公知の別の手段と組み合わされてもよい。従って例え
ば、転がり部材(Waelzkoerper)20が、ドイツ連邦共和
国特許出願公開第4234294号公報に記載してある
ように、伝達変化に関連して半径方向で、該転がり部材
と協働する転動傾斜路(Abwaelzrampe)若しくは転動軌道
(Abwaelzbahn)に沿って移動可能であってよい。
【0042】図1に示す実施例において、圧力室6はト
ルクセンサ14に接続されている。外側の圧力室13も
トルクセンサ14によって生ぜしめられた圧力で負荷可
能であり、この場合、内側の圧力室6が伝達変化のため
に役立つ。このために、第2のプレート対2の両方の管
路52,37の接続部を交互にし若しくは互いに交換す
るだけでよい。
【0043】図1に示すトルクセンサ14の実施例で
は、トルクセンサを形成する構成部分がほぼ薄板から製
造されている。従って、特にカムプレート18,19が
例えばエンボス加工によって薄板成形部分(Blechformte
il)として製造されてよい。
【0044】図2は本発明に基づく伝動装置100の一
部分を示しており、この場合、入力歯車115が図1の
構造に関連していてもっぱら部分的に示してある。トル
クセンサ114はほぼ円形リング状のプレート部分11
8,119で示してあり、両方の部分118,119は
傾斜路を備えたカムプレートとして形成されており、該
カムプレート間には転がり部材(図示せず)が受容され
ている。エレメント(Element)118は入力歯車115
に相対回動不能に結合されている。
【0045】トルクセンサ114は、入力歯車115を
介して導入されたトルクを円錐プレート対101に伝達
する。入力歯車115は形状接続部(Formschluss)若し
くは歯部117を介して、トルクセンサ114の、軸線
方向で入力歯車115に支持されたカムプレート118
に相対回動不能(drehfest)に結合されている。トルクセ
ンサ114は、軸線方向不動のカムプレート118及び
軸線方向移動可能なカムプレート119を有しており、
カムプレートはそれぞれ傾斜路(Auflauframpe)を有して
おり、傾斜路間に拡開部材若しくは転がり部材が設けら
れている。
【0046】カムプレート119は入力軸199上で軸
線方向移動可能であるものの、入力軸に対して回動不能
に配置されている。このために、カムプレート119
は、軸線方向で球体から離れる方向に延びた半径方向外
側の区分119aを有しており、該区分が歯部119b
を備えており、該歯部が、入力軸199に軸線方向でも
周方向でも堅く結合された構成部分121の対向歯部(G
egenverzahnung)121aと噛み合っている。歯部11
9bと対向歯部121aとは互いに、構成部分119,
121間の軸線方向の相対的な移動を可能にするように
構成されている。
【0047】トルクセンサ114の構成部分が2つの圧
力室122,123を制限している。圧力室122は、
入力軸199に堅く結合されたリング状の構成部分12
4並びに、カムプレート119により形成された構成部
分125によって制限されている。この場合、リング状
の構成部分124が半径方向内側の区分で溶接結合部に
よって入力軸のような軸199に結合されている。溶接
結合部の溶接継ぎ目190がリング状の溶接継ぎ目とし
てリング状の構成部分124を一方において軸199と
相対回動不能に結合して、他方において軸線方向で支え
ている。
【0048】構成部分124と円錐プレート対の軸19
9との結合における利点として、比較的費用のかかるナ
ット及び歯部を用いた相対回動不能な及び軸線方向力支
持作用の結合を行う必要がない。相対回動不能な及び軸
線方向力支持作用の溶接継ぎ目の形成によって、シール
作用を生ぜしめかつ所要スペースのわずかな簡単な結合
が達成される。このような結合が図2のbに部分的に示
してある。溶接継ぎ目によって、ピストン・シリンダユ
ニットの構成部分の軸線方向力若しくは押圧力が受け止
められる。さらに溶接継ぎ目によって、構成部分が意図
しない回動に対して確保される。
【0049】図2に示してあるように、溶接継ぎ目19
0を用いて圧力室がシールされる。例えば、室区分12
2内の圧力P1は円錐プレート101aと構成部分12
4との間の室区分内の圧力P4と同じである。圧力P4
と室区分123内の圧力P3との間には、シールが半径
方向内側の領域で構成部分124と軸199との間に例
えばO・リングのようなシールリング150を用いて若
しくはプレス嵌め(Presssitz)によって達成される。こ
の場合、O・リング150は軸199の周面の周方向溝
内に受容されている。圧力P3と圧力P2との間には、
シールが例えばO・リングを用いて若しくはプレス嵌め
によって達成される。圧力P1の圧力区分と圧力P2の
圧力区分との間は、溶接継ぎ目190を用いてシールさ
れる。
【0050】回動防止、軸線方向力支持及び/又はシー
ルのための溶接継ぎ目は、別の利点としてわずかなスペ
ースしか必要とせず、かつ分離しない。
【0051】図2のbから明らかなように、溶接継ぎ目
190はカバーキャップ195を用いて被われていてよ
く、カバーキャップは円形リング状のプレート部分とし
て軸199にかぶせはめられて、溶接継ぎ目を被う。こ
の場合、カバーキャップ195は半径方向内側の第1の
リング区分195aを有しており、該リング区分が軸線
方向に延びていて、軸を半径方向内側で開口内に受容す
る。さらにカバーキャップ195は半径方向外側の第2
のリング区分195bを有しており、該リング区分は軸
線方向に延びていて、構成部分124を軸線方向で部分
的に取り囲んでいる。プレート対の軸に圧力ばめ(aufpr
essen)されていてよいカバーキャップ195によって、
伝動装置の液力油の汚れが減少される。
【0052】図3に部分的に示す円錐形プーリー巻掛け
式伝動装置200の円錐プレート対201は、軸線方向
移動可能な円錐プレート202及び軸線方向不動に軸2
02に結合された円錐プレート(図示せず)を有してお
り、軸線方向移動可能な円錐プレート202は軸220
上に軸線方向移動可能に、しかしながら該軸に対して相
対回動不能に配置されている。このために円錐プレート
202は内側歯部203を有しており、該内側歯部が軸
220の外側歯部221に形状接続的(formschluessig)
に相対回動不能に結合されている。
【0053】軸線方向移動可能な円錐プレート202の
軸線方向移動のため、及び円錐プレート対の円錐プレー
ト間の巻掛け手段の圧着制御(Anpressungssteuerung)の
ため、及び伝動装置の伝達調節(Uebersetzungseinstell
ung)のために、ピストン・シリンダユニット211を設
けてあり、該ピストン・シリンダユニットが圧力負荷の
ための2つの圧力室213,214を有している。圧力
室213,214は軸220内の通路215,216を
用いて圧力媒体を供給されるようになっており、このた
めに場合によっては弁、絞り及び圧力媒体供給のための
少なくとも1つのポンプが設けられている。
【0054】圧力室213,214はほぼ円形リング状
の構成部分によって形成されている。圧力室214が、
軸線方向移動可能な円錐プレート202の1つの側壁2
02aの半径方向内側の区分、軸220の円筒周壁22
0a、円形リング状の構成部分230の半径方向内側の
壁、並びに構成部分231の軸線方向に延びる半径方向
内側の壁によって形成されている。圧力室214は軸2
20の軸線を中心としてほぼ回転対称的である。円錐プ
レートの軸線方向移動可能性及び構成部分230の軸線
方向不動の配置に基づき、圧力室214の体積は変化可
能であり、その結果、該圧力室の意図的な圧力負荷によ
って円錐プレートの軸線方向の移動が制御される。円形
リング状の構成部分230は一方の軸線方向で軸220
の段部に位置固定され、かつ他方の軸線方向で円形リン
グ状の構成部分232によって位置固定されている。円
形リング状の構成部分232は半径方向内側の区分で溶
接継ぎ目240によって軸に結合されている。この場
合、溶接継ぎ目240を介してエレメント232と軸2
20との間の回動不能(drehfest)なかつ軸線方向力支持
可能(axialkraftabstuetzend)な結合が行われる。
【0055】円形リング状の構成部分232を用いて同
時に、別の円形リング状の構成部分233も半径方向内
側の区分で溶接継ぎ目240若しくは別の溶接継ぎ目に
よって軸に結合されている。同じく別の有利な実施例で
はエレメント230が半径方向内側の区分で溶接結合部
を用いて軸220に結合されていてよい。
【0056】軸線方向移動可能な円錐プレート202及
び該円錐プレートに軸線方向不動に結合された円形リン
グ状のエレメント231がピストン・シリンダユニット
211のピストンを形成しており、シリンダがエレメン
ト220,230によって形成されている。圧力室21
4内には、蓄力器が、既に前に図1について述べたよう
に、円錐プレート202と軸線方向不動に配置されたエ
レメントとの間に締め付けて配置されている。
【0057】圧力室213は、ほぼC字形のリング状の
構成部分231,円形リング状の構成部分230の半径
方向外側の壁、並びに構成部分232の半径方向内側の
壁によって形成されている。圧力室213は軸220の
軸線に対してほぼ回転対称的である。円錐プレートの軸
線方向移動可能性、円錐プレートに軸線方向不動に結合
された構成部分231、並びに軸線方向不動に配置され
た構成部分232によって、圧力室213の体積が変化
可能であり、その結果、該圧力室の意図的な圧力負荷に
よって円錐プレートの軸線方向の移動が制御される。同
じく巻掛け手段の圧着が制御される。円形リング状の構
成部分232は半径方向内側の区分で溶接継ぎ目240
によって軸に結合されている。
【0058】円形リング状の構成部分230,232は
半径方向外側の端部区分にシールリングのための受容部
を有しており、シールリングはエレメント231の円筒
面に密接に接触する。
【0059】図4に示す別の実施例300においては、
円形リング状の構成部分230,232,233が機能
的に円形リング状の複雑な1つの構成部分301にまと
められている。構成部分301は半径方向内側の区分で
溶接継ぎ目によって軸302に結合されている。円形リ
ング状の複雑な構成部分301は、ほぼ回転対称的なコ
ア310、並びに円形リング状のプレート部分として形
成されたアーム(Arm)311,312を有している。ア
ーム311は半径方向及び軸線方向に延びており、アー
ム312はもっぱらほぼ軸線方向に向けられている。ア
ーム311,312は端部区分にシールリングのための
受容部を有している。シールリング323,324がC
字形の構成部分320の対向シール面(Gegendichtflaec
he)に対して負荷されて、圧力室321,322を密閉
している。有利には、回転対称的な構成部分301が鍛
造部分若しくは鋳造部分として形成されている。アーム
311,312は有利には、打ち抜き部分のような薄板
部分として形成されて、溶接によってエレメント310
に結合されていてよい。特に有利な実施例では、アーム
がリング状の薄板部分として形成されている。次いでア
ームはエレメント310のリング状のコアの周面に溶接
される。
【0060】断面でC字形の円形リング状の構成部分3
20に、円形リング状の構成部分330を密接に結合し
てあり、該構成部分は散乱油キャップ(Fliehoelhaube)
として役立ち、遠心作用下の液力媒体、例えば油を半径
方向内側へ導く。散乱油キャップは半径方向内側の区分
にシールリング331の受容部を有しており、該シール
リングが構成部分301の外周面332に対して密接に
負荷されている。
【0061】構成部分301は軸線方向で不動に配置さ
れており、構成部分320は円錐プレート350に回動
不能及び軸線方向不動に結合されて、該円錐プレートと
一緒に軸線方向移動可能である。
【0062】図5は伝動装置400の軸線方向移動可能
な円錐プレート401の断面図である。軸線方向移動可
能な円錐プレート401は軸402に、円錐プレート4
01の内側歯部及び軸402の外側歯部によって軸線方
向移動可能に、しかしながら相対回動不能に結合されて
いる。巻掛け手段403は部分的にしか示してない。
【0063】円錐プレート401は図5の上側半部に軸
線方向の一方の位置で示してあり、図5の下側半部に軸
線方向の他方の位置で示してある。軸線方向移動可能な
円錐プレートの軸線方向移動のために、圧力媒体負荷の
ための2つの圧力室412,414を備えたピストン・
シリンダユニット410が用いられている。
【0064】圧力室412が、円形リング状の構成部分
420、軸402、円錐プレート401及びピストン4
30によって制限して形成されている。該圧力室は接続
部440を備えており、該接続部が軸402に沿った通
路(図示せず)を介して圧力媒体を供給されるようにな
っている。
【0065】円形リング状のエレメント420は半径方
向内側の区分で軸402に相対回動不能に結合、例えば
溶接されている。エレメント420は軸線方向の第1の
中間区分423で半径方向に広がって、第2の中間区分
で一定に維持している。エレメント420は円錐プレー
トに隣接の軸線方向の端部区分425でピストン450
のストッパとして役立ている。
【0066】ピストン430が円形リング状のエレメン
トとして形成されていて、半径方向内側で、軸線方向移
動可能な円錐プレート401に軸線方向不動及び相対回
動不能に、例えば溶接若しくは摩擦接続(reibschluessi
g)若しくは(formschluessig)形状接続によって結合され
ている。ピストン430の半径方向外側の端部の受容部
にシールが設けられており、該シールのシールリングが
区分424に対して密接に負荷されている。
【0067】圧力室414は、円形リング状のエレメン
ト460、円錐プレート401、及びピストン450に
よって制限して形成されている。該圧力室は接続部(図
示せず)を備えており、該接続部が軸402に沿った通
路(図示せず)を介して圧力媒体を供給されるようにな
っている。
【0068】円形リング状の構成部分460はほぼ中空
円筒を形成していて、軸線方向移動可能な円錐プレート
に半径方向外側で、例えば摩擦接続若しくは形状接続に
よって結合されている。同じく溶接結合が行われてよ
い。
【0069】ピストン450は円形リング状のエレメン
トとして形成されている。ピストン450の半径方向内
側及び半径方向外側の端部の受容部にシールが設けられ
ており、該シールのシールリングが区分461,401
aに対して密接に負荷されている。
【0070】圧力室を形成する円形リング状のエレメン
トの半径方向内側の区分が、さらに同時に、ケーシング
480内での軸402の軸受のための軸受内側リング4
70のための受容部として役立っている。この場合、軸
受外側リング471がケーシング側に受容されている。
【0071】図6に示す円錐形プーリー巻掛け式伝動装
置200は図1に示す伝動装置10と類似している。違
いとして、該伝動装置200はロック装置(Feststellei
nrichtung)201を有しており、該ロック装置は出力側
及び入力側の両方の円錐プレート201a,201b,
202a,202bのために形成されている。経済的な
実施例ではロック装置はプレート対201a,202b
若しくは202a,201bに作用してよく、スペース
及び配置の理由の場合にはロック装置は有利な形式でプ
レート対201a,202bに作用する。
【0072】ロック装置201はアクチュエータ(Akto
r)212,213を有しており、アクチュエータはケー
シング突起214,215に不動に若しくは旋回可能に
取り付けられている。有利には、電磁石若しくは回転運
動を直線運動に換える変換装置、例えばラック付きのウ
オーム歯車装置を備えたモータのような電動駆動のアク
チュエータが用いられ、つば222,223を備えた連
接棒(Schubstange)220,221がロッド216,2
17を軸線方向で両方に負荷する。軸線方向でケーシン
グ突起214,215とつば222,223との間に、
軸線方向に有効なエネルギー貯蔵部(Energiespeiche
r)、ここではコイルばね224,225を配置してあ
り、エネルギー貯蔵部が連接棒の最大の調節行程を生ぜ
しめ、エネルギー貯蔵部の作用に抗してアクチュエータ
212,213が連接棒を最小の調節行程で運動させ
る。
【0073】ヒンジ244,245を用いてつば22
2,223に結合され、従って強制的に案内される作動
機構216,217の機能は図7に詳細に示してある。
作動機構216,217は連接棒220,221の軸線
方向の運動を旋回運動に変換して、旋回運動がくさび(K
eil)218,219を外側から円錐プレート201a,
201b,202a,202bの周方向で円錐プレート
間の間隙226,227内に押し込む。
【0074】円錐プレート201a,202b若しくは
201b,202aの軸線方向の離隔の際の傾倒モーメ
ントを避けるために、円錐プレート201a,202a
が軸線方向に形成されたつば228,229を有してお
り、従って両方の円錐プレート201a,202b若し
くは202a,201bにおいてくさび218,219
の軸線方向の接触面が軸線方向の同じ高さで生じる。つ
ば228,229は軸線方向で円筒形の段部を形成して
いて、ピストン室の構成若しくはピストン室のカバーに
関与させられてよく、図示の実施例ではピストン室21
3が部分的につば228及びシリンダ211aによって
形成され、この場合、つばとシリンダが互いに密接に結
合、例えば溶接されており、これによってシリンダ21
1aがピストン211bのために著しく簡単に構成され
得る。円錐プレート201aのつば229は薄板210
aのセンタリング作用を生ぜしめ、該薄板は外側のピス
トン室204aを形成していて、区分210bに周方向
で軸線方向に向けられた櫛形プロフィール(Kammprofil)
を有して、半径方向外側で支えられている。ピストン室
204aの密閉のために、ピストン210dと薄板21
0aとの間に薄板210cが設けられて、円錐プレート
201aの肩部201cに接触してセンタリングされて
いる。
【0075】図7はロック装置201の平面図であり、
図面を見易くするために円錐プレートは省略してある。
ロック装置201は入力側の円錐プレート及び出力側の
円錐プレートから成る1つの円錐プレート対に対して形
成されている。実線はロック装置を解離された位置で示
し、破線は係合された位置で示している。
【0076】アクチュエータ213はケーシング突起2
15に取り付けられていて、軸線方向でアクチュエータ
213によって両方向に作動可能な連接棒221を有し
ており、該連接棒は端部223をつば状にエンボス加工
されている。軸線方向でつば223とケーシング突起2
15との間にコイルばね225を締め込んであり、コイ
ルばねが連接棒221を所定の力で負荷している。従っ
てアクチュエータ213はロック装置210の係合(Ein
ruecken)に際してコイルばねによって助成され、スパイ
ラルばね(Spiralfeder)226がばね定数の適当な設定
に基づきロック装置201をアクチュエータ213の作
動なしに解離する。このために、アクチュエータ213
は、ロック装置201の解離の後に連接棒221を係止
して、従ってアクチュエータを常に作動させておく必要
がないように形成されていてよい。従って、ロック装置
を係合させるためには、係止解除のパルスだけで十分で
ある。
【0077】つば223にヒンジ245を連結してあ
り、該ヒンジが作動機構217を受容しており、作動機
構がヒンジ245に旋回可能に受容された2つの枢着レ
バー246,247を有しており、該枢着レバーはヒン
ジ248,249を介して第2のレバー250,251
に旋回可能に結合されている。レバー250,251は
伝動装置のケーシング若しくは別の定置の構成部分に設
けられた転向点252,253に枢着されている。レバ
ー250,251の端部に、くさび(Keil)219a,2
19bがレバー250,251の縦軸線を基準にして転
向点252,253から離れる方向に配置されており、
ロック機能を確保するためには原理的には1つのくさび
で十分であり、この場合には前述の作動機構が用いられ
て、両方の転向点252,253のうちの1つの転向点
の後ろで対応するレバー250若しくは251が切り詰
められる。
【0078】作動機構217によってアクチュエータの
軸線方向の運動が転向点252,253を中心とした回
転運動に変換され、回転運動がくさびを周方向で2つの
円錐プレート(それぞれ1つの入力側の円錐プレートと
1つの出力側の円錐プレート)間の間隙内に係合させ
る。
【0079】アクチュエータ213の供給電圧の支障に
際して、アクチュエータのための付加的な電圧供給が行
われてよく、若しくは手動の緊急係止解除装置254が
設けられていてよい。このために、トグルレバー装置(K
niehebelanordnung)を配置してあり、トグルレバー装置
がヒンジ245に旋回可能に結合された第1のレバー2
55及び、ケーシング部分256に結合された第2のレ
バー257を有しており、両方のレバー255,257
がヒンジ258によって互いに旋回可能である。係合過
程に際してトグルレバーがヒンジ258で曲げられ、従
って係合されたロック装置の終端位置でレバー255,
257が破線で示す位置を占める。ヒンジ258に引っ
張りロープ(Zugseil)259を固定してあり、引っ張り
ロープが伝動装置ケーシング260を通して外側へ導か
れて、グリップ262を備えている。グリップと伝動装
置ケーシングとの間に行程長さ補償ばね261を配置し
てあり、行程長さ補償ばねがロック装置201の係合過
程と解離過程との間のヒンジ258の行程を補償する。
選択的に、補償ばねの使用を省略して、伝動装置内の引
っ張りロープ259の長さを余分に設けておくこともで
きる。緊急係止解除装置を作動させたい場合には、グリ
ッパ262が引っ張られ、レバー比に基づきロック装置
が解離される。さらに操作ロッドから成る操作装置を設
けることも考えられ、操作ロッドがヒンジ258に作用
結合されており、従って、緊急係止解除装置254がロ
ッドの配置に関連して押され若しくは引っ張られる。本
発明の思想では、別の箇所、例えば乗客室への操作装置
の配置を排除するものではない。さらに補償ばね261
が伝動装置内で若しくは伝動装置の外側でヒンジに作用
するようになっていてよく、かつ適当な力によってロッ
ク装置を単独で解離できるように構成されていてよく、
この場合、補償ばねは通常の運転時には例えばボルト(B
olzen)若しくは類似のものによって締め付けられた状態
に保たれ、ボルトは緊急係止解除の目的に際してはじめ
て手動で、例えばロープを用いて若しくは発火技術によ
って外される。
【0080】本発明の明細書では、請求範囲に記載され
ていないものの本発明に基づく種々の構成及び手段の特
許請求を留保してある。
【0081】本発明は図示の実施例に限定されるもので
はない。本発明の枠内で多数の変更が可能である。即
ち、請求項及び実施例に記載の構成を種々に組み合わせ
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】円錐形プーリー巻掛け式伝動装置のような伝動
装置の部分断面図
【図2】図2のaは円錐プレート対の部分断面図、図2
のbは溶接継ぎ目の部分の拡大断面図
【図3】円錐プレート対の別の実施例の部分断面図
【図4】円錐プレート対のさらに別の実施例の部分断面
【図5】円錐プレート対のさらに別の実施例の部分断面
【図6】ロック装置を備えた伝動装置の断面図
【図7】ロック装置の平面図
【符号の説明】
1 プレート対、 2 プレート対、 3 チェー
ン、 4,5 調節部材、 6 圧力室、 7
蓄力器、 8 構成部分、 9 圧力室、10,1
1 ピストン・シリンダユニット、 12,13 圧
力室、14 トルクセンサ、 15 駆動歯車、
16 転がり軸受、 17歯部、 18,19 カ
ムプレート若しくは傾斜路プレート、 19a 区
分、 19b 歯部、 21 構成部分、 2
2,23 圧力室、 24,25,26 構成部分、
26a 区分、 27 ニードル軸受、28 球
軸受、 29 ローラ軸受、 30 ケーシング、
31 ダブル円錐形ローラ軸受、 32 ローラ
軸受、 33 傘歯車、 34 ポンプ、 3
5,36 通路、 37 接続管路、 38,3
9,40 通路、 41 流出通路、 42 中央
の孔、 43 通路、 44 半径方向の孔、
45 リング溝、 46 通路、 47 貫通開
口、48 通路、 49 接続通路、 50 弁、
51,52 接続管路、53 圧力源、 55,
56,57,58 通路、 59 通路、60 半径
方向の孔、 61,62 結合部、 63,64,
65,66センタリング区分、 67 舌状シール若
しくはリップシール、 114トルクセンサ、 1
15 入力歯車、 118,119 プレート部分、
119a 区分、 190 溶接継ぎ目、 199
入力軸、 200 円錐形プーリー巻掛け式伝動装
置、 201 円錐プレート対、 202 円錐プ
レート、 203 内側歯部、 213 アクチュ
エータ、 214,215 ケーシング突起、 2
17 作動機構、 220,221 連接棒、 2
22,223 つば、 240 溶接継ぎ目、 2
45 ヒンジ、 246,247 枢着レバー、
254 緊急係止解除装置、 255 レバー、
256 ケーシング部分、 257 レバー、 2
58ヒンジ、 259 引っ張りロープ、 260
伝動装置ケーシング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー アイトロート ドイツ連邦共和国 バムベルク グラーフ −シュタウフェンベルク−プラッツ 11

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無断階に調節可能な円錐形プーリー巻掛
    け式伝動装置のような伝動装置であって、軸線方向移動
    可能及び軸線方向不動な円錐プレートをそれぞれ備えた
    第1の円錐プレート対及び第2の円錐プレート対、トル
    ク伝達のために円錐プレート対間に配置された巻掛け手
    段を有していることを特徴とする、伝動装置。
  2. 【請求項2】 無断階に調節可能な円錐形プーリー巻掛
    け式伝動装置のような伝動装置であって、1つの軸に沿
    って軸線方向移動可能及び軸線方向不動な円錐プレート
    をそれぞれ備えた第1の円錐プレート対及び第2の円錐
    プレート対、トルク伝達のために円錐プレート対間に配
    置された巻掛け手段を有しており、ほぼ円形リング状の
    エレメントを用いて、圧力負荷及び/又は移動可能な円
    錐プレートの軸線方向移動のための圧力室及びピストン
    ・シリンダユニットが形成されている形式のものにおい
    て、少なくとも個別の円形リング状のエレメントが溶接
    継ぎ目を用いて軸に結合されていることを特徴とする、
    伝動装置。
  3. 【請求項3】 トルク伝達及び/又は回動防止のための
    溶接継ぎ目が設けられている請求項2記載の伝動装置。
  4. 【請求項4】 1つの軸の円形リング状のエレメントの
    軸線方向の確保のための溶接継ぎ目が設けられている請
    求項2記載の伝動装置。
  5. 【請求項5】 円形リング状のエレメントの軸線方向の
    確保のための溶接継ぎ目が別の円形リング状のエレメン
    トに設けられている請求項3記載の伝動装置。
  6. 【請求項6】 円形リング状のエレメントが半径方向内
    側に軸の受容のための開口を有しており、該エレメント
    が半径方向内側で溶接継ぎ目を用いて軸に結合されてい
    る請求項3記載の伝動装置。
  7. 【請求項7】 場合によってはそれぞれ少なくとも1つ
    の入力側の円錐プレート及び出力側の円錐プレートを互
    いに摩擦接続的にロックするロック装置を備えている請
    求項1から6のいずれか1項記載の伝動装置。
  8. 【請求項8】 摩擦接続が円錐プレートの外周で行われ
    るようになっている請求項1から7のいずれか1項記載
    の伝動装置。
  9. 【請求項9】 摩擦接続が、周方向で円錐プレートの外
    周面間に形成された間隙内に差し込み可能な少なくとも
    1つのくさびによって行われるようになっている請求項
    1から8までのいずれか1項記載の伝動装置。
  10. 【請求項10】 両方の周方向でそれぞれ1つのくさび
    が間隙内に差し込まれるようになっている請求項9記載
    の伝動装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのくさびが少なくとも
    1つのアクチュエータを用いて間隙内に差し込まれるよ
    うになっている請求項9又は10記載の伝動装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つのくさびが少なくとも
    1つのアクチュエータを用いて間隙内に差し込まれるよ
    うになっており、皿ばね若しくはコイルばねのような軸
    線方向に有効なエネルギー貯蔵部が作用方向で予荷重を
    かけられていて、かつアクチュエータ若しくは別の構成
    部分によって予荷重のかけられた状態で係止されるよう
    になっている請求項11記載の伝動装置。
  13. 【請求項13】 少なくとも1つのアクチュエータが電
    気的、液力的、空気力的若しくは機械的に作動されるよ
    うになっている請求項9記載の伝動装置。
  14. 【請求項14】 少なくとも1つのアクチュエータが、
    電動モータ、液力式又は空気力式の圧力シリンダ、若し
    くはロープウインチを用いて作動されるようになってい
    る請求項13記載の伝動装置。
  15. 【請求項15】 ロープウインチが電気的なウインチモ
    ータによって作動されるようになっている請求項14記
    載の伝動装置。
  16. 【請求項16】 ロック装置が緊急運転時にアクチュエ
    ータによる助成なしに解離されるようになっている請求
    項12から15のいずれか1項記載の伝動装置。
  17. 【請求項17】 予荷重のかけられたエネルギー貯蔵部
    が機械的若しくは発火技術的に係止解除されて、ロック
    装置がエネルギー貯蔵部の弛緩によって解離されるよう
    になっている請求項16記載の伝動装置。
  18. 【請求項18】 少なくとも1つのくさびの横断面が円
    錐プレートへの接触面の区分で円錐プレートの半径に適
    合されている請求項10から17のいずれか1項記載の
    伝動装置。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つの円錐プレートが外周
    面に、軸線方向に形成されたつばを有しており、少なく
    とも1つのくさびの接触面が両方の円錐プレートにおい
    て軸線方向のほぼ同じ高さに位置している請求項9から
    18のいずれか1項記載の伝動装置。
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