JPH03189446A - みぞ可変プーリ - Google Patents

みぞ可変プーリ

Info

Publication number
JPH03189446A
JPH03189446A JP32894089A JP32894089A JPH03189446A JP H03189446 A JPH03189446 A JP H03189446A JP 32894089 A JP32894089 A JP 32894089A JP 32894089 A JP32894089 A JP 32894089A JP H03189446 A JPH03189446 A JP H03189446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate wall
wall member
outer cylinder
cylinder
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32894089A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyoshi Hisamura
春芳 久村
Masahiko Yamada
昌彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP32894089A priority Critical patent/JPH03189446A/ja
Publication of JPH03189446A publication Critical patent/JPH03189446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、■ベルト式無段変速機に用いられるみぞ可変
プーリに関するものである。
(ロ)従来の技術 従来のみぞ可変プーリとして、特開昭64−30961
号公報に示されるものがある。これに示される駆動ブー
りは、軸方向に移動しない固定円すい部材と、軸方向に
移動可能な可動円すい部材とから構成され、両者間に7
字状みぞが形成される。可動円すい部材側には3つの油
室が設けられている。すなわち、2つの固定されたピス
トン部材が設けられており、第1ピストン部材と可動円
すい部材との間に第1油圧作用室が形成され、ii(動
円すい部材と一体に設けられる中間壁部材と第1ピスト
ン部材との間に遠心油圧補正室が形成され、また中間壁
部材と第2ピストン部材との間に第2油圧作用室が形成
される。第1ピストン部材の外径部がはまり合う第1シ
リンダ部材は可動円すい部材に固着されている。また、
第2ピストン部材の外径部がはまり合う第2シリンダ部
材は中間壁部材と一体に形成されている。第1シリンダ
部材と中間壁部材とは溶接により一体に結合されている
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、F記のような従来のみぞ可変プーリでは
、第1シリンダ部材と中間壁部材とを溶接によって結合
する作業が必要であり、組付は作業性が悪いという問題
点がある。すなわち、第1ピストン部材を第1シリンダ
部材にはめ合わせた状態で、第1シリンダ部材と中間壁
部材とを溶接によって結合する必要があり、面倒な作業
となっている。本発明はこのような課題を解決すること
を目的としている。
(ニ)!!題を解決するための手段 本発明は、2つのシリンダ部材を一体の外筒部材によっ
て構成し、外筒部材に中間壁部材を圧入によって結合す
ることにより、−V記3題を解決する。すなわち、本発
明によるみぞ可変プーリは、軸方向に移動しない固定円
すい部材(12)と、軸方向に移動=T能な可動円すい
部材(2o)とにより、V字状みぞが形成され、可動円
すい部材にはこれを軸方向に移動させるための2つの油
圧作用室(40及び42)が設けられているみぞ可変ブ
ーりを対象としたものであり、可動円すい部材の外周側
に外筒部材(24)が一体に固着され、外筒部材の内径
側に中間壁部材(34)が設けられ、外筒部材の内径部
の中間壁部材によって仕切られた両側部分にそれぞれ上
記2つの油圧作用室を形成するためのピストン部材(2
6及び28)の外径がはまり合い、中間壁部材は、外筒
部材内径部に、相対回転しないようにかつ油密状態とな
るように締りばめ状態で圧入されていることを特徴とし
ている。
(ホ)作用 中間壁部材を組み付ける際には、これを外筒部材に圧入
すればよい。中間壁部材は、軸方向には例えば段差部及
びスナップリングによって位置決めされ、また回転方向
には圧入によって回り止される。また、圧入部によって
油圧のシールが行なわれる。従って、溶接が不要となり
、組付は作業が簡略化され、生産性が高いものとなる。
また、圧入によ7て回り止されるため、外筒部材と中間
壁部材との間の特別な回り止め機構などは不要である。
なお、より確実なシールを必要とする場合には、外周部
材と中間壁部材との間にOリングなどのシール部材を設
けてもよい。
(へ)実施例 第1図に本発明の実施例を示す0回転軸lOに一体に固
定円すい部材12が設けられている0回転軸10はベア
リング14及び16によフてケーシング18に回転可能
に支持されている。固定円すい部材12と対面してV字
状みf間隔を形成するように可動円すい部材20が設け
られている。
可動円すい部材20は回転軸10上にボールスプライン
22を介して軸方向に移動可能に支持されている。可動
円すい部材20の外周部の固定円すい部材12対面側と
は反対側に、外筒部材24が溶接によって一体に設けら
れている。外筒部材24は、第1シリンダ部24aと、
これよりも大径の第2シリンタ部24bと、両者間の段
差部24cとを有している。回転軸10に固定された第
1ピストン部材26の外径が第1シリンダ部24aとは
まり合っており、また同様に回転軸10に固定された第
2ピストン部材28の外径部が第2シリンダ部24bと
はまり合フている。
第1ピストン部材26及び第2ピストン部材28の外径
部にはそれぞれシール部材30及び32が設けられてい
る。外筒部材24の軸方向中間の内径部に中間壁部材3
4が圧入によって固定されている。すなわち、中間壁部
材34は、外筒部材24に締りばめとなるように段差部
24cに当る位置まで圧入されている。中間壁部材34
の外筒部材24cに対する第1図中左方向への位置決め
はスナップリング36によって行われている。中間壁部
材34の内径部は、第1ピストン部材26の筒状部の外
径とはまり合っており、この部分にシール部材38が設
けられている。このような構造により、可動円すい部材
20と第1ピストン部材26との間に第1油圧作用室4
oが形成され、中間壁部材34と第2ピストン部材28
との間に第2油圧作用室42が形成され、また第1ピス
トン部材26と中間壁部材34との間に遠心油圧補正室
44が形成される。第1油圧作用室40と第2油圧作用
室42とは、第1ピストン部材26に設けられた穴46
によフて連通しており、また第1油圧作用室40には可
動円すい部材20に設けられた穴48及び回転軸lOに
設けられた穴50を通して油圧を供給可能である。
次にこの実施例の動作について説明する。回転軸10の
穴50及び可動円すい部材20の穴48を通して第1油
圧作用室40に油圧を作用させ、また穴46を通して第
2油圧作用室42に油圧を作用させることにより、可動
円すい部材20に対して第1図中で右方向の力を作用す
ることができる。この可動円すい部材20に作用する第
1図中右方向の力と図示してないVベルトから作用する
力とのつり合いによって可動円すい部材20の位置が決
定される。第1油圧作用室40及び第2油圧作用室42
に作用させる油圧を制御することにより可動円すい部材
20の位置を変えることができる。これにより、固定円
すい部材12と可動円すい部材20との間のV字状みぞ
間隔が可変となり、連続的に変速比を制御することがで
きる。なお、遠心油圧補正室44は油の入っていない単
なる空室としておいてもよいが、この中に油を入れるこ
とにより、この油に作用する遠心力によ7て発生する油
圧が第1油圧作用室40及び第2油圧作用室42内の油
によって発生する遠心力を打ち消1゛ように作用する。
外筒部材24に中間壁部材34を組み付ける際には、中
間壁部材34を外筒部材24の内径部に圧入し、スナッ
プリング36を組み付けるだけでよい。中間壁部材34
は軸方向には段差部24c及びスナップリング36によ
って位置決めされ、また円周方向には圧入によって回り
止めされる。
また、圧入部によってシールが行われるので、第2油圧
作用室42側の油圧が遠心油圧補正室44側に漏れるこ
とはない。上述のように、中間壁部材34を圧入するこ
とにより固定するので、溶接作業と比較して作業が非常
に簡単となり、生産性か向上する。また、圧入によって
回り止めされているので特別な回り止め機構は不要であ
る。
なお、より確実なシールを行いたい場合には、第2図に
示す実施例のように、外筒部材24と中間壁部材34と
の間にシール部材60を設けてもよい。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、第1及び2シ
リンダ部を構成する外筒部材に中間壁部材を圧入によっ
て固定するようにしたので、これらを溶接によフて固着
する場合と比較して組付は作業が大幅に簡略化され、生
産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は別の実、l
b例を示す図である。 lO・・・回転軸、12・・・固定円すい部材、20・
・・可動円すい部材、24・外筒部材、24a・・・第
1シリンダ部、24b・・・第2シリンダ部、24c・
・・段差部、26・・・第1ピストン部材、28・第2
ピストン部材、34・・・中間壁部材、36・・・スナ
ップリング、40・・・第1油圧作用室、42・・・第
2油圧作用室、44・・・遠心油圧補正室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸方向に移動しない固定円すい部材と、軸方向に移
    動可能な可動円すい部材とにより、V字状みぞが形成さ
    れ、可動円すい部材にはこれを軸方向に移動させるため
    の2つの油圧作用室が設けられているみぞ可変プーリに
    おいて、 可動円すい部材の外周側に外筒部材が一体に固着され、
    外筒部材の内径側に中間壁部材が設けられ、外筒部材の
    内径部の中間壁部材によって仕切られた両側部分にそれ
    ぞれ上記2つの油圧作用室を形成するためのピストン部
    材の外径がはまり合い、中間壁部材は、外筒部材内径部
    に、相対回転しないようにかつ油密状態となるように締
    りばめ状態で圧入されていることを特徴とするみぞ可変
    プーリ。 2、中間壁部材は、外筒部材に設けられた段差部と外筒
    部材に取り付けられたスナップリングとによって軸方向
    に位置決めされ、外筒部材と中間壁部材との間にシール
    部材が設けられている請求項1記載のみぞ可変プーリ。
JP32894089A 1989-12-19 1989-12-19 みぞ可変プーリ Pending JPH03189446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32894089A JPH03189446A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 みぞ可変プーリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32894089A JPH03189446A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 みぞ可変プーリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03189446A true JPH03189446A (ja) 1991-08-19

Family

ID=18215800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32894089A Pending JPH03189446A (ja) 1989-12-19 1989-12-19 みぞ可変プーリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03189446A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5439419A (en) * 1993-01-27 1995-08-08 Nissan Motor Co., Ltd. Pulley device for continuously variable transmission
KR100341763B1 (ko) * 1999-12-28 2002-06-24 이계안 무단 변속기의 벨트 풀리 구조
NL1010859C2 (nl) * 1997-12-22 2004-07-19 Luk Getriebe Systeme Gmbh Aandrijving.

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5439419A (en) * 1993-01-27 1995-08-08 Nissan Motor Co., Ltd. Pulley device for continuously variable transmission
NL1010859C2 (nl) * 1997-12-22 2004-07-19 Luk Getriebe Systeme Gmbh Aandrijving.
KR100341763B1 (ko) * 1999-12-28 2002-06-24 이계안 무단 변속기의 벨트 풀리 구조

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3248615B2 (ja) ベルト式無段変速機のプーリ用シリンダ構造
JP3878796B2 (ja) 軸受構造
JPH09217820A (ja) プーリ
WO2020084936A1 (ja) 無段変速機
JP2007177961A (ja) 車両用自動変速機
JP2007107611A (ja) 補機駆動装置
JPH06221395A (ja) 無段変速機の溝可変プーリ
JP3737665B2 (ja) 自動変速機のクラッチ構造
JPH0242240A (ja) 自動変速機
JP4048453B2 (ja) ベルト式無段変速機のプーリ構造
JP2007100716A (ja) ドライブスプロケット支持構造
KR0164937B1 (ko) 연속 가변 변속기용 풀리 장치
JPH03189446A (ja) みぞ可変プーリ
JP2021089014A (ja) 摩擦係合装置用支持部材
JP3518592B2 (ja) ベルト式無段変速装置
JP2917054B2 (ja) ベルト式無段変速機のプーリシリンダ装置
JPH022116Y2 (ja)
JP2507407B2 (ja) 自動変速機用摩擦要素のドラム
JPS634844Y2 (ja)
JP2001221254A (ja) 自動変速機のクラッチ構造
JPH0612272Y2 (ja) 無段変速装置
JPH0842654A (ja) 無段変速機の潤滑用油路
JPH0214535Y2 (ja)
JPS63246544A (ja) 自動変速機用摩擦要素のドラム内周部結着構造
JPS6137573Y2 (ja)