JP4196486B2 - トロイダル形無段変速装置 - Google Patents

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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/664Friction gearings
    • F16H61/6649Friction gearings characterised by the means for controlling the torque transmitting capability of the gearing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、自動車などの車両の動力の伝達などに用いられるトロイダル形無段変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などの車両の動力の伝達などに用いられる変速装置として、例えば、特表平6―502476号に示されたトロイダル形無段変速装置が用いられる。この種のトロイダル形無段変速装置は、エンジンを含む駆動源により回転駆動される入力軸と、この入力軸に連動して回転するように支持された入力ディスクと、この入力ディスクに相対して配された出力ディスクと、これらの入出力ディスクの間に設けられたパワーローラと、入出力ディスクを互いに近付ける方向に入出力ディスクのうち少くとも一方を押圧する押圧機構と、を備えている。
【0003】
入力ディスクは、エンジンを含む駆動源によって回転駆動される。出力ディスクは、入力ディスクの回転に基く動力をパワーローラなどを介して伝達される。パワーローラは、入力ディスクと出力ディスクとの間に揺動自在に設けられかつ双方のディスクに転接する。パワーローラが、その傾き角度を変化させることで、トロイダル形無段変速装置の減速比を変化させることができる。
【0004】
前記押圧機構は、前記入出力ディスクを互いに近づける方向に押圧して、前記駆動源から供給される回転駆動力を、入力ディスク、パワーローラ及び出力ディスクなどを介して出力軸に伝達する。
【0005】
前記押圧機構として、ローディングカム機構が用いることがある。このローディングカム機構は、前記入力軸に支持されたローディングカムと、カムローラと、を備えている。ローディングカムは、前記入力ディスクの背面に設けられている。カムローラは、ローディングカムと入力ディスクとの間に配されている。カムローラは、入力軸の軸線に対し略直交する軸線回りに回転自在に設けられている。ローディングカムは、エンジンを含む駆動源によって回転されるようになっている。駆動源によってローディングカムが回転すると、入出力ディスクを互いに近づける方向に、入力ディスクがカムローラを介して押圧される。
【0006】
前記ローディングカム機構は、駆動源から供給される入力トルクに比例した押圧力で前記入力ディスクを出力ディスクに向かって押圧する。このため、ローディングカム機構は、前記駆動源からの入力トルクのみによって前記入力ディスクを押圧する押圧力を設定することができるので、コンピュータなどによって制御される必要が生じない。このため、ローディングカム機構を用いるとトロイダル形無段変速装置の構造が比較的単純にできるというメリットがあった。
【0007】
また、前記トロイダル形無段変速装置の押圧機構として、前述した特表平6―502476号に示されたトロイダル形無段変速装置のように、油圧ローディング機構を用いることがある。この油圧ローディング機構は、油圧駆動源と、この油圧駆動源と連結したシリンダと、このシリンダ内に収容されたピストンとしての入力ディスクの背面などを備えている。油圧駆動源から供給される加圧流体としての加圧油の圧力によって、入力ディスクの背面などを介してこの入力ディスクを入出力ディスクが互いに近づく方向に押圧する。前述した特表平6―502476号に示されたトロイダル形無段変速装置は、前記シリンダを一つのみ備えている。
【0008】
前記油圧ローディング機構は、ECU(Engine Control Unit)などの周知の制御装置によって、前述した押圧力が、適切な力となるように制御される。このとき、制御装置は、適切な押圧力を前述した入力トルク、変速比、回転数及び潤滑剤の温度などから求める。したがって、油圧ローディング機構を用いることによって、トロイダル形無段変速装置の動力の伝達効率の低下を抑制できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前記入出力ディスク双方とパワーローラとの間の動力の伝達効率は、駆動源からの入力トルク、トロイダル形無段変速装置の変速比、入力ディスクの回転数及びトロイダル形無段変速装置の潤滑剤の温度などのさまざまな条件によって変化する。
【0010】
前記ローディングカム機構を用いると、前記押圧力は、前述した変速比、回転数及び潤滑剤の温度などの条件などに関係なく定まってしまう。このため、このローディングカム機構を押圧機構として用いると、常に、最適な押圧力によって、入出力ディスクを互いに近づける方向に押圧できるとはいえない。
【0011】
例えば、ハーフトロイダル形無段変速装置では、図4に示すように、駆動源からの入力トルクが一定の場合において変速比が変化すると、前記ローディングカム機構が生じる押圧力が図中一点鎖線Facで示すように略一定となるのに対し、適切な押圧力は図中の実線Fan1で示すように上に凸の曲線となる。
【0012】
また、フルトロイダル形無段変速装置では、図5に示すように、駆動源からの入力トルクが一定の場合において変速比が変化すると、前記ローディングカム機構が生じる押圧力が図中一点鎖線Facで示すように略一定となるのに対し、適切な押圧力は図中の実線Fan2で示すように右肩下がりの曲線となる。
【0013】
このように、前記ローディングカム機構を用いると、図中の一点鎖線Facと実線Fan1,Fan2との差として表されるように、適切な押圧力より過大な押圧力を発生することとなる。このため、トロイダル形無段変速装置の動力の伝達効率が低下する傾向となっていた。フルトロイダル形無段変速装置の場合は、特に、動力の伝達効率の低下が大きかった。
【0014】
また、押圧機構は、駆動源からの入力トルクが大きくなると、入出力ディスクを互いに近づける方向に押圧する押圧力を大きくする必要が生じる。このため、前述した油圧ローディング機構を用いた特表平6―502476号に示されたトロイダル形無段変速装置においては、駆動源からの入力トルクが大きくなると、シリンダ内に供給する加圧油の圧力を高くする必要があった。
【0015】
前述した押圧力を大きくする際にシリンダ内に供給される加圧油の圧力が高くなるため、入力ディスクとシリンダとの間の摺動抵抗が増加して、動力の損失が大きくなる傾向となっていた。したがって、トロイダル形無段変速装置の動力の伝達効率が低下する傾向となっていた。
【0016】
また、シリンダ内に高い圧力の加圧油を供給する必要があるため、加圧油を供給するための加圧油供給装置が大型化する傾向となり、トロイダル形無段変速装置自体も大型化する傾向となっていた。
【0017】
一方、シリンダ内に供給する加圧油の圧力を抑制するために、加圧油からの圧力が作用する入力ディスクの受圧面積を拡大することも考えられる。この場合、入力ディスクの外径などを大きくする必要が生じる。したがって、トロイダル形無段変速装置自体が大型化するとともに、入力ディスクなどの製造コストが高騰する傾向となっていた。
【0018】
したがって本発明の目的は、動力の伝達効率の低下を抑制できかつ大型化を抑制することが可能なトロイダル形無段変速装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のトロイダル形無段変速装置は、駆動源により回転駆動され軸線方向に移動可能な入力軸と、前記入力軸に連動して回転しかつ前記入力軸の軸線方向に移動可能な第1の入力ディスクとこの入力ディスクに相対して配された第1の出力ディスクとを有する第1のキャビティと、前記入力軸に連動して回転する第2の入力ディスクとこの入力ディスクに相対して配された第2の出力ディスクとを有する第2のキャビティと、加圧油が供給される第1の油圧室と第2の油圧室とを備えた油圧ローディング機構であって、前記第1の油圧室は、前記入力軸と共に前記軸線方向に移動可能な第1の円板部材と前記入力軸に対して前記軸線方向に移動可能な前記第1の入力ディスクとの間に形成され、前記第2の油圧室は、前記入力軸と共に前記軸線方向に移動可能なシリンダと前記第1の入力ディスクと共に前記軸線方向に移動可能な第2の円板部材との間に形成され、前記加圧油が前記第1の油圧室内に供給されると前記第1の円板部材と前記第1の入力ディスクとが互いに離れる方向に前記第1の入力ディスクが移動することにより前記第1の入力ディスクを前記第1の出力ディスクに向かって押圧し、かつ、前記加圧油が前記第2の油圧室内に供給されることにより前記第2の円板部材と前記シリンダとが離れる方向に前記シリンダと前記第2の円板部材を移動させる油圧ローディング機構と、前記油圧ローディング機構が前記第1の入力ディスクを前記第1の出力ディスクに向かって押圧する際に、前記第2の入力ディスクと前記第2の出力ディスクとが互いに近づく方向に前記第2の入力ディスクを変位させる連動部とを備え、前記入力軸が前記第1および第2の出力ディスクに対して前記軸線方向に移動自在であり、前記第1の円板部材は、前記第1の油圧室に前記加圧油が供給された状態において前記第1および第2の出力ディスクから遠ざかる方向に前記入力軸と共に移動することにより前記連動部を介して前記第2の入力ディスクを前記第2の出力ディスクに向けて押圧し、前記第2の円板部材は、前記第2の油圧室に前記加圧油が供給された状態において前記第1および第2の出力ディスクに近付く方向に移動することにより前記第1の入力ディスクを前記第1の出力ディスクに向けて押圧することを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載の本発明のトロイダル形無段変速装置は、請求項1記載のトロイダル形無段変速装置において、前記第1の油圧室と第2の油圧室との間に流体密に保たれた空気室が設けられ、かつこの空気室に外部と連通する連通穴が開口したことを特徴としている。
【0021】
請求項1に記載されたトロイダル形無段変速装置は、押圧機構が、加圧油が供給されることによって入出力ディスクを互いに近づける方向に押圧する第1の油圧室と第2の油圧室とを備えている。このように、加圧油が供給される油圧室を複数備えているため、加圧油の圧力が作用する受圧面積を大きくすることが可能となる。
【0022】
このため、これらの油圧室内に供給する加圧油の圧力を抑制することが可能となる。したがって、加圧油を供給する加圧油供給装置の大型化を抑制することが可能となるとともに、入出力ディスクを押圧する際の摺動抵抗を抑制でき動力の伝達効率の低下を抑制することが可能となる。また、連動部が、押圧機構が一方のキャビティの入出力ディスクを互いに近づける方向に押圧する際に他方のキャビティの入出ディスクを互いに近づける方向に連動して変位させる。このため、一つの押圧機構によって、第1及び第2双方のキャビティの入出力ディスクに押圧力を発生させることが可能となる。したがって、トロイダル形無段変速装置自体の大型化を抑制することが可能となる。
【0023】
請求項2に記載されたトロイダル形無段変速装置は、押圧機構の第1のピストンと第2のピストンとの間に設けられた空気室が外部と連通する連通穴を備えている。
【0024】
このため、第1の油圧室及び第2の油圧室の内部それぞれに加圧油が供給されて、入出力ディスクなどが移動する際に、空気室内の空気などの出入りがスムーズになって、これらの入出力ディスクの移動がスムーズに行われる。したがって、トロイダル形無段変速装置の効率の低下や機能の妨げを防ぐことが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1及び図2を参照して説明する。
【0026】
図1はトロイダル形無段変速装置としてのダブルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置30を備えた自動車用トランスミッション31の一部を示す断面図であり、図2はこのトロイダル形無段変速装置30の押圧機構としての油圧ローディング機構6を示す断面図である。
【0027】
自動車用トランスミッション31は、図1に示すように、ダブルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置30を備えている。ダブルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置30は、図1に示すように、エンジン等を含む駆動源Eによって回転駆動される入力軸1と、一対の入力ディスク2a,2bと、一対の出力ディスク3a,3bと、複数のパワーローラ10と、押圧機構としての油圧ローディング機構6と、を備えている。
【0028】
入力ディスク2a,2bは、入力軸1に、この入力軸1の軸線Pに沿って互いに間隔を有して配されている。入力ディスク2a,2bは、互いに対向した状態で支持されている。入力ディスク2a,2bは互いに同軸的に配されている。入力ディスク2a,2bは、それぞれ入力軸1と連動して回転するように、入力軸1と同軸的に支持されている。入力ディスク2a,2bは、ボールスプライン係合部32及びスプライン係合部33によって入力軸1に取付けられており、入力軸1と連動して回転する。入力ディスク2a,2bは、入力軸1の軸線Pに沿って摺動自在に設けられている。
【0029】
出力ディスク3a,3bは、前記一対の入力ディスク2a,2bの間に、入力ディスク2a,2bそれぞれと対向して設けられている。出力ディスク3a,3bは、入力軸1に対して遊嵌した状態で支持されている。出力ディスク3a,3bは、互いに同軸的に配置されかつ互いに同期して回転する。出力ディスク3a,3bは、これらの出力ディスク3a,3bと同軸的に配置された出力歯車34と連動する。この出力歯車34は、前記入力軸1に基づく動力を取り出す出力軸35と連動して回転する。
【0030】
パワーローラ10は入力ディスク2a,2bと出力ディスク3a,3bとのそれそれの間に揺動自在に設けられている。パワーローラ10は、双方のディスク2a,2b,3a,3bに転接する。パワーローラ10はそれぞれ入力ディスク2a,2b及び出力ディスク3a,3bに転接するトラクション部10aを備えている。
【0031】
なお、一方の入力ディスク2aと、この入力ディスク2aに相対する出力ディスク3aと、これら入出力ディスク2a,3aの間に配されたパワーローラ10と、で第1のキャビティ21を構成している。第1のキャビティ21の入力ディスク2aは、本明細書に記した第1の入力ディスクとなっており、第1のキャビティ21の出力ディスク3aは、本明細書に記した第1の出力ディスクとなっている。
【0032】
他方の入力ディスク2bと、この入力ディスク2bに相対する出力ディスク3bと、これら入出力ディスク2b,3bの間に配されたパワーローラ10と、で第2のキャビティ22を構成している。第2のキャビティ22の入力ディスク2bは、本明細書に記した第2の入力ディスクとなっており、第2のキャビティ22の出力ディスク3bは、本明細書に記した第2の出力ディスクとなっている。
【0033】
入力ディスク2a,2bと出力ディスク3a,3bとの間に、それぞれトラニオン8が設けられている。トラニオン8は、枢軸7を中心として図1中の矢印Rで示す方向に揺動することができる。トラニオン8の中心部に変位軸9が設けられている。変位軸9それぞれにパワーローラ10が回転自在に支持されている。これらのパワーローラ10は、入力ディスク2a,2bと出力ディスク3a,3bとの間において、その傾き角度をトロイダル形無段変速装置30の減速比に応じて変化させる。
【0034】
トラニオン8とパワーローラ10との間に、パワーローラ軸受として機能するスラスト玉軸受11が設けられている。スラスト玉軸受11は入力ディスク2a,2b及び出力ディスク3a,3bからパワーローラ10に加わるスラスト方向の荷重を支承し、かつパワーローラ10の回転を許容する。スラスト玉軸受11を構成する複数個の玉12は、円環状の保持器14によって保持されている。保持器14は、トラニオン8に設けた円環状の外輪13と、回転部としてのパワーローラ10との間に設けられている。
【0035】
油圧ローディング機構6は、図1及び図2に示すように、一対の入力ディスク2a,2bのうち一方の入力ディスク2aの背面42a側に設けられている。油圧ローディング機構6は、第1のシリンダ41と、第2のシリンダ59と、第1の円板部材60と、第2の円板部材61と、円環部材62などを備えている。
【0036】
第1のシリンダ41は、図2などに示すように、底部48と筒部49とを備えた有底筒状に形成されており、入力軸1と同軸的に配されている。第1のシリンダ41は、入力軸1にスプライン係合によって取り付けられている。第1のシリンダ41は、入力軸1の軸線Pに沿って摺動自在に設けられている。第1のシリンダ41は、その筒部49の縁部49aが第2のシリンダ59の外周に嵌合して配されている。第1のシリンダ41は、底部48が入力ディスク2aの背面42aに相対した状態に配されている。
【0037】
第2のシリンダ59は、筒状に形成されており、入力ディスク2aの外周に嵌合しているとともに、シリンダ41の筒部49の内周に嵌合して設けられている。
【0038】
第1の円板部材60は、筒部63とこの筒部63の一端部から外周方向に向かって延びた円板部64とを一体に備えている。第1の円板部材60は、筒部63が入力軸1の外周に嵌合しかつ円板部64が第2シリンダ59の内周に嵌合した状態で配されている。第1の円板部材60は、円板部64の底面65が入力ディスク2aの背面42aに相対した状態に配されている。第1の円板部材60の筒部63の端面66は、第1のシリンダ41の底面48aに当接している。
【0039】
第2の円板部材61は、リング状に形成されている。第2の円板部材61は、第1の円板部材60の筒部63の外周に嵌合しかつ第2シリンダ59の内周に嵌合した状態に配されている。円環部材62は、入力軸1の外周に嵌合しているとともに、第1の円板部材60と入力ディスク2aとの間に配されている。
【0040】
また、入力ディスク2a及び第1のシリンダ41が取り付けられた入力軸1の一端部1aには、外周に向かって突出したフランジ部43が一体に形成されている。前記フランジ部43とシリンダ41との間には、シリンダ41を入力ディスク2aに向かって付勢する皿ばね44が複数設けられている。前記一端部1aには、その端面1cに開口しかつ軸線Pに沿って延びた油穴45が形成されている。この油穴45には、加圧流体としての加圧油が供給される。入力軸1の他端部1bには、図1に示すように、ナット46が螺合する。このナット46は、入力ディスク2bの背面42bと接する。前述したフランジ部43とナット46と入力軸1等は、本明細書に記した連動部を構成している。
【0041】
第2のシリンダ59の内周面と、第1の円板部材60の底面65と、入力ディスク2aの背面42aと、円環部材62の外表面の一部と、で囲まれた空間は、第1の油圧室67を構成している。この第1の油圧室67は、複数のシール部材68によって、流体密に保たれている。
【0042】
第2のシリンダ59の内周面と第1のシリンダ41の底面48aと第2の円板部材61の端面69と、で囲まれた空間は、第2の油圧室70を構成している。この第2の油圧室70は、複数のシール部材71によって、流体密に保たれている。
【0043】
前記第2のシリンダ59の内周側において、第1の円板部材60と第2の円板部材61との間に位置する空間75は、本明細書に記した空気室となっている。空気室75は、複数のシール部材68,71によって流体密に保たれている。また、前記第2のシリンダ59は、空気室75を外部と連通させる連通穴76を備えている。連通穴76は、空気室75に開口している。
【0044】
入力軸1及び第1の円板部材60には、油穴45から第1の油圧室67内に向かって貫通した第1の加圧油導入路72と、油穴45から第2の油圧室70内に向かって貫通した第2の加圧油導入路73とが形成されている。
【0045】
また、入力軸1と駆動源Eとの間には、結合部としての動力伝達部52が設けられている。動力伝達部52は、駆動源Eにより回転駆動される駆動軸53と、この駆動軸53に一体に形成された第1の噛み合わせ部54と、前記第1のシリンダ41に一体に形成された第2の噛み合わせ部55と、を備えている。第1の噛み合わせ部54と第2の噛み合わせ部55とは、互いに噛み合う歯57,58をそれぞれ備えている。動力伝達部52は、駆動源Eの回転駆動力を入力軸1に伝達する。
【0046】
前述した構成によって、加圧油は、油穴45、第1及び第2の加圧油導入路72,73内を通って、第1及び第2の油圧室67,70内それぞれに供給される。なお、入力ディスク2aの背面42aは、第1のピストン部をなしている。第2の円板部材61は、第2のピストン部をなしている。
【0047】
第1の油圧室67内に加圧油が供給されると、この加圧油が第1の円板部材60の底面65と入力ディスク2aの背面42aとが互いに離れる方向に、入力ディスク2aを移動させる。すると、入力ディスク2aが出力ディスク3aに向かって押圧される。
【0048】
一方、第2の油圧室70内に加圧油が供給されると、この加圧油が第2の円板部材61と第1のシリンダ41の底面48aとが離れる方向に、第1のシリンダ41を移動させる。すると、第1のシリンダ41がフランジ部43を介して入力軸1を駆動源Eに近づける方向に移動する。そして、ナット46を介して入力ディスク2bが出力ディスク3bに向かって押圧される。すなわち入力軸(CVT軸)1が図1において左方向に移動することに伴って、他方の入力ディスク2bが他方の出力ディスク3bの方向に移動する。
【0049】
こうして、それぞれのパワーローラ10のトラクション部10aが入出力ディスク2a,2b,3a,3bの双方に転接し、入力ディスク2a,2bの回転駆動力を所望の減速比で出力ディスク3a,3bに伝達する。このように、油圧ローディング機構6が、入力ディスク2aを出力ディスク3aに向かって押圧することによって、フランジ部43とナット46が入力ディスク2bと出力ディスク3bとが互いに近づく方向にこれらのディスク2b,3bを変位させて、駆動源Eから伝達された回転駆動力を入力ディスク2a,2b、パワーローラ10、出力ディスク3a,3b及び出力歯車34を介して出力軸35へと伝達する。
【0050】
本実施形態のトロイダル形無段変速装置30は、油圧ローディング機構6が、加圧油が供給されることによって入出力ディスク2a,2b,3a,3bを互いに近づける方向に入力ディスク2a,2bを押圧する第1の油圧室67と第2の油圧室70とを備えている。このように、加圧油が供給され入力ディスク2a,2bを出力ディスク3a,3bに向かって押圧する油圧室67,70を複数備えているため、加圧油の圧力が作用する受圧面積を大きくすることが可能となる。
【0051】
このため、これらの油圧室67,70内に供給する加圧油の圧力を抑制しても、入力ディスク2a,2bを出力ディスク3a,3bに向かって押圧するのに十分な押圧力を確保することが可能となる。
【0052】
したがって、加圧油を油圧室67,70内に供給する加圧油供給装置及びトロイダル形無段変速装置30自体の大型化を抑制することが可能となる。また、加圧油の圧力を抑制できるので、円板部材60,61などが第2のシリンダ59内を摺動する際の摺動抵抗を抑制することが可能となる。トロイダル形無段変速装置30の動力の伝達効率の低下を抑制することが可能となる。
【0053】
油圧ローディング機構6が第1のキャビティ21の入出力ディスク2a,3aを互いに近づける方向に押圧すると、第2のキャビティ22の入出力ディスク2b,3bが互いに近づく方向に連動して変位するように、フランジ部43及びナット46が入力ディスク2bを押圧する。このように、一つの油圧ローディング機構6によって、双方のキャビティ21,22の入力ディスク2a,2bに押圧力を発生させる。したがって、入力ディスク2a,2bそれぞれに対応させて油圧ローディング機構6を複数設ける必要が生じないので、トロイダル形無段変速装置30の装置自体の大型化を抑制することが可能となる。
【0054】
第1の円板部材60と第2の円板部材61との間に設けられかつシール部材68,71によって流体密に保たれた空気室75に外部と連通する連通穴76が開口している。このため、空気室75内への空気などの出入りがスムーズになる。
【0055】
このため、第1及び第2の油圧室67,70それぞれに加圧油が供給されて、前記円板部材60,61などが移動する際に、空気室75内の空気などが抵抗となることがないので、前述した円板部材60,61などの移動がスムーズに行われる。したがって、トロイダル形無段変速装置30の効率の低下や機能の妨げを防ぐことが可能となる。
【0056】
図3は、第2の実施形態を示し、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。本実施形態のトロイダル形無段変速装置30は、前述した動力伝達部52を用いることなく、前記駆動源Eに接続した駆動軸53が入力軸1の一端部1aの外周面にボールスプライン係合している。このため、入力ディスク2aが軸線Pに沿って変位する際の摺動抵抗を抑制できる。
【0057】
本実施形態においても、第1及び第2の油圧室67,70内に加圧油が供給されると、入力ディスク2aを出力ディスク3aに向かって押圧するとともに、フランジ部43及びナット46を介して入力軸1を駆動源Eに向かって変位させて、入力ディスク2bを出力ディスク3bに向かって押圧する。すなわち、入力軸(CVT軸)1が図3において左方向に移動することに伴って、他方の入力ディスク2bが他方の出力ディスク3bの方向に移動する。
【0058】
本実施形態のトロイダル形無段変速装置30においても、前述した第1の実施形態と同様に、複数の油圧室67,70を備えかつフランジ部43及びナット46が入力ディスク2a,2bを連動させて押圧するので、装置30自体の大型化を抑制できるとともに、動力の伝達効率の低下を抑制することが可能となる。また、円板部材60,61などが移動する際に、空気室75内の空気などが抵抗となることがないので、トロイダル形無段変速装置30の効率の低下や機能の妨げを防ぐことが可能となる。
【0059】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、押圧機構が油圧室を複数備えているため、これらの油圧室内に供給する加圧油の圧力を抑制することが可能となる。したがって、加圧油を供給する加圧油供給装置の大型化を抑制して、トロイダル形無段変速装置の大型化を抑制することが可能となるとともに、動力の伝達効率の低下を抑制することが可能となる。また、一つの押圧機構によって第1及び第2双方のキャビティの入出力ディスクに押圧力を発生させることが可能となる。したがって、トロイダル形無段変速装置自体の大型化を抑制することが可能となる。
【0060】
請求項2に記載の本発明によれば、押圧機構の第1の油圧室と第2の油圧室との間に設けられた空気室が外部と連通する連通穴を備えている。このため、空気室内の空気などの出入りがスムーズになる。したがって、第1及び第2の油圧室内それぞれに加圧油が供給されて、入出力ディスクが移動する際の移動がスムーズに行われる。したがって、トロイダル形無段変速装置の効率の低下や機能の妨げを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のダブルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置を用いた自動車用トランスミッションの一部を示す縦断面図。
【図2】図1に示されたトロイダル形無段変速装置の油圧ローディング機構を示す断面図。
【図3】本発明の第2の実施形態のトロイダル形無段変速装置の油圧ローディング機構を示す断面図。
【図4】従来のハーフトロイダル形無段変速装置において、ローディングカム機構が発生する押圧力と、適切な押圧力とを示す図。
【図5】従来のフルトロイダル形無段変速装置において、ローディングカム機構が発生する押圧力と、適切な押圧力とを示す図。
【符号の説明】
1…入力軸
2a,2b…入力ディスク
3a,3b…出力ディスク
6…油圧ローディング機構(押圧機構)
21…第1のキャビティ
22…第1のキャビティ
30…ダブルキャビティ式トロイダル形無段変速装置(トロイダル形無段変速装置)
43…フランジ部(連動部)
46…ナット(連動部)
67…第1の油圧室
70…第2の油圧室
75…空気室
76…連通穴
E…駆動源

Claims (2)

  1. 駆動源により回転駆動され軸線方向に移動可能な入力軸と、
    前記入力軸に連動して回転しかつ前記入力軸の軸線方向に移動可能な第1の入力ディスクとこの入力ディスクに相対して配された第1の出力ディスクとを有する第1のキャビティと、
    前記入力軸に連動して回転する第2の入力ディスクとこの入力ディスクに相対して配された第2の出力ディスクとを有する第2のキャビティと、
    加圧油が供給される第1の油圧室と第2の油圧室とを備えた油圧ローディング機構であって、前記第1の油圧室は、前記入力軸と共に前記軸線方向に移動可能な第1の円板部材と前記入力軸に対して前記軸線方向に移動可能な前記第1の入力ディスクとの間に形成され、前記第2の油圧室は、前記入力軸と共に前記軸線方向に移動可能なシリンダと前記第1の入力ディスクと共に前記軸線方向に移動可能な第2の円板部材との間に形成され、前記加圧油が前記第1の油圧室内に供給されると前記第1の円板部材と前記第1の入力ディスクとが互いに離れる方向に前記第1の入力ディスクが移動することにより前記第1の入力ディスクを前記第1の出力ディスクに向かって押圧し、かつ、前記加圧油が前記第2の油圧室内に供給されることにより前記第2の円板部材と前記シリンダとが離れる方向に前記シリンダと前記第2の円板部材を移動させる油圧ローディング機構と、
    前記油圧ローディング機構が前記第1の入力ディスクを前記第1の出力ディスクに向かって押圧する際に、前記第2の入力ディスクと前記第2の出力ディスクとが互いに近づく方向に前記第2の入力ディスクを変位させる連動部とを備え、
    前記入力軸が前記第1および第2の出力ディスクに対して前記軸線方向に移動自在であり、
    前記第1の円板部材は、前記第1の油圧室に前記加圧油が供給された状態において前記第1および第2の出力ディスクから遠ざかる方向に前記入力軸と共に移動することにより前記連動部を介して前記第2の入力ディスクを前記第2の出力ディスクに向けて押圧し、
    前記第2の円板部材は、前記第2の油圧室に前記加圧油が供給された状態において前記第1および第2の出力ディスクに近付く方向に移動することにより前記第1の入力ディスクを前記第1の出力ディスクに向けて押圧することを特徴とするトロイダル形無段変速装置。
  2. 前記第1の油圧室と第2の油圧室との間に流体密に保たれた空気室が設けられ、かつこの空気室に外部と連通する連通穴が開口したことを特徴とする請求項1記載のトロイダル形無段変速装置。
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