JPH11250218A - カード状のデータキャリア及びその製造方法と製造装置 - Google Patents

カード状のデータキャリア及びその製造方法と製造装置

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JPH11250218A
JPH11250218A JP6422698A JP6422698A JPH11250218A JP H11250218 A JPH11250218 A JP H11250218A JP 6422698 A JP6422698 A JP 6422698A JP 6422698 A JP6422698 A JP 6422698A JP H11250218 A JPH11250218 A JP H11250218A
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card
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホットメルトタイプの接着剤を用いて、表面
が滑らかで、しかも、厚みの薄いカード状のデータキャ
リア及び、そのカード状のデータキャリアの製造方法と
製造装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 ICチップを含む電気回路が構成された
ICカードにおいて、ベースシート3上にICチップ4
aとアンテナ部4bとを含む電気回路4を構成してなる
回路シート2の電気回路4側の面が、ホットメルトタイ
プの接着剤層6で覆われており、その接着剤層6の電気
回路4側と反対側の面がカバーシート5で被覆されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップを含む
電気回路が構成されたカード状のデータキャリア(IC
カード、ICタブ、ICラベル等を含む)と、その製造
方法と、その方法の実施に用いる製造装置に関し、カー
ド状のデータキャリアの製造技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、データの書き込み及び読み取り機
能を有するICカードが実用化されている。このICカ
ードは、ICチップを合成樹脂製の基板に組み込むこと
により形成されるものであるが、該ICカードを能率よ
く製造することができ、しかも、非接触型のように回路
シートを合成樹脂層で被覆してなるICカードの製造を
も可能とするために、例えば、特願平8−137550
号公報に開示されているように、溶融樹脂の射出孔を有
する固定型と、該固定型に対向する端面に凹部が設けら
れたピストンを有する可動型とを備えた射出圧縮成形機
を用いて合成樹脂層の成形と同時にICチップを有する
回路シートを該合成樹脂層で被覆する方法がある。
【0003】しかし、この方法によると、上記合成樹脂
層を成形する時、合成樹脂は高温高圧の溶融状態となっ
ているので、その熱や圧力によって回路シートにおける
ICチップが不具合を起こす恐れがある。
【0004】また、ICカードの厚みを薄くしたい要求
があり、その要求される厚みに上記合成樹脂層の厚みを
薄くすることに限界があるという問題がある。
【0005】そこで、上記問題を回避するために、IC
チップを有する回路シートとカバーシートとを溶剤タイ
プの接着剤によって、両シートを貼り合わせてなるIC
カードの製造方法が考えられる。
【0006】つまり、図16に示すように、ICカード
AはICチップBを有する回路シートCの回路側の面
と、カバーシートDの一方の面とのいずれか一方に溶剤
タイプの接着剤Eを塗布し、該接着剤Eを介して上記回
路シートCの回路側の面をカバーシートDで覆うように
接合して製造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、製造された
ICカードAは、溶剤タイプの接着剤Eを用いて回路シ
ートCとカバーシートDとが接合されているが、該接着
剤Eは必要な厚みに塗布することができないので、図1
6に示すように、上記接着剤Eの層でICチップBの厚
みによる回路シートCの面の凹凸を埋めることができ
ず、カバーシートDの表面にその凹凸が現われてしまう
という問題が発生する。
【0008】この問題に対して、図17に示すように、
ICチップBを有する回路シートCの回路側の面とカバ
ーシートDの一方の面とに、溶剤タイプの接着剤Eを塗
布して、該回路シートCの回路側の面にスペーサFを設
けると共に、そのスペーサFの回路側の面と反対側の面
をカバーシートDの一方の面で覆うように接合して、該
スペーサFによってICチップBの厚みによる回路シー
トCの面の凹凸がカバーシートDの表面にその凹凸が現
われないようにICカードAを製造する方法が考えられ
るが、この場合、新たにスペーサFの部品を追加するだ
けでなく、さらにそのスペーサFを回路シートCとカバ
ーシートDとの間に設ける工程も別途必要となりコスト
高になるという問題が発生する。
【0009】そこで、本発明は、ホットメルトタイプの
接着剤を用いて、表面が滑らかで、しかも、厚みの薄い
カード状のデータキャリア及び、そのカード状のデータ
キャリアの製造方法と製造装置を提供することを課題と
する。なお、本発明に係るカード状のデータキャリア
は、ICカード、ICタブ、ICラベル等を含む。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では次のような手段を用いたことを特徴とす
る。
【0011】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、ICチップを含む電気回路が構成
されたカード状のデータキャリアにおいて、上記電気回
路をベースシート上に設けてなる回路シートの電気回路
側の面がホットメルトタイプの接着剤層で覆われてお
り、かつ、その接着剤層の上記電気回路側と反対側の面
がカバーシートで被覆されていることを特徴とする。
【0012】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、ICチップを含む電気回路をベースシー
ト上に設けてなる回路シートと、該回路シートの上記電
気回路側の面を覆うホットメルトタイプの接着剤層と、
該接着剤層の電気回路側と反対側の面を被覆するカバー
シートとを有するカード状のデータキャリアの製造方法
に関するものであって、上記回路シートの電気回路側の
面とカバーシートの一方の面とのいずれか一方にホット
メルトタイプの接着剤を塗布し、両シートを該接着剤を
介して接合すると共に、接合された両シート間の厚みを
整えることを特徴とする。
【0013】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という)は、ICチップを含む電気回路をベースシー
ト上に設けてなる回路シートと、該回路シートの電気回
路側の面を覆うホットメルトタイプの接着剤層と、該接
着剤層の上記電気回路側と反対側の面を被覆するカバー
シートとを有するカード状のデータキャリアの製造装置
において、上記回路シートを搬送する搬送ベルトと、カ
バーシートをロール状態で収納するロール収納部と、該
ロール収納部から繰り出されたカバーシートの一方の面
にホットメルトタイプの接着剤を塗布する接着剤塗布装
置と、上記搬送ベルトによって搬送される回路シートの
電気回路側の面にカバーシートの接着剤が塗布された面
を重ね合せるように案内する案内手段と、上記搬送ベル
トに平行に走行して、重ね合された上記両シートを挟み
付ける挟み付けベルトと、両ベルトの隙間を調整する隙
間調整手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、請求項4に係る発明(以下、第4発
明という)は、上記第3発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置において、搬送ベルトは、該搬送ベルト上
の回路シートと、案内手段によって該回路シートに重ね
合わされるカバーシートとが所定の位置関係となるよう
に、両シートの位置を決める位置決め用の突起を有する
ことを特徴とする。
【0015】また、請求項5に係る発明(以下、第5発
明という)は、上記第3発明または第4発明のカード状
のデータキャリアの製造装置のいずれかにおいて、搬送
ベルトと挟み付けベルトをそれぞれ冷却する冷却装置
が、両ベルトの走行経路上にそれぞれ設けられているこ
とを特徴とする。
【0016】上記の構成にすることにより、本願発明に
よればそれぞれ次の作用が得られる。
【0017】まず、第1発明のカード状のデータキャリ
アによれば、回路シートとカバーシートとの間に、必要
の厚さに塗布することができるホットメルトタイプの接
着剤層を有するので、上記回路シートにおける電気回路
側の面がICチップの厚みで凹凸になっていても、これ
を該接着剤層で埋めてしまいカード状のデータキャリア
の表面は滑らかな状態で、しかも、厚みの薄いものが得
られることになる。
【0018】また、第2発明の方法によれば、回路シー
トとベースシートとをホットメルトタイプの接着剤を介
して接合することになるが、両シートのどちらか一方に
必要の厚さに塗布することができるホットメルトタイプ
の接着剤が塗布されるので、上記回路シートにおける電
気回路側の面がICチップの厚みで凹凸になっていて
も、これを該接着剤の層で埋めてしまいカード状のデー
タキャリアの表面を滑らかな状態で、しかも厚みを薄く
することが可能となる。さらに、両シート間の厚みを整
えるのでカード状のデータキャリアの厚みを均一にする
ことが可能となる。
【0019】また、第3発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置によれば、上記第2発明の方法を実施する
ことができ、第2発明の方法と同様の作用を得ることが
可能となる。さらに、搬送ベルトと挟み付けベルトとの
隙間を調整する隙間調整手段を有するので、カード状の
データキャリアの厚みを自由に調整することが可能とな
る。
【0020】また、第4発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置によれば、搬送ベルトは、該搬送ベルト上
の回路シートと、案内手段によって該回路シートに重ね
合わされるカバーシートとが所定の位置関係となるよう
に、両シートの位置を決める位置決め用の突起を有する
ので、例えば、回路シートとカバーシートとに図柄等が
印刷されていても、両シートに上記位置決め用の突起に
対応する穴を設ければ、その穴に上記突起を嵌合させる
ことによって簡単に両シートの図柄等を合せることが可
能となる。
【0021】また、第5発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置によれば、搬送ベルトと挟み付けベルトを
それぞれ冷却する冷却装置が、両ベルトの走行経路上に
それぞれ設けられているので、放熱によって固化するホ
ットメルトタイプの接着剤は、搬送ベルトと挟み付けベ
ルトとに接するカード状のデータキャリアの表面を介し
て、該接着剤の放熱が促進されることになり、接着剤の
固化時間を短縮することが可能となる。
【0022】なお、ホットメルトタイプの接着剤は、材
質を選ばずいろんなものを接合することができるので、
回路シートとカバーシートとの材質を合成樹脂製の他
に、紙製、ゴム製等を用いてカード状のデータキャリア
を製造することが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0024】まず、第1発明の実施の形態に係るカード
状のデータキャリアの一例、具体的には、非接触型のI
Cカードについて説明する。
【0025】このICカード1は、図1、図2に示すよ
うに、ベースシート3上にICチップ4aとアンテナ部
4bとを含む電気回路4を構成してなる回路シート2の
電気回路4側の面と、カバーシート5の一面との間にホ
ットメルトタイプの接着剤6の層を有し、該接着剤6に
よって上回路シート2とカバーシート5とが接合した構
成とされている。
【0026】また、上記ICカード1の表面となる回路
シート2とカバーシート5との面には、所定の色彩、模
様、文字、図形等が印刷されている。
【0027】つまり、このICカード1によれば、回路
シート2とカバーシート5との間に必要な厚みに塗布す
ることができるホットメルトタイプの接着剤6の層を有
するので、上記回路シート2の電気回路4側の面がIC
チップ4aやアンテナ部4bの厚みで凹凸となっていて
も、該接着剤6の層でその凹凸を埋めることなる。した
がって、上記ICカード1の表面は滑らかな状態とな
り、しかも厚みの薄いものが得られる。
【0028】次に、本発明の実施の形態に係るカード状
のデータキャリアの製造装置の一例、具体的には、非接
触型のICカードの製造装置ついて説明する。なお、こ
の製造装置は、本願の第3〜第5発明に係る製造装置の
実施の形態であると共に、第2発明の方法を実施するも
のでもある。
【0029】このICカードの製造装置は、図3に示す
ように、15枚のICカード1…1が平面的に配置され
た薄板長方形状の中間製品1″を製造するようになって
いる。この中間製品1″は、回路シート3″、ホットメ
ルトタイプの接着剤層6″、カバーシート5″の3層か
ら構成され、符合イ…イで示す線に沿って打ち抜くこと
により、15枚のICカード1…1が得られるものであ
る。
【0030】また、上記中間製品1″を製造するに伴っ
て、枚葉の回路シートと帯状のカバーシートとがICカ
ードの製造装置に供給されるようになっている。
【0031】なお、図4に示すように、上記枚葉の回路
シート3′は、ICカード15枚分の回路シート3…3
が中間製品1′における各ICカード1…1と同じ位置
関係で配置されると共に、上記シート両端部に所定の間
隔をおいて複数の穴3a′…3a′が設けられている。
また、図5に示すように、上記帯状のカバーシート5′
はロール状に巻かれており、該シート5′の幅方向両端
部に所定の間隔をおいて複数の穴5a′…5a′が設け
られている。
【0032】そして、図6、7に示すように、このIC
カードの製造装置10は、細長い本体フレーム11を有
し、該フレーム11の両側部の一端と中央寄りの他端に
それぞれ駆動軸12及び従動軸13とが回転自在に支持
されている。また、これら軸12,13には、駆動ロー
ラ14と従動ローラ15がそれぞれ取り付けられてお
り、これらローラ14,15に搬送ベルト16が巻き掛
けられている。さらに、上記本体フレーム11の内部に
モータ17が設置されており、該モータ17が回転する
ことによって、該モータ17に取り付けられたプーリ1
7aと上記駆動軸12に取り付けられた駆動プーリ12
aとに巻き掛けられたベルト18を介して上記駆動ロー
ラ14が回転する。
【0033】そして、上記駆動ローラ14が回転するこ
とにより、該駆動ローラ14と従動ローラ15に巻き掛
けられた搬送ベルト16に載置される枚葉の回路シート
3′が始端側から他端側(矢印a方向)へ搬送される。
なお、上記搬送ベルト16には、枚葉の回路シート3′
の位置を決める複数の突起16a…16aが、該ベルト
16の両端部に所定の間隔をおいて設けられている。
【0034】一方、上記本体フレーム11の上面からロ
ール状のカバーシートを収納するロール収納部19が立
設され、このロール収納部から繰り出される帯状のカバ
ーシート5′の一方の面にホットメルトタイプの接着剤
6を塗布する接着剤塗布装置20が、始端側の上方に設
置されている。
【0035】そして、上記搬送経路には、枚葉の回路シ
ート3′の電気回路側の面に接着剤6が塗布された帯状
のカバーシート5′を重ね合わすように案内する案内手
段50が上記本体フレーム11の上面に設置されてい
る。
【0036】また、上記本体フレーム11の中央部の上
面に、重ね合わされた状態の両シート3′,5′を挟み
付けながら両シート3′,5′間の厚みを整えるシート
挟み付け装置60が設置されている。
【0037】さらに、上記本体フレーム11の他端側の
上面に、接着剤6によって接合されて帯状となった中間
製品1″を所定の長さに切断するシート切断装置90が
設置されている。
【0038】次、接着剤塗布装置20について説明す
る。
【0039】図6、図8に示すように、この塗布装置2
0は、本体フレーム11の上面から立設する下部支柱部
材21…21の上部に下部ベース部材22が固着し、さ
らに、この下部ベース部材22の上面に立設する上部支
柱部材23…23の上部に上部ベース部材24が固着し
た構造のフレーム部材25に設置されている。
【0040】そして、この塗布装置20は、加熱器(図
示せず)が内蔵された塗布ローラ26を有し、ロール収
納部19から繰り出される帯状のカバーシート5′がガ
イドローラ27を介してこの塗布ローラ26の外周面に
巻き掛けられ、下方に導かれて搬送ベルト16によって
搬送される枚葉の回路シート3′の電気回路側の面に重
ね合わす案内手段50に供給されるようになっている。
【0041】また、上部ベース部材24の下面から接着
剤収納用タンク28が吊り下げられており、そのタンク
28の下面には上記塗布ローラ26の上方に位置する接
着剤供給口29が設けられている。そして、この供給口
29は、上記塗布ローラ26の外周に巻き掛けられた帯
状のカバーシート5′の幅方向にスリット状に延びてお
り、供給口29の先端には、ノズル30,30が取り付
けられて、このノズル30,30からホットメルトタイ
プの接着剤6が供給されるようになっている。
【0042】一方、上記塗布ローラ26は、下部ベース
部材22に設けられたブラッケト31に一端が取り付け
られた揺動レバ32の中央に回転可能に支持されてい
る。また、この揺動レバ32の他端が、下部支柱21に
取り付けられたシリンダ33のロッド34の連結部材3
5に連結されている。
【0043】そして、このシリンダ33の作動により、
揺動レバ32が上昇して塗布ローラ26が接着剤収納用
タンク28に接近するようになっている。また、下部ベ
ース部材22の下面には、上記揺動レバ32の上昇位置
を規制するストッパ部材36が設けられて、このストッ
パ部材36と揺動レバ32に設けられた隙間調整部材3
7とが当接することによってノズル30,30の先端と
カバーシート5′との隙間ができることになる。なお、
上記隙間調整部材37により隙間の寸法が調整されるよ
うになっている。
【0044】さらに、この接着剤塗布装置20には、予
備接着剤タンク38が備えられている。
【0045】この予備接着剤タンク38は、2つの接着
剤収納室(図示せず)を備えると共に、下部部材39と
分割された上部部材40,40とで構成されている。こ
れら上部部材40,40は、ヒンジ41,41を介して
それぞれ矢印X,Y方向に開くようになっており、これ
ら上部部材40,40が開くことによって、接着剤収納
室に接着剤6を補充することができるようになってい
る。
【0046】そして、上記予備接着剤タンク38は、一
方の接着剤収納室の接着剤6が空になると、他方の接着
剤収納室から接着剤収納用タンク28に接着剤6が供給
されるように、上記接着剤収納室と接着剤収納用タンク
28とが通じる経路を切り替えることができる切換手段
(図示せず)が備えられている。また、接着剤収納用タ
ンク28と予備接着剤タンクには、ホットメルトタイプ
の接着剤6を溶かすための複数のヒーター(図示せず)
が備えられている。
【0047】次、案内手段50について説明する。
【0048】図9に示すように、この案内手段50は、
本体フレーム11の上面から立設する取り付け部材5
1,51を有し、これら取り付け部材51,51に回転
自在に案内軸52が支持されている。そして、この案内
軸52には、案内ローラ53取り付けられている。ま
た、上記案内ローラ53の下方位置に、搬送ベルト16
を支える支えローラ54がフレーム本体11の両側部に
回転自在に支持された支え軸55に取り付けられてい
る。
【0049】次、シート挟み付け装置60について説明
する。
【0050】図9に示すように、このシート挟み付け装
置60は、本体フレーム11の上面から立設する取り付
けプレート61…61に固着した長方形の箱状のフレー
ム部材62を有し、該フレーム部材62の両側部の両端
に回転自在にベルト軸63,63がそれぞれ支持されて
いる。そして、これらベルト軸63,63には、それぞ
れベルトローラ64,64が取り付けられており、これ
らローラ64,64に挟み付けベルト65が搬送ベルト
16の上方に位置し、該搬送ベルト16に対して平行に
巻き掛けられている。また、上記始端側のベルトローラ
64の下方位置に、搬送ベルト16を支える支えローラ
66がフレーム本体11の両側部に回転自在に支持され
た支え軸67に取り付けられている。
【0051】なお、図示しないが他端側のベルトローラ
64内部には、水を通して上記挟み付けベルト65を冷
却する冷却パイプが設けられている。また、図示しない
が従動ローラ15内部も上記他端側のベルトローラ64
と同様に水を通して搬送ベルト16を冷却する冷却パイ
プが設けられている。
【0052】さらに、このシート挟み付け装置60に
は、上記挟み付けベルト65と搬送ベルト16との隙間
を調整する隙間調整機構68が備えられている。
【0053】図9、10に示すように、この隙間調整機
構68は、搬送方向に延びる左右一対のサイドフレーム
69,69を有し、これらサイドフレーム69,69間
に複数の押え軸70…70が回転自在に支持されてい
る。そして、これら押え軸70…70には、押えローラ
71…71がそれぞれ取り付けられている。また、これ
らサイドフレーム69,69の両端部の上面には、4本
のねじ軸72…72がそれぞれ立設されている。さら
に、上記フレーム部材62の両端寄り下面に上記4本の
ねじ軸72…72に対応する位置に穴を設けた4枚の取
り付け板73…73が固着されている。
【0054】そして、この隙間調整機構68は、上記4
枚の取り付け板73…73に設けた穴に4本のねじ軸7
2…72を通し、それぞれのねじ軸72…72に該取り
付け板73…73を挟んで2個のナット74,74を螺
合することよって、上記挟み付けベルト65を搬送ベル
ト16側に押し付ける位置にフレーム部材62に固定さ
れる。
【0055】また、上記4本ねじ軸72…72に螺合さ
れている2個のナット74,74の位置を変えることに
よって、上記隙間調整機構68が移動し、搬送ベルト6
5と挟み付けベルト16との隙間の寸法が調整されるよ
うになっている。
【0056】なお、上記複数の押えローラ71…71の
それぞれの下方位置に、搬送ベルト16の支える複数の
支えローラ75…75がフレーム本体11の両側部に回
転自在に支持された支え軸76…76にそれぞれ取り付
けられている。
【0057】さらに、このシート挟み付け装置60に
は、挟み付けベルト65の走行経路上に該挟み付けベル
ト65の両面を冷却する2つの冷却装置77,77が設
けられている。そして、これら冷却装置77,77は、
搬送ベルト16側と反対側に位置する挟み付けベルト6
5の両面を挟む位置に、ブラケット78,78を介して
フレーム部材62の内側両側部に取り付けられている。
【0058】また、これら冷却装置77,77は、図示
しないが送風装置によりパイプを通じて冷却空気を該冷
却装置77,77に設けられた複数の冷却孔77a…7
7aから挟み付けベルト65の両面に吹きつけて該ベル
ト65を冷却するようになっている。
【0059】なお、これら冷却装置77,77より始端
側の位置で挟み付けベルト65の走行経路上に、該ベル
ト65の両面の汚れを取る2個の粘着ローラ79,79
がフレーム部材62の両側部に回転自在に支持されたロ
ーラ軸80,80に取り付けられている。
【0060】一方、フレーム本体11にも、搬送ベルト
16の走行経路上に該搬送ベル16の両面を冷却する2
つの冷却装置81,81が設けられている。そして、こ
れら冷却装置81,81は、挟み付けベルト65側と反
対側に位置する搬送ベルト16の両面を挟む位置に、ブ
ラケット82,82を介してフレーム本体11の内側両
側部に取り付けられて、シート挟み付け装置60側の冷
却装置77,77と同様に、上記搬送ベルト16を冷却
するようになっている。
【0061】なお、これら冷却装置81,81より始端
側の位置で搬送ベルト16の走行経路上に、該ベルト1
6の両面の汚れを取る2個の粘着ローラ83,83が本
体フレーム11の両側部に回転自在に支持されたローラ
軸84,84に取り付けられている。
【0062】次に、シート切断装置90について説明す
る。
【0063】図11に示すように、このシート切断装置
90は、本体フレーム11の上面から立設する箱状のフ
レーム91を有し、該フレーム91の中央部天面からソ
レノイド92が吊り下げられており、該ソレノイド92
のロッド93の先端部にカッタ94が取り付けられてい
る。そして、該カッタ94を挟んで始端側に上部供給ロ
ーラ95と他端側に上部送りローラ96とが、上記フレ
ーム91の両側部に回転自在に支持された上部供給軸9
7と上部送り軸98とに、それぞれ取り付けられてい
る。また、上部供給ローラ95より始端側に帯状のカバ
ーシート5′に設けられたレジスタマーク(図示せず)
を検知するセンサ99がフレーム91に取り付けられて
いる。
【0064】一方、フレーム本体11の内部に、上記ソ
レノイド92に取り付けられたカッタ94の下方に位置
するようにカッタ受け部材100が設けられている。そ
して、このカッタ受け部材100を挟んで、上部供給ロ
ーラ95の下方に位置するように下部供給ローラ101
と上部送りローラ96の下方に位置するように下部送り
ローラ102とが、上記本体フレーム11の両側部に回
転自在に支持された下部供給軸103と下部送り軸10
4とに、それぞれ取り付けられている。また、フレーム
本体11の内部に、下部供給ローラ101と下部送りロ
ーラ102の下方に供給用モータ105と送り用モータ
106がそれぞれ設置されている。そして、供給用モー
タ105の回転によってチェーン107を介して下部供
給ローラ101を回転させるようになっている。また、
送り用モータ106の回転によってチェーン108を介
して下部送りローラ102を回転させるようになってい
る。
【0065】そして、このシート切断装置90は、カバ
ーシート5′に設けられたレジスタマークをセンサ99
が検知し、該センサ99がその検知を信号としてコント
ローラ(図示せず)に送ることによって、供給用モータ
105、ソレノイド92、送り用モータ106がそれぞ
れ制御されて、帯状の中間製品1″を所定の長さに切断
するようになっている次に、この実施の形態に係るIC
カードの製造装置10の作用を説明する。
【0066】図12に示すように、搬送ベルト16の始
端側に作業者の手によって、枚葉の回路シート3′を該
シート3′の電気回路側の面を上にして該ベルト16に
設けられた突起16a…16aに該シート3a′…3
a′の穴に嵌合させて、上記回路シート3′の両端部が
重なるように載置される。
【0067】一方、ロール収納部19から繰り出された
帯状のベースシート5′が、塗布ローラ26の外周面に
巻き掛けられた状態で接着剤塗布装置20によって、該
シート5′の一面にホットメルトタイプの接着剤6が塗
布されて案内手段50に供給される。
【0068】そして、上記案内手段50の位置で始端側
から搬送ベルト16によって搬送される枚葉の回路シー
ト3′の上面に、上記接着剤6が塗布されたベースシー
ト5′が、上記搬送ベルト16に設けられた突起16a
…16aに該シート5′の穴5a′…5a′を嵌合させ
て被せられる。
【0069】次に、搬送ベルト16によって他端側に搬
送される両シート3′,5′は、シート挟み付け装置6
0に供給される。そして、該装置60における挟み付け
ベルト65と搬送ベルト16との間にできた所定寸法の
隙間を通過することによって、両シート3′,5′間の
厚みが所定寸法に成形されると共に、両シートシ3′,
5′がホットメルトタイプの接着剤6によって接合され
て帯状の中間製品1″となる。
【0070】さらに、搬送ベルト16によって他端側に
搬送される帯状の中間製品1″は、シート切断装置90
に供給される。そして、カバーシート5′に設けられた
レジスタマーク(図示せず)をセンサ99が検知し、該
センサ99がその検知を信号としてコントローラ(図示
せず)に送ると共に、該信号に基づいてコントローラが
供給用モータ105、ソレノイド92、送り用モータ1
06をそれぞれ制御する。そして、その制御の流れは、
まず、供給モータ105の作動より下部供給ローラ10
1が回転して、帯状の中間製品1″を始端側に所定の長
さ分を供給する共に、該供給モータ105が停止する。
次に、ソレノイド92の作動によりカッタ94がカッタ
受け部材100に向って下降することによって、供給さ
れた帯状の中間製品1″を切断する共に、該カッタ94
が上昇する。さらに、送りモータ106の作動より下部
送りローラ102が回転して、切断された帯状の中間製
品1″がICカードの製造装置から排出され、中間製品
1″が製造される。
【0071】そして、上記中間製品1″を図3に符合イ
…イで示す線に沿って打ち抜くことにより、15枚のI
Cカード1…1が得られる。
【0072】この場合、枚葉の回路シート3′と帯状の
カバーシート5′とをホットメルトタイプの接着剤6を
介して接合することになるが、塗布ローラ26の外周面
に巻き掛けられた帯状のカバーシート5′を接着剤収納
用タンク28に取り付けられたノズル30,30に接近
させることにより、これらノズル30,30から直接カ
バーシート5′の一面に必要の厚さにホットメルトタイ
プの接着剤6が塗布されるので、上記回路シート3′に
おける電気回路側の面がICチップ4aやアンテナ部4
bの厚みで凹凸となっていても、これを該接着剤6の層
で埋めてしまいICカード1の表面を滑らかな状態で、
しかも厚みを薄くすることが可能となる。さらに、両シ
ート間の厚みを整えるのでICカード1の厚みを均一に
することが可能となる。
【0073】なお、帯状のカバーシート5′とノズル3
0,30との隙間の寸法を隙間調整部材37によってホ
ットメルトタイプの接着剤6の塗布厚みを自由に設定す
ることができる。
【0074】そして、シート挟み付け装置60には、搬
送ベルト16と挟み付けベルト65との隙間の寸法を調
整する隙間調整機構68が備えられているので、ICカ
ード1の厚みを自由に調整することができる。
【0075】また、搬送ベルト16には、該搬送ベルト
16上で枚葉の回路シート3′に帯状のカバーシート
5′が所定の位置関係に重なるように、両シート3′,
5′の位置を決める位置決め用の突起16a…16aが
設けられているので、例えば、回路シート3′とカバー
シート5′とに図柄等が印刷されていても、両シート
3′,5′に上記位置決め用の突起16a…16aに対
応する穴を設ければ、簡単に両シート3′,5′の図柄
等を合せることができる。
【0076】さらに、搬送ベルト16と挟み付けベルト
65とを冷却する冷却装置75,75,81,81が、
両ベルト16,65の走行経路上にそれぞれ設けられて
いるので、放熱によって固化するホットメルトタイプの
接着剤6は、搬送ベルト16と挟み付けベルト65とに
接する回路シート3′とカバーシート5′との面を介し
て、該接着剤6の放熱が促進され、接着剤6の固化時間
を短縮することができる。
【0077】その上に、予備接着剤タンク38には、一
方の接着剤収納室の接着剤6が空になると、他方の接着
剤収納室から接着剤収納用タンク28にホットメルトタ
イプの接着剤6が供給されるように、上記接着剤収納室
と接着剤収納用タンク28とが通じる経路を切り替える
ことができる切換手段(図示せず)が備えられているの
で、上記接着剤6の補充のために作業を中断することな
く、長時間連続的に作業をすることができる。
【0078】なお、上記ICカードの製造装置10にお
ける搬送ベルト16とシート挟み付け装置60とを、図
13〜15に示すような搬送クローラベルト110とシ
ート挟み付け装置160とに代えてもよい。
【0079】この搬送クローラベルト110は、図示し
ないが駆動軸と従動軸との両端部にそれぞれ取り付けら
れたスプロケットに巻き掛けられた左右一対の搬送チェ
ーン111,111を有し、これらチェーン111,1
11の内側に一定の間隔をおいて複数のL字型の搬送ア
タッチメント112…112が設けられている。そし
て、これらアタッチメント112…112に複数の長方
形の搬送クローラシュー113…113が架設されてい
る。また、これらクローラシュー113…113の両端
寄りに、枚葉の回路シート3′の位置を決める複数の突
起113a…113aが所定の間隔をおいて設けられて
いる。
【0080】また、本体フレーム11の内側両側部に架
設された取り付け板114には、搬送クローラベルト1
11における一対の搬送チェーン111,111の自重
を支えるための上チェーンレール115,115が設置
されている。そして、同様に搬送チェーン111,11
1の自重を支えるためのL字型の下チェーンレール11
6,116が本体フレーム11の内側両側部に取り付け
られている。
【0081】一方、上記シート挟み付け装置160は、
長方形の箱状のフレーム部材161を有し、該フレーム
部材161の両側部に回転自在にクローラベルト軸16
2,162がそれぞれ支持されている。そして、これら
クローラベルト軸162,162の両端部には、それぞ
れスプロケット163…163が取り付けられており、
これらスプロケット163…163に挟み付けクローラ
ベルト164が巻き掛けられている。
【0082】そして、このクローラベルト164は、上
記スプロケット163…163に巻き掛けられた左右一
対の挟み付けチェーン165,165を有し、これらチ
ェーン165,165の内側に一定の間隔をおいて複数
のL字型の挟み付けアタッチメント166…166が設
けられている。そして、これらアタッチメント166…
166に複数の長方形の挟み付けクローラシュー167
…167が架設されている。 また、この挟み付けクロ
ーラベルト164が上記搬送クローラベルト110側に
位置する時に、挟み付けクローラベルト164が上方に
押し上げられないように一対の挟み付けチェーン16
5,165を押えるL字型の押えレール168,168
が上記フレーム部材161の内側両側部に取り付けられ
ている。
【0083】そして、このシート挟み付け装置160
は、上記搬送クローラベルト110に挟み付けクローラ
ベルト164が平行となるように本体フレーム11に固
定されている。その固定方法は、本体フレーム11の両
側部にそれぞれ2ケ所にL字型の取り付け部材117…
117が固着してこれらの取り付け部材117…117
に立設するねじ軸118…118に、フレーム部材16
1に固着してこれらねじ軸118…118に対応する位
置に穴を設けた4枚のL字型のステイ部材169…16
9を通し、それぞれのねじ軸118…118に該ステイ
部材169…169を挟んで2個のナット170,17
0を螺合することよって固定されている。
【0084】また、上記4本ねじ軸118…118に螺
合されている2個のナット170,170の位置を変え
ることによって、上記シート挟み付け装置160が移動
し、搬送クローラベルト110と挟み付けクローラベル
ト164との隙間の寸法が調整されるようになってい
る。
【0085】なお、上記搬送クローラベルト110と挟
み付けクローラベルト164とが対峙する下方位置に、
複数の搬送クローラシュー113…113の両端を支え
る複数の支えローラ119…119が2本の支えフレー
ム120,120に回転自在に支持された支え軸121
…121にそれぞれ取り付けられている。なお、これら
支えフレーム120,120は、取り付け板114の上
面に固着されている。
【0086】さらに、このシート挟み付け装置160に
は、上記シート挟み付け装置60と同様に挟み付けクロ
ーラベルト164の走行経路上に挟み付けクローラシュ
ー167…167の両面を冷却する2つの冷却装置17
1,171と、これらクローラシュー167…167の
面の汚れを取る粘着ローラ172が設けられている。
【0087】一方、フレーム本体11にも、搬送クロー
ラベルト110の走行経路上に搬送クローラシュー11
3…113の両面を冷却する2つの冷却装置122,1
22と、これらクローラシュー113…113の面の汚
れを取る粘着ローラ123が設けられている。
【0088】上記の構成の搬送クローラベルト110と
挟み付けクローラベルト164を用いた場合も、両ベル
ト110,164におけるクローラシュー113…11
3,167…167によって挟み付けてICカードを製
造するので、前述の搬送ベルト16と挟み付けベルト6
5を用いる場合と同様に、ICカードの表面がより滑ら
かに、かつ、厚みを均一にすることができる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、第1発明のカード状のデ
ータキャリアによれば、回路シートとベースシートとの
間に、必要の厚さに塗布することができるホットメルト
タイプの接着剤層を有するので、上記回路シートにおけ
る電気回路側の面がICチップの厚みで凹凸になってい
ても、これを該接着剤層で埋めてしまいカード状のデー
タキャリアの表面は滑らかな状態で、しかも、厚みの薄
いものが得られることになる。
【0090】また、第2発明の方法によれば、回路シー
トとベースシートとをホットメルトタイプの接着剤を介
して接合することになるが、両シートのどちらか一方に
必要の厚さに塗布することができるホットメルトタイプ
の接着剤が塗布されるので、上記回路シートにおける電
気回路側の面がICチップの厚みで凹凸になっていて
も、これを該接着剤の層で埋めてしまいカード状のデー
タキャリアの表面を滑らかな状態で、しかも厚みを薄く
することが可能となる。さらに、両シート間の厚みを整
えるのでカード状のデータキャリアの厚みを均一にする
ことが可能となる。
【0091】また、第3発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置によれば、上記第2発明の方法を実施する
ことができ、第2発明の方法と同様の効果を得ることが
可能となる。さらに、搬送ベルトと挟み付けベルトとの
隙間を調整する隙間調整手段を有するので、カード状の
データキャリアの厚みを自由に調整することが可能とな
る。
【0092】また、第4発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置によれば、搬送ベルトは、該搬送ベルト上
の回路シートと、案内手段によって該回路シートに重ね
合わされるカバーシートとが所定の位置関係となるよう
に、両シートの位置を決める位置決め用の突起を有する
ので、例えば、回路シートとカバーシートとに図柄等が
印刷されていても、両シートに上記位置決め用の突起に
対応する穴を設ければ、その穴に上記突起を嵌合させる
ことによって簡単に両シートの図柄等を合せることが可
能となる。
【0093】また、第5発明のカード状のデータキャリ
アの製造装置によれば、搬送ベルトと挟み付けベルトを
それぞれ冷却する冷却装置が、両ベルトの走行経路上に
それぞれ設けられているので、放熱によって固化するホ
ットメルトタイプの接着剤は、搬送ベルトと挟み付けベ
ルトとに接するカード状のデータキャリアの表面を介し
て、該接着剤の放熱が促進されることになり、接着剤の
固化時間を短縮することが可能となる。
【0094】なお、ホットメルトタイプの接着剤は、材
質を選ばずいろんなものを接合することができるので、
回路シートとカバーシートとの材質を合成樹脂製の他
に、紙製、ゴム製等を用いてカード状のデータキャリア
を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の対象となるカード状のデータキャリ
アの一例を示す概略構成図である。
【図2】 図1のア−ア線拡大断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係るカード状のデータ
キャリアの製造装置で得られる中間製品の説明図であ
る。
【図4】 同装置に供給される枚葉の回路シートの説明
図である。
【図5】 同装置に供給される帯状のカバーシートの説
明図である。
【図6】 同装置の全体を示す側面図である。
【図7】 図6におけるイ部の拡大平面図である。
【図8】 図6におけるウ部の要部拡大図である。
【図9】 図6におけるエ部の要部拡大図である。
【図10】 図9のカ−カ線による拡大平面図である。
【図11】 図6におけるオ部の要部拡大図である。
【図12】 カード状のデータキャリアの製造装置に供
給された枚葉の回路シートの状態を示す図である。
【図13】 本発明の実施の形態に係る別のカード状の
データキャリアの製造装置の要部拡大図である。
【図14】 図12のキ−キ線による平面図である。
【図15】 図12のク−ク線による拡大断図である。
【図16】 従来のICカードの製造方法を説明する要
部拡大断面図である。
【図17】 別の従来のICカードの製造方法を説明す
る要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ICカード(カード状のデータキャリ
ア) 2 回路シート 3 ベースシート 4 電気回路 4a ICチップ 5 カバーシート 6 ホットメルトタイプの接着剤(接着剤
層) 10 ICカードの製造装置(カード状のデ
ータキャリアの製造装置) 16 搬送ベルト 19 ロール収納部 20 接着剤塗布装置 50 案内手段 65 挟み付けベルト 68 隙間調整手段 16a…16a 突起 77,77 冷却装置 81,81 冷却装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】また、ICカードの厚みを薄くしたい要求
があり、その要求される厚みに上記合成樹脂層を形成す
るのが困難であるという問題がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】そこで、本発明は、ホットメルトタイプの
接着剤を用いて、表面が滑らかなカード状のデータキャ
リア及び、そのカード状のデータキャリアの製造方法と
製造装置を提供することを課題とする。なお、本発明に
係るカード状のデータキャリアは、ICカード、IC
、ICラベル等を含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、ICチップを含む電気回路が構成
されたカード状のデータキャリアにおいて、上記電気回
路をベースシート上に設けてなる回路シートの電気回路
側の面がホットメルトタイプの接着剤層で覆われて、該
面の凹凸が埋められており、かつ、その接着剤層の上記
電気回路側と反対側の面がカバーシートで被覆されてい
ることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、ICチップを含む電気回路をベースシー
ト上に設けてなる回路シートと、該回路シートの上記電
気回路側の面を覆うホットメルトタイプの接着剤層と、
該接着剤層の電気回路側と反対側の面を被覆するカバー
シートとを有するカード状のデータキャリアの製造方法
に関するものであって、上記回路シートの電気回路側の
面とカバーシートの一方の面とのいずれか一方にホット
メルトタイプの接着剤を塗布し、、両シートを該接着剤
を介して接合することにより、回路シートの電気回路側
の面の凹凸を該接着剤で埋めると共に、接合された両シ
ート間の厚みを整えることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という)は、ICチップを含む電気回路をベースシー
ト上に設けてなる回路シートと、該回路シートの電気回
路側の面を覆うホットメルトタイプの接着剤層と、該接
着剤層の上記電気回路側と反対側の面を被覆するカバー
シートとを有するカード状のデータキャリアの製造装置
において、上記回路シートを搬送する搬送ベルトと、カ
バーシートをロール状態で収納するロール収納部と、該
ロール収納部から繰り出されたカバーシートの一方の面
にホットメルトタイプの接着剤を塗布する接着剤塗布装
置と、上記搬送ベルトによって搬送される回路シートの
電気回路側の面にカバーシートの接着剤が塗布された面
を重ね合せるように案内する案内手段と、上記搬送ベル
トに平行に走行して、上記接着剤により回路シートの電
気回路側の面の凹凸が埋められるように、重ね合された
上記両シートを挟み付ける挟み付けベルトと、両ベルト
の隙間を調整する隙間調整手段とを有することを特徴と
する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】まず、第1発明のカード状のデータキャリ
アによれば、回路シートとカバーシートとの間に、必要
の厚さに塗布することができるホットメルトタイプの接
着剤層を有するので、上記回路シートにおける電気回路
側の面がICチップの厚みで凹凸になっていても、これ
を該接着剤層で埋めてしまいカード状のデータキャリア
の表面は滑らかな状態となる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】また、第2発明の方法によれば、回路シー
トとベースシートとをホットメルトタイプの接着剤を介
して接合することになるが、両シートのどちらか一方に
必要の厚さに塗布することができるホットメルトタイプ
の接着剤が塗布されるので、上記回路シートにおける電
気回路側の面がICチップの厚みで凹凸になっていて
も、これを該接着剤の層で埋めてしまいカード状のデー
タキャリアの表面を滑らかな状態とし、さらに、両シー
ト間の厚みを整えるので、徒に厚くすることなく、カー
ド状のデータキャリアの厚みを均一にすることが可能と
なる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】削除
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】削除
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】つまり、このICカード1によれば、回路
シート2とカバーシート5との間に必要な厚みに塗布す
ることができるホットメルトタイプの接着剤6の層を有
するので、上記回路シート2の電気回路4側の面がIC
チップ4aやアンテナ部4bの厚みで凹凸となっていて
も、該接着剤6の層でその凹凸を埋めることなる。した
がって、上記ICカード1の表面は滑らかな状態とな
る。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】次に、接着剤塗布装置20について説明す
る。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】次に、案内手段50について説明する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】次に、シート挟み付け装置60について説
明する。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】一方、ロール収納部19から繰り出された
帯状のカバーシート5′が、塗布ローラ26の外周面に
巻き掛けられた状態で接着剤塗布装置20によって、該
シート5′の一面にホットメルトタイプの接着剤6が塗
布されて案内手段50に供給される。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】そして、上記案内手段50の位置で始端側
から搬送ベルト16によって搬送される枚葉の回路シー
ト3′の上面に、上記接着剤6が塗布されたカバーシー
5′が、上記搬送ベルト16に設けられた突起16a
…16aに該シート5′の穴5a′…5a′を嵌合させ
て被せられる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】この場合、枚葉の回路シート3′と帯状の
カバーシート5′とをホットメルトタイプの接着剤6を
介して接合することになるが、塗布ローラ26の外周面
に巻き掛けられた帯状のカバーシート5′を接着剤収納
用タンク28に取り付けられたノズル30,30に接近
させることにより、これらノズル30,30から直接カ
バーシート5′の一面に必要の厚さにホットメルトタイ
プの接着剤6が塗布されるので、上記回路シート3′に
おける電気回路側の面がICチップ4aやアンテナ部4
bの厚みで凹凸となっていても、これを該接着剤6の層
で埋めてしまいICカード1の表面を滑らかな状態とす
る。さらに、両シート間の厚みを整えるので、徒に厚く
することなく、ICカード1の厚みを均一にすることが
可能となる。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0089
【補正方法】変更
【補正内容】
【0089】
【発明の効果】以上のように、第1発明のカード状のデ
ータキャリアによれば、回路シートとベースシートとの
間に、必要の厚さに塗布することができるホットメルト
タイプの接着剤層を有するので、上記回路シートにおけ
る電気回路側の面がICチップの厚みで凹凸になってい
ても、これを該接着剤層で埋めてしまいカード状のデー
タキャリアの表面は滑らかな状態となる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0090
【補正方法】変更
【補正内容】
【0090】また、第2発明の方法によれば、回路シー
トとベースシートとをホットメルトタイプの接着剤を介
して接合することになるが、両シートのどちらか一方に
必要の厚さに塗布することができるホットメルトタイプ
の接着剤が塗布されるので、上記回路シートにおける電
気回路側の面がICチップの厚みで凹凸になっていて
も、これを該接着剤の層で埋めてしまいカード状のデー
タキャリアの表面を滑らかな状態とすることが可能とな
る。さらに、両シート間の厚みを整えるので、徒に厚く
することなく、カード状のデータキャリアの厚みを均一
にすることが可能となる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】削除
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0093
【補正方法】削除
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0094
【補正方法】変更
【補正内容】
【0094】なお、ホットメルトタイプの接着剤は、材
質を選ばす種々のものを接合することができるので、回
路シートのベースシートとカバーシートとして、合成樹
脂製の他に紙製等のものを使用することも可能である
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17
【補正方法】削除
【手続補正28】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】削除

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップを含む電気回路が構成された
    カード状のデータキャリアであって、上記電気回路をベ
    ースシート上に設けてなる回路シートの電気回路側の面
    がホットメルトタイプの接着剤層で覆われており、か
    つ、その接着剤層の上記電気回路側と反対側の面がカバ
    ーシートで被覆されていることを特徴とするカード状の
    データキャリア。
  2. 【請求項2】 ICチップを含む電気回路をベースシー
    ト上に設けてなる回路シートと、該回路シートの上記電
    気回路側の面を覆うホットメルトタイプの接着剤層と、
    該接着剤層の電気回路側と反対側の面を被覆するカバー
    シートとを有するカード状のデータキャリアの製造方法
    であって、上記回路シートの電気回路側の面とカバーシ
    ートの一方の面とのいずれか一方にホットメルトタイプ
    の接着剤を塗布し、両シートを該接着剤を介して接合す
    ると共に、接合された両シート間の厚みを整えることを
    特徴とするカード状のデータキャリアの製造方法。
  3. 【請求項3】 ICチップを含む電気回路をベースシー
    ト上に設けてなる回路シートと、該回路シートの電気回
    路側の面を覆うホットメルトタイプの接着剤層と、該接
    着剤層の上記電気回路側と反対側の面を被覆するカバー
    シートとを有するカード状のデータキャリアの製造装置
    であって、上記回路シートを搬送する搬送ベルトと、カ
    バーシートをロール状態で収納するロール収納部と、該
    ロール収納部から繰り出されたカバーシートの一方の面
    にホットメルトタイプの接着剤を塗布する接着剤塗布装
    置と、上記搬送ベルトによって搬送される回路シートの
    電気回路側の面にカバーシートの接着剤が塗布された面
    を重ね合せるように案内する案内手段と、上記搬送ベル
    トに平行に走行して、重ね合された上記両シートを挟み
    付ける挟み付けベルトと、両ベルトの隙間を調整する隙
    間調整手段とを有することを特徴とするカード状のデー
    タキャリアの製造装置。
  4. 【請求項4】 搬送ベルトは、該搬送ベルト上の回路シ
    ートと、案内手段によって該回路シートに重ね合わされ
    るカバーシートとが所定の位置関係となるように、両シ
    ートの位置を決める位置決め用の突起を有することを特
    徴とする請求項3に記載のカード状のデータキャリアの
    製造装置。
  5. 【請求項5】 搬送ベルトと挟み付けベルトをそれぞれ
    冷却する冷却装置が、両ベルトの走行経路上にそれぞれ
    設けられていることを特徴とする請求項3または請求項
    4に記載のカード状のデータキャリアの製造装置。
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