JP2753456B2 - ラミネータ - Google Patents

ラミネータ

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JP2753456B2
JP2753456B2 JP7044672A JP4467295A JP2753456B2 JP 2753456 B2 JP2753456 B2 JP 2753456B2 JP 7044672 A JP7044672 A JP 7044672A JP 4467295 A JP4467295 A JP 4467295A JP 2753456 B2 JP2753456 B2 JP 2753456B2
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村 弘 之 西
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MARUNAKA SHOJI KK
MARUNAKA TETSUKOSHO KK
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MARUNAKA SHOJI KK
MARUNAKA TETSUKOSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラミネータに係り、特
に、被覆シートのしわを防止するようにしたラミネータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】被覆シートと基材を接着剤を介して圧着
するラミネータにおいては、比較的幅が狭い棒材をメイ
ンとして、被覆シートを貼着している。
【0003】また、最近、比較的幅が広いパネルに被覆
シートを貼着するラミネータも出現しつつある。
【0004】幅が狭い棒材を対象とするラミネータと幅
が広いパネルを対象とするラミネータとの大きな相違
は、被覆シートを介して基材の上面に押え付ける押え付
けローラの幅に広狭差があるという点である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】幅が広いパネルを対象
とするラミネータにおいては、幅広押え付けローラに対
向する駆動ローラは搬送路の幅方向に対して一定の幅広
の駆動ローラであるため、被覆シートの上面を押える
際、被覆シートの端部側の接着剤(接着剤が塗布さ被覆
シートの端部側)が駆動ローラに付着し、被覆シートで
基材を包み込む際、被覆シートにしわを生じるという欠
点が生じた。
【0006】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るようにしたラミネータを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のラミネータは、被覆シートと基材を接着剤
を介して圧着するラミネータであって、搬送路に設けら
れ、前記基材を搬送する駆動ローラと、この駆動ローラ
の上に位置し、前記被覆シートを介して前記基材の上面
を押え付けると共に前記搬送路の幅方向に長い押え面を
有する幅広押え付けローラと、前記被覆シートを供給す
る被覆シート供給部と、この被覆シート供給部から供給
された前記被覆シートに接着剤を塗布する塗布部と、こ
の塗布部で接着剤を塗布された前記被覆シートの接着剤
を乾燥させる乾燥部と、この乾燥部に位置する前記被覆
シートを下方に位置する前記搬送路へ導く被覆シート規
制ローラとを備え、前記被覆シートの流れ方向に、順
次、前記被覆シート供給部、前記塗布部、前記乾燥部、
前記被覆シート規制ローラを直線状に配置し、前記被覆
シート供給部、前記塗布部、前記乾燥部、前記被覆シー
ト規制ローラを前記幅広押え付けローラより上方に位置
させ、前記駆動ローラの内、前記幅広押え付けローラに
対向する前記駆動ローラを前記搬送路の幅方向に対して
細幅とした細幅駆動ローラで形成し、該細幅駆動ローラ
を前記搬送路の幅方向に並設すると共に並設した細幅駆
動ローラ間の距離を可変できるように細幅駆動ローラを
前記搬送路の幅方向に摺動自在に取り付けたものであ
る。
【0008】本発明のラミネータは、被覆シートと基材
を接着剤を介して圧着するラミネータであって、搬送路
に設けられ、前記基材を搬送する駆動ローラと、この駆
動ローラの上に位置し、前記被覆シートを介して前記基
材の上面を押え付けると共に前記搬送路の幅方向に長い
押え面を有する幅広押え付けローラと、前記被覆シート
を供給する被覆シート供給部と、この被覆シート供給部
から供給された前記被覆シートに接着剤を塗布する塗布
部と、この塗布部で接着剤を塗布された前記被覆シート
の接着剤を乾燥させる乾燥部と、この乾燥部に位置する
前記被覆シートを下方に位置する前記搬送路へ導く被覆
シート規制ローラとを備え、前記被覆シートの流れ方向
に、順次、前記被覆シート供給部、前記塗布部、前記乾
燥部、前記被覆シート規制ローラを直線状に配置し、前
記被覆シート供給部、前記塗布部、前記乾燥部、前記被
覆シート規制ローラを前記幅広押え付けローラより上方
に位置させ、前記駆動ローラの内、前記幅広押え付けロ
ーラに対向する前記駆動ローラを前記搬送路の幅方向に
対して細幅とした細幅駆動ローラで形成し、該細幅駆動
ローラを前記搬送路の幅方向に並設すると共に並設した
細幅駆動ローラ間の距離を可変できるように細幅駆動ロ
ーラを前記搬送路の幅方向に摺動自在に取り付け、前記
幅広押え付けローラの駆動源をベルト駆動としたもので
ある。
【0009】
【作用】請求項1記載のラミネータは、被覆シートの端
部側の接着剤が駆動ローラに付着しないよう、基材の
幅、被覆シートの巻き込み量等を考慮して、並設した細
幅駆動ローラ間の距離を調節する。
【0010】また、請求項2記載のラミネータは、基材
の形状等により幅広押え付けローラが当接する面に強い
力が加わると、幅広押え付けローラの駆動源がベルト駆
動であるため、幅広押え付けローラがスリップする。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1乃至図16において、1は、被覆シートと基材を
接着剤を介して圧着し、基材を被覆シートを包み込む
「ラミネータ」と称する機械である。
【0012】ラミネータ1は、図1に示すように、上部
側に、被覆シート10を供給する被覆シート供給部11と、
この被覆シート供給部11から供給された被覆シート10に
接着剤を塗布する塗布部12と、この塗布部12で接着剤を
塗布された被覆シート10の接着剤を乾燥させる乾燥部13
と、この乾燥部13に位置する被覆シート10を下方に位置
する搬送路14側へ導く被覆シート規制ローラ2とを備え
ている。
【0013】そして、図2に示すように、被覆シート10
の流れ方向に、順次、被覆シート供給部11、塗布部12、
乾燥部13、被覆シート規制ローラ2が、直線状に配置さ
れている。
【0014】また、図1及び図3に示すように、被覆シ
ート供給部11、塗布部12、乾燥部13、被覆シート規制ロ
ーラ2は、後述する幅広押え付けローラ41、細幅押え付
けローラ支持部材40より上方に位置している。
【0015】被覆シート供給部11は、被覆シート10、例
えば、ロール状に巻かれた突板(被覆シート10は、突板
の他、例えば、塩化ビニール、プリント紙、ポリエステ
ル等でも良い。)を塗布部12側へ供給するところであ
る。
【0016】塗布部12は、例えば、公知のナイフコート
(図示せず)で、ゲート(図示せず)を介して被覆シー
ト10の裏面に接着剤(例えば、ポリウレタン、ホットメ
ルト、酢酸ビニール、ポリアミド系接着剤等)が塗布さ
れる。
【0017】乾燥部13は、例えば、通路内部には、図示
しないヒータ、吸気ファン、排気ファン等が設置され、
通路内部は、被覆シート10の裏面に塗布された接着剤を
乾燥させるために、高温状態となっている。
【0018】被覆シート規制ローラ2は、図15に示すよ
うに、乾燥部13に位置する被覆シート10を下方に位置す
る搬送路14側へ導くもので、更に、被覆シート規制ロー
ラ2には、被覆シート10を基材15の接着端面位置へ安定
して、供給できるようになっている。
【0019】すなわち、基材15のセンターを、例えば、
搬送路14のセンターに合わせて搬送すれば、基材15に被
覆される被覆シート10のエッジ部の位置が決まり、この
被覆シート10のエッジ部を制御すれば、被覆シート10を
基材15の接着端面位置へ安定して、供給することができ
る。被覆シート検出手段21は、被覆シート10の位置(例
えば、被覆シート10のエッジ部)を検出するもので、例
えば、株式会社 三橋製作所製 PSー250 で、図16
(A)(C)に示すように、対向する投光素子と受光素子との
間に検知対象である被覆シート10を位置させ、制御の設
定位置を投光素子のセンター、受光素子のセンターに合
わせ、そのずれを受光素子の微小な電圧変化を検知する
ことにより、行うものである。
【0020】25は、被覆シート規制ローラ位置修正手段
で、被覆シート規制ローラ位置修正手段25は、被覆シー
ト検出手段21の検出結果に基づき被覆シート規制ローラ
2の位置を修正するもので、具体的には、被覆シート規
制ローラ2を支持する軸26を搬送路14に対して、時計回
り、または、反時計回りに若干回動するものである。
(例えば、被覆シート10のエッジが、図16(A) で示す実
線位置にあることを被覆シート検出手段21が検知する
と、被覆シート規制ローラ位置修正手段25が作動し、ボ
ールネジ27を回転させる。すると、軸26は反時計回りに
若干回動して被覆シート10のエッジを図16(C) で示す位
置に制御することができる。) なお、軸26の一端はボールネジ27に螺合するスライダー
28に連結し、軸26の他端はスライド軸27' に摺動するス
ライダー28' に連結している。
【0021】そして、これら被覆シート規制ローラ2、
被覆シート検出手段21、被覆シート規制ローラ位置修正
手段25をユニット化して一体もの(符号100)とし、移動
手段6により駆動ローラ3の搬送方向に移動させること
ができる(図4及び図5参照)。
【0022】移動手段6は、例えば、フレーム61に設け
た凸部62をスライドするように、溝(図示せず)を上述
したユニット化した一体もの(符号100)の側に設けるこ
とにより、例えば、手動で移動させて行うものである。
【0023】図4において、基材15の幅が狭い場合、被
覆シート規制ローラ2の位置は、破線の位置であり、基
材15の幅が広い場合、被覆シート規制ローラ2の位置
は、実線の位置である。
【0024】なお、本実施例に図示のものは、被覆シー
ト規制ローラ2は、単一で移動なものとしたが、被覆シ
ート規制ローラ2の実線位置に固定した第1の被覆シー
ト規制ローラ(図示せず)、被覆シート規制ローラ2の
破線位置に固定した第2の被覆シート規制ローラ(図示
せず)としても良い。
【0025】この場合、第1の被覆シート規制ローラ
(図示せず)は、乾燥部13に位置する被覆シート10を下
方に位置する幅広押え付けローラ41の上流側の搬送路14
へ導くものであり、第2の被覆シート規制ローラ(図示
せず)は、乾燥部13に位置する被覆シート10を下方に位
置する細幅押え付けローラ42の上流側であって幅広押え
付けローラ41の下流側の搬送路14へ導くものとなる。
【0026】一方、ラミネータ1の下方側には、図1に
示すように、搬送路14が設けられ、この搬送路14には、
基材15を搬送する駆動ローラ3が設けられている。
【0027】駆動ローラ3は、正逆転する回転軸39に螺
合する歯車39’を介して回転するようになっている(図
12、図13及び図14参照)。
【0028】16は、基材供給部で、基材供給部16は、基
材15(基材15は、例えば、木材、プラスチック、パーテ
ィクルボード等)をローラ圧着部4側へ供給するところ
である。
【0029】ローラ圧着部4は、図3に示すように、概
略的に、幅の広狭な基材に対応できるように、搬送路14
の前方側に基材15の幅が広い場合に使用する幅広押え付
け部4A(被覆シート10を介して基材15の上面を押える)
と、搬送路14の中途部に基材15の幅が狭い場合に使用す
る細幅押え付け部4Bとで構成されている。
【0030】なお、細幅押え付け部4Bは、基材15の幅が
広い場合には、被覆シート10を介して基材15の側面、下
面をそれぞれ押え付ける側面押え付けローラS、下面押
え付けローラTが配置される(図9参照)。
【0031】幅広押え付け部4Aには、図8に示すよう
に、搬送路14の幅方向に長い押え面を有する幅広押え付
けローラ41が、例えば、3個、並設して設けられてい
る。幅広押え付けローラ41は、駆動ローラ3の上に位置
し、被覆シートを介して基材15の上面を押え付けるもの
である。
【0032】又、この幅広押え付けローラ41は、図10に
示すように、昇降手段5によって、搬送路14に対して昇
降する。昇降手段5は、例えば、幅広押え付けローラ41
を取り付けた部材51に設けられためねじ52に螺合する回
転軸53をハンドル54を手動で回すことにより、垂直方向
に昇降する。また、幅広押え付けローラ41は、例えば、
材質はEPDMで、柔らかく(ゴム硬度15度以下)形
成されている。そして、幅広押え付けローラ41は、被覆
シート10を柔らかくするために、図示しない遠赤外線ヒ
ータで、加熱されて駆動している。
【0033】該駆動は、例えば、幅広押え付けローラ41
の摩耗を防ぐために、平ベルト41'で強い力が加わった
場合、スリップする構成となっている(図11参照)。
【0034】平ベルト41' は、駆動ロールE、下部押え
ロールF、上部押えロールG、テンションロールHに掛
けられており、駆動源は駆動ロールEで、下部押えロー
ルF、上部押えロールGは、昇降手段5により、幅広押
え付けローラ41と共に昇降する。
【0035】また、駆動ローラ3の内、幅広押え付けロ
ーラ41に対向する駆動ローラ3を搬送路14の幅方向に対
して細幅とした細幅駆動ローラ31で形成している。この
細幅駆動ローラ31は搬送路14の幅方向に並設しており、
並設した細幅駆動ローラ31間の距離を可変できるように
細幅駆動ローラ31を搬送路14の幅方向に摺動(接触状態
ですり動かすこと)自在に、例えば、細幅駆動ローラ31
に設けられたキー溝に係合するキーを一体的に設けた回
転軸33上をスライドさせ、所定の位置でボルト34で固定
するものである(図10参照)。なお、並設した細幅駆動
ローラ31間の距離は、基材15の幅、厚み、被覆シート10
の巻き込み量等を考慮して、調節される。
【0036】一方、細幅押え付け部4Bには、搬送路14の
幅方向に短い押え面を有する細幅押え付けローラ42が設
けられ、この細幅押え付けローラ42は、駆動ローラ3の
上に位置し、被覆シート10を介して、基材15の上面を押
え付けるものである。
【0037】なお、M、Nは、被覆シート規制ローラ2
により、下方へ案内された被覆シート10を略水平方向に
方向変換する案内ローラである。
【0038】ラミネータ1を始動する際には、被覆シー
ト10を被覆シート規制ローラ2を介して降ろし、被覆シ
ート10の接着剤が塗布された部分を基材15に張り合せ、
駆動ローラ3が駆動することにより、その搬送力から、
被覆シート10は被覆シート供給部11から引き出される。
【0039】そして、処理する基材15の幅が、例えば、
10mm〜600mm と変化しても、比較的幅が広い、例えば、
200mm 〜600mm の基材15に対する基材15の上面の押え
は、図8に示すように、幅広押え付けローラ42により行
う。
【0040】この場合、細幅押え付け部4Bは、被覆シー
ト10を介して基材15の側面、下面をそれぞれ押え付ける
側面押え付けローラS、下面押え付けローラTが配置さ
れる(図9参照)。なお、被覆シート規制ローラ2は、
図4の実線の位置にある。
【0041】次に、比較的幅が狭い、例えば、20mm〜10
0mm の基材15に対する基材15の上面の押えは、細幅押え
付けローラ42により行う(図7参照)。
【0042】このように、幅が例えば、20mm〜100mm の
棒材と、幅が例えば、200mm 〜600mm のパネル部材のそ
れぞれの表面を単一の機械で被覆することができる。
【0043】すなわち、処理する基材15の幅が、例え
ば、10mm〜600mm と変化しても、被覆シート10を介して
の基材15の上面の押えは、幅広押え付けローラ42、また
は、細幅押え付けローラ42と、それぞれ選択的に行うこ
とができ、被覆シート10を効率良く貼着させ、従来のよ
うに、幅が狭い基材に対する基材の上面の押えを幅広押
え付けローラにより行い、幅広押え付けローラが局部的
に摩耗して、幅が広い基材に対する基材の上面の押えに
むらを生じてしまう不都合も解消することができ、しか
も、幅が狭く基材15に厚みがあり、該基材15が駆動ロー
ラ2により搬送される際、駆動ローラ2の上に位置する
幅広押え付けローラ41が基材15の通過に支障がある場合
には、昇降手段5により幅広押え付けローラ41を搬送路
14に対して支障がないように上昇させることができ、基
材15を細幅押え付けローラ42にスムースに供給すること
もできる(図6参照)。
【0044】また、幅広押え付けローラ41に対向する駆
動ローラ3を搬送路14の幅方向に対して一定(固定)の
幅広とすれば、被覆シート10の上面を押える際、被覆シ
ート10の端部側の接着剤が駆動ローラ3に付着し、被覆
シート10で基材15を包み込む際にしわが生じるが、本実
施例によれば、基材15の幅に応じて、並設した細幅駆動
ローラ31間の距離を可変とし、被覆シート10の端部側の
接着剤が駆動ローラ3に付着しないようしてしわをなく
すことができ、また、幅広押え付けローラ41に対向する
駆動ローラ3を搬送路の幅方向に対して一定(固定)の
幅広とすれば、例えば、断面L型の基材10を搬送するこ
とができず、該基材15を被覆シート10で被覆することが
できないが、本実施例によれば、基材15の形状に応じ
て、並接した細幅駆動ローラ31間を移動させて、細幅駆
動ローラ31で該基材15を搬送させて該基材15を被覆シー
ト10で貼着することができる(図10参照)。
【0045】更に、移動手段6を設けることにより、被
覆シート規制ローラ2を単一とすることができると共に
被覆シート10の基材15に対する微調整を単一の被覆シー
ト検出手段、ガイドローラ位置修正手段により行うこと
ができる(図4、5、図16参照)。
【0046】なお、本実施例のものは、20mm〜100mm の
基材をもその対象としたが、処理する基材15の幅が、あ
る程度広い、例えば、200mm 〜600mm の基材を専用とし
たものにも同様に適用できるものである。
【0047】かかる場合、細幅押え付け部4Bには、被覆
シート10を介して基材15の側面、下面をそれぞれ押え付
ける側面押え付けローラS、下面押え付けローラTが配
置される。なお、側面押え付けローラS、下面押え付け
ローラTは、細幅押え付けローラ支持部材40により支持
される。
【0048】
【発明の効果】幅広押え付けローラに対向する駆動ロー
ラを搬送路の幅方向に対して一定(固定)の幅広とすれ
ば、被覆シートの上面を押える際、被覆シートの端部側
の接着剤が駆動ローラに付着し、被覆シートで基材を包
み込む際に被覆シートにしわを生じるが、請求項1記載
の発明によれば、基材の幅に応じて、並設した細幅駆動
ローラ間の距離を可変とし、被覆シートの端部側の接着
剤が駆動ローラに付着しないようすることができ、被覆
シートのしわを防止することができる。
【0049】また、幅広押え付けローラに対向する駆動
ローラを搬送路の幅方向に対して一定(固定)の幅広と
すれば、例えば、断面L型の基材を搬送することができ
ず、該基材を被覆シートで被覆することができないが、
請求項1記載の発明によれば、基材の形状に応じて、並
接した細幅駆動ローラ間を移動させて、細幅駆動ローラ
で該基材を搬送させて該基材を被覆シートで貼着するこ
とができる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、前述
した請求項1記載の発明の効果に加え、基材の形状等に
より幅広押え付けローラが当接する面に強い力が加わる
と、幅広押え付けローラの駆動源がベルト駆動であるた
め、幅広押え付けローラがスリップして幅広押え付けロ
ーラの摩耗を防ぐことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例のラミネータを概略的
に示す側面図である。
【図2】図2は図1の概略的平面図である。
【図3】図3は図1の一部拡大概略的側面図である。
【図4】図4は被覆シート規制ローラの移動を平面的に
見て説明する説明図である。
【図5】図5は被覆シート規制ローラの移動を側面的に
見て説明する説明図である。
【図6】図6は幅が狭い基材に被覆シートを被覆する使
用状態を示す概略的側面図である。
【図7】図7は幅が狭い基材に被覆シートを被覆する使
用状態を正面的に見て説明する説明図である。
【図8】図8は幅が広い基材に被覆シートを被覆する使
用状態を示す概略的側面図である。
【図9】図9は幅が広い基材に被覆シートを被覆する使
用状態を正面的に見て説明する説明図である。
【図10】図10は幅が広い基材に被覆シートを被覆す
る使用状態を正面的に見て説明する説明図である。
【図11】図11は幅広押え付けローラの駆動を側面的
に見て説明する説明図である。
【図12】図12は幅が広い基材を細幅駆動ローラによ
って搬送する場合の細幅駆動ローラの作用を正面的に見
て説明するための説明図である。
【図13】図13は幅が狭い基材を細幅駆動ローラによ
って搬送する場合の細幅駆動ローラの作用を正面的に見
て説明するための説明図である。
【図14】図14は幅が広い基材を細幅駆動ローラによ
って搬送する場合の細幅駆動ローラの作用を一部切断し
側面的に見て説明するための説明図である。
【図15】図15(A)は被覆シート規制ローラを平面
的に見て説明する説明図で、図15(B)は被覆シート
規制ローラを側面的に見て説明する説明図である。
【図16】図16(A)は被覆シート規制ローラによる
被覆シートの位置制御を正面的に見て説明する説明図
で、図16(B)は被覆シート規制ローラによる被覆シ
ートの位置制御を平面的に見て説明する説明図で、図1
6(C)は被覆シート規制ローラによる被覆シートの位
置制御し、被覆シートを適性位置へ制御した結果を正面
的に見て説明する説明図である。
【符号の説明】
1 ラミネータ 2 被覆シート規制ローラ 3 駆動ローラ 5 昇降手段 10 被覆シート 11 被覆シート供給部 12 塗布部 13 乾燥部 14 搬送路 15 基材 41 幅広押え付けローラ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆シートと基材を接着剤を介して圧着す
    るラミネータであって、 搬送路に設けられ、前記基材を搬送する駆動ローラと、 この駆動ローラの上に位置し、前記被覆シートを介して
    前記基材の上面を押え付けると共に前記搬送路の幅方向
    に長い押え面を有する幅広押え付けローラと、 前記被覆シートを供給する被覆シート供給部と、 この被覆シート供給部から供給された前記被覆シートに
    接着剤を塗布する塗布部と、 この塗布部で接着剤を塗布された前記被覆シートの接着
    剤を乾燥させる乾燥部と、 この乾燥部に位置する前記被覆シートを下方に位置する
    前記搬送路へ導く被覆シート規制ローラとを備え、 前記被覆シートの流れ方向に、順次、前記被覆シート供
    給部、前記塗布部、前記乾燥部、前記被覆シート規制ロ
    ーラを直線状に配置し、 前記被覆シート供給部、前記塗布部、前記乾燥部、前記
    被覆シート規制ローラを前記幅広押え付けローラより上
    方に位置させ、 前記駆動ローラの内、前記幅広押え付けローラに対向す
    る前記駆動ローラを前記搬送路の幅方向に対して細幅と
    した細幅駆動ローラで形成し、 該細幅駆動ローラを前記搬送路の幅方向に並設すると共
    に並設した細幅駆動ローラ間の距離を可変できるように
    細幅駆動ローラを前記搬送路の幅方向に摺動自在に取り
    付けたことを特徴とするラミネータ。
  2. 【請求項2】被覆シートと基材を接着剤を介して圧着す
    るラミネータであって、 搬送路に設けられ、前記基材を搬送する駆動ローラと、 この駆動ローラの上に位置し、前記被覆シートを介して
    前記基材の上面を押え付けると共に前記搬送路の幅方向
    に長い押え面を有する幅広押え付けローラと、 前記被覆シートを供給する被覆シート供給部と、 この被覆シート供給部から供給された前記被覆シートに
    接着剤を塗布する塗布部と、 この塗布部で接着剤を塗布された前記被覆シートの接着
    剤を乾燥させる乾燥部と、 この乾燥部に位置する前記被覆シートを下方に位置する
    前記搬送路へ導く被覆シート規制ローラとを備え、 前記被覆シートの流れ方向に、順次、前記被覆シート供
    給部、前記塗布部、前記乾燥部、前記被覆シート規制ロ
    ーラを直線状に配置し、 前記被覆シート供給部、前記塗布部、前記乾燥部、前記
    被覆シート規制ローラを前記幅広押え付けローラより上
    方に位置させ、 前記駆動ローラの内、前記幅広押え付けローラに対向す
    る前記駆動ローラを前記搬送路の幅方向に対して細幅と
    した細幅駆動ローラで形成し、 該細幅駆動ローラを前記搬送路の幅方向に並設すると共
    に並設した細幅駆動ローラ間の距離を可変できるように
    細幅駆動ローラを前記搬送路の幅方向に摺動自在に取り
    付け、 前記幅広押え付けローラの駆動源をベルト駆動としたこ
    とを特徴とするラミネータ。
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