JPH11247965A - ハイドロスタティックトランスミッションシステム - Google Patents

ハイドロスタティックトランスミッションシステム

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JPH11247965A
JPH11247965A JP10069342A JP6934298A JPH11247965A JP H11247965 A JPH11247965 A JP H11247965A JP 10069342 A JP10069342 A JP 10069342A JP 6934298 A JP6934298 A JP 6934298A JP H11247965 A JPH11247965 A JP H11247965A
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    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/423Motor capacity control by fluid pressure control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/02Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution using pumps with pistons or plungers working in cylinders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変容量形モータを採用しながらも、大型化
することなく一体化させたハイドロスタティックトラン
スミッションシステムを提供することである。 【解決手段】 ケース11には、斜板18の傾転角を可
変にし、しかも、その傾転角18が0度付近の設定範囲
にあるときは、吐出量をゼロとした状態に維持する構成
にした斜板式プランジャポンプからなる可変容量形ポン
プ1と、斜板33の傾転角を可変にした斜板式プランジ
ャモータからなる可変容量形モータ3とを並べて組み付
けている。一方、カバー48には、一対の通路2a、2
bと、リリーフバルブ9a、9b及びチェックバルブ1
0a、10bと、切換バルブ5とを組み付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可変容量形ポン
プと可変容量形モータとを備えたハイドロスタティック
トランスミッションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタやコンバイン等の車両では、速
度範囲を広げるためのものとして、例えば、ギヤミッシ
ョンの減速比を変えて可変にするものが採用されてい
る。しかし、ギヤミッションを利用したものでは、車両
走行中に速度を変えることができず、その構成も複雑な
り、大型化してしまう。一方、可変容量形ポンプ及び油
圧モータを別置きにした分離型のハイドロスタティック
トランスミッションシステムを用いれば、車両走行中に
可変容量形ポンプを制御することで速度を無段階に変え
ることが可能となる。しかし、可変容量形ポンプ及び油
圧モータを別置きにしなければならず、大型化してしま
うといった問題までをも解決することができなかった。
そこで、これら可変容量形ポンプ及び油圧モータを一体
化させたハイドロスタティックトランスミッションシス
テムが採用されるようになってきた。この一体化させた
ハイドロスタティックトランスミッションシステムとし
ては、例えば、図6〜8に示すものが知られている。
【0003】図6に示すように、可変容量形ポンプ10
1には、一対の通路102a、102bを介して定容量
形モータ103を接続している。可変容量形ポンプ10
1としては、斜板式プランジャポンプが用いられ、その
斜板の傾転角を変えることで、前進、後進、あるいは停
止の制御を行っている。つまり、図示しない操作レバー
を中立位置に保ち、斜板の傾転角を0度にしたとき、吐
出量をゼロにして、定容量形モータ103を停止させ
る。そして、この傾転角0度から斜板をいずれかの方向
に傾けたとき、その傾転角に応じて作動油を吐出し、定
容量形モータ103を駆動させて、当該車両を前進させ
たり後進させたりする。
【0004】ここで、可変容量形ポンプ101の傾転角
を決める操作レバーの中立ポイントが一点しかないと、
その中立ポイントに確実にセットするのが難しく、非常
に扱いにくいものとなってしまう。しかも、車両には振
動が発生するので、たとえ熟練者であっても、なかなか
操作レバーを中立ポイントにセットできないこともあっ
た。そして、その操作レバーが中立ポイントからずれ
て、可変容量形ポンプ101の斜板が傾転角0度からわ
ずかでも傾くと、作動油を吐出して、定容量形モータ1
03の停止状態を維持することができなくなる。そこ
で、ある程度の中立幅を持たせるために、両通路102
a、102bにニュートラルバルブ104a、104b
を接続している。
【0005】ニュートラルバルブ104a、104b
は、そのノーマル状態で、通路102a、102bを絞
り105を介してタンクに連通する。したがって、傾転
角が0度付近の設定範囲にあり、ポンプ吐出量が少ない
ときは、そのすべてをタンクに戻して、定容量形モータ
103を停止させることができる。それに対して、傾転
角が上記設定範囲を超え、ポンプ吐出量が増えると、絞
り105前後の差圧が大きくなる。そして、その上流側
の圧力が所定圧に達すると、ニュートラルバルブ104
aあるいは104bが切換わり、通路102aあるいは
102bをタンクから遮断する。したがって、ポンプ吐
出量のすべてが定容量形モータ103側に供給されて、
この定容量形モータ103を駆動させることになる。
【0006】なお、通路102a、102bには、回路
保護のためのリリーフバルブ106を接続している。例
えば、通路102aが異常に高圧になったとき、その圧
力作用によって、このリリーフバルブ106が開く。そ
して、リリーフバルブ106が開けば、高圧となってい
る通路102aを、低圧となっている通路102bに連
通させることができ、回路を保護することができる。ま
た、通路102a、102bを、チェックバルブ107
を介してチャージポンプ121に連通している。これら
チェックバルブ107は、チャージポンプ121側から
通路102a、102bへの流れのみを許容するもので
ある。そして、通路102a、102bのうち低圧とな
る通路に、これらチェックバルブ107を介して、チャ
ージポンプ121の吐出油を補給することにしている。
【0007】以上述べたハイドロスタティックトランス
ミッションシステムとして、具体的には、図7、8に示
すものがある。ただし、以下では、上記可変容量形ポン
プ101、定容量形モータ103、その他バルブ類10
4a、104b、106、107の位置関係を中心に説
明し、具体的な説明については簡単に述べる。図7に示
すように、ケース108には、可変容量形ポンプ101
と定容量形モータ103とを組み込んでいる。可変容量
形ポンプ101は、入力軸109とともにシリンダブロ
ック110が回転することで、その内部のプランジャ1
11が斜板112に案内されてストロークし、作動油を
吐出するものである。そして、図示しない操作レバーに
よって斜板112の傾転角を変え、その吐出量を変化さ
せるようにしている。
【0008】また、定容量形モータ103は、基本的な
構造を上記可変容量形ポンプとほぼ同じにしたものであ
るが、その作動順序が逆になっている。つまり、可変容
量形ポンプ101が吐出した作動油をプランジャ113
に作用させて、このプランジャ113をストロークさせ
る。このとき、プランジャ113は斜板壁114に案内
されてストロークするので、シリンダブロック115が
回転して、出力軸116を回転させることになる。
【0009】一方、ケース108に取り付けたカバー1
17には、図8に示すように、上記可変容量形ポンプ1
01と定容量形モータ103とを連通する一対の通路1
02a、102bを形成している。
【0010】そして、可変容量形ポンプ101の入力軸
109より上方には、一対のニュートラルバルブ104
a、104bを組み込んでいる。ニュートラルバルブ1
04a、104bは、カバー117に組み込んだプラン
ジャ118によって、通路102a、102bをタンク
に連通したり、タンクから遮断したりするものである。
つまり、通常は、スプリング119によって絞り105
をタンクポート120に連通した状態に保ち、通路10
2a、102bをタンクに連通している。それに対し
て、通路102a、102bの圧力が所定圧に達する
と、その圧力作用によってプランジャ118がスプリン
グ119に抗して移動し、絞り105をタンクポート1
20からずらして、通路102a、102bをタンクか
ら遮断することになる。
【0011】また、定容量形モータ103の出力軸11
6よりも下方には、リリーフバルブ106及びチェック
バルブ107を組み込んでいる。ただし、これらリリー
フバルブ106及びチェックバルブ107の具体的な構
成については後述する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ハイドロスタティックトランスミッションシステムにお
いて、定容量形モータ103ではなく、可変容量形モー
タを採用しようとすると、以下に述べる問題が発生して
しまう。可変容量形モータを採用する場合、具体的には
後述するが、その傾転角を切換えるための切換バルブが
必要となる。ところが、図7に示すように、ケース10
8には、切換バルブを組み込むためのスペースはない。
【0013】また、図8に示すように、カバー117に
も、区画Aには、ニュートラルバルブ104a、104
bを既に組み込んでいる。また、区画Bには、リリーフ
バルブ106及びチェックバルブ107を既に組み込ん
でいる。さらに、区画Cには、可変容量形ポンプ101
と定容量型モータ103とを連通する通路102a、1
02bを既に形成している。
【0014】つまり、現状のケース108及びカバー1
17のサイズでは、可変容量形モータを採用しようとし
ても、切換バルブを新たに組み込むだけのスペースを確
保できない。そのため、現実的には、切換バルブを分離
させた状態で車両に搭載しなければならなかった。この
発明の目的は、可変容量形モータを採用しながらも、大
型化することなく一体化させたハイドロスタティックト
ランスミッションシステムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ハイドロ
スタティックトランスミッションシステムを前提とし
て、ケースと、ケースに取り付けたプレート状のカバー
とを備え、ケースには、斜板の傾転角を可変にし、しか
も、その傾転角が0度付近の設定範囲にあるときは、吐
出量をゼロとした状態に維持する構成にした斜板式プラ
ンジャポンプからなる可変容量形ポンプと、斜板の傾転
角を可変にした斜板式プランジャモータからなる可変容
量形モータとを並べて組み付ける一方、カバーには、上
記可変容量形ポンプと可変容量形モータとを連通する一
対の通路と、可変容量形ポンプ側の端部に位置させ、上
記通路のそれぞれに連通させたリリーフバルブ及びチェ
ックバルブと、可変容量形モータ側の端部に位置させ、
可変容量形モータの斜板の傾転角を決める圧力を制御す
る構成にした切換バルブとを組み付けた点に特徴を有す
る。
【0016】第2の発明は、第1の発明において、可変
容量形ポンプは、斜板に設けるとともに、プランジャに
連係させた可動スラストプレートと、斜板に対する可動
スラストプレートの回転を規制する回転規制機構とを備
え、斜板が0度付近の設定範囲で傾いているとき、上記
可動スラストプレートが、中立復帰力によって中立状態
に復帰する構成にした点に特徴を有する。第3の発明
は、第1、2の発明において、可変容量形モータは、斜
板のプランジャ側の面とは反対面に、互いに角度を違わ
せて形成した複数の当接面部を備え、これら複数の当接
面部のうちいずれかの当接面部をケース側に当接させ
て、この斜板の傾転角を変える構成にした点に特徴を有
する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜5に、この発明のハイドロ
スタティックトランスミッションシステムの実施例を示
す。図1に示すように、可変容量形ポンプ1には、一対
の通路2a、2bを介して可変容量形モータ3を接続し
ている。可変容量形ポンプ1は、上記従来例の可変容量
形ポンプ101と異なり、その斜板がぴったりと傾転角
0度にあるときだけでなく、0度付近の設定範囲で傾い
たときでも、吐出量をゼロとした状態に維持するもので
ある。このようにした可変容量形ポンプ2を用いれば、
その斜板が傾転角0度から設定範囲内で傾いた場合で
も、作動油は吐出されず、モータ3の停止状態を維持す
ることができる。したがって、上記従来例のように、ニ
ュートラルバルブ104a、104bを設ける必要がな
くなる。
【0018】また、可変容量形モータ3は、従来例の定
容量形モータ103と異なり、高低二速に可変自在とし
たものである。この可変容量形モータ3の斜板には、一
対の制御プランジャ4を連係させている。そして、切換
バルブ5が図1に示す位置にあるとき、制御プランジャ
4をタンクに連通させ、可変容量形モータ3の容量を小
さく保っている。それに対して、切換バルブ5が切換わ
ったとき、制御プランジャ4を通路2a、2bにそれぞ
れ連通させる。したがって、制御プランジャ4には、通
路2aあるいは2bから可変容量形ポンプ2の吐出圧が
導かれ、可変容量形モータ3の容量を大きくすることに
なる。なお、各プランジャ4と切換バルブ5と間には、
ショック軽減のためのオリフィス6を介在させている。
【0019】上記切換バルブ5を切換える手段として、
ここではパイロット圧を利用している。つまり、チャー
ジポンプ7を、パイロットバルブ8を介して、切換弁5
のパイロット室5aに接続している。そして、パイロッ
トバルブ8が図1に示す位置にあるとき、切換弁5のパ
イロット室5aをタンクに連通させて、切換弁5を図に
示す位置に保っている。それに対して、パイロットバル
ブ8が切換わると、切換弁5のパイロット室5aをチャ
ージポンプ7に連通させて、切換弁5を切換えることに
なる。なお、通路2a、2bにリリーフバルブ9a、9
b及びチェックバルブ10a、10bを接続すること
は、上記従来例と同じである。
【0020】以下では、この実施例のハイドロスタティ
ックトランスミッションシステムの具体例を説明する。
図2に示すように、ケース11には、可変容量形ポンプ
1と可変容量形モータ3とを組み込んでいる。まず、可
変容量形ポンプ1について説明する。図2に示すよう
に、ケース11に形成した組付孔12には、入力軸13
を挿入している。そして、この入力軸13を、ベアリン
グ14によって回転自在に支持している。入力軸13の
周囲には、スプライン結合によりシリンダブロック15
を組み付けている。そして、このシリンダブロック15
に複数のシリンダ16を形成するとともに、これらシリ
ンダ16内に、プランジャ17を摺動自在に組み込んで
いる。
【0021】また、組付孔12には斜板18を組み付け
て、その貫通孔19に、上記入力軸13を貫通させてい
る。この斜板18の両側、すなわち、図面に対して垂直
方向には、一対のトラニオンピンを設けている。そし
て、これらトラニオンピンを、ケース11側で回動自在
に支持している。したがって、これらトラニオンピンを
中心として、斜板18を図2の矢印k方向に傾ければ、
その傾転角を変えることができる。
【0022】さらに、上記斜板18に対向させて、可動
スラストプレート20を設けている。図3に示すよう
に、可動スラストプレート20の対向面20aは、その
中央oを中心として角度θを有する円錐状に形成されて
いる。さらに、この対向面20aには、ボール孔21を
形成している。また、斜板18の対向面側にも、図示し
ないが、ボール孔21に対応させてボール孔を形成して
いる。そして、これらボール孔21には、回転規制機構
としてボールをはめ込んでいる。したがって、可動スラ
ストプレート20は、斜板18に対して、その回転が規
制されることになる。そして、図2に示すように、上記
シリンダブロック15に組み込んだプランジャ17の先
端を、ボール22を介してシュー23に連係させるとと
もに、このシュー23の端面を、可動スラストプレート
20に当接させている。
【0023】なお、入力軸13とシリンダブロック15
との間に形成された空間には、スプリング24を設けて
いる。そして、このスプリング24の一端を、ストッパ
25を介して、シリンダブロック15に連係させてい
る。また、このスプリング24の他端を、シリンダブロ
ック15を貫通するロッド26及びスリーブ27を介し
て、シュー23に連係させている。したがって、このス
プリング24の弾性力によって、シリンダブロック15
を後述するカバー48側に当接させ、かつ、シュー23
を可動スラストプレート20に当接させた状態に保つこ
とができる。
【0024】このようにした可変容量形ポンプ1では、
入力軸13が回転すると、スプライン結合を介してシリ
ンダブロック15も回転する。この状態で、図示しない
操作レバーを操作して、斜板18を矢印k方向に傾けれ
ば、この斜板18の対向面に押されて可動スラストプレ
ート20も傾くことになる。そして、可動スラストプレ
ート20が傾けば、この可動スラストプレート20に案
内されて、プランジャ17がシリンダ16内をストロー
クする。したがって、シリンダ16からは、プランジャ
17のストロークに応じた量の作動油が吐出されること
になる。
【0025】ただし、前述したように、斜板18に対向
する可動スラストプレート20の対向面20aを角度θ
を有する円錐状に形成している。したがって、可動スラ
ストプレート20は、斜板18に対して角度θの範囲で
独立して傾けるようになっている。ここで、一般的に、
斜板ピストンポンプでは、斜板の傾転角が0度付近にあ
るとき、その斜板を中立位置に復帰させようとする中立
復帰力が発生する。したがって、斜板18が角度θの設
定範囲内で傾いているとしても、中立復帰力によって、
可動スラストプレート20はまっすぐな状態を維持する
ことになる。つまり、斜板18がぴったりと傾転角0度
になくても、可動スラストプレート20だけはシリンダ
ブロック15に対して平行な状態を維持して、吐出量を
ゼロとした状態に維持することができる。
【0026】次に、可変容量形モータ3について説明す
る。図2に示すように、ケース11に形成した組付孔1
2には、上記可変容量形ポンプ1の入力軸13とほぼ平
行に位置させた出力軸28を挿入している。そして、こ
の出力軸28を、ベアリング29によって回転自在に支
持している。出力軸13の周囲には、スプライン結合に
よりシリンダブロック30を組み付けている。そして、
このシリンダブロック30に複数のシリンダ31を形成
するとともに、これらシリンダ31内に、プランジャ3
2を摺動自在に組み込んでいる。
【0027】また、組付孔12には斜板33を組み付け
て、その貫通孔34に、上記出力軸28を貫通させてい
る。斜板33は、図4にも示すように、ドーナツ状に成
形され、シリンダブロック30に対向する傾斜面35を
形成したものである。そして、上記シリンダブロック3
0に組み込んだプランジャ32の先端を、ボール36を
介してシュー37に連係させるとともに、このシュー3
7の端面を、上記傾斜面35に当接させている。
【0028】また、斜板33のケース11側の隣接面に
は、図4に示すように、第1当接面部38と、この第1
当接面部38とは角度を違わせた第2当接面部39とを
形成している。これら第1当接面部38と第2当接面部
39との連続部分には、一対のボール孔40を形成して
いる。また、ケース11の内壁にも、図示しないが、こ
れらボール孔40に対応させてボール孔を形成してい
る。そして、これらボール孔40には、ボール41をは
め込んでいる。したがって、斜板33は、ケース11に
対して、その回転が規制されることになる。
【0029】一方、図2に示すように、ケース11の内
壁には、制御シリンダ孔42を形成している。この図2
では一つしか表れないが、制御シリンダ孔42は、図面
に対して垂直方向に二つ並べて形成されている。これら
制御シリンダ孔42には、制御プランジャ43を摺動自
在に組み込んでいる。そして、これら制御プランジャ4
3にパイロット圧が作用したとき、その推進力を、図4
(a)に点線で示すように、斜板33の第1当接面部38
の上端に作用させるようにしている。なお、これら制御
シリンダ孔42及び制御プランジャ43が相まって、図
1に示した制御シリンダ4を構成している。
【0030】出力軸28とシリンダブロック30との間
に形成された空間には、スプリング44を設けている。
そして、このスプリング44の一端を、ストッパ45を
介して、シリンダブロック30に連係させている。ま
た、このスプリング44の他端を、シリンダブロック3
0を貫通するロッド46及びスリーブ47を介して、シ
ュー37に連係させている。したがって、このスプリン
グ44の弾性力によって、シリンダブロック30を後述
するカバー48側に当接させ、かつ、シュー37を斜板
33の傾斜面35に当接させた状態に保つことができ
る。
【0031】このようにした可変容量形モータ3では、
上記可変容量形ポンプ1が吐出した作動油が、シリンダ
ブロック30のプランジャ31に導かれる。そして、シ
リンダ31内のプランジャ32がストロークするとき
に、斜板33の傾斜面35に案内されてシリンダブロッ
ク30が回転する。したがって、スプライン結合を介し
て出力軸28も回転して、その回転力を外部に伝えるこ
とになる。
【0032】ここで、制御シリンダ孔42がタンクに連
通して、制御プランジャ43に推進力が発生していない
とき、斜板33は、図2に示すように、上記スプリング
44によって第1当接面部38をケース11の内壁に当
接させた状態にある。それに対して、いずれかの制御シ
リンダ孔42にパイロット圧が導かれ、制御プランジャ
43に推進力が発生すると、その推進力は、斜板33の
第1当接面部38の上端に作用する。したがって、斜板
33は、上記ボール41を中心として傾き、第1当接面
部38がケース11の内壁から離れるとともに、第2当
接面部39がケース11の内壁に当接する。
【0033】以上述べたように、第1、2当接面部3
8、39を利用して斜板33を傾けることができれば、
シリンダブロック30に対する傾斜面35の角度を変化
させられる。したがって、プランジャ32のストローク
に差を持たせることができ、出力軸20の回転速度を高
低二速に変化させて、その回転力を外部に伝えることが
できる。また、斜板33をケース11とは別部材とし、
その第1、2当接面部38、39をケース11の内壁に
押し付ける構成としたので、図7に示す従来例のよう
に、ケース108内に斜板壁114を形成しなくてもよ
い。したがって、可変容量形モータ3を組み付けるとき
に、ベアリング29等のすべての部品を図2のカバー4
8側から組み付けらることができ、その組み付け性を向
上させられる。
【0034】一方、図5に示すように、ケース11に取
り付けたプレート状のカバー48には、上記可変容量形
ポンプ2と可変容量形モータ3とを連通する一対の通路
2a、2bを形成している。また、カバー48のうち可
変容量形ポンプ1側の端部には、通路2a、2bに挟ま
れた位置に、図示しないチャージポンプ7に接続するチ
ャージ通路49を形成している。
【0035】カバー48のうち可変容量形ポンプ1側の
端部には、可変容量形ポンプ1の入力軸13よりも上方
に、リリーフバルブ9a、9b及びチェックバルブ10
a、10bを組み込んでいる。以下では、その具体的な
構造について説明するが、簡単のため、通路2a側のリ
リーフバルブ9a及びチェックバルブ10aのみに符号
を付して説明することにする。
【0036】カバー48には、その側面から組付け孔5
0を形成し、この組付け孔50を通路2a及びチャージ
通路49に連通させている。そして、この組付け孔50
のチャージ通路49側には、シート部51を形成してい
る。この組付け孔50には、半円筒状のチェック部材5
2を摺動自在に組み付けている。そして、チェック部材
52がシート部51にそれぞれ着座した状態では、この
チェック部材52の先端が、通路2b側のチェック部材
の先端とちょうど当接するようにしている。
【0037】チェック部材52の内周面には、軸方向に
通路53を形成した支持部材54を組み込み、この支持
部材54の外周面基端を、チェック部材52の内周面に
固定している。このとき、チェック部材52内に、スプ
リング55とともにポペット部材56を組み込んでい
る。そして、スプリング55によって、ポペット部材5
6を支持部材54側に押し付けて、通路53を閉塞する
ようにしている。
【0038】さらに、支持部材54の内周面には、スプ
リング57の弾性力を作用させたスプリング受け部材5
8を組み込み、このスプリング受け部材58の先端と支
持部材54の内周面との間にフィルター59を挟み込ん
でいる。このスプリング57の弾性力は、スプリング受
け部材58から支持部材54を介してチェック部材52
に作用するので、チェック部材52がシート部51に押
し付けられることになる。
【0039】なお、チェック部材52の側面には、通路
2aをチェック部材52の内周面側に連通する連通孔6
0を形成している。そして、この連通孔60から導かれ
た通路2aの作動油は、チェック部材52の内周面と支
持部材54との間の隙間→支持部材の側面に形成した小
孔61→スプリング受け部材58に形成した通路→フィ
ルター59→支持部材54に形成した通路53を介し
て、ポペット部材56に作用する。同時に、通路2aの
作動油は、スプリング受け部材58に形成した通路を介
して、スプリング57が収容されたスプリング室にも導
かれ、背圧としてチェック部材52に作用する。
【0040】いま、可変容量形ポンプ1を駆動させて、
通路2aが高圧となり、通路2bが低圧となったとす
る。このとき、チャージ通路49に導かれたチャージポ
ンプ7の作動油が、チェック部材52に作用する。そし
て、通路2a側のチェック部材52は、スプリング57
の弾性力及びスプリング室に導かれた通路2aの圧力に
よって動かないが、通路2b側のチェック部材は、スプ
リングに抗して移動して、シート部から離れる。通路2
b側のチェック部材がシート部から離れれば、チャージ
通路49の作動油は、低圧となっている通路2bに補給
されることになる。つまり、これらチェック部材52、
スプリング57等が相まって、チェックバルブ10aを
構成している。
【0041】また、通路2aの圧力が異常に高くなった
とき、通路2aの圧力がポペット部材56に作用してい
ることから、ポペット部材56がスプリング55に抗し
て移動して、支持部材54に形成した通路53を開放す
る。そして、通路53が開放されれば、通路2aの作動
油の一部は、チェック部材52の先端に形成した通路6
2を介して、通路2b側に逃される。つまり、これらポ
ペット部材56、スプリング55等が相まって、リリー
フバルブ9aを構成している。
【0042】カバー48のうち可変容量形モータ3側の
端部には、可変容量形モータ3の出力軸20よりも下方
に、切換バルブ5を組み込んでいる。以下では、その具
体的な構造について説明する。カバー48には、その側
面から組付け孔63を形成し、スプール64を摺動自在
に組み込んでいる。そして、この組付け孔63には、図
面左側から、パイロット室5aを形成したプラグ66を
挿入している。また、図面右側から、スプリング67と
ともにプラグ68を挿入し、このスプリング67が収容
されるスプリング室69をタンクに連通している。
【0043】さらに、カバー48には、通路2a、2b
に連通するポート70a、70bを形成するとともに、
各ポート70a、70bからずらした位置に、パイロッ
トポート72a、72bを形成している。パイロットポ
ート72a、72bは、ケース11に形成したパイロッ
ト通路71a、71bに連通している。これらパイロッ
ト通路71a、71bは、図2に示すように、制御シリ
ンダ孔43にそれぞれパイロット圧を導くためのもので
ある。そして、各パイロット通路71a、71bの途中
には、ショック軽減のためのオリフィス6を設けてい
る。
【0044】いま、パイロットバルブ8(図1参照)によ
ってパイロット室5aをタンクに連通すれば、スプール
64は、図5に示すように、スプリング67の弾性力に
よってプラグ66側に当接した状態にある。したがっ
て、ポート70a、70bは、それぞれパイロットポー
ト72a、72bから遮断されるとともに、これらパイ
ロットポート72a、72bが、それぞれスプリング室
69を介してタンクに連通する。この状態では、パイロ
ット通路71a、71bがタンクに連通するので、制御
シリンダ孔42はいずれもタンク圧となっている。した
がって、制御プランジャ43には推進力が発生せず、前
述したように、可変容量形モータ3の斜板33の第1当
接面部38が、ケース11の内壁に当接している。
【0045】それに対して、パイロットバルブ8(図1
参照)を切換えて、パイロット室5aにチャージポンプ
7の吐出圧を導くと、その圧力作用によって、スプール
64がスプリング67に抗して切換わる。したがって、
スプール64に形成した環状溝を介して、ポート70
a、70bがそれぞれパイロットポート72a、72b
に連通する。同時に、これらパイロットポート72a、
72bは、スプリング室69、すなわち、タンクから遮
断される。この状態では、高圧となっている通路2aあ
るいは2bの圧力が、パイロットポート72aあるいは
72bから、いずれかの制御シリンダ孔42に導かれ
る。したがって、いずれかの制御プランジャ43に推進
力が発生して、前述したように、可変容量形モータ3の
斜板33の第2当接面部39を、ケース11の内壁に当
接させることになる。
【0046】なお、スプール64には、その外周面をス
プリング室69に連通する絞り孔73a、73bを形成
している。そして、図5では表れないが、組付け孔63
とスプール64の外周面との間には、ポート70a、7
0bを絞り孔73a、73bに連通するクリアランスを
形成している。したがって、わずかではあるが、通路2
a、2bの作動油の一部は、ポート70a、70b→ク
リアランス→絞り孔73a、73b→スプリング室69
を介して、タンクに戻される。そして、前述したよう
に、チャージポンプ7側からは新しい作動油が補給され
るので、可変容量形ポンプ1と可変容量形モータ3とに
よって構成される閉回路の作動油を少しずつ入れ換える
ことができ、閉回路内の作動油の劣化を抑制することが
可能となる。
【0047】以上述べた実施例のハイドロスタティック
トランスミッションシステムによれば、可変容量形ポン
プ1として、傾転角が0度付近の設定範囲にあるとき
に、吐出量をゼロとした状態に維持する斜板式プランジ
ャポンプを採用したので、上記従来例のようにニュート
ラルバルブ104a、104bを設ける必要がない。そ
して、ニュートラルバルブ104a、104bを不要に
した上で、カバー48には、リリーフバルブ9a、9b
及びチェックバルブ10a、10bと、切換バルブ5と
を組み込んでいる。したがって、可変容量形モータ3を
採用しながらも、なんら大型化することなく、ケース1
1及びカバー48に一体化させたハイドロスタティック
トランスミッションシステムを提供することができる。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、可変容量形ポンプ
として、傾転角が0度付近の設定範囲にあるときに、吐
出量をゼロとした状態に維持する斜板式プランジャポン
プを採用したので、ニュートラルバルブのように別にバ
ルブ類を設けなくとも、中立幅を確保することができ
る。そして、ニュートラルバルブを不要にした上で、カ
バーには、リリーフバルブ及びチェックバルブと、切換
バルブとを組み込んでいる。したがって、可変容量形モ
ータを採用しながらも、なんら大型化することなく、ケ
ース及びカバーに一体化させたハイドロスタティックト
ランスミッションシステムを提供することができる。
【0049】第2の発明によれば、第1の発明におい
て、可動スラストプレートを用いるので、ほとんど大型
化することなく、斜板の傾転角を可変にし、しかも、そ
の傾転角が0度付近の設定範囲にあるときは、吐出量を
ゼロとした状態に維持する構成にした可変容量形ポンプ
を得ることができる。第3の発明によれば、第1、2の
発明において、斜板に当接面部を形成するだけでよいの
で、ほとんど大型化することなく、可変容量形モータを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のハイドロスタティックトラ
ンスミッションシステムを示す回路図である。
【図2】この発明の実施例のハイドロスタティックトラ
ンスミッションシステムを示す断面図である。
【図3】可変容量形ポンプ1の可動スラストプレート2
0を示し、(a)が、(b)のa−a線断面図、(b)が、
(a)のb方向から見た図である。
【図4】ポンプ3の斜板33を示し、(a)が平面図、
(b)が側面図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】従来例のハイドロスタティックトランスミッシ
ョンシステムを示す回路図である。
【図7】従来例のハイドロスタティックトランスミッシ
ョンシステムを示す断面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
1 可変容量形ポンプ 2a、2b 通路 3 可変容量形モータ 5 切換バルブ 9a、9b リリーフバルブ 10a、10b チェックバルブ 11 ケース 17 プランジャ 18 斜板 20 可動スラストプレート 20a 対向面 22 ボール 32 プランジャ 33 斜板 38 第1当接面部 39 第2当接面部 48 カバー 52 チェック部材 56 ポペット部材 64 スプール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、ケースに取り付けたプレート
    状のカバーとを備え、ケースには、斜板の傾転角を可変
    にし、しかも、その傾転角が0度付近の設定範囲にある
    ときは、吐出量をゼロとした状態に維持する構成にした
    斜板式プランジャポンプからなる可変容量形ポンプと、
    斜板の傾転角を可変にした斜板式プランジャモータから
    なる可変容量形モータとを並べて組み付ける一方、カバ
    ーには、上記可変容量形ポンプと可変容量形モータとを
    連通する一対の通路と、可変容量形ポンプ側の端部に位
    置させ、上記通路のそれぞれに連通させたリリーフバル
    ブ及びチェックバルブと、可変容量形モータ側の端部に
    位置させ、可変容量形モータの斜板の傾転角を決める圧
    力を制御する構成にした切換バルブとを組み付けたこと
    を特徴とするハイドロスタティックトランスミッション
    システム。
  2. 【請求項2】 可変容量形ポンプは、斜板に設けるとと
    もに、プランジャに連係させた可動スラストプレート
    と、斜板に対する可動スラストプレートの回転を規制す
    る回転規制機構とを備え、斜板が0度付近の設定範囲で
    傾いているとき、上記可動スラストプレートが、中立復
    帰力によって中立状態に復帰する構成にしたことを特徴
    とする請求項1記載のハイドロスタティックトランスミ
    ッションシステム。
  3. 【請求項3】 可変容量形モータは、斜板のプランジャ
    側の面とは反対面に、互いに角度を違わせて形成した複
    数の当接面部を備え、これら複数の当接面部のうちいず
    れかの当接面部をケース側に当接させて、この斜板の傾
    転角を変える構成にしたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のハイドロスタティックトランスミッションシス
    テム。
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