JPH10281106A - 油圧パワーユニット - Google Patents

油圧パワーユニット

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Publication number
JPH10281106A
JPH10281106A JP10097297A JP10097297A JPH10281106A JP H10281106 A JPH10281106 A JP H10281106A JP 10097297 A JP10097297 A JP 10097297A JP 10097297 A JP10097297 A JP 10097297A JP H10281106 A JPH10281106 A JP H10281106A
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JP
Japan
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oil
hydraulic
partition member
valve
hydraulic pump
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Application number
JP10097297A
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English (en)
Inventor
Hironori Rizawa
博則 李沢
Masahisa Kawamura
正久 河村
Naoteru Sunaguchi
直輝 砂口
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧パワーユニットの構成を簡素化する。 【解決手段】 可逆型可変容積式の油圧ポンプ3の一方
の油給排口3aを吐出側にすると、該油給排口3aから
吐出された作動油はパイロットチェック弁10Aを油圧
作用で開放させて該外部アクチュエータ1を一方側に駆
動する。また、中立位置にするとパイロットチェック弁
10Aが閉鎖して外部アクチュエータ1内の作動油は確
実に保持され、また、他方の油給排口3bを吐出側にす
ると、該油給排口3bから吐出された作動油がパイロッ
トチェック弁10Aを機械的に開放して外部アクチュエ
ータ1内の作動油を一方の油給排口3aより油圧ポンプ
3内に吸入させ外部アクチュエータ1を他方側に駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械などの各
種装置に連結された油圧シリンダや油圧モータ等の外部
アクチュエータに対して作動油を供給して駆動するため
の油圧パワーユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記油圧パワーユニットにおいては、実
公昭59ー4161号に記載の如く、油タンク内の作動
油を油圧シリンダへ供給するための固定容積式であるギ
アポンプを油タンクの外壁面に取り付けると共に、この
ギアポンプから吐出される作動油を油圧シリンダへ供給
する状態と油タンク内に戻す状態とに人為的に切り換え
て油圧シリンダの伸縮動作を切り換え選択するためのコ
ントロールバルブを油タンクの蓋体に取り付けて、構成
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うな構成では、まず第一に、油圧シリンダに各種装置の
重量が作用している状態で該油圧シリンダを所定位置に
停止させておいても油圧シリンダ内の作動油がコントロ
ールバルブに至るまでの回路の僅かな隙間からリークし
て不測に伸縮作動することがあり、それを防止するため
にはロードチェック弁を油圧シリンダとコントロールバ
ルブとの間に介装しなければならない。第二に、そのよ
うなロードチェック弁は付随的に、油圧シリンダ内の作
動油を油タンクへ戻すときにロードチェック弁を機械的
に解放させるための連係機構を該ロードチェック弁とコ
ントロールバルブとの間に要求する。第三に、油圧ポン
プから吐出される作動油量が一定であるために油圧シリ
ンダの伸縮速度は不変でありその速度調整をするために
は更に流量調整弁を組み込まなければならない、等の不
具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の油圧パワーユニットは、請求項1において
は、油タンクに貯留された作動油を外部アクチュエータ
へ供給するための油圧ポンプを、その制御レバーにより
該油圧ポンプの一対の油給排口を背反的に吸入側と吐出
側とに切換え自在な可逆型可変容積式に構成して、その
一方の油給排口と外部アクチュエータとの間を、該外部
アクチュエータ方向への油流通のみを許容するパイロッ
トチェック弁を介して接続すると共に、他方の油給排口
からパイロット圧を付与して前記パイロットチェック弁
を機械的に解放せしめるように構成したことを特徴とす
るものである。
【0005】請求項2においては、請求項1の油圧パワ
ーユニットのもので、前記油タンクが、第1、第2ケー
ス半部とその間に挟み込んだ仕切部材とから成り、貯留
される作動油を該仕切り部材の貫通穴を通じて両ケース
半部間で相互流通自在に構成すると共に、前記第1ケー
ス半部と前記仕切り部材との間の第1貯留油室に前記油
圧ポンプを収容したものである
【0006】請求項3においては、請求項2におけるも
のにおいて、前記仕切り部材の第1ケース半部側内面上
に前記油圧ポンプの各油給排口に連通するする一対の油
受容ポートを設けて前記油圧ポンプを設置し、仕切部材
のケース外面に前記外部アクチュエータに対する給排ポ
ートを設けると共に、仕切部材に前記パイロットチェッ
ク弁を内蔵させたものである。
【0007】請求項4においては、請求項3のものにお
いて、前記仕切部材の肉厚に一本の油孔を、前記油受容
ポートを横切ってその各々と直通させて設け、前記パイ
ロットチェック弁を、該油孔の内部に摺動自在に収容し
たピストンと、前記油孔の端部に設置した弁体とで構成
したものである。
【0008】請求項5においては、請求項3のものにお
いて、前記第2ケース半部と前記仕切部材との間の第2
貯留油室に油ストレーナを配置する一方、この第2貯留
油室から前記油圧ポンプの各油給排口方向への油流通の
みを許容する一対のサクション弁を前記仕切部材の第2
ケース半部側内面に設け、各サクション弁の吸入ポート
を前記油ストレーナに接続したものである。
【0009】請求項6においては、請求項5のものにお
いて、前記油ストレーナを単一の環状に形成してその開
口端縁の各々を前記第2ケース半部と前記仕切部材とに
油密状に当接させて挟持固定すると共に、前記サクショ
ン弁の吸入ポートの各々を前記油ストレーナの内部に臨
ませたものである。
【0010】このような本発明に係る油圧パワーユニッ
トの作用としては、請求項1では、可逆型可変容積式の
油圧ポンプの制御レバーを、一方の油給排口が吐出側と
なる位置に操作すると、該油給排口から吐出された作動
油はパイロットチェック弁を油圧作用で開放させつつ外
部アクチュエータへ供給されて該外部アクチュエータを
一方側に駆動する。また、制御レバーを中立位置に操作
するとパイロットチェック弁が閉鎖して外部アクチュエ
ータ内の作動油は確実に保持され、また、制御レバー
を、他方の油給排口が吐出側となる位置に操作すると、
該油給排口から吐出された作動油がパイロットチェック
弁を機械的に開放して外部アクチュエータ内の作動油を
一方の油給排口より油圧ポンプ内に吸入させ外部アクチ
ュエータを他方側に駆動する。
【0011】請求項2では、油圧ポンプをカバーするた
めの専用ケースを廃止して油タンク内に該油圧ポンプを
収容させつつも、油タンク内に貯留される作動油は第
1、第2ケース半部各々の容積設定によりその十分な油
量が確保される。
【0012】請求項3では、第1、第2ケース半部の間
の仕切部材に油圧ポンプの各油給排口から外部アクチュ
エータの給排ポートに至るすべての回路が集約され、油
通路の加工は第1、第2ケース半部側に施す必要がな
く、仕切部材のみにおいて一挙に精密加工される。
【0013】請求項4では、仕切部材に加工により設け
る、油圧ポンプの各油給排口とパイロットチェック弁と
をつなぐ油路が簡略化され、短縮される。
【0014】請求項5では、油タンク内の作動油を油圧
ポンプの一方の油給排口が吸引する前にろ過するための
油ストレーナが、前述した油タンクの特殊構成を利用し
てその第2ケース半部内に合理的に配置されると共に、
仕切部材の第2ケース半部側内面に配置した、油給排口
方向への油流通のみを許容する一対のサクション弁の各
吸入ポートと前記油ストレーナとが直通される。
【0015】請求項6では、油ストレーナ内のろ過され
た共通の作動油を各サクション弁の吸入ポートから取り
込み可能とされて、該油ストレーナが単一部品で済まさ
れると共に、その形状もシンプルで製作も容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施例に基づいて本
発明の構成を説明すると、本発明の第1実施例は、作業
装置などの各種装置を往復駆動させるために復動型に構
成された外部アクチュエータ(復動型油圧シリンダ1)
に適用可能な油圧パワーユニットPUに係る。
【0017】図1に示すように、油圧パワーユニットP
Uは可逆型可変容積式の油圧ポンプ3と油タンク4とを
一体的に構成したものであり、このような油圧ポンプ3
としては、本実施例に適用した後述の斜板型アキシャル
ピストンポンプや、それ以外にも例えば、斜軸型アキシ
ャルピストンポンプ、星型ピストンポンプ、ベーンポン
プ等が挙げられる。油圧ポンプ3の容積を変更するため
の制御レバー20(図3)は、本実施例に示す斜板17
や、その他、シリンダブロック、偏心カム、円形リング
等を無段階に制御して一回転あたりの吐出量、および、
その吐出方向を自在に変化させることができる。
【0018】前記油圧ポンプ3が備える一対の油給排口
3a、3bには前記油タンク4をそれぞれ、基端に共通
の油ストレーナ5を備えていると共に中途に油圧ポンプ
3方向への油流通のみを許容するサクション弁6A、6
Bを挿入してある回路7A、7Bを介して接続する。ま
た、各油給排口3a、3bは、それぞれ回路8A、8B
とその末端の給排ポート9A、9Bを介して復動型油圧
シリンダ1の伸長用油室1a、及び、縮小用油室1bへ
と接続されると共に、この各回路8A、8B中には、復
動型油圧シリンダ1の各油室1a、1b方向への油流通
のみを許容するパイロットチェック弁10A、10Bを
それぞれ設けてある。
【0019】また、前記パイロットチェック弁10A、
10Bよりも油圧ポンプ3側で各回路8A、8Bから分
岐させた各ドレン回路12A、12Bには、復動型油圧
シリンダ1の伸長用油室1aへの作用油圧を設定する調
圧弁13A、及び、復動型油圧シリンダ1の縮小用油室
1bへの作用油圧を設定する調圧弁13Bを、それぞれ
挿入設置してある。
【0020】前記パイロットチェック弁10A、10B
は図4に示すように同一軸線上に対向配置され、その両
者間に、2つの油室11a、11bを区画形成する単一
のピストン21を設け、前記回路8Aはパイロットチェ
ック弁10Aよりも油圧ポンプ3側で一方の油室11a
に、また、前記回路8Bはパイロットチェック弁10B
よりも油圧ポンプ3側で他方の油室11bに、それぞれ
連通させてある。
【0021】これよりして回路8Aに油圧が成立し油室
11aにパイロット圧が付与されるるとピストン21が
図4上で右方向へ、また、回路Bに油圧が成立し油室1
1bにパイロット圧が付与されるとピストン21が図4
上で左方向へ、それぞれ変位せしめられることになる
が、上記ピストン21には、該ピストン21が左方向へ
変位せしめられるとパイロットチェック弁10Aの弁体
10aを弁バネ10b力に抗して回路8Aの非ブロック
位置へと変位させて該チェック弁10Aを機械的に解放
させる作動ピン21aと、ピストン21が右方向へ変位
せしめられるとパイロットチェック弁10Bの弁体10
aを弁バネ10b力に抗して回路8Bの非ブロック位置
へと変位させて該チェック弁10Bを機械的に解放させ
る作動ピン21bとを、突設してある。
【0022】以上の油圧パワーユニットPUは更に、図
2に示すように前記油タンク4を、シェル状の2つの第
1、第2ケース半部40、42と、両ケース半部40、
42の間に挟み込ませたプレート状の仕切部材41と
で、構成する。この仕切部材41の前面に装着された第
1ケース半部40内には第1貯留油室が、また、仕切部
材41の後面に装着された第2ケース半部42内には第
2貯留油室が、それぞれ形成され、そして、仕切部材4
1の前面から後面にかけて開口形成した複数の貫通孔4
1aを通じ両ケース半部40、42内の貯留油は相互流
通自在とされ大量の作動油を貯留することができる。な
お図中のOLは、貯留された作動油の油面を指し、ま
た、53は油タンク4内を通気させて油面OLの上下変
動を許容するために第1ケース半部40の上壁に設置し
たエアブリーザであり、更に、40aは油圧パワーユニ
ットPUを据え付けるために第1ケース半部40の下壁
に形成した台座である。
【0023】第1ケース半部40の前壁下部に設けた開
口は、固定ボルト等にて第1ケース半部40の前壁に固
定された軸受キャップ43によって閉鎖してあり、この
軸受キャップ43と前記仕切部材41との間に動力入力
軸14を横架させて回転自在に軸受け支持している。な
お、この軸受キャップ43は第1ケース半部40の前壁
に一体形成することも可能である。該動力入力軸14の
前端は第1ケース半部40の前壁外方に位置し、ベルト
伝動機構等の伝動継手を用いて、図外の、例えば内燃機
関等の一方向のみの動力回転を出力する原動機に連動連
結される
【0024】前記油圧ポンプ3は次のような斜板型アキ
シャルポンプに構成されている。即ち、前記動力入力軸
14上に、複数のアキシャルピストン15を往復動自在
に収容したシリンダブロック16を相対回転不能に係合
して設けると共に、前記仕切部材41の前面の略中央部
位に取り付けた弁板44に該シリンダブロック16の回
転摺動面を摺接設置させ、また、前記ケースカバー43
とシリンダブロック16との間には、その後部にアキシ
ャルピストン15の頭部が接当する傾転自在な接当面を
有し該接当面の傾転角度に応じてアキシャルピストン1
5のストロークを調整自在な斜板17を配設している。
【0025】前記斜板17は図2に示すように、その前
部に凸円弧面が形成され、軸受キャップ43のケース内
面の凹円弧面に摺接案内されながら傾転する、いわゆ
る、クレドール型に構成されている。なお、前述したよ
うに軸受キャップ43を第1ケース半部40の前壁に一
体形成したときには前記凹円弧面は該第1ケース半部4
0の前壁の内面に直接形成される。そして、斜板17の
一側面に図3に示す係合突起17aを一対設け、この係
止突起17aの間に、前記第1ケース半部40の一側壁
に回転自在に支持された制御軸18のケース内端部分に
固着したアーム19の先端部分を嵌合させる。制御軸1
8のケース外端部分に前記制御レバー20を取り付け、
これを揺動操作することで制御軸18回りに斜板17が
傾転する。
【0026】そして、前記斜板17のアキシャルピスト
ン15に対する接当面がアキシャルピストン15に対し
て略垂直な状態にあれば、油圧ポンプ3は中立位置とな
り前記各油給排口3a、3bのいずれからも油は吐出さ
れない。この斜板17の接当面を、図2に示すように一
方側に傾転すれば油圧ポンプ3の油給排口3aが吐出側
になると共にその傾転角度を大きくするにつれて油圧ポ
ンプ3の容積が増し該油給排口3aに流れる油量が増加
する。また逆に、斜板17の接当面を他方側に傾転すれ
ば油圧ポンプ3の油給排口3bが吐出側になると共にそ
の傾転角度を大きくするにつれて油圧ポンプ3の容積が
増し該油給排口3bに流れる油量が増加する。
【0027】図3、図4に示すように、前記弁板44の
裏面に位置する仕切部材41前面部位には、それぞれが
円弧形状をした一対の油受容ポート45a、45bを、
上下方向で相互に平行するように凹入形成して設け、該
油受容ポート45a、45bに油圧ポンプ3の各油給排
口3a、3bを弁板44を通じて連通させている。ま
た、該油受容ポート45a、45bには油通路46a、
46bを連らねて仕切部材41の後面に開口させ、この
油通路46a、46bの開口端に前記サクション弁6
A、6Bをそれぞれ設けてある。
【0028】前記サクション弁6A、6Bは図3に示す
ように、ボール弁体6aと、該ボール弁体6aを収容す
るパイプ状の弁ケース6bとで成る。該弁ケース6bは
その前端側から後端側にかけて貫通した吸入ポート6c
を有し、該吸入ポート6cの後端には前記ボール弁体6
aに対するテーパー状の弁座が形成される。前記ボール
弁体6aを前記弁ケース6b内に組み込んだ状態で該弁
ケース6bの前端部分を油通路46a、46bの開口端
に嵌合すると共に、その後端部分の端面の一部分を第2
ケース半部42の内壁面の突起に接当させて抜け止めを
施して、弁ケース6bの後端面の吸入ポート6cから作
動油を取り込み可能としつつ、前記ボール弁体6aが油
通路46a、46b側から作用する油圧を受けると前記
弁ケース6b内の弁座に着座し、前記回路7A、7Bの
ブロックを行うものとされる。
【0029】前述の油ストレーナ5は環状を成し、図3
に示すように仕切部材41の後面から平行に突き出た前
記弁ケース6b、6bの後半部分を包み込んで吸入ポー
ト6c、6cを油ストレーナ5の内方に位置させるよう
にして、仕切部材41の後面と第2ケース半部42の内
壁面との間に挟持固定される。前記油ストレーナ5の前
後の開口端縁にはシール材が装着されておりその各々が
仕切部材41の後面とケース半部42の内壁面にそれぞ
れ当接することで油ストレーナ5の内外が油密状に区画
される。
【0030】また、図4に示すように、前記仕切部材4
1の肉厚には前記各油受容ポート45a、45bの上端
部を横切って1本の油孔50が左右方向から貫通状に穿
設され、この油孔50の左右端部に形成したバルブ設置
穴51a、51bに前記パイロットチェック弁10A、
10Bを設けている。該チェック弁10A、10Bの各
々の前記弁体10aにはボールを用い、弁バネ10bに
よってシート部材10c内のテーパー状の弁座に着座さ
せる。弁体10aに前端を受けさせた前記弁バネ10b
の基端は、バルブ設置穴51a、51b端に螺着したプ
ラグ10e内方のバネ受け10dに受けさせる。前記油
孔50における前記各油受容ポート45a、45bの間
に前記ピストン21を嵌合配置させることによってピス
トン21の両側に、各油受容ポート45a、45bに直
通させた状態の各油室11a、11bを形成すると共
に、ピストン21の両端面に設けた前記各作動ピン21
a,21bは、各シート部材10c、10c内で各油室
11a、11b側を向く各弁体10aの先端部に若干の
隙間をおいて対向位置させてある。
【0031】また各パイロットチェック弁10A、10
Bの弁体10a背後のバルブ設置穴51aの各々は、シ
ート部材10cの外周面に開口した油穴と、仕切部材4
1の肉厚に形成する油通路52a、52bを経て、各油
通路52a、52bの末端でプレート部材41の外壁上
面に設けた、管継手状の給排ポート9A、9Bへと連通
させてある。一方の給排ポート9Aは復動型油圧シリン
ダ1の前記伸長用油室1aに、他方の給排ポート9Bは
該シリンダ1の前記収縮用油室1bに、それぞれ図外の
配管を介して接続する。
【0032】回路8A、8Bの油圧を設定する前記調圧
弁13A、13Bは図4に示すように、前記油受容ポー
ト45a、45bに連通する油通路47a、47bをプ
レート部材41の肉厚に前記貫通孔50と略平行状に穿
設して、該油通路47a、47bの端部に形成したバル
ブ設置穴48a、48b内に設けている。この調圧弁1
3A、13Bは、前記油通路47a、47bと、その末
端を前記仕切部材41の前面に開放させるように穿設し
たドレン孔49a、49bとの間を開閉自在な弁体13
aと、該弁体13aとバルブ設置穴48a、48b端に
螺着されたプラグ13cとに両端を受けさせて弁体13
aを油通路47a、47bと油通路49a、49bとを
遮断する側に付勢する調圧バネ13bとを、各バルブ設
置穴48a、48b内に配設してあるものに、構成され
る。
【0033】この発明の第1実施例に係る復動型油圧シ
リンダ1を駆動するための油圧パワーユニットPUは、
以上のように構成されているから、油圧ポンプ3の斜板
17を中立位置においた状態では油給排口3a、3bの
いずれからも油が吐出されないので、図4に示すように
ピストン21が油圧作動筒50の略中央に位置にして各
回路8A、8B中のパイロットチェック弁10A、10
Bが閉鎖状態となり、復動型油圧シリンダ1は確実に停
止状態に維持される。
【0035】ここで、制御レバー20を操作して斜板1
7を一方側に傾転させると、油圧ポンプ3の油給排口3
bが吸入側となって、第2ケース半部42内に貯留され
た作動油が油ストレーナ5を経て回路7B中のサクショ
ン弁6Bを負圧作用で開放させ吸入ポート6c、油通路
46b、油受容ポート45bを介してポート3bへと吸
入され、油給排口3aから吐出され、油受容ポート45
aから回路8A中にある、油孔50の油室11aを経て
パイロットチェック弁10Aを油圧作用で開放させつ
つ、油通路52a、給排ポート9Aから復動型油圧シリ
ンダ1の伸長用油室1aへと流入する。
【0036】このときは、油室11aに付与されたパイ
ロット圧が油孔50内のピストン21をパイロットチェ
ック弁10B方向へ変位せしめ、作動ピン21bが弁体
10aを弁バネ10b力に抗してシート部材10cの弁
座より離座させるから、復動型油圧シリンダ1の収縮用
油室1b内の油が給排ポート9Bから、機械的に解放さ
れたパイロットチェック弁10Bより油室11bを経て
油受容ポート45bに排出され、この排出油は油タンク
4からの油と同様に油圧ポンプ3の油給排口3bから再
び吸入される。
【0037】給排ポート9Bから吐出された作動油が復
動型油圧シリンダ1を伸長駆動せしめる際に、斜板17
の傾転角度が小さいときには油圧ポンプ3から吐出され
る作動油量が少ないためにその駆動速度が緩慢なものと
なる。そして、傾転角度が大きくなるにつれて油圧ポン
プ3から吐出される作動油量が増加してその駆動速度が
速められる。そして、復動型油圧シリンダ1がストロー
ク端に達すると油受容ポート45a内の圧力が上昇し、
そこに連なる油通路47aから調圧弁13Aの弁体13
aに作用する圧力が、調圧バネ13bの付勢力を上回る
と前記弁体13aが油通路47aをドレン孔49aに解
放して油受容ポート45a内の圧力を所定値に維持する
ように、調圧弁13Aが作動する。
【0038】また逆に、斜板17を他方側に傾転させる
と、油圧ポンプ3の油給排口3aが吸入側に切り換わ
り、第2ケース半部42内に貯留された作動油が油スト
レーナ5を経て回路7A中のサクション弁6Aを負圧作
用で開放させ吸入ポート6c、油通路46a、油受容ポ
ート45aを介し油給排口3aへと吸入され、油給排口
3bから吐出され、油受容ポート45bから回路8B中
にある、油孔50の油室11bを経てパイロットチェッ
ク弁10Bを油圧作用で開放させつつ、油通路52b、
給排ポート9Bを経て復動型油圧シリンダ1の収縮用油
室1bへと流入する。
【0039】このときは、油室11bに付与されたパイ
ロット圧が油孔50内のピストン21をパイロットチェ
ック弁10A方向へ変位せしめ、作動ピン21aが該チ
ェック弁10Aの弁体10aを弁バネ10b力に抗して
シート部材10cの弁座より離座させるから、復動型油
圧シリンダ1の伸長用油室1a内の油が給排ポート9A
から、機械的に解放されたパイロットチェック弁10A
より油室11aを経て油受容ポート45aより排出さ
れ、この排出油は油タンク4からの油と同様に油圧ポン
プ3の油給排口3aから再び吸入される。
【0040】給排ポート9Bから吐出された作動油が復
動型油圧シリンダ1を収縮駆動せしめる際に、斜板17
の傾転角度が小さいときには油圧ポンプ3から吐出され
る作動油量が少ないためにその駆動速度が緩慢なものと
なる。そして、傾転角度が大きくなるにつれて油圧ポン
プ3から吐出される作動油量が増加してその駆動速度が
速められる。そして、復動型油圧シリンダ1がストロー
ク端に達すると油受容ポート45b内の圧力が上昇し、
そこに連なる油通路47bから調圧弁13Bの弁体13
aに作用する圧力が、調圧バネ13bの付勢力を上回る
と前記弁体13aが油通路47bをドレン孔49bに解
放して油受容ポート45b内の圧力を所定値に維持する
ように、調圧弁13Bが作動する。
【0041】なお、作業装置などの各種装置を駆動する
にあたり、上述の復動型油圧シリンダ1以外に、図5に
示す単動型油圧シリンダ2を用いる場合もあり、この発
明の第2実施例ではそのような単動型油圧シリンダ2の
油圧パワーユニットPUとして適用した例に係り、第1
実施例における油圧パワーユニットPUにおいて若干の
部品変更を施して構成したものであって、第1実施例で
説明した部品と同じものには同じ参照符号を付して詳細
な説明は省略する。
【0042】この第2実施例の場合では、可逆型可変容
積式の油圧ポンプ3の油給排口3aに連なる回路8Aを
単動型油圧シリンダ2の油室2aに接続し、該回路8A
の中に、単動型油圧シリンダ2の油室2aに接続される
単一の給排ポート9A方向への油流通のみを許容する1
個のパイロットチェック弁30を設けている。
【0043】前記パイロットチェック弁30は図6に示
すように、プレート部材41の肉厚において、前記各油
受容ポート45a、45bの中央部位を横切る1本の油
孔50を設け、該油孔50の一端部に形成したバルブ設
置穴51a内に設けている。この油孔50内を2つの油
室11a、11bに区画するピストン21を摺動自在に
設け、前記回路8Aはパイロットチェック弁30よりも
油圧ポンプ3側で一方の油室11aに前記油受容ポート
45aを直通させることで、また、油圧ポンプ3の油給
排口3bに連なる回路8Bはバイロットチェック弁30
よりも油圧ポンプ3側で他方の油室11bに油受容ポー
ト45bを直通させることで、それぞれ連通する。
【0044】このパイロットチェック弁30は、ポペッ
ト形状の弁体30aを弁バネ30bによってシート部材
30c内のテーパー状の弁座に着座させると共に、弁体
30aに前端を受けさせた前記弁バネ30bの基端を、
バルブ設置穴51a端に螺着されたプラグ30dの内端
に受けさせて、成る。前記ピストン21の一側に突設し
た作動ピン21aは、シート部材30c内で油室11a
側を向く弁体30aの先端部に若干の隙間をおいて対向
位置させてある。また、前記ピストン21の他側に突設
した作動ピン21bは、油孔50の他端部に形成のバル
ブ設置穴51bを閉鎖するプラグ30fの内方に配した
ストッパ部材30eの内端に若干の隙間をおいて対向位
置させてある。
【0045】前記パイロットチェック弁30の弁体30
a背後のバルブ設置穴51aは、シート部材30cの外
周面に開口した油穴と、プレート部材41の肉厚に形成
せる油通路52aを経て、該油通路52aの末端でプレ
ート部材41の外壁上面に設けた、管継手状の給排ポー
ト9Aへと連通させてある。この給排ポート9Aは単動
型油圧シリンダ2の前記油室2aに配管を介して接続す
る。
【0046】この発明の第2実施例に係る単動型油圧シ
リンダ2の油圧パワーユニットPUは以上のように構成
されているから、油圧ポンプ3の斜板17を中立位置に
おくと各油給排口3a、3bのいずれからも油は吐出さ
れず、図6に示すように油孔50内でピストン21が略
中央位置にあって回路8A中のパイロットチェック弁3
0は閉鎖状態となり、単動型油圧シリンダ2は確実に停
止状態に維持される。
【0047】ここで、図外の制御レバーを操作して斜板
17を一方側に傾転させると、油圧ポンプ3の油給排口
3bが吸入側となって、第2ケース半部42内に貯留さ
れた作動油が油ストレーナ5を経て回路7B中のサクシ
ョン弁6Bを負圧作用で開放させ油通路46b、油受容
ポート45bを介し油給排口3bへと吸入され、油給排
口3aから吐出され、該油が油受容ポート45aから回
路8A中の油室11aを経てパイロットチェック弁30
を油圧作用で開放させつつ、油通路52a、給排ポート
9Aを経て単動型油圧シリンダ2の油室2aへと流入す
る。このとき油室11aに付与されたパイロット圧を受
ける油孔50内のピストン21は作動ピン21bを介し
てストッパ部材30eに受け止められる。
【0048】給排ポート9Aから吐出された作動油が単
動型油圧シリンダ2を伸長作動せしめる際に、斜板17
の傾転角度が小さいときには油圧ポンプ3から吐出され
る作動油量が少ないためにその伸長作動速度が緩慢なも
のとなる。そして、傾転角度が大きくなるにつれて油圧
ポンプ3から吐出される作動油量が増加してその伸長作
動速度が速められる。
【0049】また逆に、斜板17を他方側に傾転させる
と、油圧ポンプ3の油給排口3aが吸入側へ切り換わっ
て第2ケース半部42内に貯留された作動油が油ストレ
ーナ5を経て回路7A中のサクション弁6Aを負圧作用
で開放させ油通路46a、油受容ポート45a、油給排
口3aへと吸入され、油給排口3bから油受容ポート4
5bへ吐出されて油室11bにパイロット圧を付与せし
めて、油孔50内のピストン21をパイロットチェック
弁30方向へ変位させ、作動ピン21aが該チェック弁
30の弁体30aを弁バネ30b力に抗してシート部材
30cの弁座より離座させるから、単動型油圧シリンダ
2の油室2a内の油が給排ポート9Aから油通路52
a、機械的に解放されたパイロットチェック弁30より
油室11aを経て油受容ポート45aより排出され、こ
の排出油は油タンク4からの油と同様に油圧ポンプ3の
油給排口3aから再び吸入される。
【0050】復動型油圧シリンダ1が縮小作動せしめら
れる際に、斜板17の傾転角度が小さいときには油圧ポ
ンプ3が吐出・吸入する油量が少ないためにその縮小作
動速度が緩慢なものとなる。そして、傾転角度が大きく
なるにつれて油圧ポンプ3が吐出・吸入する油量が増加
してその縮小作動速度が速められる。
【0051】
【発明の効果】このように本発明は、請求項1では、可
逆型可変容積式の油圧ポンプの制御レバーを、一方の油
給排口が吐出側となる位置に操作すると、該油給排口か
ら吐出される作動油でもってパイロットチェック弁を油
圧作用で開放させつつ外部アクチュエータへ供給して外
部アクチュエータを一方側へ駆動させることができる。
また、制御レバーを中立位置に操作するとパイロットチ
ェック弁が閉鎖して外部アクチュエータ内に作動油を確
実に保持でき外部アクチュエータの確実な停止状態を得
ることができる。また、制御レバーを、他方の油給排口
が吐出側となる位置に操作すると、該油給排口から吐出
された作動油がパイロット圧としてパイロットチェック
弁を機械的に開放し外部アクチュエータ内の作動油を吸
入側の油給排口へ導入させて外部アクチュエータを他方
側へ駆動させることができる。これにより、従来必要と
されていた外部アクチュエータに対する給油方向を切り
換え選択するコントロールバルブが不要にできる。そし
て、外部アクチュエータを一方側、或いは、他方側に駆
動するときのその駆動速度は、流量制御弁を特別に用い
る必要がなく、単に制御レバーの操作量に応じて可逆型
可変容積式の油圧ポンプの吐出量を自在に変更すること
により無段階に制御することができる。
【0052】請求項2では、油圧ポンプをカバーするた
めの専用ケースを廃止することができて油圧パワーユニ
ットのコンパクト化、低コスト化を図ることができる。
しかも、油タンク内に貯留される作動油の油量は、第
1、第2ケース半部の各々の容積設定により十分確保す
ることができる。
【0053】請求項3では、第1、第2ケース半部の間
の仕切部材に油圧ポンプの各油給排口から外部アクチュ
エータの給排ポートに至るすべての回路を集約させるこ
とができ、油通路の加工は第1、第2ケース半部側に施
す必要がなく、仕切部材のみにおいて一挙に精密加工を
行なうことができるようになり加工工程を低減させるこ
とができる。
【0013】請求項4では、仕切部材に設ける、油圧ポ
ンプの各油給排口とパイロットチェック弁とをつなぐ油
路を簡略化、短縮化することができ、管路抵抗が低減さ
れ、油圧パワーユニットを駆動する原動機の馬力ロスを
抑制することができて経済性を高めることができる。
【0014】請求項5では、油タンク内の作動油を油圧
ポンプの各油給排口が吸引する前にろ過するための油ス
トレーナを、前述した油タンクの特殊な構成を利用して
その第2ケース半部内に合理的に配置できると共に、仕
切部材の前記第2ケース半部側を向く内面上に、油給排
口方向への油流通のみを許容する一対のサクション弁を
配設したことにより該サクション弁の吸入ポートを前記
油ストレーナに直通させることができる。
【0015】請求項6では、油ストレーナを単一部品と
してその内部にあるろ過された共通の作動油を各サクシ
ョン弁の吸入ポートから取り込み可能になり部品点数の
削減が図れると共に、その形状もシンプルで製作コスト
の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧パワーユニットの第1実施例
を示す油圧回路図である。
【図2】同じく油圧パワーユニットの側面断面図であ
る。
【図3】図2のA−A矢視に係る可変容積型油圧ポンプ
の断面図である。
【図4】図2のB−B矢視に係るプレート部材の断面図
である。
【図5】本発明に係る油圧パワーユニットの第2実施例
を示す油圧回路図である。
【図6】第2実施例におけるプレート部材の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 外部アクチュエータ(復動型油圧シリンダ) 2 外部アクチュエータ(単動型油圧シリンダ) 3 可逆型可変容積式の油圧ポンプ 3a 油給排口 3b 油給排口 4 油タンク 5 油ストレーナ 6A サクション弁 6B サクション弁 6c 吸入ポート 9A 給排ポート 9B 給排ポート 10A パイロットチェック弁 10B パイロットチェック弁 20 制御レバー 21 ピストン 40 第1ケース半部 41 仕切部材 41a 貫通孔 42 第2ケース半部 45a 油受容ポート 45b 油受容ポート 50 油孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油タンクに貯留された作動油を外部アク
    チュエータへ供給するための油圧ポンプを、その制御レ
    バーにより該油圧ポンプの一対の油給排口を背反的に吸
    入側と吐出側とに切換え自在な可逆型可変容積式に構成
    して、その一方の油給排口と外部アクチュエータとの間
    を、該外部アクチュエータ方向への油流通のみを許容す
    るパイロットチェック弁を介して接続すると共に、他方
    の油給排口からパイロット圧を付与して前記パイロット
    チェック弁を機械的に解放せしめるように構成したこと
    を特徴とする油圧パワーユニット。
  2. 【請求項2】 前記油タンクが、第1、第2ケース半部
    とその間に挟み込んだ仕切部材とから成り、貯留される
    作動油を該仕切り部材の貫通穴を通じて両ケース半部間
    で相互流通自在に構成すると共に、前記第1ケース半部
    と前記仕切り部材との間の第1貯留油室に前記油圧ポン
    プを収容した請求項1記載の油圧パワーユニット。
  3. 【請求項3】 前記仕切り部材の第1ケース半部側内面
    上に前記油圧ポンプの各油給排口に連通するする一対の
    油受容ポートを設けて前記油圧ポンプを設置し、仕切部
    材のケース外面に前記外部アクチュエータに対する給排
    ポートを設けると共に、仕切部材に前記パイロットチェ
    ック弁を内蔵させた請求項2記載の油圧パワーユニッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記仕切部材の肉厚に一本の油孔を、前
    記油受容ポートを横切ってその各々と直通させて設け、
    前記パイロットチェック弁を、該油孔の内部に摺動自在
    に収容したピストンと、前記油孔の端部に設置した弁体
    とで構成した請求項3記載の油圧パワーユニット。
  5. 【請求項5】 前記第2ケース半部と前記仕切部材との
    間の第2貯留油室に油ストレーナを配置する一方、この
    第2貯留油室から前記油圧ポンプの各油給排口方向への
    油流通のみを許容する一対のサクション弁を前記仕切部
    材の第2ケース半部側内面に設け、各サクション弁の吸
    入ポートを前記油ストレーナに接続した請求項3記載の
    油圧パワーユニット。
  6. 【請求項6】 前記油ストレーナを単一の環状に形成し
    てその開口端縁の各々を前記第2ケース半部と前記仕切
    部材とに油密状に当接させて挟持固定すると共に、前記
    サクション弁の吸入ポートの各々を前記油ストレーナの
    内部に臨ませた請求項5記載の油圧パワーユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014181729A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Yanmar Co Ltd 油圧装置
JP2020026815A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 株式会社タカコ ポンプユニット
JPWO2021187558A1 (ja) * 2020-03-18 2021-09-23

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