JP2002130145A - 可変容量形ポンプの容量制御装置 - Google Patents

可変容量形ポンプの容量制御装置

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JP2002130145A
JP2002130145A JP2000319536A JP2000319536A JP2002130145A JP 2002130145 A JP2002130145 A JP 2002130145A JP 2000319536 A JP2000319536 A JP 2000319536A JP 2000319536 A JP2000319536 A JP 2000319536A JP 2002130145 A JP2002130145 A JP 2002130145A
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valve
servo piston
pump
variable displacement
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Mutsumi Ono
睦 小野
Yasusuke Oda
庸介 小田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ポンプ吐出量を円滑に且つ迅速に制御すること
を可能にし、ポンプ吐出量の安定化を図り、更には圧油
の圧力損失を減少させると共にコンパクト化をも図った
可変容量形ポンプの容量制御装置を提供する。 【解決手段】PC弁6 の出力側油路13をLS弁5 及び絞
り7 の前後に並列して接続し、その出力側油路13にチェ
ック弁8 を配すると共に、同チェック弁8 の上流側に絞
り70を配している。傾転角を小さくする方向のサーボピ
ストン4 の作動速度を傾転角を大きくする方向の作動速
度よりも速くしてPC弁6 による等馬力制御を迅速に行
うことができるため、エンジンの回転数低下やエンスト
等が防止できる。また、チェック弁8 や絞り70をPC弁
6 を内蔵するサーボピストン4 内に配して、同サーボピ
ストン4 の作動速度をより一層速くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は可変容量形ポンプの容量
制御装置に係わり、特に、ポンプ吐出量を迅速に且つ安
定して制御することを可能にした可変容量形ポンプの容
量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建設・土木用車両では、駆
動源であるエンジンに接続されたポンプから吐出される
圧油によりモータやシリンダ等の各種のアクチュエータ
が駆動されている。前記ポンプは、車両の各種アクチュ
エータに供給される圧油の吐出量を傾転角に応じて制御
している。
【0003】この従来のポンプの容量制御装置の一例
が、例えば図5に示されている。図5は従来の可変容量
形ポンプの容量制御装置の油圧回路図である。
【0004】同図において、図示せぬエンジンにより駆
動される可変容量形ポンプ1及び固定容量形ポンプ2が
備えられている。傾転角を変化させるサーボピストン4
の大径受圧室4aは絞り7を介してロードセンシング弁
5(以下、LS弁5という。)と接続しており、同LS
弁5を介してパワーコントロール弁6(以下、PC弁6
という。)と接続している。前記サーボピストン4の小
径受圧室4bは可変容量形ポンプ1と接続している。前
記LS弁5及びPC弁6の各ポンプ吐出圧入口は可変容
量形ポンプ1と接続している。前記LS弁5の前後に迂
回して前記PC弁6から出力される圧油を導入するチェ
ック弁8を備えた並列油路13が接続されている。
【0005】前記LS弁5の一端は可変容量形ポンプ1
の吐出圧及び固定容量形ポンプ2の吐出圧を作用させて
いる。同LS弁5の他端はバネ5aの押圧力、前記固定
容量形ポンプ2の吐出圧、前記アクチュエータの負荷圧
を作用させている。前記PC弁6の一端は可変容量形ポ
ンプ1及び固定容量形ポンプ2の各吐出圧を作用させて
いる。同PC弁6の他端はバネ6aの押圧力を作用させ
ている。同バネ6aの一端は可変容量形ポンプ1の斜板
1aの傾転角を変えるリンク9に連結固定されている。
【0006】図5に示す状態では、前記大径受圧室4a
は前記LS弁5及びPC弁6を介してポンプ吸込側と連
通している。前記小径受圧室4bには可変容量形ポンプ
1の吐出圧が常に作用して前記サーボピストン4がポン
プ吐出量を増す方向に駆動しており、前記斜板1aの傾
転角が大きくなっている。
【0007】前記LS弁5は、可変容量形ポンプ1の吐
出圧とアクチュエータに作用する負荷圧のうち最大の負
荷圧との差圧により切り換わる。前記サーボピストン4
は可変容量形ポンプ1の吐出圧及びLS弁5の出力圧に
より移動して前記斜板1aの傾転角を変化させる。この
LS弁5によるLS制御は、図2に示すごとくポンプ吐
出量Qとポンプ吐出圧Pとの関係を保持する範囲内で行
なわれる。
【0008】前記PC弁6は、例えば可変容量形ポンプ
1の吐出圧が高いときにアクチュエータが高負荷圧、大
流量の圧油を必要としても、図3に示すように所定の流
量以上には流れないようにポンプ吐出量Qとポンプ吐出
圧Pとの積(馬力)を略一定に制御して等馬力制御して
いる。前記PC弁6は、アクチュエータの負荷圧が大き
くなり、ポンプ吐出圧が上昇するとポンプ吐出量を減少
させ、ポンプ吐出圧が低下するとポンプ吐出量を増加さ
せている。
【0009】前記アクチュエータの負荷圧が大きくな
り、可変容量形ポンプ1の吐出圧が上昇すると、前記P
C弁6はH位置からI位置に切り換わる。同PC弁6が
切り換わると、各ポンプ1,2の吐出圧が前記バネ6a
の押圧力と等しくなる位置でバランスする。上記チェッ
ク弁8を備えた並列油路13及び絞り7を介して前記P
C弁6からの出力圧油を前記大径受圧室4aに供給す
る。前記サーボピストン4の受圧面積差により前記サー
ボピストン4が前記小径受圧室4b側に移動し、上記リ
ンク9を介して上記斜板1aの傾転角が小さくなる。
【0010】前記サーボピストン4が所定量移動する
と、前記リンク9を介して前記バネ6aのセット荷重が
大きくなり、前記PC弁6がI位置からH位置に切り換
わり、各ポンプ1,2の吐出圧が前記バネ6aの押圧力
と等しくなる位置でバランスする。前記大径受圧室4a
内の圧油が前記絞り7、前記LS弁5、前記PC弁6を
通って還流される。前記サーボピストン4は前記大径受
圧室4a側に移動し、上記リンク9を介して上記斜板1
aの傾転角が大きくなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記PC弁から出力さ
れた圧油は前記LS弁及び絞りを介してサーボピストン
の大径受圧室に供給されるため、前記絞りに合わせた圧
油が前記大径受圧室に出力される。アクチュエータの負
荷圧が急激に上昇したとき、前記PC弁による等馬力制
御により、可変容量形ポンプの傾転角を小さくしてポン
プ吐出量を減少させようとしても、前記LS弁及び絞り
に圧油の流れが妨害されてその流量が少なくなり、同絞
りにより減圧されてしまう。
【0012】これがため、出力される圧油の流量や圧力
が不足して、前記サーボピストンの推力が瞬間的に小さ
くなる。同サーボピストンの動きが遅れると、前記斜板
の傾転角を小さくするときの斜板速度が遅くなってしま
う。
【0013】前記サーボピストンを即座に切り換えて、
前記大径受圧室に前記可変容量形ポンプから吐出された
圧油を迅速に供給することができないため、前記斜板の
傾転角が大きく且つポンプ吐出量が大きい状態であっ
て、前記アクチュエータの負荷圧が急激に上昇したと
き、ポンプ吸収馬力がエンジン馬力よりも大きくなり、
エンジンの回転数低下やエンスト等の問題が発生する。
【0014】本発明は、かかる従来の課題を解消すべく
なされたものであり、その具体的な目的は、ポンプ吐出
量を円滑に且つ迅速に制御することを可能にし、ポンプ
吐出量の安定化を図り、更には圧油の圧力損失を減少さ
せると共にコンパクト化をも図った可変容量形ポンプの
容量制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用効果】本件請求項
1に係る発明は、モータやシリンダ等の各種のアクチュ
エータに供給される圧油の吐出量を傾転角に応じて変化
させる可変容量形ポンプの容量制御装置であって、一端
部に出力圧を導入することによって前記傾転角を変化さ
せる傾転角制御手段と、ポンプ吐出圧と前記アクチュエ
ータの出力側の負荷圧との差圧を感知して前記傾転角制
御手段の一端部に出力圧を導入するロードセンシング弁
と、前記傾転角制御手段の一端部に出力圧を導入し、前
記吐出量を圧力に応じて制御する等馬力制御手段とを備
えてなり、前記等馬力制御手段の出力側にあって、前記
ロードセンシング弁に並列して接続し、且つ前記等馬力
制御手段の出力圧導入側にチェック弁を介して接続する
並列油路を配すると共に、前記ロードセンシング弁の出
力側の油路に絞りを配することを特徴とする可変容量形
ポンプの容量制御装置にある。
【0016】ここで、本発明にあって、傾転角制御手段
とは、大径受圧室側が受ける油圧と小径受圧室側が受け
る油圧及びバネ力との差を略一定にすべく移動させて傾
転角を変化させるサーボピストンを代表的な機構として
挙げることができ、等馬力制御手段とは、ポンプ吐出量
とポンプ吐出圧との積(馬力)を略一定に制御し、ポン
プ吸収馬力がエンジン馬力を越えないように等馬力制御
する手段であって、一般的にはパワーコントロール弁を
いう。更に、油路とは、配管又は弁内部に形成された通
路をいう。
【0017】本件請求項1に係る発明は、前記傾転角制
御手段からの戻り圧油を絞り及びロードセンシング弁を
介してドレンする油路と、等馬力制御手段から前記傾転
角制御手段の一端部に出力される圧油を絞り及びロード
センシング弁を迂回して供給するチェック弁を備えた並
列油路とを並列接続している。
【0018】可変容量形ポンプの吐出圧とアクチュエー
タに作用する負荷圧のうち最大の負荷圧との差圧が前記
ロードセンシング弁の設定値よりも低いとき、例えばア
クチュエータの負荷圧が大きいときには、前記ロードセ
ンシング弁により前記傾転角制御手段を作動させて前記
傾転角を大きくする。
【0019】前記アクチュエータの負荷圧が急激に高く
なり、ポンプ吐出量が所定の値を越えて増加しようとし
ても、前記絞りを迂回する前記チェック弁を備えた並列
油路を介して前記等馬力制御手段から出力された圧油が
前記傾転角制御手段に供給され、同傾転角制御手段の受
圧面積比により前記傾転角が小さくなる。
【0020】前記絞りと前記チェック弁とを並列に配し
て前記傾転角制御手段の戻り圧油と同傾転角制御手段に
出力される圧油とを並列に流しているため、従来のごと
く前記絞りを介して前記傾転角制御手段に出力圧を供給
する場合と較べると、前記絞りに圧油の流れが妨害され
て圧油の流量や圧力が不足し、前記傾転角制御手段の推
力が瞬間的に小さくなることもなく、前記傾転角を小さ
くする方向の傾転角制御手段の作動速度を前記傾転角を
大きくする方向の作動速度よりも速くすることができ
る。
【0021】傾転角が大きく且つポンプ吐出量が大きい
状態にあるとき前記アクチュエータの負荷圧が急激に上
昇しても、前記ロードセンシング弁によるロードセンシ
ング制御よりも優先して前記等馬力制御手段による等馬
力制御を迅速に行うことができる。このため、エンジン
の回転数低下やエンスト等を防止することができる。
【0022】一般に、可変容量形ポンプの容量制御装置
の油圧回路にあっては、パワーコントロール弁のスプー
ルを作動させるバネとサーボピストンの一端部とが、可
変容量形ポンプの傾転角を変えるリンクを介して連結固
定されると共に、配管を介して前記パワーコントロール
弁や前記サーボピストンを含む回路中にロードセンシン
グ弁、絞り等を介装させている。このため、前記容量制
御装置を大型化せざるを得ないばかりではなく、前記サ
ーボピストンに供給される油圧は、各構成部材の上下流
側に配される配管とその数や長さ、各構成部材の設置部
位などにより左右されやすく、前記圧油の圧力損失が生
じやすい。
【0023】本発明者等は、上記課題を解決するために
鋭意検討したところ、各種の配管が前記圧油の圧力損失
に大きな影響をもち、更には前記サーボピストンのブロ
ックシリンダにデッドスペースが存在することに着目し
て、これを利用すれば、前記容量制御装置の油圧構造の
小型化が達成でき、前記容量制御装置の性能も極めて向
上することをも知った。
【0024】すなわち、本発明にあって、特に好適に
は、前記傾転角を変化させる前記サーボピストンの作動
を円滑に且つ迅速に制御するだけではなく、この複雑化
した油圧回路をできるだけ簡易に且つ小型化し軽量化す
る。この好ましい態様によれば、例えば配管を介してロ
ードセンシング弁、パワーコントロール弁、チェック弁
等の各構成部材をサーボピストンに接続された油圧回路
のうち、パワーコントロール弁、チェック弁等の各構成
部分とサーボピストンとを単一のブロック体として構成
する。かかる構成が得られるのは、前記サーボピストン
のシリンダブロックに存在するデッドスペースを有効に
使用することにより、複雑化した油圧回路を集約化する
と共に、ポンプ吐出量の応答性の向上をもが図られる。
【0025】従って、本発明における容量制御装置の好
ましい態様としては、配管を介して上述のロードセンシ
ング弁、パワーコントロール弁、チェック弁や並列油路
等を前記サーボピストンに接続する配管による油圧回路
の他に、前記サーボピストンのシリンダブロックにパワ
ーコントロール弁、チェック弁、並列油路等を一体化し
て単一のブロック体とする油圧構造がある。この一体化
した油圧構造の場合には、例えば、従来は前記並列油路
と前記パワーコントロール弁とを配管を介して接続して
いたものを一体化する。これを前記サーボピストンのシ
リンダブロックにデッドスペースを利用して内蔵させ
て、それらを内部の油路で接続する。
【0026】こうして配管が排除され、前記サーボピス
トンのシリンダブロック内を有効に利用したコンパクト
化な油路構造を簡単に且つ廉価に構成することができ
る。しかも、組立てが容易であり、配管抵抗による圧力
損失もなく前記サーボピストンの作動速度を更に一層速
くすることができると共に、ポンプ吐出量の応答性に優
れた容量制御装置が得られる。
【0027】請求項2に係る発明は、前記並列油路にあ
って前記チェック弁の上流側又は下流側に絞りを有して
いることを規定している。この発明によれば、前記絞り
は前記チェック弁の上流側又は下流側に配されており、
前記絞りの前後圧に応じた出力圧で前記サーボピストン
に圧油を供給して前記傾転角を小さくする。前記絞りの
前後圧は前記パワーコントロール弁から出力される出力
圧に応じて変化する。
【0028】上記ロードセンシング弁の出力側の油路に
設けた絞りにより前記傾転角を小さくする方向の前記サ
ーボピストンの作動速度を制御することと相挨って、前
記絞りにより前記傾転角を大きくする方向の前記サーボ
ピストンの作動速度をも調整することができる。前記絞
りの径を適当に選択することにより、前記可変容量形ポ
ンプを木目細かく制御することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明
の代表的な第1実施形態である可変容量形ポンプの容量
制御装置を概略的に示す油圧回路図である。なお、同図
にあって上記従来技術と実質的に同じ部材には同一の部
材名と符号を付している。
【0030】同図において、符号3は本実施形態である
可変容量形ポンプ1の容量制御装置を示している。図示
せぬエンジンにより駆動される可変容量形ポンプ1は、
同じく図示を省略したモータやシリンダ等の各種のアク
チュエータに供給される圧油の吐出量を傾転角に応じて
変化させる。前記容量制御装置3は傾転角を変化させる
傾転角制御手段4と、ポンプ吐出圧と前記アクチュエー
タの出力側の負荷圧との差圧を感知するロードセンシン
グ弁5(LS弁5)と、ポンプ吐出量を略一定に制御す
る等馬力制御手段6とを備えている。
【0031】以下の説明にあっては、前記傾転角制御手
段4として、大径受圧室4a側が受ける油圧と小径受圧
室4b側が受ける油圧及びバネ力との差を略一定にすべ
く移動させて傾転角を変化させる代表的なサーボピスト
ン4を例に挙げて説明し、前記等馬力制御手段6として
は、ポンプ吐出量とポンプ吐出圧との積(馬力)を略一
定に制御する手段である代表的なパワーコントロール弁
6(PC弁6)を例に挙げて説明する。
【0032】前記サーボピストン4は大径受圧室4a及
び小径受圧室4bを有しており、前記可変容量形ポンプ
1の傾転角を変えるリンク9を介して前記可変容量形ポ
ンプ1の斜板1aに連結されている。前記小径受圧室4
bは前記可変容量形ポンプ1に接続されており、常にポ
ンプ吐出圧が導入されている。前記大径受圧室4aは絞
り7を備えた第1油路11を介して前記LS弁5と接続
している。前記LS弁5は第2油路12を介して前記P
C弁6と接続している。前記LS弁5及びPC弁6の各
ポンプ吐出圧入口は可変容量形ポンプ1に接続されてい
る。
【0033】前記LS弁5は第1受圧部のパイロット圧
油及びバネ5aのバネ圧によりドレン位置Jに押され、
同LS弁5の第2及び第3受圧部のパイロット圧油によ
り前記ポンプ吐出圧入口に連通する供給位置Kに押され
る。前記PC弁6はバネ6a,6bによりドレン位置H
に押され、第1〜第3受圧部のパイロット圧油により前
記ポンプ吐出圧入口に連通する供給位置Iに押される。
前記バネ6aは前記リンク9に固定され、同リンク9を
介して前記サーボピストン4に連結固定されている。
【0034】以上のごとく構成された油圧回路は、従来
から広く知られた周知の回路構成及び構成部材を有して
いる。この第1実施形態は、チェック弁8との配置構造
を主要な構成とする。図1に示すごとく前記PC弁6の
出力側の油路13をLS弁5に並列して接続し、その並
列油路13の下流側に流出口を向けたチェック弁8が配
されている。前記LS弁5とチェック弁8とを並列に配
して前記大径受圧室4aからの戻り圧油と前記サーボピ
ストン4に出力される圧油とを並列に流している。
【0035】前記絞り7及びLS弁5と前記チェック弁
8とを並列に配することにより、前記大径受圧室4aか
らの戻り圧油と前記大径受圧室4aに出力される圧油と
を並列に流しているため、前記大径受圧室4aに出力さ
れる圧油が前記絞り7やLS弁5等に妨害され、その圧
油の流量や圧力が不足することはない。このため、前記
サーボピストン4の推力を瞬間的に小さくすることを未
然に防止し、傾転角を小さくする方向の前記サーボピス
トン4の作動速度を傾転角を大きくする方向の作動速度
よりも速くすることができる。
【0036】更に、この第1実施形態によれば、前記チ
ェック弁8の上流側には前記絞り7及びLS弁5と並列
に絞り70が配されている。同絞り70の前後圧に応じ
た出力圧で前記チェック弁8を介して前記サーボピスト
ン4に圧油が供給される。前記絞り70の前後圧は前記
PC弁6から出力される出力圧に応じて変化する。前記
絞り70により傾転角を小さくする方向のサーボピスト
ン4の作動速度を調整する。前記絞り70の径を適当に
選択してポンプ吐出量を安定させることができる。な
お、前記チェック弁8の下流側に絞り70を配してもよ
い。
【0037】次に、この第1実施形態である容量制御装
置3の作動を説明する。図1において、前記LS弁5及
び前記PC弁6は前記第1及び第2油路11,12を介
してドレン油路と連通している。第1及び第2油路1
1,12はドレン圧となり、前記サーボピストン4の大
径受圧室4aの圧力もドレン圧となっている。一方の小
径受圧室4bには前記可変容量形ポンプ1の吐出圧が常
に作用して前記サーボピストン4が最大方向(ポンプ吐
出量を増す方向)に駆動し、前記可変容量形ポンプ1の
傾転角が大きくなっている。
【0038】前記LS弁5は前記可変容量形ポンプ1の
吐出圧と前記アクチュエータに作用する負荷圧のうち最
大の負荷圧との差圧を略一定に保持している。前記サー
ボピストン4は前記可変容量形ポンプ1の吐出圧及び前
記LS弁5の出力圧により移動して前記可変容量形ポン
プ1の傾転角を変化させる。このLS弁5によるLS制
御は、図2に示すごとくポンプ吐出量Qとポンプ吐出圧
Pとの特性線図を保持する範囲内で行なわれる。
【0039】前記アクチュエータの負荷圧が小さいとき
(前記LS弁5の設定値よりも高いとき)、前記LS弁
5はドレン位置Jから供給位置Kに切り換えられ、前記
可変容量形ポンプ1から吐出された圧油が前記LS弁
5、前記絞り7を通って前記大径受圧室4aに供給され
る。前記サーボピストン4の受圧面積比により前記斜板
1aが最小方向へ動いて前記可変容量形ポンプ1の傾転
角が小さくなり、前記可変容量形ポンプ1の吐出量が小
さくなる。
【0040】上記アクチュエータの負荷圧が大きいとき
(前記LS弁5の設定値よりも低いとき)には、前記可
変容量形ポンプ1の吐出圧と前記アクチュエータの負荷
圧との差圧は小さくなる。前記LS弁5は供給位置Kか
らドレン位置Jに作動され、前記LS弁5の出力圧はド
レン圧に近づくこととなる。
【0041】上記差圧が上記バネ5aのバネ圧と等しく
なる位置でバランスしたとき、前記大径受圧室4a内の
圧油が前記絞り7、前記LS弁5、前記PC弁6を通っ
てドレンされる。前記サーボピストン4の受圧面積比に
より前記斜板1aが最大方向へ動いて前記可変容量形ポ
ンプ1の傾転角を大きくする。前記可変容量形ポンプ1
の吐出量が増加する。
【0042】このとき、前記PC弁6が供給位置Iに切
り換わり、可変容量形ポンプ1の吐出量が制御される。
このPC弁6はアクチュエータの負荷圧が大きくなり、
ポンプ吐出圧が上昇すると、ポンプ吐出量を減少させ、
ポンプ吐出圧が低下するとポンプ吐出量を増加させてい
る。前記PC弁6は可変容量形ポンプ1の吐出圧が高い
ときアクチュエータの負荷圧が増大しても、図2に示す
ように所定の流量以上には流れないようにポンプ吐量Q
とポンプ吐出圧Pとの馬力を略一定に制御し、ポンプ吸
収馬力がエンジン馬力を越えないように等馬力制御して
いる。
【0043】いま、前記アクチュエータの負荷圧が急激
に大きくなり、前記可変容量形ポンプ1の吐出圧が上昇
すると、前記可変容量形ポンプ1の吐出圧が上記バネ6
a、6bのバネ力に抗して前記PC弁6を供給位置Iに
切り換える。前記PC弁6は可変容量形ポンプ1の吐出
圧と前記バネ6a、6bのバネ力の合力とが等しくなる
位置でバランスする。
【0044】前記PC弁6が切り換わると、前記絞り7
0及びチェック弁8を介してPC弁6から出力された圧
油を前記サーボピストン4の大径受圧室4aに供給す
る。この大径受圧室4aと小径受圧室4bとの受圧面積
差により、上記リンク9を介して前記サーボピストン4
が前記小径受圧室4b側に移動する。こうして上記斜板
1aの傾転角が小さくなり、前記可変容量形ポンプ1の
吐出量が小さくなる。前記サーボピストン4が移動する
と、上記リンク9を介して前記バネ6aのセット荷重が
大きくなり、PC弁6をドレン位置Hに押す。
【0045】このとき、前記アクチュエータの負荷圧が
急激に高くなり、ポンプ吐出量が所定の値を越えて増加
しようとしても、上記絞り7を迂回して前記並列油路1
3を介して前記PC弁6から出力された圧油が前記サー
ボピストン4に供給されるため、圧油の流量や圧力が不
足して前記サーボピストン4の動きが遅れ、傾転角を小
さくするときの斜板速度を遅くさせることはない。前記
LS弁5によるLS制御よりも優先して、前記PC弁6
による等馬力制御を迅速に行ない、エンジンの回転数低
下やエンスト等が未然に防止できる。
【0046】前記PC弁6がドレン位置Hに切り換わる
と、可変容量形ポンプ1の吐出圧は前記バネ6a,6b
の合力と等しくなる位置でバランスする。前記大径受圧
室4a内の圧油が前記第1油路11の絞り7から前記L
S弁5を経て、前記PC弁6から前記第2油路12を通
ってドレンされる。前記リンク9を介してサーボピスト
ン4は前記大径受圧室4a側に移動して前記可変容量形
ポンプ1の傾転角を大きくする。以上のごとき操作を繰
り返すことにより、ポンプ吐量Qとポンプ吐出圧Pとの
積が略一定となるように前記斜板1aの傾転角を制御す
る。
【0047】以上のごとく構成された本発明の容量制御
装置3は、前記サーボピストン4からの戻り圧油を絞り
7及びLS弁5を介してドレンする第1油路11と、前
記サーボピストン4の大径受圧室4aに出力される圧油
を絞り7及びLS弁5を迂回して供給するチェック弁8
を備えた並列油路13とを並列接続することにより前記
サーボピストン4の作動を円滑に且つ迅速に制御してい
るが、本発明は、例えば並列油路13、前記第1油路1
1の一部などを構成する配管を排除して、複雑化した油
圧回路をできるだけ簡易に且つ小型化し軽量化すること
をも特徴としている。
【0048】この好ましい実施形態として、図3は本発
明の第2実施形態である容量制御装置を概略的に表して
いる。上記第1実施形態では、配管を介してPC弁6、
チェック弁8や並列油路13等の各構成部材をサーボピ
ストン4に接続する油圧回路であったものを、この第2
実施形態ではPC弁6、チェック弁8、絞り70、並列
油路13、サーボピストン4を一体に集約化して、単一
のブロック体として構成してある。前記サーボピストン
4のブロック体に存在するデッドスペースが存在するこ
とに着目して、このスペースを有効に使用することによ
り、複雑化した油圧回路を簡略化すると共に、ポンプ吐
出量の応答性の向上をもが図られる。
【0049】また、この第2実施形態では、サーボピス
トン4のシリンダブロックのデッドスペースを利用して
PC弁6やチェック弁8等を組み込んでいるが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えばPC弁6のブ
ロック体に、チェック弁8、絞り70、並列油路13、
サーボピストン4等を内蔵することもできる。なお、同
図にあって上記第1実施形態と実質的に同じ部材には同
一の部材名と符号を付している。従って、これらの部材
に関する詳細な説明は省略する。
【0050】同図において、サーボピストン4のシリン
ダブロック内にはPC弁6とPC弁出力側の並列油路1
3とが組み込まれている。この並列油路13にはチェッ
ク弁8及び絞り70が設けられている。前記並列油路1
3は前記LS弁5及び絞り7に並列して接続されると共
に、前記サーボピストン4の大径受圧室4aと接続して
いる。
【0051】この第2実施形態はサーボピストン4のシ
リンダブロックを有効に使用しており、配管に代えて、
前記並列油路13を前記PC弁6の内部に形成すると共
に、前記チェック弁8等を前記大径受圧室4aに直接的
に接続している。このため、油路構造を簡単に且つ廉価
に構成することができる。しかも、組立てが容易であ
り、配管抵抗による圧力損失もなく前記サーボピストン
4の作動速度を更に一層速くすることができると共に、
ポンプ吐出量の応答性に優れた容量制御装置3が効果的
に得られる。
【0052】次に、上記第2実施形態であるサーボピス
トン4の具体的構造例を説明する。図4は第2実施形態
であるサーボピストン4の一例を示している。同図に示
すように、このサーボピストン4はPC弁5、チェック
弁8、絞り70を内蔵している。前記サーボピストン4
のブロック体51には第1ポート52〜第4ポート55
が形成されており、その内部にはシリンダ孔56が形成
されている。同シリンダ孔56には前記サーボピストン
4が摺動自在に配されている。同サーボピストン4の外
周壁の一部にはポンプ本体内に開口する切欠き4cが形
成されており、同切欠き4cには前記斜板1aに連結固
定されたスライダ57が配されている。
【0053】前記シリンダ孔56の一端部には第1スト
ッパー58が嵌挿固定されており、シリンダ孔56の他
端部には第2ストッパー59が嵌挿固定されている。同
第2ストッパー59の内部にはプラグ60が嵌挿固定し
てバネ挿入孔59aが形成されている。前記第1ストッ
パー58とサーボピストン4との間は大径受圧室4aを
形成している。同大径受圧室4aは前記第1ポート52
と接続しており、同第1ポート52は前記絞り7及びL
S弁5を介して図1に示した可変容量形ポンプ1と接続
している。前記第2ストッパー59とサーボピストン4
との間は小径受圧室4bを形成している。同小径受圧室
4bは前記第4ポート55と接続しており、同第4ポー
ト55は前記可変容量形ポンプ1と接続している。
【0054】前記サーボピストン4の内部には第1及び
第2小径孔4d,4eと、同第2小径孔4eに連通する
バネ挿入孔4fが形成されている。前記第1小径孔4d
には段差ピストン61が嵌挿固定されている。前記第2
小径孔4eには、先端部が前記バネ挿入孔4fに突出し
て前記サーボピストン4と相対移動するスプール62が
嵌挿されている。前記バネ挿入孔4fには前記第2スト
ッパー59が嵌合されている。
【0055】前記段差ピストン61の内部には、前記大
径受圧室4aに連通して前記チェック弁8が設けられる
と共に、同チェック弁8は前記絞り70を介して前記第
2ポート53及びスプール62と接続している。前記第
2ポート53は前記LS弁5を介してサーボピストン4
の大径受圧室4aと接続している。前記スプール62は
ドレンポート69及び前記第3ポート54と接続してい
る。
【0056】前記サーボピストン4のバネ挿入孔4fに
は前記スプール62の先端部に設けられた第1受座63
と前記第2ストッパー59の端面との間に第1バネ64
が介装されている。前記第1受座63と所定の間隔をお
いて配された第2受座65と前記プラグ60の端面との
間には、前記第2ストッパー59内に配された可動受座
66を挟んで前記第1バネ64よりも小径の第2及び第
3バネ67,68がそれぞれ介装されている。
【0057】前記サーボピストン4が前記小径受圧室4
b側に所定量移動すると、前記ドレンポート69が連通
し、前記大径受圧室4a内の圧油が前記ドレンポート6
9からドレンされる。前記サーボピストン4は前記小径
受圧室4b内の圧力で前記大径受圧室4a側に移動し、
前記ドレンポート69が遮断する。この動作を繰り返す
ことにより上記馬力を略一定に制御することができる。
【0058】以上のごとく構成されたサーボピストン4
は、PC弁5、チェック弁8、絞り70を備えているた
め、上記作用効果に加えて可変容量形ポンプ1の組立作
業が容易であり、各部品の取付けスペースを小さくして
可変容量形ポンプ1の小型化が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な第1実施形態である可変容量
形ポンプの容量制御装置を概略的に示す油圧回路図であ
る。
【図2】可変容量形ポンプにおける吐出圧に応じた吐出
量の変化を示す線図である。
【図3】本発明における第2実施形態である可変容量形
ポンプの容量制御装置を概略的に示す油圧回路図であ
る。
【図4】同容量制御装置におけるサーボピストンの構造
例を概略的に示す断面図である。
【図5】従来の可変容量形ポンプにおける容量制御装置
を示す油圧回路図である。
【符号の説明】
1 可変容量形ポンプ 1a 斜板 2 固定容量形ポンプ 3 容量制御装置 4 サーボピストン 4a 大径受圧室 4b 小径受圧室 4c 切欠き 4d 第1小径孔 4e 第2小径孔 4f バネ挿入孔 5 ロードセンシング弁 5a,6a,6b バネ 6 パワーコントロール弁 7,70 絞り 8 チェック弁 9 リンク 11 第1油路 12 第2油路 13 並列油路 51 ブロック体 52〜55 第1〜第4ポート 56 シリンダ孔 57 スライダ 58 第1ストッパー 59 第2ストッパー 60 プラグ 61 段差ピストン 62 スプール 63 第1受座 64 第1バネ 65 第2受座 66 可動受座 67 第2バネ 68 第3バネ 69 ドレンポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータやシリンダ等の各種のアクチュエ
    ータに供給される圧油の吐出量を傾転角に応じて変化さ
    せる可変容量形ポンプの容量制御装置であって、 一端部に出力圧を導入することによって前記傾転角を変
    化させる傾転角制御手段と、 ポンプ吐出圧と前記アクチュエータの出力側の負荷圧と
    の差圧を感知して前記傾転角制御手段の一端部に出力圧
    を導入するロードセンシング弁と、 前記傾転角制御手段の一端部に出力圧を導入し、前記吐
    出量を圧力に応じて制御する等馬力制御手段と、を備え
    てなり、 前記等馬力制御手段の出力側にあって、前記ロードセン
    シング弁に並列して接続し、且つ前記等馬力制御手段の
    出力圧導入側にチェック弁を介して接続する並列油路を
    配すると共に、前記ロードセンシング弁の出力側の油路
    に絞りを配することを特徴とする可変容量形ポンプの容
    量制御装置。
  2. 【請求項2】 前記並列油路にあって前記チェック弁の
    上流側又は下流側に絞りを有してなる請求項1記載の可
    変容量形ポンプの容量制御装置。
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