JPH077585Y2 - タンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構造 - Google Patents

タンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構造

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JPH077585Y2
JPH077585Y2 JP6482490U JP6482490U JPH077585Y2 JP H077585 Y2 JPH077585 Y2 JP H077585Y2 JP 6482490 U JP6482490 U JP 6482490U JP 6482490 U JP6482490 U JP 6482490U JP H077585 Y2 JPH077585 Y2 JP H077585Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構
造に関し、特に斜板の湾曲状の摺動部と斜板支持ブロッ
クの湾曲状摺動支持部へ油圧を導く油通路構造を改善し
たものに関する。
〔従来技術〕
従来より、可変容量型油圧ポンプにおいては、例えば特
開昭63-90676号公報に記載されているように、ケーシン
グ内にシリンダブロックが収容され、ケーシングの一端
にはバルブブロックが固着されケーシングの他端には斜
板支持ブロックが固着され、ケーシングと斜板支持ブロ
ック間には斜板が配設され、斜板の傾転角を調節自在と
する為に斜板支持ブロック内面部には1対のクレイドル
式の摺動支持部が形成され、斜板の外面部には上記1対
のクレイドル式の摺動支持部で夫々摺動自在に支持され
る1対のクレイドル式の摺動部が形成されている。
上記1対の摺動支持部と摺動部のうち、一方はシリンダ
ブロックの高圧側の複数のピストンに対応してこれらピ
ストンから大きな軸方向の押圧力を受け、他方は低圧側
の複数のピストンに対応してこれらピストンから小さな
軸方向の押圧力を受ける。
上記斜板の傾転角を調節するときの摺動抵抗を小さくす
る為、一般に摺動支持部と摺動部間に油圧を供給する潤
滑機構が採用される。
上記公報の潤滑機構では、高圧側の摺動部に大きな貯油
ポケットが形成され、低圧側の摺動部に小さな貯油ポケ
ットが形成され、斜板の摺動軌跡のうち高圧側に油圧導
入口が形成され、ピストンとシュー内の油通路から油圧
導入口へ導入された油圧を上記1対の貯油ポケットへ導
く油通路が形成されている。
一方、一般的な潤滑構造においては、ケーシングと斜板
支持ブロック内にバルブブロックの吐出ポートから高圧
側の摺動支持部と摺動部間に油圧を導入する1組の油通
路を形成する場合が多い。
尚、従来より、2台の上記斜板式油圧ポンプを共通のバ
ルブブロックの両側に対称に組付けてなるタンデム型斜
板式油圧ポンプも広く実用に供されている。そして、こ
のタンデム型油圧ポンプの場合でも、回転駆動力の入力
部は通常1個所しか設けられていない。
〔考案が解決しようとする課題〕
通常、シリンダブロックの回転方向が所定の一方向(例
えば所定方向より視て右回転)に設定される場合が多い
けれども、1本のエンジン補機出力軸にギヤボックスを
介して2台の油圧ポンプを接続したり、或いは両軸モー
タに2台の油圧ポンプを接続する場合など、シリンダブ
ロックの回転方向が反対方向(例えば、左回転)に設定
されることがある。
上記公報の潤滑機構では、シリンダブロックの回転方向
を反対方向に設定する為には右回転用の斜板の代わりに
左回転用の斜板を用いなければならないので、部品の種
類が多くなり、その製作・組立・在庫管理などが煩雑に
なること、ユーザーが自由に回転方向を変えて設定する
ことが出来ないこと、などの問題がある。
一方、一般的な潤滑構造のように、ケーシングと斜板支
持ブロックに1組の油通路を形成する場合にも、シリン
ダブロックの回転方向を反対方向に設定する為には右回
転用のケーシングと斜板支持ブロックの代わりに左回転
用のケーシングと斜板支持ブロックとを用いなければな
らないので、上記同様の問題がある。
上記の説明は、高圧側の摺動支持部と摺動部にのみ油圧
を供給する潤滑機構の場合について説明したが、高圧側
だけでなく低圧側の摺動支持部と摺動部間にも低圧の油
圧を供給する潤滑機構を採用する場合にも、上記と同様
の問題がある。
本考案の目的は、共通の部品を用いてシリンダブロック
の回転方向を適宜設定することの出来るようなタンデム
型斜板式油圧ポンプのケーシング構造を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
第1請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシ
ング構造は、バルブブロックと、その両側に固定され且
つ回転駆動されるシリンダブロックを夫々収容する1対
のケーシングと、各ケーシングの端部に固定され且つ斜
板の1対のクレイドル式の摺動部に夫々摺接する1対の
クレイドル式の摺動支持部を有する斜板支持ブロックと
を備えたタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構造
において、上記各ケーシングとそれに固定された斜板支
持ブロックには、ケーシングのバルブブロック側端面か
ら延び1対の摺動支持部に夫々開口する1対の第1及び
第2油通路が形成され、上記バルブブロックには、シリ
ンダブロックの高圧側のピストンに対応する第1油通路
を吐出ポートに連通する油圧供給路及びシリンダブロッ
クの低圧側のピストンに対応する第2油通路の端部を塞
ぐ盲部が、1対のケーシングに夫々対応させて対称に形
成され、バルブブロックを鉛直軸回りに反転させて組付
けたときには、第1油通路が盲部で閉塞され且つ第2油
通路が油圧供給路に接続されるように形成されているも
のである。
第2請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシ
ング構造は、第1請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポ
ンプのケーシング構造において、上記各ケーシングとそ
れに固着された斜板支持ブロックに形成された1対の第
1及び第2油通路を連通する連通油通路であって絞り部
を有する連通油通路がケーシング又は斜板支持ブロック
内に設けられているものである。
〔作用〕
第1請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシ
ング構造においては、タンデム型油圧ポンプの1対のシ
リンダブロックの高圧側のピストンは相対向状に配設さ
れ、バルブブロックの少なくとも吸入ポートは1対のシ
リンダブロックに対して共用化されている。
タンデム型油圧ポンプの回転方向が所定方向のとき、両
方のケーシングと斜板支持ブロックにおいて夫々吐出ポ
ートの油圧は油圧供給部から第1油通路に供給されて高
圧側の摺動支持部に供給されるので、その高圧側の摺動
支持部と摺動部間が確実に潤滑され、第2油通路は盲部
で閉塞されているので低圧側の摺動支持部には油圧が供
給されない。
ところで、タンデム型油圧ポンプの回転方向を所定方向
と反対方向に設定する場合には、低圧側のピストンと高
圧側のピストンとの位置が入れ替えられることから、吸
入ポートと吐出ポートの位置が入れ替わるようにバルブ
ブロックを鉛直軸回りに反転して組付けると、両方のケ
ーシングと斜板支持ブロックにおいて夫々第1油通路が
盲部で閉塞されるとともに第2油通路が油圧供給路に接
続されるので、低圧側に切換えられた第1油通路には油
圧が供給されず、高圧側に切換えられた第2油通路に油
圧が供給される。
このように、ケーシング、斜板支持ブロック及びバルブ
ブロックなどの部品として共通のものを用い、バルブブ
ロックを反転させて組付けるだけで油圧ポンプの回転方
向を反対方向に設定することが出来る。
第2請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシ
ング構造においては、基本的に第1請求項と同様の作用
が得られる。しかも、第1及び第2油通路を連通する連
通油通路であって絞り部を有する連通油通路がケーシン
グ又は斜板支持ブロック内に設けられているので、第1
油通路に油圧が供給されるときには第1油通路から連通
油通路の絞り部で流量が制限された油圧が連通油通路を
介して第2油通路へ供給され、その油圧が低圧側の摺動
支持部と摺動部間に供給される。
バルブブロックを反転して組付けた場合、第2油通路へ
吐出圧の油圧が供給され、第1油通路へは絞り部で流量
制限された油圧が供給される。
このように、ケーシング、斜板支持ブロック及びバルブ
ブロックなどの部品として共通のものを用い、高圧側と
低圧側の摺動支持部へ夫々高圧と低圧の油圧を供給しつ
つも、バルブブロックを反転して組付けるだけで、油圧
ポンプの回転方向を反対方向に設定することが出来る。
〔考案の効果〕
第1請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシ
ング構造によれば、上記〔作用〕の項で説明したよう
に、油圧ポンプの回転方向を反対方向に設定可能にする
場合に部品の種類が増加するのを防止し、部品の共通化
を実現し、その製作・組立・在庫管理を簡単化すること
が出来る。しかも、油圧ポンプの回転方向を反対方向に
切換える場合、バルブブロックを反転させて組付ければ
よいので、ユーザーも自由に回転方向を設定することが
出来る。
第2請求項に係るタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシ
ング構造によれば、上記〔作用〕の項で説明したよう
に、基本的に第1請求項と同様の効果が得られる。加え
て、高圧側の摺動支持部に吐出圧の油圧を供給する一
方、低圧側の摺動支持部に低圧の油圧を供給することが
出来る。そして、油圧ポンプの回転方向を反対方向に設
定した場合にも、上記油圧の供給が可能である。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面に基いて説明する。
タンデム型斜板式油圧ポンプPのケーシング構造は、第
1図〜第3図に示すように、バルブブロック1と、その
前面と後面に夫々固定される1対のケーシング2・2
と、これらケーシング2・2の外端部に夫々固定される
1対の斜板支持ブロック3・3とを備えている。
ケーシング2と斜板支持ブロック3間に配設される前後
1対の斜板4・4が設けられ、各ケーシング2の収容孔
5にはシリンダブロック30が回転自在に装着され、後側
シリンダブロック30を回転駆動する為の入力軸部材6A
は、後側の斜板支持ブロック3と、後側のケーシング2
内のシリンダブロック30と、バルブブロック1の後半部
とに亙って挿通され、入力軸部材6Aの右端部に継手金具
34を介して連結された入力軸部材6Bはバルブブロック1
の前半部と前側のケーシング2内のシリンダブロック30
と前側の斜板支持ブロック4とに亙って挿通され、上記
入力軸部材6Aは後側の斜板支持ブロック3の後側におい
てエンジンやモータなどの駆動機の出力部に連結され、
入力軸部材6A・6Bによって前後1対のシリンダブロック
30・30が回転駆動される。
上記各シリンダブロック30の複数のシリンダ穴31には夫
々ピストン32が摺動自在に装着され、これらピストン32
はシュー33を介して斜板4で軸方向に駆動される。尚、
これらに関する構造は既存周知のものと同様なので説明
を省略する。
上記バルブブロック1の前面と後面には対応する前後の
シリンダブロック30・30に夫々摺接する前後1対のバル
ブプレート7・8が固着され、バルブプレート7・8の
右半部には夫々湾曲状の吐出口9・10が対称に形成さ
れ、バルブブロック1の右半部には吐出口9に連なる吐
出ポート11と吐出口10に連なる吐出ポート12が前後に対
称に形成され、バルブプレート7・8の左半部には夫々
湾曲状の吸入口13・14が対称に形成され、これら吸入口
13・14は吸入ポート15に接続されている。上記吐出ポー
ト11・12はバルブブロック1の右端面に開口しまた吸入
ポート15はバルブブロック1の左端面に開口している。
上記斜板4の傾転角を変えて吐出量を可変とする為斜板
4と斜板支持ブロック3とに設けられたクレイドル式の
摺動軸受機構について説明する。
上記後側の斜板支持ブロック3の前面には収容孔5に嵌
まる円形突部16が形成され、円形突部16の右半部と左半
部にはクレイドル式の摺動支持部17・18が夫々立向きに
形成され、斜板4の後側部の右半部と左半部には摺動支
持部17・18で摺動自在に支持される摺動部19・20が夫々
形成され、これら摺動部19・20には浅い貯油ポケット19
a・20aが夫々形成されている(第2図参照)。
前後1対の斜板4・4は相互に対称であり、前後1対の
斜板支持ブロック3・3は相互に対称であり、前側の斜
板4には左右1対の摺動部19・20が形成され、前側の斜
板支持ブロック3の円形突部16には左右1対の摺動支持
部17・18が形成されている。
入力軸部材6A・6Bを第3図の矢印A方向に回転駆動する
場合に、吐出口9・10に対応するピストン32に高い吐出
圧が作用し、各斜板4の右半部が複数のピストン32のシ
ュー33から大きな押圧力を受けるのに対し、吸入口13・
14に対応するピストン32からは小さな押圧力しか作用し
ない。
そこで、斜板4を傾転させるときの抵抗力軽減の為、少
なくとも右側のつまり高圧側の摺動支持部17と摺動部19
間を潤滑する必要がある。しかも、入力軸部材6A・6Bの
回転方向を矢印A方向とは反対に第4図の矢印B方向に
設定するときには、バルブブロック1が鉛直軸Z回りに
反転されて吸入ポート15と吐出ポート11・12との位置が
入れ替えられるが、その場合斜板4の左半部がピストン
32から大きな押圧力を受けるので少なくとも左側の摺動
支持部18と摺動部20間を潤滑する必要がある。
そこで、各ケーシング2の下部の右端近傍部とそれに固
着された斜板支持ブロック3とに亙って第1油通路21が
透設され、この第1油通路21は右側の摺動支持部21の中
段部の開口21aに開端され、バルブブロック1の前部に
は前側の吐出ポート11から前側の第1油通路21に吐出圧
の油圧を供給する油圧供給通路23が形成され、バルブブ
ロック1の後部には後側の吐出ポート12から後側の第1
油通路21に吐出圧の油圧を供給する油圧供給通路24が油
圧供給通路23と前後に対称に形成されている。
更に、各ケーシング2の下部の左端近傍部とそれに固着
された斜板支持ブロック3とに亙って第2油通路22が形
成され、この第2油通路22は左側の摺動支持部18の中段
部の開口22aに開端され、バルブブロック1の前端面に
は前側の第2油通路22の始端部を塞ぐ盲部25が形成さ
れ、バルブブロック1の後端面には後側の第2油通路22
の始端部を塞ぐ盲部26が上記盲部25と前後に対称に形成
されている。尚、油圧供給通路23の開口部と盲部26とは
鉛直軸Zに対して回転対称の位置関係となっており、油
圧供給通路24の開口部と盲部25とは鉛直軸Zに対して回
転対称の位置関係になっている。
以上の構成において、入力軸部材6A・6Bを第3図の矢印
A方向に駆動する場合には、各吐出ポート11・12から油
圧供給路23・24及び第1油通路21を介して摺動支持部17
の開口21aに吐出圧に近い油圧が供給され、それが貯油
ポケット19aに充填されるので、高圧側の摺動支持部17
と摺動部19間を十分に潤滑することが出来る。
これに対して、各第2油路22の始端部は対応する盲部25
・26で閉塞されるで、第2油路22へは油圧が供給されな
い。
これに対して、入力軸部材6を第4図の矢印B方向に駆
動する場合には、バルブブロック1を鉛直軸Z回りに18
0°反転させた状態で組付けるものとする。この場合左
側の摺動支持部18及び摺動部20が高圧側のピストンに対
向して高圧側となり、右側の摺動支持部17及び摺動部19
が低圧側のピストンに対向して低圧側となるが、各第1
油通路21の始端部は対応する盲部25・26で閉塞され、ま
た各第2油通路22の始端部は対応する油圧供給路23・24
に接続されて左側の摺動支持部18の開口22aに吐出圧に
近い油圧が供給され、それが貯油ポケット20aに充填さ
れるので、高圧側の摺動支持部18と摺動部20間を十分に
潤滑することが出来る。
上記実施例のタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング
構造によれば、同じ構造の部品を用いながら、バルブブ
ロック1を鉛直軸Z回りに反転させて組付けるだけで、
入力軸部材6A・6Bの回転方向を反対方向に設定すること
が出来る。それ故、ユーザーが必要に応じて回転方向を
自由に設定することが可能となる。
<変形例>・・・第5図・第6図参照 上記実施例と異なる構成についてのみ説明し、同一の構
成については同一符号を付して説明を省略する。
各ケーシング2の下部には、第1油通路21と第2油通路
22とを連通する連通油通路27が設けられ、その連通油通
路27の途中部には絞り部28が設けられている。
従って、第1油通路21に高圧の油圧が供給されるときに
は、第1油通路21から連通油通路27を介して第2油通路
22に絞り部28で圧力降下した比較的低圧の油圧が供給さ
れることになる。つまり、高圧側の摺動支持部17と摺動
部19間に吐出圧に近い油圧を供給する一方、低圧側の摺
動支持部18と摺動部20間に比較的低圧の油圧を供給する
ことが出来る。
このことは、第5図のように入力軸部材6A・6Bを右回転
させる場合にも、第6図のように入力軸部材6A・6Bを左
回転させる場合にも同様である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はタンデム
型斜板式油圧ポンプの縦断面図、第2図は第1図II-II
線断面図、第3図は同油圧ポンプのケーシング構造の分
解斜視図、第4図は回転方向を反対に設定したときの第
3図相当図、第5図は変形例に係る第3図相当図、第6
図は回転方向を反対に設定したときの第5図相当図。 1……バルブブロック、2……ケーシング、3……斜板
支持ブロック、4……斜板、11・12……吐出ポート、15
……吸入ポート、17・18……摺動支持部、21……第1油
路、22……第2油路、23・24……油圧供給通路、25・26
……盲部、27……連通油通路、28……絞り部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブブロックと、その両側に固定され且
    つ回転駆動されるシリンダブロックを夫々収容する1対
    のケーシングと、各ケーシングの端部に固定され且つ斜
    板の1対のクレイドル式の摺動部に夫々摺接する1対の
    クレイドル式の摺動支持部を有する斜板支持ブロックと
    を備えたタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構造
    において、 上記各ケーシングとそれに固定された斜板支持ブロック
    には、ケーシングのバルブブロック側端面から延び1対
    の摺動支持部に夫々開口する1対の第1及び第2油通路
    が形成され、 上記バルブブロックには、シリンダブロックの高圧側の
    ピストンに対応する第1油通路を吐出ポートに連通する
    油圧供給路及びシリンダブロックの低圧側のピストンに
    対応する第2油通路の端部を塞ぐ盲部が、1対のケーシ
    ングに夫々対応させて対称に形成され、 バルブブロックを鉛直軸回りに反転させて組付けたとき
    には、第1油通路が盲部で閉塞させ且つ第2油通路が油
    圧供給路に接続されるように構成されていることを特徴
    とするタンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構造。
  2. 【請求項2】上記各ケーシングとそれに固着された斜板
    支持ブロックに形成された1対の第1及び第2油通路を
    連通する連通油通路であって絞り部を有する連通油通路
    がケーシング又は斜板支持ブロック内に設けられている
    ことを特徴とする第1請求項に記載のタンデム型斜板式
    油圧ポンプのケーシング構造。
JP6482490U 1990-06-19 1990-06-19 タンデム型斜板式油圧ポンプのケーシング構造 Expired - Lifetime JPH077585Y2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101418747B1 (ko) * 2012-10-09 2014-07-17 이종호 유체 공급 장치
WO2016093469A1 (ko) * 2014-12-11 2016-06-16 현대중공업 주식회사 유압 펌프
WO2016099000A1 (ko) * 2014-12-19 2016-06-23 현대중공업 주식회사 유압 펌프
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JP2018501436A (ja) * 2014-12-19 2018-01-18 ヒュンダイ コンストラクション エクイップメント カンパニー リミテッド 油圧ポンプ

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