JPH11241620A - 内燃機関 - Google Patents
内燃機関Info
- Publication number
- JPH11241620A JPH11241620A JP10345641A JP34564198A JPH11241620A JP H11241620 A JPH11241620 A JP H11241620A JP 10345641 A JP10345641 A JP 10345641A JP 34564198 A JP34564198 A JP 34564198A JP H11241620 A JPH11241620 A JP H11241620A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- internal combustion
- combustion engine
- front valve
- engine according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/12—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having slidably-mounted valve members; having valve members movable longitudinally of conduit
- F02D9/14—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having slidably-mounted valve members; having valve members movable longitudinally of conduit the members being slidable transversely of conduit
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L5/00—Slide valve-gear or valve-arrangements
- F01L5/02—Slide valve-gear or valve-arrangements with other than cylindrical, sleeve or part annularly shaped valves, e.g. with flat-type valves
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L9/00—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
- F01L9/20—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B29/00—Engines characterised by provision for charging or scavenging not provided for in groups F02B25/00, F02B27/00 or F02B33/00 - F02B39/00; Details thereof
- F02B29/08—Modifying distribution valve timing for charging purposes
- F02B29/083—Cyclically operated valves disposed upstream of the cylinder intake valve, controlled by external means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/08—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
- F02D9/12—Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having slidably-mounted valve members; having valve members movable longitudinally of conduit
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/02—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning induction conduits
- F02D2009/0201—Arrangements; Control features; Details thereof
- F02D2009/0213—Electronic or electric governor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少なくとも１つのシリンダと、該シリンダ内
でガイドされた、制御可能なインレット横断面を有する
吸気通路とを有する内燃機関であって、吸気通路内に少
なくとも１つの、インレット横断面を制御する弁が設け
られている形式のものにおいて、絞り損失が、存在する
構造部内にできるだけ簡単に組み込むことができるよう
な内燃機関を提供する。 【解決手段】 少なくとも１つの弁１６に、内燃機関の
作業周期に関連して制御される前置弁１３が配属されて
いる。 【効果】
でガイドされた、制御可能なインレット横断面を有する
吸気通路とを有する内燃機関であって、吸気通路内に少
なくとも１つの、インレット横断面を制御する弁が設け
られている形式のものにおいて、絞り損失が、存在する
構造部内にできるだけ簡単に組み込むことができるよう
な内燃機関を提供する。 【解決手段】 少なくとも１つの弁１６に、内燃機関の
作業周期に関連して制御される前置弁１３が配属されて
いる。 【効果】
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも１つの
シリンダと、該シリンダ内でガイドされた、制御可能な
インレット横断面を有する吸気通路とを有する内燃機関
であって、吸気通路内に少なくとも１つの、インレット
横断面を制御する弁が設けられている形式のものに関す
る。
シリンダと、該シリンダ内でガイドされた、制御可能な
インレット横断面を有する吸気通路とを有する内燃機関
であって、吸気通路内に少なくとも１つの、インレット
横断面を制御する弁が設けられている形式のものに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】公知の内燃機関は、ガス交換を制御する
ための一定のインレット−及びアウトレット弁隆起曲線
を有している。弁開放時点及び閉鎖時点、弁開放時間及
び弁ストロークは、各シリンダの各作業タクトにおいて
周期的に一定である。このようないわゆる弁隆起曲線
は、クランク軸によって駆動され、このクランク軸と一
緒に永久的に回転するカム軸の、構造的に規定されたカ
ム輪郭及びカム高さによってあらかじめ与えられる。こ
のようなカム軸によってあらかじめ与えられた弁隆起曲
線は、全負荷時における最適なガス供給量と可能な僅か
な損失（つまり内燃機関の部分負荷時における良好なエ
ンジン効率）との間の妥協を成す。
ための一定のインレット−及びアウトレット弁隆起曲線
を有している。弁開放時点及び閉鎖時点、弁開放時間及
び弁ストロークは、各シリンダの各作業タクトにおいて
周期的に一定である。このようないわゆる弁隆起曲線
は、クランク軸によって駆動され、このクランク軸と一
緒に永久的に回転するカム軸の、構造的に規定されたカ
ム輪郭及びカム高さによってあらかじめ与えられる。こ
のようなカム軸によってあらかじめ与えられた弁隆起曲
線は、全負荷時における最適なガス供給量と可能な僅か
な損失（つまり内燃機関の部分負荷時における良好なエ
ンジン効率）との間の妥協を成す。
【０００３】しかしながらこのような妥協の設定は不都
合であって、良好な高出力と部分負荷範囲内での良好な
効率とを同時に得ることが望まれている。高回転数にお
ける高いエンジン出力は、各吸気タクト時において燃焼
室内に新鮮空気の可能な最大量を流入させるために、長
い弁開放時間も大きい弁ストロークも必要とする。この
ような弁制御の設計においては、低いエンジン回転数及
び部分負荷範囲内において絞り損失が生じるという欠点
がある。何故ならば、内燃機関のこのような運転のため
には、特にインレット弁の開放時間及び弁ストローク
が、必要な吸込み空気量のために大きすぎるからであ
る。それでも燃焼室の正確な充填を調節することができ
るようにするために、スロットルバルブを備えた吸気横
断面を減少させ、それによって勿論ガス交換時に絞り損
失が生じる。またインレット弁が完全に閉鎖される前
に、弁の重なりつまりアウトレット弁の開放が長いの
で、これによって掃気損失が生じ、多くの運転時点でシ
リンダ内に高すぎる残留ガス成分が残ることがになる。
合であって、良好な高出力と部分負荷範囲内での良好な
効率とを同時に得ることが望まれている。高回転数にお
ける高いエンジン出力は、各吸気タクト時において燃焼
室内に新鮮空気の可能な最大量を流入させるために、長
い弁開放時間も大きい弁ストロークも必要とする。この
ような弁制御の設計においては、低いエンジン回転数及
び部分負荷範囲内において絞り損失が生じるという欠点
がある。何故ならば、内燃機関のこのような運転のため
には、特にインレット弁の開放時間及び弁ストローク
が、必要な吸込み空気量のために大きすぎるからであ
る。それでも燃焼室の正確な充填を調節することができ
るようにするために、スロットルバルブを備えた吸気横
断面を減少させ、それによって勿論ガス交換時に絞り損
失が生じる。またインレット弁が完全に閉鎖される前
に、弁の重なりつまりアウトレット弁の開放が長いの
で、これによって掃気損失が生じ、多くの運転時点でシ
リンダ内に高すぎる残留ガス成分が残ることがになる。
【０００４】このような欠点を取り除くために、インレ
ット隆起曲線からアウトレット隆起曲線までの位相のず
れを可能にするシステムが公知である。これによって、
内燃機関のトルクが全負荷曲線並びに残留ガス成分に肯
定的な影響を与えることができる。弁隆起曲線の影響の
変化パラメータとしては、基本的に、弁ストローク、弁
開放時点及び弁開放時間が提供される。特に絞り損失を
減少させるために、インレット弁の閉鎖時点に影響を与
えることが公知である。
ット隆起曲線からアウトレット隆起曲線までの位相のず
れを可能にするシステムが公知である。これによって、
内燃機関のトルクが全負荷曲線並びに残留ガス成分に肯
定的な影響を与えることができる。弁隆起曲線の影響の
変化パラメータとしては、基本的に、弁ストローク、弁
開放時点及び弁開放時間が提供される。特に絞り損失を
減少させるために、インレット弁の閉鎖時点に影響を与
えることが公知である。
【０００５】例えばインレット弁の可変なストローク
を、インレット開放時間の段階的な位相のずれと組み合
わせることが公知である。このために、付加的な偏心体
軸が設けられており、この偏心体軸は、例えば電動モー
タによって調節される。
を、インレット開放時間の段階的な位相のずれと組み合
わせることが公知である。このために、付加的な偏心体
軸が設けられており、この偏心体軸は、例えば電動モー
タによって調節される。
【０００６】さらに、開放時間と連動させて弁ストロー
クを変えるためのシステムが公知である。この場合に
は、付加的に第２のインレットカム軸が使用されてお
り、このインレットカム軸は、既に存在している第１の
カム軸と同じ回転数で回転する。特別な伝動装置によっ
て、電動モータを介して２つのカム軸を互いに回転させ
ることができる。このような構造的に比較的高価な解決
策においては、付加的な構成部分によって、シリンダヘ
ッドの高価な構造的変更が生じるという欠点がある。
クを変えるためのシステムが公知である。この場合に
は、付加的に第２のインレットカム軸が使用されてお
り、このインレットカム軸は、既に存在している第１の
カム軸と同じ回転数で回転する。特別な伝動装置によっ
て、電動モータを介して２つのカム軸を互いに回転させ
ることができる。このような構造的に比較的高価な解決
策においては、付加的な構成部分によって、シリンダヘ
ッドの高価な構造的変更が生じるという欠点がある。
【０００７】また、付加的な弁によってインレット弁の
直前で絞り損失を減少させるシステムも公知である。例
えば吸気管内に組み込まれた回転スライダが提案されて
いる。この場合空気は中空のローラ内に貫流して、スリ
ットを通ってインレット通路内に達する。ローラは、ベ
ルトを介してインレットカム軸によって駆動され、ひい
ては、付加的に調節可能な緊締部材によって位相対応配
置が変えられる。その結果、同様に絞り損失を減少させ
ることができる。有利には、シリンダヘッド構造は変え
る必要がなく、吸気通路の小さい容積は、噴射された燃
料量の良好な混合準備を考慮するやや小さい負圧を有し
ている。しかしながら、この公知のシステムにおいて
は、変化が限定的しか得られないという欠点がある。
直前で絞り損失を減少させるシステムも公知である。例
えば吸気管内に組み込まれた回転スライダが提案されて
いる。この場合空気は中空のローラ内に貫流して、スリ
ットを通ってインレット通路内に達する。ローラは、ベ
ルトを介してインレットカム軸によって駆動され、ひい
ては、付加的に調節可能な緊締部材によって位相対応配
置が変えられる。その結果、同様に絞り損失を減少させ
ることができる。有利には、シリンダヘッド構造は変え
る必要がなく、吸気通路の小さい容積は、噴射された燃
料量の良好な混合準備を考慮するやや小さい負圧を有し
ている。しかしながら、この公知のシステムにおいて
は、変化が限定的しか得られないという欠点がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、絞り損失が、存在する構造部内にできるだけ簡単に
組み込むことができるような内燃機関を提供することで
ある。
は、絞り損失が、存在する構造部内にできるだけ簡単に
組み込むことができるような内燃機関を提供することで
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、少なくとも１つの弁に、内燃機関の作業周
期に関連して制御される前置弁(Vorschaltventil）が配
属されている。
明によれば、少なくとも１つの弁に、内燃機関の作業周
期に関連して制御される前置弁(Vorschaltventil）が配
属されている。
【００１０】
【発明の効果】請求項１に記載した特徴を有する本発明
による内燃機関は、構造的に非常に簡単な手段で及びひ
いては非常に安価に、内燃機関のインレット制御のため
の可変なシステムが可能であるという利点を有してい
る。
による内燃機関は、構造的に非常に簡単な手段で及びひ
いては非常に安価に、内燃機関のインレット制御のため
の可変なシステムが可能であるという利点を有してい
る。
【００１１】インレット弁にそれぞれ１つの前置弁が対
応配置されており、この前置弁は有利な形式でそれぞれ
電磁石式に操作可能なスプール弁(Schiberventil）又は
フラップ弁(Klappenventil）として構成されていて、簡
単な形式で、内燃機関の絞りのない負荷制御が得られ
る。前置弁は、本来のシリンダ構造に影響を与えること
なしに、内燃機関内に組み込むことができる。特にその
電磁石式の操作性に基づいて、この前置弁は、簡単で頑
丈に構成されるので、内燃機関の所定の運転中に確実か
つ安全に機能する。特に、各前置弁を別個に制御するこ
とによって、混合気形成（燃料−燃焼空気−混合気）に
所望の影響を与えるためのシリンダ選択的な充填制御が
得られるので、消費燃料、残留ガス、トルク及び／又は
混合気形成に関連して内燃機関の運転は、相応にその時
点での運転条件に応じて最適に合わせることができる。
インレット弁に付加的に設けられた前置弁は、簡単な形
式で内燃機関に組み込むことができる非常に有利には別
個のモジュールとして組み立てることができる。有利な
形式で前置弁は、内燃機関に配属された吸込みモジュー
ル（燃焼空気の準備及び分配に役立つ）内に組み込むこ
とができる。
応配置されており、この前置弁は有利な形式でそれぞれ
電磁石式に操作可能なスプール弁(Schiberventil）又は
フラップ弁(Klappenventil）として構成されていて、簡
単な形式で、内燃機関の絞りのない負荷制御が得られ
る。前置弁は、本来のシリンダ構造に影響を与えること
なしに、内燃機関内に組み込むことができる。特にその
電磁石式の操作性に基づいて、この前置弁は、簡単で頑
丈に構成されるので、内燃機関の所定の運転中に確実か
つ安全に機能する。特に、各前置弁を別個に制御するこ
とによって、混合気形成（燃料−燃焼空気−混合気）に
所望の影響を与えるためのシリンダ選択的な充填制御が
得られるので、消費燃料、残留ガス、トルク及び／又は
混合気形成に関連して内燃機関の運転は、相応にその時
点での運転条件に応じて最適に合わせることができる。
インレット弁に付加的に設けられた前置弁は、簡単な形
式で内燃機関に組み込むことができる非常に有利には別
個のモジュールとして組み立てることができる。有利な
形式で前置弁は、内燃機関に配属された吸込みモジュー
ル（燃焼空気の準備及び分配に役立つ）内に組み込むこ
とができる。
【００１２】本発明の有利な構成によれば、前置弁の制
御はエンジンエレクトロニクスを介して行われる。この
エンジンエレクトロニクスは、内燃機関のインレット弁
と燃料噴射とを同時に制御する。それによって、前置弁
の所定の開閉制御が、インレット弁の制御及び燃料噴射
弁に関連して可能であるので、比較的安価な費用によっ
て、内燃機関の最適な運転が得られる。前置弁の制御
が、内燃機関の種々異なる運転パラメータ例えば回転
数、負荷、運転温度及びその他の値に合わせて付加的に
行われる場合には、内燃機関の燃料節約的な及び効果的
な運転はさらに最適化される。アクセルペダルを介して
制御することもできる前置弁によって、内燃機関の効率
を低下させるスロットルバルブを使用することなしに、
運転者によって望まれる内燃機関の出力を制御すること
ができる。このような制御においては、選択的なシリン
ダ遮断もエンジンエレクトロニクスによって簡単な形式
で実現され得る。この選択的なシリンダ遮断は、内燃機
関の低い運転及び部分負荷運転において非常に燃料を節
約した運転のために配慮される。
御はエンジンエレクトロニクスを介して行われる。この
エンジンエレクトロニクスは、内燃機関のインレット弁
と燃料噴射とを同時に制御する。それによって、前置弁
の所定の開閉制御が、インレット弁の制御及び燃料噴射
弁に関連して可能であるので、比較的安価な費用によっ
て、内燃機関の最適な運転が得られる。前置弁の制御
が、内燃機関の種々異なる運転パラメータ例えば回転
数、負荷、運転温度及びその他の値に合わせて付加的に
行われる場合には、内燃機関の燃料節約的な及び効果的
な運転はさらに最適化される。アクセルペダルを介して
制御することもできる前置弁によって、内燃機関の効率
を低下させるスロットルバルブを使用することなしに、
運転者によって望まれる内燃機関の出力を制御すること
ができる。このような制御においては、選択的なシリン
ダ遮断もエンジンエレクトロニクスによって簡単な形式
で実現され得る。この選択的なシリンダ遮断は、内燃機
関の低い運転及び部分負荷運転において非常に燃料を節
約した運転のために配慮される。
【００１３】前置弁の接続装置は、有利な形式で電磁石
式に操作可能なフラットスライダとしてもまた回転運動
可能なフラップとしても構成することができる。この場
合、それぞれの構成は、提供可能な組み込みスペース又
は所望の操作速度に応じて個別に選択することができ
る。フラットスライダを備えた構成は、例えば通路が前
置弁の開放状態で、回転運動するフラップにおいてそう
であるような絞り抵抗がまったく生じないという利点を
有している。このようなフラップにおいては、回転軸は
開放状態でも吸気通路の中央に残っている。このため
に、回転操作される前置弁は、操作力が小さく操作時間
が短いという利点を有している。
式に操作可能なフラットスライダとしてもまた回転運動
可能なフラップとしても構成することができる。この場
合、それぞれの構成は、提供可能な組み込みスペース又
は所望の操作速度に応じて個別に選択することができ
る。フラットスライダを備えた構成は、例えば通路が前
置弁の開放状態で、回転運動するフラップにおいてそう
であるような絞り抵抗がまったく生じないという利点を
有している。このようなフラップにおいては、回転軸は
開放状態でも吸気通路の中央に残っている。このため
に、回転操作される前置弁は、操作力が小さく操作時間
が短いという利点を有している。
【００１４】別の有利な実施例では前置弁の連続的な操
作装置も設けることができる。前置弁の電磁石に供給さ
れる電圧に応じて、吸気通路の部分的な開放だけによっ
て連続的な操作が可能である。例えば内燃機関の部分負
荷運転時には、全吸気横断面を開放しない部分開放によ
って、このような形式で吸い込まれた空気の流れ速度を
低くしないようにすることが考えられる。
作装置も設けることができる。前置弁の電磁石に供給さ
れる電圧に応じて、吸気通路の部分的な開放だけによっ
て連続的な操作が可能である。例えば内燃機関の部分負
荷運転時には、全吸気横断面を開放しない部分開放によ
って、このような形式で吸い込まれた空気の流れ速度を
低くしないようにすることが考えられる。
【００１５】本発明の別の有利な構成は従属請求項に記
載されている。
載されている。
【００１６】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
示した実施例を用いて具体的に説明する。
示した実施例を用いて具体的に説明する。
【００１７】図１には、本発明による前置弁１３を内燃
機関の吸気通路１２内に組み込んだ状態の断面図が示さ
れている。図示された吸気通路１２の断面図において、
吸気通路１２は、シリンダの燃焼室１４に通じていて、
円形の皿形弁座１８を備えた公知のインレット弁１６に
よって、燃焼室１４に向かって開放又は閉鎖されるよう
になっている。流れ方向でインレット弁１６の直前に、
燃料噴射ノズル２０が配置されており、この燃料噴射ノ
ズル２０は燃料をインレット弁１６の手前で吸気通路１
２内に直接噴射する。流れ方向で噴射ノズル２０の手前
には本発明による前置弁１３が配置されており、この前
置弁１３は、図示の実施例では電磁操作式のフラットス
ライダ(Flachschieber）２２を有しており、このフラッ
トスライダ２２は、吸気通路１２の開放横断面を完全に
閉鎖又は開放する。前置弁１３のフラットスライダ２２
は、図示の実施例ではその非作業位置で渦巻きばね２６
によて閉鎖位置に押し付けられる。電磁石２４を操作す
ることによって、フラットスライダ２２はばね２６のば
ね力に抗してずらされ、それによって吸気横断面を開放
し、エンジンの各作業サイクル毎、有利には最大ストロ
ーク毎に閉鎖する。
機関の吸気通路１２内に組み込んだ状態の断面図が示さ
れている。図示された吸気通路１２の断面図において、
吸気通路１２は、シリンダの燃焼室１４に通じていて、
円形の皿形弁座１８を備えた公知のインレット弁１６に
よって、燃焼室１４に向かって開放又は閉鎖されるよう
になっている。流れ方向でインレット弁１６の直前に、
燃料噴射ノズル２０が配置されており、この燃料噴射ノ
ズル２０は燃料をインレット弁１６の手前で吸気通路１
２内に直接噴射する。流れ方向で噴射ノズル２０の手前
には本発明による前置弁１３が配置されており、この前
置弁１３は、図示の実施例では電磁操作式のフラットス
ライダ(Flachschieber）２２を有しており、このフラッ
トスライダ２２は、吸気通路１２の開放横断面を完全に
閉鎖又は開放する。前置弁１３のフラットスライダ２２
は、図示の実施例ではその非作業位置で渦巻きばね２６
によて閉鎖位置に押し付けられる。電磁石２４を操作す
ることによって、フラットスライダ２２はばね２６のば
ね力に抗してずらされ、それによって吸気横断面を開放
し、エンジンの各作業サイクル毎、有利には最大ストロ
ーク毎に閉鎖する。
【００１８】図２には、４サイクル式の内燃機関の、イ
ンレット弁、アウトレット弁及び前置弁の弁操作の種々
異なる時間経過を示す線図若しくはグラフが示されてい
る。符号４０で膨張段階、符号４２で突き出し段階、符
号４４で吸気段階、また符号４６で燃焼室１４内におけ
る燃料−空気混合機の圧縮段階が示されている。第１の
列１には、時間の経過に伴うシリンダのインレット弁及
びアウトレット弁の弁隆起曲線６，７が示されている。
この場合、弁隆起曲線６の高さは、シリンダの図示して
いないアウトレット弁の弁ストロークを質的(qualitati
v）に示していて、縁隆起曲線７の高さは、インレット
弁１６の弁ストロークを質的に示している。線図の第２
の列２は、内燃機関の全負荷時における前置弁１３の弁
開放曲線８を示している。この線図では、前置弁１３
が、インレット弁１６の全開放時間中に完全に開放され
ていることが示されている。この場合、曲線上昇の勾配
は、電磁石操作式の前置弁１３の最終的な長さの開放及
び閉鎖速度を表す。操作時間は、できるだけ短い方がよ
いが、可動な質量の慣性に基づいて任意に小さく維持は
できない。第３の列３では、内燃機関の部分負荷運転の
ための１例としての曲線９が示されている。このような
早期吸入閉鎖（ＦＥＳ）の方法においては、前置弁１３
はインレット弁１６と十分同時に開放されるが、短時間
後に再び閉鎖される。線図の第４の列４は、遅延吸入閉
鎖（ＳＥＳ）を示しており、この遅延吸入閉鎖において
は、前置弁１３は、インレット弁１６の閉鎖後の選択可
能な時間で閉鎖される。線図の一番下の列５では、遅延
吸入開放（ＳＥＯＥ）及び早期吸入閉鎖（ＦＥＳ）の別
の方法が示されている。この場合、前置弁１３は、イン
レット弁１６の開放後に選択可能な時間で開放し、イン
レット弁１６の閉鎖前に再び閉鎖する。以上述べたすべ
ての方法は、前置弁１３の開放ストロークを付加的に制
御に伴ってさらに洗練される。これは、例えばアイドリ
ング運転時又は小さい負荷時に効果的であって、前置弁
１３は部分的にのみ開放し、全インレット横断面を開放
はしない。同様に、このような形式で開放横断面をイン
レット弁１６の開放ストロークと同期化するために、前
置弁１３のゆっくりとした開放速度が可能である。この
ような制御は、吸い込まれた新鮮空気の流れ速度を一様
に上昇させ、それによって吸気通路１２内の渦流発生を
小さくするために配慮する。
ンレット弁、アウトレット弁及び前置弁の弁操作の種々
異なる時間経過を示す線図若しくはグラフが示されてい
る。符号４０で膨張段階、符号４２で突き出し段階、符
号４４で吸気段階、また符号４６で燃焼室１４内におけ
る燃料−空気混合機の圧縮段階が示されている。第１の
列１には、時間の経過に伴うシリンダのインレット弁及
びアウトレット弁の弁隆起曲線６，７が示されている。
この場合、弁隆起曲線６の高さは、シリンダの図示して
いないアウトレット弁の弁ストロークを質的(qualitati
v）に示していて、縁隆起曲線７の高さは、インレット
弁１６の弁ストロークを質的に示している。線図の第２
の列２は、内燃機関の全負荷時における前置弁１３の弁
開放曲線８を示している。この線図では、前置弁１３
が、インレット弁１６の全開放時間中に完全に開放され
ていることが示されている。この場合、曲線上昇の勾配
は、電磁石操作式の前置弁１３の最終的な長さの開放及
び閉鎖速度を表す。操作時間は、できるだけ短い方がよ
いが、可動な質量の慣性に基づいて任意に小さく維持は
できない。第３の列３では、内燃機関の部分負荷運転の
ための１例としての曲線９が示されている。このような
早期吸入閉鎖（ＦＥＳ）の方法においては、前置弁１３
はインレット弁１６と十分同時に開放されるが、短時間
後に再び閉鎖される。線図の第４の列４は、遅延吸入閉
鎖（ＳＥＳ）を示しており、この遅延吸入閉鎖において
は、前置弁１３は、インレット弁１６の閉鎖後の選択可
能な時間で閉鎖される。線図の一番下の列５では、遅延
吸入開放（ＳＥＯＥ）及び早期吸入閉鎖（ＦＥＳ）の別
の方法が示されている。この場合、前置弁１３は、イン
レット弁１６の開放後に選択可能な時間で開放し、イン
レット弁１６の閉鎖前に再び閉鎖する。以上述べたすべ
ての方法は、前置弁１３の開放ストロークを付加的に制
御に伴ってさらに洗練される。これは、例えばアイドリ
ング運転時又は小さい負荷時に効果的であって、前置弁
１３は部分的にのみ開放し、全インレット横断面を開放
はしない。同様に、このような形式で開放横断面をイン
レット弁１６の開放ストロークと同期化するために、前
置弁１３のゆっくりとした開放速度が可能である。この
ような制御は、吸い込まれた新鮮空気の流れ速度を一様
に上昇させ、それによって吸気通路１２内の渦流発生を
小さくするために配慮する。
【００１９】図３のａ〜図５には、電磁石操作の場合及
びフラップ操作の場合に関連した、前置弁１３の種々異
なる実施例が示されている。
びフラップ操作の場合に関連した、前置弁１３の種々異
なる実施例が示されている。
【００２０】図３のａには、並進的に(translatorisch)
調節可能なフラップ２２を有する実施例が示されてお
り、このフラップ２２は単動式（単一作用式）の電磁石
２４によって操作される。渦巻きばね２６は、フラット
スライダとして構成されたフラップ２２を閉鎖位置に押
し付ける。電磁石２４は、それぞれ前置弁１３の開放だ
けを行う。電磁石２４が遮断されると、渦巻きばね２６
はフラップ２２を閉鎖位置に押し戻す。フラップ２２
は、フラットスライダとして構成されており、このフラ
ットスライダは、溝２１内で吸気通路１２の流れ方向に
対して横方向にガイドされている。
調節可能なフラップ２２を有する実施例が示されてお
り、このフラップ２２は単動式（単一作用式）の電磁石
２４によって操作される。渦巻きばね２６は、フラット
スライダとして構成されたフラップ２２を閉鎖位置に押
し付ける。電磁石２４は、それぞれ前置弁１３の開放だ
けを行う。電磁石２４が遮断されると、渦巻きばね２６
はフラップ２２を閉鎖位置に押し戻す。フラップ２２
は、フラットスライダとして構成されており、このフラ
ットスライダは、溝２１内で吸気通路１２の流れ方向に
対して横方向にガイドされている。
【００２１】図３のｂには、図３のａと同様に、フラッ
トスライダ状のフラップ２２を備えた前置弁１３の構成
を有する別の変化実施例が示されている。しかしながら
このフラップ２２は、複動式（２重作用式）の電磁石２
５によって操作される。この場合、複動式の電磁石２５
は、前置弁１３のフラップ２２の開放もまた閉鎖も行
う。
トスライダ状のフラップ２２を備えた前置弁１３の構成
を有する別の変化実施例が示されている。しかしながら
このフラップ２２は、複動式（２重作用式）の電磁石２
５によって操作される。この場合、複動式の電磁石２５
は、前置弁１３のフラップ２２の開放もまた閉鎖も行
う。
【００２２】別の変化実施例は図３のｃに示されてい
る。図３のａ及び図３のｂに示した並進的に運動するフ
ラップ２２は、この場合、２つの電磁石３１，３２によ
って操作される。前置弁１３のスライダ３０は、その端
部で揺動可動子２７を有しており、この揺動可動子２７
は、２つの電磁石３１，３２のうちのどちらに電流が供
給されるかに応じて、２つの電磁石３１，３２間で移動
することができる。
る。図３のａ及び図３のｂに示した並進的に運動するフ
ラップ２２は、この場合、２つの電磁石３１，３２によ
って操作される。前置弁１３のスライダ３０は、その端
部で揺動可動子２７を有しており、この揺動可動子２７
は、２つの電磁石３１，３２のうちのどちらに電流が供
給されるかに応じて、２つの電磁石３１，３２間で移動
することができる。
【００２３】図４のａ〜図４のｃには、前置弁１３が、
吸気通路１２の連続的な開放及び閉鎖のための回転式の
フラップ２３を備えている実施例が示されている。この
場合、スライダ３０によって操作されるフラップ２３の
回転中心点は吸気通路１２の中心軸線にある。スライダ
３０自体は電子磁石式に操作される。つまりスライダ３
０は、渦巻きばね２６（図４のａ）による戻し位置を有
する単動式の電磁石２４を備えた実施例又は、複動式の
電磁石２５（図４のｂ）を備えた実施例又は、２つの電
磁石３１，３２間で移動可能な揺動可動子２７（図４の
ｃ）を備えた実施例に従って、電磁石式に操作される。
吸気通路１２の連続的な開放及び閉鎖のための回転式の
フラップ２３を備えている実施例が示されている。この
場合、スライダ３０によって操作されるフラップ２３の
回転中心点は吸気通路１２の中心軸線にある。スライダ
３０自体は電子磁石式に操作される。つまりスライダ３
０は、渦巻きばね２６（図４のａ）による戻し位置を有
する単動式の電磁石２４を備えた実施例又は、複動式の
電磁石２５（図４のｂ）を備えた実施例又は、２つの電
磁石３１，３２間で移動可能な揺動可動子２７（図４の
ｃ）を備えた実施例に従って、電磁石式に操作される。
【００２４】図５には、別の実施例が示されており、こ
の別の実施例では、前置弁１３が並進的に運動する円錐
形の閉鎖体２８を有している。図示の実施例では、スラ
イダ３０は、単動式の電磁石２４によって操作され、非
作業位置では渦巻きばね２６によって閉鎖位置に押し付
けられる。同様に、このような形式の円錐形の弁座２８
を備えた実施例においては、スライダ３０を操作するた
めの複動式の電磁石２５を備えた実施例、又は図３の
ｂ、図３のｃ或いは図４のｂ、図４のｃに相当する、２
つの電磁石３１，３２間で移動する揺動可動子２７を備
えた実施例が可能である。
の別の実施例では、前置弁１３が並進的に運動する円錐
形の閉鎖体２８を有している。図示の実施例では、スラ
イダ３０は、単動式の電磁石２４によって操作され、非
作業位置では渦巻きばね２６によって閉鎖位置に押し付
けられる。同様に、このような形式の円錐形の弁座２８
を備えた実施例においては、スライダ３０を操作するた
めの複動式の電磁石２５を備えた実施例、又は図３の
ｂ、図３のｃ或いは図４のｂ、図４のｃに相当する、２
つの電磁石３１，３２間で移動する揺動可動子２７を備
えた実施例が可能である。
【００２５】図２には、内燃機関の作業サイクル毎に前
置弁１３がそれぞれ１回開放及び閉鎖する状態の例が示
されている。つまり、前置弁１３は内燃機関の作業周期
に関連して制御される。これは、スロットルバルブとは
明らかに異なっている。何故ならば、スロットルバルブ
は、内燃機関の吸気通路を通って流入する空気若しくは
ガス流を内燃機関の作業周期とは無関係に絞るからであ
る。
置弁１３がそれぞれ１回開放及び閉鎖する状態の例が示
されている。つまり、前置弁１３は内燃機関の作業周期
に関連して制御される。これは、スロットルバルブとは
明らかに異なっている。何故ならば、スロットルバルブ
は、内燃機関の吸気通路を通って流入する空気若しくは
ガス流を内燃機関の作業周期とは無関係に絞るからであ
る。
【００２６】内燃機関が多数のシリンダを有している場
合には、有利には各シリンダはその固有の前置弁１３を
有しており、この場合、各シリンダの前置弁１３は、互
いに制御可能であって、これによって各前置弁１３の開
閉は各シリンダの各作業周期に最適に合わせることがで
きる。
合には、有利には各シリンダはその固有の前置弁１３を
有しており、この場合、各シリンダの前置弁１３は、互
いに制御可能であって、これによって各前置弁１３の開
閉は各シリンダの各作業周期に最適に合わせることがで
きる。
【００２７】インレット弁１６は、有利な形式で機械的
な強制ガイド例えばカム軸を介して操作される。これに
よって、インレット弁１６は、シリンダの燃焼室１４内
に生じた高い圧力が損傷を引き起こすことがないように
頑丈に構成することができる。燃焼室１４と前置弁１３
との間に設けられたインレット弁１６は、燃焼室１４内
に生じた高い圧力が前置弁１３に作用しように配慮す
る。これによって前置弁１３（図示の実施例ではフラッ
プ２２若しくは２３）の調節可能な部分を、容易にもた
らすことができる量的に大きい調節力によって、必要な
高い調節速度を達成することができるように簡単に構成
することができる。前置弁１３を保護するインレット弁
１６は設けられていない、何故ならば前置弁１３のフラ
ップ２２若しくは２３は、今日提供できる調節駆動装置
によって採算の取れる費用で前置弁１３の十分な力学は
得られない程度に重いからである。
な強制ガイド例えばカム軸を介して操作される。これに
よって、インレット弁１６は、シリンダの燃焼室１４内
に生じた高い圧力が損傷を引き起こすことがないように
頑丈に構成することができる。燃焼室１４と前置弁１３
との間に設けられたインレット弁１６は、燃焼室１４内
に生じた高い圧力が前置弁１３に作用しように配慮す
る。これによって前置弁１３（図示の実施例ではフラッ
プ２２若しくは２３）の調節可能な部分を、容易にもた
らすことができる量的に大きい調節力によって、必要な
高い調節速度を達成することができるように簡単に構成
することができる。前置弁１３を保護するインレット弁
１６は設けられていない、何故ならば前置弁１３のフラ
ップ２２若しくは２３は、今日提供できる調節駆動装置
によって採算の取れる費用で前置弁１３の十分な力学は
得られない程度に重いからである。
【００２８】一般的な形式でシリンダ毎に１つのインレ
ット弁１６又は多数のインレット弁が得られる。シリン
ダ毎に多数のインレット弁が設けられている場合には、
各インレット弁１６に、１つの固有の前置弁１３を配属
するか、又は各シリンダ毎に共通の１つの前置弁１３が
多数のインレット弁１６に前置接続することが可能であ
る。
ット弁１６又は多数のインレット弁が得られる。シリン
ダ毎に多数のインレット弁が設けられている場合には、
各インレット弁１６に、１つの固有の前置弁１３を配属
するか、又は各シリンダ毎に共通の１つの前置弁１３が
多数のインレット弁１６に前置接続することが可能であ
る。
【図１】内燃機関の吸気通路の一部の概略的な断面図で
ある。
ある。
【図２】インレット弁、アウトレット弁及び前置弁の弁
操作と時間との関係を示す線図である。
操作と時間との関係を示す線図である。
【図３】ａは、並進運動式のフラップと、戻しばねを備
えた単動式の電磁石とを有する前置弁の実施例を示す概
略的な断面図、ｂは並進運動式のフラップと複動式の電
磁石とを備えた前置弁の実施例を示す概略的な断面図、
ｃは２つの電磁石を備えた揺動可動子構造の並進運動式
のフラップを備えた前置弁の実施理例を示す概略的な断
面図である。
えた単動式の電磁石とを有する前置弁の実施例を示す概
略的な断面図、ｂは並進運動式のフラップと複動式の電
磁石とを備えた前置弁の実施例を示す概略的な断面図、
ｃは２つの電磁石を備えた揺動可動子構造の並進運動式
のフラップを備えた前置弁の実施理例を示す概略的な断
面図である。
【図４】ａは回転式のフラップと、戻しばねを備えた単
動式の電磁石とを有する前置弁の実施例を示す概略的な
断面図、ｂは回転式のフラップと複動式の電磁石とを備
えた前置弁の実施例を示す概略的な断面図、ｃは２つの
電磁石を備えた揺動可動子構造の回転するフラップを有
する前置弁の実施例を示す概略的な断面図である。
動式の電磁石とを有する前置弁の実施例を示す概略的な
断面図、ｂは回転式のフラップと複動式の電磁石とを備
えた前置弁の実施例を示す概略的な断面図、ｃは２つの
電磁石を備えた揺動可動子構造の回転するフラップを有
する前置弁の実施例を示す概略的な断面図である。
【図５】円錐形座付き弁若しくは閉鎖部と、逆止弁を備
えた単動式の電磁石とを備えた前置弁の実施例の概略的
な断面図である。
えた単動式の電磁石とを備えた前置弁の実施例の概略的
な断面図である。
１２ 吸気通路、 １３ 前置弁、 １４ 燃焼室、
１６ インレット弁、１８ 皿形弁座、 ２０ 噴射ノ
ズル、 ２１ 溝、 ２２ フラットスライダ若しくは
フラップ、 ２４，２５ 電磁石、 ２６ 渦巻きば
ね、 ２７ 揺動可動子、 ２８ 円錐形座付き弁、
３０ スライダ、 ４０ 膨張段階、４２ 突き出し段
階、 ４４ 吸込み段階、 ４６ 圧縮段階
１６ インレット弁、１８ 皿形弁座、 ２０ 噴射ノ
ズル、 ２１ 溝、 ２２ フラットスライダ若しくは
フラップ、 ２４，２５ 電磁石、 ２６ 渦巻きば
ね、 ２７ 揺動可動子、 ２８ 円錐形座付き弁、
３０ スライダ、 ４０ 膨張段階、４２ 突き出し段
階、 ４４ 吸込み段階、 ４６ 圧縮段階
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｍ 35/104 Ｆ１６Ｋ 31/06 ３７５ Ｆ１６Ｋ 31/06 ３７５ ３８５Ａ ３８５ Ｆ０２Ｍ 35/10 １０２Ｒ (72)発明者 マティアス キューゼル ドイツ連邦共和国 コルンヴェストハイム アルディンガー シュトラーセ 28
Claims (15)
- 【請求項１】 少なくとも１つのシリンダと、該シリン
ダ内でガイドされた、制御可能なインレット横断面を有
する吸気通路とを有する内燃機関であって、吸気通路内
に少なくとも１つの、インレット横断面を制御する弁が
設けられている形式のものにおいて、 少なくとも１つの弁（１６）に、内燃機関の作業周期に
関連して制御される前置弁（１３）が配属されているこ
とを特徴とする、内燃機関。 - 【請求項２】 前置弁（１３）が電磁石式に操作可能な
スプール弁である、請求項１記載の内燃機関。 - 【請求項３】 前置弁（１３）が電磁石式に操作可能な
フラップ弁である、請求項１記載の内燃機関。 - 【請求項４】 前置弁（１３）が、この前置弁が配属さ
れている弁（１６）とは無関係に制御可能である、請求
項１から３までのいずれか１項記載の内燃機関。 - 【請求項５】 内燃機関が、それぞれ少なくとも１つの
弁（１６）とそれぞれ少なくとも１つの弁（１６）に配
属された前置弁（１３）とを備えた少なくとも２つのシ
リンダを有しており、１つのシリンダの前置弁（１３）
が、別のシリンダの前置弁（１３）とは無関係に制御可
能である、請求項１から４までのいずれか１項記載の内
燃機関。 - 【請求項６】 前置弁（１３）が、上流側で弁（１６）
の手前に配置されている、請求項１から５までのいずれ
か１項記載の内燃機関。 - 【請求項７】 燃料を吸気通路（１２）内に供給するた
めに噴射弁（２０）が設けられており、前置弁（１３）
が上流側で噴射弁（２０）の手前に配置されている、請
求項１から６までのいずれか１項記載の内燃機関。 - 【請求項８】 前置弁（１３）の制御が、内燃機関の燃
料噴射制御に合わせて行われる、請求項５記載の内燃機
関。 - 【請求項９】 前置弁（１３）の制御が、エンジンエレ
クトロニクスによって、内燃機関の異なる運転パラメー
タ有利には回転数、エンジン負荷、運転温度、アクセル
ペダル位置その他に合わせて行われる、請求項１から８
までのいずれか１項記載の内燃機関。 - 【請求項１０】 前置弁（１３）が燃料噴射と共に、各
シリンダ（１４）が遮断され得るように制御される、請
求項５記載の内燃機関。 - 【請求項１１】 前置弁（１３）が、特にステップモー
タによって電動式、液圧式又は空圧式に操作可能であ
る、請求項１から１０までのいずれか１項記載の内燃機
関。 - 【請求項１２】 前置弁（１３）が、複動式に作動する
電磁石（２５）によって又は単動式に作動する電磁石
（２４）及び戻しばね（２６）によって操作される、並
進的に働くフラップ又はフラットスライダ（２２）とし
て構成されている、請求項１から１１までのいずれか１
項記載の内燃機関。 - 【請求項１３】 前置弁（１３）が、複動式に作動する
電磁石（２５）によって又は単動式に作動する電磁石
（２４）及び戻しばね（２６）によって操作される、回
転するフラップ（２３）として構成されている、請求項
１から１０までのいずれか１項記載の内燃機関。 - 【請求項１４】 前置弁（１３）が、揺動可動子構造の
２つの電磁石（２７）と戻しばね（２６）とによって操
作される、並進的に又は回転式に作動するフラップ（２
２，２３）として構成されている、請求項１から１０ま
でのいずれか１項記載の内燃機関。 - 【請求項１５】 前置弁（１３）が、虹彩絞り接続部又
は円錐形座付き弁（２８）を備えている、請求項１から
１０までのいずれか１項記載の内燃機関。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19754287A DE19754287A1 (de) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | Brennkraftmaschine |
| DE19754287.5 | 1997-12-08 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241620A true JPH11241620A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=7851047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10345641A Pending JPH11241620A (ja) | 1997-12-08 | 1998-12-04 | 内燃機関 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11241620A (ja) |
| DE (1) | DE19754287A1 (ja) |
| FR (1) | FR2772077A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002256896A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンのスロットル制御装置 |
| CN105545506A (zh) * | 2014-10-27 | 2016-05-04 | 马涅蒂-马瑞利公司 | 用于控制供应给内燃发动机的空气流量的机构 |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10102604A1 (de) * | 2001-01-20 | 2002-07-25 | Mann & Hummel Filter | Ansaugsystem für eine Brennkraftmaschine und Verfahren zum Betreiben des Ansaugsystems |
| DE10106515A1 (de) | 2001-02-13 | 2003-04-24 | Mann & Hummel Filter | Ansaugvorrichtung für eine Brennkraftmaschine und Verfahren zu deren Betrieb |
| DE10136935A1 (de) | 2001-07-28 | 2003-02-06 | Mann & Hummel Filter | Verschlussorgan, insbesondere für den Saugkanal einer Brennkraftmaschine |
| DE10136936A1 (de) | 2001-07-28 | 2003-02-06 | Mann & Hummel Filter | Verschlussorgan, insbesondere für einen Saugkanal einer Brennkraftmaschine |
| DE10218471A1 (de) * | 2002-04-25 | 2003-11-06 | Mann & Hummel Filter | Magnetisch steuerbares Stellglied |
| DE10220076B4 (de) * | 2002-05-04 | 2012-04-26 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung einer Brennkraftmaschine |
| DE10303985A1 (de) * | 2003-02-01 | 2004-08-05 | Daimlerchrysler Ag | Vorrichtung zur Steuerung der Fluidströmung in einem Kanal |
| DE10334475B4 (de) * | 2003-07-29 | 2006-04-13 | Pierburg Gmbh | Klappensystem für eine Verbrennungskraftmaschine |
| DE10344759B4 (de) * | 2003-09-26 | 2005-10-06 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Brennkraftmaschine |
| DE10347441A1 (de) * | 2003-10-13 | 2005-05-12 | Audi Ag | Strömungsventil mit variablem Hub |
| DE102004013660B3 (de) * | 2004-03-19 | 2005-09-15 | Siemens Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Steuern einer Brennkraftmaschine |
| US20060037570A1 (en) * | 2004-08-19 | 2006-02-23 | Mazda Motor Corporation | Intake system for multi-cylinder engine |
| JP4453091B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-04-21 | トヨタ自動車株式会社 | エンジンの制御装置 |
| DE102005033994A1 (de) | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Verfahren zur Laststeuerung einer Kolben-Brennkraftmaschine |
| DE102006015589A1 (de) * | 2006-03-31 | 2007-10-04 | Mahle International Gmbh | Frischgasanlage und Betriebsverfahren für einen Kolbenmotor |
| DE102006023853A1 (de) * | 2006-05-19 | 2007-11-22 | Mahle International Gmbh | Verfahren zum Steuern einer Brennkraftmaschine |
| DE102007018917A1 (de) * | 2007-04-19 | 2008-10-23 | Mahle International Gmbh | Brennkraftmaschine |
| DE102008036494A1 (de) * | 2008-08-05 | 2010-02-11 | Mahle International Gmbh | Brennkraftmaschine und zugehöriges Betriebsverfahren |
| GB2478006A (en) * | 2010-02-23 | 2011-08-24 | Gm Global Tech Operations Inc | An engine intake tumble flow plate |
| EP2808505A1 (en) * | 2013-05-29 | 2014-12-03 | José Marin Romero | Internal combustion engine |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3039244A1 (de) * | 1980-10-17 | 1982-05-19 | M.A.N. Maschinenfabrik Augsburg-Nürnberg AG, 8900 Augsburg | Aufgeladene, mehrzylindrige, mit variabler drehzahl betriebene viertakt-brennkraftmaschine |
| DE3338870A1 (de) * | 1983-10-26 | 1985-05-09 | Bayerische Motoren Werke AG, 8000 München | Vorrichtung zum steuern des ladungswechsels bei brennkraftmaschinen |
| US4738233A (en) * | 1985-02-25 | 1988-04-19 | Mazda Motor Corporation | Intake system for internal combustion engines |
| US4796584A (en) * | 1986-02-07 | 1989-01-10 | Nippondenso Co., Ltd. | Intake control system for internal combustion engine and intake control valve used therein |
| JPS62288333A (ja) * | 1986-06-05 | 1987-12-15 | Mazda Motor Corp | エンジンの吸気装置 |
| JPS6480759A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-27 | Mazda Motor | Control device for engine |
| JPH03229946A (ja) * | 1990-01-31 | 1991-10-11 | Mitsubishi Motors Corp | 異常時対応式ロータリバルブ付きエンジン |
| JPH07166900A (ja) * | 1993-12-14 | 1995-06-27 | Nippondenso Co Ltd | 内燃機関の吸気制御装置 |
| DE19500501A1 (de) * | 1994-06-28 | 1996-01-04 | Schatz Thermo Engineering | Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung des Ladungswechsels von Verbrennungsmotoren durch Ventile |
-
1997
- 1997-12-08 DE DE19754287A patent/DE19754287A1/de not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-12-04 JP JP10345641A patent/JPH11241620A/ja active Pending
- 1998-12-07 FR FR9815402A patent/FR2772077A1/fr active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002256896A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンのスロットル制御装置 |
| JP4544603B2 (ja) * | 2001-03-05 | 2010-09-15 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車のエンジンのスロットル制御装置 |
| CN105545506A (zh) * | 2014-10-27 | 2016-05-04 | 马涅蒂-马瑞利公司 | 用于控制供应给内燃发动机的空气流量的机构 |
| CN105545506B (zh) * | 2014-10-27 | 2020-02-28 | 马涅蒂-马瑞利公司 | 用于控制供应给内燃发动机的空气流量的机构 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19754287A1 (de) | 1999-06-10 |
| FR2772077A1 (fr) | 1999-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH11241620A (ja) | 内燃機関 | |
| US5775283A (en) | Intake control system for engine | |
| JP2002514706A (ja) | 内燃機関に適合された空気−燃料モジュール | |
| JP2001241329A (ja) | 筒内噴射型内燃機関 | |
| US5794600A (en) | Internal combustion engine control | |
| JP2690335B2 (ja) | 内燃機関の排ガス戻し装置 | |
| JP2002221036A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
| EP1041266A2 (en) | Control unit for controlling bypass in throttle body | |
| US7461644B2 (en) | Method for controlling an internal combustion engine | |
| JP3040464B2 (ja) | 内燃機関のための燃料噴射ポンプ | |
| KR100986449B1 (ko) | 엔진의 흡입공기 제어장치 | |
| JP2000045781A (ja) | 筒内噴射式エンジン | |
| JP3804126B2 (ja) | 機械式過給機付きエンジンの制御装置 | |
| JPH01267328A (ja) | エンジンの燃料噴射装置 | |
| JPS6338363Y2 (ja) | ||
| KR200152908Y1 (ko) | 내연기관의 가변 흡기 조절장치 | |
| JP3763176B2 (ja) | 筒内噴射式エンジン | |
| JP3233000B2 (ja) | エンジンのスワール制御装置 | |
| JPS6032365Y2 (ja) | アイドリング時の絞弁開度規制装置 | |
| KR200149379Y1 (ko) | 자동차용 엔진의 흡기밸브 | |
| JPS61250363A (ja) | エンジンの燃料制御装置 | |
| JPH057508Y2 (ja) | ||
| JP3233688B2 (ja) | エンジンの燃料供給装置 | |
| JP2023507426A (ja) | 混合気の量的制御を行う内燃エンジンのための混合気供給システム | |
| JPH0318694Y2 (ja) |