JPH11228905A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH11228905A
JPH11228905A JP10049060A JP4906098A JPH11228905A JP H11228905 A JPH11228905 A JP H11228905A JP 10049060 A JP10049060 A JP 10049060A JP 4906098 A JP4906098 A JP 4906098A JP H11228905 A JPH11228905 A JP H11228905A
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polysiloxane
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進 川上
Tomihisa Ono
富久 大野
Kozo Fujii
孝三 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、優れた耐擦傷性を有すると
ともに、チッピング、クラック等が発生せず、耐候性、
耐汚染性、密着性等にも優れた塗料組成物を提供するこ
とである。 【解決手段】 ポリジメチルシロキサン系共重合体と、
ポリカプロラクトンと、ポリシロキサンとを必須成分と
し、該ポリカプロラクトン及び該ポリシロキサンを、各
々該ポリジメチルシロキサン系共重合体の骨格に導入す
るか、塗料組成物中で個別に存在させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として屋内・屋
外における樹脂成型品;自動車のボディ;階段、床、家
具等の木工製品;メッキ、蒸着、スパッタリング等の処
理が施されたアルミホイール、ドアミラー等の製品;レ
ンジフード、台所用キッチンパネル、ステンレスシン
ク、浴槽等の金属製品;窯業系壁材、玄関床等の無機建
材等、特に耐擦傷性が要求される分野で用いられる塗料
組成物に関するものである。
【0002】
【発明の背景及び従来の技術】ポリカーボネート、アク
リル板等の樹脂成型品は、硬度、耐候性、耐汚染性、耐
溶剤性等の諸物性に欠けるため、これらの物性を補うた
めに通常は表面処理が施される。かかる表面処理として
は、メッキ、蒸着、スパッタリングのごとき金属鏡面処
理があるが、該金属鏡面処理を行った場合、該処理膜に
は傷が付きやすく、付いた傷は目立ちやすい。
【0003】また、レンジフード、台所用キッチンパネ
ル、ステンレスシンク、浴槽等は汚れや傷が付きやす
く、階段、床、家具等の木工製品においても擦り傷が非
常に付きやすい。一方、自動車用トップコートについて
も、近年では新車時の塗装外観を長期間保持するよう高
耐久化指向が強まってきているため、洗車機や砂塵等に
よっても傷の付かない耐擦傷性が求められている。
【0004】耐擦傷性を有する塗料としては、従来よ
り、紫外線(UV)硬化型塗料、電子線エネルギー(E
B)硬化型塗料、シリカ系ハードコート剤や、2液型ア
クリルウレタン系軟質塗料等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記U
V硬化型塗料、EB硬化型塗料、シリカ系ハードコート
剤では、高硬度にするための硬質モノマーの使用や、架
橋密度を高めることによる硬化収縮時の歪みの増大によ
り、素材への密着性が低下したり、クラックが発生する
という問題が生じやすい。
【0006】一方、上記2液型アクリルウレタン系軟質
塗料は、チッピング、クラックの問題はないが、タック
感が残る場合が多く、耐候性、耐汚染性に劣るという欠
点を有する。このタック感の改善を図るために、該2液
型アクリルウレタン系軟質塗料にポリジメチルシロキサ
ンオイルを添加することが考えられるが、耐汚染性を向
上させることはできず、また基材に対する密着性が低下
するといった問題が生じる。
【0007】従って、本発明の課題は、優れた耐擦傷性
を有するとともに、チッピング、クラック等が発生せ
ず、耐候性、耐汚染性、密着性等にも優れた塗料組成物
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1にポリジメチルシロキサン系共重合
体と、ポリカプロラクトンと、ポリシロキサンとを含有
することを特徴とする塗料組成物、第2にポリカプロラ
クトン及びポリシロキサンが骨格中に導入されたポリジ
メチルシロキサン系共重合体を含有することを特徴とす
る塗料組成物、第3にポリカプロラクトンが骨格中に導
入されたポリジメチルシロキサン系共重合体と、ポリシ
ロキサンとを含有することを特徴とする塗料組成物、第
4にポリシロキサンが骨格中に導入されたポリジメチル
シロキサン系共重合体と、ポリカプロラクトンとを含有
することを特徴とする塗料組成物を提供するものであ
り、更には、上記第1〜第4の塗料組成物と、ウレタン
架橋剤及び/又はメラミン架橋剤とを含むことを特徴と
する塗料を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の塗料組成物は、ポリジメチルシロキサン系共重
合体(A)と、ポリカプロラクトン(B)と、ポリシロ
キサン(C)とを必須成分とする。該ポリカプロラクト
ン(B)及び該ポリシロキサン(C)は、各々該ポリジ
メチルシロキサン系共重合体(A)の骨格に導入されて
いてもよいし、該塗料組成物中で個別に存在していても
よい。
【0010】(A)ポリジメチルシロキサン系共重合体 本発明におけるポリジメチルシロキサン系共重合体
(A)は、ポリジメチルシロキサン部分と、ビニルモノ
マーの重合体鎖部分とを有する共重合体であり、ブロッ
ク共重合体であってもよいし、グラフト共重合体であっ
てもよい。
【0011】ポリジメチルシロキサン系ブロック共重合
体の合成は、リビング重合法、高分子開始剤法又は
高分子連鎖移動法等によって行うことができるが、工
業的には、高分子開始剤法又は高分子連鎖移動法に
よって行うのが好ましい。
【0012】高分子開始剤法では、例えば、
【化1】 のごとき高分子アゾ系ラジカル重合開始剤を使用してビ
ニルモノマーと共重合させることにより、効率よくブロ
ック共重合体を合成することができる。また、ペルオキ
シモノマーと不飽和基を有するポリジメチルシロキサン
とを低温で共重合させて、過酸化物基を側鎖に導入した
プレポリマーを合成し、該プレポリマーをビニルモノマ
ーと共重合させる二段階の重合を行うこともできる。
【0013】高分子連鎖移動法では、例えば、
【化2】 のごときシリコーンオイルに、HS−CH2COOH
や、HS−CH2CH2COOH等を付加してSH基を有
するシリコーン化合物とした後、該SH基の連鎖移動を
利用して該シリコーン化合物とビニルモノマーとを共重
合させることにより、ブロック共重合体を合成すること
ができる。
【0014】一方、ポリジメチルシロキサン系グラフト
共重合体については、例えば、
【化3】 のごときポリジメチルシロキサンのメタクリルエステル
等とビニルモノマーとを共重合させることにより、容易
にかつ収率良くグラフト共重合体を合成することができ
る。
【0015】ポリジメチルシロキサンとの共重合体に用
いられるビニルモノマーとしては、例えば、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、イソブチルアクリレート、オクチルアクリレート、
シクロヘキシルアクリレート、テトラヒドロフルフリル
アクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタク
リレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ステア
リルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、メチル
ビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n−プロピル
ビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチ
ルビニルエーテル、スチレン、α−メチルスチレン、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、酢酸ビニル、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニ
リデン、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、アリルグリシジルエーテル、アクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、シトラコン酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N,N−ジ
メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタク
リレート、ジアセトンアクリルアミド等が挙げられる。
また、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルア
クリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、
アリルアルコール等のOH基を有するビニルモノマーを
用いることもできるし、カージュラEとアクリル酸、メ
タクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン酸等と
の反応物を用いることもできる。なお、上記例示は本発
明を限定するものではない。
【0016】(B)ポリカプロラクトン 本発明におけるポリカプロラクトン(B)としては、例
えば、
【化4】 のごとき2官能ポリカプロラクトンジオール類や、
【化5】 のごとき3官能ポリカプロラクトントリオール類、その
他4官能ポリカプロラクトンポリオール等を使用するこ
とができる。該ポリカプロラクトン(B)をポリジメチ
ルシロキサン系共重合体(A)の骨格に導入する場合に
は、ラクトン変成ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト類を使用するのが好ましく、例えば、
【化6】 の構造式で示されるラジカル重合性ポリカプロラクトン
が挙げられる。
【0017】(C)ポリシロキサン 本発明におけるポリシロキサン(C)としては、例え
ば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、メ
チルトリメトキシシラン、メチルトキエトキシシラン、
ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラ
ン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ
−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリ
シドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシ
ドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−メタクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキ
シプロピルトリエトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルメチルジメトキシシラン、γ−メタクリロキシプ
ロピルメチルジエトキシシラン、γ−アクリロキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−アクリロキシプロピルメ
チルジメトキシシラン等の加水分解性シリル基を有する
シラン化合物の部分加水分解物や、有機溶媒中に無水ケ
イ酸の微粒子を安定に分散させたオルガノシリカゾル、
または該オルガノシリカゾルにラジカル重合性を有する
上記シラン化合物を付加させたもの等を使用することが
できる。なお、上記例示は本発明を限定するものではな
い。該ポリシロキサン(C)は、得られる塗料組成物に
耐熱性、耐汚染性等を付与し、塗膜の表面硬度を向上さ
せるのに重要な役割を果たす。
【0018】本発明におけるポリジメチルシロキサン系
共重合体(A)は、通常溶液重合によって製造される。
この溶液重合では、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸プ
ロピル、酢酸イソブチル、酢酸ブチル等のエステル系溶
剤、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、イソ
ブタノール等のアルコール系溶剤などが単独又は混合溶
剤として用いられ、所望により、ベンゾイルパーオキサ
イド、ラウリルパーオキサイド、クメンハイドロパーオ
キサイド、アゾビスイソブチロニトリル等の油溶性の重
合開始剤が用いられる。上記溶液重合の反応温度は、50
〜150 ℃であるのが好ましく、反応時間は、3〜12時間
であるのが好ましい。
【0019】なお、上記ポリジメチルシロキサン系共重
合体(A)の骨格中にポリカプロラクトン(B)及び/
又はポリシロキサン(C)を導入する場合には、該ポリ
ジメチルシロキサン系共重合体(A)を重合する際に該
ポリカプロラクトン(B)及び/又はポリシロキサン
(C)を添加して共重合すればよい。
【0020】本発明におけるポリジメチルシロキサン系
共重合体(A)(ポリカプロラクトン(B)及び/又は
ポリシロキサン(C)が骨格中に導入されたものを含
む。)中のポリジメチルシロキサン部分の量は、1〜30
重量%であるのが好ましく、特に1〜20重量%であるの
が好ましい。このポリジメチルシロキサン部分は、塗膜
表面に潤滑性を与え、摩擦係数を低くすることにより、
耐擦傷性を付与する働きを有するが、該ポリジメチルシ
ロキサン部分の量が1重量%未満ではかかる効果が十分
に発揮されず、一方、該ポリジメチルシロキサン部分の
量が30重量%を超えると、塗膜の耐汚染性が低下する。
該ポリジメチルシロキサン部分の分子量は、1000〜3000
0 程度であるのが好ましく、効果的に塗膜表面に配向
し、潤滑性を与える分子量としては、特に5000〜20000
程度であるのが好ましい。
【0021】本発明におけるポリカプロラクトン(B)
は、ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)の骨格に
導入される場合であっても、塗料組成物内で個別に存在
する場合(この場合、塗料製造時に外部添加する)であ
っても、塗料固形分中5〜50重量%であるのが好まし
い。このポリカプロラクトン(B)は、塗膜に対して高
い反撥弾性と良好な密着性を付与し、擦過力が及ぼされ
ると、該擦過力をエネルギー弾性変形により吸収する働
きを有するが、該ポリカプロラクトン(B)の量が5重
量%未満では、塗膜の耐擦傷性及び耐チッピング性が低
下し、一方、該ポリカプロラクトン(B)の量が50重量
%を超えると、塗膜の耐汚染性が低下する。
【0022】本発明におけるポリシロキサン(C)は、
ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)の骨格に導入
される場合であっても、塗料組成物内で個別に存在する
場合(この場合、塗料製造時に外部添加する)であって
も、塗料固形分中1〜20重量%であるのが好ましい。こ
のポリシロキサン(C)は、塗膜に対して耐汚染性、耐
候性、耐熱性を付与するとともに塗膜の表面硬度を向上
させる働きを有するが、該ポリシロキサン(C)の量が
1重量%未満ではかかる効果が十分に発揮されず、一
方、該ポリシロキサン(C)の量が20重量%を超える
と、塗膜の耐擦傷性が低下する。
【0023】本発明の塗料組成物を硬化させるには、上
記ポリジメチルシロキサン系共重合体(A)(ポリカプ
ロラクトン(B)及び/又はポリシロキサン(C)が骨
格中に導入されたものを含む。)をウレタン架橋及び/
又はメラミン架橋するのが好ましい。該ポリジメチルシ
ロキサン系共重合体(A)をウレタン架橋するには、O
H基を有する該ポリジメチルシロキサン系共重合体
(A)に対して、メチレンビス−4−シクロヘキシルイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネートのトリメチロ
ールプロパンアダクト体、ヘキサメチレンジイソシアネ
ートのトリメチロールプロパンアダクト体、イソホロン
ジイソシアネートのトリメチロールプロパンアダクト
体、トリレンジイソシアネートのイソシアヌレート体、
ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート
体、イソホロンジイソシアネートのイソシアヌレート
体、ヘキサメチレンジイソシアネートのビウレット体等
のポリイソシアネート、あるいは上記ポリイソシアネー
トのブロック型イソシアネート等のウレタン架橋剤を使
用することができる。一方、該ポリジメチルシロキサン
系共重合体(A)をメラミン架橋するには、アルコキシ
メチロールメラミン等のメラミン架橋剤を使用すること
ができる。
【0024】本発明の塗料組成物を硬化させて得られる
塗膜は、各種素材への密着性に優れるとともに、所定の
表面硬度を保持し、耐擦傷性、更には擦傷が発生した場
合の自己治癒性にも優れる。また、この塗膜は、耐汚染
性、耐候性、耐熱性等にも優れている。かかる塗料組成
物は、屋内・屋外における樹脂成型品;自動車のボデ
ィ;階段、床、家具等の木工製品;メッキ、蒸着、スパ
ッタリング等の処理が施されたアルミホイール、ドアミ
ラー等の製品;レンジフード、台所用キッチンパネル、
ステンレスシンク、浴槽等の金属製品;窯業系壁材、玄
関床等の無機建材等、特に耐擦傷性が要求される分野で
用いられる塗料として好適である。
【0025】
【実施例】以下、実施例等により本発明を更に具体的に
説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定され
るものではない。 〔合成例1〕ポリシロキサンAの合成 攪拌機、温度計、コンデンサー及び窒素ガス導入管を備
えた500 ml容のフラスコに、エタノール106 重量部(以
下、単に「部」という。)、テトラエトキシシラン320
部、脱イオン水21部及び1%塩酸1部を仕込み、85℃に
て2時間保持した後、昇温しながらエタノールを回収
し、180 ℃で30分保持した。その後冷却し、粘調なポリ
シロキサンA(外部添加用)を得た。
【0026】〔合成例2〕ポリシロキサンBの合成 合成例1と同様にして、エタノール106 部、メチルトリ
メトキシシラン270 部、γ−メタクリロキシプロピルメ
チルジメトキシラン23部、脱イオン水100 部、1%塩酸
1部及びハイドロキノンモノメチルエーテル0.1 部を仕
込み、ポリシロキサンを合成した。これをメチルイソブ
チルケトンにより50%に調整し、ポリシロキサンB(共
重合用)とした。
【0027】〔合成例3〕ポリシロキサンCの合成 合成例1と同様の設備を使用して、オルガノシリカゾル
(分散媒:メチルイソブチルケトン,固形分:30%)10
0 部、γ−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシラ
ン1.5 部、ハイドロキノンモノメチルエーテル0.01部及
びギ酸0.01部を仕込み、80℃で3時間反応させ、ポリシ
ロキサンC(共重合用)を得た。
【0028】〔合成例4〕ポリジメチルシロキサン系ブロック共重合体Dの合成 合成例1と同様の設備を使用して、トルエン50部、メチ
ルイソブチルケトン50部、ポリジメチルシロキサン系高
分子重合開始剤(和光純薬株式会社製,VPS-0501)20
部、メタクリル酸メチル30部、メタクリル酸ブチル26
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート23部、メタク
リル酸1部及び1−チオグリセリン0.5 部を仕込み、80
℃で8時間反応させ、ポリジメチルシロキサン系ブロッ
ク共重合体Dを得た。得られたブロック共重合体Dは、
固形分50%、粘度X(ガードナーホルツ)であった。
【0029】〔合成例5〕ポリジメチルシロキサン系グラフト共重合体Eの合成 合成例1と同様の設備を使用して、トルエン50部及びメ
チルイソブチルケトン50部を仕込み、80℃まで昇温し
た。別に、メタクリル酸メチル30部、メタクリル酸ブチ
ル26部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート23部、メ
タクリル酸1部及び片末端メタクリル変性ポリジメチル
シロキサン(信越化学工業株式会社製,X-22-174DX,分
子量:5000)20部及びアゾビス−2−メチルブチロニト
リル(日本ヒドラジン工業株式会社製,ABN-E )1部を
混合し、この混合モノマーを上記トルエン及びメチルイ
ソブチルケトンの混合液に3時間かけて滴下した。その
後6時間反応させて、ポリジメチルシロキサン系グラフ
ト共重合体Eを得た。得られたグラフト共重合体Eは、
固形分50%、粘度W(ガードナーホルツ)であった。
【0030】〔合成例6〕ポリジメチルシロキサン系グラフト共重合体Fの合成 合成例1と同様の設備を使用して、トルエン50部及び酢
酸イソブチル50部を仕込み、110 ℃まで昇温した。別
に、メタクリル酸メチル20部、ポリカプロラクトンメタ
クリルエステル(ダイセル化学工業株式会社製,プラク
セルFM-5)32部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
17部、合成例2で得られたポリシロキサンB10部、片末
端メタクリル基ポリジメチルシロキサン(東亞合成化学
工業株式会社製,AK-32 ,分子量:20000 )20部及びメ
タクリル酸1部及び1,1−アゾビスシクロヘキサン−
1−カルボニトリル2部を混合し、この混合モノマーを
上記トルエン及び酢酸イソブチルの混合液に2時間かけ
て滴下した。その後8時間反応させて、ポリジメチルシ
ロキサン系グラフト共重合体Fを得た。得られたグラフ
ト共重合体Fは、固形分50%、粘度X(ガードナーホル
ツ)であった。
【0031】〔合成例7〕ポリジメチルシロキサン系グラフト共重合体Gの合成 モノマー組成をメタクリル酸メチル20部、メタクリル酸
ブチル26部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート23
部、ポリシロキサンB10部、メタクリル酸1部及び片末
端メタクリル変性ポリジメチルシロキサン(信越化学工
業株式会社製,X-22-174DX,分子量:5000)20部とした
以外、合成例5と同様の方法でポリジメチルシロキサン
系グラフト共重合体Gを合成した。得られたグラフト共
重合体Gは、固形分50%、粘度U(ガードナーホルツ)
であった。
【0032】〔合成例8〕ポリジメチルシロキサン系グラフト共重合体Hの合成 ポリシロキサンBの代わりにポリシロキサンCを使用す
る以外、合成例7と同様の方法でポリジメチルシロキサ
ン系グラフト共重合体Hを合成した。得られたグラフト
共重合体Hは、固形分50%、粘度T(ガードナーホル
ツ)であった。
【0033】〔合成例9〕ポリジメチルシロキサン系グラフト共重合体Iの合成 合成例1と同様の設備を使用して、トルエン50部及びメ
チルイソブチルケトン50部を仕込み、80℃まで昇温し
た。別に、メタクリル酸メチル27部、ポリカプロラクト
ンメタクリルエステル(ダイセル化学工業製,プラクセ
ルFM-5)35部、片末端メタクリル変性ポリジメチルシロ
キサン(信越化学工業株式会社製,X-22-174DX,分子
量:5000)20部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート
17部、メタクリル酸1部及びアゾビス−2−メチルブチ
ロニトリル(日本ヒドラジン工業株式会社製,ABN-E )
1部を混合し、この混合モノマーを上記トルエン及びメ
チルイソブチルケトンの混合液に2時間かけて滴下し
た。その後6時間反応させて、ポリジメチルシロキサン
系グラフト共重合体Iを得た。得られたグラフト共重合
体Iは、固形分50%、粘度Y(ガードナーホルツ)であ
った。
【0034】以上のポリジメチルシロキサン系ブロック
及びグラフト共重合体D〜Iの構成成分を表1に示す。
【表1】
【0035】〔実施例1〕合成例4で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体D75部、合成例1で
得られたポリシロキサンA10部及びポリカプロラクトン
トリオール(ダイセル化学工業株式会社製,プラクセル
308 ,分子量:850 ,OH価(KOHmg/g):195 )15
部を配合するとともに、架橋剤としてHMDIイソシア
ヌレート体(武田薬品工業株式会社製,タクネートD-17
0N,固形分:100 %,NCO%:20.7)36部を添加し、
得られた塗料を磨き軟鋼板及びガラス板に乾燥時の膜厚
が25〜30μmになるように塗装した。得られた塗装板を
60℃で1時間乾燥させた後、室温下で1週間放置し、こ
れを試験板とした。
【0036】〔実施例2〕合成例5で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体E75部、オルガノシ
リカゾル(日産化学工業株式会社製,MIBKシリカゾル,
分散媒:メチルイソブチルケトン,固形分:30%)10部
及び4官能ポリカプロラクトンポリオール(ダイセル化
学工業株式会社製,プラクセル410D,分子量:1000,O
H価:220)15部を配合するとともに、架橋剤としてH
MDIトリメチロールプロパンアダクト体(大日本イン
キ化学工業株式会社製,バーノックDN-950,固形分:75
%,NCO%:12)62部を添加し、得られた塗料を磨き
軟鋼板及びガラス板に乾燥時の膜厚が25〜30μmになる
ように塗装した。得られた塗装板を60℃で1時間乾燥さ
せた後、室温下で1週間放置し、これを試験板とした。
【0037】〔実施例3〕架橋剤としてメトキシ化メチ
ロールメラミン(三井サイテック株式会社製,サイメル
303 ,固形分:100 %)20部を使用する以外、実施例2
と同様にして塗装を行った。得られた塗装板を150 ℃で
30分乾燥させ、これを試験板とした。
【0038】〔実施例4〕合成例6で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体F100 部に、架橋剤
として実施例1と同様のHMDIイソシアヌレート体36
部を添加し、得られた塗料を磨き軟鋼板及びガラス板に
乾燥時の膜厚が25〜30μmになるように塗装した。得ら
れた塗装板を60℃で1時間乾燥させた後、室温下で1週
間放置し、これを試験板とした。
【0039】〔実施例5〕架橋剤としてIPDIトリメ
チロールプロパンアダクト体ブロックイソシアネート
(三菱化学株式会社製,マイテックBL-280,固形分:5
9.4%,NCO%:6.1 )122 部を使用する以外、実施
例4と同様にして塗装を行った。得られた塗装板を150
℃で30分乾燥させ、これを試験板とした。
【0040】〔実施例6〕合成例7で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体G85部及び実施例2
と同様の4官能ポリカプロラクトンポリオール15部を配
合するとともに、架橋剤として実施例1と同様のHMD
Iイソシアヌレート体36部を添加し、得られた塗料を磨
き軟鋼板及びガラス板に乾燥時の膜厚が25〜30μmにな
るように塗装した。得られた塗装板を60℃で1時間乾燥
させた後、室温下で1週間放置し、これを試験板とし
た。
【0041】〔実施例7〕合成例8で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体H85部及び実施例2
と同様の4官能ポリカプロラクトンポリオール15部を配
合するとともに、架橋剤として実施例2と同様のHMD
Iトリメチロールプロパンアダクト体62部を添加し、得
られた塗料を磨き軟鋼板及びガラス板に乾燥時の膜厚が
25〜30μmになるように塗装した。得られた塗装板を60
℃で1時間乾燥させた後、室温下で1週間放置し、これ
を試験板とした。
【0042】〔実施例8〕合成例9で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体I85部及び合成例1
で得られたポリシロキサンA15部を配合するとともに、
架橋剤として実施例1と同様のHMDIイソシアヌレー
ト体36部を添加し、得られた塗料を磨き軟鋼板及びガラ
ス板に乾燥時の膜厚が25〜30μmになるように塗装し
た。得られた塗装板を60℃で1時間乾燥させた後、室温
下で1週間放置し、これを試験板とした。
【0043】〔比較例1〕合成例5で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体E85部及び実施例1
と同様のポリカプロラクトントリオール15部を配合する
とともに、架橋剤として実施例1と同様のHMDIイソ
シアヌレート体36部を添加し、得られた塗料を磨き軟鋼
板及びガラス板に乾燥時の膜厚が25〜30μmになるよう
に塗装した。得られた塗装板を60℃で1時間乾燥させた
後、室温下で1週間放置し、これを試験板とした。
【0044】〔比較例2〕合成例7で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体G100 部に、架橋剤
として実施例2と同様のHMDIトリメチロールプロパ
ンアダクト体62部を添加し、得られた塗料を磨き軟鋼板
及びガラス板に乾燥時の膜厚が25〜30μmになるように
塗装した。得られた塗装板を60℃で1時間乾燥させた
後、室温下で1週間放置し、これを試験板とした。
【0045】〔比較例3〕合成例8で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体H100 部に、架橋剤
として実施例1と同様のHMDIイソシアヌレート体36
部を添加し、得られた塗料を磨き軟鋼板及びガラス板に
乾燥時の膜厚が25〜30μmになるように塗装した。得ら
れた塗装板を60℃で1時間乾燥させた後、室温下で1週
間放置し、これを試験板とした。
【0046】〔比較例4〕合成例9で得られたポリジメ
チルシロキサン系ブロック共重合体I100 部に、架橋剤
として実施例3と同様のメトキシ化メチロールメラミン
20部を添加し、得られた塗料を磨き軟鋼板及びガラス板
に乾燥時の膜厚が25〜30μmになるように塗装した。得
られた塗装板を150 ℃で30分乾燥させ、これを試験板と
した。
【0047】〔比較例5〕架橋剤として実施例5と同様
のIPDIトリメチロールプロパンアダクト体ブロック
イソシアネート122 部を使用する以外、比較例4と同様
にして試験板を作製した。
【0048】以上の実施例1〜8及び比較例1〜5にお
ける塗料の構成成分を表2に示す。
【表2】
【0049】〔試験例〕実施例1〜8及び比較例1〜5
で得られた試験板について、密着性、耐水性、耐アルカ
リ性、耐酸性、耐溶剤性、耐衝撃性、耐屈曲性、耐擦傷
性、耐汚染性、耐候性及び耐塩水性の評価を行った。な
お、耐擦傷性のみガラス板の試験板を使用し、それ以外
は磨き軟鋼板の試験板を使用した。
【0050】密着性は、碁盤目セロテープ剥離試験によ
り評価した。耐水性は、40℃の水に96時間浸漬すること
により評価した。耐アルカリ性は、0.1 規定のNaOH
を使用して、20℃の下、24時間スポット試験を行うこと
により評価した。耐酸性は、0.1 規定のH2SO4 を使
用して、20℃の下、24時間スポット試験を行うことによ
り評価した。耐溶剤性は、キシレンを100 回ラビングす
ることにより評価した。耐衝撃性は、デュポン式衝撃試
験機を使用して1/4 φ,500 g×50cmの条件で試験を行
い、評価した。耐屈曲性は、3mmφの棒を使用した折り
曲げ試験を行うことにより評価した。耐擦傷性は、#00
0 のスチールウールを使用して500 gの荷重で50回ラビ
ングした後のヘイズ値(%)により評価した。耐汚染性
は、試験板を屋外に6ヵ月暴露することにより評価し
た。耐候性は、サンシャインウェザーオメーターを2000
時間使用することにより評価した。耐塩水性は、35℃、
5%の食塩水を240 時間連続噴霧することにより評価し
た。結果を表3に示す。
【0051】
【表3】
【0052】表3から明らかなように、本発明の塗料組
成物による塗膜は、密着性、耐水性、耐アルカリ性、耐
酸性、耐溶剤性、耐衝撃性、耐屈曲性、耐擦傷性、耐汚
染性、耐候性及び耐塩水性のすべてにおいて優れてい
る。
【0053】
【発明の効果】本発明の塗料組成物によれば、耐汚染
性、耐候性等の諸物性に優れるとともに、特に耐擦傷性
に優れた塗膜が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 143/04 C09D 143/04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリジメチルシロキサン系共重合体と、
    ポリカプロラクトンと、ポリシロキサンとを含有するこ
    とを特徴とする塗料組成物。
  2. 【請求項2】 ポリカプロラクトン及びポリシロキサン
    が骨格中に導入されたポリジメチルシロキサン系共重合
    体を含有することを特徴とする塗料組成物。
  3. 【請求項3】 ポリカプロラクトンが骨格中に導入され
    たポリジメチルシロキサン系共重合体と、ポリシロキサ
    ンとを含有することを特徴とする塗料組成物。
  4. 【請求項4】 ポリシロキサンが骨格中に導入されたポ
    リジメチルシロキサン系共重合体と、ポリカプロラクト
    ンとを含有することを特徴とする塗料組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれか記載の塗料組成
    物と、ウレタン架橋剤及び/又はメラミン架橋剤とを含
    むことを特徴とする塗料。
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