JPH1122736A - ころ軸受用保持器 - Google Patents

ころ軸受用保持器

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Publication number
JPH1122736A
JPH1122736A JP19193197A JP19193197A JPH1122736A JP H1122736 A JPH1122736 A JP H1122736A JP 19193197 A JP19193197 A JP 19193197A JP 19193197 A JP19193197 A JP 19193197A JP H1122736 A JPH1122736 A JP H1122736A
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JP
Japan
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pockets
circumferential direction
roller bearing
annular
communication passage
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Application number
JP19193197A
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English (en)
Inventor
Nobuo Uzawa
信夫 鵜沢
Shinobu Yamamoto
忍 山本
Yuji Igawa
裕二 井川
Takeshi Kurihara
猛 栗原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持器に形成された各ポケット間の潤滑油の
流れを連通路によって良好にし、ころ軸受内を流れる潤
滑油の油量を増やし、ポケット内に滞留する塵埃を低減
すると共に、冷却効果を高め、軸受の寿命を延ばす。 【解決手段】 保持器22を、一対の環状体23と、各
環状体23との間に位置して複数個のポケット26を有
する支柱24とから構成する。各支柱24と環状体23
との連結部25近傍には、周方向前後に位置するポケッ
ト26間を連通する連通路30を設ける。この連通路3
0によりポケット26内に大量の潤滑油を供給し、ころ
軸受内を流れる潤滑油の油量を増やし、ポケット26内
の塵埃を排出し易くすると共に、冷却効果を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転動体として複数
のころを用いたころ軸受において、当該複数のころを回
転可能に保持するころ軸受用保持器に関する。
【0002】
【従来の技術】軸を回転可能に支持する軸受のうち、転
動体としての複数のころ(円筒ころ、針状ころ等)を用
いたころ軸受は、筒状体により形成された保持器と、該
保持器に回転可能に保持された複数のころとから構成さ
れている。また、前記保持器に樹脂材料を用いたものと
して、例えば特開平7−293569号公報等が知られ
ている。
【0003】そこで、上述の如き従来技術によるころ軸
受を、図13ないし図16を参照しつつ説明する。
【0004】1はころ軸受を示し、該ころ軸受1は後述
する保持器2と、複数個のころ9とから構成されてい
る。
【0005】2は保持器を示し、該保持器2は樹脂材料
を射出成形等の手段を用いることにより、後述する左右
の環状体3、複数本の支柱4、および複数のポケット6
によって、筒状体として形成されている。
【0006】3,3は軸方向に離間して配設された左右
の環状体で、該環状体3は横断面がほぼ四角形状をな
し、均等な肉厚に形成されている。4,4,…は各環状
体3間に全周にわたって間隔をもって配設され、各環状
体3を連結する支柱で、該各支柱4は断面が台形状とな
っている。
【0007】そして、保持器2は環状体3と各支柱4に
よって一体的に形成され、環状体3と各支柱4とは連結
部5で一体に連結され、全体として円筒体をなしてい
る。
【0008】6,6,…はポケットで、該各ポケット6
はころ9を回転可能に支持すべく、前記左右の環状体3
と周方向の前後の支柱4間にそれぞれ囲まれて形成され
た長方形状の開口部によって構成されている。また、各
ポケット6の内壁面6Aには後述する突起部7,8が形
成されている。
【0009】7,7,…は断面が台形状をした内側突起
部、8,8,…は断面が三角形状をした外側突起部をそ
れぞれ示し、該各内側突起部7は前記各ポケット6の内
壁面6Aのうち、軸方向中間で内径側の開口縁に位置
し、また各外側突起部8は軸方向両側で外径側の開口縁
に位置し、突起部7,7は千鳥状に配置されている(図
14参照)。また、該各突起部7,8は前記各ころ9を
係合することにより、該各ころ9が抜け落ちるのを防止
している。
【0010】9,9,…は金属材料等から円筒状体とし
て形成されたころで、該各ころ9は円筒ころ、針状こ
ろ、棒状ころ等から構成され、該各ころ9は前記保持器
2の各ポケット6内にそれぞれ規則正しく保持されてい
る。
【0011】10,10,…は潤滑油が保持器2の径方
向に流れる油道を示し、図14、図15に示すように、
該各油道10は前記各内側突起部7と外側突起部8が形
成された部分を除いてポケット6の内壁面6Aところ9
の側面との間に形成されている。そして、該各油道10
は、保持器2の径方向内側から外側に働く遠心力によっ
て、潤滑油を径方向外側に流通させ、潤滑油の流れやこ
ろ軸受1内における潤滑油の油量を確保する。
【0012】11,11,…は支持ピン12ところ9と
の間にそれぞれ形成される油路で、該各油路11は、図
16に示すように、ころ軸受1を例えば遊星歯車等の支
持ピン12に軸支したときに、この支持ピン12の外周
面と保持器2との間に形成される隙間からなり、該各油
路11は、潤滑油が保持器2内に流れ込む軸方向の通路
となる。
【0013】次に、このように構成される従来技術のこ
ろ軸受1の使用対象としては、例えば建設機械等の履帯
駆動装置に用いているとき、遊星歯車減速装置の各減速
歯車機構における遊星歯車の支持ピン12を介してキャ
リアに軸支する場合に使用される。
【0014】ここで、ころ軸受1内を潤滑油で潤滑する
には、遊星歯車減速装置の外形をなすハウジング内の潤
滑油が、各油路11を通ってころ軸受1内に浸入させ
る。そして、浸入した潤滑油は、遊星歯車が回転する時
に生じる遠心力によって、油道10を介して保持器2の
径方向内側から外側に向けて流れてハウジング内に放出
される。これにより、ころ軸受1の潤滑性を高めてい
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるころ軸受1は、下記に挙げるような問題が
ある。
【0016】第1に、ころ軸受1以外の他の部品の摺動
摩耗により摩耗粉やシール部材のシール片等の塵埃はハ
ウジング内に溜り、この塵埃は、潤滑油の流れに乗って
ころ軸受1の各ポケット6内に侵入する。ここで、各ポ
ケット6の内壁面6Aには、ころ9が抜け落ちるのを防
止する各突起部7,8が形成されているため、ポケット
6の内壁面6Aところ9との間が狭隘となり、潤滑油と
共に各ポケット6内に侵入した塵埃は、各突起部7,8
によって掻き落とされ、該各ポケット6内の各突起部
7,8の部分に滞留する。この結果、各ポケット6内の
ころ9は、各突起部7,8の部分に滞留した塵埃、とり
わけ鉄粉等の金属摩耗粉によって早期に摩耗してしまう
という欠点がある。
【0017】第2に、図16に示すように、ころ軸受1
を支持ピン12に軸支したときには、潤滑油を軸方向に
流動させるための各油路11は、保持器2(ころ9)と
支持ピン12との間に形成された隙間から構成されてい
るため、この各油路11の通路面積がころ軸受1内に流
れ込む潤滑油の油量を規制している。これにより、ころ
軸受1のうち荷重を大きく受けるころ9の両端付近で
は、ころ9の両端近傍の潤滑油量はこの各油路11によ
り制約を受け、潤滑油量を十分に確保することができ
ず、ころ9の表面に油膜切れを起こし、ころ軸受1の寿
命を低下させてしまうという欠点がある。
【0018】第3に、各油道10を流れる潤滑油は、こ
ろ9の転動により発生する熱を奪って該ころ軸受1の冷
却も行っている。しかし、ころ軸受1内に流れ込む潤滑
油が少ないときには、ころ軸受1から発生する熱を十分
に吸熱できるだけの潤滑油量を確保することができず、
潤滑油による冷却効果を与えることができないという欠
点がある。
【0019】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明はころ軸受内を流れる潤滑油の油
量を増大させ、金属摩耗粉等の塵埃が各ポケット内に滞
留するのを防止すると共に、冷却効果を向上できるよう
にしたころ軸受用保持器を提供することを目的としてい
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明に適用するころ軸受用保持器は、軸方向
に離間して配設された左右の環状体と、該各環状体間に
全周にわたって間隔をもって配設され、該各環状体間を
連結する複数の支柱と、ころを回転可能に支持すべく前
記左右の環状体と周方向の前後の支柱間にそれぞれ囲ま
れて形成された複数のポケットとを備えている。
【0021】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、各支柱と各環状体との連結部近傍に、周方向前
後に位置するポケット間を連通する連通路を設けたこと
にある。
【0022】このように連通路を設けることにより、周
方向前後に位置するポケット間での潤滑油の流れを良好
にしてポケットの隅々に潤滑油を供給することができ
る。また、連通路は各支柱と各環状体との連結部近傍に
形成しているから、ポケット内に収容されるころの両端
側でも潤滑油の油量を確保し、油膜切れを防止する。
【0023】請求項2の発明は、各支柱の軸方向両側
に、環状体との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外
向きに切欠くことにより形成され、周方向前後に位置す
るポケット間を連通する支柱側連通路を設けたことにあ
る。
【0024】このように支柱側連通路を設けることによ
り、周方向前後に位置するポケット間での潤滑油の流れ
を良好にしてポケットの隅々に潤滑油を供給することが
できる。また、支柱側連通路は各支柱と各環状体との連
結部近傍に形成しているから、ポケット内に収容される
ころの両端側でも潤滑油の油量を確保し、油膜切れを防
止する。
【0025】請求項3の発明は、左右の環状体に、各支
柱との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外向きに切
欠くことにより形成され、周方向前後に位置するポケッ
ト間を連通する環状体側連通路を設けたことにある。
【0026】このように環状体側連通路を設けることに
より、周方向前後に位置するポケット間での潤滑油の流
れを良好にしてポケットの隅々に潤滑油を供給すること
ができる。また、環状体側連通路は各支柱と各環状体と
の連結部近傍に形成しているから、ポケット内に収容さ
れるころの両端側でも潤滑油の油量を確保し、油膜切れ
を防止する。
【0027】請求項4の発明は、左右の環状体に、各支
柱との連結部近傍の内周側を全周に亘って径方向外向き
に拡径することにより形成され、周方向前後に位置する
ポケット間を連通する全周連通路を設けたことにある。
【0028】このように全周連通路を設けることによ
り、周方向前後に位置するポケット間での潤滑油の流れ
を良好にしてポケットの隅々に潤滑油を供給することが
できる。また、環状体側連通路は各支柱と各環状体との
連結部近傍に形成しているから、ポケット内に収容され
るころの両端側での潤滑油の油量を増加し、油膜切れを
防止する。
【0029】請求項5の発明は、各支柱の軸方向両側
に、環状体との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外
向きに切欠くことにより形成され、周方向前後に位置す
るポケット間を連通する支柱側連通路を設け、左右の環
状体に、各支柱との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方
向外向きに切欠くことにより形成され、周方向前後に位
置するポケット間を連通する環状体側連通路を設けたこ
とにある。
【0030】このように支柱側連通路と環状体側連通路
を設けることにより、周方向前後に位置するポケット間
での潤滑油の流れを良好にしてポケットの隅々に潤滑油
を供給することができる。また、支柱側連通路と環状体
側連通路は各支柱と各環状体との連結部近傍に形成して
いるから、ポケット内に収容されるころの両端側でも潤
滑油の油量を確保し、油膜切れを防止する。
【0031】請求項6の発明は、各支柱の軸方向両側
に、環状体との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外
向きに切欠くことにより形成され、周方向前後に位置す
るポケット間を連通する支柱側連通路を設け、左右の環
状体に、各支柱との連結部近傍の内周側を全周に亘って
径方向外向きに拡径することにより形成され、周方向前
後に位置するポケット間を連通する全周連通路を設けた
ことにある。
【0032】このように支柱側連通路と全周連通路を設
けることにより、周方向前後に位置するポケット間での
潤滑油の流れを良好にしてポケットの隅々に潤滑油を供
給することができる。また、支柱側連通路と全周連通路
は各支柱と各環状体との連結部近傍に形成しているか
ら、ポケット内に収容されるころの両端側でも潤滑油の
油量を確保し、油膜切れを防止する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図1ないし図12を参照しつつ詳細に説明する。な
お、実施例では前述した従来技術と同一の構成要素に同
一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
【0034】まず、図1ないし図3により、本発明に係
る第1の実施例について説明する。21は本実施例に用
いられるころ軸受を示し、該ころ軸受21は後述する保
持器22と、複数個のころ9とから構成されている。
【0035】22は保持器を示し、該保持器22は樹脂
材料を射出成形等の手段を用いることにより、後述する
左右の環状体23、複数本の支柱24、および複数のポ
ケット26によって、筒状体として形成されている。
【0036】23,23は軸方向に離間して配設された
左右の環状体で、該環状体23は横断面がほぼ四角形状
をなし、均等な肉厚に形成されている。24,24,…
は各環状体23間に全周にわたって間隔をもって配設さ
れ、各環状体23を連結する支柱で、該各支柱24は断
面が台形状となっている。
【0037】そして、保持器22は環状体23と各支柱
24によって一体的に形成され、環状体23と各支柱2
4とは連結部25で一体に連結され、全体として円筒体
をなしている。
【0038】26,26,…はポケットで、該各ポケッ
ト26はころ9を回転可能に支持すべく、前記左右の環
状体23と周方向の前後の支柱24間にそれぞれ囲まれ
て形成された長方形状の開口部によって構成されてい
る。また、各ポケット26の内壁面26Aには後述する
突起部27,28が形成されている。
【0039】27,27,…は断面が台形状をした内側
突起部、28,28,…は断面が三角形状をした外側突
起部をそれぞれ示し、該各内側突起部27は前記各ポケ
ット26の内壁面26Aのうち、軸方向中間でかつ内径
側の開口縁に位置し、また各外側突起部28は軸方向両
側で外径側の開口縁に位置し、該突起部27,28は千
鳥状に配置されている。そして、該各突起部27,28
は前記各ころ9を係合することにより、該各ころ9が抜
け落ちるのを防止している。
【0040】29,29…は潤滑油を保持器22の径方
向に流す油道を示し、図2に示すように、該各油道29
は前記各内側突起部27と外側突起部28が形成された
部分を除いてポケット26の内壁面26Aところ9の側
面との間に形成されている。そして、該各油道29は、
保持器22に働く遠心力によって、潤滑油を径方向内側
から外側に流通させることにより、潤滑油の流れところ
軸受21内における潤滑油の油量を確保している。
【0041】30,30,…は連通路を示し、該各連通
路30は、後述する複数個の支柱側連通路31と、該支
柱側連通路31と連通する環状体側連通路32とから構
成されている。
【0042】31,31,…は支柱側連通路で、該各支
柱側連通路31は、前記支柱24の軸方向両側に位置
し、前記環状体23との連結部25近傍の内周側をそれ
ぞれ径方向外向きに三角形状に切欠くことにより形成さ
れている。そして、該支柱側連通路31は環状体側連通
路32と共に、周方向前後に位置したポケット26間を
連通する。
【0043】32,32,…は環状体側連通路で、該各
環状体側連通路32は、前記左右の環状体23に位置
し、前記各支柱24との連結部25近傍の内周側をそれ
ぞれ径方向外向きに半円弧状に切欠くことにより形成さ
れている。そして、該環状体側連通路32は支柱側連通
路31と共に、周方向前後に位置するポケット26間を
連通する。
【0044】33,33,…は支持ピン12ところ9と
の間にそれぞれ形成される各連通路30を含む油路で、
図3に示すように、該各油路33は、ころ軸受21を例
えば遊星歯車等の支持ピン12に軸支したときに、この
支持ピン12の外周面と保持器22との間に形成される
隙間からなり、該油路33は、保持器22内に潤滑油が
流れ込む軸方向の通路となる。
【0045】ここで、油路33の連通路面積は、従来の
環状体3と支持ピン12との間に形成される各油路11
よりも、各連通路30が形成されている分だけ大きくな
る。これにより油路33の通路面積は、ころ軸受21内
に流れる込む潤滑油の油量を増大する。
【0046】本実施例に用いられる保持器22は、該保
持器22の両端側に連通路30,30,…を形成したか
ら、該各連通路30により、周方向前後に位置するポケ
ット26間を連通させることができる。これにより、隣
合うポケット26間で潤滑油を容易に流通させることが
でき、各ポケット26間で潤滑油の流れを起こすことが
でき、各ポケット26の隅々まで潤滑油を供給すること
ができる。この結果、ころ9の表面における油膜切れを
防止することができる。
【0047】さらに、本実施例による保持器22では、
保持器22と支持ピン12との間に形成された油路33
の通路面積を、保持器22の両端側に形成した複数個の
連通路30により大きく確保しているから、ころ軸受2
1内に流れ込む潤滑油の油量を多く確保することができ
る。
【0048】これにより、ころ軸受21内を流通する潤
滑油の油量を増やすことにより、潤滑油の流動性を高
め、各ポケット26内に潤滑油と一緒に滞留した摩耗粉
等の塵埃を排出し易くし、各ポケット26内に滞留する
塵埃を低減できる。
【0049】また、保持器22に形成した各連通路30
によりころ軸受21内を流れる潤滑油の油量を増やすこ
とにより、ころ軸受21に大きな荷重を受けるころ9の
両端側にも潤滑油を多く流通させることができ、油膜切
れの発生し易いころ9の両端側であっても油膜切れを防
止することができる。この結果、ころ9の早期摩耗を確
実に防止でき、ころ軸受21の寿命を延ばすことができ
る。
【0050】さらに、連通路30により隣合うポケット
26間に潤滑油の流れを起こすと共に、保持器22内を
流通する潤滑油の油量を多く確保することによって、こ
ろ9の転動によって発生する熱を、流通する潤滑油によ
り効果的に冷却することができる。
【0051】かくして、本実施例による保持器22は、
周方向前後に位置するポケット26間を連通する連通路
30を形成することにより、潤滑油を各ポケット26内
に流通させることができる。また、保持器22に対し潤
滑油の軸方向への流れを、保持器22の内周側両端に形
成した各連通路30を含む油路33により行うように
し、ころ軸受21内を流れ込む潤滑油の油量を増やすこ
とにより、滞留する塵埃や油膜切れによる早期摩耗を防
止できる。そして、潤滑油の油量を十分に確保すること
により、ころ軸受21の冷却効果も高めることができ、
ころ軸受21の寿命を延ばすことができる。
【0052】次に、図4ないし図6に基づき、本発明に
係る第2の実施例について説明するに、本実施例の特徴
は、前述した第1の実施例による連通路のうち、環状体
と各支柱との連結部近傍の内周側に形成した支柱側連通
路と連通する全周連通路を形成したものである。なお、
前述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0053】41は本実施例による保持器が用いられる
ころ軸受で、該ころ軸受41は後述する保持器42と、
複数個のころ9,9,…とから構成されている。
【0054】42は本実施例に用いられる保持器を示
し、該保持器42は樹脂材料を射出成形等の手段を用い
ることにより、後述する左右の環状体43、複数本の支
柱44、および複数のポケット46によって、筒状体と
して形成されている。
【0055】43,43は軸方向に離間して配設された
左右の環状体で、該環状体43は横断面がほぼ四角形状
をなし、均等な肉厚に形成されている。44,44,…
は各環状体43間に全周にわたって間隔をもって配設さ
れ、各環状体43を連結する支柱で、該各支柱44は断
面が台形状となっている。
【0056】そして、保持器42は環状体43と各支柱
44によって一体的に形成され、環状体43と各支柱4
4とは連結部45で一体に連結され、全体として円筒体
をなしている。
【0057】46,46,…はポケットで、該各ポケッ
ト46はころ9を回転可能に支持すべく、前記左右の環
状体43と周方向の前後の支柱44間にそれぞれ囲まれ
て形成された長方形状の開口部によって構成されてい
る。また、各ポケット46の内壁面46Aには後述する
突起部47,48が形成されている。
【0058】47,47,…は断面が台形状をした内側
突起部、48,48,…は断面が三角形状をした外側突
起部をそれぞれ示し、該各突起部47,48は千鳥状に
配置することによってころ9を係合させ、該各ころ9が
抜け落ちるのを防止している。
【0059】49,49…は潤滑油を保持器42の径方
向に流す油道を示し、図5に示すように、該各油道49
は前記各内側突起部47と外側突起部48が形成された
部分を除いてポケット46の内壁面46Aところ9の側
面との間に形成されている。そして、該各油道49は、
保持器42に働く遠心力によって、潤滑油を径方向内側
から外側に流通させることにより、潤滑油の流れところ
軸受41内における潤滑油の油量を確保する。
【0060】50は連通路を示し、該連通路50は、後
述する複数個の支柱側連通路51と、該各支柱側連通路
51と連通する全周連通路52とから構成している。
【0061】51,51,…は連通路50を構成する支
柱側連通路で、該各支柱側連通路51は、前記支柱44
の軸方向両側に位置し、前記環状体43との連結部45
近傍の内周側をそれぞれ径方向外向きに三角形状に切欠
くことにより形成されている。そして、該各支柱側連通
路51は全周連通路52と共に、周方向前後に位置する
ポケット46間を連通する。
【0062】52,52,…は連通路50を構成する全
周連通路で、該全周連通路52は、前記左右の環状体4
3に位置し、前記各支柱44との連結部45近傍の内周
側を全周に亘って径方向外向きに拡径することにより形
成されている。そして、全周連通路52は各支柱側連通
路51と共に、周方向前後に位置するポケット46間を
連通する。
【0063】53は各油道49を含む油路で、図6に示
すように、該油路53は、ころ軸受41を例えば遊星歯
車等の支持ピン12に軸支したときに、この支持ピン1
2の外周面と保持器42との間に形成される隙間からな
り、該油路53は、保持器42内に潤滑油が流れ込む軸
方向の通路となる。さらに、該油路53の通路面積は、
環状体43の内周を全周連通路52とした分だけ、第1
の実施例による油路33よりも大きく形成されている。
【0064】本実施例による保持器42は、上述の如き
構成を有するもので、本実施例による保持器42は、前
述した第1の実施例と同様の作用効果を得ることができ
るものの、本実施例では、環状体43の内周側には、支
柱44の軸方向両側に形成した支柱側連通路51と連通
する全周連通路52を形成したから、保持器42と支持
ピン12との間に形成された油路53の通路面積を第1
の実施例よりも大きく確保することができる。
【0065】この結果、ころ軸受41内を流れる潤滑油
の油量を多く確保でき、塵埃によるころ9の早期摩耗を
防止すると共に、冷却効果の向上により、ころ軸受41
の寿命を効果的に延ばすことができる。
【0066】なお、第1の実施例では、ポケット26の
内壁面26Aには、内側突起部27を軸方向中間部に1
個、外側突起部28を軸方向両側に2個形成して千鳥状
に配置したが、本発明はこれに限らず、図7の第1の変
形例に示すように、外側突起部と内側突起部が径方向内
側と外側で平行となるように配置にしてもよい。なお、
この変形例では、前述した第1の実施例と同一の構成要
素に百番台の番号を付し、その説明を省略する。
【0067】また、第2の実施例では、支柱44の軸方
向両側には、環状体43との連結部45近傍の内周側を
それぞれ径方向外向きに三角形状に切欠くことにより支
柱側連通路51を形成しているが、本発明はこれに限ら
ず、図8の第2の変形例に示すように、支柱側連通路の
形状を四角形状に切欠いて形成してもよい。なお、この
変形例では、前述した第2の実施例と同一の構成要素に
百番台の番号を付し、その説明を省略する。
【0068】さらに、第1の実施例では、各連通路30
を支柱側連通路31と環状体側連通路32とから構成し
たが、本発明はこれに限らず、図9と図10の第3の変
形例に示すように、支柱側連通路のみを支柱の軸方向両
端に形成し、該支柱側連通路により周方向前後に位置す
るポケット間を連通するようにしてもよい。なお、この
変形例では、前述した第1の実施例と同一の構成要素に
二百番台の番号を付し、その説明を省略する。
【0069】一方、第1の実施例では、各連通路30を
支柱側連通路31と環状体側連通路32とから構成した
が、本発明はこれに限らず、図11と図12の第4の変
形例に示すように、環状体側連通路のみを環状体に形成
し、該環状体側連通路32により、周方向前後に位置す
るポケット間を連通するようにしてもよい。なお、この
変形例では、前述した第1の実施例と同一の構成要素に
三百番台の番号を付し、その説明を省略する。
【0070】さらに、第2の実施例では、連通路50を
各支柱側連通路51と全周連通路52とから構成した
が、本発明はこれに限らず、支柱側連通路51のみを支
柱44の軸方向両側に形成しても、全周連通路52のみ
を環状体43に形成してもよく、支柱側連通路51また
は全周連通路52のうち、いずれか一方のみを形成する
ようにしてもよい。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
る保持器では、各支柱と各環状体との連結部近傍に、周
方向前後に位置するポケット間を連通する連通路を設け
たから、連通路によってポケット間を連通させ、該ポケ
ットの隅々まで潤滑油を供給でき、該ポケット内に収容
されるころの油膜切れを防止できる。また、支持ピンと
保持器との間に形成される油路の通路面積は、前記各連
通路によって大きく確保でき、保持器の軸方向に流通す
る潤滑油の油量を増やすことができる。しかも、保持器
内の潤滑油の流動性を高めることにより、ポケット内を
流れる潤滑油の油量も増加でき、各ポケット内に滞留す
る塵埃を低減できる。これにより、塵埃によるころの早
期摩耗を防止し、ころ軸受の冷却効果も高め、ころ軸受
の寿命を延ばすことができる。
【0072】請求項2の発明は、各支柱の軸方向両側
に、環状体との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外
向きに切欠くことにより形成された支柱側連通路を設け
たから、各ポケット間での潤滑油の流れを支柱側連通路
により良好にしてポケットの隅々に潤滑油を供給するこ
とができ、ポケット内に収容されるころの油膜切れを防
止できる。
【0073】請求項3の発明は、各支柱との連結部近傍
に、内周側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより
形成した環状体側連通路を設けたから、各ポケット間で
の潤滑油の流れを環状体側連通路により行うことがで
き、潤滑油の油量を増加することができる。
【0074】請求項4の発明は、各支柱との連結部近傍
に、内周側を全周に亘って径方向外向きに拡径すること
により形成した全周連通路を設けたから、各ポケット間
での潤滑油の流れを環状体側連通路により行うことがで
き、潤滑油の油量を増加することができる。
【0075】請求項5の発明は、各支柱の軸方向両側
に、環状体との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外
向きに切欠くことにより形成した支柱側連通路を設ける
と共に、左右の環状体に、各支柱との連結部近傍の内周
側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより形成した
環状体側連通路を設けたから、各ポケット間での潤滑油
の流れを環状体側連通路により行うことができ、潤滑油
の油量を増加することができる。
【0076】請求項6の発明は、各支柱の軸方向両側
に、環状体との連結部近傍の内周側をそれぞれ径方向外
向きに切欠くことにより形成した支柱側連通路を設ける
と共に、環状体に、各支柱との連結部近傍の内周側を全
周に亘って径方向外向きに拡径することにより形成した
全周連通路を設けたから、各ポケット間での潤滑油の流
れを環状体側連通路により行うことができ、潤滑油の油
量を増やし、ころの油膜切れを防止し、塵埃の排出性を
高めると共に、冷却作用を高め、ころ軸受の寿命を延ば
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による保持器を示す斜視
図である。
【図2】第1の実施例による保持器を用いたころ軸受を
示す要部縦断面図である。
【図3】第1の実施例による保持器を用いたころ軸受と
支持ピンとの取付状態を示す正面図である。
【図4】本発明の第2の実施例による保持器を示す斜視
図である。
【図5】第2の実施例による保持器を用いたころ軸受を
示す要部縦断面図である。
【図6】第2の実施例による保持器を用いたころ軸受と
支持ピンとの取付状態を示す正面図である。
【図7】第1の変形例による保持器を示す要部縦断面図
である。
【図8】第2の変形例による保持器を示す要部縦断面図
である。
【図9】第3の変形例による保持器を示す斜視図であ
る。
【図10】図9中の矢示X−X方向からみた縦断面図で
ある。
【図11】第4の変形例による保持器を示す斜視図であ
る。
【図12】図11中の矢示XII −XII 方向からみた縦断
面図である。
【図13】従来技術による保持器を示す斜視図である。
【図14】従来技術による保持器を用いたころ軸受を示
す要部縦断面図である。
【図15】図14中の矢示XV−XV方向からみた横断面図
である。
【図16】従来技術による保持器を用いたころ軸受を支
持ピンに軸支した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
9 ころ 21,41,121,141,221,321 ころ軸
受 22,42,122,142,222,322 保持器 23,43,123,143,223,323 環状体 24,44,124,144,224,324 支柱 25,45,225,325 連結部 26,46,126,146,226,326 ポケッ
ト 26A,46A,126A,146A,226A,32
6A 内壁面 27,47,127,147,227,327 内側突
起部 28,48,128,148,228,328 外側突
起部 29,49 油道 30,50,130,150 連通路 31,51,131,151,231 支柱側連通路 32,332 環状体側連通路 52,152 全周連通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 栗原 猛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に離間して配設された左右の環状
    体と、該各環状体間に全周にわたって間隔をもって配設
    され、該各環状体間を連結する複数の支柱と、ころを回
    転可能に支持すべく前記左右の環状体と周方向の前後の
    支柱間にそれぞれ囲まれて形成された複数のポケットと
    からなるころ軸受用保持器において、 前記各支柱と各環状体との連結部近傍には、周方向前後
    に位置するポケット間を連通する連通路を設けたことを
    特徴とするころ軸受用保持器。
  2. 【請求項2】 軸方向に離間して配設された左右の環状
    体と、該各環状体間に全周にわたって間隔をもって配設
    され、該各環状体間を連結する複数の支柱と、ころを回
    転可能に支持すべく前記左右の環状体と周方向の前後の
    支柱間にそれぞれ囲まれて形成された複数のポケットと
    からなるころ軸受用保持器において、 前記各支柱の軸方向両側には、前記環状体との連結部近
    傍の内周側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより
    形成され、周方向前後に位置するポケット間を連通する
    支柱側連通路を設けたことを特徴とするころ軸受用保持
    器。
  3. 【請求項3】 軸方向に離間して配設された左右の環状
    体と、該各環状体間に全周にわたって間隔をもって配設
    され、該各環状体間を連結する複数の支柱と、ころを回
    転可能に支持すべく前記左右の環状体と周方向の前後の
    支柱間にそれぞれ囲まれて形成された複数のポケットと
    からなるころ軸受用保持器において、 前記左右の環状体には、前記各支柱との連結部近傍の内
    周側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより形成さ
    れ、周方向前後に位置するポケット間を連通する環状体
    側連通路を設けたことを特徴とするころ軸受用保持器。
  4. 【請求項4】 軸方向に離間して配設された左右の環状
    体と、該各環状体間に全周にわたって間隔をもって配設
    され、該各環状体間を連結する複数の支柱と、ころを回
    転可能に支持すべく前記左右の環状体と周方向の前後の
    支柱間にそれぞれ囲まれて形成された複数のポケットと
    からなるころ軸受用保持器において、 前記左右の環状体には、前記各支柱との連結部近傍の内
    周側を全周に亘って径方向外向きに拡径することにより
    形成され、周方向前後に位置するポケット間を連通する
    全周連通路を設けたことを特徴とするころ軸受用保持
    器。
  5. 【請求項5】 軸方向に離間して配設された左右の環状
    体と、該各環状体間に全周にわたって間隔をもって配設
    され、該各環状体間を連結する複数の支柱と、ころを回
    転可能に支持すべく前記左右の環状体と周方向の前後の
    支柱間にそれぞれ囲まれて形成された複数のポケットと
    からなるころ軸受用保持器において、 前記各支柱の軸方向両側には、前記環状体との連結部近
    傍の内周側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより
    形成され、周方向前後に位置するポケット間を連通する
    支柱側連通路を設け、 前記左右の環状体には、前記各支柱との連結部近傍の内
    周側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより形成さ
    れ、周方向前後に位置するポケット間を連通する環状体
    側連通路を設けたことを特徴とするころ軸受用保持器。
  6. 【請求項6】 軸方向に離間して配設された左右の環状
    体と、該各環状体間に全周にわたって間隔をもって配設
    され、該各環状体間を連結する複数の支柱と、ころを回
    転可能に支持すべく前記左右の環状体と周方向の前後の
    支柱間にそれぞれ囲まれて形成された複数のポケットと
    からなるころ軸受用保持器において、 前記各支柱の軸方向両側には、前記環状体との連結部近
    傍の内周側をそれぞれ径方向外向きに切欠くことにより
    形成され、周方向前後に位置するポケット間を連通する
    支柱側連通路を設け、 前記左右の環状体には、前記各支柱との連結部近傍の内
    周側を全周に亘って径方向外向きに拡径することにより
    形成され、周方向前後に位置するポケット間を連通する
    全周連通路を設けたことを特徴とするころ軸受用保持
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010270884A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Nsk Ltd ラジアルニードル軸受用保持器及びラジアルニードル軸受
CN113107980A (zh) * 2021-05-11 2021-07-13 河南科技大学 一种圆柱滚子轴承及其保持架
WO2021239174A1 (de) * 2020-05-28 2021-12-02 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Rollenlager mit einem schmierdurchlassoptimierten lagerkäfig

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WO2021239174A1 (de) * 2020-05-28 2021-12-02 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Rollenlager mit einem schmierdurchlassoptimierten lagerkäfig
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