JPH11223435A - 逆セル型製氷機 - Google Patents
逆セル型製氷機Info
- Publication number
- JPH11223435A JPH11223435A JP3960398A JP3960398A JPH11223435A JP H11223435 A JPH11223435 A JP H11223435A JP 3960398 A JP3960398 A JP 3960398A JP 3960398 A JP3960398 A JP 3960398A JP H11223435 A JPH11223435 A JP H11223435A
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- Japan
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- water
- ice making
- tray
- water tank
- ice
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2500/00—Problems to be solved
- F25C2500/08—Sticking or clogging of ice
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
は排水せずに次の製氷に用いて水の消費量を節約する。 【解決手段】 冷却器1に下向きに開口するように設け
た多数の製氷室2を、水平位置において下方から閉塞す
るように水皿4を傾復動可能に配設する。水皿4の下側
には中仕切り板24を有する水タンク8を設け、製氷水
を貯める。製氷時には、水皿4を水平位置にして、噴水
口6から水タンク8の水を噴射させながら蒸発パイプ3
で冷却器1を冷却して、製氷室2の中に氷を作る。その
際に凍らずに残った水は、戻り孔7から水タンク8の中
に戻す。離氷時には、水皿4を下方に傾動させてから製
氷室2の氷を下に落下させる。その際に、水タンク8の
底部に残り、不純物が濃縮されている製氷残水は、排水
案内板9を通して排水するが、水皿4に付着した氷を洗
い流すための洗浄水は、中仕切り板24で受け止めて残
す。
Description
多数の製氷室の中に噴水を行いながら製氷を行う逆セル
型製氷機に関するものである。
欠側面図である。図3において、1は冷却器、2は製氷
室、3は蒸発パイプ、4は水皿、5は分配管、6は噴水
口、7は戻り孔、8は水タンク、9は排水案内板、10
は循環ポンプ、11は導水管、12は給水電磁弁、13
は散水器、14は回動軸、15は駆動装置、16は減速
モータ、17は第1のアーム、18は第2のアーム、1
9はコイルバネ、20は水皿位置検出スイッチ、21は
冷却器温度センサ、22は支持梁、23は排水口であ
る。
氷室2を区画形成しており、その上壁外面には、冷却装
置(図示せず)に接続された蒸発パイプ3を配設してい
る。水皿4は、回動軸14を中心として冷却器1の下側
で傾復動可能となっていて、水平位置において各製氷室
2を下方から閉塞し、その表面の各製氷室2に対向する
位置に噴水孔6及び戻り孔7を設けている。水皿4には
水タンク8が固設されており、散水器13からその中に
給水が行われる。そして、水皿4の傾復動は、正逆転制
御される高ギヤ比の減速モータ16と、その出力軸に取
り付けられた、駆動カムの第1のアーム17と、その端
部と水皿4の側部との間に連結されたコイルバネ19と
から成る駆動装置15によって行われる。
交互に繰り返して製氷を行う。製氷工程では、まず、散
水器13から水タンク8の中に給水が行われる。その給
水は、図示しない水位センサにより満水になったことが
検知されるまで続けられる。
内の水は、循環ポンプ10により、導水管11,分配管
5を経て、図4に示すように噴水孔6から製氷室2内に
噴出される。それと同時に、蒸発パイプ3で冷却器1を
冷やすことにより、製氷室2内に氷を作っていく。噴水
孔6から噴出した水の内、氷にならずに余った水は、戻
り孔7から水タンク8の中に回収する。
に入る。離氷工程に入ると、減速モータ16が正回転し
て第1のアーム17が反時計方向に回転し、水皿4が下
方向へ徐々に傾動していく。そして、水皿4が傾斜開放
する下限開放位置になったところで、第1のアーム17
と逆方向に延びた第2のアーム18が、水皿位置検出ス
イッチ20に当接し、それによって水皿位置検出スイッ
チ20の接点を切り換えて、減速モータ16を停止さ
せ、水皿4を停止させる。
ていく時、水タンク8内に残った水は、図5に示すよう
に、排水口23から排水案内板9を通って、ドレンパン
(図示せず)の上に流される。また、散水器13から水
皿4の上に散水されて、水皿4の表面に付着している氷
を洗い流す。その洗浄水も、図5に矢印で示すように、
戻り孔7等を通して水タンク8の中に流れ落ちた後、排
水口23から排水案内板9を通って、ドレンパンの上に
流される。
ホットガス電磁弁が開かれて、冷却装置の圧縮機からの
ホットガス(高温高圧のガス冷媒)が直接蒸発パイプ3
に流され、できた氷を製氷室2の壁から引き離して下に
落下させる。その際、離氷が完了したか否かの判定は、
冷却器1の側面に設けた冷却器温度センサ21の検知温
度が、予め設定しておいた離氷完了温度を超えたか否か
で行う。
ス電磁弁を閉じると共に、減速モータ16の運転を復動
側に切り換える。その結果、減速モータ16が逆転して
第1のアーム17が時計方向に回転する。それと共に、
水皿4は徐々に上方向へ回動していき、水平閉塞位置と
なったところで第1のアーム17が水皿位置検出スイッ
チ20に当接し、それによって水皿位置検出スイッチ2
0の接点を傾動側に切り換えると共に、減速モータ16
を停止させる。その状態で再び製氷工程に入り、以下、
同様な工程を繰り返して製氷を行う。
る従来の文献としては、例えば、特公昭61-50231号公報
(F25C 5/10) がある。
の逆セル型製氷機では、製氷終了後に、水タンク8に残
った製氷残水と、その後流す、水皿4の洗浄水をそのま
ま排水していた。その内、製氷残水は、散水器13から
供給された水道水に含まれていたカルキやミネラル分が
濃縮されて残るため、排水する必要があるが、製氷終了
後、水皿4の氷を洗い流すための洗浄水は、そのような
ことがないため、十分製氷に用いることができる。それ
にも係わらず、従来の逆セル型製氷機では、製氷残水だ
けでなく、水皿4の洗浄水まで無駄に捨てており、その
分、水の消費量が多くなってランニングコストが高くな
るという問題点があった。
氷後、水タンク8内に残った製氷残水は排水するが、製
氷に使用可能な洗浄水は排水せずに、次の製氷に用いる
ことができるようにすることを目的とするものである。
め、請求項1記載の逆セル型製氷機は、下向きに開口し
た多数の製氷室を有する冷却器と、水平位置において前
記冷却器を下方から閉塞するように傾復動可能に配設さ
れ、前記各製氷室に対向する位置に噴水口及び戻り孔が
形成された水皿と、該水皿の下側で前記戻り孔から流れ
落ちる水を受け止めて貯めることができるように水皿と
一体的に設けられ、前記水皿とともに下方に傾動したと
き、中の水を排出できるように下降側先端部に排出口が
設けられた水タンクと、該水タンク内の水を吸い上げて
前記噴水口から噴出させる循環ポンプと、前記水皿の上
側から給水する散水器とを具えた逆セル型製氷機であっ
て、前記水タンクには、水タンクを上下に二分する中仕
切り板を設け、該中仕切り板の基端縁は、前記排出口よ
り上側に接合し、両側端縁は水タンク側壁と接合し、先
端縁は水タンクの後端壁面との間に間隔を開けて設けた
ことを特徴とする。このようにすると、製氷後、水タン
ク内に残った製氷残水は、排水するが、製氷に使える洗
浄水は排水せずに、次の製氷に用いることができるよう
になる。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示す断面図であり、製氷工程中の状態を示してい
る。符号は、図4のものに対応しており、24は中仕切
り板、25は開口部である。
て、水タンク8を上下に二分するように、中仕切り板2
4を設ける。その中仕切り板24の、水タンク8の排水
口23側の基端縁は、排水口23の上側に水密に接合
し、その両側端縁は水タンク8の底面から離れた位置で
水タンク側壁に水密に接合する。そして、中仕切り板2
4の先端縁は水タンク8の後端壁面との間に間隔をあけ
て、開口部25を形成する。そして、循環ポンプ10
(図3)の吸い込み口は、中仕切り板24の下側(図1
中の空間部A)に設ける。
を行うには、従来のものと同様に、散水器13から水タ
ンク8の中に給水し、水タンク8の中を満水にする。そ
の時、水タンク8内の水は、中仕切り板24の上下の空
間部A,Bに貯められる。その状態で、水タンク8内の
水を、循環ポンプ10(図3)により、分配管5を経
て、噴水孔6から製氷室2内に噴出させる。それと同時
に、蒸発パイプ3で冷却器1を冷やすことにより、製氷
室2内に氷を作っていく。噴水孔6から噴出した水の
内、氷にならずに余った水は、戻り孔7から水タンク8
の中に回収する。
プ10を停止させてから水皿4を下方に傾動させるが、
その際、水タンク8の中に残った製氷残水は、開口部2
5,空間部A,排水口23及び排水案内板9を通って外
部に排出される。また、散水器13から水皿4の上に散
水され、水皿4の表面に付着した氷を洗い流す。その洗
浄水は、戻り孔7等を通して水タンク8の中に流れ落ち
るが、その時は、水皿4とともに水タンク8が傾いてい
て、中仕切り板24の開口部25側端縁は、高く上昇し
ている。したがって、戻り孔7から水タンク8内に流れ
落ちた洗浄水は、中仕切り板24により受け止められ、
開口部25からは流れ出ずに中仕切り板24上面に貯め
られる。
皿4が再び水平位置まで上昇したとき、循環ポンプ10
(図3)の吸い込み口のある空間部Aに移動し、次のサ
イクルの製氷水として利用される。また、水皿4が水平
位置まで上昇して全閉する前、約15秒から散水器13
による給水が開始され、次の製氷に必要な水量になるま
で水が補給される。
クルの製氷で使用される全水量は、約4〜5リットルに
なるが、その内、洗浄水は2〜2.5リットルと約半分
を占める。したがって、上記のようにして、洗浄水を捨
てずに次の製氷に利用できるようにすれば、消費水量が
半減し、その分ランニングコストを下げることができ
る。
ているので、製氷後、水タンク内に残った製氷残水は、
排水するが、製氷に使える洗浄水は排水せずに、次の製
氷に用いることができるようになる。
面図である。
る。
面図である。
面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 下向きに開口した多数の製氷室を有する
冷却器と、水平位置において前記冷却器を下方から閉塞
するように傾復動可能に配設され、前記各製氷室に対向
する位置に噴水口及び戻り孔が形成された水皿と、該水
皿の下側で前記戻り孔から流れ落ちる水を受け止めて貯
めることができるように水皿と一体的に設けられ、前記
水皿とともに下方に傾動したとき、中の水を排出できる
ように下降側先端部に排出口が設けられた水タンクと、
該水タンク内の水を吸い上げて前記噴水口から噴出させ
る循環ポンプと、前記水皿の上側から給水する散水器と
を具えた逆セル型製氷機であって、前記水タンクには、
水タンクを上下に二分する中仕切り板を設け、該中仕切
り板の基端縁は、前記排出口より上側に接合し、両側端
縁は水タンク側壁と接合し、先端縁は水タンクの後端壁
面との間に間隔を開けて設けたことを特徴とする逆セル
型製氷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3960398A JPH11223435A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 逆セル型製氷機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3960398A JPH11223435A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 逆セル型製氷機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11223435A true JPH11223435A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12557702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3960398A Pending JPH11223435A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 逆セル型製氷機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11223435A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004325064A (ja) * | 2003-04-11 | 2004-11-18 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機の製氷機構 |
JP2007255721A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 逆セル型製氷機 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP3960398A patent/JPH11223435A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004325064A (ja) * | 2003-04-11 | 2004-11-18 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機の製氷機構 |
JP2007255721A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 逆セル型製氷機 |
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