JP3834093B2 - 製氷機の排水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製氷機構部の構成部品である循環用ポンプモータ等電気機器の下部がその直下に配置した排水皿の内部に収容されるように構成した製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の製氷機は、例えば実開昭63−190875号公報に示されていて、製氷機構部の構成部品である電気機器(循環用ポンプモータ)の下部が当該排水皿内に収容される構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した公報に示されている製氷機においては、上下方向の寸法を小さくできるといった利点があるものの、排水皿の底部に設けた排水口または同排水口に接続した排水パイプ等が詰まった場合、排水皿に排水が溜まって電気機器(循環用ポンプモータ)の下部が水没するおそれがある。
【0004】
本発明は、上記の問題に対処するため、製氷機構部の構成部品である循環用ポンプモータ等電気機器の下部がその直下に配置した排水皿の内部に収容されるように構成した製氷機において、前記排水皿に設けたオーバーフロー排出口の排水面が、前記製氷機構部の水タンクが除氷運転時に最大限下方に傾動したとき前記循環用ポンプモータ等電気機器の下端部より下方に位置するようにしたことを特徴とする排水装置を提供するものである
【0005】
【発明の作用・効果】
本発明による製氷機の排水装置においては、排水皿の底部に設けた排水口または同排水口に接続した排水パイプ等が詰まった場合、排水皿に排水が溜まるものの、その水位が循環用ポンプモータ等電気機器の配設位置に上昇する前に排水皿内の排水がオーバーフロー排出口を通して外部に排出される。したがって、電気機器が排水皿内にて水没することがなく、循環用ポンプモータ等電気機器に耐水性が不要で安価に実施することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1はクローズドセル方式の製氷機を概略的に示していて、この製氷機は周知の製氷機構部Aと排水皿70を備えていて、製氷機構部Aは製氷器10、冷却器20、水皿30、水タンク40、循環用ポンプモータ50等によって構成されている。
【0007】
製氷器10は取付板90を介して製氷機本体(図示省略)の内部上方に略水平に配置固定されていて、図1及び図2にて示したように、上板11と側板12と仕切板13によって構成されており、下向きに開口した複数の直方体形セル(製氷小室とも謂う)Sが形成されている。また、製氷器10の背面(上面)には、冷凍装置(図示省略)に接続された冷却器(蒸発器)20が密着して蛇行配置されていて、製氷運転時に各セルSを冷却して後述の機構により噴射供給される製氷用水を各セルS内で氷結させ得るようになっている。
【0008】
水皿30は、製氷器10の直下に配設されていて、枢軸39を介して取付板90に上下方向へ傾動可能に組付けられており、アクチュエータ(図示省略)により傾動・復帰されて製氷運転時には各セルSを閉塞し除氷運転時には下方に傾動して各セルSを開放するようになっている。また、水皿30には各セルSに対応して複数の噴射孔31と戻り孔32が設けられるとともに、主水路33とこの主水路33と前記各噴射孔31を接続する分岐水路34が設けられている。
【0009】
水タンク40は、水皿30の下方に一体的に組付けられていて、水皿30と一体的に傾動・復帰するようになっており、図示実線のごとく復帰位置にあるときには水皿30の上方に配設した給水管60(電磁開閉弁61を介して水道管に接続されている)からサイクル毎に供給される所要量の製氷用水を貯留するように、また図示仮想線のごとく傾動位置にあるときには内部の残水を排水皿70に排水するようになっている。なお、水タンク40から排水皿70への排水は、水タンク40の傾動端に組付けた排水案内板41によって図示矢印のように案内されるようになっている。
【0010】
循環用ポンプモータ50は、水タンク40内の製氷用水を噴射孔31を通して各セルS内に循環供給する電気機器であり、水タンク40の底部一側にてブラケット(図示省略)を介して水皿30に一体的に組付けられていて、下端部が排水皿70内に収容されており、水タンク40内の製氷用水を吸入して吐出管51を介して水皿30の主水路33に圧送するようになっている。
【0011】
排水皿70は、水タンク40の直下に配置されていて、水タンク40から排出される排水を受けその底部に設けた排水口71とこれに接続した排水パイプ80を通して外部に排出するようにしたものであり、底壁72から立ち上がる側壁73の循環用ポンプモータ50が水没しない位置(水タンク40の傾動によって循環用ポンプモータ50が最大限降下した位置より低い位置)には横方向に長い長孔形状のオーバーフロー排出口74が設けられている。なお、排水口71及びオーバーフロー排出口74から排出される水は外部の排水路(図示省略)に導かれるようになっている。
【0012】
上記のように構成したこの実施形態においては、製氷運転時に、給水管60から水タンク40に所要量の製氷用水が供給され、この製氷用水が循環用ポンプモータ50により吐出管51,主水路33,分岐水路34及び各噴射孔31を通して各セルS内に噴射供給され、冷却器20によって冷却されている製氷器10にて順次氷結する。また、氷結するに至らなかった未氷結水は、主として水皿30の各戻り孔32を通って水タンク40内に回収され、循環用ポンプモータ50によって再循環される。
【0013】
氷結が進行して各セルS内に所定の角氷が形成されると、これをセンサー(図示省略)が検知して製氷完了信号を出し製氷運転が終了する。次いで除氷運転が開始され、冷凍装置の切換弁作動により冷却器20にホットガスが供給されて製氷器10が加温され、製氷器10と角氷との結氷が融解される。そして、所要のタイミングで水皿30が下方へ傾動され、各セルSが開放される。したがって、各セルS内の角氷は自重で落下して水皿30上を斜め下方に滑落し、下方に配設した貯氷庫(図示省略)内に貯留される。また、水タンク40内の残水は、排水案内板41によって案内されて排水皿70に流れ、排水皿70の排水口71から排水パイプ80を通して排水路へ導かれる。
【0014】
ところで、この実施形態においては、排水皿70の所定位置に上記のオーバーフロー排出口74が設けられているため、排水皿70の底部に設けた排水口71または同排水口71に接続した排水パイプ80等が詰まった場合、排水皿70の内部に水タンク40からの排水が溜まるものの、その水位が循環用ポンプモータ50の配設位置に上昇する前に排水皿70内の排水がオーバーフロー排出口74を通して外部に排出される。したがって、循環用ポンプモータ50が排水皿70内にて水没することがなく、循環用ポンプモータ50に耐水性が不要で安価に実施することができる。
【0015】
上記実施形態においては、排水皿70の側壁73に横方向に長い長孔形状のオーバーフロー排出口74を設けて本発明を実施したが、図1に仮想線にて示したように、排水皿70の底壁72を液密的に貫通して起立するパイプ75を設けて、このパイプ75の上端開口をオーバーフロー排出口74として本発明を実施すること、または図2に示したように、排水皿170の側壁173に縦方向に長い切欠形状のオーバーフロー排出口174を設けて本発明を実施することも可能である。なお、図2に示した排水皿170においては、排水口171と底壁172間に所要量の水を貯溜可能なタンク部175が形成されているため、排水口171からの排水能力が低下した場合(排水口171または排水パイプ80が完全に詰まっていない場合)には、少なくとも数サイクル分の水タンク40の残水を溜めることができる。
【0016】
また、上記各実施形態においては、水皿30及び水タンク40が復帰位置にある状態から傾動位置に傾動する途中にて、循環用ポンプモータ50が最も下方に位置する場合について説明したが、水皿30及び水タンク40が傾動位置に傾動した状態にて循環用ポンプモータ50が最も下方に位置する実施形態でも本発明は同様に実施することが可能であり、この場合にも循環用ポンプモータ50が最も下方に位置した状態で循環用ポンプモータ50が水没しない位置にオーバーフロー排出口を設けて本発明を実施する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を概略的に示す縦断側面図である。
【図2】 本発明の他の実施形態を概略的に示す縦断側面図である。
【符号の説明】
A…製氷機構部、10…製氷器、20…冷却器、30…水皿、40…水タンク、50…循環用ポンプモータ、70…排水皿、71…排水口、74…オーバーフロー排出口、80…排水パイプ。

Claims (1)

  1. 製氷機構部の構成部品である循環用ポンプモータ等電気機器の下部がその直下に配置した排水皿の内部に収容されるように構成した製氷機において、
    前記排水皿に設けたオーバーフロー排出口の排水面が、前記製氷機構部の水タンクが除氷運転時に最大限下方に傾動したとき前記電気機器の下端部より下方に位置するようにしたことを特徴とする排水装置
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