JP2000193348A - 自動製氷機の排水皿 - Google Patents

自動製氷機の排水皿

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JP2000193348A
JP2000193348A JP10371569A JP37156998A JP2000193348A JP 2000193348 A JP2000193348 A JP 2000193348A JP 10371569 A JP10371569 A JP 10371569A JP 37156998 A JP37156998 A JP 37156998A JP 2000193348 A JP2000193348 A JP 2000193348A
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ice making
making water
water
tray
ice
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JP10371569A
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Tomoyuki Ishida
朋之 石田
Tsutomu Taga
勉 多賀
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/04Producing ice by using stationary moulds
    • F25C1/045Producing ice by using stationary moulds with the open end pointing downwards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷水タンクの製氷水放出端やオーバーフロ
ー管から流出して排水皿に落下する製氷水が、該排水皿
から外部に飛散しないようにする。 【解決手段】 製氷水タンク18の下方に配置される排
水皿46の内底部に、前方から後方に向けて下方傾斜す
る第1傾斜面60が形成される。第1傾斜面60は、製
氷水タンク18における製氷水放出端40の移動領域を
カバーする領域に亘って形成される。また排水皿46の
内底部に、前後方向に所要長さで延在する山形突部62
が突設される。山形突部62の排水孔46aを向く側
に、排水孔46a側に向けて下方傾斜する第2傾斜面6
4が形成される。第2傾斜面64は、製氷水タンク18
のオーバーフロー管44の下方に対応して位置する。第
2傾斜面64は、オーバーフロー管44の移動領域をカ
バーする領域に亘って形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動製氷機の排
水皿に関し、更に詳細には、下向きに多数画成した製氷
小室内で多数の氷塊を連続的に製造する自動製氷機にお
いて、製氷水タンクの製氷水放出端や該タンクに配設さ
れたオーバーフロー管から流出して排水皿に回収される
製氷水が、該排水皿の外部へ飛散するのを有効に防止し
得るよう構成した排水皿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】下向きに開口する多数の製氷小室に製氷
水を下方から噴射供給して、角氷(氷塊)を連続的に製造
する噴射式自動製氷機が、喫茶店やレストラン等の施設
その他の厨房において好適に使用されている。本発明
は、この噴射式自動製氷機に採用される排水皿に関する
ものであるので、理解に資するため先ず製氷機構の概略
につき、図6を参照して説明する。
【0003】図6において、製氷機内に水平に配置した
製氷室10の下面に仕切板12が縦横に配設されて、下
方に開口する製氷小室14が碁盤目状に多数画成されて
いる。この製氷室10の上面には、図示しない冷凍系に
連通する蒸発管16が密着的に蛇行配置され、製氷運転
時に冷媒を循環させて前記製氷小室14を強制冷却する
ようになっている。また製氷室10の直下には、製氷水
を貯留する製氷水タンク18を下方に一体的に備えた水
皿20が、支軸22により傾動可能に枢支されている。
この水皿20および製氷水タンク18は、製氷運転時に
は水平に位置して前記製氷室10と平行に保持され、除
氷運転時には水皿開閉機構(図示せず)により付勢され
て、前記支軸22を中心として反時計方向に傾動し、前
記製氷小室14を開放するようになっている。
【0004】前記水皿20の表面には、製氷小室14の
夫々と対応位置して、噴水孔24および戻り孔(図示せ
ず)が多数穿設されている。また水皿20の裏面には、
圧力室26から分岐した複数条の分配管28が設けら
れ、この分配管28は前記噴水孔24と連通している。
前記製氷水タンク18の外底面にポンプモータ30が配
設され、このモータ30は、吸込管32を介して吸込ん
だタンク中の製氷水を吐出管34および圧力室26を介
して分配管28に圧送し、各噴水孔24から対応の製氷
小室14に噴射し得るようになっている。そして製氷小
室14で氷結するに至らなかった製氷水は、前記戻り孔
を介して製氷水タンク18に回収される。
【0005】前記製氷水タンク18の下方には、除氷運
転時に傾動した該タンク18から放出される製氷水を回
収する排水皿36が配設され、該排水皿36に回収した
製氷水は、排水皿36に設けられた排水孔36aから機
外に排出されるようになっている。また、製氷水タンク
18の開放端およびタンク外底面に対し所要の間隙を保
持して、図示形状の水案内板38が配設され、タンク傾
動時に放出される製氷水を案内して、前記排水皿36に
回収し得るよう構成してある。なお、タンク外底面の下
方に臨む水案内板38の開放端が、製氷水タンク18か
らの製氷水の放出端40となる。
【0006】水皿20の上部に給水管42の開口部が臨
み、除氷運転に際し該給水管42から常温の水道水が水
皿20に供給されるようになっている。この水道水は、
前記戻り孔を介して製氷水タンク18に回収される。ま
た、製氷水タンク18の側壁にオーバーフロー管44が
配設され、製氷運転に際して必要とする製氷水量を超え
て製氷水タンク18に貯留される水道水(製氷水)を、前
記排水皿36に排出するよう構成されている。
【0007】前述した構成に係る製氷機構の動作を簡単
に説明する。前記製氷小室14を水皿20で閉成した状
態で製氷運転を開始すると、前記蒸発管16に冷媒が循
環して製氷小室14の強制冷却がなされる。また製氷水
タンク18の製氷水が、ポンプモータ30により圧送さ
れ、分配管28および噴水孔24を介して製氷小室14
に噴射供給され、その一部は小室内壁面に層状に氷結し
始める。また氷結し得なかった製氷水は、水皿20の戻
り孔を介して製氷水タンク18に回収される。製氷運転
が進行して製氷小室14に角氷が生成されると、所要の
センサがこれを検知して除氷運転に切換える。
【0008】次いで冷凍系に設けた弁が切換わって蒸発
管16にホットガスが供給され、製氷小室14を加温す
ると共に、水皿開閉機構が作動して水皿20および製氷
水タンク18を傾動させる。これにより製氷小室14が
全開され、角氷が図示しない貯氷庫内に向けて放出され
る。なお、製氷水タンク18の傾動により、該タンク中
の製氷水はタンク開放端から放出されて水案内板38に
衝突し、該水案内板38とタンク外底面との間隙を通っ
て製氷水放出端40から前記排水皿36に落下して回収
される。製氷小室14から角氷が放出されると、水皿開
閉機構が逆作動して水皿20および製氷水タンク18を
水平姿勢に復帰させ、製氷小室14を再び下方から閉成
する。このとき製氷水タンク18は、先の製氷水放出に
より殆ど空になっているが、給水管42から水皿20に
供給される水道水が、該水皿20の前記戻り孔を介して
落下するので、次第に水位が回復して次の製氷運転を待
機する。なお、製氷運転に際して必要とする製氷水量を
超えて製氷水タンク18に貯留される水道水(製氷水)
は、前記オーバーフロー管44を介して前記排水皿36
に排出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた如く、噴射
式自動製氷機では、除氷運転により製氷水タンク18
が傾動すると、該タンク中の製氷水はタンク開放端から
放出されて水案内板38に衝突し、該水案内板38とタ
ンク外底面との間隙を通って製氷水放出端40か前記排
水皿36に落下して回収される。また、その除氷運転
の終期に近付くと、傾動開放していた水皿20および製
氷水タンク18は水平姿勢に復帰し、空になっていた製
氷水タンク18へ給水管42からの水補給がなされる。
この場合において、製氷水タンク18に満杯状態に補給
された製氷水は、該タンク18の開放端から溢流し、タ
ンク外底面を伝わった後に製氷水放出端40から滴下し
て排水皿36に落下回収される。更に、製氷水タンク
18に必要以上に貯留される製氷水は、前記オーバーフ
ロー管44を介して流出して排水皿36に落下回収され
る。
【0010】前記製氷水タンク18の製氷水放出端40
やオーバーフロー管44から流出した製氷水は、全て排
水皿36に落下回収されて、該排水皿36の排水孔36
aから機外に排出される。この場合において、前記排水
皿36の内底面は略平坦であるため、該排水皿36の内
底面に落下した製氷水の一部が跳ね上がって側壁を越え
て貯氷庫内に飛散し、該貯氷庫内で角氷を融解させた
り、あるいは水が再氷結することにより角氷群を相互に
固結させてしまう欠点があった。なお、排水皿36の深
さ寸法を大きくすれば、貯氷庫内への製氷水の飛散は防
止できるが、該排水皿36の深さ分だけ貯氷庫内におけ
る有効貯氷容積が小さくなってしまう問題を招く。
【0011】
【発明の目的】本発明は前述した課題に鑑み、これを好
適に解決するべく提案されたものであって、製氷水タン
クの製氷水放出端やオーバーフロー管から流出して排水
皿に落下する製氷水が、該排水皿から外部に飛散しない
ようにして、貯氷庫内での氷塊の融解や再氷結等を確実
に防止し得る自動製氷機の排水皿を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決し、
所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る自動製
氷機の排水皿は、下向きに開口する多数の製氷小室を画
成した製氷室と、この製氷室の直下に傾動自在に配設さ
れ、各製氷小室に対応して穿設した噴水孔を有する水皿
と、この水皿の下方に一体的に設けられ、製氷水循環系
に連通する製氷水タンクとからなる自動製氷機におい
て、前記製氷水タンクの下方に、該タンクの製氷水放出
端から流出する製氷水を回収する排水皿が配設され、前
記排水皿の内底部には、前記製氷水タンクの製氷水放出
端から流出する製氷水が落下する位置に、排水皿に設け
た排水孔側に向けて下方傾斜するタンク用傾斜面が形成
されていることを特徴とする。
【0013】また前述した課題を解決し、所期の目的を
好適に達成するため、本願の別発明に係る自動製氷機の
排水皿は、下向きに開口する多数の製氷小室を画成した
製氷室と、この製氷室の直下に傾動自在に配設され、各
製氷小室に対応して穿設した噴水孔を有する水皿と、こ
の水皿の下方に一体的に設けられ、製氷水循環系に連通
する製氷水タンクと、この製氷水タンクに配設され、該
タンクに貯留される余剰の製氷水を排出するオーバーフ
ロー管とからなる自動製氷機において、前記製氷水タン
クの下方に、前記オーバーフロー管から流出する製氷水
を回収する排水皿が配設され、前記排水皿の内底部に
は、前記オーバーフロー管から流出する製氷水が落下す
る位置に、排水皿に設けた排水孔側に向けて下方傾斜す
るオーバーフロー管用傾斜面が形成されていることを特
徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る自動製氷機の
排水皿につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照
しながら以下説明する。なお図6に関連して説明した従
来例に係る自動製氷機に既出の同一部材については、同
一の参照符号で指示して、その詳細説明は省略する。
【0015】図1は、実施例に係る排水皿を採用した噴
射式自動製氷機の概略縦断面図であって、前記製氷水タ
ンク18の下方に配置される排水皿46は、略矩形状の
底板48の前後および左右の端縁部に、前壁50,後壁
52,左側壁54および右側壁56(図2参照)を所要高
さで立設して構成されると共に、底板48の後端に近接
して右側壁56に偏った位置に排水孔46aが形成され
ている。なお排水皿46は、前記水皿20および製氷水
タンク18に対し、水皿20の支軸22による枢支側が
後端で、製氷水タンク18の製氷水放出端40側が前端
となるものとして説明する。
【0016】前記排水皿46における底板48の内底部
には、図3に示す如く、前記前壁50の上端近傍から後
端に向けて所要角度で下方傾斜する案内面58が形成さ
れると共に、該案内面58の下端から更に後端(排水孔
46a側)に向けて所要角度で下方傾斜する第1傾斜面
(タンク用傾斜面)60が形成されている。この第1傾斜
面60は、図5に示す如く、前記水皿20が水平姿勢
(傾動前状態)と傾斜姿勢(傾動後状態)との間を移動する
間に製氷水タンク18の製氷水放出端40が移動する領
域をカバーする領域に亘って形成され、該放出端40か
ら流出する製氷水を全て該第1傾斜面60で受け得るよ
う構成してある。なお、第1傾斜面60の傾斜角度は、
前記製氷水放出端40から流出して該傾斜面60に落下
した製氷水が跳ね上がることのない角度に設定される。
すなわち、製氷水タンク18(水皿20)が水平姿勢、傾
斜姿勢の何れの状態であっても、該タンク18の製氷水
放出端40から排水皿46の第1傾斜面60に落下した
製氷水は、該排水皿46から外部に飛び出すことはな
い。
【0017】また、前記排水皿46における底板48の
内底部には、図2および図4に示す如く、左側壁54に
偏った位置に、前記案内面58の形成位置から後方に向
けて所要長さで延在する断面略三角形状の山形突部62
が突設されている。この山形突部62の前記排水孔46
aを向く側(右側壁56を指向する側)に、該排水孔46
a側に向けて所要角度で下方傾斜する第2傾斜面(オー
バーフロー管用傾斜面)64が形成され、該第2傾斜面
64は、前記製氷水タンク18の側壁に設けられるオー
バーフロー管44の下方に対応して位置する。また第2
傾斜面64は、図5に示す如く、前記水皿20が水平姿
勢(傾動前状態)と傾斜姿勢(傾動後状態)との間を移動す
る間に前記オーバーフロー管44が移動する領域をカバ
ーする領域に亘って形成されており、該オーバーフロー
管44から流出する製氷水を全て該第2傾斜面64で受
け得るよう構成してある。なお、第2傾斜面64の傾斜
角度は、オーバーフロー管44から流出して該傾斜面6
4に落下した製氷水が跳ね上がることのない角度に設定
される。すなわち、水皿20が水平姿勢、傾斜姿勢の何
れの状態であっても、オーバーフロー管44から排水皿
46の第2傾斜面64に落下した製氷水は、該排水皿4
6から外部に飛び出すことはない。
【0018】なお、前記排水皿46の底板48における
前記案内面58、第1傾斜面60および山形突部62の
形成部位以外の平坦部66には、前記排水孔46aに向
けて僅かな傾斜が付され、排水皿46に回収した全ての
製氷水を排水孔46aに円滑に導びくよう構成してあ
る。また平坦部66には、前記排水孔46aに向けて製
氷水を案内する複数の案内条68が突設されている。
【0019】
【実施例の作用】次に、実施例に係る排水皿の作用につ
き説明する。製氷運転から除氷運転に切換わると、水皿
開閉機構が作動して水皿20および製氷水タンク18を
傾動させる(図5の二点鎖線参照)。これにより製氷水タ
ンク18中の製氷水は、タンク開放端から放出されて水
案内板38に衝突し、該水案内板38とタンク外底面と
の間隙を通って製氷水放出端40から前記排水皿46に
落下して回収される。
【0020】前記排水皿46における製氷水放出端40
からの製氷水が落下する内底部には、前述の第1傾斜面
60が排水孔46aに向けて下方傾斜するよう形成され
ているので、製氷水放出端40から該第1傾斜面60に
落下した製氷水は跳ね上がることなく傾斜下方に流れる
ことになる。従って、製氷水が貯氷庫内に飛散すること
がなく、貯氷庫内での角氷の融解や再氷結等は防止され
る。
【0021】また、除氷運転中に傾動していた水皿20
および製氷水タンク18は、該除氷運転の終期には水平
姿勢に復帰する(図5の実線参照)。そして前記給水管4
2から水皿20に供給される水道水は、前記戻り孔を介
して製氷水タンク18に貯留され、その水位は次第に上
昇する。製氷水タンク18中の満杯水位に到達した製氷
水は、タンク開放端より溢流し、前記製氷水放出端40
から排水皿46に落下して回収される。この場合も、製
氷水放出端40から流出した製氷水は、前記第1傾斜面
60に落下するので、該製氷水が跳ね上がることもな
く、貯氷庫内への飛散は確実に防止される。
【0022】更に、前記製氷水タンク18の満杯水位を
越えて供給される製氷水(水道水)は、前記オーバーフロ
ー管44から流出し、前記排水皿46に落下して回収さ
れる。排水皿46におけるオーバーフロー管44からの
製氷水が落下する内底部には、前述の第2傾斜面64が
排水孔46aに向けて下方傾斜するよう形成されている
ので、オーバーフロー管44から該第2傾斜面64に落
下した製氷水は跳ね上がることなく傾斜下方に流れるこ
とになる。従って、製氷水が貯氷庫内に飛散することが
なく、貯氷庫内での角氷の融解や再氷結等は防止され
る。
【0023】なお、前記山形突部62は、排水皿46の
前後方向の全長に亘って形成されてはいないので、該山
形突部62を挟んで排水孔46aの形成側とは反対側
(山形突部62と左側壁54との間)の平坦部66に第1
傾斜面60を伝って流れた製氷水は、山形突部62の開
放端側(後端)から排水孔46aに流れて確実に排出され
る。更に、排水皿46に傾斜面60,64を形成したこ
とで該排水皿46の深さ寸法を大きくしなくてもよいの
で、貯氷庫内における有効貯氷容積が小さくなることは
ない。
【0024】実施例では、山形突部を案内面から後方に
連続的に形成した場合で説明したが、該山形突部は、前
記水皿の水平位置および傾斜位置におけるオーバーフロ
ー管の移動領域の範囲にのみ設けられていればよく、第
1傾斜面との間に隙間(平坦部)があってもよい。また、
実施例の製氷水タンクは水案内板を備えているが、該水
案内板がなくてもよく、製氷氷水タンクの開放端から流
出した製氷水を直に排水皿に回収する構成でもよく、こ
の場合にはタンク開放端が製氷水放出端となる。
【0025】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る自動
製氷機の排水皿によれば、製氷水タンクの製氷水放出端
またはオーバーフロー管から流出して排水皿に落下する
製氷水を、タンク用傾斜面またはオーバーフロー管用傾
斜面で受けるよう構成したので、該製氷水が跳ね上がっ
て外部に飛散するのを確実に防止し得る。すなわち、貯
氷庫内に製氷水が飛散しないから、貯氷庫内で氷塊が融
解したり、製氷水が再氷結して氷塊群が相互に固結する
のを確実に防止することができる。また、排水皿の深さ
寸法を大きくすることなく対処し得るので、貯氷庫内に
おける有効貯氷容積が小さくなることもない。更に、タ
ンク用傾斜面またはオーバーフロー管用傾斜面は、製氷
水放出端またはオーバーフロー管の移動する領域をカバ
ーする領域に亘って形成されているだけなので、該傾斜
面が排水皿に回収された製氷水の流れを阻害することは
なく、該製氷水の全てを排水孔から排出し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る排水皿が採用された噴
射式自動製氷機の製氷機構部を示す概略縦断面図であ
る。
【図2】 実施例に係る排水皿の平面図である。
【図3】 実施例に係る排水皿の縦断面図である。
【図4】 実施例に係る排水皿の縦断面図である。
【図5】 実施例に係る水皿の傾動前状態および傾動後
状態における製氷水放出端およびオーバーフロー管と各
対応する傾斜面との関係を示す説明図である。
【図6】 従来の技術に係る噴射式自動製氷機の製氷機
構部を示す概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 製氷室,14 製氷小室,18 製氷水タンク,2
0 水皿 24 噴水孔,40 製氷水放出端,44 オーバーフロ
ー管 46 排水皿,46a 排水孔,60 第1傾斜面(タンク
用傾斜面) 64 第2傾斜面(オーバーフロー管用傾斜面)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向きに開口する多数の製氷小室(14)を
    画成した製氷室(10)と、この製氷室(10)の直下に傾動自
    在に配設され、各製氷小室(14)に対応して穿設した噴水
    孔(24)を有する水皿(20)と、この水皿(20)の下方に一体
    的に設けられ、製氷水循環系に連通する製氷水タンク(1
    8)とからなる自動製氷機において、前記製氷水タンク(1
    8)の下方に、該タンク(18)の製氷水放出端(40)から流出
    する製氷水を回収する排水皿(46)が配設され、前記排水
    皿(46)の内底部には、前記製氷水タンク(18)の製氷水放
    出端(40)から流出する製氷水が落下する位置に、排水皿
    (46)に設けた排水孔(46a)側に向けて下方傾斜するタン
    ク用傾斜面(60)が形成されていることを特徴とする自動
    製氷機の排水皿。
  2. 【請求項2】 前記タンク用傾斜面(60)は、前記水皿(2
    0)が傾動前状態から傾動後状態に移動する間に製氷水放
    出端(40)が移動する領域をカバーする領域に亘って形成
    されている請求項1記載の自動製氷機の排水皿。
  3. 【請求項3】 下向きに開口する多数の製氷小室(14)を
    画成した製氷室(10)と、この製氷室(10)の直下に傾動自
    在に配設され、各製氷小室(14)に対応して穿設した噴水
    孔(24)を有する水皿(20)と、この水皿(20)の下方に一体
    的に設けられ、製氷水循環系に連通する製氷水タンク(1
    8)と、この製氷水タンク(18)に配設され、該タンク(18)
    に貯留される余剰の製氷水を排出するオーバーフロー管
    (44)とからなる自動製氷機において、前記製氷水タンク
    (18)の下方に、前記オーバーフロー管(44)から流出する
    製氷水を回収する排水皿(46)が配設され、前記排水皿(4
    6)の内底部には、前記オーバーフロー管(44)から流出す
    る製氷水が落下する位置に、排水皿(46)に設けた排水孔
    (46a)側に向けて下方傾斜するオーバーフロー管用傾斜
    面(64)が形成されていることを特徴とする自動製氷機の
    排水皿。
  4. 【請求項4】 前記オーバーフロー管用傾斜面(64)は、
    前記水皿(20)が傾動前状態から傾動後状態に移動する間
    にオーバーフロー管(44)が移動する領域をカバーする領
    域に亘って形成されている請求項3記載の自動製氷機の
    排水皿。
JP10371569A 1998-12-25 1998-12-25 自動製氷機の排水皿 Pending JP2000193348A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002228315A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Hoshizaki Electric Co Ltd 自動製氷機の排水構造
CN102878742A (zh) * 2011-07-12 2013-01-16 郑辉东 防止喷嘴堵塞的制冰部件
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