JPH11221353A - 電子遊技機 - Google Patents

電子遊技機

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Publication number
JPH11221353A
JPH11221353A JP10041128A JP4112898A JPH11221353A JP H11221353 A JPH11221353 A JP H11221353A JP 10041128 A JP10041128 A JP 10041128A JP 4112898 A JP4112898 A JP 4112898A JP H11221353 A JPH11221353 A JP H11221353A
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JP
Japan
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card
game
control unit
main body
gaming machine
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Application number
JP10041128A
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English (en)
Inventor
Koji Ikehara
宏治 池原
Masayuki Sasai
正行 笹井
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Takasago Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Takasago Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11221353A publication Critical patent/JPH11221353A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機本体の制御部に負担をかけずに、遊技
媒体の貸出し処理を簡単かつ正確に行う。 【解決手段】 スロットマシンより成る遊技機本体2、
およびカード処理機3の各制御部2M,3Mを、中継部
42,インターフェイス回路46を介して相互に接続す
る。遊技機本体2側の制御部2Mは、カード処理機3に
対し、メダル貸出し指示を受け入れられる状態にあるか
否かを示す受入状態報知信号PRDYを、常時、送信す
る。カード処理機3側の制御部3Mは、カード投入時
に、受入れ状態報知信号PRDYにより遊技機本体2側
がメダル貸出し処理が可能であることを確認した上で、
貸出指示信号BRQのレベルを反転させ、遊技機本体2
に、所定度数分のメダルの貸出しを実施させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パチンコホールなど
の遊技場において、プリペイドカードにより遊技媒体を
貸し出してゲームを実行するようにした電子遊技機に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年のパチンコホールには、プリペイド
カードにより遊技媒体の貸出しを行うシステム(業界で
は「CRシステム」と呼んでいる)が導入されている。
このシステムで用いられる遊技機には、ゲームを実行す
る遊技機本体と、プリペイドカードを受け付けて遊技機
本体に遊技媒体の貸出しを行うためのカード処理機(一
般に「台間機」と呼ばれる)とを隣り合わせに配備した
構成のものが用いられる。
【0003】前記遊技機本体とカード処理機とは、電気
的に接続されており、カード処理機は、プリペイドカー
ドの投入後、遊技者による貸出し操作に応じて、隣接す
る遊技機本体に、遊技媒体の貸出し処理を指示する制御
信号を送信する。遊技機本体は、この制御信号に応じ
て、遊技媒体の貸出し処理を実施するもので、遊技機本
体がパチンコ機であれば、所定枚数のパチンコ玉が機体
内から受け皿に排出される。また遊技機本体がクレジッ
ト方式のスロットマシンであれば、機体内部の貯留メダ
ルを所定枚数分だけ増加させる処理が実施される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カード処理機へのプリ
ペイドカードの投入は、遊技者により任意のタイミング
で行われるが、このとき遊技機本体がゲーム実行中であ
るなど、貸出し処理を実施できない状態にあると、貸出
し処理のタイミングを遅延させたり、その旨をカード処
理機に知らせるなどの処理を行う必要が生じる。このた
め遊技機本体側の制御部における処理が複雑化して処理
速度が遅くなったり、度数データの受け入れ処理にかか
る制御プログラムの容量が増大して、本来のゲーム用の
制御プログラムの記憶領域が浸食されるなどの問題が生
じてくる。
【0005】この発明は上記問題点に着目してなされた
もので、遊技機本体側の制御部からカード処理機側の制
御部に、遊技媒体の貸出しが可能な状態にあるか否かを
常時知らせておき、この遊技機側の状態に応じて遊技媒
体の貸出し処理のタイミングをはかることにより、遊技
機本体の制御部に負担をかけることなく、遊技媒体の貸
出し処理を簡単かつ正確に行うことを技術課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、遊技
機本体と、この遊技機本体から独立させてその近接位置
に配備されるカード処理機とを、相互に通信可能に接続
して成り、前記遊技機本体は、ゲームおよびカード処理
機との通信にかかる制御を統括して実施する第1の制御
部を具備するとともに、前記カード処理機は、プリペイ
ドカードの投入を受け付けて前記遊技機本体に所定金額
分の遊技媒体を貸出し処理させる第2の制御部を具備し
て成る電子遊技機において、前記第1の制御部は、第2
の制御部に対し、遊技機本体が遊技媒体の貸出し処理が
可能な状態にあるか否かを報知する信号を常時送信し、
前記第2の制御部は、プリペイドカードの投入時に前記
第1の制御部から遊技媒体の貸出し処理が可能な状態に
あることを表す信号が送信されているとき、前記第1の
制御部に、遊技媒体の貸出し処理を指示する信号を送信
することを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、前記遊技機本体に、
前記第1,第2の各制御部から送信される信号を、それ
ぞれ個別のフォトカプラにより中継する中継基板を配備
する。
【0008】請求項3の発明では、前記遊技機本体に、
前記カード処理機から電流の供給を受けて遊技媒体の貸
出し処理中に所定の情報を報知する報知手段を具備させ
るとともに、前記報知手段への供給電流を、分岐させて
前記第1の制御部へと導く。また前記第1の制御部に
は、この供給電流のレベルを監視することにより前記カ
ード処理機と接続されているか否かを判定する判定手段
が含まれる。
【0009】請求項4の発明では、前記第1の制御部
は、機体内にゲーム1回分の遊技媒体の投入を受け付け
る第1の制御モード、または機体内に複数ゲーム分の遊
技媒体を貯留する第2の制御モードのいずれかを実施す
るとともに、第1の制御モード下で前記第2の制御部よ
り遊技媒体の貸出し処理を指示する信号を受け取ったと
き、機体を前記第1の制御モードから第2の制御モード
に切り換える切換え手段を具備する。
【0010】請求項5の発明では、前記第1,第2の各
制御部を、それぞれ個別の電源より電流の供給を受けて
動作するように構成する。
【0011】
【作用】遊技機本体側の制御部は、カード処理機側の制
御部に対し、遊技媒体の貸出し処理が可能な状態である
か否かを示す信号を、常時、送信する。カード処理機側
の制御部は、任意のタイミングでプリペイドカードが投
入されたとき、遊技機本体からの送信信号により、遊技
媒体の貸出し処理が可能な状態にあることを認識してか
ら、貸出し処理を指示する信号を出力する。よって遊技
機本体の制御部は、貸出し処理の実施が可能なときのみ
カード処理機からの貸出し指示を受けることになるの
で、制御部に負担がかからず、簡単かつ正確に、遊技媒
体の貸出し処理を実施することができる。
【0012】請求項2の発明では、各制御部からの信号
を、それぞれ遊技機本体側の中継基板により中継するの
で、この中継基板、および遊技機本体とカード処理機と
の間の伝送経路を規格化することができる。
【0013】請求項3の発明では、遊技機本体に報知手
段を設けて、この報知手段にカード処理機から電流を供
給して、遊技媒体の貸出し処理中に動作させるととも
に、遊技機本体側で、この報知手段への供給電流を監視
することにより前記カード処理機と接続されているか否
かを判定するので、カード処理機との接続の有無を簡単
かつ的確に判定することができる。
【0014】請求項4の発明では、遊技機本体側で機体
内にゲーム1回分の遊技媒体の投入を受け付ける第1の
制御モードを実施する第1の制御モードが設定されてい
るとき、前記カード処理機より遊技媒体の貸出し処理を
指示する信号を受け取ると、制御モードが切り換えられ
て、前記貸出処理の指示に応じて機体内に複数枚分の遊
技媒体を貯留する処理が実施される。すなわちカード処
理機にプリペイドカードが投入されて、遊技機本体とカ
ード処理機との間での通信処理が完了すると、第1の制
御モードから第2の制御モードへと自動的に切り換えら
れるので、遊技者による制御モードの切換え操作がなく
とも、プリペイドカードの投入行為により指示される遊
技媒体の貸出し処理を、速やかに実施することができ
る。
【0015】請求項5の発明では、遊技機本体とカード
処理機との各制御部に、それぞれ個別の電源から電流を
供給することにより、両者を電気的に独立させるので、
カード処理機側の電源が切断されても遊技機本体のみの
動作が可能となるなど、両装置を独立させて動作させる
ことができる。
【0016】
【実施例】図1は、遊技場におけるプリペイドカードシ
ステムの構成を示す。このプリペイドカードシステム
は、遊技場内の複数台の電子遊技機1および制御装置4
を、双方向型の通信回線L1により相互に接続して成る
もので、さらに制御装置4は、公衆回線などの通信回線
2を介してカード会社側のホストコンピュータ5に接続
される。
【0017】各電子遊技機1は、それぞれゲームを実施
するための遊技機本体2の隣にカード処理機3を配備し
て構成される。遊技機本体2とカード処理機3とは、後
記するように、複数本の信号ラインや電源ラインを束ね
たケーブルにより接続されており、さらにカード処理機
3は、前記通信回線L1に接続されている。
【0018】図2は、前記電子遊技機1の外観を示す。
なおこの実施例の電子遊技機1の遊技機本体2はスロッ
トマシンの構成を具備しているが、これに限らず、パチ
ンコ機など他のゲームを実施するものであってもよい。
【0019】前記スロットマシンは、ボックス形状の本
体部6の前面開口に扉部7を開閉可能に取り付けて構成
される。本体部6の中空内部には、図3に示すように、
上段位置にリールブロック8および制御部2Mが実装さ
れた制御基板9が、下段位置に多数枚のメダルを収容す
るホッパー10aを有するメダル払出機10が、それぞ
れ組み込まれている。なお図3の28は前記制御基板9
aなどへ電源を供給するための電源装置であり、29は
メダル払出機のホッパーより溢れ出たメダルを回収する
ためのメダル回収箱である。
【0020】前記リールブロック8は、金属フレーム1
1に、3個のリール12a,12b,12cや、各リー
ル12a〜12cの駆動源となるステッピングモータ2
3a,23b,23cを組み付けて成る。各リール12
a〜12cの周面には、それぞれ複数のシンボルが一定
間隔おきに描かれている。
【0021】図2に戻って、扉部7の前面には、前記リ
ールブロック8の各リール位置に対応させてシンボル表
示窓13a,13b,13cが形成されるとともに、各
シンボル表示窓13a〜13cを横切るように、上、
中、下、斜めの5本の停止ラインL1〜L5が描かれて
いる。またシンボル表示窓13a〜13cの下方の操作
部21には、始動レバー14,各リール12a〜12c
に対応する3個の停止釦スイッチ15a,15b,15
c,メダル投入口16,ベット釦スイッチ17A,17
B,17C,貸出釦スイッチ18,返却釦スイッチ1
9,精算スイッチ20,切換えスイッチ65などが配備
される。
【0022】なお図中、Pは有効化された停止ラインを
識別するための有効ライン表示用ランプであって、各停
止ラインL1〜L5毎に、その真横位置に配備される。
また22a〜22cは、停止したリールを識別するため
の停止リール表示用ランプを示す。さらに24は、前記
ホッパ10aから払い出されたメダルを放出するための
メダル払出口であり、70は、払い出されたメダルを受
け入れるためのメダル受け皿である。
【0023】この遊技機本体2は、メダル投入口16よ
り、ゲームの都度メダルを投入してゲームを実施すると
いうゲーム制御方式(以下これを「メダル投入方式」と
いう)を実施するほか、予め機体内に複数枚のメダルを
貯留しておき、この貯留メダルを使ってゲームを行うゲ
ーム制御方式(以下これを「クレジット方式」という)
を実施することが可能である。このメダルの貯留処理
は、前記メダル投入口16から機体内に所定枚数のメダ
ルを投入することにより行われるほか、隣接するカード
処理機3にプリペイドカードを投入して、その保有度数
データを消費することにより行われる。
【0024】各ベット釦スイッチ17A〜17Cは、ク
レジット方式を実行する際に、1ゲームに対する貯留メ
ダルの使用枚数を選択してゲームを開始させるためのも
ので、第1のベット釦スイッチ17Aの操作により3枚
のメダルが使用されて5本の停止ラインL1〜L5が有
効化される。また第2のベット釦スイッチ17Bが操作
された場合は2枚のメダルが使用されて、3本の停止ラ
インL1〜L3が有効化され、第3のベット釦スイッチ
17Cが操作された場合は1枚のメダルが使用されて、
中央の停止ラインL1のみが有効化される。
【0025】これらベッド釦スイッチ17A〜17Cの
いずれかが押操作され、ついで始動レバー14が操作さ
れると、各リール13a〜13cが一斉に始動し、以
下、停止釦スイッチ15a,15b,15cが任意の順
序で押操作されると、対応するリール12a,12b,
12cが順次停止する。このとき有効化された停止ライ
ン上に当たりにかかるシンボルの組合せが成立していれ
ば、報償として所定枚数のメダルが貯留メダルに加算さ
れる。なお前記精算スイッチ20は、貯留されたメダル
を精算して、前記メダル払出口24よりメダル受け皿7
0に払い出しさせるためのものである。また切換えスイ
ッチ65は、機体を、メダル投入方式またはクレジット
方式のいずれに設定するかを選択するためのものであ
る。
【0026】前記貸出釦スイッチ18は、カード処理機
3に投入されたプリペイドカードから所定度数を引き落
として、メダル貸出し処理を実施させるためのもので、
遊技者がカード処理機3にプリペイドカードを投入した
後、この貸出釦スイッチ18を押操作すると、カード処
理機3から遊技機本体2側に、メダル貸出しを指示する
制御信号が送信される。遊技機本体側の制御部2Mは、
この指示に応じて、機体内の貯留メダル数を所定数分だ
け増加させるもので、これと同時に、カード処理機3側
の制御部3Mは、投入されたカードの保有度数を、貯留
されたメダル数分だけ消費する。なお返却釦スイッチ1
9は、カード処理機3に投入されたプリペイドカードを
機体外に排出させるためのものである。
【0027】シンボル表示窓13a〜13cの真横位置
には、クレジット表示器25,当たり度数表示器26,
カード残高表示器27などの表示器が配備される。これ
ら表示器は、複数個のLEDをセグメント配列して成る
ディジタル表示器であって、前記クレジット表示器25
には現在の貯留メダルの総数が表示され、当たり表示器
26には、ゲームに当たりが発生したときに報酬として
与えられるメダル枚数が表示される。またカード残高表
示器27には、カード処理機3に投入中のプリペイドカ
ードの残り度数がディジタル表示される。
【0028】なお前記貸出釦スイッチ18,返却釦スイ
ッチ19,およびカード残高表示器27は、後記するよ
うに、カード処理機3側の制御部3Mに接続されて、そ
の制御下におかれるものである。
【0029】つぎにカード処理機3の機体は、図2およ
び図4に示すように、ボックス形状の本体部30の開口
前面に、上扉31A,中扉31B,下扉31Cの3つの
扉を配備して成る。上扉31Aは、上部開口のものであ
って、開口部には扉を固定支持するための錠32が配備
される。また中扉31Bは下部開口、下扉31Cは上部
開口であって、下扉31Cには、両扉を一体に支持する
ための錠33が配備される。
【0030】このカード処理機3は、紙幣の投入により
プリペイドカードを発行するとともに、自装置や他の装
置で発行されたカードを受け付けて、隣接する遊技機本
体2に対するメダル貸出し処理を実施するもので、前記
上扉31Aの前面には紙幣投入口34が、下扉の前面に
はカード出入口35が、それぞれ開設される。また中扉
31Bの前面には、投入カードの有無や機体がカードを
発行可能な状態にあるかなどを示すための表示部36が
設けられている。
【0031】本体部30の内部には、投入された紙幣の
真偽を判定してストックするための紙幣処理部37が前
記紙幣投入口34の開設位置に対応させて配備されると
ともに、前記カード出入口35への対応位置に、プリペ
イドカードの発行や受け入れ処理を行うためのカード処
理部38が配備される。また紙幣処理部37とカード処
理部38との間には、制御部3Mが搭載された制御基板
39Aや、後記するインターフェイス回路46,47用
の基板39Bなどが組み込まれ、本体部30の底部に
は、制御部3Mなどに電源を供給するための電源装置4
0が配備される。なお図中、41は、カード投入用の投
入釦スイッチであって、前記カード処理ユニットより発
行されたプリペイドカードを、そのまますぐに使用する
場合に用いられる。
【0032】前記カード処理部38には、通常、1枚の
磁気カードが収容されており、前記紙幣処理部37に所
定金種の紙幣(千円札など)が受け付けられると、カー
ド処理部38は、内蔵の磁気ヘッドによりこの磁気カー
ドに新たな発券情報を書き込んで、カード出入口35よ
り発行する。なおここで書き込まれる発券情報は、カー
ドの発行番号,発行日,メダル貸出し回数を示す度数デ
ータ,カード発行元の装置の識別番号などであって、各
発券情報は制御部3M内のメモリに記憶されるほか、前
記通信回線L1を介して制御装置4へと送信される。
【0033】一方、カード出入口35よりプリペイドカ
ードが投入されると、カード処理部38によりその発券
情報が読み取られ、制御部3Mへと出力される。制御部
3Mは、この発券情報の識別番号により、取り込んだカ
ードが自装置で発行されたものか否かをチェックし、自
装置発行のカードであれば、その発券情報を内部メモリ
の記憶データと照合することにより、前記カードの適否
を判定する。また他のカード処理機3や窓口などで発行
されたカードである場合には、その発券情報をカード発
行元のカード処理機3もしくは制御装置4に送信して、
投入カードの適否判定処理を要請し、返送された判定結
果により前記カードの適否を確認する。
【0034】前記遊技機本体2側の貸出釦スイッチ1
8,返却釦スイッチ19,カード残高表示器27は、電
気的にはカード処理機3の制御部3Mに接続されてお
り、上記の判定処理により投入されたプリペイドカード
が適切であると判定された後に、貸出釦スイッチ18が
押操作されると、制御部3Mは、後記する遊技機本体2
からの受入れ状態報知信号PRDYがLレベルであるこ
とを確認した上で、遊技機本体2側にメダル貸出し処理
を指示する。この貸出し指示に対する遊技機本体2側の
応答を受けると、制御部3Mは、前記カード処理部38
の磁気ヘッドを駆動させて、プリペイドカードの度数デ
ータを更新する。
【0035】なおこの実施例では、カード処理機3側か
らの貸出し指示に応じて、遊技機本体2内部の貯留メダ
ル数を加算する処理を、「メダル貸出し処理」と言って
いるが、メダル貸出し処理の形態は、これに限らず、例
えばホッパ10より所定枚数の貯蔵メダルを排出して、
メダル払出口24より払い出すようにしてもよい(遊技
機本体2がパチンコ機である場合も同様である)。
【0036】図5は、上記電子遊技機1の電気的構成を
概略化して示す。遊技機本体2側には、前記した制御部
2Mのほか、制御部2Mとカード処理機3との間でやり
取りされる各種制御信号PRDY,EXS,BRDY,
BRQなどを中継するための中継部42や、前記貸出釦
スイッチ18,返却釦スイッチ19,カード残高表示器
27など、カード処理機3側の制御下におかれる入出力
信号用の中継部43(以下これを「カード処理機用中継
部43」という)が配備される。これら中継部42,4
3は、それぞれ個別の基板上に形成されており、前記前
面扉7の裏側など、機体内部の適所に取り付けられる。
【0037】制御部2Mは、前記電源装置28より24
Vの交流電流を供給されており、カード処理機3との通
信のほか、リールブロック8,メダル払出部10,その
他の入出力部50(前記始動レバー14,停止釦スイッ
チ15a〜15cなどの操作スイッチ,図示しない装飾
ランプや音声出力部など)を一連に制御して、ゲームを
実行する。
【0038】カード処理機3は、制御部3Mのほか、遊
技機本体2と各種信号をやりとりするためのインターフ
ェイス回路46や、他のカード処理機3や制御装置との
通信を実施するための第2のインターフェイス回路47
を具備する。制御部3Mは、前記電源装置40からの電
流供給を受けて、前記紙幣判別部37,カード処理部3
8の各種センサ,紙幣やカードの搬送機構,磁気ヘッド
などのほか、操作スイッチ41,表示部36などから成
る入出力部48を制御する。また各インターフェイス回
路46,47を介して遊技機本体2や他装置との通信処
理が行われる。なお第1のインターフェイス回路46に
は、遊技機本体2側から電源が供給され、各種制御信号
が生成される。
【0039】前記インターフェイス回路46からカード
処理機用中継部43には、カード残高表示用の表示制御
信号が送信され、またこのカード処理機用中継部43か
らインターフェイス回路46には、貸出釦スイッチ1
8,返却釦スイッチ19の各操作信号が有効化されてい
るか否かを示す制御信号TDS,RESが送信される。
【0040】さらにインターフェイス回路46からカー
ド処理機用中継部43には、カード残高表示器27の各
LED点灯用の電源として、18Vの直流電流が供給さ
れる。この電源は、カード処理機2側の電源装置40を
発生源とするもので、遊技機内の供給路は分岐されて第
1の中継部42にも入力され、遊技機本体2とカード処
理機3との接続状態を監視するための制御信号CRVL
が生成される。
【0041】前記インターフェイス回路46と遊技機本
体2とを接続する各信号線や電源供給ラインは、両装置
間においては1本のケーブルとしてまとめられており、
このように遊技機本体2側で前記カード残高表示用の供
給電流を監視することにより、前記カード処理機3と正
常に接続されているか否かを、簡単に確認することがで
きる。
【0042】なおここではカード処理機3からカード残
高表示器27への供給電源の接続状態を監視するように
しているが、表示器はこれに限定されるものではない。
例えば、カード投入状態を示す表示器や、カード処理機
側から信号が送信されている状態を示す表示器など、カ
ード投入やメダル貸出し処理に関わる他の情報を報知す
る表示器を遊技機本体2側に配備し、これら表示器にカ
ード処理機3から電源を供給して、その供給状態を監視
することも可能である。
【0043】ここで遊技機本体2とカード処理機3との
間でやりとりされる制御信号について、簡単に説明す
る。 BRQ (貸出指示信号) カード処理機3から遊技機本体2へと出力される信号で
あって、既に述べたように、遊技機本体2の制御部2M
に、メダルの貸出し処理の実施を指示する。この信号は
通常はHレベルであって、Lレベルへの反転により1度
数分のメダル(5枚)の貸出し処理が指示される。なお
貸出釦スイッチ18が1度操作されることにより、複数
度数分のメダル貸出しが行われる場合は、その度数に応
じた数分のパルス信号が順次生成されて出力される。
【0044】 BRDY (貸出状態報知信号) カード処理機3から遊技機本体2へと出力される信号で
あって、カード処理機3側がメダル貸出処理を指示する
状態にあるか否かを示す。この信号も、通常はHレベル
であって、遊技機側の貸出釦スイッチ18が押操作され
ることによりLレベルに反転し、前記した信号BRQに
よる貸出し処理の指示が終了するまで、Lレベルのまま
維持される。
【0045】 PRDY (受入れ状態報知信号) 遊技機本体2からカード処理機3に対し、前記信号BR
Qによるメダル貸出し指示を受け入れ可能な状態にある
か否かを知らせるための信号である。ゲーム実行時な
ど、メダルの貸出し処理が不可能な期間はHレベルに設
定されており、メダルの貸出し処理が可能になると、L
レベルに反転する。
【0046】 EXS (応答信号) カード処理機3からの貸出し指示を受け取ったことを示
す制御信号である。通常はHレベルであり、前記BRQ
がLレベルになってから所定時間後にLレベルに反転
し、さらに所定時間後にHレベルに復帰する。
【0047】図6は、前記各制御信号の詳細な経路を示
す。図中、INは中継部42内の入力部であって、カー
ド処理機3のインターフェイス回路46より出力された
BRDY,BRQの各信号,および前記カード残高表示
器27への18Vの直流電源からの分岐路を中継するた
めの3個のフォトカプラ60A,60B,60Cが配備
される。
【0048】各フォトカプラ60A〜60Cは、いずれ
も、発光ダイオード61とNPN形のフォトトランジス
タ62により構成されており、前記BRQ,BRDYの
各信号経路は、それぞれ第1,第2のフォトカプラ60
A,60Bの発光ダイオード61,61のカソード側へ
接続される。また前記18Vの電源線は、各発光ダイオ
ード61,61のアノード側に接続され、第3のフォト
カプラ60Cの発光ダイオード61のカソード側は、イ
ンターフェイス回路46のグランド端子LGに接続され
る。さらに各フォトトランジスタ62のコレクタは、そ
れぞれ基板9の対応する信号用の入力端子に、エミッタ
はグランド端子に、それぞれ接続される。
【0049】第1,第2の各フォトカプラ60A,60
Bにおいて、発光ダイオード61のカソード側からの入
力信号BRQ,BRDYがHレベルにある場合は、発光
ダイオード61は導通せず、フォトトランジスタ62の
コレクタ出力はHレベルとなる。他方、制御信号BR
Q,BRDYがHレベルからLレベルに反転すると、発
光ダイオード61が導通して光を発するので、フォトト
ランジスタ62は能動状態となり、コレクタ出力はLレ
ベルに反転する。このような動作により、カード処理機
3からの各信号BRQ,BRDYが制御基板9の各入力
端子まで伝送され、さらに制御部2M内に取り込まれる
ことになる。
【0050】第3のフォトカプラ60Cでは、18Vの
電源供給下で、通常は、発光ダイオード61が発光状態
におかれてフォトトランジスタ62を能動状態とするの
で、前記接続監視用の制御信号CRVLとしてLレベル
の信号が生成される。一方、カード処理機3からカード
残高表示器27への電源供給が切断されると、発光ダイ
オード61が消灯してフォトトランジスタ62の能動状
態が解除され、前記制御信号CRVLはHレベルに反転
する。
【0051】中継部42内の出力部OUTには、制御基
板9からのPRDY,EXSの各信号をそれぞれ中継す
るためのフォトカプラ60D,60Eが配備される。各
フォトカプラ60D,60Eは、前記入力部INのフォ
トカプラ60A〜60Cと同様の構成のもので、各発光
ダイオード61,61のカソード側には、それぞれ信号
PRDY,EXSの出力端子が接続され、アノード側に
は電源VCCの出力端子が接続される。また各フォトト
ランジスタ62,62のコレクタは、カード処理機3の
インターフェイス回路側の各信号PRDY,EXSの入
力端子に接続され、エミッタはグランド端子へと接続さ
れる。
【0052】よって信号PRDY,EXSがHレベルか
らLレベルに反転すると、発光ダイオード61が発光し
てフォトトランジスタ62のコレクタ出力がHレベルか
らLレベルに反転することになり、インターフェイス回
路46に対する各制御信号BRQ,PRDYの伝送処理
が実現するのである。
【0053】このように、各信号を個別の信号線により
伝送するとともに、制御基板9とは独立の基板上に設け
られた中継部42内で、それぞれの信号をフォトカプラ
により中継するので、各信号は、ノイズの影響を受けず
に、精度良く伝送される。また遊技機本体2は、機種に
よって制御基板の配置位置が異なる上、頻繁に機種の入
れ替えが行われるが、このような中継部42の回路が規
格化された基板を機体内の適所に配備するようにすれ
ば、カード処理機3との間のケーブル線の構成や長さも
規格化でき、遊技機本体2のみを簡単に入れ替えること
が可能となる。
【0054】つぎに図7を用いて、遊技機本体2とカー
ド処理機3との間の通信動作およびメダル貸出し処理の
詳細を説明する。なお前記した貸出釦スイッチ18,返
却釦スイッチ19の有・無効を示す信号TDS,RES
は、ともに、貸出状態報知信号BRDYに同期してLレ
ベルとなり、このLレベル状態、すなわちメダル貸出処
理時のスイッチ操作は無効化される。
【0055】遊技機本体2では、電源立ち上げ時から所
定時間TSが経過するまでの間、およびゲーム実行時
(ここでは始動レバー14が操作されてから各リール1
3a,13b,13cが停止するまでの間をさす)に、
前記受入れ状態報知信号PRDYがHレベルで維持され
る。この制御信号PRDYがLレベルに反転したときに
前記貸出釦スイッチ18が押操作されると、カード処理
機3は、その操作信号を受け付けて、前記貸出状態報知
信号BRDYをLレベルに反転させた後、その反転処理
から所定の時間間隔T0をおいて、貸出指示信号BRQ
をLレベルに反転させる。
【0056】遊技機本体2の制御部2Mは、この信号B
RQのレベル反転が所定時間T1の間持続することを確
認した後、応答信号EXSをLレベルに反転させること
により、前記カード処理機3にメダル貸出し指示を受け
入れた旨を送信する。この後、さらにT2の時間が経過
すると、カード処理機3の制御部3Mは、制御信号BR
QをHレベルに復帰させるとともに、受け付け中のプリ
ペイドカードの度数データを、1度数分デクリメントす
る。またこのとき遊技機本体2の制御部2Mは、現在の
貯留メダル数に1度数分のメダル数(5枚)を加算し、
さらにT3の時間が経過すると、前記応答信号EXSを
Hレベルに復帰させる。
【0057】カード処理機3の制御部3Mは、この応答
信号EXSのHレベルへの復帰をチェックした後、所定
時間T4が経過した時点で、1度数分の貸出し処理が終
了したと認識する。以下、同様の通信動作により、あら
かじめ定められた度数分(図示例では3度数)のメダル
貸出処理が行われるもので、カード処理機3の制御部3
Mは、最後の貸出し処理完了から所定時間TEが経過す
ると、制御信号BRDYをHレベルに復帰させる。
【0058】なお貸出釦スイッチ18の操作により、プ
リペイドカードから何度分の度数データを差し引くか
は、任意に設定することができ、また1度数に対応させ
る貸出しメダル数も、適宜、変更することが可能であ
る。
【0059】なお遊技機本体2側でメダル投入方式によ
るゲームが実施されている場合も、各リール13a,1
3b,13cが停止してからつぎの始動レバー14の操
作があるまでの間は、受入れ状態報知信号PRDYがL
レベルに反転する。この間に貸出釦スイッチ18が押操
作されてカード処理機3側からの貸出状態報知信号BR
DYがLレベルになると、遊技機本体2側の制御部2M
は、機体内の制御方式を前記メダル投入方式からクレジ
ット方式に強制的に切り換え、以下、遊技機本体2とカ
ード処理機3との間で、上記した一連の信号のやりとり
が実施され、遊技機本体2内に所定度数分のメダルが貯
留される。
【0060】よって遊技者は、切換えスイッチ65を押
操作することなく、クレジット方式のゲームへと移行で
きるもので、カード処理機3へのプリペイドカードの投
入および貸出釦スイッチ18の押操作という行為により
表される遊技者の意向に、速やかに対応することが可能
となる。
【0061】図8および図9は、遊技機本体2側の制御
部2Mによる一連の制御手順を示す。なお図中の「S
T」は、本文中の「ステップ」を示す。装置内の電源装
置28がオンになると、制御部2Mは、前記受入れ信号
PRDY,応答信号EXSをともにHレベルに設定した
後、内部のディップスイッチの設定をチェックして、ゲ
ーム制御にかかる制御テーブルを選択するなどの初期設
定処理を実施する(ステップ1,2)。
【0062】つぎに制御部2Mは、ステップ3で、前記
制御信号CRVLのレベルをチェックしてカード処理機
3が正常に接続されていることを確認する。この判定が
「YES」であればステップ5へと移行して、制御部2
Mは、現在の貯留メダル数N(初期状態では「0」),
貯留メダル枚数の上限値Nmax ,1回の貸出し処理によ
り貯留されるメダル数nを用いて、つぎのメダル貸出し
処理により、貯留メダル枚数が上限値Nmax を越えるか
否かをチェックする。
【0063】このステップ5の判定が「NO」であれ
ば、つぎのステップ6へと移行し、制御部2Mは、前記
受入れ状態報知信号PRDYをLレベルに反転させた
後、続くステップ7で、前記メダル投入口16から機体
内部への経路を遮断するなどして、メダル投入方式によ
るゲームもクレジット方式のゲームも実行不可能な状態
に設定する(以下この状態を「ゲーム禁止状態」とい
う)。このゲーム禁止状態下で、制御部2Mは、カード
処理機3からの貸出状態報知信号BRDYがLレベルに
反転したか否かをチェックする(ステップ8)。
【0064】受入れ状態報知信号PRDYをLレベルに
設定してから所定時間が経過しても、カード処理機3か
らの貸出状態報知信号BRDYがLレベルに反転しない
場合は、ステップ8は「NO」となる。この判定を受け
て、制御部2Mはステップ21へと移行して、制御信号
PRDYをHレベルに復帰させた後、ステップ22,2
3で、カード処理機3からの信号BRDY,BRQがH
レベルであることを確認した上でゲーム禁止状態を解除
し、ステップ3へと戻る。なおこのとき、機体がメダル
投入方式のゲームを行うように設定されており、メダル
投入口16に1〜3枚のメダルが投入されて始動レバー
14が操作されると、ステップ24が「YES」となっ
てリール13a,13b,13cが一斉に始動し、1回
分のゲームが実行される(ステップ25)。
【0065】以下同様の処理が繰り返し実施され、ある
時点でカード処理機3からの貸出状態信号BRDYがL
レベルに反転すると、ステップ8が「YES」となり、
制御部2Mは、ステップ9へと移行し、前記カード処理
機3との間で、前記図7に示したタイミングに基づく通
信処理により、貯留メダルの貸出し処理を実施する。
【0066】なおステップ3の判定処理において、制御
信号CRVLのレベルがHレベルになっている場合は、
ステップ4へと移行し、機体はゲーム禁止状態に設定さ
れる。このゲーム実行禁止状態は、ステップ3が「YE
S」となるまで、すなわち遊技機本体2がカード処理機
3に接続されるまで持続し、この間、遊技機本体2の使
用は全面的に禁止される。
【0067】カード処理機3からの制御信号BRDYが
Lレベルに反転して、ステップ8が「YES」となる
と、制御部2Mは、つぎのステップ9,10で、カード
処理機3からの貸出し指示に待機する。
【0068】前記貸出状態信号BRDYの立ち下がりか
らT0時間内に貸出指示信号BRQがLレベルに反転す
ると、制御部2Mは、さらにT1時間が経過するまで信
号BRQのLレベル状態が持続することを確認して、応
答信号EXSをLレベルに反転させる(ステップ11〜
13)。この後、T2時間が経過するまでに貸出指示信
号BRQがHレベルに復帰すると、制御部2Mは、現在
の貯留メダル数Nに1度数分に相当する5枚を加算し
て、貯留メダル数を更新する(ステップ14〜16)。
そしてこの加算処理からT3時間が経過すると、応答信
号EXSをHレベルに復帰させ、1度数分のメダル貸出
し処理を完了する(ステップ17,18)。
【0069】応答信号EXSがHレベルに復帰してから
T4時間が経過した後も、カード処理機3からの貸出指
示信号BRQがH,貸出状態報知信号BRDYがLの状
態で維持されていると、制御部2Mは、再びステップ9
へと戻る。この後T0時間が経過するまでに、貸出指示
信号BRQがLレベルに反転すると、再びステップ11
以下の処理へと移行し、さらに1度数分のメダルの貸出
しが行われる。
【0070】こうしてあらかじめ定められた度数分のメ
ダルが機体内に貯留されると、カード処理機3からの貸
出指示信号BRQは、(T4+T0)時間を経過しても
Hレベルのままとなる。これによりステップ9が「YE
S」となってステップ21に移行し、制御部2Mは、各
制御信号PRDY,EXSをHレベルに復帰させ、さら
にカード処理機3からの制御信号BRDY,BRQがと
もにHになったことを確認して、機体のゲーム禁止状態
を解除する(ステップ22,23)。
【0071】この状態でいずれかのベット釦スイッチ1
7A,17B,17Cが押操作されると、制御部2M
は、操作されたスイッチに応じた枚数の貯留メダルを消
費するとともに、そのメダル数に対応する停止ラインを
有効化する。ついで始動レバー14の操作があると、各
リール13a,13b,13cを一斉に始動させてゲー
ムを開始する(ステップ24,25)。
【0072】なおカード処理機3との通信処理におい
て、貸出指示信号BRQがLレベルに反転した後、T1
時間が経過する前にHレベルに復帰した場合(ステップ
12が「NO」)、またはT2時間が経過してもなおH
レベルに復帰しない場合(ステップ14が「YES」)
には、制御部2Mは、この貸出指示信号BRQに異常が
発生しているとみなして貸出し処理を中止し、ステップ
21へと移行する。
【0073】またゲーム実行により当たりが発生して、
その当たりに応じたメダル数が貯留メダル数に加算され
たり、複数枚のプリペイドカードによりメダル貸出し処
理が連続的に行われるなどすると、貯留メダル数が上限
値Nmax に接近する場合がある。この状態でつぎの貸出
し操作が行われると、ステップ5が「YES」となり、
制御部2Mは新たなメダル貸出し処理を行わずに、ステ
ップ21へと移行する。
【0074】つぎに図10は、カード処理機3側の制御
部3Mの動作を示す。なおこの図では、本文中の各ステ
ップを「ST´」と表してある。内部の電源装置40が
オンになると、制御部3Mは、ステップ1でBRDY,
BRQの各信号をHレベルに設定した後、つぎのステッ
プ2で、制御装置4との通信処理により、発券情報の書
込みに必要なデータ(日時,識別番号,情報暗号化のた
めのキーコードなど)を受け取って、内部メモリ(RA
M)に設定する。これらの処理が終了すると、紙幣もし
くはプリペイドカードの投入が行われるまで、前記信号
BRDY,BRQをHレベルで維持しつつ待機する。
【0075】前記紙幣投入口34より紙幣が投入され、
紙幣判別部37に取り込まれると、ステップ3が「YE
S」となり、制御部3Mは、前記カード処理部38を駆
動して、内部に収容された磁気カードに所定の発券情報
を書き込んだ後、このカードをカード出入口35より排
出する。またこのとき制御部3M内部のRAMには、発
行したカードに書き込まれた発券情報が記憶される(ス
テップ4)。
【0076】前記ステップ4で発行されたカード、もし
くは遊技場内の他の装置で発行されたカードがカード出
入口35より投入されると、ステップ5が「YES」と
なる。これを受けて制御部3Mは、前記カード処理部3
8の磁気ヘッドを駆動して、取り込まれたカードの発券
情報を読み取った後、その読取り情報が適正なものであ
るか否かを判定する(ステップ6,7)。
【0077】この判定処理は、前記したように、読み取
られた発券情報を内部メモリの登録情報と照合するか、
もしくはカード発券元の装置に発券情報を送信して判定
結果を受信することにより行われるもので、適正なカー
ドであると判断されなかった場合には、以後の処理は中
止され、前記カード出入口35よりカードが返却される
(ステップ26)。
【0078】一方、ステップ7で、投入されたカードが
適正であると判断された場合にはステップ8へと移行
し、制御部3Mは、前記貸出釦スイッチ18からの操作
信号に応じて、貸出し回数を示すカウンタCを「1」に
設定した後、遊技機本体2からの受入状態報知信号PR
DYのレベルをチェックする(ステップ8〜10)。
【0079】このとき受入状態報知信号PRDYがLレ
ベルであれば、制御部3Mは、貸出状態信号BRDYを
Lレベルに反転させ、さらにT0時間内に貸出指示信号
BRQをLレベルに反転させる(ステップ10〜1
2)。なお貸出釦スイッチ18の操作時に、受入状態報
知信号PRDYがHレベルであれば、この信号がLレベ
ルに反転するまで、ステップ11以下の処理は保留され
る。
【0080】貸出指示信号BRQがLレベルに設定され
てからT1時間が経過すると、制御部3Mは、遊技機本
体2からの各信号PRDY,EXSをチェックする。遊
技機本体2が前記貸出指示信号BRQを正常に受け取っ
ていれば、この時点での各信号PRDY,EXSはとも
にLレベルである。制御部3Mは、ステップ14でこれ
を確認するとステップ15へと移行して、T2時間以内
に貸出指示信号BRQをHレベルに復帰させる。
【0081】さらに制御部3Mは、T2時間が経過した
時点で、再度信号PRDY,EXSのLレベルが持続し
ていることを確認する(ステップ16)。この確認がな
されると、制御部3Mは、カードの保有度数DGを1度
分だけディクリメントし、また前記カウンタCをインク
リメントする(ステップ17,18)。
【0082】このカウンタCが定められた貸出し回数C
max 以下である場合は、制御部3Mは、ステップ19か
らステップ20へと移行して、T3時間が経過するまで
待機する。そしてT3時間が経過すると、遊技機本体2
からの信号PRDYがLレベル,EXSがHレベルの状
態にあることを確認した上で、さらに時間T4が経過す
るまで待機し(ステップ21,22)、再びステップ1
2へと戻って貸出指示信号BRQをLレベルに反転させ
る。
【0083】以下、カウンタCがCmax に達するまで同
様の処理を繰り返し行うことにより、遊技機本体2側
に、定められた度数分のメダルの貸出し処理を行わせる
もので、制御部3Mは、最後の貸出し指示が完了する
と、ステップ23でカウンタCをリセットし、ステップ
24で貸出状態報知信号BRDYをHレベルに復帰させ
る。この時点で、カードの保有度数DGが0になってい
る場合はステップ25が「YES」となり、ステップ2
6で、カード返却処理が実施される。ただしこのとき、
投入カードが自装置で発行されたものであれば、このス
テップ26の処理はスキップされ、カードは、つぎの発
行用のカードとして、カード処理部38内に保持され
る。
【0084】なお上記の処理において、貸出指示信号B
RQをLレベルに反転させてからT1時間が経過した時
点で遊技機本体2からの信号PRDYまたはEXSがH
レベルに復帰した場合は、ステップ14が「NO」とな
る。またT1時間が経過してからT2時間が経過するま
での間に遊技機本体2からの信号PRDYまたはEXS
がHレベルに復帰した場合は、ステップ16が「NO」
となる。また1度数分の貸出指示が完了した後、つぎの
貸出指示を行うまでの待機時間内に、遊技機本体2から
の受入状態報知信号PRDYがHレベルに復帰したり、
応答信号EXSがLレベルになった場合には、ステップ
21が「NO」となる。
【0085】このように通信処理に異常が発生した場合
には、制御部3Mはステップ27へと移行して、カウン
タCをリセットするなどのエラー処理を実施した後、続
くステップ28で各信号BRDY,BRQをともにHレ
ベルに復帰させる。この後、ステップ26のカード返却
処理を実施することにより、メダル貸出し処理は中止さ
れる。
【0086】なお上記実施例では、遊技機本体2とカー
ド処理機3との接続が切断された場合には、遊技機本体
2にゲーム禁止状態を設定して機体を使用不能としてい
るが、これに代えて、メダル投入方式のゲームのみは実
行可能となるように、機体の動作制御を切り換えてもよ
い。
【0087】前記したように、遊技機本体2とカード処
理機3との各制御部2M,3Mは、それぞれ独立の電源
装置28,40により動作するので、上記のような動作
切換え処理によれば、カード処理機3側に故障が生じる
などしてプリペイドカードによるゲーム実行が不可能に
なっても、遊技機本体2のみを独立で動作させることが
できる。また遊技機本体2を単体で設置することも可能
となるので、プリペイドカードシステム用の遊技機本体
1と通常ゲーム用の遊技機とを、同仕様に設定でき、製
作面での利便性を向上させることができる。
【0088】上記図8〜10に示した制御手順によれ
ば、遊技機本体2側で貸出し処理が可能な場合のみ、カ
ード処理機3からメダル貸出し処理の指示が出されるの
で、遊技機本体2の制御部2Mに多大な負担を掛けた
り、通信用の制御プログラムの容量が増大するなどの問
題は発生せず、簡単かつ正確に、メダル貸出し処理を実
施することができる。しかも前記したように、遊技機本
体2とカード処理機3との間でやりとりされる各種制御
信号を、それぞれ個別のフォトカプラにより中継すると
ともに、各装置で相互に相手側からの送信信号のレベル
をチェックしつつ、貯留メダル数や度数データの更新処
理を実施することにより、ノイズなどによる誤動作も防
止することができる。
【0089】ところで、遊技機本体2の制御部2Mに
は、不揮発性のRAMが導入されており、遊技場内が停
電するなどして装置への電源供給が切断されても、電源
復帰後、速やかに電源切断時の動作に復帰するように設
定されている。しかしながらこのような構成の遊技機本
体2では、カード処理機3との通信処理中に電源が切断
された場合、電源復帰後に、カード処理機3側で度数デ
ータが更新されていないにもかかわらず、遊技機側でメ
ダル貸出し処理が行われるといった誤動作が生じる虞が
ある。
【0090】図11および図12は、上記問題に対応す
るための遊技機側の制御手順を示す。なおこの手順は、
前記図8,9に示した制御手順を改良したものであっ
て、主要な手順については、前述したものと同様であ
り、ここでは、電源切断時の処理にかかるステップにつ
いてのみ説明する。
【0091】電源装置28がオンになると、制御部2M
は、まず前記制御信号PRDY,EXSをHレベルに設
定して、初期設定処理を実施した後、RAMがクリアさ
れているか否かをチェックする(ステップ1〜3)。図
12のステップ29は、閉店時などの電源切断処理を意
味しており、このステップ29を介して電源装置28が
オフ設定された場合は、ステップ30のRAMのクリア
処理が行われる。この処理の後に、再び電源が投入され
た場合、ステップ3の判定は「YES」となってステッ
プ4へと移行し、以下、前記図8,9に示したのと同様
の手順が実施される。
【0092】一方、一連の処理を実施している最中に装
置電源が切断された場合、RAMにはクリアされておら
ず、電源が再び投入された時点では、実施中のプログラ
ムの格納番地や各変数の設定値などのデータが残された
状態にある。この場合は前記ステップ3が「NO」とな
ってステップ31へと移行し、制御部2M内のレジスタ
にフラグFがセットされる。
【0093】このフラグFは、前回の装置動作時に、動
作途中で電源が切断されたことを記憶するためのもの
で、メダル貸出し処理の初期段階、すなわち受入れ状態
報知信号PRDYがLの状態でカード処理機2からの貸
出し指示に待機している間に、クリアされる(ステップ
8)。
【0094】制御部2Mは、カード処理機3からの貸出
指示信号BRQに応じて貯留メダルの加算処理を行うの
に先立ち、このフラグFをチェックする(ステップ1
8)。このときステップ8より以前から処理が実施され
ている場合は、フラグFはリセットされているから、ス
テップ18は「YES」となり、ステップ19の貯留メ
ダルの加算処理が実施される。
【0095】一方、カード処理機3からのメダル貸出し
指示を受けている途中に電源が不意に切断された後、再
び電源が投入された場合には、ステップ31よりステッ
プ9〜17のいずれかのステップにジャンプするから、
フラグFはセットされた状態にある。よってステップ1
8が「NO」となってステップ24に移行し、制御部2
Mは、各信号PRDY,EXSをHレベルに復帰させ
て、メダル貸出し処理を中止する。
【0096】なおこの場合、カード処理機3では前記図
10に示したのと同様の制御が実施されているが、遊技
機本体2からの制御信号PRDY,EXSの異常状態に
より、図10のステップ14またはステップ16が「N
O」となって、ステップ27のエラー処理へと移行し、
メダル貸出し指示が中止されることになる。
【0097】
【発明の効果】請求項1の発明では、遊技機本体側の制
御部からカード処理機側の制御部に対し、遊技媒体の貸
出し処理が可能な状態であるか否かを示す信号を、常
時、送信し、カード処理機側の制御部は、プリペイドカ
ードが投入されたとき、遊技機本体からの送信信号によ
り、遊技媒体の貸出し処理が可能な状態にあることを認
識してから、遊技機本体側に貸出し処理を指示するの
で、遊技機本体の制御部の負担が減少し、簡単かつ正確
に、遊技媒体の貸出し処理を実施することができる。ま
た遊技機本体において、貸出し処理にかかる制御プログ
ラムを簡単化できるので、本来のゲーム制御用のプログ
ラムの格納領域を十分に確保することができる。
【0098】請求項2の発明では、各制御部からの信号
を、それぞれ遊技機本体側の中継基板により中継するの
で、この中継基板、および遊技機本体とカード処理機と
の間の伝送経路を規格化することができ、機種やモデル
チェンジなどより遊技機本体側の制御部の位置が変動す
る場合にも、簡単に対応できる。また各信号はフォトカ
プラを介して中継されるので、ノイズの影響を受けにく
く、各信号を精度良く伝送することができる。
【0099】請求項3の発明では、遊技機本体に報知手
段を設けて、この報知手段にカード処理機から電流を供
給して、遊技媒体の貸出し処理中に動作させるととも
に、遊技機本体側で、この報知手段への供給電流を監視
することにより前記カード処理機と接続されているか否
かを判定するので、カード処理機との接続の有無を簡単
かつ的確に判定することができ、機体の誤動作や不正行
為を防止することができる。
【0100】請求項4の発明では、遊技機本体側に機体
内にゲーム1回分の遊技媒体の投入を受け付ける第1の
制御モードを実施する第1の制御モードが設定されてい
るときに、前記カード処理機より遊技媒体の貸出し処理
を指示する信号を受けると、機体の制御モードを、機体
内に複数枚分の遊技媒体を貯留する第2の制御モードに
自動的に切り換えるようにしたので、遊技者による制御
モードの切換え操作がなくとも、プリペイドカードの投
入行為により指示される遊技媒体の貸出し処理を、速や
かに実施することができる。
【0101】請求項5の発明では、遊技機本体とカード
処理機との各制御部に、それぞれ個別の電源から電流を
供給することにより、両者を電気的に独立させるので、
カード処理機側の電源が切断されても遊技機本体のみの
動作が可能となるなど、両装置を独立させて動作させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる電子遊技機が導入されたプリ
ペイドカードシステムの概略構成を示す説明図である。
【図2】この発明の一実施例にかかる電子遊技機の構成
を示す正面図である。
【図3】遊技機本体の内部構成を示す正面図である。
【図4】カード処理機の構成を示す斜視図である。
【図5】電子遊技機の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図6】中継部における各制御信号の詳細な経路を示す
電気回路図である。
【図7】遊技機本体とカード処理機との間の通信動作を
示すタイミングチャートである。
【図8】遊技機本体側の制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図9】遊技機本体側の制御部の制御手順を示すフロー
チャートである。
【図10】カード処理機側の制御部の制御手順を示すフ
ローチャートである。
【図11】遊技機本体側の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】遊技機本体側の制御部の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 電子遊技機 2 遊技機本体 3 カード処理機 2M,3M 制御部 27 残り度数表示器 38 カード処理部 42 中継部 28,40 電源装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機本体と、この遊技機本体から独立
    させてその近接位置に配備されるカード処理機とを、相
    互に通信可能に接続して成り、 前記遊技機本体は、ゲームおよびカード処理機との通信
    にかかる制御を統括して実施する第1の制御部を具備す
    るとともに、前記カード処理機は、プリペイドカードの
    投入を受け付けて前記遊技機本体に所定金額分の遊技媒
    体を貸出し処理させる第2の制御部を具備して成る電子
    遊技機において、 前記第1の制御部は、第2の制御部に対し、遊技機本体
    が遊技媒体の貸出し処理が可能な状態にあるか否かを報
    知する信号を常時送信し、 前記第2の制御部は、プリペイドカードの投入時に前記
    第1の制御部から遊技媒体の貸出し処理が可能な状態に
    あることを表す信号が送信されているとき、前記第1の
    制御部に、遊技媒体の貸出し処理を指示する信号を送信
    することを特徴とする電子遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技機本体には、前記第1,第2の
    各制御部から送信される信号を、それぞれ個別のフォト
    カプラにより中継する中継基板が配備されて成る請求項
    1に記載された電子遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技機本体は、前記カード処理機か
    ら電流の供給を受けて遊技媒体の貸出し処理中に所定の
    情報を報知する報知手段を具備し、 前記報知手段への供給電流は、分岐されて前記第1の制
    御部へと導かれており、前記第1の制御部は、この供給
    電流のレベルを監視することにより前記カード処理機と
    接続されているか否かを判定する判定手段を含んで成る
    請求項1に記載された電子遊技機。
  4. 【請求項4】 前記第1の制御部は、機体内にゲーム1
    回分の遊技媒体の投入を受け付ける第1の制御モード、
    または機体内に複数ゲーム分の遊技媒体を貯留する第2
    の制御モードのいずれかを実施するとともに、第1の制
    御モード下で前記第2の制御部より遊技媒体の貸出し処
    理を指示する信号を受け取ったとき、機体を前記第1の
    制御モードから第2の制御モードに切り換える切換え手
    段を具備して成る請求項1に記載された電子遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第1,第2の各制御部は、それぞれ
    個別の電源より電流の供給を受けて動作する請求項1に
    記載された電子遊技機。
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