JP2003071087A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003071087A JP2001270970A JP2001270970A JP2003071087A JP 2003071087 A JP2003071087 A JP 2003071087A JP 2001270970 A JP2001270970 A JP 2001270970A JP 2001270970 A JP2001270970 A JP 2001270970A JP 2003071087 A JP2003071087 A JP 2003071087A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電断復旧処理が行われても正常に貸出玉を払出
し可能とする。 【解決手段】払出制御部701は信号出力用フラグが立
っているのを把握した場合にのみ貸出了解信号を出力す
る一方で、自身が電断状態にあると判定したことに応答
して信号出力可能フラグを強制的に下げてこれをバック
アップするので、電断からの復旧時には貸出了解信号を
出力させないようにすることができる。よって電断復旧
処理が行われても正常に貸出玉を払出し可能とすること
ができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カード装置との間
で情報をやりとりしながら貸玉動作を行う遊技機の改良
に関する。 【0002】 【従来の技術】図9、図10、図11を参照して従来技
術について説明する。貸玉払出を制御する払出し制御部
700が、遊技機と別対のプリペードカードユニット5
00に対してハイレベルのPレディ信号を出力している
状態で、上皿部600の貸玉スイッチ601を押すと貸
玉レディ信号がハイレベルとなる。この状態でプリペー
ドカードユニット500からの貸玉要求信号が立ち上が
る毎に、これに応答して貸玉了解信号がハイレベル(ア
クティブ)となり、貸出玉払出装置800が所定数例え
ば25個払出しされるようにしてカードでの貸玉払出し
が行われていた。 【0003】そして、払出制御部700は、図10の縦
線Aで示す時点で停電等によって電源供給が行われなく
なると払出しすべき残数をバックアップする。そして、
図11に示すように、電源供給が再開されると、払出制
御部700は電断復旧処理を行って貸出玉払出装置80
0による残数の払出しを行うようにしていた。 【発明が解決しようとする課題】しかし、図11の符号
Xで示すように、この時、貸出要求信号が出力されてい
ないにも係わらず、貸出了解信号がハイレベルのアクテ
ィブ状態となってしまう。このため、遊技機が異常状態
にあるか、または、何らかの不正が行われたと判断して
遊技機の動作が止まってしまうという問題があった。ま
た、遊技機の動作が止まらない場合であっても、バック
アップ機能を有しないプリペードユニット500には誤
信号が供給されることによって異常または不正状態と判
断されてしまっていたといった問題があった。 【0004】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、電断復旧処理が行われても正
常に貸出玉を払出し可能とする遊技機を提供することを
目的とする。 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、有価価値情報を記録したカードを受け付
けるカード装置からの貸出要求信号がアクティブとなる
のに応答して、前記カード装置への貸出了解信号をアク
ティブにして出力し貸玉払出動作を行うように構成さ
れ、かつ、電源供給が途絶えた時(電断時)に払出中の
貸玉残数データをバックアップする一方、電源供給が開
始される時(復旧時)にこのバックアップデータに基づ
いて残数の払出し動作を行うように構成された払出制御
手段を備えた遊技機において、前記払出制御手段は、前
記貸出要求信号がアクティブになるのに応答して信号出
力用フラグを格納して、この信号出力用フラグが立って
いるのを把握した場合にのみ、前記貸出了解信号を出力
し、自身が電断状態にあると判定したことに応答して前
記信号出力用フラグを強制的に下げてこれをバックアッ
プすることを特徴とするようにした。 【0005】この発明によれば、信号出力用フラグが立
っているのを把握した場合にのみ貸出了解信号を出力す
る一方で、自身が電断状態にあると判定したことに応答
して信号出力用フラグを強制的に下げてこれをバックア
ップするので、電断からの復旧時には貸出了解信号を出
力させないようにすることができ、よって電断復旧処理
が行われても正常に貸出玉を払出し可能とすることがで
きる。 【0006】以上のような動作は、プログラム化して記
録した記録媒体のプログラムをコンピュータが読み取り
実行することによって実現することができる。このよう
な記録媒体としては、ROM、半導体IC等の半導体記
録媒体、DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フ
レキシブルディスク等の磁気記録媒体、光磁気記録媒体
等のデジタルコンテンツの記録、読み出しが可能な記録
媒体が挙げられる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態で
ある遊技機(パチンコ機)の一部を構成する遊技盤10
0の模式的な説明図である。 【0008】(遊技機側構成)遊技盤100には、略円
形状の外側ガイドレール101とこれより半径の小さな
略円形状の内側ガイドレール102とによって包囲され
た円形状の遊技領域103が形成されいて、遊技者の操
作によって図示しない発射装置から発射された遊技球が
遊技領域103内を転動することによって遊技が行なわ
れるようになっている。なお、遊技領域103には、遊
技球が当接されてこれらを複数の方向へと転動させるた
めの遊技釘が多数配設されるが、図示簡略化のために遊
技釘を図示省略している。 【0009】遊技盤100の略中央位置には、独立し
て、数字やキャラクタによる図柄で構成される識別情報
を横一列や縦一列等の配列パターンで停止表示および変
動表示可能である表示エリアを備える特別図柄表示装置
104が配設されている。特別図柄表示装置104の真
上には、普通図柄表示装置107が配設されている。特
別図柄表示装置104の真下には特別図柄始動口105
が配設されると共に、特別図柄表示装置104の両側方
には普通図柄作動ゲート106、106が配設されてい
る。 【0010】特別図柄始動口105の下方には変動入賞
装置108が配設されていて、この変動入賞装置108
は、大当り期間中に幅広な可動部材116が図面手前側
に回動し、この可動部材116が元に戻る方向に回動す
るまでの間に遊技球が入賞可能となる大入賞口109
と、小当り中に幅狭な可動部材117が図面手前側に回
動し、この可動部材117が元に戻る方向に回動するま
での間に遊技球が入賞可能な状態となる普通電動役物1
10とを有して構成される。 【0011】また、遊技領域103には、図示しない遊
技釘と共に遊技球の転動方向を変化させるための4つの
風車111、2つのランプ付風車112、遊技機の遊技
状態に応じて点灯制御されるランプ表示装置114、1
15、入賞されない遊技球を遊技盤100の裏側へと排
出させるためのアウト口113等が配設されている。 【0012】そして、特別図柄始動口105に遊技球が
入賞されて、大当り乱数生成用のループカウンタで生成
される乱数の抽選が行なわれ、この抽選された乱数が大
当り値である場合には、表示エリアの識別情報が変動表
示状態となった後、所定パターン(例えば「7、7、
7」)の表示が特別図柄表示装置104によって行なわ
れ、大入賞口109が所定開閉パターンで開閉制御され
て、変動入賞装置108を遊技者にとって不利な状態か
ら有利な状態にする。 【0013】また、普通図柄作動ゲート106が遊技球
の通過を検出すると、小当り乱数生成用のループカウン
タで生成される乱数の抽選が行なわれ、この抽選された
乱数が小当り値である場合には、普通図柄表示装置10
7の表示を所定のもの(例えば「7」や「3」)とし
て、普通電動役物110を開放し(小当り状態)、この
開放期間中に遊技球が入賞されると大当り抽選が行なわ
れる。 【0014】この抽選の結果、大当りとなれば、上記説
明と同様にして、表示エリア内で識別情報を変動表示さ
せ、所定パターンでの表示が特別図柄表示装置104に
よって行なわれ、大入賞口109が所定開閉パターンで
開閉制御されて、変動入賞装置108を遊技者にとって
不利な状態から有利な状態にする。なお、入賞されない
遊技球はアウト口113を介して排出される。また、こ
の遊技機は、特定の図柄が出目となって大当りとなった
場合には、次回の大当り確率が向上する確率変動機能を
有するように構成されている。 【0015】以上、遊技盤100に配設される各装置に
ついて説明してきたが、これらの装置のうちの主要なも
のはマイクロコンピュータシステムによって動作制御さ
れており、これらについて制御ブロック図を参照して説
明する。図2は、遊技盤100に配設された主要な装置
の制御ブロック図である。なお、実際には、図示しない
発射装置や賞球排出装置等の制御部が備えられている。 【0016】主制御部200はCPUを内蔵したマイク
ロプロセッサを搭載していて、後述するテーブル領域2
15が形成されると共に一連の制御手順を記述した制御
プログラムや制御データを記憶するROM201と、後
述するカウンタ領域216や各種のワークエリアが形成
されるRAM202とが設けられていて、一体型のワン
チップマイコンとなっている。また、主制御部200や
後に説明する払出制御部701には、バックアップ電源
300からの電源供給が行われて、電源供給が行われな
くなってもデータバックアップ動作やその読み出し動作
が可能である。 【0017】また、主制御部200は貸玉払出し動作を
制御する払出制御部701に所要のコマンドを送信して
制御可能に構成されている。更に、主制御部200や払
出制御部700には、電源供給状態検出部310からの
検出信号が送られ、電源供給が行われなくなった時(電
断時)や、この電断時から電源供給が再開された時(復
旧時)を検出可能となっている。 【0018】主制御部200には、入力ポート203を
介して、特別図柄始動口105の内部に配置され遊技球
の特別図柄始動口105への入賞を検出する特別図柄始
動スイッチ204、普通図柄作動ゲート106の内部に
配置され遊技球のゲート通過を検出する普通図柄作動ス
イッチ205、大入賞口109の内部に配置され遊技球
の大入賞口109への入賞を検出する大入賞口スイッチ
206、および、普通電動役物110の内部に配置され
遊技球の普通電動役物110への入賞を検出する普通電
動役物スイッチ207が接続され、主制御部200は各
検出信号を受信可能になっている。 【0019】また、主制御部200には、出力ポート2
08を介して、数字やキャラクタによる図柄で構成され
る識別情報を変動表示や停止表示可能で、LCD等の表
示デバイスを有して構成される特別図柄表示装置10
4、例えば7セグメント表示デバイスで実現される普通
図柄表示装置107、大入賞口109の幅広な可動部材
116を回動制御して大入賞口109を開放制御するた
めの大入賞口作動ソレノイド209、普通電動役物11
0の可動部材117を回動制御して普通電動役物110
を開放制御するための普通電動役物作動ソレノイド21
0、ランプやLEDを点灯制御するランプ表示装置11
4(115)、および、効果音を出力させるスピーカー
211が接続され、主制御部200はこれら各装置を制
御するための制御信号を送信可能となっている。 【0020】また、主制御部200には、電源供給を行
なうための電源回路212と所定時間毎にリセット信号
を出力するリセット回路213とが接続されていて、さ
らに、リセット回路213には、主制御部200から周
期的タイマカウンタによって生成されたパルス信号が入
力されると共に、電源回路212からの電流供給状態を
監視するモニタ信号が入力される。 【0021】次に、図4を参照して本発明の実施の形態
である遊技機が用いる主要な乱数生成用カウンタについ
て説明する。各種の乱数は、値「0」から始まって上限
値となるまで、所定周期(例えば4msec)で順次1
ずつカウントアップ動作を行っていくと共に、カウント
値が上限値を越えた場合に初期値「0」でクリアされカ
ウント動作が繰返される、いわゆる無限ループカウンタ
を用いて生成され、これら無限ループカウンタはRAM
202内に形成されて、主制御部200がそのカウント
動作を制御している。 【0022】主なカウントとしては、図4に示すよう
に、大当り判定用乱数カウンタ(カウント値:0から2
39)401、リーチ選定用カウンタ(カウント値:0
から99)402、大当り図柄選定用乱数カウンタ(カ
ウント値:0から8)403、外れ左図柄選定用乱数カ
ウンタ(カウンタ値:0から8)404、外れ中図柄選
定用乱数カウンタ(カウンタ値:0から8)405、お
よび、外れ右図柄選定用乱数カウンタ(カウンタ値:0
から8)406がある。 【0023】大当り状態判定用カウンタ401は、大当
り状態を生起させるか否かを判定するために用いられる
カウンタである。通常遊技状態時(通常確率状態時)に
あっては、カウンタ値が「7」で大当り状態を生起さ
せ、これ以外の場合には大当り状態を生起させない。ま
た、高確率状態時にあっては、カウンタ値「7」、「3
9」、「139」で大当り状態を生起させ、これ以外の
場合には大当り状態を生起させない。かくして、総カウ
ント値を「240」とすると、通常遊技状態にあっては
240分の1の確率で大当り状態を生起させると共に、
高確率状態時にあっては80分の1の確率で大当り状態
を生起させることができる。 【0024】リーチ選定用乱数カウンタ402は、特別
図柄の変動パターンを選定するために用いられるカウン
タであり、このカウンタ値を抽選すると抽選されたカウ
ンタ値に対応する図柄変動パターンが選定される。大当
り図柄選定用乱数カウンタ403は、大当り状態生起時
に、特別図柄表示装置104の表示エリアに同一の図柄
が例えば3個横一列に揃うように停止表示させる際に用
いる特別図柄を選定するために用いるカウンタであり、
このカウンタ値を抽選すると、抽選されたカウンタ値に
対応する図柄パターンで特別図柄表示装置104の各表
示部が表示される。 【0025】カウンタ値が「0」、「1」、「2」、
「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」の場
合にそれぞれ、「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」、「6」、「7」、「8」、「9」の数字図柄が
選定され表示される。外れ左図柄選定用乱数カウンタ4
04、外れ中図柄選定用乱数カウンタ405、および、
外れ右図柄選定用乱数カウンタ406は、大当り状態が
生起されない場合に、特別図柄表示装置104の表示エ
リアに停止表示させる特別図柄を選定するために用いら
れるカウンタであり、これらのカウンタ値を抽選すると
抽選されたカウンタ値に対応する左、中、右図柄が特別
図柄表示装置104に表示される。なお、カウンタはこ
れら以外にも普通図柄表示等に関連したもの等があり、
カウンタ領域216に格納されている。 【0026】(貸玉払出し関連部の構成)図6は貸玉払
出しに関連する部分のブロック構成図である。主制御部
200からのコマンドを受信可能で貸玉払出し動作を制
御する払出制御部701と、実際に貸玉の払出しを行う
貸出玉払出装置800と、貸出スイッチ601が設けら
れた上皿部600と、貸出し可能な遊技球残数等の有価
価値情報が記録されたプリペードカードをそのカード挿
入口501から受け付けて払出制御部701との間で所
要の信号を送受信するプリペードカードユニット500
とを備えている。なお、プリペードカードユニット50
0はバックアップ機能を有していないが、主制御200
や払出制御部710はバックアップ電源300によって
電断時に所要のデータをバックアップされるように構成
されている。 【0027】なお、上皿部600には、図示しないカー
ド度数の表示部やカード返却を指示するための返却スイ
ッチや払出動作中にチャイム等を鳴らす音出力部とが備
えられている。 【0028】図5はプリペードカードユニット500の
主要部のブロック構成図である。このプリペードカード
ユニット500は、動作プログラムを記録したROM5
20と、この動作プログラムにしたがった動作を行うC
PU510と、ワークエリアとして機能するRAM53
0と、カード挿入排出部540とを備えている。カード
がカード挿入口501から挿入されると、カード挿入排
出部540がこれを自身の中まで引き込ませ、CPU5
10がその残数を読みとってRAM530に記憶する。
また、図示しない返却ボタンを押すとカード挿入排出部
540は、引き込んでいたカードを排出し、そのカード
先端をカード挿入口501から突出させる。 【0029】(遊技機側一般動作)次に、図3のフロー
チャート等を参照して主制御部200が行なう一般的な
制御動作を説明し、その後、本発明の主要部を説明して
本発明の理解容易化を図る。図3は、遊技機の遊技動作
を説明するためのフローチャートである。なお、図3に
示す一連の処理は主制御部200が実行するが、リセッ
ト回路213から所定時間(例えば4msec)毎に供
給されるリセット信号をトリガとして先頭のステップで
あるステップS100から実行する。 【0030】まず、図示しない電源スイッチによって電
源回路212を起動状態とすると主制御部200が起動
状態となるが、この電源投入が行なわれてから初めての
処理が実行されるのであるか否かを判定する(ステップ
S100)。電源投入後、初めての処理の場合には(Y
es)ステップS102に移行し、一方、これ以外の場
合には(No)ステップS108に移行する。 【0031】ステップS102では、RAM202のク
リア処理を実行し、少なくともカウンタ領域216を含
む所定エリアのクリアを行ない、次いで、ステップS1
04では、初期制御処理を行なうためのデータをRAM
202の所定エリアにセットしてステップS106に移
行する。 【0032】一方、ステップS108では、上述した各
種乱数カウンタ401〜407等のカウンタ値を1だけ
カウントアップしてカウンタ値を更新する。次に、ステ
ップS110では、特別図柄始動スイッチ204、普通
図柄作動スイッチ205、大入賞口スイッチ206、普
通電動役物スイッチ207が出力した検出信号を入力ポ
ート203を介して図示しない自身内のレジスタに読み
込み格納するポート入力処理、特別図柄表示装置10
4、普通図柄表示装置107、大入賞口作動ソレノイド
209、普通電動役物作動ソレノイド210、ランプ表
示装置114(115)、スピーカー211を動作制御
するために、後述する各ステップでの制御処理において
RAM202の出力バッファ(図示せず)に格納されて
いた制御データを出力ポート208を介して対応する装
置に対して出力するポート出力処理、このポート出力処
理によって出力された制御データを格納していた前記出
力バッファをクリアする出力バッファクリア処理、およ
び、遊技機動作制御に用いる図示しない各種のタイマの
タイマ値を更新する各種タイマ処理を含む「共通処理
1」を実行する。 【0033】次に、ステップS112において、各スイ
ッチ204、205、206,207等の断線や短絡の
有無のチェックを行い、これらの障害が発生していると
判定された場合には(Yes)ステップS116に移行
して、エラーフラグをRAM202の所定エリアに格納
して異常状態にあることを通知するために必要な制御等
を行うエラー処理を実行してステップS126に移行
し、一方、これらの障害が発生していないと判定された
場合には(No)、ステップS118に移行する(ステ
ップS114)。 【0034】次に、ステップS118において、特別図
柄始動スイッチ204、普通図柄作動スイッチ205、
大入賞口スイッチ206、普通電動役物スイッチ207
が入賞球を検出した検出信号を出力した場合に、ステッ
プS108にて更新されている各種乱数カウンタから、
出力された検出信号に対応する乱数値を抽選し、RAM
202の所定エリアに格納し、格納した乱数値を参照し
て当り判定や図柄決定等を行う。 【0035】具体的には、特別図柄始動スイッチ204
または普通図柄電動役物スイッチ207が入賞球の検出
信号を出力した場合には、先に説明したテーブル領域2
15に格納されている情報を参照して、抽出した乱数値
(大当り状態判定用乱数カウンタ401)が大当りを生
起させるものか否かの判定や、大当り状態図柄選定用乱
数カウンタ403やはずれ図柄選定用乱数カウンタ40
4〜406とテーブル領域215に格納されている情報
を参照して表示すべき特別図柄の決定等の処理を行い、
必要な制御データを出力バッファの所定位置に格納す
る。 【0036】また、大当り状態図柄選定用乱数カウンタ
403とテーブル領域215に格納されている情報を参
照して、特定遊技状態移行図柄が表示されるべきか否か
を判定しておく。さらに、普通図柄作動スイッチ205
が検出信号を出力した場合には、図示しない乱数カウン
タによって生成された乱数と予め定めてROM201に
格納されていた小当り値とを参照して、小当り状態を生
起させるか否かを決定すると共に、表示すべき普通図柄
を決定して必要な制御データを出力バッファの所定エリ
アに格納する。 【0037】次に、ステップS120において、特別図
柄表示装置104、普通図柄表示装置107に対して図
柄変動、停止等の図柄表示制御を行い、ステップS11
8にて選定された図柄を表示させるための制御や大当り
期間中にアニメーション画像を表示させるための制御を
行うのに必要な制御データを出力バッファの所定エリア
に格納する。 【0038】次に、ステップS122において、大当り
状態または小当り状態期間中において、大入賞口109
や普通電動役物110を所定開放パターンで開閉制御す
るための制御データを出力バッファの所定エリアに格納
する。以上のようにして出力バッファに格納された各種
の制御データは、ステップS110のポート出力処理に
よって対応する装置に送信され、制御データを受信した
装置は、受信した制御データに基づく動作制御を行う。 【0039】次に、ステップS126に移行して、図示
しない遊技機用情報処理装置に各種の遊技データを出力
バッファの所定エリアに格納する外部情報出力セット処
理、図示しない賞球排出装置に賞球指令データを出力す
る賞球制御処理、ランプ装置114(115)を点灯制
御するために必要な制御データを出力バッファの所定エ
リアに格納するランプ表示制御処理、スピーカー211
を駆動制御するために必要な制御データを出力バッファ
の所定エリアに格納する効果音制御処理を含む「共通処
理2」を実行する。 【0040】そして、ステップS106では、リセット
回路213からリセット信号が入力されるまでリセット
待機処理を実行すると共に、リセット信号が入力された
場合にはステップS100に移行して、遊技機の動作制
御を継続する。なお、このリセット待機処理としては、
先に述べた各種乱数の乱数生成用のカウンタ値の更新等
が挙げられる。 【0041】(動作)次に本発明の主要部の動作につい
て説明する。理解の容易化のため再度通常の動作から説
明する。なお、各信号はハイレベルがアクティブでロー
レベルが非アクティブであるものとする。 【0042】図7は通常時の動作の説明図である。貸玉
払出を制御する払出し制御部701が、遊技機と別体の
プリペードカードユニット500に対してハイレベルの
Pレディ信号を出力している状態で、上皿部600の貸
玉スイッチ601を押すと、貸玉レディ信号がハイレベ
ルとなる。この状態でプリペードカードユニット500
のCPU510からの貸玉要求信号が立ち上がる毎に、
これに応答してフラグエリア710に信号出力用フラグ
「1」を立てる。そして、払出制御部701はこの信号
出力用フラグが立っている場合にのみ貸玉了解信号をハ
イレベルとしてアクティブ出力する。そして、貸出玉払
出装置800を駆動し所定数例えば25個払出しされる
ようにしてカードでの貸玉払出しが完了すると、払出制
御部710は貸玉了解信号をローレベルにし、信号出力
用フラグを下げて「0」とする。かくして信号出力用フ
ラグが立っていると把握された場合のみに貸出了解信号
をアクティブ出力する。 【0043】一方、図8は電断およびそれからの復旧時
の動作の説明図である。プリペードカードユニット50
0のCPU510からの貸玉要求信号が立ち上がる毎
に、これに応答してフラグエリア710に信号出力用フ
ラグ「1」を立てる。そして、払出制御部701はこの
信号出力用フラグが立っている場合にのみ貸玉了解信号
をハイレベルとしてアクティブ出力する。この際、払出
制御部701が電源供給状態検出部310からの検出信
号によって自身に供給される電源が途絶える電断が発生
したとすると(S)、払出制御部701は貸出玉払出装
置800の駆動を中止し、フラグエリア710内の信号
出力用フラグを下げて(「0」にする)、残数データ等
とともにこれをバックアップエリア720にバックアッ
プする。 【0044】かくして電断発生に応じて信号出力用フラ
グが強制的に下げられるとともにこの情報と残数データ
等のデータがバックアップされることになる。 【0045】そして、払出制御部701が電源供給状態
検出部310からの検出信号によって自身に電源が再供
給されて電源復旧が行われたと判定すると(R)、バッ
クアップデータに基づいて残数データが存在する場合に
は、貸出玉払出装置800を駆動して残数払出し動作を
行わせて払出動作を完了する。しかし、この際、信号出
力用フラグが下げられているので符号Xで示すように払
出制御部701は貸出了解信号を出力しない。 【0046】したがって本発明の実施形態によれば、払
出制御部701は信号出力用フラグが立っているのを把
握した場合にのみ貸出了解信号を出力する一方で、自身
が電断状態にあると判定したことに応答して信号出力用
フラグを強制的に下げてこれをバックアップするので、
電断からの復旧時に行われる残数の払出し動作中には貸
出了解信号を出力させないようにすることができ、よっ
て電断復旧処理が行われても正常に貸出玉を払出し可能
とすることができるようになる。 【0047】また、払出制御部701が、復旧時に貸玉
了解信号を出力せずに残数払出動作を行う場合に図示し
ないLEDを点灯するようにしてこの旨を通知するよう
にすれば、復旧時に貸玉了解信号を出力せずに残数払出
動作を行うことを把握できる。 【0048】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記各実
施の形態に対して種々の変形や変更を施すことが可能で
ある。例えば、各信号をアクティブローとすること等が
挙げられる。また、以上の実施形態の説明においては、
遊技機の例としてパチンコ機を例にとって説明したが、
本発明はパチスロ機やTVゲーム等の他の遊技機に適用
しうる。 【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、電断復旧処理が行われても正常に貸出玉を払出し可
能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 【図1】遊技機正面の模式的説明図である。 【図2】遊技機の制御ブロック図である。 【図3】遊技機の動作制御を説明するためのフローチャ
ートである。 【図4】各種カウンタの説明図である。 【図5】プリペードカードユニット500の構成図であ
る。 【図6】払出動作の関連部のブロック構成図である。 【図7】本発明の実施形態の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。 【図8】本発明の実施形態の動作を説明するタイミング
チャートである。 【図9】従来技術の説明図である。 【図10】従来技術の説明図である。 【図11】従来技術の説明図である。 【符号の説明】 100 遊技盤 104 特別図柄表示装置 200 主制御部 201 ROM 202 RAM 212 電源回路 213 リセット回路 300 バックアップ電源 310 電源供給状態検出部 500 プリペードカードユニット 501 カード挿入口 600 上皿部 601 貸玉スイッチ 701 払出制御部 800 貸出玉払出装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 有価価値情報を記録したカードを受け付
    けるカード装置からの貸出要求信号がアクティブとなる
    のに応答して、前記カード装置への貸出了解信号をアク
    ティブにして出力し貸玉払出動作を行うように構成さ
    れ、かつ、電源供給が途絶えた時(電断時)に払出中の
    貸玉残数データをバックアップする一方、電源供給が開
    始される時(復旧時)にこのバックアップデータに基づ
    いて残数の払出し動作を行うように構成された払出制御
    手段を備えた遊技機において、 前記払出制御手段は、 前記貸出要求信号がアクティブになるのに応答して信号
    出力用フラグを立て、この信号出力用フラグが立ってい
    るのを把握した場合にのみ、前記貸出了解信号を出力
    し、 自身が電断状態にあると判定したことに応答して前記信
    号出力用フラグを強制的に下げてこれをバックアップす
    ることを特徴とする遊技機。
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