JP2002177554A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2002177554A
JP2002177554A JP2000385482A JP2000385482A JP2002177554A JP 2002177554 A JP2002177554 A JP 2002177554A JP 2000385482 A JP2000385482 A JP 2000385482A JP 2000385482 A JP2000385482 A JP 2000385482A JP 2002177554 A JP2002177554 A JP 2002177554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
limiter
pattern
symbol
time
lottery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000385482A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Hirose
将史 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000385482A priority Critical patent/JP2002177554A/ja
Publication of JP2002177554A publication Critical patent/JP2002177554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リミッタ作動時に、リミッタ未作動時とは異
なった図柄の変動を実行し、リミッタ作動時にリミッタ
作動時であることを遊技者に明確に報知する。 【解決手段】 高確率時又は変動時間短縮機能作動時
に、異なった一定の図柄変動パターン又は特定の変動パ
ターンのみ出現する場合、遊技者は高確率時又は変動時
間短縮機能作動時でもさらにリミッタ作動時ということ
が遊技者に報知(告知)できる。また、「特定図柄」で
は大当りしないことが明瞭に報知されるため、射幸心を
無駄に煽ることが抑止される。さらに、リミッタである
ことがわかることにより、次回の大当りが特定の図柄で
はないことが保証されるために、ホール関係者にとって
もドル箱(パチンコ球を入れる箱)の用意の効率もよ
く、人手が省かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動口に入賞する
ことで抽選が実行され、抽選の結果を、所定時間の複数
列の図柄の変動パターン及び前記所定時間後に変動パタ
ーンが停止した当該図柄配列の状態で遊技者に報知する
図柄変動表示装置を備え、前記抽選の結果が当りの場合
に、遊技者にとって有利な遊技状態とすることが可能な
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、遊技機、例えばパチンコ機には、「特定の図柄」で
大当りが発生した場合、その大当り終了後から次回の大
当り発生までのゲーム中、以下の仕様を持つ機種があ
る。
【0003】 A:大当り確率が数倍から10倍程度増大する機種 B:変動時間(スクロール表示時間、リーチ表示時間)
を短縮して単位ゲーム当りに要する時間を短縮(所謂
「時短」)する機種 C:上記A及びBを兼ね備えた機種。
【0004】これにより、A乃至Cの機種で、「特定の
図柄」による大当りが発生した場合には、少なくとも次
回の大当りが発生するまでの間、持ち玉の減少が抑制さ
れる。一方、「特定の図柄」ではない当り図柄で大当り
した場合には、通常の当り確率値で通常の表示演出どお
りのゲームで遊技することになる。
【0005】そして、A乃至Cは、プリペイドカードに
よって遊技する機種(カード機、CR(Card Reader)
機)で採用されて「確変機」或いは「確率変動機」と呼
ばれ、Bの機種は現金でパチンコ球を借りて遊技する機
種(所謂現金機)に採用されて、一般に「時短機」と呼
ばれている。
【0006】ところで、前記「確変機」で「特定の図
柄」による大当りの継続(連続)発生回数及び「時短」
昨日の連続発生回数には、射幸心の抑制の観点から上限
が定められ、その連続発生回数の制限手段は、一般に
「リミッタ」と呼ばれており、この「リミッタ」の機能
を、遊技者に対して報知する遊技機がある。
【0007】この遊技機は、大当り確率値が相対的に大
きな高確率時、変動時間短縮機能作動中の動作におい
て、以下のように分類される。
【0008】 高確率中、又は変動時間短縮機能作動
中であるおKとを液晶表示器(図柄表示装置)や音声、
ランプで表示する遊技機。
【0009】 リミッタ作動時に、次回ゲームが「確
変」になるための確率変動図柄や、次回ゲームが「時
短」になるための時短図柄(共に「特定の図柄」)によ
る大当りが起こり得ない([特定の図柄」でのリーチが
きても大当りがくる可能性がなく、「確変」にならない
図柄でのみ大当りする)遊技機。
【0010】 高確率中又は変動時間短縮機能作動中
に、「特定の図柄」で連続して大当りした回数を表示す
る遊技機。
【0011】しかしながら、上記の遊技機では、高確
率中又は変動時間短縮機能作動中であるという表示があ
り、高確率中又は変動時間短縮機能作動中であることは
わかるが、リミッタ作動時かどうか、言い換えれば次回
ゲームで「確変」又は「時短」が望めるか否かの明瞭な
識別ができない。
【0012】また、の遊技機では、リミッタ作動時で
も図柄が変動/リーチしてゲームが進行する一方、次回
ゲームで「確変」又は「時短」が望めない旨を明瞭かつ
積極的に報知しないため、表面上、リミッタが未作動状
態である場合と同じ表示になる。
【0013】このため、現時点のゲームが「確変」状態
であって、次回ゲームはリミッタさどう機能によって
「確変」にはならない状態であり、よって、現ゲームに
あっては「特定の図柄」による大当りは発生し得ないに
も拘らず、「特定の図柄」によるリーチも発生して、あ
たかも「特定の図柄」で大当りして、確率変動や変動時
間短縮機能が現時点のゲーム同様、次回ゲーム時に対し
ても継続し得るような不要な期待感や射幸心を遊技者に
抱かせることになる。
【0014】さらに、の遊技においては、高確率中又
は変動時間短縮機能作動中に「特定の図柄」が連続して
何回大当りしたかどうかは、明確に遊技にはわかるが、
リミッタ作動時かどうか、言い換えれば、次回ゲームで
「確変」又は「時短」が望めるか否かの明瞭な識別がで
きない。
【0015】本発明は上記事実を考慮し、リミッタ作動
時に、リミッタ未作動時とは異なった図柄の変動を実行
し、リミッタ作動時にリミッタ作動時であることを遊技
者に明確に報知することができる遊技機を得ることが目
的である。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、始動口に入賞することで抽選が実行され、抽選の結
果を、所定時間の複数列の図柄の変動パターン及び前記
所定時間後に変動パターンが停止した当該図柄配列の状
態で遊技者に報知する図柄変動表示装置を備え、前記抽
選の結果が当りの場合に、遊技者とって有利な遊技状態
とすることが可能な遊技機であって、前記当り図柄の配
列において、特定の配列の場合に前記抽選の確率を高確
率に変更する確変手段と、前記抽選の結果が当りの場合
に、次の当りまでの前記図柄変動表示装置における図柄
変動パターンの演出時間を短縮する時短手段と、前記確
変手段による高確率状態が所定回数連続したとき、或い
は前記時短手段による時間短縮状態が所定回数連続した
ときに、当該所定回数を限度として高確率状態或いは時
短状態を強制的に終了させるリミッタ手段と、前記リミ
ッタ手段の作動を、前記図柄変動表示装置の図柄変動パ
ターンによって遊技者に報知するリミッタ報知手段と、
を有している。
【0017】請求項1記載の発明によれば、リミッタ手
段の作動時に、この作動時であることを遊技者に対し
て、図柄変動表示装置の図柄変動パターンを用いて報知
するようにしたため、遊技中に遊技者が集中する領域で
の報知となり、他の位置でのランプや音声等での報知に
比べ遊技者へ確実に報知できる。
【0018】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記図柄変動表示装置の図柄変動
パータンに、前記リミッタ手段の作動時であることを専
用に報知する図柄変動パターンを設けることを特徴とし
ている。
【0019】請求項2記載の発明によれば、前記リミッ
タ手段の作動時あるときに、専用の図柄変動パターンに
より演出することで、遊技者は容易に理解することがで
きる。
【0020】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載の発明において、前記専用の図柄変動パターンが、
極めて短い演出時間で、かつ停止時の図柄配列が外れで
ある、ことを特徴としている。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、リミッタ
手段が作動しているということは、例えば、リーチパタ
ーン(当る期待度が高い図柄変動パターン)後、当りに
なることはあり得ないため、このリーチパターンを短い
演出時間で実行するようにすれば、遊技者はリミッタ作
動を認識することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係るパ
チンコ機110の遊技盤111が示されている。この遊
技盤111における円弧状のレール112で囲まれた領
域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0023】ゲージ部114には、全面に渡って複数の
釘116が打ち込まれ、レール112を通って打ち出さ
れたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘
116によって形成される案内路に案内されながら、落
下していくようになっている。また、この釘116の
他、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、風
車118が取り付けられており、パチンコ球を予期しな
い方向へ方向転換させるようになっている。
【0024】さらに、ゲージ部114には複数の位置に
入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ
球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払
い出されるようになっている。
【0025】このようなゲージ部114は、ほぼ左右対
称系とされており、この中央部には特別図柄変動装置と
しての電動役物ユニット122が配置され、その表示部
124が露出されている。この表示部124の下方には
電動役物ユニット122を始動するための第1の始動口
としての特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0026】特別図柄始動入賞口126のさらに下方に
は、大入賞口128が配置され、この大入賞口128を
開閉する開閉部材129は、前記電動役物ユニット12
2での所謂当りの表示状態で所定時間開放され、大量の
パチンコ球を入賞させることができる構成となってい
る。
【0027】なお、この特別図柄始動入賞口126に入
賞したパチンコ球は、最大4球分保留され、電動役物ユ
ニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、
保留された分が消化されるようになっている。この保留
球の数は、電動役物ユニット122の図1における表示
部124の左右には、4個の特別図柄保留ランプ200
の点灯/消灯状態によって報知している(点灯が保
留)。
【0028】また、ゲージ部114には、第2の始動口
としての普通図柄始動入賞口130と、0〜9までの一
桁の数字を表示可能な普通図柄表示部132とが設けら
れており、普通図柄始動入賞口130にパチンコ球が入
賞すると、普通図柄表示部132の表示が変動し、所定
当り数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に設
けられた可動部としての電動チューリップ134が所定
時間開放するようになっている。この電動チューリップ
134の開放により、特別図柄始動入賞口126への入
賞の確率が物理的に高まることになる。
【0029】上記ゲージ部114の下部には、発射装置
としてのハンドル136と、パチンコ球を受ける受け皿
138とが前面側に設けられたパネル140が設けられ
ている。ハンドル136は、前記パネル140の内部か
ら突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を
中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこの
ハンドル136を把持して回転することで、発射装置が
稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度が設
定されるようになっている。なお、この回転には、復帰
付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的に
元の回転位置に戻る構造となっている。
【0030】図2には、パチンコ機110を制御するた
めの制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基
板150を中心として、払出制御基板152、音声制御
基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板15
8、図柄表示制御基板160等、機能毎に分類されてい
る(なお、以下これらを総称する場合副制御基板151
という)。
【0031】なお、主制御基板150並びに副制御基板
151は、管理制御基板206を介してパチンコ店側の
ホールコンピュータ208に接続することにより、パチ
ンコ機の稼動状況を管理することも可能となっている。
【0032】主制御基板150には、遊技に関する基本
的なプログラムが記憶されており、この主制御基板15
0からの命令信号に基づいて、その他の副制御基板15
1が独自に実行する。すなわち、主制御基板150は基
本的に命令を出力するのみで、その結果等のフィードバ
ックは受けない構成となっている。
【0033】払出制御基板152は、パチンコ球の払出
し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パ
チンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果
音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156
は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技
盤状態表示灯)164の点灯・消灯を制御し、発射制御
基板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御す
る。
【0034】図柄表示制御基板160は、前記表示部1
24が表示ドライバ166を介して接続されており、主
制御基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出
効果をもたらす表示を実行する。なお、この図柄表示制
御基板160は、普通図柄表示部132も制御する。
【0035】前記主制御基板150には、特別図柄始動
入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及
び普通図柄始動入賞口130に設けられた普通図柄入賞
センサ170、各入賞口120に設けられた入賞センサ
172、並びに大入賞口128に入賞したパチンコ球を
検出する大入賞口センサ173が接続されている。な
お、大入賞口128には、大入賞口の開閉動作を継続す
るためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにも
Vゾーンセンサ171が設けられている。
【0036】また、この主制御基板150には、電動チ
ューリップ134を開閉させるためのソレノイド17
4、大入賞口128の開閉部材129を開閉させるため
のソレノイド175、特別図柄保留ランプ200が接続
されている。
【0037】また、主制御基板150では、特別図柄や
普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部
124での表示内容を選択し、図柄表示制御基板160
へ命令信号を出力する。すなわち、図柄表示制御基板1
60には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容の
データが予め記憶されており、命令信号に基づいてデー
タが選択されて、起動するようになっている。
【0038】ここで、本実施の形態では、前記抽選の結
果の当りの中で、確率変動(確変)となる機能を備えて
いる。これは、図柄が数字の場合における当り図柄(3
列の図柄が同図柄となったとき)の内、表示部124に
おいて奇数図柄を揃わせることで、遊技者に報知するよ
うになっている。
【0039】この確変が開始すると、次回の抽選から当
る確率が高くなる(1/300から1/50程度に確
変)ようになっている。
【0040】また、この確変機能に代えて、或いはこの
確変と併用されて、時短となる機能を備えている。時短
とは、図柄変動パターンの演出時間を短縮する機能であ
り、この時短機能により、遊技の進行を早め、結果とし
て遊技者に有利となり得る。
【0041】図3は、この確変機能を中心として機能ブ
ロック図が示されている。なお、前記確変機能と時短機
能とを併せて説明する。なお、図3は、機能を分類して
示したものであり、ハード的には図2に示す主制御基板
150と図柄表示制御基板160で構成されている。
【0042】特別図柄入賞センサ168から出力される
パチンコ球を検出した信号は、抽選部250へ入力す
る。この抽選部250には、確変/時短制御部252が
接続されており、抽選結果が確変/時短制御部252へ
送出される。確変/時短制御部252では、抽選結果に
基づいて抽選部250の確率を変更するか否か、或いは
図柄変動パターンを時短モードとするか否かを判断し、
その結果を抽選部250へフィードバックする。
【0043】また、抽選部250は、(図柄変動)パタ
ーン設定部254に接続されており、抽選結果をこのパ
ターン設定部254に出力する。パターン設定部254
には、パターンデータベース256が接続されており、
抽選部250から受けた信号に基づいて図柄変動パター
ンが読み出される。読み出された図柄変動パターンは、
表示制御部258によって制御される表示部124へ送
られ(図3では、表示ドライバ166の図示を省略)、
表示される。
【0044】また、前記確変/時短制御部252には、
リミッタ制御部260が接続されている。リミッタ制御
部260では、確変/時短制御部252を制御して、抽
選部250における抽選結果が入力されるようになって
おり、本実施の形態では、確変の場合、5回連続当りを
限度として、確変を強制終了するようになっている(リ
ミッタ作動)。
【0045】このリミッタ制御部260におけるリミッ
タ作動信号は、パターン設定部254にも送られ、これ
により、パターン設定部254では、パターンデータベ
ース256からリミッタ作動を報知するために専用に設
けられた図柄変動パターンを読み出すようになってい
る。
【0046】このため、表示部124に表示される図柄
変動パターンがこの専用の図柄変動パターンである場
合、遊技者は、リミッタが作動したと認識できることに
なる。
【0047】なお、時短機能についても同様に、リミッ
タが作動すると、時短終了を報知するための専用の図柄
変動パターンが読み出されるようにないっている。
【0048】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0049】まず、パチンコ球が発射されると、レール
112に案内されてゲージ部114の釘116や風車1
18等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落
下していく。ここで、入賞口120に入賞すると、予め
定められた数のパチンコ球が払い出される(賞球)。ま
た、普通図柄始動入賞口130に入賞するとこれを普通
図柄入賞センサ170で検出する。
【0050】この検出により、主制御基板150では、
普通図柄の抽選が開始される。すなわち、乱数カウンタ
を用いて、所定の確率で0〜9までの数字を抽選する。
抽選の結果、外れの場合には、特に遊技状態に変化はな
い。一方、抽選の結果、当り(例えば、当り数字の7が
抽選される)の場合には、主制御基板150は、特別図
柄始動入賞口126に設けられた電動チューリップ13
4を開放状態とするべく、ソレノイド174へ通電す
る。これにより、特別図柄始動入賞口にパチンコ球が入
り易い、高確率状態とすることができる。
【0051】前記特別図柄始動入賞口126にパチンコ
球が入賞すると、主制御基板150では、乱数カウンタ
を用いて所定の確立で大当り抽選が開始される。この大
当り抽選の結果、当り/外れが決定すると、それぞれに
おいて、予め準備された図柄変動パターン(図柄変動パ
ターン)を選択(乱数カウンタで選択してもよい)し
(ステップ304)、図柄表示制御基板160を含む演
出に関連する制御基板へコマンド信号を送出する。
【0052】図柄表示制御基板160では、受信したコ
マンド信号に基づいて、表示ドライバ166を介して表
示部124に図柄変動パターンを表示する。この図柄変
動パターンにおいては、リーチを経由した当り、外れリ
ーチ、リーチを経由しない外れ等、様々な演出があり、
遊技者は期待感をもって抽選結果を待つことができる。
【0053】ここで、当りとなった場合には、大入賞口
128の開閉部材129が所定時間、所定回数開放する
ことで、パチンコ球の入賞の確率が極めて大きくなる、
遊技者の有利な状態とすることができる。
【0054】上記図柄変動表示中に、特別図柄始動入賞
口126にパチンコ球が入賞すると、抽選はその時点で
なされるが、現在進行中の図柄変動表示中が終了するま
で図柄変動表示を待機する。これは、保留ランプ200
が点灯することで、遊技者に報知される。
【0055】また、抽選の結果が当りの場合、さらに、
確変図柄であると、以後の抽選確率が高確率となり、当
りが出易くなる。このため、遊技者は連続して有利な状
態で遊技を進行することができ、パチンコ球の報酬を増
大させることができる。
【0056】しかし、この確変は本実施の形態では、5
回と定められており、5回連続して当りとなると、リミ
ッタが作動して、強制的に確変状態が解除される。
【0057】この場合、従来では、リミッタの作動(確
変の強制解除)をランプや音声等で報知していたが、表
示部124に集中している遊技者は、この報知を見過ご
したり、聞き逃したりすることが多かった。このため、
遊技者は、依然として確変が続いていると誤認して、遊
技の終了時期を逸することにもなっていた。また、店側
にとっても、リミッタ作動状態を認識しないと、報酬を
受けたパチンコ球を収容するドル箱を常に用意する必要
があり、多大な労力となっていた。
【0058】そこで、本実施の形態では、リミッタの作
動を遊技者が集中して凝視している表示部124の図柄
変動パターンにより報知するようにし、遊戯者への報知
を確実なものとしている。
【0059】以下、図4にリミッタ作動から報知までの
流れを示す。
【0060】パチンコ球が特別図柄始動入賞口126に
入賞し(ステップ300)、抽選が行われ(ステップ3
02)、図柄変動後(ステップ304)、その結果が当
りであると、確変回数が1カウントする(ステップ30
6)。
【0061】その後、入賞、抽選、確変当りが繰り返さ
れる毎に確変回数が1カウントずつアプする(ステップ
308乃至ステップ338までが、確変回数4回を示
す)。
【0062】なお、この確変当りが連続しない場合に
は、確変回数カウントはリセットされる。
【0063】確変回数が4回となった後、ステップ34
0で入賞し、抽選(ステップ342)、図柄変動(ステ
ップ344)の結果、5回目の確変当り(ステップ34
6)となる。
【0064】確変回数カウントが5となると、リミッタ
が作動し(ステップ348)、この5回目のか確変当り
による大当り処理(ステップ350)が実行される。
【0065】ここで、ステップ348によるリミッタの
作動後の態様としては、まず、確変以外の当りがあり得
る。この場合には、入賞、抽選後(ステップ352、3
54)、通常の当り図柄変動パターンの演出の結果が通
常当りとなり(ステップ356、358)、大当り処理
後(ステップ360)、リミッタ作動が解除され、かつ
確変カウントがリセット(解除)される(ステップ36
2)。その後、通常の確変でゲームを進行する(ステッ
プ364)。
【0066】また、ステップ354における抽選の結果
が外れパターンの場合があり得る。この場合、ステップ
366において、外れの図柄変動パターンでの演出がな
され、外れが確定(ステップ368)すると、ステップ
352へ戻る。
【0067】一方、入賞、ステップ354における抽選
結果で確変当りとなる図柄変動のリーチパターンが出現
した場合、遊技者がリミッタが作動していることをうっ
かり忘れる、或いは気づかない場合、さらに確変当りを
期待することになる。
【0068】そこで、本実施の形態では、確変図柄リー
チパターンが出現した場合、通常よりも短時間で外れと
する演出を行う(ステップ370の図柄変動及びステッ
プ372の外れ表示)。これは、確変終了を示す専用の
図柄変動パターンとして登録されているため、このとき
以外は出現しないパターンであるため、遊技者に対し
て、リミッタが作動していることを気づかせることがで
きる。なお、この短時間の確変図柄でのリーチパターン
の外れ表示後は、捨て354へ戻る。
【0069】また、この報知を、遊技者が集中している
表示部124の図柄変動パターンで行っているため、確
実に遊技者に報知することができる。
【0070】なお、本実施の形態では、リミッタ作動時
に、確変図柄でリーチになった場合(左、中図柄が確変
図柄)に通常よりも短時間で外れとする(右図柄が左、
中図がとは異なる図柄で停止)ようにしたため、この図
柄変動パターンに集中している遊技者は、通常とは異な
ることを迅速に伝えることができ、リミッタ作動時であ
ることを容易に認識することができる。
【0071】また、本実施の形態では、リミッタ作動を
例にとり、その報知手順について説明したが、作動、非
作動がわかりずらい、時短に応用することができ、この
時短についても同様に表示部124への表示により、確
実に遊技者に報知することができる。
【0072】以上説明したように、本実施の形態では、
高確率時又は変動時間短縮機能作動時に、異なった一定
の図柄変動パターン又は特定の変動パターンのみ出現す
る場合、遊技者は高確率時又は変動時間短縮機能作動時
でもさらにリミッタ作動時ということが遊技者に報知
(告知)できる。
【0073】また、「特定図柄」では大当りしないこと
が明瞭に報知されるため、射幸心を無駄に煽ることが抑
止される。
【0074】さらに、リミッタであることがわかること
により、次回の大当りが特定の図柄ではないことが保証
されるために、ホール関係者にとってもドル箱(パチン
コ球を入れる箱)の用意の効率もよく、人手が省かれ
る。また、遊技者にとっても特定の図柄がこないために
大当り終了後の「やめどき」がはっきりして分かり易
い。
【0075】また、「特定図柄」でリーチがないため、
リミッタ時の時間効率がリミッタ時以外の高確率中より
もよく、早くリミッタ作動が終了する。
【0076】さらに、ランプや音声で報知する遊技機
で、ランプや音声不良でも表示部124のみで報知で
き、さらに遊技者は遊技中に表示部124に集中してい
るので、大きな報知効果を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、リミッタ
作動時に、リミッタ未作動時とは異なった図柄の変動を
実行し、リミッタ作動時にリミッタ作動時であることを
遊技者に明確に報知することができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコパチンコ機の正面
図である。
【図2】本実施の形態に係るパチンコ機の制御系を示す
ブロック図である。
【図3】本実施の形態に係るリミッタ状態を報知する制
御の機能ブロック図である。
【図4】本実施の形態に係るリミッタ作動状態を報知す
るゲームの流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
110 パチンコ機(遊技機) 114 ゲージ部 122 電動役物ユニット 124 表示部 126 特別図柄始動入賞口 150 主制御基板 160 図柄表示制御基板 168 特別図柄入賞センサ 250 抽選部 252 確変/時短制御部 254 パターン設定部 256 パターンデータベース 258 表示制御部 260 リミッタ制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動口に入賞することで抽選が実行さ
    れ、抽選の結果を、所定時間の複数列の図柄の変動パタ
    ーン及び前記所定時間後に変動パターンが停止した当該
    図柄配列の状態で遊技者に報知する図柄変動表示装置を
    備え、前記抽選の結果が当りの場合に、遊技者にとって
    有利な遊技状態とすることが可能な遊技機であって、 前記当り図柄の配列において、特定の配列の場合に前記
    抽選の確率を高確率に変更する確変手段と、 前記抽選の結果が当りの場合に、次の当りまでの前記図
    柄変動表示装置における図柄変動パターンの演出時間を
    短縮する時短手段と、 前記確変手段による高確率状態が所定回数連続したと
    き、或いは前記時短手段による時間短縮状態が所定回数
    連続したときに、当該所定回数を限度として高確率状態
    或いは時短状態を強制的に終了させるリミッタ手段と、 前記リミッタ手段の作動を、前記図柄変動表示装置の図
    柄変動によって遊技者に報知するリミッタ報知手段と、
    を有する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記図柄変動表示装置の図柄変動パータ
    ンに、前記リミッタ手段の作動時であることを専用に報
    知する図柄変動パターンを設けることを特徴とする請求
    項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記専用の図柄変動パターンが、極めて
    短い演出時間で、かつ停止時の図柄配列が外れである、
    ことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
JP2000385482A 2000-12-19 2000-12-19 遊技機 Pending JP2002177554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000385482A JP2002177554A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000385482A JP2002177554A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002177554A true JP2002177554A (ja) 2002-06-25

Family

ID=18852739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000385482A Pending JP2002177554A (ja) 2000-12-19 2000-12-19 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002177554A (ja)

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261404A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2006042887A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2007236411A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP2007325964A (ja) * 2007-09-12 2007-12-20 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2009247643A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2010029370A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2010110636A (ja) * 2009-12-28 2010-05-20 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2010279784A (ja) * 2010-09-22 2010-12-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2011183102A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011182873A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2011217832A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011229778A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011229775A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011239943A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012061184A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2012086042A (ja) * 2011-12-26 2012-05-10 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2020116321A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020116320A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004261404A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2006042887A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Takeya Co Ltd 遊技機
JP4655531B2 (ja) * 2004-07-30 2011-03-23 株式会社竹屋 遊技機
JP2007236411A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機
JP4590605B2 (ja) * 2006-03-03 2010-12-01 タイヨーエレック株式会社 弾球遊技機
JP2007325964A (ja) * 2007-09-12 2007-12-20 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP4633771B2 (ja) * 2007-09-12 2011-02-16 株式会社藤商事 弾球遊技機
JP2009247643A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Sammy Corp 弾球遊技機
JP4632376B2 (ja) * 2008-04-08 2011-02-16 サミー株式会社 弾球遊技機
JP2010029370A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2010110636A (ja) * 2009-12-28 2010-05-20 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2011182873A (ja) * 2010-03-05 2011-09-22 Takao Co Ltd 弾球遊技機
JP2011183102A (ja) * 2010-03-11 2011-09-22 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2011217832A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011229778A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011229775A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011239943A (ja) * 2010-05-18 2011-12-01 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2012061184A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010279784A (ja) * 2010-09-22 2010-12-16 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012086042A (ja) * 2011-12-26 2012-05-10 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2020116321A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2020116320A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7036409B2 (ja) 2019-01-28 2022-03-15 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7040775B2 (ja) 2019-01-28 2022-03-23 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5341958B2 (ja) 遊技機
JP3172641B2 (ja) 遊技機
JP2002177554A (ja) 遊技機
JP5596759B2 (ja) 遊技機
JP2008022875A (ja) スロットマシン
JPH11333088A (ja) 抽選遊戯装置の入賞実績表示装置、及びこれを備えた抽選遊戯装置
JPH10277246A (ja) 遊技機
JP5122608B2 (ja) 回胴式遊技機
JPH11104314A (ja) 遊技機
JP2005027874A (ja) 遊技機
JP2001046703A (ja) 弾球遊技機
JP2002058791A (ja) スロットマシン
JP2003102918A (ja) 遊技球を用いたスロットマシン
JP4721381B2 (ja) スロットマシン
JP2002017999A (ja) 遊技機
JP2001054652A (ja) 弾球遊技機
JP4334217B2 (ja) 遊技台、遊技台用プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体
JP2002360899A (ja) 遊技機および遊技機の制御方法
JP7510195B2 (ja) 遊技機
JP5837158B2 (ja) 遊技機
JP2005185596A (ja) 弾球遊技機
JP2866722B2 (ja) 弾球遊技機
JP2003220185A (ja) スロットマシン
JP7510190B2 (ja) 遊技機
JP7510189B2 (ja) 遊技機