JPH11220461A - 時刻品質情報検出装置及びその検出方法 - Google Patents

時刻品質情報検出装置及びその検出方法

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JPH11220461A
JPH11220461A JP10018496A JP1849698A JPH11220461A JP H11220461 A JPH11220461 A JP H11220461A JP 10018496 A JP10018496 A JP 10018496A JP 1849698 A JP1849698 A JP 1849698A JP H11220461 A JPH11220461 A JP H11220461A
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JP
Japan
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time
signal
satellite
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telemeter
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Application number
JP10018496A
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English (en)
Inventor
Shinya Sakuma
眞也 佐久間
Toru Murata
徹 村田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11220461A publication Critical patent/JPH11220461A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星時刻のエラーを検知する。 【解決手段】 テレメータ同期部1はテレメータ信号a
からフレーム同期信号を検出してフレーム同期を完成し
そのステータスを同期ロック信号dとして出力すると共
に、衛星時刻信号bを抽出する。時刻データタイミング
発生器2は入力テレメータ信号aに同期したクロックを
基に入力ラッチタイミングh及びカウントタイミングi
を発生する。時刻データ発生器3は入力ラッチタイミン
グhにより衛星時刻bをロードする。比較器4は衛星時
刻bと時刻データgとを比較して衛星時刻/時刻データ
一致信号fを出力する。衛星時刻出力制御回路5は同期
ロック信号d及び信号fを基に時刻品質情報eを発生す
る。衛星時刻出力部6は時刻品質情報eが「良し」のと
きのみ出力時刻信号cを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時刻品質情報検出装
置及びその検出方法に関し、特に衛星を利用したリモー
トセンシング画像信号の時刻品質情報検出装置、及びそ
の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人工衛星からダウンリンクデータ(テレ
メータ信号)として送られてくるリモートセンシング画
像を地上にて処理する場合、データに多重されている衛
星時刻を利用してデータを切り出し(取り出し)処理す
ることがある。この場合、(テレメータ信号を構成す
る)データの中から衛星時刻を抽出し、時刻(情報のデ
ータ)品質情報(TIME Q/D)を作成し、このT
IME Q/Dを基に、データの切り出し処理を行う。
【0003】テレメータ信号は一定周期を持つ連続した
多数の(データ)フレームにて構成され、まず、PLL
(位相ロックドループ)回路にて、データに同期したク
ロックを発生する。このクロックによりデータからフレ
ーム同期信号を検出する。フレーム同期信号が検出され
ると、それを基に例えばPLL回路により連続的なかつ
安定な再生フレーム同期信号を発生する。
【0004】入力データのフレーム同期信号と再生フレ
ーム同期信号との位相が合致(同期)すると、同期ロッ
クが確立(オン)したと呼ぶ。同期ロック確立(オン)
時、クロック信号と再生フレーム同期信号とを基にフレ
ーム毎に挿入されている衛星時刻(信号)を抽出する。
【0005】衛星からの時刻情報は、例えば衛星からの
画像データが気象衛星の雲の画像のように時間的に変化
する画像データの場合、特に重要な情報である。衛星か
らのデータ伝送路(電波による送受信)は必ずしも常に
良好な伝送特性を持つとはいえず、(衛星)時刻情報を
含めて一般にデータには常にエラーが伴う。
【0006】特開平3−155296号公報には、図4
に示すような衛星時刻情報の補正方法が提案されてい
る。すなわち、図4において、テレメータ信号aがテレ
メータ同期部1に入力され、テレメータ同期部1はフレ
ームパルスjを抽出するとともに、時刻情報bを含むフ
レームのタイムスロットから、例えば1秒毎の衛星時刻
bを抽出して出力する。
【0007】PLL回路8はこのフレームパルスjとク
ロック発生器7からのクロック信号とを基に、フレーム
パルスjに同期したクロックkを発生させる。タイムカ
ウンタ3はクロックkを基に1秒以下の細分化された高
精度時刻信号gを発生する。
【0008】オフセット部9は衛星時刻bと高精度時刻
信号gとに外部から入力される補正データlを加味して
合成した出力時刻cを発生させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−15529
6号公報記載の図4に示す提案の場合、「テレメータ同
期処理」=「衛星時刻抽出」としていたため、同期処理
を行った後、衛星時刻bの抽出を行い、次段以降(同期
処理以降)にてデータ処理を行っていた。
【0010】このため、テレメータ同期ロックが確立
(ロックオン)した状態にて、ビットエラーが存在する
ような品質の悪いデータの場合、抽出した衛星時刻bに
誤りが存在し、次段以降のデータ処理に悪影響を及ぼす
問題がある。
【0011】また、PLL回路を使用しているため、高
精度ではあるが、回路規模が大きくなる問題がある。す
なわち通常、同期処理部の前段(図示せず)において
も、テレメータ信号のビットクロックを発生しているた
め、同じ様なPLL回路をすでに備えている。従って、
装置全体でみるとPLL回路が独立して複数個存在する
ことになり、効率が悪い。
【0012】本発明の目的は、衛星時刻のエラーを検知
する時刻品質情報検出装置及びその検出方法を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によるれば、衛星
よりのテレメータ信号からフレーム同期信号を検出し同
期ロックを確立した後それを基に衛星時刻信号を抽出す
る時刻品質情報検出装置であって、前記テレメータ信号
から分離されたクロック信号及び前記フレーム同期信号
を基に時刻データを発生する時刻データ発生手段と、前
記衛星時刻信号と前記時刻データとを比較する比較手段
と、前記同期ロック確立時前記衛星時刻信号と前記時刻
データとが一致した場合一致信号を出力する時刻品質情
報発生手段と、前記一致信号出力時のみ前記衛星時刻信
号を出力する衛星時刻出力手段とを含むことを特徴とす
る時刻品質情報検出装置が得られる。
【0014】また、前記時刻データ発生手段は、前記テ
レメータ信号から分離された前記フレーム同期信号を基
に前記衛星時刻信号を入力ラッチするとともに前記テレ
メータ信号から分離されたクロック信号にてインクリメ
ントすることによって前記時刻データを発生することを
特徴とする。
【0015】また、本発明によれば、衛星よりのテレメ
ータ信号からフレーム同期信号を検出し同期ロックを確
立した後それを基に衛星時刻信号を抽出する時刻品質情
報検出方法であって、前記同期ロックが外れたとき時刻
品質情報を「不良」とするステップと、前記同期ロック
が回復したとき衛星時刻信号と時刻データとの一致があ
れば時刻品質情報を「良」とするステップとを含むこと
を特徴とする時刻品質情報検出方法が得られる。
【0016】本発明の作用は次の通りである。従来、抽
出された衛星時刻はチェックなしに出力されていたが、
本発明においては、衛星時刻に影響されない独自の時刻
データを発生し、この2つの時刻が一致したときのみ出
力し、衛星時刻として次段データ処理に使用する。この
とき同時に、衛星時刻の出力を制御する信号を「時刻品
質情報」として出力する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明による時刻品質情報検出装置
の、実施例の構成を示すブロック図であり、図4と同等
部分は同一符号にて示している。図1において、本発明
による時刻品質情報検出装置はテレメータ信号入力aか
ら同期ロックの確立を示す同期ロック信号dを出力し、
衛星時刻情報(衛星の持つ時計装置からの時刻情報であ
ってテレメータ信号中に衛星時刻データとして挿入され
ている)bを抽出するテレメータ同期部1と、衛星時刻
情報bから時刻品質情報eを基にエラーデータを削除し
た出力時刻信号cを出力する衛星時刻出力部6とにより
構成される。
【0019】また、入力ラッチタイミングh及びカウン
トタイミングiを出力する時刻データタイミング発生器
(ゼネレータ;GEN.)2と、衛星時刻信号b及び入
力ラッチタイミングh並びにカウントタイミングiを基
に時刻データgを発生する時刻データ発生器3と、衛星
時刻信号b及び時刻データgを比較し衛星時刻bと時刻
データgが一致したことを示す信号fを発生する比較器
(コンパレータ;COMP.)4と、同期ロック信号d
及び信号fを基に時刻品質情報eを発生する衛星時刻出
力制御回路5とにより構成される。
【0020】本発明の実施例の動作を図1により説明す
る。図2に示す様に、テレメータ信号aには、フレーム
毎に衛星時刻が挿入されている。フレーム周期は例えば
2.4ms周期であり、衛星時刻は最小単位が「秒」で
あるため、いくつかのフレームに同じ衛星時刻が挿入さ
れている。テレメータ同期部1はテレメータ信号aから
フレーム同期信号を検出してフレーム同期(ロック)を
確立し、そのステータス(同期ロックオン)を同期ロッ
ク信号(図2参照)dとして出力するとともに、衛星時
刻信号(図2参照)bを抽出する。
【0021】時刻データタイミング発生器2は入力テレ
メータ信号aに同期したクロック(発生器は図示せず)
及び再生フレーム同期信号mを基に入力ラッチタイミン
グh及びカウントタイミングiを発生する。
【0022】時刻データ発生器3は入力ラッチタイミン
グhにより衛星時刻bをロードする。一度、衛星時刻b
をロードした時刻データ発生器3は、それ以降、テレメ
ータ同期部1がロックオフ(同期ロックが外れる)を検
出した場合、あるいは時刻品質情報eが「不良」となっ
た場合を除いて、カウントタイミングiにより時刻デー
タgをインクリメントする。
【0023】比較器4は衛星時刻bと時刻データgとを
比較して衛星時刻bと時刻データgとが一致している場
合、衛星時刻/時刻データ一致信号fを出力する。衛星
時刻出力制御回路5は同期ロック信号d及び衛星時刻/
時刻データ一致信号fを基に、時刻品質情報(図2参
照、衛星時刻bと時刻データgとが一致しているときは
「良し」、一致しないときは「不良」となる)eを発生
する。
【0024】衛星時刻出力部6は、時刻品質情報eが
「良し」のときのみ衛星時刻bを出力時刻信号(図2参
照)cとして出力する。
【0025】テレメータ同期がロックオフとなったとき
のフローを図3のフローチャートにより説明する。テレ
メータ同期部1におけるテレメータ同期が、ロックオフ
となった(ステップ11)場合、時刻品質情報eは「不
良」となり(ステップ12)、出力時刻信号cは出力さ
れない。
【0026】ついで、テレメータ同期がロックオンした
(ステップ13がYES)場合、衛星時刻bと時刻デー
タgとが、一致するかどうかを判定し(ステップ1
4)、一致した(ステップ14がYES)場合は、時刻
品質情報eは「良し」となり(ステップ15)、出力時
刻信号cが出力される。
【0027】衛星時刻bと時刻データgとの、一致を確
認し(ステップ16がYES)、テレメータ同期のロッ
クオンを、確認して(ステップ17がYES)、ステッ
プ15に戻る。
【0028】ステップ14あるいは16がNOの場合は
ステップ12に戻り、ステップ13あるいは17がNO
の場合はステップ11に戻る。
【0029】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、従
来のテレメータ信号からの衛星時刻抽出装置のようにク
ロック発生器・補正データ等の外部データ(テレメータ
信号及びそのクロック以外)を使用することなくより高
精度かつ信頼性の高い衛星時刻が得られるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例の各部波形図である。
【図3】本発明の実施例のフローチャートである。
【図4】従来の衛星時刻抽出装置の一例のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 テレメータ同期部 2 時刻データタイミング発生器 3 時刻データ発生器 4 比較器 5 衛星時刻出力制御回路 6 衛星時刻出力部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星よりのテレメータ信号からフレーム
    同期信号を検出し同期ロックを確立した後それを基に衛
    星時刻信号を抽出する時刻品質情報検出装置であって、
    前記テレメータ信号から分離されたクロック信号及び前
    記フレーム同期信号を基に時刻データを発生する時刻デ
    ータ発生手段と、前記衛星時刻信号と前記時刻データと
    を比較する比較手段と、前記同期ロック確立時前記衛星
    時刻信号と前記時刻データとが一致した場合一致信号を
    出力する時刻品質情報発生手段と、前記一致信号出力時
    のみ前記衛星時刻信号を出力する衛星時刻出力手段とを
    含むことを特徴とする時刻品質情報検出装置。
  2. 【請求項2】 前記時刻データ発生手段は、前記テレメ
    ータ信号から分離された前記フレーム同期信号を基に前
    記衛星時刻信号を入力ラッチするとともに前記テレメー
    タ信号から分離されたクロック信号にてインクリメント
    することによって前記時刻データを発生することを特徴
    とする請求項1記載の時刻品質情報検出装置。
  3. 【請求項3】 前記時刻品質情報発生手段は、前記同期
    ロック確立時前記衛星時刻信号と前記時刻データとが不
    一致の場合不一致信号を外部に出力することを特徴とす
    る請求項1あるいは2記載の時刻品質情報検出装置。
  4. 【請求項4】 衛星よりのテレメータ信号からフレーム
    同期信号を検出し同期ロックを確立した後それを基に衛
    星時刻信号を抽出する時刻品質情報検出方法であって、
    前記同期ロックが外れたとき時刻品質情報を「不良」と
    するステップと、前記同期ロックが回復したとき衛星時
    刻信号と時刻データとの一致があれば時刻品質情報を
    「良」とするステップとを含むことを特徴とする時刻品
    質情報検出方法。
JP10018496A 1998-01-30 1998-01-30 時刻品質情報検出装置及びその検出方法 Pending JPH11220461A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111049606A (zh) * 2019-09-29 2020-04-21 广东星舆科技有限公司 一种gnss接收机快速帧同步的方法及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111049606A (zh) * 2019-09-29 2020-04-21 广东星舆科技有限公司 一种gnss接收机快速帧同步的方法及系统
CN111049606B (zh) * 2019-09-29 2021-12-17 广东星舆科技有限公司 一种gnss接收机快速帧同步的方法及系统

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