JPH09181709A - Cmi符号用クロック抽出回路 - Google Patents
Cmi符号用クロック抽出回路Info
- Publication number
- JPH09181709A JPH09181709A JP7340084A JP34008495A JPH09181709A JP H09181709 A JPH09181709 A JP H09181709A JP 7340084 A JP7340084 A JP 7340084A JP 34008495 A JP34008495 A JP 34008495A JP H09181709 A JPH09181709 A JP H09181709A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clock
- counter
- cycle
- change point
- input signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プルイン動作が速くしかもジッタの抑制が優
れたクロック抽出回路を得る。 【解決手段】 入力信号bの伝送速度より十分高いサイ
クルのクロックaを出力する発振器1と信号bの変化点
を検出する検出器2と、クロックaを所定数カウントし
て信号bの抽出しようとするクロックのサイクルに相当
するサイクルでクロックを出力するカウンタ3と、カウ
ンタ3のカウント値と検出した変化点を比較して変化点
が基準とする所定のカウント値より外れている場合、次
に検出される入力信号の変化点が基準とする所定のカウ
ント値と一致するようにカウンタがカウントする所定数
が増加又は減小するようにカウンタを制御する回路
(4,5)で構成し、カウンタ3が出力するクロックを
入力信号に含まれているクロックを同期させてクロック
抽出する。
れたクロック抽出回路を得る。 【解決手段】 入力信号bの伝送速度より十分高いサイ
クルのクロックaを出力する発振器1と信号bの変化点
を検出する検出器2と、クロックaを所定数カウントし
て信号bの抽出しようとするクロックのサイクルに相当
するサイクルでクロックを出力するカウンタ3と、カウ
ンタ3のカウント値と検出した変化点を比較して変化点
が基準とする所定のカウント値より外れている場合、次
に検出される入力信号の変化点が基準とする所定のカウ
ント値と一致するようにカウンタがカウントする所定数
が増加又は減小するようにカウンタを制御する回路
(4,5)で構成し、カウンタ3が出力するクロックを
入力信号に含まれているクロックを同期させてクロック
抽出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMI符号を用い
たディジタル通信での受信データの中に含まれているク
ロック情報を取り出してクロックを作成するためのCM
I符号用クロック抽出回路に関する。
たディジタル通信での受信データの中に含まれているク
ロック情報を取り出してクロックを作成するためのCM
I符号用クロック抽出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信では、送信側でデータを
加工して、データの中に情報を含ませて、データを送信
し、受信側ではデータの中に含まれているクロック情報
を取り出してその情報からクロックを作成して使用す
る。
加工して、データの中に情報を含ませて、データを送信
し、受信側ではデータの中に含まれているクロック情報
を取り出してその情報からクロックを作成して使用す
る。
【0003】クロックの抽出にはアナログ方式とディジ
タル方式がある。アナログ方式の一例を図6(a)に示
す。この回路は同図(b)のタイムチャートに示すよう
に受信入力信号(A)からクロック(E)を抽出する。
タル方式がある。アナログ方式の一例を図6(a)に示
す。この回路は同図(b)のタイムチャートに示すよう
に受信入力信号(A)からクロック(E)を抽出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クロック抽出回路がア
ナログ方式の場合、次のような問題がある。
ナログ方式の場合、次のような問題がある。
【0005】1)高周波では不安定、 2)回路調整が必要、 3)ステップ変化ができない、 4)ロックレンジがせまい、 5)振動に弱い。
【0006】また、ディジタル方式は専用ICにより回
路がワンチップ化されており、コストが高いという問題
がある。
路がワンチップ化されており、コストが高いという問題
がある。
【0007】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、プル
イン動作が速く受信信号の初期状態からクロック抽出が
できると共に、ジッタを抑制しうるCMI符号用クロッ
ク抽出回路を提供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、プル
イン動作が速く受信信号の初期状態からクロック抽出が
できると共に、ジッタを抑制しうるCMI符号用クロッ
ク抽出回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のCMI符号用ク
ロック抽出回路は、入力信号の変化点を検出する検出器
と、クロックを所定数カウントして入力信号の抽出しよ
うとするクロックのサイクルに相当するサイクルでクロ
ックを出力するカウンタと、カウンタのカウント値を検
出した変化点を比較して変化点を基準とする所定のカウ
ント値より外れている場合、次に検出される入力信号の
変化点が基準とする所定のカウント値と一致するように
カウンタがカウントする所定数が増加又は減小するよう
にカウンタを制御する回路とにて構成する。
ロック抽出回路は、入力信号の変化点を検出する検出器
と、クロックを所定数カウントして入力信号の抽出しよ
うとするクロックのサイクルに相当するサイクルでクロ
ックを出力するカウンタと、カウンタのカウント値を検
出した変化点を比較して変化点を基準とする所定のカウ
ント値より外れている場合、次に検出される入力信号の
変化点が基準とする所定のカウント値と一致するように
カウンタがカウントする所定数が増加又は減小するよう
にカウンタを制御する回路とにて構成する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はクロック抽出回路を示す。
図中、1は伝送速度の16倍程度の周波数のクロックa
を出力する固定周波発振器、2は入力信号(CMI符
号)が変化したことを検出する変化点検出用シフトレジ
スタ、3はクロックaをカウントして抽出クロックeを
出力する抽出クロック出力用カウンタで、同期状態(こ
の例ではクロックaの7サイクル目に変化点が検出され
た場合)では16サイクルカウンタとして動作し、クロ
ックaの8サイクルを1サイクルとする抽出クロックe
を出力するようになっている。
図中、1は伝送速度の16倍程度の周波数のクロックa
を出力する固定周波発振器、2は入力信号(CMI符
号)が変化したことを検出する変化点検出用シフトレジ
スタ、3はクロックaをカウントして抽出クロックeを
出力する抽出クロック出力用カウンタで、同期状態(こ
の例ではクロックaの7サイクル目に変化点が検出され
た場合)では16サイクルカウンタとして動作し、クロ
ックaの8サイクルを1サイクルとする抽出クロックe
を出力するようになっている。
【0010】4はカウンタ3のカウント値と変化点検出
信号cとを比較して、変化点が基準の7サイクル目に検
出された時は出力せず、変化点が7サイクル目より後又
は先に検出された時にはクロックaの7サイクル分の誤
差検出信号dを出力するクロック誤差検出回路である。
なお、7サイクル分の誤差検出信号は図2に示すように
フリップフロップFF1,FF2と排他的論理和回路E
XOR1で発生させる。
信号cとを比較して、変化点が基準の7サイクル目に検
出された時は出力せず、変化点が7サイクル目より後又
は先に検出された時にはクロックaの7サイクル分の誤
差検出信号dを出力するクロック誤差検出回路である。
なお、7サイクル分の誤差検出信号は図2に示すように
フリップフロップFF1,FF2と排他的論理和回路E
XOR1で発生させる。
【0011】5は誤差検出信号dを受けてカウンタ3を
16サイクル(0〜15)カウンタから17サイクル
(0〜16)カウンタ又は15サイクル(0〜14)カ
ウンタに一時的に切替えて次回のカウント時に変化点が
7サイクル目に来るように位相を切替える位相切換回路
である。
16サイクル(0〜15)カウンタから17サイクル
(0〜16)カウンタ又は15サイクル(0〜14)カ
ウンタに一時的に切替えて次回のカウント時に変化点が
7サイクル目に来るように位相を切替える位相切換回路
である。
【0012】次に、このクロック抽出回路の動作につい
て図3〜図5に示すタイムチャートを参照して説明す
る。
て図3〜図5に示すタイムチャートを参照して説明す
る。
【0013】発振器1は定周期のクロックaを出力す
る。入力信号bがクロックaの7サイクル目(基準点)
に変化した場合(図3)、シフトレジスタ2はクロック
aの8サイクル目に変化点検出信号cを出力する。誤差
検出回路4は信号cが8サイクル目に発生しているの
で、変化点が基準点の7サイクル目にあるとして誤差検
出信号を出力しない。
る。入力信号bがクロックaの7サイクル目(基準点)
に変化した場合(図3)、シフトレジスタ2はクロック
aの8サイクル目に変化点検出信号cを出力する。誤差
検出回路4は信号cが8サイクル目に発生しているの
で、変化点が基準点の7サイクル目にあるとして誤差検
出信号を出力しない。
【0014】従って、カウンタ3は16サイクルカウン
タとして動作し、クロックaの8サイクル(0〜7,8
〜16)を1サイクルとする入力信号に含まれるクロッ
クに同期したクロックを抽出クロックeとして出力す
る。
タとして動作し、クロックaの8サイクル(0〜7,8
〜16)を1サイクルとする入力信号に含まれるクロッ
クに同期したクロックを抽出クロックeとして出力す
る。
【0015】入力信号bが図4に示すように、クロック
aの8サイクル目に変化した場合、シフトレジスタ2は
変化点検出信号cをクロックaの9サイクル目に出力す
る。誤差検出回路4は信号cが9サイクル目に発生して
いるので、変化点が基準点の7サイクル目より遅れて発
生しているものとして、カウンタ3を17サイクル(0
〜16)カウンタに一時的に切換える。これにより1/
16サイクル分の位相遅れを取り戻し、次の16サイク
ル(0〜15)ではCMI符号入力の変化点cは図3の
ように基準点の7サイクル目に発生し、入力信号bと同
期したクロックを抽出クロックeして出力する。
aの8サイクル目に変化した場合、シフトレジスタ2は
変化点検出信号cをクロックaの9サイクル目に出力す
る。誤差検出回路4は信号cが9サイクル目に発生して
いるので、変化点が基準点の7サイクル目より遅れて発
生しているものとして、カウンタ3を17サイクル(0
〜16)カウンタに一時的に切換える。これにより1/
16サイクル分の位相遅れを取り戻し、次の16サイク
ル(0〜15)ではCMI符号入力の変化点cは図3の
ように基準点の7サイクル目に発生し、入力信号bと同
期したクロックを抽出クロックeして出力する。
【0016】また、入力信号bが図5に示すように、ク
ロックaの6サイクル目に変化した場合、シフトレジス
タ2は変化点検出信号cをクロックaの7サイクル目に
出力する。誤差検出回路4は、信号cが7サイクル目に
発生しているので、変化点が基準点の7サイクル目より
進んで発生しているとして、カウンタ3を15サイクル
(0〜14)カウンタに一時的に切換える。これにより
15サイクル目が削除され、次回の16サイクル(0〜
15)ではCMI符号入力の変化点cは図3のように基
準点の7サイクル目に発生し、1/16サイクル分位相
が進んで入力信号bと同期したクロックを抽出クロック
eとして出力する。
ロックaの6サイクル目に変化した場合、シフトレジス
タ2は変化点検出信号cをクロックaの7サイクル目に
出力する。誤差検出回路4は、信号cが7サイクル目に
発生しているので、変化点が基準点の7サイクル目より
進んで発生しているとして、カウンタ3を15サイクル
(0〜14)カウンタに一時的に切換える。これにより
15サイクル目が削除され、次回の16サイクル(0〜
15)ではCMI符号入力の変化点cは図3のように基
準点の7サイクル目に発生し、1/16サイクル分位相
が進んで入力信号bと同期したクロックを抽出クロック
eとして出力する。
【0017】この例では、16サイクル(0〜15)の
7サイクル目を基を基準点としてクロック抽出している
が、本発明はこれに限定されるものではないことはいう
までもない。
7サイクル目を基を基準点としてクロック抽出している
が、本発明はこれに限定されるものではないことはいう
までもない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0019】(1)プルイン動作(周波数が一致するま
での過程)が速やかとなる。
での過程)が速やかとなる。
【0020】(2)ジッタの抑制に優れている。
【0021】(3)高価な専用ICを使用しないで済
む。
む。
【図1】実施の形態を示すブロック回路図。
【図2】誤差検出信号発生回路例を示すブロック図。
【図3】同期状態のタイムチャート。
【図4】同期遅れ状態のタイムチャート。
【図5】同期進み状態のタイムチャート。
【図6】従来クロック抽出回路を示すブロック図。
1…固定周波発振器 2…レジスタ(変化点検出器) 3…カウンタ 4…誤差検出回路 5…位相切換回路
Claims (1)
- 【請求項1】 入力信号の伝送速度より十分高いサイク
ルのクロックを出力する固定周波発振器と、 入力信号の変化点を検出する検出器と、 クロックを所定数カウントして入力信号の抽出しようと
するクロックのサイクルに相当するサイクルでクロック
を出力するカウンタと、 カウンタのカウント値を検出した変化点を比較して変化
点が基準とする所定のカウント値より外れている場合、
次に検出される入力信号の変化点を基準とする所定のカ
ウント値と一致するようにカウンタがカウントする所定
数が増加又は減小するようにカウンタを制御する回路
と、 とからなることを特徴としたCMI符号用クロック抽出
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7340084A JPH09181709A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | Cmi符号用クロック抽出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7340084A JPH09181709A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | Cmi符号用クロック抽出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181709A true JPH09181709A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18333570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7340084A Pending JPH09181709A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | Cmi符号用クロック抽出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09181709A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6850580B1 (en) | 1999-06-21 | 2005-02-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Bit synchronizing circuit |
JP2012065252A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Nec Commun Syst Ltd | クロック抽出回路及び受信装置 |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7340084A patent/JPH09181709A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6850580B1 (en) | 1999-06-21 | 2005-02-01 | Sharp Kabushiki Kaisha | Bit synchronizing circuit |
JP2012065252A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Nec Commun Syst Ltd | クロック抽出回路及び受信装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |