JPS639785B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS639785B2
JPS639785B2 JP56117024A JP11702481A JPS639785B2 JP S639785 B2 JPS639785 B2 JP S639785B2 JP 56117024 A JP56117024 A JP 56117024A JP 11702481 A JP11702481 A JP 11702481A JP S639785 B2 JPS639785 B2 JP S639785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
circuit
component
output
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56117024A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5819056A (ja
Inventor
Kotaro Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP56117024A priority Critical patent/JPS5819056A/ja
Publication of JPS5819056A publication Critical patent/JPS5819056A/ja
Publication of JPS639785B2 publication Critical patent/JPS639785B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0331Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop with a digital phase-locked loop [PLL] processing binary samples, e.g. add/subtract logic for correction of receiver clock

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は受信側にて極めて高速度なクロツク再
生を要求される、クロツク再生回路、例えば、
SCPC方式(Single Channel perCarrier方式)
などに用いられる間歇状信号(今後バースト信号
と呼ぶ)を復調する復調器内のクロツク再生回路
の改良に関するものである。
近年衛星通信方式などに大いに用いられている
SCPC方式では、送信電力の節減を計るべく、信
号を伝送する必要がある区間のみに電波を送信し
その他の区間では送信を停止する、いわゆるバー
スト信号の送信方式が採用されている。一方受信
側に於いては、該バースト信号を受信し本信号か
ら送信側のデータを再生するわけであるが、とく
に送信信号がデイジタル信号の場合には、受信側
では送信信号のクロツクと周期のとれたクロツク
を再生しなければ正しいデータの再生は不可能で
ある。従つて受信側にはクロツクの再生回路を準
備するが、一般に本クロツク再生回路は再生完了
(同期完了)までの時間(引込み時間)を零とす
ることは不可能であつて、或る程度の引込み時間
を要する。この引込み過程途中では正しいクロツ
クは再生されておらず、従つて正しいデータの再
生は不可能なので、送信側に於いて本来伝送すべ
きデータに先行して前置語を付加して送信し、受
信側でこの前置語内でクロツク再生を完了してデ
ータの再生に支障を与えない構成がとられる。し
かしこのような前置語は、送信すべき情報の観点
に立てば無駄時間となるので、より短かいことが
望まれる。
上記のようなバースト信号を受信しクロツクを
再生する際に、しばしばデイジタル形位相同期回
路(igital hase ocked oop、以後
DPLLと呼ぶ。)が用いられる。このDPLLは、
あとに詳しく述べるが、発振器、可変周期カウン
タ、2つのデコーダ、および位相比較回路を主体
とし、これに受信信号のクロツク成分にタイミン
グ成分が欠けた場合の誤動作を防止するためのタ
イミング成分無し検出回路を付加したものであ
る。しかしこのような構成であつても、これ又あ
とに詳しく説明するが、入力タイミング成分に対
する不感知区間があつて位相比較が不可能とな
り、同期引込み時間に大きな影響を与える結果と
なつていた。従つてバースト状の受信号からの引
込みを高速且つ安定に行うことは不可能であつ
た。
したがつて本発明の目的は、前述のようなクロ
ツク再生回路において、バースト状の受信信号か
らも、高速かつ安定な引き込み特性を実現し得る
クロツク再生回路を提供することを目的としてい
る。
本発明のクロツク再生回路では、タイミング成
分無し検出を判定する区間、即ち、不感知区間に
タイミング成分が発生することを検出回路を設け
もし本検出回路が不感知区間内にタイミング成分
発生を検知した場合はタイミング成分無し検出に
よる可変周期カウンタのN進設定を禁止し、再び
N+1進設定することにより、等価的に不感知区
間の存在を無くすことを実現している。
すなわち本発明によれば、受信信号のクロツク
成分と自身が発生する参照信号の間の位相差に応
じて繰返しタイミングをこの繰返しタイミングと
ほぼ一致する基準タイミング、より遅いタイミン
グ、或いはより速いタイミングに制御して位相同
期をとることのできるデイジタル位相同期回路
と、この位相同期回路から前記受信信号のクロツ
ク成分にタイミング成分がないことを擬似的に検
出するとこの検出したタイミングを示す信号を発
生する検出手段を有するタイミング成分無し回路
とを備え、前記タイミングを示す信号が得られた
ときにこの信号を用いて前記デイジタル位相同期
回路の無し検出制御を行つてこの位相同期回路の
繰返しタイミングを前記より遅いタイミングを禁
止して基準タイミングにより位相同期をとるよう
にしたクロツク再生回路において、更に、前記タ
イミングを示す信号を一方の入力とし前記受信信
号のクロツク成分を他方の入力とするAND回路
と、このAND回路の出力を用いて前記無し検出
制御を否定する手段とを付加して成り、これによ
り前記AND回路が出力を発したときにそれまで
行われていた基準タイミングを禁止すると共に禁
止されていたより遅いタイミングを解除して位相
同期をとるようにしたことを特徴とするクロツク
再生回路が得られる。
次に図面を参照して詳細に説明する。
第1図はバースト信号を受信しクロツクを再生
する際にしばしば用いられるDPLLの基本構成を
示すブロツク図である。第1図において、1は発
振器、2は外部からの制御によつて例えばN−1
進、N進、N+1進を選択できる可変周期カウン
タ、3と4はそれぞれ第1、第2のデコーダ、5
は位相比較回路、6と7はそれぞれ第1、第2の
フリツプフロツプ、8と9はそれぞれ第1、第2
のAND回路を示す。なお図に(N−1)、(N+
1)と画いたのは(N−1)進選択、(N+1)
進選択をそれぞれあらわしている。
第2図は第1図の回路の動作を説明するための
タイムチヤートである。以下第1図の構成の動作
を第2図を参照しながら説明する。発振器1の発
振周波数は受信信号のクロツク成分a(第2図)
の周波数の略々N倍に選定してある。発振器1の
出力である参照信号は可変周期カウンタ2に導か
れ該カウンタを駆動する。可変周期カウンタ2の
出力b及びcはそれぞれ第1、第2のデコーダ3
及び4に接続されている。そして第1のデコーダ
3は可変周期カウンタ2の内容が0となるのを検
出し、第2のデコーダ4はN/2に最も近い自然
数(Mとする)となるのを検出するように設定さ
れている。従つて第1、第2のデコーダ3及び4
は可変周期カウンタ2の内容がそれぞれ0及びM
となつた時点で、パルス状出力dとeをそれぞれ
発生する(第2図)。なおアルフアベツトの小文
字は出力線をあらわすような、又出力信号をあら
わすような使い方をしているが、以下適宜に用い
るものとする。
第1のデコーダ3の出力dは位相比較回路5内
の第1、第2のフリツプ・フロツプ6,7のリセ
ツト端子Rに接続され、両フリツプフロツプをリ
セツトする。第2のデコーダ4の出力eは前記第
1のフリツプフロツプ6のセツト端子Sに接続さ
れ、本フリツプフロツプをセツトする。そして受
信信号のクロツク成分aは第2のフリツプ・フロ
ツプ7のセツト端子Sに接続され、本フリツプ・
フロツプをセツトする。従つて第2図の示すよう
に両フリツプフロツプ6と7の出力fとgは出力
eとdの位相差および出力aとdの位相差にそれ
ぞれ対応するパルスとして発生する。
第1のフリツプフロツプ6の出力fと第2のフ
リツプフロツプ7の出力gの負符号とは第1の
AND回路8の2つの入力となり、一致がとられ
出力hが発生する。この出力hは位相比較器5の
第1の出力となつて、第2図の実線で示されるよ
うに受信信号のクロツク成分aが可変周期カウン
タ2の内容がMとなるより遅いタイミングの場合
のみに両タイミングの位相差に対応したパルスと
して発生する。この場合可変周期カウンタ2の周
期はN+1進と選定される。従つて次回その内容
がMとなるタイミングが発振器1の出力周波数1
周期分だけ遅らされるので、第2のデコーダ4の
出力eと受信信号のクロツク成分aの位相差はよ
り少ない方向へ制御される。
一方、第1のフリツプフロツプ6の出力fの負
符号と第2のフリツプフロツプ7の出力gとは第
2のAND回路9の2つの入力となり、一致がと
られ、出力iが発生する。本信号iは位相比較回
路5の第2の出力となつて、第2図の点線で示さ
れるように受信信号のクロツク成分aが可変周期
カウンタ2の内容がMとなるより速いタイミング
の場合のみに両タイミングの位相差に対応したパ
ルスとして発生する。この場合可変周期カウンタ
2の周期はN−1進と選定される。従つて、次回
その内容がMとなるタイミングが発振器1の出力
周波数1周期分だけ速められるので、第2のデコ
ーダ4の出力eと受信信号のクロツク成分aの位
相差はより少ない方向へ制御される。即ち、本構
成により、第2のデコーダ4の出力eと受信信号
のクロツク成分aの位相差は常に小さくなる方向
へ制御され、最終的には両者の位相がほぼ一致す
る点に達し同期引込みが完了する。なお以上の遅
い或いは速いタイミングに対して、そのもととな
るタイミングを基準タイミングといつてもよい。
以上が第1図で示されるDPLLの動作原理であ
るが、上述の説明では受信信号のクロツク成分a
は常にタイミング成分を有する場合について論じ
た。しかしながら実際には受信信号のクロツク成
分aには常にはタイミング成分が存在しないこと
に注意しなければならない。
第3図は受信信号のクロツク成分にタイミング
成分が欠けた場合の第1図の回路の動作を説明す
るためのタイミングチヤートをあらわした図であ
る。この場合、本来受信信号のクロツク成分aの
タイミングの方が第2のデコーダ4の出力eのタ
イミングより位相が速いにもかかわらず、逆に遅
いパルスを発生して誤動作の原因となることを示
している。したがつて従来においては、受信信号
のクロツク成分aにタイミング成分が存在しない
ことを検出する回路を付加した方式をとつてき
た。
第4図はこのような検出回路を付加した従来の
クロツク再生回路の構成をブロツクで示した図で
ある。第4図において、10は第1図の基本的な
DPLLをあらわすものであるが、内に第3のデコ
ーダ11と第3のAND回路12が特に設けられ
ている。そして13がタイミング信号無し検出回
路であり、第4のAND回路14および第3のフ
リツプフロツプ15を有している。なお(N−
1)、(N)、(N+1)を画いたものは(N−1)
進選択、N進選択、(N+1)進選択をそれぞれ
あらわしている。
第5図は第4図の従来回路の動作を説明するた
めのタイムチヤートをあらわした図である。以下
第4図および第5図を併用して説明すると、可変
周期カウンタ2の第3の出力jは第3のデコーダ
11に接続される。第3のデコーダ11は例えば
可変周期カウンタ2の内容がN−1となつた時点
で第5図に示すように出力パルスkを発生する。
本出力kはタイミング成分無し検出回路13内の
第4のAND回路14の一方の入力となる。第4
のAND回路14の他方の入力としてはDPLL1
0内の位相比較回路5の第1の出力hが接続され
る。本信号hは前述のように受信信号のクロツク
成分aが第2のデコーダ4の出力eより遅いタイ
ミングの場合にパルスを発生するが、第3図で示
すように、受信信号のクロツク成分aにタイミン
グ成分が無い場合にもパルスを発生し、しかもこ
の場合には可変周期カウンタ2の内容が0となる
までパルスは継続する。従つて受信信号のクロツ
ク成分aにタイミング成分がない場合には、第4
のAND回路14の出力lには可変周期カウンタ
2の内容がN−1になつた時点でパルスが発生
し、第3のフリツプフロツプ15をセツトする。
第3のフリツプフロツプ15は第2のデコーダ
の出力dによりリセツトされる。本第3のフリツ
プフロツプ15のリセツトタイミングは厳密であ
る必要は無く、前記可変周期カウンタ2の内容が
0以後M以前であればよい。従つて、第3のフリ
ツプフロツプ15の出力mは、受信信号のクロツ
ク成分aにタイミング成分が無しの場合には、第
5図の示している区間にパルスとして発生する。
即ち本信号mはタイミング成分無し検出回路9の
出力信号となる。
第1図の構成では、位相比較回路5の第1の出
力hは直接可変周期カウンタ2に接続されていた
が、第4図の構成では第3のAND回路12の一
方の入力へ接続される。第3のAND回路12の
他方の入力信号は前記タイミング成分無し検出回
路13の出力mの負符号となる。第3のAND回
路12の出力nは可変周期カウンタ2の制御信号
となり、本信号nが可変周期カウンタ2の内容が
N−1である時点にパルスを発生していれば可変
周期カウンタ2はN+1進が選択され第1図の構
成と同様の動作をする。一方、タイミング信号無
し検出回路13の出力mは直接可変周期カウンタ
2にも接続されて、もし信号mにパルスが存在す
る場合には、可変周期カウンタ2はN+1進が禁
止されN進が選択される。即ち、受信信号のクロ
ツク成分aがタイミング成分を持たない場合に
は、可変周期カウンタ2は受信信号のクロツク周
波数とほぼ等しい条件であるN進に設定されて次
回以後のタイミング成分を持つこととなり、第1
図の構成の欠点を除去できる。
しかしながら第4図の構成の回路は、上記のよ
うな改良はなされてはいるものの、入力タイミン
グ成分に対する不感知区間があり、次に述べるよ
うに同期引込み時間に大きな影響を与える原因と
なつていた。
第6図は上記の不感知区間が生じる場合を示し
たタイムチヤートの例を示したものである。すな
わち受信信号のクロツク成分aのタイミングが可
変周期カウンタ2の内容がN−1のタイミング内
に到来すると、タイミング成分無し検出回路13
の出力mにパルスが発生して、すなわちタイミン
グ成分無し検出回路13は入力タイミング成分が
ある場合にもパルスを発生する可能性があり、擬
似的なタイミング成分無し検出をしているにすぎ
ない。このとき可変周期カウンタ2はN進が選択
され、上記のタイミング成分は無視される。即
ち、入力タイミング成分に対する不感知区間とな
る。本不感知区間は全位相に対しては約1/N程
度の幅しかなくしかも最終引込み点からの位相差
も大きいので、引込み完了後には殆んど大きな影
響を与えない。しかしながら、バースト信号から
クロツクを再生する引込み過程先頭部分では、入
力タイミング情報の位相分布は一様と見なされる
ので、本区間にタイミング成分が発生する確率は
無視できない。しかも、一度本区間内に発生した
場合にはその時点での位相比較は不可能となつて
可変周期カウンタ2はN進で固定されてしまうた
め長時間に亘つて本条件が継続する可能性が極め
て大となり、同期引込み時間に著しい影響を与え
る原因となつていたのである。
第7図は本発明の一実施例の構成を示した図で
ある。この第7図において、参照数字で15まで
又アルフアベツトでnまで用いて示した構成は第
4図におけるものと全く同じであり、更に20
は、実質的には第4図の10と同じであるが、可
変周期カウンタ2の入力(N+1)進選択の部分
が異つているDPLL、21は第5のAND回路、
22は第4のフリツプフロツプ、23は、第4図
のタイミング成分無し検出回路13に対応するも
のであるが、第6のAND回路24および若干の
入出力線を付加したタイミング信号無し検出回路
である。
第8図および第9図は第7図の回路の動作を説
明するためのタイムチヤートおよびこのタイムチ
ヤートのタイミング成分付近の拡大図をそれぞれ
あらわしている。
以下第7図の回路の動作を第8図および第9図
を併用して説明すると、タイミング成分無し検出
回路23における第2の出力ともいうべき第4の
AND回路出力lは、タイミング無しの検出時に
パルスを発生するが、第4図の構成例の説明でも
述べたように、DPLL20の出力の1つであるk
にパルスが現れる区間(DPLL20内の可変周期
カウンタ2がN−1となる区間)に受信信号のク
ロツク成分aにタイミング成分が発生した場合に
もパルスを発生する。このタイミング成分無し検
出回路23の第2の出力lは第5のAND回路2
1の一方の入力となる。このAND回路21の他
方の入力には受信信号のクロツク成分aが接続さ
れている。従つてタイミング成分無し検出回路2
3の第2の出力lにパルスが発生した場合、もし
受信信号のクロツク成分aにタイミング成分が存
在すれば、即ち不感知区間内にタイミング成分が
発生すれば、AND回路21の出力pに該タイミ
ング成分は伝達される。
第5のAND回路21の出力pは第4のフリツ
プフロツプ22のセツト端子に接続される。フリ
ツプフロツプ22のリセツト端子には例えば
DPLL20内の可変周期カウンタ2の内容が0と
なつた時にパルスを発生するDPLL20の出力の
1つであるdが接続されるが、本フリツプフロツ
プ22のリセツトタイミングはそれほど厳密であ
る必要はなく、前記可変周期カウンタ2の内容が
0以後であつてMより前であればいつでもよい。
このフリツプフロツプ22の出力qの負符号はタ
イミング成分無し検出回路23内の第6のAND
回路24の一方の入力となる。この第6のAND
回路24の他方の入力には第3のフリツプフロツ
プ15の出力r(実質的にはm)が接続されてい
るため、第6のAND回路24の出力、即ちタイ
ミング成分無し検出回路9の第1の出力mには、
第3のフリツプフロツプ15の出力rにパルスが
発生しても、前記不感知区間内に受信信号のクロ
ツク成分aにタイミング成分が存在すれば、該タ
イミング成分発生以後はそのパルスは伝達されな
くなる。
タイミング成分無し検出回路23の第1の出力
mはDPLL20の入力となつて前記可変周期カウ
ンタ2をN進とする制御信号となる。他方、前記
第4のフリツプフロツプ22の出力qも亦DPLL
20の入力となつて前記可変周期カウンタ2を
(N+1)進とする制御信号となる。即ち上記の
記述で明らかなように、もし前記不感知区間に受
信信号のクロツク成分aがタイミング成分を有す
る場合には、一方でタイミング成分無し検出回路
23の第1の出力mはAND回路24に於いて前
記可変周期カウンタ2の内容が0に移行する前に
第4のフリツプフロツプ22の出力qの負符号に
よつて禁止され、他方でフリツプフロツプ22の
正符号出力qが可変周期カウンタ2に直接送られ
るため、可変周期カウンタ2はN進とはならずN
+1進となるので、正しいDPLL20の位相制御
が実現する。
なお第7図の構成に於いては、タイミング成分
無し検出回路23内の第3のフリツプフロツプ1
5の出力rと第4のフリツプフロツプ22の出力
qの負符号とのANDを第6のAND回路24でと
つてDPLLの制御信号mを発生したがフリツプフ
ロツプ22の出力qによつて前記第3のフリツプ
フロツプ15をリセツトし、出力rを直接タイミ
ング成分無し検出回路23の出力mとしてDPLL
20の制御信号としても同様の動作が得られる。
勿論この場合には第6のAND回路24が不要で
あることは云うまでもない。
また本発明の構成は特にバースト状信号の受信
に対してのみ利用できるものではなく一般に連続
状に入力される受信信号に対しても正常な動作を
行なうことは自明である。
以上の説明で明らかなように、本発明の構成に
よれば、従来のタイミング成分無し検出回路を付
加したDPLLの欠点である不感知区間内に受信信
号のクロツク成分がタイミング成分を発生して
も、全く支障なく正しい位相制御が実現でき、と
くにバースト信号到来時のDPLLの同期引込み過
程に於いて不感知区間の存在による引込み時間の
遅れ現象を除去でき、極めて安定かつ高速なるク
ロツク再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において用いられるデイジタル
形位相同期回路(DPLL)の基本構成を示すブロ
ツク図、第2図は第1図の回路を動作させるため
のタイムチヤートをあらわした図、第3図は受信
信号のクロツク成分にタイミング成分が欠けた場
合における第1図の回路動作のタイミングチヤー
トをあらわした図、第4図は従来のクロツク再生
回路の構成をブロツクで示した図、第5図は第4
図の従来回路の動作を説明するためのタイムチヤ
ートをあらわした図、第6図は第5図において不
感知区間が生じる場合を示したタイムチヤートを
あらわした図、第7図は本発明の一実施例の構成
をブロツクで示した図、第8図は第7図の本発明
による回路の動作のタイムチヤートをあらわした
図である。 記号の説明:1は参照信号を発する発振器、2
は可変周期カウンタ、3と4はデコーダ、5は位
相比較器、11はデコーダ、12はAND回路、
20はデイジタル形位相比較回路(DPLL)、2
1はAND回路、22はフリツプフロツプ、23
はタイミング検出回路、24はAND回路をそれ
ぞれあらわしている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 受信信号のクロツク成分と自身が発生する参
    照信号の間の位相差に応じて繰返しタイミングを
    この繰返しタイミングとほぼ一致する基準タイミ
    ング、より遅いタイミング、或いはより速いタイ
    ミングに制御して位相同期をとることのできるデ
    イジタル位相同期回路と、この位相同期回路から
    前記受信信号のクロツク成分にタイミング成分が
    ないことを擬似的に検出するとこの検出したタイ
    ミングを示す信号を発生する検出手段を有するタ
    イミング成分無し回路とを備え、前記タイミング
    を示す信号が得られたときにこの信号を用いて前
    記デイジタル位相同期回路の無し検出制御を行つ
    てこの位相同期回路の繰返しタイミングを前記よ
    り遅いタイミングを禁止して基準タイミングによ
    り位相同期をとるようにしたクロツク再生回路に
    おいて、更に、前記タイミングを示す信号を一方
    の入力とし前記受信信号のクロツク成分を他方の
    入力とするAND回路と、このAND回路の出力を
    用いて前記無し検出制御を否定する手段とを付加
    して成り、これにより前記AND回路が出力を発
    したときにそれまで行われていた基準タイミング
    を禁止すると共に禁止されていたより遅いタイミ
    ングを解除して位相同期をとるようにしたことを
    特徴とするクロツク再生回路。
JP56117024A 1981-07-28 1981-07-28 クロツク再生回路 Granted JPS5819056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56117024A JPS5819056A (ja) 1981-07-28 1981-07-28 クロツク再生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56117024A JPS5819056A (ja) 1981-07-28 1981-07-28 クロツク再生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5819056A JPS5819056A (ja) 1983-02-03
JPS639785B2 true JPS639785B2 (ja) 1988-03-02

Family

ID=14701549

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56117024A Granted JPS5819056A (ja) 1981-07-28 1981-07-28 クロツク再生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819056A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60216647A (ja) * 1984-04-12 1985-10-30 Toshiba Corp ジツタ除去同期装置
JPH0770991B2 (ja) * 1986-08-27 1995-07-31 日本電気株式会社 クロツク再生回路
KR930000695B1 (ko) * 1990-05-11 1993-01-29 재단법인 한국전자통신연구소 비트 동기를 위한 아날로그 및 디지틀 위상 검출기
JP5448718B2 (ja) * 2009-10-27 2014-03-19 三菱電機株式会社 バーストデータ再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5819056A (ja) 1983-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4604582A (en) Digital phase correlator
EP0709966B1 (en) Phase detector with ternary output
EP0157701B1 (en) Phase synchronization circuit
EP0688447B1 (en) De-skewer for serial data bus
US5689533A (en) Refined timing recovery circuit
US4661965A (en) Timing recovery circuit for manchester coded data
US5640523A (en) Method and apparatus for a pulsed tri-state phase detector for reduced jitter clock recovery
US5077761A (en) Elastic buffer circuit
US3819853A (en) System for synchronous data transmission through a digital transmission channel
GB1399513A (en) Method and circuit for timing singal derivation from received data
US4964117A (en) Timing synchronizing circuit for baseband data signals
EP0214676B1 (en) Clock signal regenerator arrangement
US5276713A (en) Method of frame synchronization for digital mobile radio communication
US5321727A (en) Signal phasing arrangement in a system for doubling the digital channel
JP2917522B2 (ja) クロック同期方法および回路
JPS639785B2 (ja)
US4592076A (en) Synchronizing signal recovery circuit for radiotelephones
US5825834A (en) Fast response system implementing a sampling clock for extracting stable clock information from a serial data stream with defined jitter characeristics and method therefor
JPS639784B2 (ja)
GB1525611A (en) Data processing system in a receiving terminal of a pcm-tdma communications system
US4327442A (en) Clock recovery device
US5148450A (en) Digital phase-locked loop
US4818894A (en) Method and apparatus for obtaining high frequency resolution of a low frequency signal
JP2748875B2 (ja) クロック抽出回路
GB2240241A (en) Data transmission systems