JPH0591100A - 高速フレーム付信号の同期方式 - Google Patents

高速フレーム付信号の同期方式

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JPH0591100A
JPH0591100A JP3248604A JP24860491A JPH0591100A JP H0591100 A JPH0591100 A JP H0591100A JP 3248604 A JP3248604 A JP 3248604A JP 24860491 A JP24860491 A JP 24860491A JP H0591100 A JPH0591100 A JP H0591100A
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
synchronization
unit
divided clock
speed
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3248604A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Takei
一弘 武井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,高速LSIと低速LSIとで構成
される信号処理回路における高速フレーム付信号の同期
処理方式に関し,低速回路を停止させることなく同期を
とることを目的とする。 【構成】 低速回路2に分周部6,フレーム検出部8及
び比較部7を設け,分周部6が作った参照タイミングと
フレーム検出部8が検出したフレーム周期とを比較部7
が比較するように構成し,この比較の結果が一致する場
合は同期状態とし,一致しない場合は同期はずれの状態
にあるとするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,高速フレーム付信号の
同期方式に関し,特に,高速LSIと低速LSIとで構
成される信号処理回路における高速フレーム付信号の同
期方式に関する。
【0002】近年の通信網は高速化の一途を辿ってい
る。この高速化の実現のために,例えば,ECLデバイ
スからなる高速LSIが用いられるが,コスト等の問題
から,全ての回路をECL等の高速LSIとするのは不
可能である。そこで,S/P(シリアル/パラレル)変
換回路等の高速を要求される通信路とのインタフェース
部のみを高速LSIとし,信号処理部分をCMOS等の
低速LSIとする構成が採用されている。この場合,低
速LSIと高速LSIとの間で同期をとる必要がある。
【0003】
【従来の技術】図3は,従来技術説明図であり,従来の
高速回路1と低速回路2との間の同期方式を示してい
る。高速回路1において,分周部3は,マスタクロック
を分周して分周クロックを作成する。フレーム検出部4
は,マスタクロックと入力データとを受けて,フレーム
周期を検出して比較部7’へ送り,入力データをS/P
変換部5へ送る。S/P変換部5は,マスタクロック及
び分周クロックを用いて,高速シリアルデータである入
力データをパラレルデータに変換して低速回路2へ送
る。
【0004】低速回路2において,分周部6は,パラレ
ルフレーム周期を形成するために,分周部3からの分周
クロックを更に分周する。内部処理部10は,パラレル
データ信号を受けて,分周部6を介して分周部3からの
分周クロックをマスタクロックとして用いて信号処理を
行う。
【0005】ここで分周部6は,パラレルフレーム周期
を参照タイミングとして比較部7’へ送る。比較部7’
は,この参照タイミングと所定のタイミングと比較し,
これらが異なる場合,エラーアラームを保護段部9へ送
る。保護段部9は,このエラーアラームに応じて,その
エラーを保護し,同期外れとし,これを比較部7’へ返
す。比較部7’は,この同期外れの情報と参照タイミン
グとにより,分周部3から分周部6へ送られる分周クロ
ックを停止する。
【0006】この状態で,フレーム検出部4でフレーム
周期が検出されると,これを受けた比較部7’により分
周部3が分周クロックの送出を再開する。このタイミン
グでは,分周部6の作成する参照タイミングと所定のタ
イミングとが一致するものとなる。そのため,非アラー
ム状態となる。そこで,保護段部9は,この非アラーム
状態に応じて,その非アラーム状態を保護し,同期状態
へ復帰する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によれ
ば,同期外れの状態となってしまった場合,分周部3か
らの分周クロックが停止されてしまう。このため,この
分周クロックをマスタクロックとしている内部処理部1
0の処理が全て停止してしまう。更に,低速回路2全体
がこの分周クロックをマスタクロックとしていると,全
機能が停止してしまう。
【0008】また,同期のために低速回路2と高速回路
1との間で必要となる信号線の本数が,3本(参照タイ
ミング,エラーアラーム,同期外れ)と多い。この信号
線を削減できれば,高速回路1及び低速回路2の各々の
LSIにおいて,多ピン化せずに済み,逆に,他の信号
を取り出すためのピンとして使用できる。
【0009】本発明は,低速回路を停止させることなく
同期を取ることが可能な高速フレーム付信号の同期方式
を提供することを目的とする。また,本発明は,同期の
ための信号線を削減することが可能な高速フレーム付信
号の同期方式を提供することを目的とする。
【0010】また,本発明は,低速回路側のみで同期を
とることが可能な高速フレーム付信号の同期方式を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の原理構
成図であり,本発明による高速フレーム付信号の同期方
式を適用した信号処理回路を示す。
【0012】図1において,高速回路1には,分周部
3,フレーム検出部4及びS/P変換部5が設けられ,
比較部7’は設けられない。分周部3は,マスタクロッ
クを分周して分周クロックを作る。フレーム検出部4
は,マスタクロックに同期した入力データであるシリア
ルデータからフレーム周期(信号)を検出する。S/P
変換部5は,フレーム検出部4を介して受けたシリアル
データを,分周クロック(及びマスタクロック)とフレ
ーム周期とに基づいてパラレルデータに変換する。
【0013】一方,低速回路2には,分周部6,フレー
ム検出部8及び比較部7が設けられる。分周部6は,分
周部3からの分周クロックを受けてこれを分周すること
により,所定の参照タイミングを作る。フレーム検出部
8は,S/P変換部5からのパラレルデータを受けて,
これから所定のフレーム周期を検出する。比較部7は,
分周部6からの参照タイミングとフレーム検出部8から
の所定のフレーム周期とを比較する。そして,比較の結
果が一致する場合は同期状態にあるとし,一致しない場
合は同期はずれの状態にあるとする。
【0014】
【作用】本発明によれば,比較部7が低速回路2に設け
られており,また,これに伴ってフレーム検出部8も低
速回路2に設けられている。従って,比較部7のための
信号は,全て低速回路2内(分周回路6,フレーム検出
部8,保護段部9)で送受されるので,同期のために必
要な低速回路2と高速回路1との間の信号線をその分減
らすことができる。
【0015】一方,同期はずれの状態となった場合にお
いて,従来は,分周クロックを止めてフレーム検出部4
でのフレーム周期検出のタイミングで分周クロックの送
出を再開することにより同期をとっていた。これに対
し,本発明では,分周クロックを止めることなく,新た
に低速回路2に設けたフレーム検出部8でフレーム周期
を検出したタイミングで,同期をとっている。従って,
低速回路2側のみで同期がとれ,分周クロックをマスタ
クロックとする内部処理部10等の低速回路2の機能が
停止することもない。
【0016】
【実施例】図1に示す信号処理回路は,所定の信号処理
を行うものであるが,コスト等の点から,その一部は高
価なECL等からなる高速回路1で構成され,他の部分
は低価なCMOS等からなる低速回路2で構成される。
例えば,高速回路1は,1つのECL型LSI(チッ
プ)として実現される。また,低速回路2は,1つのC
MOS型LSI(チップ)として実現される。高速回路
1は,低速回路2に対して,分周部3からの分周クロッ
ク(図2の波形iii )及びS/P変換回路5からのパラ
レルデータ(図2の波形iv)を送出する。これに先立っ
て,高速回路1には,高速のクロックであるマスタクロ
ック(図2の波形i)及び通信路からの入力信号である
シリアルデータ(図2の波形ii)が入力される。
【0017】以下,図2のタイムチャートを参照しつ
つ,図1について更に説明する。なお,図2は,フレー
ム周期16ビット,フレームパターン4ビット,シリア
ル/4パラレル変換,高速回路/低速回路が4分周であ
るとした場合のタイムチャートについて示す。
【0018】分周部3は,マスタクロック(波形i)を
4分周して分周クロック(波形iii)を作り出力する。
フレーム検出部4は,マスタクロックに同期してシリア
ルデータ(波形ii)を取り込み,(シリアル)フレーム
周期を検出する。S/P変換部5は,分周クロックとマ
スタクロックの他,シリアルデータとフレーム周期とを
フレーム検出部4から受けて,シリアルデータをパラレ
ルデータ(波形iv)に変換する。即ち分周のタイミング
は,シリアル信号の1フレームパターンが1パラレルパ
ターンで送れるようなものとされる。従って,パラレル
パターンは,分周クロックに同期したものとなる。
【0019】分周部6は,分周クロックを受けて,これ
を内部処理部10へ送ると共に,分周クロックを更に4
分周して波形vを得る。波形vは,パラレルフレーム周
期として,比較部7へ送られる。フレーム検出部8は,
パラレルデータと分周クロックとを受けて,パラレルデ
ータを内部処理部10へ送ると共に,フレーム周期(パ
ターン)を検出する。内部処理部10は,分周クロック
をマスタクロックとして用い,これに同期してパラレル
データについての処理を行う。
【0020】フレームパターンの検出は,次のようにさ
れる。図2に示す如く,シリアル信号(波形ii)の1フ
レームパターン(この場合は4ビット)の全てが“1”
である場合,S/P変換により,フレーム検出部8にお
いて,パラレル信号の4ビットの全てが“1”であるパ
ラレルパターンが検出される。この全てが“1”である
パラレルパターンは,フレームの先頭を示すものであ
り,4クロックに1回現れるようにされている。そこ
で,フレーム検出部8は,このパターンを検出した場
合,例えばその検出の期間中だけハイレベルとなる波形
viを形成してフレームパターンとして比較部7へ送る。
【0021】比較部7は,分周部6からの波形vとフレ
ーム検出部8からの波形viとを比較する。この比較の結
果は,同期状態にある場合には,図2に示す如くにな
る。即ち,波形vと波形viの立ち上がりが一致し,フレ
ーム検出部8におけるフレーム検出が分周部6における
フレームパターンからずれることはない。一方,フレー
ム検出がフレームパターンからずれた場合,このずれ
が,比較部7で検出される。このずれの検出は,比較部
7から保護段部9に通知される。保護段部9は,分周ク
ロックを受けて,所定の期間(前段保護の期間)ずれが
検出された場合に,同期はずれとし,必要な保護のため
の処理を行う。この同期はずれの状態から,フレーム検
出部8が再びフレーム検出をした場合,保護段部9によ
る保護(後段保護)を経て,同期状態に復帰する。な
お,ここで,前段保護は,同期外れを起こすまでの許容
値であり,後段保護は,同期外れの後回復するまでの許
容値である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
高速フレーム付信号の同期方式において,低速回路に比
較部及びフレーム検出部を設けることにより,同期のた
めの信号を低速回路側のみで処理できるので,高速回路
と低速回路との間の同期のための信号線を無くすことが
でき,また,分周クロックを止めることなくフレーム検
出回路でフレーム周期を検出したタイミングで同期をと
っているので,同期をとるために低速回路の機能が停止
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明のタイムチャートである。
【図3】従来技術説明図である。
【符号の説明】
1 高速回路 2 低速回路 3 分周部 4 フレーム検出部 5 S/P変換部 6 分周部 7,7’比較部 8 フレーム検出部 9 保護段部 10 内部処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタクロックを分周して分周クロック
    を作る分周部(3)と,前記マスタクロックに同期した
    シリアルデータからフレーム周期を検出するフレーム検
    出部(4)と,前記シリアルデータを前記分周クロック
    及びフレーム周期に基づいてパラレルデータに変換する
    S/P変換部(5)とを,高速回路(1)として設け, 前記分周クロックを受けてこれを分周して所定の参照タ
    イミングを作る分周部(6)と,前記パラレルデータを
    受けてこれから所定のフレーム周期を検出するフレーム
    検出部(8)と,前記所定の参照タイミングと所定のフ
    レーム周期とを比較する比較部(7)とを,低速回路
    (2)として設け, 前記比較の結果が一致する場合は同期状態にあり,一致
    しない場合は同期はずれの状態にあるとすることを特徴
    とする高速フレーム付信号の同期方式。
  2. 【請求項2】 前記同期はずれの状態において,前記分
    周部(3)が前記分周部(6)へ前記分周クロックを送
    出しつづけると共に,前記フレーム検出部(8)が所定
    のフレーム周期を検出した場合に同期状態に復帰するこ
    とを特徴とする請求項1記載の高速フレーム付信号の同
    期方式。
JP3248604A 1991-09-27 1991-09-27 高速フレーム付信号の同期方式 Withdrawn JPH0591100A (ja)

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Effective date: 19981203