JPH11220282A - 電磁波シールド用シート - Google Patents

電磁波シールド用シート

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JPH11220282A
JPH11220282A JP10018354A JP1835498A JPH11220282A JP H11220282 A JPH11220282 A JP H11220282A JP 10018354 A JP10018354 A JP 10018354A JP 1835498 A JP1835498 A JP 1835498A JP H11220282 A JPH11220282 A JP H11220282A
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朋之 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた電磁波シールド性を有すると共に、主と
して電子機器に使用できる薄くて柔軟性のある電磁波シ
ールド材を提供する。 【解決手段】電磁波シールド用シートは、一種または複
数種の金属繊維を含有する多孔質シートまたはそれを焼
結した焼結多孔質シートよりなり、厚さが10〜100
μm、空隙率が70〜95%、ガーレーこわさが5〜5
0mgである。例えば、金属繊維としてステンレス鋼繊
維を用い、湿式抄紙法によって製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波シールド用
シートに関し、詳しくは、電子部品、回路基板、フレキ
シブルプリント回路基板(FPC)等に用いられる電磁
波シールド用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の高密度化、高集積化と機器の
軽薄短小化に伴い、電子部品、電子機器同士の電磁波に
よる障害が問題となり、各種の防止対策が講じられてい
る。電磁波のシールドは、通常シールドしようとする対
象物を、金属材料で遮蔽する方法が用いられている。こ
の用途で用いられる金属材料としては、金属板、金網、
金属箔、鍍金、蒸着金属、金属含有塗料等があり、それ
ぞれの使用目的に応じて使い分けられている。通常、電
磁波シールド特性は、体積固有抵抗の低いほど、また、
素材の厚さが厚いほど優れたものとなるが、それぞれの
用途に応じて、大きさ、価格、性能、加工性等で仕様が
制限されるため、適宜選択されて使用されている。
【0003】しかしながら、今日の科学技術の発展は急
速なものがあり、とりわけ電子機器の分野においては、
高密度化、高集積化による高機能化がはかられており、
製品の軽薄短小化が促進され、個々の部品材料について
も高機能化が要求されている。したがってまた、電子部
品に用いられる電磁波シールド材料も、金属板から、金
網、金属箔と、より薄い材料が求められている。ところ
がこれらの材料は、加工性の問題もあり、現存の材料で
間に合わせているのが現状である。例えば、電子回路基
板の一つであるフレキシブルプリント回路基板では、回
路の片面または両面に、電磁波シールド材を積層し、他
の電子部品から発生する電波ノイズを遮蔽することが行
われており、組み込み体積に制限があること、基板のフ
レキシブル性を損なわないこと、電磁波シールド性能を
損なわないこと等を具備した電磁波シールドが求められ
ているが、現状では、金属箔や金網しか使用できないた
め、フレキシブル性については不満足であるのが実情で
ある。
【0004】ところで、金属箔としては、ステンレス鋼
箔、アルミニウム箔、銅箔、金箔などがあげられ、50
μm以下の厚さのシート状物を製造することは可能であ
るが、比重が大きいため部品の重量が重くなること、加
工性が悪いこと、価格が割高であること等から、他材料
への転換が望まれている。一方、金網は、箔に比べて多
孔性であり、金網よりなるシート状物は、その露出表面
積が箔より大きいため、電磁波シールド性能を損なわず
に、全体の重量を軽くできる利点がある。しかしなが
ら、単繊維の太さが50μm径以下のものを得ることが
できないため、平織り加工の場合でも100μm以下の
厚さの金網を得ることが困難であり、厚さおよび柔軟性
に問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記の事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、優れたシールド性を有すると共に、主として
電子機器に使用できる薄くて柔軟性のある電磁波シール
ド材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁波シールド
用シートは、一種または複数種の金属繊維を含有する多
孔質シートよりなり、厚さが10〜100μm、空隙率
が70〜95%、ガーレーこわさが5〜50mgである
ことを特徴とする。また、本発明の電磁波シールド用シ
ートにおいて、多孔質シートは、金属繊維の焼結体より
なるものであってもよい。
【0007】本発明における電磁波シールド用シート
は、その金属繊維表面が、多孔質シートを構成する金属
繊維よりも低い抵抗率を有する金属材料で被覆されてい
てもよい。
【0008】本発明の電磁波シールド用シートは、金属
繊維同士が接触しているか、または焼結により互いに融
着されているので、薄くて柔軟性があり、かつ、優れた
電磁波シールド特性を有している。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の多孔質シートを構成する
材料としては、金属材料であれば、磁性、非磁性を問わ
ないが、高周波域のシールドのためには高透磁性を有す
る金属が好ましい。したがって、本発明に用いられる金
属繊維としては、極細線加工が可能なステンレス鋼繊
維、ニッケル繊維、銅繊維、アルミニウム繊維、銀繊
維、金繊維、チタン繊維等があげられるが、導電性があ
り、細線加工が可能な金属であれば如何なるものでもよ
く、金属の種類に限定されるものではない。これらの金
属繊維は、繊維径が細いものほどシートに形成したとき
の柔軟性がよく、ガーレーこわさ測定値を低減すること
ができるが、繊維径が細いほど加工度が高くなり、コス
ト面で不利になるので、通常5〜50μm、好ましくは
20μm以下の範囲で目的に応じて選択される。また、
金属繊維の長さは、特に限定されるものではないが、湿
式抄紙法によりシートを作製する場合には、地合構成の
観点から2〜6mmの範囲が最適である。金属材料によ
る電磁波のシールドは、主に反射によるため、露出表面
が多いほど単位体積当たりのシールド効果が大きいもの
と考えられ、また放熱性も向上する。ところで多孔質シ
ートの露出表面積は、シートに孔が開いているほど、ま
た個々の孔径が小さいほど大きくなり、構成する繊維径
や繊維長が小さいほど大きくなるので、これらの条件を
適宜選択、調整してシートを作製すればよい。
【0010】多孔質シートの製造は、湿式抄紙法によっ
て行うことが好ましいが、その他にも編組や織布の作製
方法によって得ることもできる。湿式抄紙法による場合
について、具体的に説明すると、短繊維にカットした一
種または複数種の金属繊維を水中に離解分散させ、適量
のバインダーと必要に応じて助剤を添加し、混合した
後、ワイヤー上で脱水処理し、プレス工程、乾燥工程を
得てシート化し、真空または非酸化性雰囲気下で加熱し
てバインダー等を熱分解して除去すればよい。バインダ
ーとしては、例えば、ポリビニルアルコール繊維、ポリ
エチレン繊維、ポリプロピレン繊維、セルロースパルプ
等が使用でき、また、助剤としては、一般に湿式抄紙法
に使用されている分散剤、界面活性剤、消泡剤等が使用
できる。非酸化性雰囲気としては、アルゴンガス、窒素
ガス、水素ガス等を使用することができる。
【0011】また、電磁波シールド特性および品質向上
の目的から、上記多孔質シートの金属繊維同士を焼結し
てもよい。焼結は、真空または非酸化性雰囲気中で金属
繊維の融点近くの温度において、例えば、ステンレス鋼
繊維の場合、1120℃で1〜2時間加熱処理を行えば
よい。
【0012】本発明において、多孔質シートの金属繊維
表面は、その金属繊維よりも低い抵抗率を有する金属で
被覆させることができる。それにより、所望の導電性そ
の他の特性を、より少量の金属を用いて得ることがで
き、優れた電磁波シールド効果が達成される。
【0013】金属繊維表面の被覆は、電解メッキ法、無
電解メッキ法、スパッタリング法、蒸着法、プラズマ溶
射法等、公知の方法によって行うことができる。また、
金属繊維よりも低い融点を有する低抵抗の他の金属繊維
を共存させて焼結することによって、焼結と同時に金属
繊維の表面を低抵抗の金属で被覆するようにしてもよ
い。
【0014】上記の方法で得られる多孔質シートは、厚
さ10〜100μm、空隙率70〜95%、ガーレーこ
わさ5〜50mgであることが必要である。厚さを10
〜100μmの範囲に限定した理由は次の通りである。
すなわち、電子機器等の部品は、高機能高集積化に推移
し、各部品の占有体積が次第に小さくなる傾向にあるの
で、これに対応した部品に対応させる必要があること、
さらにフレキシブルプリント回路基板等に対して用いる
場合には、柔軟性が求められること等の理由から、上記
の範囲に設定する必要がある。すなわち、厚さが上記の
範囲より厚くなると、占有体積が増加し、ガーレーこわ
さが増加する。また、10μmより薄くなると、シート
の強度が低下して耐久性に劣ったり、電磁波シールド効
果も低下する。
【0015】空隙率が70%より低いと、シートの密度
が高くなり、柔軟性が低下してガーレーこわさが増加す
る。また、空隙率が95%よりも高くなると、シートを
構成する繊維の本数が少なくなり、シートの強度や電磁
波シールド性能が低下する。また、ガーレーこわさが5
より低いと、柔らかすぎて加工時のハンドリング性が悪
く、また、50mgより高いと、フレキシブル性が低下
する。
【0016】なお、本発明において、空隙率およびガー
レーこわさは、次の測定方法によって求めた値である。 (空隙率)シートの多孔性の度合を示す値であり次の式
で示される。 空隙率(%)={1−(シートの見掛けの密度/シート
の真の密度)}×100 式中、シートの見掛けの密度は、シートの坪量と厚さか
ら計算される値である。シートの真の密度は、繊維自体
(被覆金属も含む)の密度を意味する。
【0017】(ガーレーこわさの測定)こわさの測定
は、ガーレーこわさ試験器(熊谷理機工業社製)を用
い、試験片として、幅2インチ、長さ1.5インチの大
きさのものについて、下記表1に示す荷重を表1に示す
荷重位置(W1、W2およびW4は、それぞれ振り子の
中心のピボットより1インチ、2インチおよび4インチ
の位置)にかけることにより測定を行い、得られた目盛
りの値を次式に代入して、標準試験片(幅1インチ、長
さ3.5インチ、荷重5g、1インチの位置のとき)を
用いたときのこわさ(mg)で算出する。
【0018】
【表1】
【数1】 Rg:目盛りの読み W:試験片の幅(インチ) L:試験片の長さ(インチ)・・・実際の長さより0.
5インチを引いた値 W1、W2、W4:各加重位置の使用重りの重さ(g)
【0019】
【実施例】実施例1 繊維径8μm、繊維長4mmのステンレス鋼繊維(材
質:SUS316L、商品名:サスミック、東京製鋼社
製)95重量部、および水中溶解温度70℃のポリビニ
ルアルコール繊維(商品名:フィブリボンドVPB10
5−1、クラレ社製)5重量部からなるスラリーを、湿
式抄紙法によって抄造し、脱水プレス、加熱乾燥して、
米坪量62g/m2 のシートを得た。得られたシート
を、表面温度が160℃の加熱ロールを用いて、線圧3
00kg/cm、速度5m/minの条件で加熱圧着
し、ステンレス鋼繊維加熱圧着シートを得た。得られた
シートについて、電磁波シールド効果を測定し、評価を
行った。このシートは、加熱圧着により厚さが薄く、そ
のためシートに柔軟性があり、さらに熱圧着により金属
繊維間の距離が縮まるため、電磁波シールド効果も高い
ものであった。
【0020】実施例2 実施例1と同様にして湿式抄紙法で得られたシートを、
加熱圧着することなく、水素ガス雰囲気の連続焼結炉
(メッシュベルト付きろう付け炉)を用い、熱処理温度
1120℃、速度15cm/minで焼結処理を行い、
米坪量45g/m2 のステンレス鋼繊維焼結シートを得
た。得られたシートについて、実施例1と同様にして、
電磁波シールド効果を測定し、評価を行った。このシー
トは、焼結による脱脂効果および金属繊維間の接合によ
り、バインダーによるこわさがなく、そのためシートに
柔軟性があり、さらに金属繊維間が直接結着されている
ため、電磁波シールド効果も高いものであった。
【0021】実施例3 米坪量の点以外は、実施例2におけるステンレス鋼繊維
焼結シートの製造方法と同様にして、米坪量80g/m
2 のステンレス鋼繊維焼結シートを得た。得られたシー
トについて、実施例1と同様にして電磁波シールド効果
を測定し、評価を行った。このシートは、実施例2のシ
ートに比べて、米坪量が増加した分こわさの値が高くな
り、柔軟性に劣るが、焼結による金属繊維間の接合およ
び金属繊維分の増加により、金属繊維間が直接結着され
ているため、電磁波シールド効果も高いものであった。
【0022】実施例4 繊維径8μm、繊維長4mmのステンレス鋼繊維(材
質:SUS316L、商品名:サスミック、東京製鋼社
製)60重量部、繊維径30μm、繊維長4mmの銅繊
維(商品名:カプロン、エスコ社製)20重量部、およ
び水中溶解温度70℃のポリビニルアルコール繊維(商
品名:フィブリボンドVPB105−1、クラレ社製)
20重量部からなるスラリーを、湿式抄紙法によって抄
造し、脱水プレス、加熱乾燥して、米坪量75g/m2
のシートを得た。得られたシートを、表面温度が160
℃の加熱ロールを用いて、線圧300kg/cm、速度
5m/minの条件で加熱圧着した。次に、得られた圧
着金属繊維シートを、水素ガス雰囲気の連続焼結炉(メ
ッシュベルト付きろう付け炉)を用い、熱処理温度11
20℃、速度15cm/minで焼結処理を行い、米坪
量60g/m2 のステンレス鋼繊維表面に銅が融着して
被覆された金属繊維焼結シートを得た。得られたシート
について、実施例1と同様にして電磁波シールド効果を
測定し、評価を行った。このシートは、加熱圧着により
厚さが薄く、さらに焼結による脱脂効果および金属繊維
間の接合により、バインダーおよび厚さによるこわさが
なく、そのためシートに柔軟性があり、さらに金属繊維
間が直接結着されており、その上より低抵抗の銅でステ
ンレス鋼繊維が被覆されているため、電磁波シールド効
果もより優れたものであった。
【0023】比較例1 米坪量以外は、実施例1におけるステンレス鋼繊維焼結
シートの製造方法と同様にして、米坪量32g/m2
ステンレス鋼繊維シートを得た。得られたシートについ
て、実施例1と同様にして電磁波シールド効果を測定
し、評価を行った。このシートは、実施例1のものに比
べて、加熱圧着していない分こわさの値が高くなり、柔
軟性に劣り、さらに空隙率が高いため金属繊維間の距離
が長く、電磁波シールド効果に劣るものであった。
【0024】比較例2 アルミニウム箔(厚さ27μm)を比較用の電磁波シー
ルド材として使用し、実施例1と同様にして電磁波シー
ルド効果を測定し、評価を行った。このアルミニウム箔
は、電磁波シールド効果が高いが、空隙がないため、こ
わさは金属本来の性質と厚さに依存し、したがって、高
い柔軟性を得ることが困難であった。
【0025】比較例3 ステンレス鋼製の200メッシュ金網を比較用の電磁波
シールド材として使用し、実施例1と同様にして電磁波
シールド効果を測定し、評価を行った。この金網は、繊
維密度が高いため、電磁波シールド効果は得られたが、
柔軟性に欠けるものであった。なお、柔軟性を得るため
に繊維密度が低くなるように編んだ金網は、穴が大きく
なるため電磁波シールド効果に劣るものとなった。
【0026】上記実施例および比較例のものについて、
物理特性および評価結果をまとめて下記表2に示す。な
お、表2中、厚さおよび密度はJIS P8118、坪
量はJIS P8124による測定結果である。また、
電磁波シールド効果の評価は、下記の測定方法によって
行った。
【0027】(シールド特性の測定)電磁波シールド効
果を評価するためのシールド特性の測定は、図1に示す
アドバンテスト社製のTR17301およびTR417
2を用いて行った。図1において、10はシールドボッ
クス(TR17301)であって、送信アンテナ12お
よび受信アンテナ13が配置されており、その間に15
cm角の試料11が金属ホルダーにセットされる。14
はスペクトラムアナライザー(TR4172)である。
電界波および磁界波シールド特性の測定は、付属のロッ
ドアンテナ(電界波用)およびループアンテナ(磁界波
用)を使用して、10〜1000MHzの周波数領域に
おけるシールド特性を測定した。
【0028】表2におけるシールド特性は、スペクトラ
ムアナライザーに記録されたチャートから求めたもので
あって、周波数500MHzにおけるシールド効果の値
を示す。例えば、実施例2の場合、電界波および磁界波
についての周波数(横軸)に対するシールド効果(縦
軸)を記録した図2に示すグラフについて、周波数50
0MHzにおける電界波のシールド効果の値51dBお
よび磁界波のシールド効果の値40dBがシールド特性
として示されている。
【表2】 評価基準は次の通りである。 電磁波シールド効果:○は許容レベル、×は不良。 総合評価:○は許容レベル、×は実用不能。
【0029】
【発明の効果】本発明の電磁波シールド用シートは、厚
さが薄くて軽く、柔軟性に優れ、かつ良好な電磁波シー
ルド効果を示すものであり、電磁波シールド材料として
総合的に優れた材料である。したがって、本発明の電磁
波シールド用シートは、軽薄短小化された電子機器の電
磁波シールドのために極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電磁波シールド効果の測定に使用する装置の
概略の構成図である。
【図2】 電界波および磁界波についての周波数とシー
ルド効果との関係をを示すグラフである。
【符号の説明】
10…シールドボックス、11…試料、12…送信アン
テナ、13…受信アンテナ、14…スペクトラムアナラ
イザー。
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(ガーレーこわさの測定)こわさの測定
は、ガーレーこわさ試験器(熊谷理機工業社製)を用
い、試験片として、幅2インチ、長さ1.5インチの大
きさのものについて、下記表1に示す荷重を表1に示す
荷重位置(1、2および4は、それぞれ振り子の
中心のピボットより1インチ、2インチおよび4インチ
の位置)にかけることにより測定を行い、得られた目盛
りの値を次式に代入して、標準試験片(幅1インチ、長
さ3.5インチ、荷重5g、1インチの位置のとき)を
用いたときのこわさ(mg)で算出する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【表1】
【数1】 Rg:目盛りの読み W:試験片の幅(インチ) L:試験片の長さ(インチ)・・・実際の長さより0.
5インチを引いた値 W1、W2、W4:各加重位置の使用重りの重さ(g)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一種または複数種の金属繊維を含有する
    多孔質シートよりなり、厚さが10〜100μm、空隙
    率が70〜95%、ガーレーこわさが5〜50mgであ
    ることを特徴とする電磁波シールド用シート。
  2. 【請求項2】 多孔質シートが、金属繊維の焼結体より
    なる焼結多孔質シートである請求項1に記載の電磁波シ
    ールド用シート。
  3. 【請求項3】 金属繊維表面が、該金属繊維よりも低い
    抵抗率を有する金属で被覆されたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の電磁波シールド用シート。
JP01835498A 1998-01-30 1998-01-30 フレキシブルプリント回路基板用電磁波シールドシート Expired - Fee Related JP3420493B2 (ja)

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