JPH11217028A - シフトレバーのマウント構造 - Google Patents
シフトレバーのマウント構造Info
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- JPH11217028A JPH11217028A JP3416198A JP3416198A JPH11217028A JP H11217028 A JPH11217028 A JP H11217028A JP 3416198 A JP3416198 A JP 3416198A JP 3416198 A JP3416198 A JP 3416198A JP H11217028 A JPH11217028 A JP H11217028A
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- Japan
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- shift lever
- vehicle
- transmission
- case
- mount
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K20/00—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles
- B60K20/02—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means
- B60K20/04—Arrangement or mounting of change-speed gearing control devices in vehicles of initiating means floor mounted
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/0208—Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シフトレバーのマウント構造において、シフ
トレバーへの振動を効果的に減衰させることにある。 【構成】 一側がシフトレバーケースに取付けられると
ともに他側にマウント部材が取付けられるシフトレバー
ケース側マウントブラケットを設け、このシフトレバー
ケース側マウントブラケットとミッション側マウントブ
ラケットとの間に介設されるマウント部材を圧縮方向が
車両の前後方向に指向されるように配設している。
トレバーへの振動を効果的に減衰させることにある。 【構成】 一側がシフトレバーケースに取付けられると
ともに他側にマウント部材が取付けられるシフトレバー
ケース側マウントブラケットを設け、このシフトレバー
ケース側マウントブラケットとミッション側マウントブ
ラケットとの間に介設されるマウント部材を圧縮方向が
車両の前後方向に指向されるように配設している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、シフトレバーの
マウント構造に係り、特にトランスミッションケースに
連設したシフトレバーケースを弾性支持するシフトレバ
ーのマウント構造に関する。
マウント構造に係り、特にトランスミッションケースに
連設したシフトレバーケースを弾性支持するシフトレバ
ーのマウント構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】車両においては、エンジンの発生する駆
動力を充分に利用して円滑に車両を走行させるために、
手動式や自動式のトランスミッションが搭載されてい
る。このトランスミッションには、プロペラ軸が接続さ
れている。
動力を充分に利用して円滑に車両を走行させるために、
手動式や自動式のトランスミッションが搭載されてい
る。このトランスミッションには、プロペラ軸が接続さ
れている。
【０００３】また、トランスミッションには、シフトレ
バーを支持するシフトレバーケースが別体に連設されて
いるものがある。シフトレバーは、トランスミッション
の内部の各シフトヨークからシフトレバーケースで支持
されたフロントシフト軸、ブッシュ、及び、軸継手を介
し、シフトレバーケースで支持されたリヤシフト軸、ブ
ッシュ、シフトアーム、他のブッシュを介して変速操作
されるものである。これにより、トランスミッションの
内部のギヤ類からの振動は、各ブッシュ等で減衰され、
シフトレバーへの伝達が抑制される。
バーを支持するシフトレバーケースが別体に連設されて
いるものがある。シフトレバーは、トランスミッション
の内部の各シフトヨークからシフトレバーケースで支持
されたフロントシフト軸、ブッシュ、及び、軸継手を介
し、シフトレバーケースで支持されたリヤシフト軸、ブ
ッシュ、シフトアーム、他のブッシュを介して変速操作
されるものである。これにより、トランスミッションの
内部のギヤ類からの振動は、各ブッシュ等で減衰され、
シフトレバーへの伝達が抑制される。
【０００４】かかる場合に、トランスミッションを車体
側のフレームに支持するミッション側マウントブラケッ
トに支持腕を延設し、この支持腕にゴム材等からなるマ
ウント部材を介してシフトレバーケースが弾性支持され
ている。そして、図１３に示す如く、マウント部材１０
２は、圧縮方向が車両の上下方向に指向する一方、剪断
方向が車両の前後方向に指向するように配設されてい
る。
側のフレームに支持するミッション側マウントブラケッ
トに支持腕を延設し、この支持腕にゴム材等からなるマ
ウント部材を介してシフトレバーケースが弾性支持され
ている。そして、図１３に示す如く、マウント部材１０
２は、圧縮方向が車両の上下方向に指向する一方、剪断
方向が車両の前後方向に指向するように配設されてい
る。
【０００５】また、このようなシフトレバーのマウント
構造としては、例えば、特開平８−１５９２４８号公報
に開示されている。この公報に記載のものは、トランス
ミッションの出力軸と略平行で且つ車両の後方に延設さ
れたミッションケースの後端にシフトレバーを支持する
ミッションケースの後方延長部のシフトレバーの下方の
面に張り出して取り付けられるブラケットと、このブラ
ケットに弾性部材を介して上下方向に振動可能に取り付
けられるマスとを備え、シフトレバーの上下方向の振動
を抑制するものである。
構造としては、例えば、特開平８−１５９２４８号公報
に開示されている。この公報に記載のものは、トランス
ミッションの出力軸と略平行で且つ車両の後方に延設さ
れたミッションケースの後端にシフトレバーを支持する
ミッションケースの後方延長部のシフトレバーの下方の
面に張り出して取り付けられるブラケットと、このブラ
ケットに弾性部材を介して上下方向に振動可能に取り付
けられるマスとを備え、シフトレバーの上下方向の振動
を抑制するものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンか
らの振動は、トランスミッションアッパケース、トラン
スミッションロアケース、エクステンションケース等を
経てミッション側マウントブラケットに伝達され、そし
て、このミッション側マウントブラケットの支持腕を介
してマウント部材に伝達される。
らの振動は、トランスミッションアッパケース、トラン
スミッションロアケース、エクステンションケース等を
経てミッション側マウントブラケットに伝達され、そし
て、このミッション側マウントブラケットの支持腕を介
してマウント部材に伝達される。
【０００７】ところが、このマウント部材は、図１３に
示すように、上述の如き、圧縮方向が車両の上下方向に
配設されており、また、ゴム材は、その特性上、剪断方
向よりも圧縮方向の方がばね定数が大きいので、このた
め、シフトレバー上での上下方向の振動が大きくなり、
運転者がシフトレバーを操作して変速を行うために、シ
フトレバーに触れる際に、不快な振動を感じてしまうと
いう不都合があった。
示すように、上述の如き、圧縮方向が車両の上下方向に
配設されており、また、ゴム材は、その特性上、剪断方
向よりも圧縮方向の方がばね定数が大きいので、このた
め、シフトレバー上での上下方向の振動が大きくなり、
運転者がシフトレバーを操作して変速を行うために、シ
フトレバーに触れる際に、不快な振動を感じてしまうと
いう不都合があった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載したトランス
ミッションのトランスミッションケースにシフトレバー
ケースを連設し、このシフトレバーケースをマウント部
材とミッション側マウントブラケットとによって車体側
に弾性支持するシフトレバーのマウント構造において、
一側が前記シフトレバーケースに取付けられるとともに
他側に前記マウント部材が取付けられるシフトレバーケ
ース側マウントブラケットを設け、このシフトレバーケ
ース側マウントブラケットと前記ミッション側マウント
ブラケットとの間に介設される前記マウント部材を圧縮
方向が前記車両の前後方向に指向されるように配設した
ことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、車両に搭載したトランス
ミッションのトランスミッションケースにシフトレバー
ケースを連設し、このシフトレバーケースをマウント部
材とミッション側マウントブラケットとによって車体側
に弾性支持するシフトレバーのマウント構造において、
一側が前記シフトレバーケースに取付けられるとともに
他側に前記マウント部材が取付けられるシフトレバーケ
ース側マウントブラケットを設け、このシフトレバーケ
ース側マウントブラケットと前記ミッション側マウント
ブラケットとの間に介設される前記マウント部材を圧縮
方向が前記車両の前後方向に指向されるように配設した
ことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明は、マウント部材の圧縮
方向が車両の前後方向に指向していることから、マウン
ト部材において圧縮方向よりもばね定数が小さい剪断方
向が車両の上下方向に指向することになり、よって、車
両の上下方向の振動を大きく減衰することができる。ま
た、シフトレバーケースの動きがエンジンやトランスミ
ッションの動きと同じになり、ギヤ抜けの発生を防止す
ることができる。
方向が車両の前後方向に指向していることから、マウン
ト部材において圧縮方向よりもばね定数が小さい剪断方
向が車両の上下方向に指向することになり、よって、車
両の上下方向の振動を大きく減衰することができる。ま
た、シフトレバーケースの動きがエンジンやトランスミ
ッションの動きと同じになり、ギヤ抜けの発生を防止す
ることができる。
【００１０】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図１〜１２は、この発明の実施
例を示すものである。図１において、２は例えば４輪駆
動車（以下「車両」という）に搭載されたエンジン、４
はこのエンジン２に連設された手動式のトランスミッシ
ョン、６はトランスミッションアッパケース６−１とト
ランスミッションロアケース６−２とからなるトランス
ミッションケースである。
且つ具体的に説明する。図１〜１２は、この発明の実施
例を示すものである。図１において、２は例えば４輪駆
動車（以下「車両」という）に搭載されたエンジン、４
はこのエンジン２に連設された手動式のトランスミッシ
ョン、６はトランスミッションアッパケース６−１とト
ランスミッションロアケース６−２とからなるトランス
ミッションケースである。
【００１１】このトランスミッション４には、車両の後
方に指向し、自在継手８を介してプロペラ軸１０が接続
して設けられている。
方に指向し、自在継手８を介してプロペラ軸１０が接続
して設けられている。
【００１２】また、トランスミッション４には、プロペ
ラ軸１０と略平行に、軸継手１２を介してギヤシフト軸
１４が接続されている。このギヤシフト軸１４には、ト
ランスミッションケース６に連設したシフトレバーケー
ス１６に支持されたシフトレバー１８が連結している。
このシフトレバー１８は、運転者が操作するものであ
る。
ラ軸１０と略平行に、軸継手１２を介してギヤシフト軸
１４が接続されている。このギヤシフト軸１４には、ト
ランスミッションケース６に連設したシフトレバーケー
ス１６に支持されたシフトレバー１８が連結している。
このシフトレバー１８は、運転者が操作するものであ
る。
【００１３】このシフトレバーケース１６は、図２〜４
に示す如く、基部２０とシフトレバー保持部２２とギヤ
シフト軸保持部２４と、ケース側マウントブラケット取
付ボス部２６とが一体的になって構成されている。
に示す如く、基部２０とシフトレバー保持部２２とギヤ
シフト軸保持部２４と、ケース側マウントブラケット取
付ボス部２６とが一体的になって構成されている。
【００１４】基部２０には、固定用ボルト２８を装着さ
せる固定用ボルト孔３０が４箇所に形成されている。
せる固定用ボルト孔３０が４箇所に形成されている。
【００１５】シフトレバー保持部２２には、固定用プレ
ート３２を固定するように、プレート用ボルト３４を挿
着させるプレート用ボルトねじ孔３６が上面に形成さ
れ、後面に支持用ボルト３８を挿着させる支持用ボルト
ねじ孔４０が形成されている。
ート３２を固定するように、プレート用ボルト３４を挿
着させるプレート用ボルトねじ孔３６が上面に形成さ
れ、後面に支持用ボルト３８を挿着させる支持用ボルト
ねじ孔４０が形成されている。
【００１６】ケース側マウントブラケット取付ボス部２
６には、後面に所定の間隔の取付幅Ｗ1 でケース側マウ
ントブラケット取付ねじ孔４２、４２が形成されてい
る。
６には、後面に所定の間隔の取付幅Ｗ1 でケース側マウ
ントブラケット取付ねじ孔４２、４２が形成されてい
る。
【００１７】また、トランスミッション４は、ミッショ
ン側マウントブラケット４４によって車体側に支持され
る。
ン側マウントブラケット４４によって車体側に支持され
る。
【００１８】このミッション側マウントブラケット４４
は、図５〜７に示す如く、車両の上下方向に指向するミ
ッション側取付板４６と、車両の左右で対峙し且つ車両
の後ろ上方に延設した一対の支持腕４８、４８と、連結
用板５０で連結されたミッション側マウント取付板５
２、５２とが一体的になって構成されている。
は、図５〜７に示す如く、車両の上下方向に指向するミ
ッション側取付板４６と、車両の左右で対峙し且つ車両
の後ろ上方に延設した一対の支持腕４８、４８と、連結
用板５０で連結されたミッション側マウント取付板５
２、５２とが一体的になって構成されている。
【００１９】ミッション側取付板４６には、ミッション
側取付ボルト５４を挿通するミッション側ボルト孔５６
が４箇所に形成されているとともに、プロペラ軸１０と
の干渉を回避させるミッション側プロペラ軸逃げ凹所５
８が形成されている。
側取付ボルト５４を挿通するミッション側ボルト孔５６
が４箇所に形成されているとともに、プロペラ軸１０と
の干渉を回避させるミッション側プロペラ軸逃げ凹所５
８が形成されている。
【００２０】一対の支持腕４８、４８は、ミッション側
マウント取付板４６に連設して車両の後方で且つ上方で
斜めに延長され、車両の左右且つ所定の間隔で配設され
ている。
マウント取付板４６に連設して車両の後方で且つ上方で
斜めに延長され、車両の左右且つ所定の間隔で配設され
ている。
【００２１】ミッション側マウント取付部５２、５２
は、一対の支持腕４８、４８の後端部位に横架した連結
用板５０の内側で且つミッション側マウント取付板４６
と平行で上下方向に指向して配設されている。このミッ
ション側マウント取付部５２、５２には、所定の取付幅
Ｗ2 でミッション側マウント取付孔６０、６０が形成さ
れているとともに、このミッション側マウント取付孔６
０、６０周辺にミッション側マウント位置決め孔６２、
６２が形成されている。
は、一対の支持腕４８、４８の後端部位に横架した連結
用板５０の内側で且つミッション側マウント取付板４６
と平行で上下方向に指向して配設されている。このミッ
ション側マウント取付部５２、５２には、所定の取付幅
Ｗ2 でミッション側マウント取付孔６０、６０が形成さ
れているとともに、このミッション側マウント取付孔６
０、６０周辺にミッション側マウント位置決め孔６２、
６２が形成されている。
【００２２】シフトレバーケース１６とミッション側マ
ウントブラケット４４の一対の支持腕４８、４８との間
には、シフトレバーケース側マウントブラケット６４と
マウント部材６６とが介設される。
ウントブラケット４４の一対の支持腕４８、４８との間
には、シフトレバーケース側マウントブラケット６４と
マウント部材６６とが介設される。
【００２３】シフトレバーケース側マウントブラケット
６４は、図８〜９に示す如く、台形形状の部材からな
り、シフトレバーケース１６のケース側マウントブラケ
ット取付ねじ孔４２、４２に対応した取付幅Ｗ1 で且つ
上部位に形成された上側ボルト孔６８、６８を有すると
ともに、ミッション側マウントブラケット４４のミッシ
ョン側マウント取付孔６０、６０に対応した取付幅Ｗ2
で下側ボルト孔７０、７０が下部位に形成され、また、
この下側ボルト孔７０、７０の周辺にケース側マウント
位置決め孔７２、７２が形成され、更に、下面にはケー
ス側プロペラ軸逃げ凹所７４が形成されている。上側ボ
ルト孔６８には、ケース側マウントブラケット取付ねじ
孔４２に螺着するマウント取付ボルト７６が挿通され
る。
６４は、図８〜９に示す如く、台形形状の部材からな
り、シフトレバーケース１６のケース側マウントブラケ
ット取付ねじ孔４２、４２に対応した取付幅Ｗ1 で且つ
上部位に形成された上側ボルト孔６８、６８を有すると
ともに、ミッション側マウントブラケット４４のミッシ
ョン側マウント取付孔６０、６０に対応した取付幅Ｗ2
で下側ボルト孔７０、７０が下部位に形成され、また、
この下側ボルト孔７０、７０の周辺にケース側マウント
位置決め孔７２、７２が形成され、更に、下面にはケー
ス側プロペラ軸逃げ凹所７４が形成されている。上側ボ
ルト孔６８には、ケース側マウントブラケット取付ねじ
孔４２に螺着するマウント取付ボルト７６が挿通され
る。
【００２４】また、シフトレバーケース側マウントブラ
ケット６４の左右には、補強リブ７８、７８が設けられ
ている。
ケット６４の左右には、補強リブ７８、７８が設けられ
ている。
【００２５】マウント部材６６は、図１０〜１１に示す
如く、一側、他側保持板８０−１、８０−２間にマウン
トゴム８２が固定して設けられ、一側支持板８０−１に
一側取付ボルト８４−１及び一側位置決めピン８６−１
が固着され、他側支持板８０−２には他側取付ボルト８
４−２及び他側位置決めピン８６−２が固着して構成さ
れている。このマウント部材６６にあっては、一側取付
ボルト８４−１がミッション側マウント取付孔６０に挿
通されるとともに一側マウント位置決めピン８６−１が
ミッション側マウント位置決め孔６２に挿通され、ま
た、他側取付ボルト８４−２が下側ボルト孔７０に挿通
されるとともに他側マウント部位決めピン８６−２がケ
ース側マウント位置決め孔７２に挿通される。
如く、一側、他側保持板８０−１、８０−２間にマウン
トゴム８２が固定して設けられ、一側支持板８０−１に
一側取付ボルト８４−１及び一側位置決めピン８６−１
が固着され、他側支持板８０−２には他側取付ボルト８
４−２及び他側位置決めピン８６−２が固着して構成さ
れている。このマウント部材６６にあっては、一側取付
ボルト８４−１がミッション側マウント取付孔６０に挿
通されるとともに一側マウント位置決めピン８６−１が
ミッション側マウント位置決め孔６２に挿通され、ま
た、他側取付ボルト８４−２が下側ボルト孔７０に挿通
されるとともに他側マウント部位決めピン８６−２がケ
ース側マウント位置決め孔７２に挿通される。
【００２６】このマウント部材６６は、ミッション側マ
ウント取付板５２とシフトレバーケース側マウントブラ
ケット６４との間に取付けられる際に、図１に示す如
く、圧縮方向が車両の前後方向に指向する一方、剪断方
向が車両の上下方向に指向して配設される。
ウント取付板５２とシフトレバーケース側マウントブラ
ケット６４との間に取付けられる際に、図１に示す如
く、圧縮方向が車両の前後方向に指向する一方、剪断方
向が車両の上下方向に指向して配設される。
【００２７】次に、この実施例の作用を説明する。
【００２８】車両の走行時にあっては、車両の上下方向
の振動でマウント部材６６の剪断方向で受け取められの
で、この剪断方向が圧縮方向よりもばね定数が小さいこ
とから、その上下方向の振動がマウント部材６６で効果
的に大きく減衰され、よって、シフトレバー１８上の上
下振動が許容レベルとなり、よって、図１２に示す如
く、エンジン回転数に対する振動レベルを従来の場合よ
りも、低減することができ、よって、運転者に不快感を
与えるのを防止することができる。
の振動でマウント部材６６の剪断方向で受け取められの
で、この剪断方向が圧縮方向よりもばね定数が小さいこ
とから、その上下方向の振動がマウント部材６６で効果
的に大きく減衰され、よって、シフトレバー１８上の上
下振動が許容レベルとなり、よって、図１２に示す如
く、エンジン回転数に対する振動レベルを従来の場合よ
りも、低減することができ、よって、運転者に不快感を
与えるのを防止することができる。
【００２９】また、ミッション側マウントブラケット４
４には、ミッション側プロペラ軸逃げ凹所５８が形成さ
れているとともに、シフトレバーケース側マウントブラ
ケット６４にはケース側プロペラ軸逃げ凹所７４が形成
されているので、プロペラ軸１０が動いても、プロペラ
軸１０との干渉を回避させることができるとともに、レ
イアウトの自由度を大きくすることができる。
４には、ミッション側プロペラ軸逃げ凹所５８が形成さ
れているとともに、シフトレバーケース側マウントブラ
ケット６４にはケース側プロペラ軸逃げ凹所７４が形成
されているので、プロペラ軸１０が動いても、プロペラ
軸１０との干渉を回避させることができるとともに、レ
イアウトの自由度を大きくすることができる。
【００３０】更に、マウント部材６６の圧縮方向が車両
の前後方向に配置されていることから、シフトレバーケ
ース１６の動きをエンジン２及びトランスミッション４
の動きと同じくさせ、ギヤ抜けの発生を防止することが
できる。
の前後方向に配置されていることから、シフトレバーケ
ース１６の動きをエンジン２及びトランスミッション４
の動きと同じくさせ、ギヤ抜けの発生を防止することが
できる。
【００３１】更にまた、振動の減衰を図るために、従来
のマウント部材の取付方向を変更するだけでよいので、
従来のマウント部材を利用することができ、部品の共通
化を図り、廉価とすることができる。
のマウント部材の取付方向を変更するだけでよいので、
従来のマウント部材を利用することができ、部品の共通
化を図り、廉価とすることができる。
【００３２】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、一側がシフトレバーケースに取付けられ
るとともに他側にマウント部材が取付けられるシフトレ
バーケース側マウントブラケットを設け、このシフトレ
バーケース側マウントブラケットとミッション側マウン
トブラケットとの間に介設されるマウント部材を圧縮方
向が車両の前後方向に指向されるように配設したことに
より、マウント部材の圧縮方向が車両の前後方向に指向
していることから、マウント部材において圧縮方向より
もばね定数が小さい剪断方向が車両の上下方向に指向す
ることになり、よって、車両の上下方向の振動を大きく
減衰し得る。
発明によれば、一側がシフトレバーケースに取付けられ
るとともに他側にマウント部材が取付けられるシフトレ
バーケース側マウントブラケットを設け、このシフトレ
バーケース側マウントブラケットとミッション側マウン
トブラケットとの間に介設されるマウント部材を圧縮方
向が車両の前後方向に指向されるように配設したことに
より、マウント部材の圧縮方向が車両の前後方向に指向
していることから、マウント部材において圧縮方向より
もばね定数が小さい剪断方向が車両の上下方向に指向す
ることになり、よって、車両の上下方向の振動を大きく
減衰し得る。
【００３３】また、シフトレバーケースの動きがエンジ
ンやトランスミッションの動きと同じになり、ギヤ抜け
の発生を防止し得る。
ンやトランスミッションの動きと同じになり、ギヤ抜け
の発生を防止し得る。
【００３４】更に、従来のマウント部材を使用すること
ができ、部品の共通化を図り、廉価とし得る。
ができ、部品の共通化を図り、廉価とし得る。
【図１】車両に搭載されたトランスミッションの側面図
である。
である。
【図２】シフトレバーケースの側面図である。
【図３】図２の矢印〓によるシフトレバーケースの平面
図である。
図である。
【図４】図２の矢印〓によるシフトレバーケースの背面
図である。
図である。
【図５】ミッション側マウントブラケットの側面図であ
る。
る。
【図６】図５の矢印〓によるミッション側マウントブラ
ケットの平面図である。
ケットの平面図である。
【図７】図５の矢印〓によるミッション側マウントブラ
ケットの正面図である。
ケットの正面図である。
【図８】シフトレバーケース側マウントブラケットの正
面図である。
面図である。
【図９】図８のシフトレバーケース側マウントブラケッ
トの側面図である。
トの側面図である。
【図１０】マウント部材の拡大側面図である。
【図１１】図１０の矢印〓〓によるマウント部材の正面
図である。
図である。
【図１２】エンジン回転数に対する振動レベルを説明す
る図である。
る図である。
【図１３】従来におけるマウント部材の配置状態を示す
図である。
図である。
２ エンジン ４ トランスミッション １０ プロペラ軸 １６ シフトレバーケース １８ シフトレバー ４４ ミッション側マウントブラケット ６４ シフトレバーケース側マウントブラケット ６６ マウント部材
Claims (2)
- 【請求項１】 車両に搭載したトランスミッションのト
ランスミッションケースにシフトレバーケースを連設
し、このシフトレバーケースをマウント部材とミッショ
ン側マウントブラケットとによって車体側に弾性支持す
るシフトレバーのマウント構造において、一側が前記シ
フトレバーケースに取付けられるとともに他側に前記マ
ウント部材が取付けられるシフトレバーケース側マウン
トブラケットを設け、このシフトレバーケース側マウン
トブラケットと前記ミッション側マウントブラケットと
の間に介設される前記マウント部材を圧縮方向が前記車
両の前後方向に指向されるように配設したことを特徴と
するシフトレバーのマウント構造。 - 【請求項２】 前記シフトレバーケース側マウントブラ
ケットは、台形形状に形成され、前記ミッション側マウ
ントブラケット側の取付幅が前記シフトレバーケース側
の取付幅よりも大きく設定されたことを特徴とする請求
項１に記載のシフトレバーのマウント構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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| JP3416198A JPH11217028A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | シフトレバーのマウント構造 |
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