JP2000108688A - 自動車用パワーユニット支持構造 - Google Patents

自動車用パワーユニット支持構造

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JP2000108688A
JP2000108688A JP10284278A JP28427898A JP2000108688A JP 2000108688 A JP2000108688 A JP 2000108688A JP 10284278 A JP10284278 A JP 10284278A JP 28427898 A JP28427898 A JP 28427898A JP 2000108688 A JP2000108688 A JP 2000108688A
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吉光 小林
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満 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーユニットから作用する荷重を確実にサ
スペンションクロスメンバに伝達分散すると共にエンジ
ンマウントの小型軽量化が得られる自動車用パワーユニ
ット支持構造を提供する。 【解決手段】サイドフレーム間に架設されたサスペンシ
ョンクロスメンバ21にパワーユニット41を支持する
後部エンジンマウント30を、パワーユニット41に基
部33aが取付支持されたパワーユニット側ブラケット
33と、パワーユニット側ブラケット33の先端33b
に外筒35aが結合された円筒ブッシュ35と、円筒ブ
ッシュ35の内筒35bにボルト37を介して先端部3
1bが結合されて基端部31aがサスペンションクロス
メンバ21の上面に取付支持されたマウントブラケット
31によって形成し、マウントブラケット31に圧縮・
引張り方向で荷重が作用するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーユニット支
持構造に関し、特にパワーユニットを左右のサイドフレ
ーム間に架設されたサスペンションクロスメンバにエン
ジンマウントを介して支持する自動車用パワーユニット
支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用パワーユニットは、例えば特開
昭1−186429号公報に開示されるように、車体前
後方向に延在する左右のサイドフレーム間に架設される
サスペンションクロスメンバ上にエンジンマウントを介
して支持されたものがある。
【0003】一方、サスペンションクロスメンバに設け
られるサスペンションの配置やパワーユニット等のレイ
アウト等の要求によるサスペンションクロスメンバの形
状等に起因してパワーユニットの車体後方にサスペンシ
ョンクロスメンバを配置することがある。このようなパ
ワーユニットの配置においては、パワーユニットの左右
両端を各々前部エンジンマウントを介して左右のサイド
フレームに支持し、パワーユニットの後部を後部エンジ
ンマウントを介してサスペンションクロスメンバに支持
するパワーユニット支持構造が採られることがある。
【0004】このようなパワーユニット支持構造におい
ては、サスペンション、シャシに取り付けられる艤装部
品及びパワーユニットのレイアウト等の制約からパワー
ユニットとサスペンションクロスメンバとが離間して配
置されることが多く、例えば図4に要部を示すようにパ
ワーユニットの後部をサスペンションクロスメンバに支
持する後部エンジンマウント100は、サスペンション
クロスメンバ102上にパワーユニット101に向けて
傾斜するマウントブラケット103を立設する一方、パ
ワーユニット101にパワーユニット側ブラケット10
5を設け、マウントブラケット103とパワーユニット
側ブラケット105を緩衝部材106を介在して連結す
ることによって構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記パワーユニットの
左右両端を各々前部エンジンマウントを介してサイドフ
レームに支持し、パワーユニットの後部を後部エンジン
マウントを介してサスペンションクロスメンバに支持す
るパワーユニット支持構造によると、パワーユニットの
荷重を主に前部エンジンマウントを介して左右のサイド
フレームによって支持することから、後部エンジンマウ
ントを介してサスペンションクロスメンバに作用する荷
重を大幅に低減することが可能になり、サスペンション
クロスメンバの簡素化が得られる。
【0006】しかし、パワーユニットの左右両端を各々
サイドフレームに支持する両前部エンジンマウントを結
ぶ軸線を揺動中心としてパワーユニットがピッチング方
向に揺動し、パワーユニットからのピッチング方向の荷
重を後部エンジンマウントを介してサスペンションクロ
スメンバによって受け止めることになる。
【0007】従って、図4に示す後部エンジンマウント
100のマウントブラケット103がパワーユニット1
01とサスペンションクロスメンバ102と間の離間に
伴って長大化すると共に、パワーユニット側ブラケット
105から緩衝部材106を介してマウントブラケット
103の先端部に略上下方向の荷重Pが繰返し入力さ
れ、その荷重Pをサスペンションクロスメンバ102に
よって受け止めることから、サスペンションクロスメン
バ102に傾斜して配設されたマウントブラケット10
3には、マウントブラケット103の圧縮及び引張方向
の荷重以外に、曲げ及び捩れ方向の荷重が繰返し作用す
ることからマウントブラケット103には大なる強度及
び剛性が要求され、その結果マウントブラケット103
の板厚増加及び大型化を招き、後部エンジンマウント1
00の重量及び製造コストの増加が懸念される。
【0008】従って、かかる点に鑑みなされた本発明の
目的は、パワーユニットからの荷重を確実にサスペンシ
ョンクロスメンバに伝達分散すると共に、エンジンマウ
ントの小型化及び軽量化が得られる自動車用パワーユニ
ット支持構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する請求
項1に記載の自動車用パワーユニット支持構造は、車体
前後方向に沿って延在する左右のサイドフレーム間に架
設されたサスペンションクロスメンバにエンジンマウン
トを介してパワーユニットを支持する自動車のパワーユ
ニット支持構造において、上記エンジンマウントは、パ
ワーユニットに基端が取付支持されたパワーユニット側
ブラケットと、該パワーユニット側ブラケットの先端に
結合された緩衝部材と、該緩衝部に先端部が結合されて
基端部が上記サスペンションクロスメンバの上面に取付
支持されて上記パワーユニット側ブラケットからの荷重
を圧縮・引張り方向で支持するマウントブラケットとを
備えたことを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によると、サスペンション
クロスメンバに基端部が取付支持されたマウントブラケ
ットにパワーユニット側ブラケットから緩衝部材を介し
て繰り返し入力される荷重が、主にマウントブラケット
の圧縮・引張り方向のみであることから、パワーユニッ
トからの荷重を確実かつ効率的にサスペンションクロス
メンバに伝達すると共にマウントブラケットの要求強度
及び剛性の低減が得られ、マウントブラケットの板厚削
減及び小型化が可能になり、エンジンマウントの小型化
及び軽量化が得られる。
【0011】請求項2に記載の自動車用パワーユニット
支持構造の発明は、車体前後方向に沿って延在する左右
のサイドフレーム間に架設されたサスペンションクロス
メンバを有し、パワーユニットを一対の前部エンジンマ
ウントを介して左右のサイドフレームに支持すると共に
後部エンジンマウントを介して上記サスペンションクロ
スメンバに支持する自動車用パワーユニット支持構造に
おいて、上記後部エンジンマウントは、パワーユニット
に基端が取付支持されたパワーユニット側ブラケット
と、該パワーユニット側ブラケットの先端に結合された
緩衝部材と、該緩衝部に先端部が結合されて基端部が上
記サスペンションクロスメンバの上面に取付支持されて
上記パワーユニット側ブラケットからの荷重を圧縮・引
張り方向で支持するマウントブラケットとを備えたこと
を特徴とする。
【0012】請求項2の発明によると、パワーユニット
を一対の前部エンジンマウントによって左右のサイドフ
レームに支持することによってパワーユニットのローリ
ング方向の荷重が両前部エンジンマウントによって支持
され、後部エンジンマウントには両前部エンジンマウン
トを結ぶ軸線を中心に揺動する主にピッチング方向の荷
重のみが作用し、かつマウントブラケットにパワーユニ
ット側ブラケットから緩衝部材を介して作用するパワー
ユニットから入力される荷重が主にマウントブラケット
の圧縮・引張り方向のみであることから、パワーユニッ
トからの荷重を確実かつ効率的にサスペンションクロス
メンバに伝達すると共にマウントブラケットの要求強度
及び剛性の低減が得られ、マウントブラケット板厚の削
減及び小型化が可能になり、後部エンジンマウントの重
量低減が可能になる。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の自動車用パワーユニット支持構造において、上記左右
のサイドフレームに各々前部エンジンマウントが配置さ
れ、該両前部エンジンマウント間を結ぶ軸線上近傍にパ
ワーユニットの重心位置が位置するように上記各前部エ
ンジンマウントを介して左右のサイドフレーム間にパワ
ーユニットが架設されたことを特徴とする。
【0014】請求項3の発明によると、両前部エンジン
マウント間を結ぶ軸線上近傍にパワーユニットの重心位
置が位置するように前部エンジンマウントを介して左右
のサイドフレーム間にパワーユニットを架設することに
よって、パワーユニットの重量が両前部エンジンマウン
トを介して左右のサイドフレームに支持され、後部エン
ジンマウントに作用するピッチング方向の荷重が大幅に
低減され、マウントブラケットやパワープラント側ブラ
ケット等の後部エンジンマウントの構成部材及びサスペ
ンションクロスメンバへの要求強度及び剛性の低減が得
られ、より後部エンジンマウント及びサスペンションク
ロスメンバの小型化及び軽量化が得られる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3の自動車用パワーユニット支持構造において、上記左
右のサイドフレームの前端間にフロントクロスメンバが
架設され、左右のサイドフレームの間で上記フロントク
ロスメンバと上記サスペンションクロスメンバ間にセン
タメンバが架設されると共に、上記センタメンバとサス
ペンションクロスメンバとの結合部乃至該結合部近傍に
上記マウントブラケットの基端部が取付支持されたこと
を特徴とする。
【0016】請求項4の発明によると、センタメンバと
サスペンションクロスメンバの結合によって剛性が向上
した結合部乃至該結合部近傍に後部エンジンマウントの
マウントブラケットを配設することによって、パワーユ
ニット側ブラケットから緩衝部材を介してマウントブラ
ケットに繰返し入力される荷重をサスペンションクロス
メンバ及センタメンバを介してサイドフレーム等の他の
車体部材に分散伝達することができる。
【0017】請求項5に記載の発明は、請求項4の自動
車用パワーユニット支持構造において、サスペンション
クロスメンバは、上記センタメンバが結合されると共に
上記マウントブラケットの基端部を支持するセンタメン
バ取付部が突出形成されたことを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によると、サスペンション
クロスメンバに、センタメンバを結合すると共にマウン
トブラケットの基端部を支持するセンタメンバ取付部を
形成することによって、マウントブラケットからの荷重
をサスペンションクロスメンバ及びセンタメンバにより
確実に効率的に分散伝達することができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項2〜5の
自動車用パワーユニット支持構造において、上記パワー
ユニットに基端が取付支持されたパワーユニット側ブラ
ケットが車体後方に向かって延在し、マウントブラケッ
トは上下方向に延在して基端部がサスペンションクロス
メンバに取付支持されて先端部が緩衝部材を介してパワ
ーユニット側ブラケットの先端に結合されたことを特徴
とする。
【0020】請求項6の発明によると、パワーユニット
側ブラケットを車体後方に向かって延設し、上記マウン
トブラケットを上下方向に延在して基端部をサスペンシ
ョンクロスメンバに取付支持することから、パワーユニ
ットとサスペンションクロスメンバが離間する場合で
も、マウントブラケットの先端部に緩衝部材を介して入
力される荷重をサスペンションクロスメンバに確実に伝
達することができる。
【0021】請求項7に記載の発明は、請求項6の自動
車用パワーユニット支持構造において、上記緩衝部材
は、外筒と、該外筒内に配置された内筒と、上記外筒と
内筒との間に介装された弾性材とを備えた円筒ブッシュ
であって、上記パワーユニット側ブラケットの先端に外
筒が結合され、内筒に挿通された係止軸によって内筒が
上記マウントブラケットの先端部に支持されたことを特
徴とする。
【0022】請求項7の発明によると、円筒ブッシュの
外筒と内筒との間に介装される弾性材の弾性変形及び内
筒と係止軸の相対揺動によってパワーユニット側ブラケ
ットの揺動を効率的にマウントブラケットの圧縮・引張
り方向に整合させてマウントブラケットの先端部に伝達
することができる。
【0023】請求項8に記載の発明は、請求項7の自動
車用パワーユニット支持構造において、上記マウントブ
ラケットは、基端部がサスペンションクロスメンバの上
面に取付支持されると共に、上端部が上記円筒ブッシュ
を収容する車体前方側が開放された断面略コ字状である
ことを特徴とする。
【0024】請求項8の発明によると、マウントブラケ
ットを円筒ブッシュを収容する断面略コ字形に構成する
ことによって円筒ブッシュがマウントブラケット内に収
容されて後部エンジンマウントのコンパクト化が得られ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車用パワ
ーユニット支持構造の実施形態を図1乃至図3によって
説明する。
【0026】図1は、前部車体構造の要部平面図、図2
は図1のI−I線断面図であり、図3は図1の要部分解
斜視図であり、図中矢印F方向が車体前方方向である。
【0027】前部車体構造1は、エンジンルーム2の左
右に各々配設されるホイールエプロン(図示せず)の下
端に沿って断面略コ字状のサイドフレーム11が設けら
れ、ホイールエプロンとサイドフレーム11とによって
車体前後方向に延在する閉断面形状を形成している。
【0028】左右のサイドフレーム11の前端間に車幅
方向に延在する閉断面形状のフロントクロスメンバ15
が架設され、このフロントクロスメンバ15と平行配置
されてエンジンルーム2と車室とを区画するトーボード
(図示せず)の前方に該トーボードと対向して車幅方向
に延在するサスペンションクロスメンバ21が左右のサ
イドフレーム11間に架設され、かつサスペンションク
ロスメンバ21の両側部にサスペンションアーム6等の
フロントサスペンション装置が取付支持されている。
【0029】更にフロントクロスメンバ15の車幅方向
略中央部位とサスペンションクロスメンバ21の車幅方
向略中央部位が、車体前後方向に延在するセンタメンバ
27によって連結されて前部車体構造1の強度及び剛性
を確保している。
【0030】そして、エンジン42及びトランスミッシ
ョン43等からなるパワーユニット41が、エンジン4
2を横置き配置した状態でパワーユニット41の重心位
置G近傍の両端位置が各々前部エンジンマウント28を
介して左右のサイドフレーム11に弾性支持され、パワ
ーユニット41の後部が後部エンジンマウント30によ
ってサスペンションクロスメンバ21に弾性支持されて
いる。
【0031】換言すると、左右のサイドフレーム11に
配設される左右の前部エンジンマウント28間を結ぶ軸
線a上にパワーユニット41の重心位置Gが一致乃至近
接する状態でパワーユニット41が一対の前部エンジン
マウント28を介して左右のサイドフレーム11に弾性
支持され、かつパワーユニット41の後部が後部エンジ
ンマウント30によってサスペンションクロスメンバ2
1に弾性支持されている。
【0032】従って、パワーユニット41の重量は、両
前部エンジンマウント28を介して左右のサイドフレー
ム11に支持され、かつパワーユニット41のローリン
グ方向の荷重が両前部エンジンマウント28によって左
右のサイドフレーム11に支持されてパワーユニット4
1のローリング方向の揺動が抑制され、左右の前部エン
ジンマウント28を結ぶ軸線aを中心に揺動するパワー
ユニット41のピッチング方向の荷重Pのみが主に後部
エンジンマウント30を介してサスペンションクロスメ
ンバ21に伝達されて受け止められて、サスペンション
クロスメンバ21及びセンタメンバ27を介してサイド
フレーム11等の他の車体部材に分散伝達される。
【0033】左右のサイドフレーム11間に架設される
サスペンションクロスメンバ21は、図2及び図3に示
すように互いに前縁及び後縁を溶接結合したアッパメン
バ22とロアメンバ23によって車幅方向に連続する閉
断面形状を形成することによって、サスペンションクロ
スメンバ21の断面形状を拘束して剛性の向上を図ると
共に、サイドフレーム11に結合される両側部を前方に
迫り出すことによってサイドフレーム11との結合強度
を確保している。
【0034】更に、サスペンションクロスメンバ21の
ロアメンバ23の車幅方向中央部を前方に突出せしめ、
上記センタメンバ27の後端27aを下方から重合して
ボルト結合するセンタメンバ取付部24を形成してい
る。
【0035】パワーユニット41の後部を支持する後部
エンジンマウント30は、サスペンションクロスメンバ
21の上面に基端部31aが取付支持されたマウントブ
ラケット31と、パワーユニット41の後部に基端33
aが取り付け支持されて車体後方に延設されたパワーユ
ニット側ブラケット33と、マウントブラケット31の
先端部31bとパワーユニット側ブラケット33の先端
33bとを連結する緩衝部材となる円筒ブッシュ35に
よって形成されている。
【0036】マウントブラケット31は、後面31Aと
後面31Aの両側から車体前方に折曲形成されて円筒ブ
ッシュ35を収容可能に離間して対向する一対の側面3
1Bからなり車体前方側が開口されて上下方向に延在す
る断面略コ字状であって、側面31の前縁上部が車体前
方に膨出するように湾曲形成すると共に、後面31Aの
上縁から側面31Bの前縁に亘って連続する補強フラン
ジ31cが形成されている。
【0037】マウントブラケット31の後面31A及び
側面31Bの下端縁によって形成される平面視略コ字状
の基端部31aは、サスペンションクロスメンバ21を
形成するアッパメンバ22の上面に溶接結合されると共
に、基端部31aの前端はロアメンバ23に形成された
センタメンバ取付部24の上面に溶接結合されてセンタ
メンバ取付部24にボルト結合されるセンタメンバ27
の後部27aとセンタメンバ取付部24を介して重合す
るよう構成されている。
【0038】従って、マウントブラケット31の取付部
乃至取付部近傍となるサスペンションクロスメンバ21
の中央部をセンタメンバ27の結合によって剛性の向上
を図ると共に、マウントブラケット31からの荷重をサ
スペンションクロスメンバ21及びセンタメンバ27に
確実に伝達され、サスペンションクロスメンバ21及び
センタメンバ27を介してサイドフレーム11等の他の
車体部材に分散伝達するように構成されている。
【0039】基端部31aがサスペンションクロスメン
バ21の上面に溶接結合されて支持されたマウントブラ
ケット31の上端部31bには、対向する各側面31B
に対向して挿通孔31dが穿孔されている。
【0040】パワーユニット側ブラケット33は、基端
33aがパワーユニット31の後部に結合支持されて車
体後方に向かって略水平に延在すると共に、先端33b
に上記円筒ブッシュ35が結合されている。
【0041】円筒ブッシュ35は、パワーユニット側ブ
ラケット31の先端31bに溶接結合されて車体幅方向
に延在する中心軸線bを有する外筒35aと、外筒35
a内に外筒35aと非接触状態で配置される内筒35b
と、外筒35aと内筒35bとの間に介在して外筒35
aと内筒35bとを一体的に結合するゴム等の弾性材3
5cによって形成される。
【0042】そして、パワーユニット側ブラケット33
の先端33bに取り付けられた円筒ブッシュ35は、開
口するマウントブラケット31の車体前方側より両側面
31B間に挿入され、上記両挿通孔31dに対応させた
状態で一方の挿通孔31dから内筒35b及び他方の挿
通孔31dに貫通せしめられた係止軸、例えばボルト3
7によってマウントブラケット31の先端部31bに係
止することによって、円筒ブッシュ35がマウントブラ
ケット31内に収容されて後部エンジンマウント30の
コンパクト化が図られている。
【0043】円筒ブッシュ35を係止するボルト37が
貫通せしめる挿通孔31dは、パワーユニット41の揺
動に伴って上下方向に揺動するボルト37の中心の接線
方向、換言するとパワーユニット40からの荷重Pの入
力方向の延長線がサスペンションクロスメンバ21に溶
接結合される基端部31a内に位置する範囲c内に穿孔
される。
【0044】換言すると、挿通孔31dは、パワーユニ
ット側ブラケット31、円筒ブッシュ35及びボルト3
7を介してマウントブラケット31に入力されるパワー
ユニット40からの上下方向のピッチング方向の荷重P
がマウントブラケット31の圧縮・引張り方向に作用す
る範囲に設定されている。
【0045】このように構成された自動車用パワーユニ
ット支持構造によると、パワーユニット41を重心位置
Gの近傍を一対の前部エンジンマウント28によって左
右のサイドフレーム11に支持することから、後部エン
ジンマウント30には両前部エンジンマウント28を結
ぶ軸線aを中心に揺動する主にピッチング方向の荷重P
のみが作用し、パワーユニット側ブラケット33から円
筒ブッシュ35を介してマウントブラケット31に入力
されるパワーユニット41からの荷重Pは主に上下方向
で、サスペンションクロスメンバ21に基端部31aが
取付支持されて上下方向に延在するマウントブラケット
31の圧縮・引張り方向のみであり、確実にパワーユニ
ット41からの荷重をサスペンションクロスメンバ21
及びセンタメンバ27に分散伝達すると共にマウントブ
ラケット31の要求強度及び剛性の低減が得られ、マウ
ントブラケット31の板厚の削減及び小型化が可能にな
り、後部エンジンマウント30の小型軽量化が可能にな
る。
【0046】また、パワーユニット側ブラケット33を
車体後方に向かって延設し、マウントブラケット31を
上下方向に延在して基端部31aをサスペンションクロ
スメンバ21に取付支持することから、パワーユニット
41とサスペンションクロスメンバ21が離間する場合
でも、マウントブラケット31の先端部31bに円筒ブ
ッシュ35を介して入力される荷重Pをサスペンション
クロスメンバ21に確実に伝達することができ、かつ円
筒ブッシュ35の外筒35aと内筒35bとの間に介装
される弾性材35cの弾性変形及び内筒35bとボルト
37の相対揺動によってパワーユニット側ブラケット3
3の揺動を効率的にマウントブラケット31の圧縮・引
張り方向に整合させてマウントブラケット31の先端部
31bに伝達することが確保される。
【0047】以上説明した実施の形態では、緩衝部材と
して円筒ブッシュを使用したが、他の緩衝部材を用いる
ことも、また、マウントブラケットの形状を適宜変更す
ることも、可能であり、本発明は上記実施の形態に限定
されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変
更可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明した本発明の自動車用パワーユ
ニット支持構造によると、サスペンションクロスメンバ
に基端部が取付支持されたマウントブラケットに、パワ
ーユニット側ブラケットから緩衝部材を介して作用する
パワーユニットからの繰り返されて入力される荷重がマ
ウントブラケットの圧縮・引張り方向に作用するころか
ら、確実にパワーユニットからの荷重をサスペンション
クロスメンバに伝達すると共にマウントブラケットの要
求強度及び剛性の低減が得られ、マウントブラケット板
厚削減及び小型化が可能になり、エンジンマウントの小
型軽量化が得られ、自動車の軽量化に貢献すること大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用パワーユニット支持構造
の実施の形態を説明する前部車体構造の要部を示す平面
図である。
【図2】図1のI−I線断面図である。
【図3】同じく、要部分解斜視図である。
【図4】従来の自動車用パワーユニット支持構造の要部
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 前部車体構造 11 サイドフレーム 15 フロントクロスメンバ 21 サスペンションクロスメンバ 24 センタメンバ取付部 27 センタメンバ 28 前部エンジンマウント 30 後部エンジンマウント(エンジンマウント) 31 マウントブラケット 31a 基端部 31b 先端部 31d 挿通孔 33 パワーユニット側ブラケット 33a 基端 33b 先端 35 円筒ブッシュ(緩衝部材) 35a 外筒 35b 内筒 35c 弾性材 37 ボルト(係支軸) 41 パワーユニット G パワーユニットの重心位置
フロントページの続き (72)発明者 松本 伸 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富士 重工業株式会社内 Fターム(参考) 3D035 CA02 CA09 CA12 CA13 3J059 AE04 BA42 GA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に沿って延在する左右のサ
    イドフレーム間に架設されたサスペンションクロスメン
    バにエンジンマウントを介してパワーユニットを支持す
    る自動車のパワーユニット支持構造において、 上記エンジンマウントは、 上記パワーユニットに基端が取付支持されたパワーユニ
    ット側ブラケットと、 該パワーユニット側ブラケットの先端に結合された緩衝
    部材と、 該緩衝部に先端部が結合されて基端部が上記サスペンシ
    ョンクロスメンバの上面に取付支持されて上記パワーユ
    ニット側ブラケットからの荷重を圧縮・引張り方向で支
    持するマウントブラケットとを備えたことを特徴とする
    自動車用パワーユニット支持構造。
  2. 【請求項2】 車体前後方向に沿って延在する左右のサ
    イドフレーム間に架設されたサスペンションクロスメン
    バを有し、パワーユニットを一対の前部エンジンマウン
    トを介して左右のサイドフレームに支持すると共に後部
    エンジンマウントを介して上記サスペンションクロスメ
    ンバに支持する自動車用パワーユニット支持構造におい
    て、 上記後部エンジンマウントは、 上記パワーユニットに基部が取付支持されたパワーユニ
    ット側ブラケットと、 該パワーユニット側ブラケットの先端に結合された緩衝
    部材と、 該緩衝部に先端部が結合されて基端部が上記サスペンシ
    ョンクロスメンバの上面に取付支持されて上記パワーユ
    ニット側ブラケットからの荷重を圧縮・引張り方向で支
    持するマウントブラケットとを備えたことを特徴とする
    自動車用パワーユニット支持構造。
  3. 【請求項3】 上記左右のサイドフレームに各々前部エ
    ンジンマウントが配置され、該両前部エンジンマウント
    間を結ぶ軸線上近傍にパワーユニットの重心位置が位置
    するように上記各前部エンジンマウントを介して左右の
    サイドフレーム間にパワーユニットが架設されたことを
    特徴とする請求項2に記載の自動車用パワーユニット支
    持構造。
  4. 【請求項4】 上記左右のサイドフレームの前端間にフ
    ロントクロスメンバが架設され、左右のサイドフレーム
    の間で上記フロントクロスメンバと上記サスペンション
    クロスメンバ間にセンタメンバが架設されると共に、該
    センタメンバとサスペンションクロスメンバとの結合部
    乃至該結合部近傍に上記マウントブラケットの基端部が
    取付支持されたことを特徴とする請求項2または3に記
    載の自動車用パワーユニット支持構造。
  5. 【請求項5】 サスペンションクロスメンバは、 上記センタメンバが結合されると共に上記マウントブラ
    ケットの基端部を支持するセンタメンバ取付部が突出形
    成されたことを特徴とする請求項4に記載の自動車用パ
    ワーユニット支持構造。
  6. 【請求項6】 上記パワーユニットに基端が取付支持さ
    れたパワーユニット側ブラケットが車体後方に向かって
    延在し、上記マウントブラケットは上下方向に延在して
    基端部がサスペンションクロスメンバに取付支持されて
    先端部が緩衝部材を介してパワーユニット側ブラケット
    の先端に結合されたことを特徴とする請求項2〜5に記
    載の自動車用パワーユニット支持構造。
  7. 【請求項7】 上記緩衝部材は、 外筒と、 該外筒内に配置された内筒と、 上記外筒と内筒との間に介装された弾性材とを備えた円
    筒ブッシュであって、 上記パワーユニット側ブラケットの先端に外筒が結合さ
    れ、内筒に挿通された係止軸によって内筒が上記マウン
    トブラケットの先端部に支持されたことを特徴とする請
    求項6に記載の自動車用パワーユニット支持構造。
  8. 【請求項8】 上記マウントブラケットは、 基端部がサスペンションクロスメンバの上面に取付支持
    されると共に、上端部が上記円筒ブッシュを収容する車
    体前方側が開放された断面略コ字状であることを特徴と
    する請求項7に記載の自動車用パワーユニット支持構
    造。
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