JP3687333B2 - サスペンションメンバの補剛構造 - Google Patents

サスペンションメンバの補剛構造 Download PDF

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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サスペンションメンバの剛性を高めるサスペンションメンバの補剛構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
センタメンバが取り付けられる従来のサスペンションメンバは、例えば図6に示すような構造をしている。
【0003】
すなわち、クロスメンバ51が車両前後方向に延在し、そのクロスメンバ51の左右両端部からサイド支持メンバ52が車両前後方向に延設して、サスペンションメンバ50が構成される。
【0004】
そして、上記クロスメンバ51の長手方向中途部の下面に、図7及び図8に示すように、取付けブラケット53が固定され、その取付けブラケット53から下方に突設する複数のスタッドボルト54に、センタメンバ55の後端部が締結され、センタメンバ55の後端部はクロスメンバ51に剛結合されている。図7中、斜線部分はセンタメンバ55の後端部を取り付ける面である。
【0005】
このクロスメンバ51に支持されたセンタメンバ55は、車両前方に延び、そのセンタメンバ55の上部には、マウントインシュレータを介してエンジン及びトランスミッションがマウントされる。
【0006】
また、場合によっては、上記一対のサイド支持メンバ52の各車両前後方向前端部間にトランスバースメンバ56を横架させて、クロスメンバ51の変形を防止している。
【0007】
ただし、車両によっては、上記センタメンバ55を上記クロスメンバ51にラバー等を介してソフトマウントさせたものもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のサスペンションメンバ50では、センタメンバ55の後端部だけを締結して当該センタメンバ55を支持するため、締結のためのボルトスパンが短くなり、その締結部に大きな強度が要求される。このため、ボルトスパンを大きくして強度を稼ごうとすると、センタメンバ55を締結するためのクロスメンバ51や取付けブラケット53の車両前後方向の幅を大きく製造したり肉厚にすることなどが要求されるなど、強度上,不利である。
【0009】
また、サスペンションメンバ50の剛性を高めるために上述のようにトランスバースメンバ56を設けた場合であっても、従来にあってはセンタメンバ55とトランスバースメンバ56とを連結していないため、上記センタメンバ55が振動で上下に揺動することにより当該センタメンバ55とトランスバースメンバ56とが衝突して異音を発生したり、この異音を回避させるためにトランスバースメンバ56を下側に逃がす必要が生じ、レイアウト上,不利である。
【0010】
また、上述のように、センタメンバ55の後端部をラバーを介挿してクロスメンバ51にソフトマウントした場合には、ラバーがバネとなって、エンジンを起振力とした振動によってクロスメンバ51が振動する為、音振性能上,不利である。
【0011】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、より効果的にセンタメンバを支持しつつサスペンションメンバの剛性が向上可能なサスペンションメンバの補剛構造を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、車両幅方向に延設されたクロスメンバと、そのクロスメンバの両端部から少なくとも車両前方に延設された左右一対のサイド支持メンバとからサスペンションメンバが構成され、エンジンをマウントするために車両前後方向に延在するセンタメンバの車両前後方向後端部が、上記クロスメンバに取り付けられたサスペンションメンバについて、
上記クロスメンバよりも車両前後方向前方で車両幅方向に延在する補剛部材で、上記左右のサイド支持メンバ間を連結すると共に、上記補剛部材とセンタメンバとを連結し、
上記センタメンバの近傍にエキゾースト・パイプが配置され、上記センタメンバを上記補剛部材に複数の取付け点で連結し、その複数の取付け点の少なくとも一部は、上記エキゾースト・パイプの配置位置とは車両幅方向で上記センタメンバを挟んで反対側に偏らせて設定し、且つ、上記センタメンバを、クロスメンバの車両幅方向略中央部に配置することを特徴とするサスペンションメンバの補剛構造を提供するものである。
【0013】
本発明においては、クロスメンバから片持ち状態となっている左右のサイド支持メンバ間に補剛部材が横架されることで、車輪からの入力等によるサスペンションメンバの変形が抑えられて当該サスペンションメンバが補剛される。
【0014】
さらに、センタメンバは、車両前後方向に所定距離だけ離れたクロスメンバと補剛部材との両方に取り付けられることで、取付けスパンが長く設定される。この結果、センタメンバを支持するためにサスペンションメンバに要求される全体の取付け強度を落とすことができる。この結果、さらにサスペンションメンバの剛性が向上したり、クロスメンバにおけるセンタメンバ取付け部の強度を低く設定することができる。
また、エキゾースト・パイプとはセンタメンバを挟んだ反対側に多く、上記センタメンバを補剛部材に連結する取付け点を設定することで、その取付け部材(ボルト等)とエキゾースト・パイプとの干渉が抑えられて、エキゾースト・パイプをセンタメンバに近づけて配置可能となる。
【0015】
次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した発明に対し、上記センタメンバは、上記クロスメンバ及び補剛部材に剛結合していることを特徴とするものである。
【0016】
本発明によれば、センタメンバを上記クロスメンバ及び補剛部材に剛(リジット)に結合することで、エンジンを起振力としたセンタメンバを通じてクロスメンバに入力される振動が低減する。
【0017】
また、上述のようにセンタメンバを支持するサスペンションメンバの剛性が補剛部材で高くなると同時に、そのサスペンションメンバにセンタメンバが剛結合することで、当該センタメンバの揺動量が小さく抑えられる。
【0018】
次に、請求項3に記載した発明は、請求項1又は請求項2に記載した構成に対し、上記補剛部材の各サイド支持メンバへの取付け点は、サスペンションリンクをサイド支持メンバに連結する車体側取付け点近傍であることを特徴とするものである。
【0019】
次に、請求項4に記載した発明は、請求項3に記載した構成に対し、上記サスペンションリンクの車体側取付け点が2以上ある場合には、上記補剛部材の各サイド支持メンバへの車体側取付け点は、車輪から入力される荷重が一番大きなサスペンションリンク車体側取付け点近傍であることを特徴とするものである。
【0020】
この請求項3及び請求項4に記載の発明によれば、車輪からの荷重が入力されるサスペンションリンクの車体側取付け点近傍で補剛部材をサイド支持メンバに取り付けることで、サスペンションリンクを通じてサスペンションメンバに入力された荷重を、補剛部材を通じて効率的に他方のサイド支持メンバ側に伝達可能となる。
【0021】
特に請求項4に記載の発明で有効である
【0023】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明を採用すると、補剛部材によって、サスペンションメンバの剛性が高くなると共に、センタメンバを支持するためのクロスメンバの強度を小さく設定でき、例えば,当該クロスメンバの車両前後方向の幅を小さく設定可能となる。つまり、サスペンションメンバの剛性を高めつつ、小型・軽量化が図られる。
また、センタメンバを補剛部材に複数の取付け点で取り付ける場合であっても、センタメンバと補剛部材と連結することによるエキゾースト・パイプとの干渉が回避され、従来と同様に、エキゾースト・パイプをセンタメンバに近づけて配置可能となる。
【0024】
また、請求項2に記載した発明を採用すると、エンジンを起振力とするセンタメンバを通じてサスペンションメンバに入力される振動が小さくなり、音振性能が向上するという効果がある。
【0025】
また、センタメンバの揺動量を小さく抑えられることで、当該センタメンバが占有する空間を小さく設定することが可能となる。
また、請求項3及び請求項4に記載した発明、特に請求項4に記載した発明を採用すると、車輪からの入力を効率よく補剛部材で伝達可能となる。このため、補剛部材の断面を小さくしたりすること等が可能となる。
【0027】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
まず、斜視図である図1や概略平面図である図2を主に参照しつつ、本実施形態の構成を説明する。
【0028】
サスペンションメンバ1の基本構成は、従来と同様に、車両幅方向に延在するクロスメンバ2と、そのクロスメンバ2の左右両端部からそれぞれ車両前後方向に延びる左右一対のサイド支持メンバ3とからなる。そして、サスペンションメンバ1は、インシュレータを介して図示しない車体フレームに防振支持されている。図1及び図2中、符号4がマウント位置(インシュレータの位置)を表している。
【0029】
また、上記サイド支持メンバ3には、それぞれ上下揺動可能にサスペンションリンク(本実施形態ではロアリンク5)が連結される。本実施形態のロアリンク5は、L型のAアームであって、車体側が二つのブッシュ6,7を介してサイド支持メンバ3に連結している。図2中、符号8は、前側のブッシュ6を取り付けるための取付けピンを示している。また、図2では右側のロアリンク5の位置のみが図示されている。
【0030】
このL型のロアリンク5にあっては、前側のブッシュ6と後側のブッシュ7との剛性配分は、一般には、10:1以上と主に前側のブッシュ6に車輪側からの荷重が入力されるように設定される。図2中,符号9は、ロアリンク5における車輪支持部材の取付け点を示している。
【0031】
そして、左右のサイド支持メンバ3の車両前後方向前端部間に、補剛部材10を横架している。この補剛部材10の両端部は、それぞれ上記前側ブッシュ6にできるたけ近づけた位置で、左右のサイド支持メンバ3にボルトで剛に取り付けられている。
【0032】
なお、本実施形態のサスペンションメンバ1では、サイド支持メンバ3から突設させたピン8に前側のブッシュ6を取り付ける構造であるため、車両幅方向からみて前側のブッシュ6と補剛部材10とは車両前後方向に多少オフセットするが、採用するサスペンションメンバの構造に応じて、できるだけ上記オフセット量が小さくなるように,望ましくはゼロとなるように補剛部材10のサイド支持メンバ3への取付け点を上記前側のブッシュ6に近づけることが好ましい。
【0033】
ここで、上記補剛部材10は、下側が開口した断面略U字状の部材10aの下側に補強用の底板10bが接合されて構成されたものであって、長手方向両端部に取付け用のボルト穴10cが設けられている。符号10e,10fは、センタメンバ連結用のボルト穴を表す。
【0034】
また、上記クロスメンバ2の車両幅方向略中央の下面に、センタメンバ用の取付けブラケット11が固定され、その取付けブラケット11から3本のスタッドボルト12が下方に向けて突設している。その取付けブラケット11に、センタメンバ13の後端部が剛(リジット)に締結している。但し、下面図である図3に示すように、上記3本のスタッドボルト12のボルトスパンは、従来よりも小さく設定され、下面視において各ボルト12の位置がクロスメンバ2から車両前後方向に張り出さないようにしている。なお、図3中、ハッチング部分は、センタメンバ13を取り付ける面を示す。
【0035】
上記センタメンバ13は、クロスメンバ2から車両前後方向前方に延設され、上記補剛部材10の上側を通過するように延びている。そのセンタメンバ13の上部には、不図示のエンジン及びトランスミッションがインシュレータを通じて防振支持される。
【0036】
ここで、上記センタメンバ13は、下側が開口した断面略U字状の部材13aの下側に補剛用の底板13bが接合されて構成される。
上記センタメンバ13と補剛部材10とは、その交差部で2本のボルト16,17によって剛に連結されている。
【0037】
次に、上記交差部での連結構造について、車両幅方向からみた断面図である図4や車両前後方向からみた断面図である図5を参照しつつ説明する。
本実施形態では、両者10,13を連結する取付け点は、両者10,13の交差位置P1及び、センタメンバ13を挟んでエキゾースト・パイプ14と反対側P2の2点に設定される。そして、センタメンバ13の底板13bにおける上記交差部位置にボルト穴13cが開口し、予め、その上面にナット15が固着されている。さらに、上記交差部における底板13bは、エキゾースト・パイプ14の配置とは反対側で車両幅方向に張り出して取付け部13dが構成されている(図1参照)。また、補剛部材10の底板10bにおけるボルト取付け位置には、ボルト取付け用の開口部10dが形成されている。
【0038】
そして、両者の締結は、上記2点でボルト16,17で接合されることで行われる。
次に、上記構成の作用・効果等を説明する。
【0039】
クロスメンバ2から片持ち支持状態で車両前後方向に延在するサイド支持メンバ3間が補剛部材10で連結されて、クロスメンバ2が撓み難くなりサスペンションメンバ1の剛性が向上する。
【0040】
このとき、車輪からの入力が大きい前側のブッシュ6に近づけて補剛部材10をサイド支持メンバ3に着脱可能に連結しているので、車輪等からロアリンク5を通じてサイド支持メンバ3に入力された荷重を効率よく他方のサイド支持メンバ3側に伝達可能となり、効率よくサスペンションメンバ1の剛性を高めることができる。すなわち、前側のブッシュ6に近づけないで補剛部材10を配置した場合には比べて、サスペンションメンバ1の剛性が向上したり、当該補剛部材10の強度を小さく抑えることが可能となる。
【0041】
また、センタメンバ13は、サスペンションメンバ1に対してクロスメンバ2と補剛部材10とによって支持された構造となっているので、つまり、従来に比べて大幅に大きくボルトスパンが確保されるので、サスペンションメンバ1によるセンタメンバ13の支持強度を従来よりも大幅に低減することができる。
【0042】
このため、本実施形態では、クロスメンバ2に固定する取付けブラケット11を従来よりも小さくして、つまりクロスメンバ2に設けるボルト12の間隔を小さく設定して、クロスメンバ2から車両前後方向に張り出す部分が無いように設定できる。さらには、クロスメンバ2の車両前後方向の幅を細くレイアウトすることも可能となる。
【0043】
すなわち、上記のようにサスペンションの剛性を高めつつ、サスペンションメンバ1自体を小さく、つまりサスペンションメンバ1の占有空間を小さく設定可能となる。
【0044】
また、センタメンバ13は、クロスメンバ2及び補剛部材10に剛結合しているため、サスペンションメンバ1にソフトマウントする場合に比べて、エンジンを起振力としたセンタメンバ13からサスペンションメンバ1に入力される振動が低減して音振性能が向上する。
【0045】
また、上記構造を採用すると、センタメンバ13は、サスペンションメンバ1に剛結合されると同時に当該サスペンションメンバ1自体の剛性も向上している結果、センタメンバ13の揺動を小さく抑えられて、当該センタメンバ13の占有空間を小さく設定可能となる。このため、例えば、エキゾースト・パイプ14をセンタメンバ13に従来よりも近づけて配置可能になるなど、レイアウト上,有利となる。
【0046】
ここで、上記実施形態では、センタメンバ13をクロスメンバ2及び補剛部材10に剛結合した場合を例に説明しているが、ラバーを介挿してソフトマウントしてもよい。この場合であっても、センタメンバ13の支持強度を下げられる点でサスペンションメンバ1の剛性を高めつつクロスメンバ2等を小さくするなどの利点はあるものの、音振性能上は従来と同様となる。また、センタメンバ13と補剛部材10との間にラバーを介挿するための空間を確保する必要もある。
【0047】
また、部品精度上の問題等から、締結位置がずれるおそれがある場合には、例えば、センタメンバ13をクロスメンバ2に剛結合すると共に、センタメンバ13と補剛部材10とは、ラバーを介して締結するようにしてもよい。なお、2〜3mm程度の厚さのラバーをセンタメンバ13と補剛部材10との間に介挿しても音振モードになんら貢献しないので、このような状態は、実質剛結合と同一である。
【0048】
また、上記説明では、ロアリンク5として、L型のAアームを例に説明しているがI型のアームであっても上記と同様な効果を持つ。また、Aアームであっても、上記二つの車体側ブッシュの剛性配分を均等に設定したタイプもあるが、この場合であっても、前側のブッシュ6に近づけて補剛部材10を配置することで、少なくとも、前側のブッシュ6から入力された荷重を効率よく他方のサイド支持メンバ側に伝達することができる。
【0049】
また、上記実施形態では、センタメンバ13を3本のボルト12でクロスメンバ2に取り付けているが、締結強度が低くなることから2本のボルトで取り付けてもよい。この場合に、2本のボルトは必ずしも車両前後方向に配列させる必要はなく、車両幅方向に配列されてよい。
【0050】
また、センタメンバ13を補剛部材10に2本のボルト16,17で連結する場合を例に説明しているが、1本のボルト又は3本以上のボルトで連結するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るサスペンションマメンバの補剛構造を説明するための一部分解した斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るサスペンションマメンバの補剛構造を説明するための概略平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るクロスメンバ下面におけるセンタメンバの取付け位置を示す図である。
【図4】図1におけるA−A断面図である。
【図5】図1におけるB−B断面図である。
【図6】従来のサスペンションメンバを説明するための概略平面図である。
【図7】取付けブラケットを説明するための下面図である。
【図8】取付けブラケットを説明するために車両前後方向からみた図である。
【符号の説明】
1 サスペンションメンバ
2 クロスメンバ
3 サイド支持メンバ
5 ロアリンク
6 前側のブッシュ(車体側取付け点)
7 後側のブッシュ(車体側取付け点)
10 補剛部材
11 取付けブラケット
12 スタッドボルト
13 センタメンバ
14 エキゾースト・パイプ
16,17 ボルト

Claims (4)

  1. 車両幅方向に延設されたクロスメンバと、そのクロスメンバの両端部から少なくとも車両前方に延設された左右一対のサイド支持メンバとからサスペンションメンバが構成され、エンジンをマウントするために車両前後方向に延在するセンタメンバの車両前後方向後端部が、上記クロスメンバに取り付けられたサスペンションメンバについて、
    上記クロスメンバよりも車両前後方向前方で車両幅方向に延在する補剛部材で、上記左右のサイド支持メンバ間を連結すると共に、上記補剛部材とセンタメンバとを連結し、
    上記センタメンバの近傍にエキゾースト・パイプが配置され、上記センタメンバを上記補剛部材に複数の取付け点で連結し、その複数の取付け点の少なくとも一部は、上記エキゾースト・パイプの配置位置とは車両幅方向で上記センタメンバを挟んで反対側に偏らせて設定し、且つ、上記センタメンバを、クロスメンバの車両幅方向略中央部に配置することを特徴とするサスペンションの補剛構造。
  2. 上記センタメンバは、上記クロスメンバ及び補剛部材に剛結合していることを特徴とする請求項1に記載されたサスペンションメンバの補剛構造。
  3. 上記補剛部材の各サイド支持メンバへの取付け点は、サスペンションリンクをサイド支持メンバに連結する車体側取付け点近傍であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載されたサスペンションメンバの補剛構造。
  4. 上記サスペンションリンクの車体側取付け点が2以上ある場合には、上記補剛部材の各サイド支持メンバへの車体側取付け点は、車輪から入力される荷重が一番大きなサスペンションリンク車体側取付け点近傍であることを特徴とする請求項3に記載されたサスペンションメンバの補剛構造。
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