JP2941668B2 - サスペンション装置の取付構造 - Google Patents
サスペンション装置の取付構造Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/11—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted with resilient means for suspension, e.g. of wheels or engine; sub-frames for mounting engine or suspensions
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
関し、特に車体に設けられたサブフレームと車輪との間
に設けられたサスペンションアームの車体側端部を枢支
する部分に特徴を有するサスペンション装置の取付構造
に関するものである。
設けられたサブフレームに、サスペンション装置のロア
アームの車体側端部を枢支する形式のサスペンション装
置がある(例えば実開平2−38221号公報参照)。
上記形式のサスペンション装置にあっては、サブフレー
ムの下面若しくは側面に互いに前後方向に対向する一対
の板状部分からなる軸受部を突設し、この軸受部にロア
アームの車体側枢軸をブッシュを介して枢支するように
なっていた。
ブフレームから突出する構造の軸受部では遊端が開放さ
れていることからその部分の局部剛性が低く、即ちポイ
ントインピーダンスが低く、ロードノイズ等の外部から
の音、振動を遮蔽することが困難であり、静粛性、乗り
心地などが必ずしも改善できないと云う問題があった。
に鑑みなされたものであり、その主な目的は、サブフレ
ームを介してサスペンションアームを支持する自動車の
静粛性、乗り心地を改善することにある。
よれば、車体に対してサブフレームを介してサスペンシ
ョン装置が設けられる自動車に於ける前記サスペンショ
ン装置の取付構造であって、前記サブフレームが、互い
に略直交するように固定された左右の縦材及び複数の横
材から矩形形状をなし、前記車体に当該サブフレームを
取り付けるべく、一端が前記縦材に、他端が車体側に取
り付けられた車体取付部を有し、サスペンションアーム
の車体側端部を枢支するための軸受部が、前記車体取付
部内に於ける前記縦材に近接して設けられていることを
特徴とするサスペンション装置の取付構造を提供するこ
とにより達成される。特に、前記車体取付部に閉じた中
空のボックス状断面をなす部分が形成されていると良
い。
横材からなり、矩形をなすサブフレームを車体に取り付
けるべく設けられた車体取付部内に於ける縦材寄りに、
サスペンションアームの車体側端部を枢支するための軸
受部を設けることで、負荷のかかる軸受部近傍の局部剛
性が高くなり、ポイントインピーダンスが高くなる。特
に、車体取付部に、閉じた中空のボックス状断面をなす
部分を形成されていることにより、軸受部周辺の剛性が
一層向上する。
いて詳しく説明する。図1は本発明が適用された自動車
のサブフレーム及びサスペンション装置の要部(ロアア
ームの一部)を示す斜視図である。サブフレーム1は左
右一対の縦材2と、これら縦材2の上側に位置し、縦材
2に対して略直交する前後一対の横材3、4と、中間部
よりも後ろ側に位置する中間の横材5とを有している。
この横材5は一枚板をプレス加工してなり、その断面は
Z字状をなし、上下方向の荷重に対してはその剛性が高
く、前後方向の荷重に対しては比較的変形容易となって
いる(図3、図4)。横材5の左右両端部には別の板材
をプレス加工したものを溶接して閉じた中空の断面を有
する車体取付部6が形成されている。この車体取付部6
の下端を縦材2の上端面に溶接することにより、横材5
と縦材2とが連結されると共に縦材2及び横材5は車体
取付部6により図示されない車体に結合されている。こ
こで、本実施例では車体取付部6の主要部を横材5と一
体としたが、両者を別体として溶接などにより結合して
も良いことは云うまでもない。
平面がT字状をなす連結部材7が架橋している(図
2)。この連結部材7の側縁部は屈曲して下方に延出
し、該連結部材7の剛性を向上している。図示されない
エンジンは、この連結部材7、前側横材3、縦材2上の
各マウント部11a、11b、11cに所定の形式でマ
ウントされることとなる。ここで、エンジンを横材4と
横材5との間に架橋された連結部材7上にマウントする
ことにより、応力が横材4と横材5とに好適に分散し、
単一部材上にマウントする場合に比較して各部材の重量
を軽くしても所望の強度が得られるようになっている。
車体取付部6の下側部分、即ち縦材2の近傍には互いに
前後に対向する一対の板状部8a、8bから構成される
軸受部8が形成されている。この軸受部8には、ピン9
及び図示されないブッシュを介してサスペンション装置
のロアアーム10の車体側端部、即ち内端が枢支されて
いる。また、図示されていないが板状部8a、8bの内
側側面、即ちロアアーム10が突入する側と相反する側
側面は板状部8a、8bと一体をなす板状部により閉じ
ている。ここで、各車体取付部6の軸受部8の上側から
上端部にかけては上記したようにボックス断面構造をな
し、かつ軸受部8の下端部がボックス断面構造をなす縦
材2にそのまま溶接されていることから、軸受部8の上
下の剛性が向上し、即ち局部剛性、ポイントインピーダ
ンスが高くなり、更に板状部8a、8bの内側側面が閉
じていることから局部剛性が一層高くなり、車輪からの
ノイズが該部分で遮蔽され、車体側に伝達され難くな
り、車室内の振動、騒音などが低減されている。
共に車体に取付けたが、車体取付部を縦材の適所の上面
に溶接して、その上端を車体に取付けるようにし、この
車体取付部内の縦材寄りに上記ロアアームの軸受部を形
成する構造としても上記と同様な効果が得られる。その
際、ブラケットに於ける軸受部と車体との間の部分をボ
ックス断面構造とすることにより、その剛性が著しく向
上する。
発明によるサスペンション装置の取付構造によれば、互
いに略直交するように固定された縦材、と横材とにより
構成される矩形をなすサブフレームを車体に取り付ける
べく、縦材に設けられた車体取付部内に、この縦材に近
接するように、サスペンションアームの車体側端部を枢
支するための軸受部を設けることで、局部剛性が高くな
り、即ちポイントインピーダンスが高くなり、車室内の
静粛性、乗り心地が改善される。特に、取り付け部と上
記軸受部との間を、閉じた中空のボックス状断面とすれ
ば軸受部周辺の剛性が一層向上して相乗的に乗り心地が
改善される。
ション装置及びエンジンマウント装置の要部を示す斜視
図。
Claims (2)
- 【請求項1】 車体に対してサブフレームを介してサ
スペンション装置が設けられる自動車に於ける前記サス
ペンション装置の取付構造であって、 前記サブフレームが、互いに略直交するように固定され
た左右の縦材及び複数の横材から矩形形状をなし、 前記車体に当該サブフレームを取り付けるべく、一端が
前記縦材に、他端が車体側に取り付けられた車体取付部
を有し、 サスペンションアームの車体側端部を枢支するための軸
受部が、前記車体取付部内に於ける前記縦材に近接して
設けられていることを特徴とするサスペンション装置の
取付構造。 - 【請求項2】 前記車体取付部に閉じた中空のボック
ス状断面をなす部分が形成されていることを特徴とする
請求項1に記載のサスペンション装置の取付構造。
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JP6266301A Expired - Fee Related JP2941668B2 (ja) | 1994-10-05 | 1994-10-05 | サスペンション装置の取付構造 |
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