JP3339337B2 - 動力伝達軸付きユニットの吊下マウント装置 - Google Patents

動力伝達軸付きユニットの吊下マウント装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力が出力された
り入力したりする動力伝達軸を有するユニットを吊下げ
支持する動力伝達軸付きユニットの吊下マウント装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】減速エネルギー回生装置を構成する機器
として、自動車(車両)の車体に組込まれる油圧ポンプ
/モータは、動力伝達軸から運動エネルギーを油圧エネ
ルギーとして回収したり、回収した油圧エネルギーを出
力するユニットとして知られている。
【0003】こうしたユニットは、ユニットが作動する
ときに生じる振動を防振するために、通常、ゴムを用い
て、車体を構成する支持フレームに3点支持でマウント
することが行われる。
【0004】具体的には、従来、図5に示されるように
ユニット1の本体部1a両側を支持するゴムマウント
2,2と、動力伝達軸3が位置するユニット1の端部軸
中心を支持するゴムマウント4との3点マウントを用い
て、ユニット1の上方に位置する支持フレーム5に支持
させることが行われている。
【0005】こうしたユニット1の軸中心部を支持して
マウントする構造は、動力伝達軸3の位置そのものを支
持するので、軸トルクによる動力伝達軸3の移動を規制
しつつ、発生する振動を防振する点で有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このマウン
ト装置は、ユニット1の軸中心部を支えるブラケット6
が配置される場所が確保されて成立する構造であるた
め、軸方向の寸法が長いユニット1をマウントさせた
り、ブラケット6が配置される場所がマウントする部位
として利用できなくなると、ブラケット6を配置する場
所が確保できなくなり、ユニット1の端部軸中心を支え
る構造が成立しなくなる。
【0007】こうしたことは、ユニット1の機能が変わ
ったり、据付け側の構造が変わると発生する。そこで、
この対策として、ユニット1の端部軸中心を支える構造
の代わりに、ブラケット6が不要な、図6に示されるよ
うなユニット1の端部を吊下げ支持する構造が考えられ
ている。
【0008】これは、ユニット1の上部に側方へ延びる
一対のユニットマウント8,8を設け、ユニット1の上
部に位置する支持フレーム5からユニットマウント8,
8の下側へ延びる一対のL字形の支持座部材9,9を吊
り下げ、ユニットマウント8の下面と支持座部材9の上
面との間に防振ゴム10を介装した構造である。
【0009】ところが、この構造だと、動力伝達軸3に
軸トルクが加わる際の反動で、ユニット全体がユニット
マウント8を中間部分を支点として左右方向に振り子の
ように揺動してしまう。
【0010】ユニット1は、動力伝達軸3を通じて、動
力を出力させたり入力させたりするために、動力伝達軸
3の横方向の位置ずれ(変位)はできるだけ小さいのが
望ましい。
【0011】しかし、ユニット全体が左右に振れて、軸
トルクによる反力を横方向に逃がすので、動力伝達軸3
は横方向に大きく変位してしまう。もちろん、こうした
問題は、油圧モータ/ポンプだけでなく、エンジン、変
速機といったユニットについても同様に起きる。
【0012】こうした動力伝達軸3の変位は、回転に伴
い発生する振動を共振させる要因ともなるので、できる
だけ抑制する改善が求められている。本発明は上記事情
に着目してなされたもので、その目的とするところは、
軸トルクによる動力伝達軸の移動を効率良く抑制するこ
とができる動力伝達軸付きユニットの吊下マウント装置
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載した動力伝達軸付きユニットの吊下マ
ウント装置は、ユニットの上部に動力伝達軸を含む垂直
面を挟んで対をなしてそれぞれ側方に突出するように一
対のユニットマウント部を設け、車体を構成する支持フ
レームとユニットの間に一対のユニットマウント部に対
応して、上部に支持フレームに形成した支持部の上側に
配置されるフレーム連結部を有し、下部にユニットマウ
ント部の下側に配置されるユニット連結部を有して形成
された一対の中間ブラケットを配置し、各中間ブラケッ
トのユニット連結部上面ユニットマウント部下面
の間に第1マウントゴムを介装し、各中間ブラケットの
第1フレーム連結部下面と支持フレーム支持部上面
の間に第2マウントゴムを介装し、これらを動力伝達軸
の軸線方向から見て第1マウントゴムと第2マウントゴ
ムとを結ぶ一対の延長線が上方に拡開するように構成
し、支持フレームとユニットとの間で、中間ブラケット
が、第1および第2マウントゴムを支点とした一対のリ
ンクをなす台形リンク機構を形成し、ユニットをマウ
ントゴムが縮む方向で吊下げるようにし、軸トルクが加
わると、ユニット全体が動力伝達軸付近を支点として周
方向に変位する構造としたことにある。
【0014】すなわち、請求項1に記載の動力伝達軸付
きユニットの吊下マウント装置によると、ユニットは、
支持フレームから中間ブラケットが一対のリンクをなす
上方が拡開した台形リンク機構で吊り下げられる。
【0015】ここで、ユニットの動力伝達軸に軸トルク
が加わるとする。すると、この軸トルクがもたらす回転
モーメントの作用により、台形リンク機構を形成する動
力伝達軸の回転方向後側の中間ブラケットは、第1マウ
ントゴム第2マウントゴムの変形を伴いながら、支持
フレームの支持部を支点として、動力伝達軸へ近づく方
向へ振れる変位を生じる。
【0016】この振れは、ユニットの回転方向後側の部
分を斜め上方へ押し上げる方向に作用する。一方、回転
方向前側の中間ブラケットは、第1マウントゴム第2
マウントゴムの変形を伴いながら、支持フレームの支持
部を支点として、動力伝達軸から離れる方向へ振れる変
位を生じる。
【0017】この振れは、ユニットの回転方向前側の部
分を斜め下方へ押し下げる方向に作用する。これら中間
ブラケットがもたらすユニットの押上げ/押下げは、ユ
ニットの軸線方向から見れば、動力伝達軸がある付近を
支点としてユニット全体を周方向に変位させる挙動とな
って表れる。
【0018】つまり、軸トルクが動力伝達軸に加わると
きの反動は、ユニットが動力伝達軸付近を支点として周
方向へ移動する挙動となって逃げる。したがって、動力
伝達軸の位置は、軸トルクが加わっても、当初の位置か
らあまり変わらない。
【0019】このことは軸トルクによる動力伝達軸の移
動は、効率よく抑制されることになる。しかも、同時に
第1マウントゴム第2マウントゴムとによる二重防振
効果で振動の伝達を遮断するので、効果的な防振もなさ
れる。請求項2に記載した動力伝達軸付きユニットの吊
下マウント装置は、一層、動力伝達軸の移動を抑制する
よう、第1マウントゴムと第2マウントゴムとを結ぶ一
対の延長線が、それぞれ動力伝達軸を通るように構成し
たことにある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1ないし図3に
示す第1の実施形態にもとづいて説明する。ここで、本
発明は、先の「従来の技術」の項で説明したユニット1
の端部分を吊下げ支持するマウント装置の構造に関する
ものなので、ここではユニット1の端部分をマウントす
るマウント装置の構造について説明する。但し、本実施
形態のユニット1も、側部両側をゴムマウント2で支持
フレーム5にマウントさせてあるが、図6と同じ構造な
ので、その構造を省略している。
【0021】すなわち、ユニット1の端部分を支持フレ
ーム5にマウントさせる吊下マウント装置について説明
すれば、図1は吊下マウント装置の平面図、図2(a)
はその図1中のA〜A線に沿う断面図をそれぞれ示して
いて、同図中20はユニット1の上部に左右両側方へ均
等に突き出るように設けた例えば帯板状のマウント部材
である。
【0022】このマウント部材20の左右両端部は、い
ずれも斜め下側に折り曲げられていている。そして、こ
の対をなす傾斜部分、詳しくは動力伝達軸3を含む垂直
面aを挟んで対をなし側方に突き出ている傾斜部分で、
一対のユニットマウント部21,21を形成している。
【0023】またユニット1の上方に配置されている支
持フレーム5のうち、垂直面aを挟んで左右に並行に配
置されている一対のフレーム部材5aからは、垂直面a
に向かって突き出る例えばプレート状の一対の支持座部
材22が設けられている。これら支持座部材22の先端
部分は、斜め上側に折り曲げられていて、これら傾斜部
分で、一対の支持部23、23を形成している。
【0024】これら一対の支持部23,23は、一対の
ユニットマウント部21,21よりも垂直面aから離れ
た位置に配置されている。またフレーム部材5aとユニ
ット1との間には、それぞれ支持部23、ユニットマウ
ント部21,21に対応して、一対の中間ブラケット2
4a,24bが配置されている。
【0025】これら中間ブラケット24a,24bは、
例えば開放側を互いに内側に向けて並行に配置した一対
の断面コ字形の部材から構成され、これら各中間ブラケ
ット24a,24bの上部壁が支持部23の上方に配置
してある。この支持部23の上側に配置された上部壁部
分にて、支持フレーム連結用のフレーム連結部25を形
成している。
【0026】フレーム連結部25の下面と支持部23の
上面との間には、それぞれ防振ゴムで構成されたアッパ
マウントゴム26が介装され、アッパマウントゴム26
を介して、それぞれ中間ブラケット24a,24bを吊
持している。
【0027】また各中間ブラケット24a,24bの下
部壁は、それぞれユニットマウント部21,21の下方
に配置してある。このユニットマウント部21、21の
下側に配置されたチャンネル部材の下部壁部分にて、ユ
ニット連結用のユニット連結部27を形成している。
【0028】ユニット連結部27の上面とユニットマウ
ント部21の下面との間には、それぞれ防振ゴムで構成
されたロワマウントゴム28が介装され、中間マスとな
る中間ブラケット24a,24b、2重の防振ゴム(ア
ッパマウントゴム、ロワマウントゴム)を介して、ユニ
ット1を吊持している。
【0029】また動力伝達軸3の軸線方向から見て、左
右のアッパマウントゴム26と左右のロワマウントゴム
28とを結ぶ一対の延長線Xは、上方に拡開した直線状
態に位置決められていて、支持フレーム5とユニット1
との間に、中間ブラケット24a,24bが一対のリン
クをなす台形リンク機構29を形成している。つまり、
上方が拡開した台形リンク機構29にて、ユニット1を
吊り下げる構造にしてある。
【0030】そして、この台形リンク機構29によるユ
ニット1の吊持によって、ユニット1の動力伝達軸3に
軸トルクが加わると、その反動でユニット全体が動力伝
達軸付近を支点として周方向に変位するようにしてあ
る。
【0031】なお、中間ブラケット24a,24bのフ
レーム連結部25は前後方向に延在しており、各中間ブ
ラケット毎に2つのアッパマウントゴム26が設置され
ている。このように各中間ブラケット24a,24bは
全体としてT字型に形成されており、各アッパマウント
ゴム26毎に対応して配置された支持座部材22の間の
空間を利用して各中間ブラケット24a,24bが変位
運動するものとなっている。
【0032】しかして、このときの挙動について説明す
れば、今、支持フレーム5に吊り下げられているユニッ
ト1の動力伝達軸3に軸トルクが加わるとする。する
と、この軸トルクがもたらす回転モーメントの作用によ
り、台形リンク機構29を形成する動力伝達軸3の回転
方向後側の中間ブラケット24aは、図2(b)および
図3に示す概略図に示されるようにアッパマウントゴム
26、ロワマウントゴム28の変形を伴いながら、支持
部23を支点として、下側が動力伝達軸3へ近づく方向
へ振れる。
【0033】この振れは、ユニット1の回転方向後側の
部分を斜め上方へ押し上げる方向に作用する。また回転
方向前側の中間ブラケット24bは、アッパマウントゴ
ム26、ロワマウントゴム28の変形を伴いながら、支
持部23を支点として、下側が動力伝達軸3から離れる
方向へ振れる。
【0034】この振れは、先の中間ブラケット24aの
ときとは反対にユニット1の回転方向前側の部分を斜め
下方へ押し下げる方向に作用する。こうした台形リンク
機構29の中間ブラケット24a,24bがもたらすユ
ニット1の押上げ/押下げは、ユニット1の軸線方向か
ら見れば、動力伝達軸3がある付近を支点として、ユニ
ット全体を周方向に変位させる挙動となって表れる。こ
れは、垂直面aを境として、ユニット1の回転方向後側
において上変位成分が発生し、ユニット1の回転方向前
側において下変位成分が発生する上、これらの上下へ変
位成分にしたがって横変位成分が変化することで明らか
である。
【0035】つまり、軸トルクが動力伝達軸3に加わる
ときの反動は、ユニット1が動力伝達軸付近を支点とし
て周方向へ移動する挙動となって逃げる。しかるに、動
力伝達軸3は、軸トルクが加わっても、移動量が少なく
(最小)、当初の位置とはあまり変わらない。
【0036】よって、軸トルクによる動力伝達軸3の移
動を効率良く抑制できる。しかも、同時にアッパマウン
トゴム26とロワマウントゴム28とによる二重防振効
果で振動の伝達を効率よく遮断することができ、効果的
な防振もできる。
【0037】図4は、本発明の第2の実施形態を示す。
本実施形態は、アッパマウントゴム26とロワマウント
ゴム28とを結ぶ一対の延長線Xが、動力伝達軸3を通
る直線となるよう台形リンク機構29を構成したもので
ある。
【0038】このようにすると、軸トルクが動力伝達軸
3に加わるときに生ずるユニット1の周方向変位は、動
力伝達軸3を支点、あるいはその動力伝達軸3からかな
り近い部位を支点として生ずるようになるので、一層、
動力伝達軸3の移動を抑制することができる。
【0039】但し、図4において、第1の実施形態と同
じ部分には同一符号を付してその説明を省略した。な
お、上述した実施形態では、本発明を油圧ポンプ/モー
タをマウントする装置に適用したが、これに限らず、エ
ンジン、変速機等の動力伝達軸を有するユニットのマウ
ントにも適用してもよいことはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、支持フレームとユニットとの間に形成され
る台形リンク機構により、軸トルクが動力伝達軸に加わ
ると、その反動が動力伝達軸付近を支点としたユニット
の周方向への移動となって逃げるようになる。
【0041】この結果、動力伝達軸の位置は、軸トルク
が加わっても、当初の位置からあまり変わらずにすみ、
軸トルクによる動力伝達軸の移動を効率良く抑制するこ
とができる。しかも、同時に第1マウントゴム第2マ
ウントゴムとによる二重防振効果で、振動の伝達を効率
良く遮断することができ、効果的な防振も行える。請求
項2に記載の発明によれば、一層、動力伝達軸の移動を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の吊下マウント装置を
示す平面図。
【図2】(a)は、図1中のA〜A線に沿う断面図。
(b)は、動力伝達軸に軸トルクが加わるときのユニッ
トの挙動を説明するための断面図。
【図3】同ユニットの挙動をわかりやすく説明するため
の図。
【図4】本発明の第2の実施形態の吊下マウント装置
を、動力伝達軸に軸トルクが加わるときのユニットの挙
動と共に示す図。
【図5】従来、支持フレームに油圧ポンプ/モータをマ
ウントさせる構造を説明するための平面図。
【図6】同マウント構造がもつ動力伝達軸の移動規制の
不十分さ防ぐ対策として考えられた吊下マウント装置を
示す図。
【符号の説明】
1…ユニット 3…動力伝達軸 5…支持フレーム 5a…フレーム部材 21…ユニットマウント部 23…支持部 24a,24b…中間ブラケット 25…フレーム連結部 26…アッパマウントゴム 27…ユニット連結部 28…ロワマウントゴム 29…台形リンク機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土野 健 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−88528(JP,U) 実開 昭63−76535(JP,U) 実開 昭58−106226(JP,U) 実開 平6−27269(JP,U) 実開 昭64−17821(JP,U) 実開 平2−18947(JP,U) 実用新案登録3029026(JP,U) 実用新案登録3013423(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/02 - 15/08 B60K 17/22 B60K 5/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達軸を有し同動力伝達軸から動力
    が出力または入力されるユニットを吊下げ支持する動力
    伝達軸付きユニットの吊下マウント装置において、 前記ユニットの上部に前記動力伝達軸を含む垂直面を挟
    んで対をなしてそれぞれ側方に突出するように設けられ
    た一対のユニットマウント部と、 車体を構成する支持フレームと前記ユニットの間に前記
    一対のユニットマウント部に対応して配置され、上部に
    前記支持フレームに形成した支持部の上側に配置される
    フレーム連結部を有し、下部に前記ユニットマウント部
    の下側に配置されるユニット連結部を有して形成された
    一対の中間ブラケットと、 前記各中間ブラケットのユニット連結部上面と前記
    ニットマウント部下面との間に介装された第1マウント
    ゴムと、 前記各中間ブラケットの第1フレーム連結部下面と前記
    支持フレーム支持部上面との間に介装された第2マウ
    ントゴムとを有し、 前記動力伝達軸の軸線方向から見て前記第1マウントゴ
    ムと前記第2マウントゴムとを結ぶ一対の延長線が上方
    に拡開するように構成され、 前記支持フレームと前記ユニットとの間で、前記中間ブ
    ラケットが、前記第1および第2マウントゴムを支点と
    した一対のリンクをなす台形リンク機構を形成して、前
    記ユニットをマウントゴムが縮む方向で吊下げるように
    したことを特徴とする動力伝達軸付きユニットの吊下マ
    ウント装置。
  2. 【請求項2】 前記第1マウントゴムと前記第2マウン
    トゴムとを結ぶ一対の延長線が、それぞれ前記動力伝達
    軸を通るように構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の動力伝達軸付きユニットの吊下マウント装置。
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