JPH11210858A - 循環式ねじ装置 - Google Patents

循環式ねじ装置

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JPH11210858A
JPH11210858A JP2281698A JP2281698A JPH11210858A JP H11210858 A JPH11210858 A JP H11210858A JP 2281698 A JP2281698 A JP 2281698A JP 2281698 A JP2281698 A JP 2281698A JP H11210858 A JPH11210858 A JP H11210858A
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JP
Japan
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roller
rolling
circulating
section
nut body
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JP2281698A
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Junichi Hashimoto
純一 橋本
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JTEKT Machine Systems Corp
Original Assignee
Koyo Machine Industries Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/22Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members
    • F16H25/2247Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
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    • F16H25/2247Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers
    • F16H2025/2271Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with rollers with means for guiding circulating rollers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールねじと同等の低摩擦機構としての特性
を確保しつつ、製作容易でかつ安価な転動ローラの循環
構造を備えた循環形式ねじ装置を提供する。 【解決手段】 ローラ循環路3は、両端部のローラすく
い上げ部10,10とローラ循環部11を備えてなり、
ローラすくい上げ部10は、転動ローラRをねじ軸1と
ナット体2の螺旋溝4,5とローラ循環部11との間で
その転動姿勢が変換するようにスパイラル状に転動案内
し、ローラ循環部11は、転動ローラRを一方のすくい
上げ部10から他方のすくい上げ部10へその転動姿勢
が変化することなく直線状に転動案内する。転動ローラ
Rの転動に方向性があるにもかかわらず、その転動経路
が全循環路を通じて直線的で単純であり、転動ローラの
円滑な転動走行が確保されるとともに、循環路の機械加
工も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は循環式ねじ装置に関し、
さらに詳細には、工作機械の位置決め装置や自動車用ス
テアリングギヤなどに好適に使用され、転動ローラが循
環する形式のねじ駆動技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ねじ装置は各種装置・機器の機械要素と
して多方面にわたって使用されており、とりわけボール
ねじは、ボールのころがり接触による低摩擦機構として
の特性から、例えば工作機械におけるテーブルや主軸台
などの精密な駆動制御や自動車用ステアリングギヤなど
の円滑な駆動制御に最適なものとして、近時種々の技術
分野での需要が急速に高まっている。
【0003】ボールねじの基本構造は、ねじ軸の外周面
に螺旋溝が形成されるとともに、このねじ軸に外嵌され
るナット体の内周面に螺旋溝が形成され、これら両螺旋
溝間に複数の転動ボールが一列に回転自在に介装されて
なり、上記ねじ軸とナット体との相対的な回転運動によ
り、転動ボールが上記両螺旋溝に沿って転動しながら、
ねじ軸とナット体とが相対的に軸方向へ移動するように
構成されている。
【0004】ところで、ボールねじの場合、一般のすべ
り接触のねじ装置に比べて摩擦係数がきわめて小さく、
作動効率にすぐれる反面、転動体としての転動ボールと
螺旋溝の軌道面との接触が点当たり(点接触)であるこ
とから、装置自体の剛性が低く、また上記接触部分の早
期磨耗により寿命が短いという問題があった。
【0005】この点に関して、本発明者らは、上記転動
体として転動ローラ(円筒ころ)を用いたねじ装置を既
に提案している(特開平7−77261号公報参照)。
【0006】このねじ装置は、ねじ軸の外周面に螺旋溝
が形成されるとともに、このねじ軸に外嵌されるナット
体の内周面に螺旋溝が形成され、これら両螺旋溝間に複
数の転動ローラが回転自在に介装されてなり、上記ねじ
軸の螺旋溝と上記ナット体の螺旋溝は、それぞれ断面V
字形状に形成されて、相互に平行して対向する軌道面を
備え、上記ねじ軸とナット体との相対的な回転運動によ
り、転動ローラが上記両螺旋溝の軌道面上を転動しなが
ら、ねじ軸とナット体とが相対的に軸方向へ移動するよ
うに構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このねじ装置によれ
ば、ボールねじと同等の低摩擦機構としての特性を備え
るとともに、ボールねじに比較して剛性が高く寿命も長
くなるという作用効果が得られるに至ったが、以下に述
べるような問題が未解決のままであり、広汎な技術分野
への実用化という面ではさらに改良の余地があった。
【0008】すなわち、ナット体とねじ軸の相対的な移
動ストロークが大きくなると、転動ローラを循環させる
必要があるが、円筒形状の転動ローラは真球状の転動ボ
ールと異なりその転動に方向性があり、その循環路の形
状が複雑で、製作が困難であるとともに、同じ仕上げ精
度のボールねじに比較して、転動ローラ循環による回転
調子が低下傾向にあった。
【0009】例えば、本発明者らも、本発明を創作する
に至る中間段階において、図13および図14に示す構
成部品からなるローラ循環路を製作してみた。
【0010】このローラ循環路は、ナット体の螺旋溝に
おけるローラ転動部分の両端に連通されるもので、その
両端部のローラすくい上げ部と、これらローラすくい上
げ部を連通するローラ循環部を備えてなり、上記ローラ
すくい上げ部は、上記螺旋溝とローラ循環部を接続する
部位で、図13に示すような一対のサーキュレータ部材
a,bからなる二つ割り構造のサーキュレータで構成さ
れ、サーキュレータ部材a,bに、図示のような断面V
字形状の循環溝c,dが形成され、これら両循環溝c,
dにより上記ローラすくい上げ部が形成される。これら
サーキュレータは、図14に示すナット体eの挿入穴
f.gにそれぞれ挿入固定される。
【0011】一方、上記ローラ循環部は、上記一方のロ
ーラすくい上げ部から他方のローラすくい上げ部に連続
する部位で、図14に示すように、ナット体eの外周部
とこの外周部に一体的に組み付けられるリターンプレー
トhとからなる分割構造のリターン部で構成され、上記
ナット体eの外周部とリターンプレートhの合わせ面
に、上記ローラ循環部を形成する断面V字形状の循環溝
i,jがそれぞれ形成されている。
【0012】これら循環溝i,jは、ナット体eの一方
の挿入穴fに設けられた上記ローラすくい上げ部の循環
路から、他方の挿入穴gに設けられた上記ローラすくい
上げ部の循環路に向けて、転動ローラの転動姿勢を一定
に保持したまま案内する必要から、図14に示すように
平面S字形状に延びて形成されている。
【0013】しかしながら、このような構成では、上記
ナット体eおよびリターンプレートhの循環溝i,jの
形状が複雑で、その機械加工が非常に難しく、これがた
め、製造コストの上昇を招くとともに、高い仕上げ精度
も得難い。
【0014】しかも、上記循環溝i,jの曲線形状が比
較的小さいアール形状であり、かつ逆方向に曲がってい
るため、たとえ高い仕上げ精度に仕上げても、この部位
で転動ローラの円滑な転動走行つまり循環が妨げられる
傾向にあり、転動ローラ循環による回転調子が、同程度
の仕上げ精度のボールねじに比較して低くかった。
【0015】本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、ボール
ねじと同等の低摩擦機構としての特性を確保しつつ、製
作容易でかつ安価な転動ローラの循環構造を備えた循環
形式ねじ装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のねじ装置は、ねじ軸の外周面とこのねじ軸
に外嵌されるナット体の内周面に断面V字形状の螺旋溝
がそれぞれ形成されて、これら両螺旋溝間に複数の転動
ローラが回転自在に介装されるとともに、上記ナット体
の外周部分に、転動ローラを循環させる断面矩形形状の
ローラ循環路を備えてなるローラ循環式のものであっ
て、上記ローラ循環路は、上記ナット体の螺旋溝におけ
るローラ転動部分の両端に連通されるとともに、その両
端部のローラすくい上げ部とこれらローラすくい上げ部
を連通するローラ循環部を備えてなり、上記ローラすく
い上げ部は、上記螺旋溝とローラ循環部にそれぞれ連続
するとともに、上記転動ローラを上記螺旋溝とローラ循
環部との間でその転動姿勢が変換するようにスパイラル
状に転動案内する構成とされ、上記ローラ循環部は、上
記転動ローラを上記一方のすくい上げ部から他方のすく
い上げ部へその転動姿勢が変化することなく直線状に転
動案内するように構成されていることを特徴とする。
【0017】好適な実施態様として、上記ローラすくい
上げ部は、直線棒状のサーキュレータの内部に延びて貫
設された直線状のもので、上記ローラすくい上げ部の両
端部分に設けられ、その断面が上記螺旋溝およびローラ
循環部とそれぞれ同一断面のまま直線状に延びる直線部
と、これら両直線部間に設けられ、その断面が上記一方
の直線部の断面から他方の直線部の断面へ連続的に変化
するように捻られながら直線状に延びるスパイラル部と
を備えてなる。また、上記ローラ循環部は、上記ナット
体外周のリターン部の内部に貫設された直線状のもの
で、その断面が、上記両ローラすくい上げ部の直線部と
同一断面のまま直線状に延びている。
【0018】本発明において、上記ねじ軸とナット体と
の相対的な回転運動により、上記転動ローラは上記両螺
旋溝の軌道面に沿って転動走行した後、その一端からロ
ーラ循環路を介して他端へ戻って再循環し、これによ
り、ねじ軸とナット体とが相対的に軸方向へ移動する。
【0019】また、上記ローラ循環路において、転動ロ
ーラは、一方のローラすくい上げ部により、上記螺旋溝
の一端からスパイラル状に捻られながら直線的に転動案
内されて、その転動姿勢を変換してローラ循環部に導か
れた後、このローラ循環部を転動姿勢を一定に保ったま
ま直線的に転動走行し、再び他方のローラすくい上げ部
により、スパイラル状に捻られながら直線的に転動案内
されて、その転動姿勢を変換して上記螺旋溝の他端に導
かれる。この場合、転動ローラの転動経路が全循環路を
通じて直線的であることから、転動ローラの円滑な転動
走行が確保される。
【0020】また、上記のように転動ローラの転動経路
が直線的であることにより、上記ローラすくい上げ部と
ローラ循環部の循環路の形状が単純であり、その機械加
工が容易であるとともに、高い仕上げ精度を確保するこ
とが可能である。
【0021】例えば、上記ローラすくい上げ部を構成す
るサーキュレータと、上記ローラ循環部を構成するリタ
ーン部とを、その軸線に沿った分割構造とすれば、これ
ら両分割部材の合わせ面に、所定の形状寸法のV字形状
の循環溝を直線状に加工形成するだけで、ローラすくい
上げ部およびローラ循環部を高い精度をもって容易に形
成することができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
【0023】本発明に係るねじ装置を図1〜図10に示
し、このねじ装置は、具体的には転動体として複数の転
動ローラR,R,…が使用されるローラねじの形態とさ
れ、ねじ軸1の外周面にナット体2が外嵌されてなると
ともに、ローラ循環路3を備えてなるローラ循環式のも
のである。
【0024】具体的には、上記ローラねじは、ねじ軸1
の外周面に螺旋溝4が形成されるとともに、ナット体2
の内周面に螺旋溝5が設けられて、これら両螺旋溝4,
5間に複数の転動ローラR,R,…が回転自在に介装さ
れてなる。
【0025】ねじ軸1とナット体2の螺旋溝4,5は、
図3〜図6に示すように、断面V字形状とされて、その
対向する傾斜溝面4a,5aおよび4b,5b同士がそ
れぞれ転動ローラRの軌道面とされている。なお、図3
においては、ねじ装置の基本構成が示される一方、ロー
ラ循環路3が省略して描かれている。
【0026】具体的には、ねじ軸1の軌道面4a,4b
およびナット体2の軌道面5a,5bのなす角度θはそ
れぞれ90°に設定されている。また、螺旋溝4,5の
軌道面4aと5aおよび軌道面4bと5bが、相互に平
行して対向する断面直線状の軌道面とされるとともに、
これら両軌道面4a,5a間および4b,5b間の距離
a ,Wb が後述する転動ローラRの形状寸法に対応し
て同一距離に設定されている。
【0027】転動ローラRは、図7に示すように、その
全長にわたり同一外径とされるとともに、その両端面
6,6がクラウニング加工により球面状とされている。
【0028】転動ローラRの外径Dは、上記軌道面間距
離Wa ,Wb とほぼ同一寸法とされて、転動ローラRが
それぞれ軌道面4a,5aおよび4b,5b上を転動可
能とされている。一方、転動ローラRの長さLは、上記
軌道面間距離Wa ,Wb よりも若干小さいほぼ同一寸法
とされている。
【0029】また、転動ローラRの端面6の曲率半径
は、図8に示すように、ナット体2の螺旋溝4の溝底つ
まり傾斜溝面4a,4bの曲率半径よりもわずかに小さ
く(図示例においてはほぼ同一)に設定されて、端面6
と螺旋溝4との接触時の摩擦抵抗が転動ローラRa,R
bの回転を阻害しないように設定されている。この場
合、転動ローラRの端面6と螺旋溝4の傾斜溝面4a,
4bとの接触は図示のごとく点接触となる。
【0030】転動ローラR,R,…は、図4に示すよう
に、両螺旋溝4,5に沿って一列に配列されるととも
に、相隣接する転動ローラRa,Rb同士が相互に交差
状に配列されている(クロス配列)。
【0031】すなわち、軌道面4a,5a上を転動する
転動ローラRaと、軌道面4b,5b上を転動する転動
ローラRbとが交互に配列されて、相隣接する転動ロー
ラRa,Rb同士が点接触するとともに、図5における
矢符方向X1 のスラスト荷重が一方の転動ローラRa,
Ra,…に、また図6における矢符方向X2 のスラスト
荷重が他方の転動ローラRb,Rb,…にそれぞれ主と
して負担されるように構成されている。
【0032】このようなクロス配列とすることにより、
転動ローラRa,Rb,…の円滑な回転調子が確保され
る。
【0033】そして、ねじ軸1とナット体2が相対的に
回転運動すると、転動ローラR,R,…が螺旋溝4,5
に沿って転動しながら、ねじ軸1とナット体2は相対的
に軸方向へ移動する。また、螺旋溝4,5の一端まで転
動走行した転動ローラR,R,…は、前記ローラ循環路
3により、螺旋溝4,5の他端へ戻って再循環される。
【0034】ローラ循環路3は、上記ナット体2の螺旋
溝5におけるローラ転動部分の両端に連通されており、
具体的には、ローラすくい上げ部10とローラ循環部1
1とから構成されている。
【0035】ローラすくい上げ部10は、上記ローラ循
環路3の両端部を形成するもので、具体的には、直線棒
状のサーキュレータ15の内部に直線状に延びて貫設さ
れている。これに関連して、ナット体2の両端部分、つ
まり螺旋溝5におけるローラ転動部分の両端には、図1
0に示すように、上記螺旋溝5で形成される円弧に対し
て接線方向へ延びる挿通孔16が形成されており、ここ
に上記サーキュレータ15がそれぞれ挿入固定される。
この場合の固定方法は、かしめ固定や接着固定など、適
宜の固定手段による。
【0036】上記サーキュレータ15は、具体的には図
9に示すように、一対のサーキュレータ部材20,21
からなる二つ割り構造とされており、両サーキュレータ
部材20,21は、サーキュレータ15がその軸線に沿
った平面で分割された形状とされている。
【0037】各サーキュレータ部材20,21の平坦な
合わせ面20a,21aには、図示されるような断面V
字形状の循環溝22,23がそれぞれ形成されており、
これらサーキュレータ部材20,21が一体的に組み合
わせられて、上記ローラすくい上げ部10(22,2
3)が形成される。
【0038】ローラすくい上げ部10の具体的構造は、
図9に示すように、直線部10a,10bとスパイラル
部10cとから構成されている。
【0039】上記両直線部10a,10bは、ローラす
くい上げ部10の両端部分に設けられて、上記ねじ軸1
およびナット体2の螺旋溝4,5から転動ローラR,
R,…をすくい上げる部位である。一方の直線部10a
は、その断面が上記ねじ軸1およびナット体2の螺旋溝
4,5の断面輪郭に完全に一致する矩形状とされて、こ
の矩形状断面のまま直線的に延びるとともに、他方の直
線部10bは、その断面が上記ローラ循環部11の断面
輪郭に完全に一致する矩形状とされて、この矩形状断面
のまま直線的に延びている。
【0040】また、上記スパイラル部10cは、上記両
直線部10a,10b間に連続して設けられて、転動ロ
ーラRの転動姿勢を変換つまり転動ローラRの循環方向
の角度を変更する部位である。このスパイラル部10c
の断面は、その両端がそれぞれ上記直線部10a,10
bに完全に一致するとともに、一方の直線部10aから
他方の直線部10bへ連続的に変化するように捻られな
がら直線状に延びている。
【0041】このスパイラル部10cにおける転動ロー
ラRの捻り度、つまり図9(a) に示す断面V字形状と図
9(c) に示す断面V字形状の捻り角度(一方の直線部1
0aに対する他方の直線部10bの捻り角度)αは、図
示の実施形態においては後述するローラ循環部11の傾
斜角度β(図10参照)に一致する。
【0042】上記ローラ循環部11は、上記ローラすく
い上げ部10,10に連通するもので、具体的には、上
記ナット体2外周のリターン部25の内部に直線状に延
びて貫設されている。
【0043】このリターン部25は、具体的には図10
に示すように、ナット体2の外周部26とリターンプレ
ート27とからなる分割構造とされている。これらナッ
ト体2の外周部26とリターンプレート27の合わせ面
26a,27aには、図示さされるような断面V字形状
の循環溝28,29が形成されており、上記ナット体2
の外周部26に、リターンプレート27が一体的に組み
付けられて、上記ローラ循環部11(28,29)が形
成される。
【0044】ローラ循環部11の具体的構造は、図2お
よび図10に示すように、湾曲部11a,11bと直線
部11cとから構成されている。
【0045】上記両湾曲部11a,11bは、ローラ循
環部11の両端部分に設けられて、上記ローラすくい上
げ部10の直線部10bに連続する円弧状経路を形成す
る部位であり、その断面は上記直線部10bの断面輪郭
に完全に一致する矩形状とされて、この矩形状断面のま
ま、図2の正面図において上下方向から水平方向へ円弧
状に湾曲するとともに、図10の平面図において所定の
傾斜角度ベータをもって直線状に延びている。
【0046】また、上記直線部11cは、図2および図
10に示すように、上記両湾曲部11a,11b間を同
一矩形断面のまま直線状に延びている。
【0047】そして、ねじ軸1とナット体2の相対的な
回転運動により、螺旋溝4,5の一端まで転動走行した
転動ローラR,R,…は、ローラ循環路3の一方のロー
ラすくい上げ部10へ導かれて、スパイラル状に捻られ
ながら直線的に転動案内されて、その転動姿勢を変換さ
れた後、ローラ循環部11に導かれる。このローラ循環
部11では、転動ローラR,R,…は、転動姿勢が変わ
ることなくそのまま直線状に転動案内されて、他方のロ
ーラすくい上げ部10へ導かれる。この他方のローラす
くい上げ部10で、転動ローラR,R,…は、再びスパ
イラル状に捻られながら直線的に転動案内されて、その
転動姿勢を変換された後、螺旋溝4,5の他端へ導かれ
ることとなる。
【0048】しかして、以上のように構成されたねじ装
置において、ねじ軸1とナット体2が相対的に回転運動
により、転動ローラR,R,…は、上記螺旋溝4,5の
軌道面に沿って転動走行した後、その一端からローラ循
環路3を介して他端へ戻って再循環し、これにより、ね
じ軸1とナット体2とが相対的に軸方向へ移動する。
【0049】上記ローラ循環路3においては、転動ロー
ラR,R,…は、上述したごとく転動走行しながら循環
することになるが、この場合、転動ローラR,R,…の
転動経路が全循環路3を通じて直線的であることから、
転動ローラR,R,…の円滑な転動走行が有効に確保さ
れる。
【0050】また、上記のように転動ローラR,R,…
の転動経路が直線的であることにより、上記ローラ循環
路3のローラすくい上げ部10とローラ循環部11の循
環路の形状が単純でその機械加工が容易であるととも
に、高い仕上げ精度を確保することが可能である。
【0051】すなわち、上記ローラすくい上げ部10を
構成するサーキュレータ15と、上記ローラ循環部11
を構成するリターン部25を、図9および図10にそれ
ぞれ示すようにその軸線に沿った分割構造とすれば、こ
れら両分割部材、つまりサーキュレータ部材20,21
およびナット体2の外周部26とリターンプレート27
の合わせ面20a,21aおよび26a,27aに、所
定の形状寸法のV字形状の循環溝を直線状に加工形成す
るだけで、ローラすくい上げ部10およびローラ循環部
11を高い精度をもって形成することができる。
【0052】なお、上述した実施形態はあくまでも本発
明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれ
に限定されることなくその範囲内で種々設計変更可能で
ある。
【0053】例えば、ねじ装置の基本構成については図
示の実施形態に限定されることなく種々設計変更可能で
あり、一例として、図示の実施形態においては、転動ロ
ーラR,R,…の配列は、図2に示すごとく、相隣接す
る転動ローラRa,Rb同士が相互に交差状に配列され
るクロス配列とされているが、図11に示すように、全
部同一方向に配列されてもよい(パラレル配列)。
【0054】また、螺旋溝4,5の形状寸法(例えば、
傾斜溝面4a,4bまたは5a,5bのなす角度θ、あ
るいは、傾斜溝面4a,5a間および4b,5b間の距
離Wa ,Wb など)、および転動ローラRの具体的な形
状寸法(例えば、端面6の形状寸法、外径Dあるいは長
さLなど)は、使用目的・対象等に応じて適宜設定され
る。
【0055】さらに、転動ローラRの端面形状は、図1
2に示すように、少なくともナット体2の螺旋溝5側の
端面6が球面状とされていればよく、ねじ軸1側の端面
106は平面状とされていてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
転動ローラを循環させるローラ循環路は、その両端部の
ローラすくい上げ部とこれらローラすくい上げ部を連通
するローラ循環部を備えてなり、上記ローラすくい上げ
部は、転動ローラをねじ軸とナット体の螺旋溝と上記ロ
ーラ循環部との間でその転動姿勢が変換するようにスパ
イラル状に転動案内し、上記ローラ循環部は、上記転動
ローラを上記一方のすくい上げ部から他方のすくい上げ
部へその転動姿勢が変化することなく直線状に転動案内
するように構成されているから、以下のような作用効果
が得られる。
【0057】(1) ローラ循環路において、転動ローラ
は、一方のローラすくい上げ部により、スパイラル状に
捻られながら直線的に転動案内されて、その転動姿勢を
変換してローラ循環部に導かれた後、このローラ循環部
を転動姿勢を一定に保ったまま直線的に転動走行し、再
び他方のローラすくい上げ部により、スパイラル状に捻
られながら直線的に転動案内されて、その転動姿勢を変
換して上記螺旋溝の他端に導かれることになる。
【0058】したがって、転動ローラの転動には方向性
があるにもかかわらず、その転動経路は全循環路を通じ
て直線的で単純であり、このため、転動ローラの円滑な
転動走行さらには円滑な循環が確保されて、転動ローラ
の循環による回転調子に、転動ボールを用いたボールね
じと遜色のないものが得られ、ねじ装置自体のねじ効率
も向上する。
【0059】(2) また、上記のように転動ローラの転動
経路が直線的であることにより、上記ローラすくい上げ
部とローラ循環部の循環路の形状が単純でその機械加工
が容易であるとともに、高い仕上げ精度を確保すること
が可能であり、製作容易でかつ安価な循環形式ねじ装置
を提供することが可能となる。
【0060】例えば、図示の実施形態のように、上記ロ
ーラすくい上げ部を構成するサーキュレータと、上記ロ
ーラ循環部を構成するリターン部を、その軸線に沿った
分割構造とすれば、これら両分割部材の合わせ面に、所
定の形状寸法のV字形状の循環溝を直線状に加工形成す
るだけで、ローラすくい上げ部およびローラ循環部を高
い精度をもって形成することができる。
【0061】また、上記のようなローラ循環路を備える
ねじ装置は、従来のボールねじと同様の基本構造を備え
るとともに、転動体として転動ローラが採用されている
から、ボールねじと同様、ねじ軸とナット体との間の摩
擦係数がきわめて低く、高い作動効率が確保される。し
かも、転動体としての転動ローラと断面V字形状の螺旋
溝の軌道面との接触は線当たり(線接触)であるため、
ボールねじに比較して装置自体の剛性が高く、装置寿命
も長い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である循環式ねじ装置を示
す正面図である。
【図2】同ねじ装置の循環経路全体を抽象的に示す断面
図で、ローラ循環路が図1のII-II 線に沿って見た断面
で示されている。
【図3】同ねじ装置の基本構成を示す正面断面で、ロー
ラ循環路が省略して描かれている。
【図4】同ねじ装置における螺旋溝に対する転動ローラ
の配列構成を示す拡大図である。
【図5】同じく螺旋溝と転動ローラとの配列構成を示す
図4のV-V 線に沿った拡大断面である。
【図6】同じく螺旋溝と転動ローラとの配列構成を示す
図4のVI-VI 線に沿った拡大断面である。
【図7】同ねじ装置の転動ローラを示す図で、図7(a)
は斜視図、図7(b) は正面図である。
【図8】同転動ローラの端面と螺旋溝との関係を示す断
面図である。
【図9】同ねじ装置のローラ循環路を構成するサーキュ
レータを分解して示す図で、図9(a) は平面図、図9
(b) は正面図、図9(c) は底面図である。
【図10】同ねじ装置のローラ循環路を構成するリター
ン部を分解して示す平面図である。
【図11】同ねじ装置における転動ローラの配列構成の
改変例を示す図で、図11(a) は図4に対応する拡大
図、図11(b) は図11(a) のXI-XI 線に沿った拡大断
面である。
【図12】転動ローラの変形例を示し、その端面と螺旋
溝との関係を示す図8に対応する断面図である。
【図13】本発明のローラ循環路の比較例を示し、サー
キュレータを分解して示す図9に対応する図である。
【図14】同比較例のローラ循環路のリターン部を分解
して示す図10に対応する平面図である。
【符号の説明】
R(Ra,Rb) 転動ローラ α 捻り角度 β 傾斜角度 1 ねじ軸 2 ナット体 3 ローラ循環路 4 ねじ軸の螺旋溝 5 ナット体の螺旋溝 10 ローラすくい上げ部 10a,10b ローラすくい上げ部の直線部 10c ローラすくい上げ部のスパイラル部 11 ローラ循環部 11a,11b ローラ循環部の湾曲部 11c ローラ循環部の直線部 15 サーキュレータ 20,21 サーキュレータ部材 20a,21a サーキュレータ部材の合わせ面 22,23 循環溝 25 リターン部 26 ナット体の外周部 26a ナット体の外周部の合わせ面 27 リターンプレート 27a リターンプレートの合わせ面 28,29 循環溝

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ軸の外周面とこのねじ軸に外嵌され
    るナット体の内周面に断面V字形状の螺旋溝がそれぞれ
    形成されて、これら両螺旋溝間に複数の転動ローラが回
    転自在に介装されるとともに、前記ナット体の外周部分
    に、転動ローラを循環させる断面矩形形状のローラ循環
    路を備えてなるローラ循環式のものであって、 前記ローラ循環路は、前記ナット体の螺旋溝におけるロ
    ーラ転動部分の両端に連通されるとともに、その両端部
    のローラすくい上げ部とこれらローラすくい上げ部を連
    通するローラ循環部を備えてなり、 前記ローラすくい上げ部は、前記螺旋溝とローラ循環部
    にそれぞれ連続するとともに、前記転動ローラを前記螺
    旋溝とローラ循環部との間でその転動姿勢が変換するよ
    うにスパイラル状に転動案内する構成とされ、 前記ローラ循環部は、前記転動ローラを前記一方のすく
    い上げ部から他方のすくい上げ部へその転動姿勢が変化
    することなく直線状に転動案内するように構成されてい
    ることを特徴とする循環式ねじ装置。
  2. 【請求項2】 前記ローラすくい上げ部は、直線棒状の
    サーキュレータの内部に延びて貫設された直線状のもの
    で、 前記ローラすくい上げ部の両端部分に設けられ、その断
    面が前記螺旋溝およびローラ循環部とそれぞれ同一断面
    のまま直線状に延びる直線部と、これら両直線部間に設
    けられ、その断面が前記一方の直線部の断面から他方の
    直線部の断面へ連続的に変化するように捻られながら直
    線状に延びるスパイラル部とを備えてなることを特徴と
    する請求項1に記載の循環式ねじ装置。
  3. 【請求項3】 前記サーキュレータは、その軸線に沿っ
    た二つ割り構造を備える一対のサーキュレータ部材から
    なり、 これらサーキュレータ部材の合わせ面に、前記両直線部
    とスパイラル部を形成する断面V字形状の循環溝が形成
    されていることを特徴とする請求項2に記載の循環式ね
    じ装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラすくい上げ部のスパイラル部
    における転動ローラRの捻り度は、前記ローラ循環部の
    傾斜角度に対応して設定されていることを特徴とする請
    求項2または3に記載の循環式ねじ装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラ循環部は、前記ナット体外周
    のリターン部の内部に貫設された直線状のもので、その
    断面が、前記両ローラすくい上げ部の直線部と同一断面
    のまま直線状に延びていることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一つに記載の循環式ねじ装置。
  6. 【請求項6】 前記リターン部は、前記ナット体の外周
    部とこの外周部に一体的に組み付けられるリターンプレ
    ートとからなる分割構造とされ、 これらナット体の外周部とリターンプレートの合わせ面
    に、前記ローラ循環部を形成する断面V字形状の循環溝
    が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の循
    環式ねじ装置。
  7. 【請求項7】 前記ねじ軸の螺旋溝と前記ナット体の螺
    旋溝は、それぞれ前記転動ローラに対応した断面V字形
    状に形成されて、相互に平行して対向する軌道面を備
    え、 前記ねじ軸とナット体との相対的な回転運動により、前
    記転動ローラが前記両螺旋溝の軌道面および前記ローラ
    循環路を転動しながら、ねじ軸とナット体とが相対的に
    軸方向へ移動するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1から6のいずれか一つに記載の循環式ねじ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記転動ローラの配列は、相隣接する転
    動ローラ同士が相互に交差状に配列されてなるクロス配
    列であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一
    つに記載の循環式ねじ装置。
  9. 【請求項9】 前記円筒ころの両端面の少なくとも一方
    が球面状に形成されている請求項1から8のいずれか一
    つに記載のねじ装置。
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