JPH11207782A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

Info

Publication number
JPH11207782A
JPH11207782A JP1545398A JP1545398A JPH11207782A JP H11207782 A JPH11207782 A JP H11207782A JP 1545398 A JP1545398 A JP 1545398A JP 1545398 A JP1545398 A JP 1545398A JP H11207782 A JPH11207782 A JP H11207782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
core
cavity
molding
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1545398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3289665B2 (ja
Inventor
Shoichi Miura
昭一 三浦
Hirofumi Yamada
宏文 山田
Torao Kanayama
虎雄 金山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP01545398A priority Critical patent/JP3289665B2/ja
Publication of JPH11207782A publication Critical patent/JPH11207782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3289665B2 publication Critical patent/JP3289665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities
    • B29C45/1639Removable partitions between adjacent mould cavity portions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアスライドによって製品の意匠面を損なう
ことがない射出成形用金型を提供すること。 【解決手段】 本発明の射出成形用金型は、コア型24
に対して移動可能に設けられたコアスライド22をキャ
ビ型32側へ突出させて、そのコア型24とキャビ型3
2とによって形成された空間を第一キャビティ部K1と
第二キャビティ部K2とに分割し、第一キャビティ部K
1に第一成形材料を射出した後、コアスライド22を後
退させて第二キャビティ部K2に第二成形材料を射出す
ることで、そのコアスライド22の後退によって形成さ
れた両キャビティ部の連通部で両成形部材を接着して一
体成形するものであって、第一キャビティ部K2に第一
成形材料を射出するときに、コアスライド22を突出方
向にあるキャビ型に非接触な状態(隙間m)で位置決め
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる成形材料に
よって成形される製品を一体に成形するための射出成形
用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形用金型には、部分的に材質の異
なる成形材料からなる製品を一体的に成形するための金
型が考案され、その射出成形用金型では別工程で成形さ
れた後に組み付けられていた従来の製造負担を軽減させ
ている。異なる成形材料を一体に製造するものとして
は、例えば図8に示す自動車のインストルメントパネル
を挙げることができる。図示する助手席側のエアバッグ
パネル1は、インストルメントパネル本体2にエアバッ
グカバー3が設けられ、その作動時にはエアバッグカバ
ー3を破断させて、搭乗者を保護すべく膨出するよう構
成されている。従って、エアバッグカバー3は、インス
トルメントパネル本体2に比べ脆弱に形成する必要があ
ることから、例えばその一つの手段として、インストル
メントパネル本体2にはポリプロピレン樹脂(PP)を
使用するのに対し、エアバッグカバー3にはオレフィン
系エストラマ(TPO)が使用される。両者は、熱可塑
性であるとともに共溶性を有している。
【0003】次に、図8のM−M断面を図9に示す。エ
アバッグパネル1の表面には、エアバッグカバー3の周
囲に溝部11を有し、溝部11に沿って図8に示す破線
Sの範囲に薄肉部12が、一点鎖線Rの範囲には非薄肉
部13が形成されている。また、インストルメントパネ
ル2とエアバッグカバー3との重なり部14は、ポリプ
ロピレン樹脂(PP)とオレフィン系エストラマ(TP
O)との共溶性により接着して一体的に成形される。そ
して、このようなエアバッグカバー3内には、エアバッ
グカバー3の薄肉部12を破断させて膨出するエアバッ
グ18が収納されている。
【0004】そこで、このようなインストルメントパネ
ル本体2とエアバッグカバー3との2色成形方法には、
本出願が先に提案した特願平9−214138号に開示
がある。図10(a)〜(c)に、その成形方法の一例
を簡単に説明する。先ず、図10(a)に示すようにコ
ア型101に固定されたセンタブロック102に入れ子
としてコアスライド103が設けられ、そのコアスライ
ド103がキャビ型111に当接し、これによって第1
キャビティ部121と第2キャビティ部122とが分割
される。そして、始めに第1キャビティ部121に対し
て、インストルメントパネル本体2を成形するためのポ
リプロピレン樹脂(PP)が射出される。
【0005】次いで、図10(b)に示すようにコアス
ライド103が後退し、できた隙間123によって第2
キャビティ部122と第1キャビティ部121(既に成
形材料が射出されている)とが連通する。そこで、第2
キャビティ部122及び隙間123にオレフィン系エス
トラマ(TPO)が射出される。従って、図10(c)
に示すように、隙間123部分で両成形材料(PP,T
PO)が共溶して接着し、インストルメントパネル本体
2とエアバッグカバー3とが一体成形される。そして、
可動型部112が後退して、その端部によってインスト
ルメントパネル本体2とエアバッグカバー3との境界部
に閉曲線状の溝部11が形成される。その後、コア型1
01とキャビ型111とが離型して、成形品(エアバッ
グパネル1)が取り出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような射出成形方
法によれば、エアバッグパネル1のインストルメントパ
ネル本体2とエアバッグカバー3とが一体成形され、そ
の両部材を連結するための固定具が不要になるなどの効
果を奏する。しかしながら、このような2色成形を可能
とすべく設けたコアスライド103は、第1キャビティ
部121と第2キャビティ部122とを分割すべくキャ
ビ型11の可動型部112と当接する(図10
(a))。そのため、エアバッグパネル1の製造の度に
コアスライド103がキャビ型111側に当接し型締め
が繰り返えされ、その度に受ける応力によってキャビ型
111(本例では可動型部112)の当接面113(図
10(a)参照)に変形が生じることとなる。従って、
製品の意匠面として現れるキャビ型111を変形させた
のでは、その意匠面を変形させたり、傷つけたりするこ
ととなり、不良品や製品価値を低下させることとなって
しまう。
【0007】そこで、本発明は、かかる問題点を解決す
べく、コアスライドによって製品の意匠面を損なうこと
がない射出成形用金型を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の射出成形用金型
は、コア型に対して移動可能に設けられたコアスライド
をキャビ型側へ突出させて、そのコア型とキャビ型とに
よって形成された空間を第一キャビティ部と第二キャビ
ティ部とに分割し、第一キャビティ部に第一成形材料を
射出した後、コアスライドを後退させて第二キャビティ
部に第二成形材料を射出することで、そのコアスライド
の後退によって形成された両キャビティ部の連通部で両
成形部材を接着して一体成形するものであって、第一キ
ャビティ部に第一成形材料を射出するときに、コアスラ
イドを突出方向にあるキャビ型に非接触な状態、例え
ば、コアスライドとキャビ型とを0.03〜0.05m
m離間させた状態で位置決めするものであることを特徴
とする。
【0009】よって、射出成形時にはコアスライドとキ
ャビ型とが非接触なため、型締めによってキャビ型がコ
アスライドからの応力を受けることがなくなった。その
ため、製品の意匠面を作るキャビ型の成形面を変形させ
ることがなくなり、意匠面の仕上がりの良い製品を製造
することができる。なお、「コア型」は雄型に対応し、
「キャビ型」は雌型に対応する。また、「コアスライ
ド」は、可動式の入れ子である。
【0010】また、本発明の射出成形用金型は、コア型
に対して移動可能に設けられたコアスライドを対向する
キャビ型に当接させて、そのコア型とキャビ型とによっ
て形成された空間を第一キャビティ部と第二キャビティ
部とに分割し、第一キャビティ部に第一成形材料を射出
した後、コアスライドを後退させて第二キャビティ部に
第二成形材料を射出することで、そのコアスライドの後
退によって形成された両キャビティ部の連通部で両成形
部材を接着して一体成形するものであって、キャビ型に
当接するコアスライドの当接面を、キャビ型の材質より
も軟質な材料、例えば樹脂でコーティングすることを特
徴とする。よって、型締めによってキャビ型がコアスラ
イドから高い応力を受けることがなくなった。そのた
め、製品の意匠面を作るキャビ型の成形面を変形させる
ことがなくなり、意匠面の仕上がりの良い製品を製造す
ることができる。
【0011】また、本発明の射出成形用金型は、コア型
に対して移動可能に設けられたコアスライドをキャビ型
側へ突出し、射出成形時に段階的に後退させて、コア型
とキャビ型との空間に形成されるキャビティ部を段階的
に拡張することを特徴とする。例えば、前記コアスライ
ドの突出により対向するキャビ型との隙間を小さくした
第一キャビティ部に第一成形材料を射出して薄肉部を成
形した後、コアスライドを後退させて拡張した第二キャ
ビティ部に第二成形材料を射出することによって前記薄
肉部分を肉厚にすることを特徴とする。
【0012】よって、射出成形時にはコアスライドとキ
ャビ型とが非接触なため、型締めによってキャビ型がコ
アスライドからの応力を受けることがなくなった。その
ため、製品の意匠面を作るキャビ型の成形面を変形させ
ることがなくなり、意匠面の仕上がりの良い製品を製造
することができる。また、多色成形による場合でも、そ
のその表面全体を一つの材質で成形できるため、異なる
成形材料との境目が表面に現れず、見栄えがよく、意匠
面として価値が高まる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる射出成形用
金型の第一実施の形態について図面を参照して説明す
る。なお、本実施の形態の場合も、図8で示したエアバ
ッグパネル1の製造を例に挙げ、その2色成形について
説明する。そこで、先ず射出成形用金型の概要、特に金
型部分の構成を中心にして説明する。図1は、インスト
ルメントパネル1を製造するための射出成形用金型20
を示す側部断面図である。この射出成形用金型20は、
図示するようにコア型21とキャビ型31とが相互に密
着した状態でインストルメントパネル1を射出成形す
る。具体的には、射出成形用金型20のコア型21とキ
ャビ型31とで形成された空間が、インストルメントパ
ネル1を射出成形するキャビティ部Kとなり、射出成形
の際には、このキャビティ部Kを除いて、コア型21と
キャビ型31とが相互に密着した状態となる。
【0014】このコア型21内には、進退可能な入れ子
であるコアスライド22が設けられている。コアスライ
ド22は、エアバッグカバー3の形状に合わせ、図2に
示すような中空の筒形状をなした一体型のものとして形
成されている。図2は、コアスライド22をキャビ型3
1側から見た図である。コアスライド22の中空部には
センタブロック23が装填されている。センタブロック
23とコアスライド22とは互いに独立した関係にあ
り、コアスライド22がコア型21の主型24内を移動
可能であるのに対して、センタブロック23は主型24
に固定されている。
【0015】即ち、そのコアスライド22は、ブロック
部材25に固定され、更にそのブロック部材25がスラ
イド部材26に固定されている。従って、スライド部材
26、ブロック部材25及びコアスライド22が一体の
ものとして設けられ、そのスライド部材26及びブロッ
ク部材25は、図2に示すコアスライド22のほぼ中央
の位置に固定されている。一方、センターブロック23
は、ブロック部材25と重ならない位置、即ち図2に示
すようにコアスライド22内の両側に、そのコアスライ
ド22を移動方向に貫通するスペーサブロック27を介
して主型24に固定されている。よって、コアスライド
22は、主型24及びその主型24に固定されたセンタ
ーブロック23に対して摺動するように構成されてい
る。
【0016】コアスライド22の操作には図示しない油
圧シリンダが使用され、そのシリンダロッドに固定され
た案内部材28の上下動によって、コアスライド22の
位置を操作できるよう構成されている。その案内部材2
8は、コアスライド22と略直交方向に移動するよう配
置され、コアスライド22側には、所定の角度の傾斜を
なして形成された断面T字形状のレール28aが形成さ
れている。そして、このレール28aには、コアスライ
ド22に固定されたスライド部材26が、そのレール2
8aと離脱しないで摺動するよう組み合わされている。
レール28aとスライド部材26とは、共に同じ下り勾
配のテーパ面からなる摺動面同士が接している。
【0017】一方、キャビ型31は、主型32に囲まれ
るように可動型部33が備えられ、この可動型部33
は、コア型21から僅かな距離だけ離間可能なよう主型
32内を移動できるように構成されている。即ち、キャ
ビ型31内部には、成形品の意匠面に対してほぼ直交す
る方向(矢印Y3方向)にロッドが延びた油圧シリンダ
部34と、その矢印Y3方向と直交する矢印Y4方向に
ロッドが延びた油圧シリンダ部35とが設けられてい
る。可動型部33は、この油圧シリンダ部35先端のに
固定された段部35Aと、その可動型部33後方の段部
33Aとが、互いに合致することで位置決めされるよう
構成されている。
【0018】そこで、このような構成の射出成形用金型
20を有する射出成形用金型から次のようにしてエアバ
ッグパネル1が成形される。ここで、図3及び図4は、
コアスライド22部分のコア型21とキャビ型31を示
した拡大断面図である。先ず、図1に示したように、コ
ア型21とキャビ型31とが相互に密着し、インストル
メントパネル1を射出成形するためのキャビティ部Kが
形成される。そして、そのキャビティ部Kをインストル
メントパネル本体2を成形するための第一キャビティ部
K1と、エアバッグカバー3を成形するための第二キャ
ビティ部K2とに分割すべくコアスライド22を前進・
突出させる。なお、従来はコアスライド22がキャビ型
31に当接して位置決めされていたが、本実施の形態で
は、コアスライド22先端を主型32へ接触させずに、
微少な隙間m(例えば0.03〜0.05mm)をもっ
て位置決めする。
【0019】即ち、コアスライド22は、図示しない油
圧シリンダによって案内部材28が図1に示す上方向に
移動し、それにともなってスライド部材26がレール2
8aを相対的に右方へ摺動するため、両者の接触面の位
置がキャビ型31側へ移る。そのため、そのスライド部
材26に固定されたコアスライド22がキャビ型31へ
移動し、突出することとなる。ところで、微少な隙間を
つくるための方法としては、例えば、コアスライド22
の移動位置が案内部材28の移動位置に対応するため、
案内部材28aを位置決めするストッパ29の位置によ
って調節する。また、キャビ型31に当接させたコアス
ライド22の当該当接面を切削することによって調節す
ることなどが考えられる。
【0020】そして、このような状態で型締めされたと
ころで、キャビ型31の主型32と、コア型21のコア
スライド22及び主型24により形成された第一キャビ
ティ部K1に、第一成形材料として、例えば、硬質の合
成樹脂であるポリプロピレン樹脂(PP)が図示しない
射出口から射出される。コアスライド22と主型32と
の微少な隙間mは、第一キャビティ部K1内に射出され
た溶融状態のポリプロピレン樹脂(PP)が第二キャビ
ティ部K2へ侵入しない程度で設定される。実験によれ
ば、40MPaの圧力をかけてポリプロピレン樹脂(P
P)を射出したところ、約0.03〜0.05mmの隙
間で良好な結果が得られた。なお、隙間が形成されてい
る以上、成形材料が第二キャビティ部K2へ全く漏れな
いといったことはないが、前記良好と記したのは意匠面
の仕上がりを損なうことがないという観点からである。
【0021】そこで、第一キャビティ部K1内に溶融状
態のポリプロピレン樹脂(PP)が射出されて、図4に
示すようにインストルメントパネル本体2が成形され
る。次いで、油圧シリンダにより案内部材28が下降す
ることによって、コアスライド22がキャビ型31から
離れるように後退する。そのため、オレフィン系エラス
トマー(TPO)が第二キャビティ部K2に射出される
と、エアバッグカバー3が、インストルメントパネル本
体2の一部と重なるように成形され、当該重なり部分で
両成形材料(PP,TPO)が共溶して接着し、インス
トルメントパネル本体2とエアバッグカバー3が一体成
形される。
【0022】その後、キャビ型31では、図1に示す主
型32内において、油圧シリンダ部34の押圧部34A
が可動型部33をコア型21側に押圧支持したまま、油
圧シリンダ部35先端の段部35Aが、矢印Y4方向に
後退する。そして、油圧シリンダ部35先端の段部35
Aと、可動型部33後方の段部33Aとの間に所定の隙
間ができたところで、油圧シリンダ部34によって可動
型部33を矢印Y3方向に後退させて成形品から離間さ
せる。それから、コア型21とキャビ型31とをそれぞ
れ図面左右に移動して離間し、成形されたエアバッグパ
ネル1が、図示しない突き出しピンによってコア型21
側から外された後、例えば図示しないロボットアーム等
によって取り出される。
【0023】以上、上述した第一実施の形態の射出成形
用金型によれば、コアスライド22をキャビ型31に直
接当てない非接触なものとしたため、製品の意匠面を成
形するキャビ型31(可動型部33や主型32)の表面
が、型締めによってコアスライド22に押し付けられて
変形を生じることがなくなった。従って、繰り返し行わ
れる成形品の製造によっても、仕上がりの良い意匠面の
製品が製造できる。また、コアスライド22をキャビ型
31に対して非接触にしたことにより、従来金型の変形
によって意匠面を悪くする度に交換されてきたキャビ型
31の交換が不要となり、射出成形用金型20自体の寿
命がのびた。これは、非常に高価な部品である金型に対
する費用削減となり、ひいては製品へのコストダウンに
もなる。また、このような意匠面への影響を簡易な構成
によって達成することができた結果、製品へのコストダ
ウンにも寄与することとなる。
【0024】次に、本発明にかかる射出成形用金型の第
二実施の形態について図面を参照して説明する。但し、
その構成は、図1に示したものとほぼ同様なものである
ため同一の符号をもって示し、その特徴的な部分につい
てのみ説明する。図5は、本実施の形態の射出成形用金
型にかかるコアスライド22部分のコア型21とキャビ
型31の拡大断面図である。本実施の形態の射出成形用
金型は、コアスライド22が当接したキャビ型31の表
面が型締めによって変形する問題点に対し、コアスライ
ド22の当接面にキャビ型31に比して軟質な材料でコ
ーティングすることによって解決を図るものである。そ
こで、S50Cなどの金属材料からなるキャビ型31に
対して、コアスライド22の先端22Aに軟質なエポキ
シ樹脂などを厚さ1〜2mm程度コーティングする。
【0025】従って、本実施の形態の射出成形用金型に
よれば、コアスライド22がキャビ型31(図5では、
その主型32)に直接当てられている場合でも、型締め
によってコアスライド22が押し付けられた部分に高い
応力が加わることがなくなる。よって、型締めによるキ
ャビ型31の変形が回避され、繰り返し行われる製造に
よっても、仕上がりの良い意匠面をもつ製品が製造でき
る。また、コアスライド22の当接面をコーティングし
たことにより、従来金型の変形によって意匠面を悪くす
る度に交換されてきたキャビ型31の交換が不要とな
り、射出成形用金型20自体の寿命がのびた。これは、
非常に高価な部品である金型に対する費用削減になり、
ひいては製品へのコストダウンにもなる。また、従来か
ら製品の意匠面へ悪影響を及ぼしていた原因を極めて簡
易な構成によって解決することができた。
【0026】次に、射出成形用金型の第三実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。本実施の形態の射出成
形用金型もコア型内にコアスライドを備えたものであ
り、図6及び図7に、そのコアスライド部分のコア型と
キャビ型の拡大断面図を示す。本実施の形態の射出成形
用金型は、コアスライド22が当接したキャビ型31の
表面が型締めによって変形する問題点に対して、両者を
非接触とすべくコアスライド22の移動位置を調節する
ことによって解決を図るものである。そこで、前記第一
実施の形態のものと同様に、コアスライドをキャビ型と
非接触として、そのキャビ型の変形を防止する。そして
また、本実施の形態の射出成形用金型は、2色成形によ
る場合でも、意匠面を単一の成形材料で成形することに
特徴を有する。
【0027】そこで本実施の形態の射出成形用金型は、
図6に示すように、コアスライド41が一塊のもので構
成され、コア型の主型42内を成形面に対して直交方向
に移動するように設けられ、例えば油圧シリンダなどに
固定されている。一方、キャビ型の主型51内には可動
型部52が設けられている。可動型部52の周縁部に
は、エアバッグが作動した際にエアバッグカバーを破断
して膨出するための薄肉部を形成すべく、突部52Aが
設けられている。
【0028】そこで、本実施の形態の射出成形用金型で
は、コア型とキャビ型とが相互に密着し、図6に示すよ
うに、インストルメントパネル本体を成形するための第
一キャビティ部K11が形成される。この状態では、ま
だエアバッグカバーを成形するための第二キャビティ部
は現れていない。ところで、本実施の形態でもキャビ型
に接触させないようコアスライド41を位置決めする。
但し、キャビ型の可動型部52との隙間Pは、エアバッ
グカバー部分が、インストルメントパネル本体と同一材
料で薄肉のポリプロピレン樹脂(PP)で成形されるよ
うに、所定の距離だけ空けられている。一方、リブ空間
部K12には、ポリプロピレン樹脂(PP)が流れ込ま
ないように、主型42とコアスライド41とが微少な隙
間S(例えば、0.03〜0.05mm程度)だけ離間
されている。よって、第一キャビティ部K11へポリプ
ロピレン樹脂(PP)が射出されると、エアバッグパネ
ル全面が成形されることとなる。即ち、エアバッグカバ
ーの部分も、その表面にはポリプロピレン樹脂(PP)
による薄い層が形成される。
【0029】次いで、図7に示す位置にコアスライド4
1が後退することでキャビティ部が拡張し、その拡張し
た部分と流入可能となったリブ空間部K12にオレフィ
ン系エラストマー(TPO)が射出される。従って、本
実施の形態では、エアバッグカバー62は、その表面が
インストルメントパネル本体61と同様、ポリプロピレ
ン樹脂(PP)によって一体のものとして成形されるた
め、異なる成形材料による境目がなくなり、見栄えがよ
くなった。また、コアスライド41がキャビ型に対して
当接しないので、型締めによるキャビ型の変形が防止で
き、繰り返し製造される製品の意匠面の品質を継続して
維持することが可能となった。
【0030】なお、本発明の射出成形用金型は、前記実
施の形態のものに限定されず、その趣旨を逸脱しない範
囲で様々な変更が可能である。例えば、前記実施の形態
では、成形品として車両のエアバッグカバー付きインス
トルメントパネルを製造するための射出成形用金型を示
して説明したが、他の2色或いはそれ以上の多色成形が
必要な製品にも適宜応用できる。また、前記第一実施の
形態で示したコアスライド22とキャビ型31との隙間
mの距離は、成形品や成形材料に応じて適宜設計変更可
能である。
【0031】また、前記第二実施の形態でコアスライド
22の当接面22Aにコーティングした軟質の材料は、
樹脂材だけでなく例えばゴムなどであってもよい。ま
た、前記第三実施の形態では、2層で射出成形すべくコ
アスライド41の移動を2段階に設定したが、更に多多
段階に設定するようにしてもよい。また、前記実施の形
態では、2種類の異なった成形材料(ポリプロピレン樹
脂とオレフィン系エラストマー)を用いたが、他の実施
の形態としては、3種類以上の異なった材料を用いても
よいし、更に、第一材料及び第二材料が同一の材料であ
ってもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明は、コア型に対して移動可能に設
けられたコアスライドをキャビ型側へ突出させて、その
コア型とキャビ型とによって形成された空間を第一キャ
ビティ部と第二キャビティ部とに分割し、第一キャビテ
ィ部に第一成形材料を射出した後、コアスライドを後退
させて第二キャビティ部に第二成形材料を射出すること
で、そのコアスライドの後退によって形成された両キャ
ビティ部の連通部で両成形部材を接着して一体成形する
ものであって、第一キャビティ部に第一成形材料を射出
するときに、コアスライドを突出方向にあるキャビ型に
非接触な状態で位置決めする構成としたので、コアスラ
イドによってキャビ型が変形せず、製品の意匠面を損な
うことがない射出成形用金型を提供することが可能とな
った。
【0033】また、本発明は、コア型に対して移動可能
に設けられたコアスライドを対向するキャビ型に当接さ
せて、そのコア型とキャビ型とによって形成された空間
を第一キャビティ部と第二キャビティ部とに分割し、第
一キャビティ部に第一成形材料を射出した後、コアスラ
イドを後退させて第二キャビティ部に第二成形材料を射
出することで、そのコアスライドの後退によって形成さ
れた両キャビティ部の連通部で両成形部材を接着して一
体成形するものであって、キャビ型に当接するコアスラ
イドの当接面を、キャビ型の材質よりも軟質な材料でコ
ーティングする構成としたので、コアスライドによって
キャビ型が変形せず、製品の意匠面を損なうことがない
射出成形用金型を提供することが可能となった。
【0034】また、本発明は、コア型に対して移動可能
に設けられたコアスライドをキャビ型側へ突出し、射出
成形時に段階的に後退させて、コア型とキャビ型との空
間に形成されるキャビティ部を段階的に拡張する構成と
したので、コアスライドによってキャビ型が変形せず、
製品の意匠面を損なうことがない射出成形用金型を提供
することが可能となった。また、多色成形による場合で
も、そのその表面全体を一つの材質で成形できるため、
異なる成形材料との境目が表面に現れず、見栄えがよい
意匠面を成形できる射出成形用金型を提供することが可
能となった。更に、キャビ型とコアスライドとが直接当
接しないので、キャビ型の表面に意匠となるシボを形成
することが可能となり、この場合、シボ面にコアスライ
ドの痕跡を残すことなく成形できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施の形態の射出成形用金型20を示す側
部断面図である。
【図2】コアスライド22をキャビ型21から見た図で
ある。
【図3】第一実施の形態にかかる射出成形用金型のコア
型21とキャビ型31の拡大断面図である。
【図4】第一実施の形態にかかる射出成形用金型のコア
型21とキャビ型31の拡大断面図である。
【図5】第二実施の形態にかかる射出成形用金型のコア
型21とキャビ型31の拡大断面図である。
【図6】第三実施の形態にかかる射出成形用金型のコア
型とキャビ型の拡大断面図である。
【図7】第三実施の形態にかかる射出成形用金型のコア
型とキャビ型の拡大断面図である。
【図8】自動車のインストルメントパネル示す斜視図で
ある。
【図9】図8のM−M断面を示す図である。
【図10】2色成形方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 エアバッグパネル 2 インストルメントパネル本体 3 エアバッグカバー 20 射出成形用金型 21 コア型 22 コアスライド 31 キャビ型 33 可動型部 m 隙間 K1 第一キャビティ部 K2 第二キャビティ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア型に対して移動可能に設けられたコ
    アスライドをキャビ型側へ突出させて、そのコア型とキ
    ャビ型とによって形成された空間を第一キャビティ部と
    第二キャビティ部とに分割し、第一キャビティ部に第一
    成形材料を射出した後、コアスライドを後退させて第二
    キャビティ部に第二成形材料を射出することで、そのコ
    アスライドの後退によって形成された両キャビティ部の
    連通部で両成形部材を接着して一体成形するものであっ
    て、 第一キャビティ部に第一成形材料を射出するときに、コ
    アスライドを突出方向にあるキャビ型に非接触な状態で
    位置決めするものであることを特徴とする射出成形用金
    型。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の射出成形用金型におい
    て、 前記第一成形材料射出時の前記コアスライドと前記キャ
    ビ型との離間距離が、0.03〜0.05mmであるこ
    とを特徴とする射出成形用金型。
  3. 【請求項3】 コア型に対して移動可能に設けられたコ
    アスライドを対向するキャビ型に当接させて、そのコア
    型とキャビ型とによって形成された空間を第一キャビテ
    ィ部と第二キャビティ部とに分割し、第一キャビティ部
    に第一成形材料を射出した後、コアスライドを後退させ
    て第二キャビティ部に第二成形材料を射出することで、
    そのコアスライドの後退によって形成された両キャビテ
    ィ部の連通部で両成形部材を接着して一体成形するもの
    であって、 キャビ型に当接するコアスライドの当接面を、キャビ型
    の材質よりも軟質な材料でコーティングすることを特徴
    とする射出成形用金型。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の射出成形用金型におい
    て、 前記コアスライドの当接面を樹脂でコーティングしたこ
    とを特徴とする射出成形用金型。
  5. 【請求項5】 コア型に対して移動可能に設けられたコ
    アスライドをキャビ型側へ突出し、射出成形時に段階的
    に後退させて、コア型とキャビ型との空間に形成される
    キャビティ部を段階的に拡張することを特徴とする射出
    成形用金型。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の射出成形用金型におい
    て、 前記コアスライドの突出により対向するキャビ型との隙
    間を小さくした第一キャビティ部に第一成形材料を射出
    して薄肉部を成形した後、コアスライドを後退させて拡
    張した第二キャビティ部に第二成形材料を射出すること
    によって前記薄肉部分を肉厚にすることを特徴とする射
    出成形用金型。
JP01545398A 1998-01-28 1998-01-28 射出成形用金型 Expired - Fee Related JP3289665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01545398A JP3289665B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 射出成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01545398A JP3289665B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 射出成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11207782A true JPH11207782A (ja) 1999-08-03
JP3289665B2 JP3289665B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=11889232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01545398A Expired - Fee Related JP3289665B2 (ja) 1998-01-28 1998-01-28 射出成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3289665B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1208955A1 (de) * 2000-11-28 2002-05-29 Intercable Srl Spritzgussverfahren mit variablem Formhohlraum zur Herstellung von Korken
JP2009040028A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Hyundai Motor Co Ltd 二重射出によるクラッシュパッド製造時の材料混合防止方法及びそのシステム
DE102008044648A1 (de) 2007-08-28 2009-05-07 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi Spritzgussverfahren
JP2011126128A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Kojima Press Industry Co Ltd 樹脂成形用金型装置
KR101304889B1 (ko) * 2011-04-22 2013-09-06 한일이화주식회사 자동차 내장재의 사출 성형 장치 및 그의 성형 방법
JP2013184514A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Inoac Corp 車両内装部材およびその製造方法
CN107415141A (zh) * 2017-09-22 2017-12-01 丁但凌 一种铅芯刨壳体的加工模具
CN108099116A (zh) * 2018-01-06 2018-06-01 东莞市鸿宇模具有限公司 一种双色模注塑机构
CN109435143A (zh) * 2018-11-07 2019-03-08 杜弗尼工程机械(苏州)有限公司 一种具有止退结构的双色注塑模具
CN110271152A (zh) * 2018-03-16 2019-09-24 苏州汉扬精密电子有限公司 母模仁整面斜抽结构

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1208955A1 (de) * 2000-11-28 2002-05-29 Intercable Srl Spritzgussverfahren mit variablem Formhohlraum zur Herstellung von Korken
JP2009040028A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Hyundai Motor Co Ltd 二重射出によるクラッシュパッド製造時の材料混合防止方法及びそのシステム
DE102008044648A1 (de) 2007-08-28 2009-05-07 Suzuki Motor Corp., Hamamatsu-Shi Spritzgussverfahren
US7858013B2 (en) 2007-08-28 2010-12-28 Suzuki Motor Corporation Injection molding method
JP2011126128A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Kojima Press Industry Co Ltd 樹脂成形用金型装置
KR101304889B1 (ko) * 2011-04-22 2013-09-06 한일이화주식회사 자동차 내장재의 사출 성형 장치 및 그의 성형 방법
JP2013184514A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Inoac Corp 車両内装部材およびその製造方法
CN107415141A (zh) * 2017-09-22 2017-12-01 丁但凌 一种铅芯刨壳体的加工模具
CN107415141B (zh) * 2017-09-22 2023-08-01 丁但凌 一种铅芯刨壳体的加工模具
CN108099116A (zh) * 2018-01-06 2018-06-01 东莞市鸿宇模具有限公司 一种双色模注塑机构
CN110271152A (zh) * 2018-03-16 2019-09-24 苏州汉扬精密电子有限公司 母模仁整面斜抽结构
CN110271152B (zh) * 2018-03-16 2022-05-20 苏州汉扬精密电子有限公司 母模仁整面斜抽结构
CN109435143A (zh) * 2018-11-07 2019-03-08 杜弗尼工程机械(苏州)有限公司 一种具有止退结构的双色注塑模具
CN109435143B (zh) * 2018-11-07 2024-05-07 杜弗尼工程机械(苏州)有限公司 一种具有止退结构的双色注塑模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3289665B2 (ja) 2002-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4845180B2 (ja) 射出成形用金型装置及び射出成形方法
JP3289665B2 (ja) 射出成形用金型
KR101428292B1 (ko) 발포 일체 사출 금형의 실링 장치
KR100397346B1 (ko) 차량용에어백커버및그성형방법
US20160368190A1 (en) Method for producing a plastic component by means of an injection moulding process
JP4988543B2 (ja) 成形型及び樹脂成形品の製造方法
JP4036689B2 (ja) 樹脂成形体の成形方法
US20200223388A1 (en) Instrument panel forming method, instrument panel, and instrument panel forming apparatus
JPH1095029A (ja) エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法
JP4394795B2 (ja) 射出成形方法
JPH11170296A (ja) インサート部材を有する中空製品の成形方法およびその装置
JPH10264202A (ja) 複合合成樹脂成形品の製造方法
JP3228213B2 (ja) 射出成形用金型
JPH11216741A (ja) 樹脂部品面加飾方法及び加飾装置
JPH10109319A (ja) 中空成形品の射出成形金型およびその成形方法
US20240051198A1 (en) Apparatus and method for manufacturing skin-integrated interior materials
JP2008142919A (ja) 多色成形品の成形方法
JP2001138373A (ja) 射出成形方法および射出成形金型
JP2003025392A (ja) プラスチック製品の射出成形方法
JP4222281B2 (ja) 発泡成形品の製造方法
JP2005144748A (ja) 多色成形品、およびその成形方法
JP2000263599A (ja) 表皮インサート射出成形方法及びそれに用いる成形型
JP4005720B2 (ja) 表皮付中空成形品の製造方法
JP2001300984A (ja) 樹脂成形体の射出成形方法並びに射出成形用金型
JP2604870B2 (ja) 二重射出成形品の製造方法及びそのための金型構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees