JP2013184514A - 車両内装部材およびその製造方法 - Google Patents

車両内装部材およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】補強性に優れたリブを備えた車両内装部材を得る。
【解決手段】一色目成形工程において裏面に形成した第1リブ26が縁辺から延出するように第1形成部20を成形し、二色目成形工程において第1形成部20における第1リブ26が延出する縁辺に隣接する位置に、第1リブ26に融着するように第2形成部24を成形することで、車両内装部材10を形成する。これにより、車両内装部材10には、第1形成部20の裏側から第2形成部24の裏側に亘って繋がった第1リブ26が形成される。
【選択図】図2

Description

この発明は、二色成形により得られる車両内装部材およびその製造方法に関するものである。
自動車のピラーやドアトリムなどの車両内装部材は、二色成形により異種材料を組み合わせて一体的に成形することで、部位に応じて意匠面の色や材質を変えることが行われている(例えば特許文献1参照)。一般的に二色成形では、上型と下型との間に一色目キャビティを形成し、この一色目キャビティで第1成形部材を成形する。そして、一色目と二色目との境となる部分の上型または下型をコアバックして二色目キャビティを形成し、この二色目キャビティで第1成形部材と接合するように第2成形部材を成形して、車両内装部材を得ている。
特開平11−300793号公報
ところで、前記車両内装部材は、板状本体の裏面にリブを形成することで、板状本体の補強が図られている。しかしながら、前述した車両内装部材の成形方法では、第1成形部材および第2成形部材との間に跨ったリブを一体成形することはできず、別に成形したリブを第1成形部材および第2成形部材の裏面に溶着して、リブを設けることがなされていおり、非常に手間がかかっている。また、このように設けられたリブは、第1成形部材および第2成形部材の裏面から剥離するおそれがある。
本発明は、従来の技術に係る前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、良好に補強し得るリブを有する車両内装部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の車両内装部材は、
第1形成部と第2形成部とが二色成形により隣接して形成された車両内装部材であって、
前記第1形成部の裏側から前記第2形成部の裏側まで延在するよう繋がるリブが、該第1形成部に一体形成され、
前記第2形成部が、裏側に臨む前記リブに融着されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、第1形成部から第2形成部まで延在するリブが繋がっているので、第1形成部および第2形成部を効果的に補強することができる。
請求項2に係る発明では、前記リブは、基部が前記第2形成部に埋没するように設けられたことを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、第2形成部とリブとの一体性を増すことができるので、第2形成部をより効果的に補強することができる。
請求項3に係る発明では、前記リブには、前記第1形成部から前記第2形成部に向かう延在方向と交差する方向に延びる補強片が形成されたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、補強片によってリブの補強性を向上することができる。
請求項4に係る発明では、前記リブは、基部が延出端部と比べて幅広に形成されたことを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、リブの補強性を向上することができる。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項5に係る発明の車両内装部材の製造方法は、
裏面に形成したリブが縁辺から延出するように第1形成部を成形し、
前記第1形成部における前記リブが延出する縁辺に隣接する位置に、該リブに融着するように第2形成部を成形し、
前記第1形成部の裏側から前記第2形成部の裏側に亘って繋がった前記リブを形成するようにしたことを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、リブによって第1形成部および第2形成部を効果的に補強することができる車両内装部材を簡単に得ることができる。
請求項6に係る発明では、前記第2形成部を、前記リブの基部が埋没するように成形するようにしたことを要旨とする。
請求項6に係る発明によれば、第2形成部とリブとの一体性を増した車両内装部材を得ることができる。
本発明に係る車両内装部材によれば、リブによって効果的に補強することができる。また、本発明に係る車両内装部材の製造方法によれば、リブによって効果的に補強された車両内装部材を簡単に得ることができる。
本発明の好適な実施例に係るピラーガーニッシュを正面側から示す斜視図である。 実施例のピラーガーニッシュを背面側から示す斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 (a)は図3のB−B線断面図であり、(b)は図3のC−C線断面図である。 実施例の第1形成部を正面側から示す説明図である。 実施例のピラーガーニッシュの製造工程を示す説明図であり、(a)は第1形成部の成形時を示し、(b)は第2形成部の成形時を示す。 変更例1のピラーガーニッシュを背面側から示す要部説明図である。 変更例2のピラーガーニッシュを背面側から示す要部説明図である。 第1リブを第2形成部に埋め込んだ変更例を示す説明図であって、(a)は図3のC−C線に相当する部位で破断した状態であり、(b)は図7のD−D線に相当する部位で破断した状態であり、(c)は図8のE−E線に相当する部位で破断した状態である。
次に、本発明に係る車両内装部材およびその製造方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、車両内装部材として、ピラーガーニッシュを例に挙げて説明する。
実施例に係るピラーガーニッシュ10は、裏面に取着されたクリップ等の固定具を車体構成部材としてのフロントピラーに設けられた係合部に係合して、フロントピラーの乗員室側を覆うように配設される。図1および図2に示すように、ピラーガーニッシュ10は、ルーフパネルとインストルメントパネルとの間に延在する主柱部分12と、この主柱部分12の途中から分岐した副柱部分14とを備え、全体として倒立した略「Y」字状に形成されている。なお、ピラーガーニッシュ10は、フロントピラーに配設した際に、主柱部分12と副柱部分14との間に小窓が臨むようになっている。主柱部分12および副柱部分14の夫々は、短手方向(フロントピラーへの配設時の前後方向)に沿って破断した断面形状が乗員室側が凸となる湾曲形状に形成され(図3参照)、ピラーガーニッシュとフロントピラーとの間に、エアバッグ装置等の安全装置やハーネスなどを収容し得るようになっている。また、主柱部分12の裏面には、前記固定具が取着される台座部16,18が形成される(図2参照)。ここで、実施例のピラーガーニッシュ10には、主柱部分12における副柱部分14との接続部付近に第1台座部16が形成され、主柱部分12の上部に第2台座部18が形成されている。
図1および図2に示すように、ピラーガーニッシュ10は、主柱部分12における副柱部分14との接続部および副柱部分14に対向する縁部を除く主柱部分12を構成する第1形成部20と、主柱部分12における副柱部分14との接続部および副柱部分14に対向する縁部並びに副柱部分14を構成する第2形成部24とが、異種材料で形成されている。ここで、ピラーガーニッシュ10は、第1形成部20および第2形成部24とが二色成形により一体形成される。実施例では、色が異なる材料で二色成形することで、ルーフパネルからインストルメントパネルに延びる第1形成部20と前記小窓の周りを囲う第2形成部24とで色を変えている。第1形成部20および第2形成部24は、本体が基本的に板状に形成されて、実施例では乗員室側に臨む表面20a,24aの夫々にシボ加工が施されている。第1形成部20には、表面よりも裏側に凹んだ段状部22が形成され、この段状部22の表側を覆うように第2形成部24が形成されて、段状部22で重ね合わせて両者20,24が接続されている。そして、ピラーガーニッシュ10は、第1形成部20と第2形成部24との継ぎ目が段状に形成され、第1形成部20の表面(意匠面)20aが第2形成部24の表面(意匠面)24aよりも乗員室側(表側)に張り出している(図3参照)。
前記ピラーガーニッシュ10の裏面には、板状の本体を補強するリブ26,28,30が裏側へ向けて突出するように設けられている(図2参照)。実施例のピラーガーニッシュ10は、第1形成部20および第2形成部24の間に跨って延在するよう形成された第1リブ26と、第1形成部20の裏面20bに形成された第2リブ28と、第2形成部24の裏面24bに形成された第3リブ30とを備えている。実施例の第1〜第3リブ26,28,30は、裏面20b,24bに対して略直交するように突出した板状片であって、何れもピラーガーニッシュ10の短手方向に延在するよう形成されている(図2および図4参照)。また、第1〜第3リブ26,28,30は、ピラーガーニッシュ10の長手方向に離間して複数設けられている。第1形成部20と第2形成部24とが隣接する領域には、第1形成部20の裏側から第2形成部24の裏側まで延在するように繋がる第1リブ26が、該第1形成部20に一体形成されている(図4(a)参照)。そして、ピラーガーニッシュ10では、第2形成部24の裏側に臨む第1リブ26に第2形成部24が融着されている(図4(b)参照)。このように、第1リブ26は、第1形成部20から第2形成部24に跨って形成されており、第1形成部20と第2形成部24との接続部においても繋がっている。すなわち、第1リブ26は、延在方向の全長に亘って継ぎ目なく一体的に形成される。ここで、第1リブ26は、第2形成部24に対して接着や溶着等により後付けで固定されるのではない。第2形成部24をなす樹脂原料の成形に伴う融着によって第2形成部24が第1リブ26に固定される。なお、第2リブ28は、第1形成部20の成形時に板状の本体と同時に成形されて、第1形成部20の裏面20bに一体形成される。同様に、第3リブ30は、第2形成部24の成形時に板状の本体と同時に成形されて、第2形成部24の裏面24bに一体形成される。
前記第1台座部16は、第1形成部20と第2形成部24とが隣接する領域に設けられている(図2参照)。第1台座部16は、第1形成部20の裏側から第2形成部24の裏側まで延出するように形成されて、第2形成部24の裏側に延出した部位に第2形成部24が融着されている。このように、第1台座部16は、第1形成部20から第2形成部24に跨って形成されており、第1形成部20と第2形成部24との接続部においても繋がっている。すなわち、第1台座部16は、全体的に継ぎ目なく一体的に形成される。なお、第2台座部18は、第1形成部20の成形時に板状の本体と同時に成形されて、第1形成部20の裏面20bに一体形成される。
次に、実施例に係るピラーガーニッシュ10の製造方法について説明する。図6(a)に示すように、コア型40と第1キャビ型42との間に画成される第1のキャビティ46に、第1の樹脂原料を注入し、一色目の成形を行う。一色目成形工程では、裏面に第1リブ26を設けると共に該第1リブ26が所定の縁辺から延出するように第1形成部20を成形する。これにより図5に示すように、第1リブ26が、第1形成部20の裏側に一体形成されると共に、第2形成部24が隣接して形成される予定の縁辺から延出し、第2形成部24の裏側に臨むことになる第1リブ26の延出部位が予め形成される。また、一色目成形工程では、第1形成部20の裏面20bに第1台座部16が所定の縁辺から延出するように成形される。これにより図5に示すように、第1台座部16が、第1形成部20の裏側に一体形成されると共に、第2形成部24が隣接して形成される予定の縁辺から延出し、第2形成部24の裏側に臨むことになる第1台座部16の部位が予め形成される。そして、一色目成形工程では、第2リブ28および第2台座部18も併せて成形される。なお、第1形成部20は、裏面20bがコア型40の成形面で規定されると共に、表面20aが第1キャビ型42の成形面で規定される。
前記第1のキャビティ46において第1の樹脂原料が固化して第1形成部20が形成された後に、コア型40に第1形成部20を残した状態で第1のキャビティ46を開放する。第1キャビ型42と第2キャビ型44とを入れ替えて、コア型40と第2キャビ型44を型閉めすることで、コア型40またはコア型40に保持された第1形成部20と第2キャビ型44との間に第2のキャビティ48が画成される(図6(b)参照)。実施例では、第2キャビ型44が第1形成部20における段状部22の上段縁を封止して、第2のキャビティ48を画成している。なお、第1キャビ型42と第2キャビ型44の入れ替えは、コア型40を回転などの動作させることで行っても、キャビ型42,44側を動作させても、両方40,42,44を動作させてもよい。
前記第2のキャビティ48に対して第2の樹脂原料を注入して、二色目の成形を行う。二色目成形工程では、第1形成部20における第1リブ26および第1台座部16が延出する縁辺に隣接する位置に、第1リブ26および第1台座部16に融着するように第2形成部24を成形する。すなわち、第1形成部20の段状部22、第1リブ26の基部および第1台座部16の基部に臨むように画成された第2のキャビティ48に注入された第2の樹脂原料が、段状部22、第1リブ26の基部および第1台座部16の基部に接触した状態で流動性のある溶融状態から固化する。これにより、第2形成部24が段状部22、第1リブ26の基部および第1台座部16の基部に融着した状態で形成される。なお、二色目成形工程では、第3リブ30も併せて成形される。このように二色成形を行うことで、第1形成部20の裏側から第2形成部24の裏側に亘って繋がった第1リブ26を備えたピラーガーニッシュ10が得られる。
実施例のピラーガーニッシュ10によれば、第1〜第3リブ26,28,30によって板状の本体を補強することができる。第1リブ26は、第1形成部20から第2形成部24にかけて繋がるように一体形成されて連続しているので、第1形成部20と第2形成部24との夫々に分断してリブを設ける構成や、第1形成部20と第2形成部24との夫々に形成したリブを溶着して繋ぐ構成などと比べて、第1形成部20および第2形成部24を効果的に補強できる。ピラーガーニッシュ10では、第1形成部20と第2形成部24との接続部が弱くなるが、この接続部を跨って繋がった第1リブ26が延在しているので、当該接続部を効果的に補強することができる。また、前記接続部に延在する第1リブ26によって、第1形成部20と第2形成部24との剥離を防止できるので、段状部22での第1形成部20と第2形成部24の重ね合わせ面積を小さくすることができる。そして、第1リブ26は、第1形成部20に一体形成されると共に第2形成部24が融着しているので、別に成形されたリブを形成部20,24に後付けする構成のように、板状の本体の撓み等によっても形成部20,24から剥離することはなく、該板状の本体を効果的に補強することができる。
前記ピラーガーニッシュ10は、第1形成部20に一体形成された第1台座部16に第2形成部24が融着して、第1形成部20と第2形成部24とに跨って第1台座部16が設けられる。すなわち、第1形成部20または第2形成部24の何れかに台座部16を形成する等、台座部16の形成位置が限定されることはなく、台座部16の形成位置の自由度を向上することができる。また、前述の如くピラーガーニッシュ10では、第1形成部20と第2形成部24との接続部が弱くなるが、この接続部を跨って第1台座部16が設けられているので、第1台座部16によって当該接続部を補強することができる。
実施例の製造方法によれば、二色成形によって第1形成部20から第2形成部24にまで繋がる第1リブ26および第1台座部16を簡単に形成することができる。また、スライドコアや型のコアバッグなどを行うことなく、二色成形用の一般的な型設備40,42,44で第1リブ26を形成することができ、簡易な型設備によって実施例のピラーガーニッシュ10を成形し得る。
(変更例)
前述した実施例の構成に限定されず、以下のように変更することができる。なお変更例おいて、実施例と同様の構成には同じ符号を付して説明を省略する。
(1)リブ26,28,30の形状は、実施例の構成に限定されず、ブロック状や半円状など種々の形態に変更可能である。また、後述する変更例のリブ態様やその他を組み合わせて用いてもよい。
(2)図7に示す変更例1のピラーガーニッシュ50は、第1リブ26に、第1形成部20から第2形成部24に向かう延在方向と交差する方向に延びる補強片52が形成されている。すなわち、変更例1では、ピラーガーニッシュ50の短手方向に延びる第1リブ26とこの第1リブ26に交差するリブ状の補強片52とを備えている。なお、補強片52は、隣り合う第1リブ26,26間に亘って形成しても、隣り合う第1リブ26に繋がらないように形成してもよい。変更例1のようなリブ26,52が交差する形態であっても、実施例と同様の二色成形によってピラーガーニッシュ50を簡単に成形することができる。そして、変更例1のピラーガーニッシュ50によれば、交差するリブ26,52によって一層効果的に補強を行うことができる。
(3)図8に示す変更例2のピラーガーニッシュ54において、第1リブ26は、基部が延出端部26aと比べて幅広に形成されている。より具体的には、変更例2では、第1リブ26の基部に、該第1リブ26の延在方向と交差する方向に延出する延出部56が設けられることで、延出端部26aと比べて基部が幅広になっている。なお、延出部56を連続して設けても、複数の延出部56を互いに離間して設けてもよい。変更例2の第1リブ26によれば、基部の剛性が向上するので、第1リブ26が倒伏し難くなり、より効果的に板状の本体を補強することができる。また、延出部56によって第2形成部24の融着面積を広く確保することができ、第2形成部24を第1リブ26により効果的に補強することができる。なお、第1リブ26は、延出端部26aから基部に向かうにつれて徐々に幅広に形成してもよい。
(4)図9に示すように、二色目成形工程において第2形成部24を第1リブ26の基部が埋没するように成形することで、第1リブ26について基部が第2形成部24に埋没するように形成してもよい。このように、第1リブ26の基部を第2形成部24に埋め込むことで、第1リブ26と第2形成部24との一体性が増し、一体形成された第1形成部20と同様に第2形成部24を第1リブ26により補強することができる。
(5)車両内装部材としては、ピラーガーニッシュに限られず、ドアトリム、インストルメントパネル、フロアコンソール、コンソールリッドなどに適用できる。また、第1形成部と第2形成部とで色を変えるだけでなく、剛性等の機能を変えてもよい。
20 第1形成部,24 第2形成部,26 第1リブ(リブ),26a 延出端部,
52 補強片

Claims (6)

  1. 第1形成部と第2形成部とが二色成形により隣接して形成された車両内装部材であって、
    前記第1形成部の裏側から前記第2形成部の裏側まで延在するよう繋がるリブが、該第1形成部に一体形成され、
    前記第2形成部が、裏側に臨む前記リブに融着された
    ことを特徴とする車両内装部材。
  2. 前記リブは、基部が前記第2形成部に埋没するように設けられた請求項1記載の車両内装部材。
  3. 前記リブには、前記第1形成部から前記第2形成部に向かう延在方向と交差する方向に延びる補強片が形成された請求項1または2記載の車両内装部材。
  4. 前記リブは、基部が延出端部と比べて幅広に形成された請求項1〜3の何れか一項に記載の車両内装部材。
  5. 裏面に形成したリブが縁辺から延出するように第1形成部を成形し、
    前記第1形成部における前記リブが延出する縁辺に隣接する位置に、該リブに融着するように第2形成部を成形し、
    前記第1形成部の裏側から前記第2形成部の裏側に亘って繋がった前記リブを形成するようにした
    ことを特徴とする車両内装部材の製造方法。
  6. 前記第2形成部を、前記リブの基部が埋没するように成形するようにした請求項5記載の車両内装部材の製造方法。
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