JP6438335B2 - 車両用内装材 - Google Patents

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本発明は、車両用内装材に関し、特に、他部材に向けて突出して先端が他部材に当接する突出部を備える車両用内装材に関する。
車両用内装材として、例えば、特許文献1には、ドアライニングが開示されている。特許文献1のドアライニングは、本体部の裏面に、延設されたリブや、突設されたスペーサ(ボス)を有し、ドアライニングがインナパネルに取り付けられた状態において、リブやスペーサの先端がインナパネルの車室側を向く面に当接している。
特開2010−241266号公報
ところで、インナパネルなどの他部材に向けて突出し、先端が他部材に当接するリブやボスのような突出部を備える車両用内装材においては、他部材と突出部との接触による音の発生を抑制するため、突出部の先端に不織布が貼り付けられることがある。しかし、この場合は、車両用内装材を取り付ける際に、突出部の先端に不織布を貼り付ける工程が必要となるので、工数が増えることになる。
そこで、本発明は、取り付ける際の工数が増えるのを抑制することができる車両用内装材を提供することを目的とする。
また、本発明は、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることを目的とする。
また、本発明は、突出部本体の形状に関わらず、当接部を良好に設けることを目的とする。
また、本発明は、車両用内装材の剛性を向上させることを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の車両用内装材は、内装材本体と、前記内装材本体から他部材に向けて突出して先端が前記他部材に当接する突出部と、を備える車両用内装材であって、前記突出部は、前記内装材本体から前記他部材に向けて突出する突出部本体と、前記突出部本体の先端に前記突出部本体と一体に形成されて前記他部材に当接する当接部とを有し、前記当接部は、前記突出部本体よりも弾性率が小さい材料からなることを特徴とする。
このような構成によれば、突出部の先端に、突出部本体よりも弾性率が小さい材料からなる当接部が、突出部本体と一体に形成されているので、突出部の先端に音の発生を抑える部材を貼り付ける工程が不要となるため、車両用内装材を取り付ける際の工数が増えるのを抑制することができる。
前記した車両用内装材において、前記突出部本体は、前記当接部との接合面の面積が、前記内装材本体との境界部分の断面積よりも大きい構成とすることができる。
これによれば、突出部本体と当接部との接合面積が大きくなるので、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
前記した車両用内装材において、前記突出部本体と前記当接部との接合面は、凹凸形状を有している構成とすることができる。
これによれば、突出部本体と当接部との接合面積が大きくなるので、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
前記した車両用内装材において、前記突出部本体と前記当接部との接合面は、前記突出部が突出する方向に対して傾斜している構成とすることができる。
これによれば、突出部本体と当接部との接合面積が大きくなるので、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
前記した車両用内装材において、前記突出部本体と前記当接部との接合面は、階段状に形成されている構成とすることができる。
これによれば、突出部本体と当接部との接合面積が大きくなるので、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
前記した車両用内装材において、前記突出部本体と前記当接部は、二色成形により一体に形成されている構成とすることができる。
これによれば、例えば、突出部本体がリブであって先端の幅が細い場合や、突出部本体がボスであって先端の面積が小さい場合などであっても、当接部を良好に設けることができる。つまり、突出部本体の形状に関わらず、当接部を良好に設けることができる。
前記した車両用内装材において、前記突出部本体は、リブである構成とすることができる。
これによれば、突出部本体がボスである構成と比較して、車両用内装材の剛性を向上させることができる。
前記した車両用内装材において、前記当接部は、一例として、エラストマーからなる構成とすることができる。
本発明によれば、車両用内装材を取り付ける際の工数が増えるのを抑制することができる。
また、本発明によれば、突出部本体と当接部との接合面の面積を突出部本体と内装材本体との境界部分の断面積よりも大きくすることで、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
また、本発明によれば、突出部本体と当接部との接合面を凹凸形状を有する構成とすることで、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
また、本発明によれば、突出部本体と当接部との接合面を突出部が突出する方向に対して傾斜する構成とすることで、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
また、本発明によれば、突出部本体と当接部との接合面を階段状に形成することで、突出部本体と当接部との接合強度を向上させることができる。
また、本発明によれば、突出部本体と当接部を二色成形により一体に形成することで、突出部本体の形状に関わらず、当接部を良好に設けることができる。
また、本発明によれば、突出部本体をリブとすることで、車両用内装材の剛性を向上させることができる。
実施形態に係る車両用内装材としてのドアライニングを備える車両用ドアの断面図である。 図1のX−X断面図である。 ドアライニングの製造方法の説明図であり、ドアライニングを成形するための金型を示す図である。 ドアライニングの製造方法の説明図であり、ライニング本体と突出部本体とを一体に成形する様子を示す図である。 ドアライニングの製造方法の説明図であり、当接部を成形するためのキャビティを形成する様子を示す図である。 ドアライニングの製造方法の説明図であり、突出部本体の先端に当接部を一体的に成形する様子を示す図である。 ドアライニングの製造方法の説明図であり、金型を開いて成形品を取り出す様子を示す図である。 第1の変形例に係る車両用内装材の図1のX−X断面に相当する断面図である。 第2の変形例に係る車両用内装材の図1のX−X断面に相当する断面図である。 第3の変形例に係る車両用内装材の図1のX−X断面に相当する断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用内装材は、車両用ドア1を構成するドアライニング100として形成されている。
車両用ドア1は、アウタパネル10と、インナパネル20と、ドアライニング100とを主に備えて構成されている。
なお、本明細書において、上下および前後は、車両用ドア1の上下および前後に対応するものとする。また、内側および外側は、車両用ドア1が取り付けられる車両の内側(室内側)および外側(室外側)に対応するものとする。
アウタパネル10は、車両用ドア1の外装を構成する部材であり、プレス加工された鋼板から形成されている。
インナパネル20は、アウタパネル10とドアライニング100との間に配置されている。インナパネル20は、プレス加工された鋼板から形成され、アウタパネル10に接合されている。インナパネル20とアウタパネル10の間には、図示しないドアロック装置や、ドアガラス50を昇降させるウインドレギュレータ装置60などが配置されている。
ドアライニング100は、車両用ドア1の内装を構成する部材であり、内装材本体としてのライニング本体110と、突出部120とを備えている。
ライニング本体110は、例えば、ABS樹脂やポリプロピレン樹脂などの樹脂から形成されている。ライニング本体110には、アームレスト111やドアポケット112などが設けられている。
突出部120は、ライニング本体110の外側の面の上部から他部材としてのインナパネル20に向けて突出して、上下方向に沿うように延びるリブ状に形成されている。突出部120は、ドアライニング100がインナパネル20に取り付けられたときに、その先端がインナパネル20の内側の面の上部に当接する。これにより、ドアライニング100とインナパネル20のがたつきを抑制している。このような突出部120は、前後方向(図1の手前・奥の方向)に並ぶように複数設けてもよい。
図2に示すように、突出部120は、突出部本体121と、突出部本体121の先端に形成された当接部122とを有している。
突出部本体121は、ライニング本体110からインナパネル20に向けて突出するリブであり、ライニング本体110と一体に成形されている。つまり、突出部本体121は、ABS樹脂やポリプロピレン樹脂などの樹脂から形成されている。
突出部本体121は、当接部122との接合面121Aの面積が、ライニング本体110との境界部分(境界部121B)の断面積よりも大きくなっている。より詳細に、突出部本体121は、内側(図2の上側)から外側(図2の下側)に向けて順に配置された、基端部123、接続部124および先端部125を一体に有している。そして、基端部123、接続部124および先端部125の上下方向(図2の手前・奥の方向)の長さは、互いに等しくなっており、一方で、先端部125の厚さ(前後方向(図2の左右方向)の長さ)は、基端部123の厚さよりも厚くなっている。これにより、突出部本体121は、先端部125の外側の端である接合面121Aの面積が、基端部123の内側の端である境界部121Bの断面積よりも大きくなっている。
接続部124は、内側の端の厚さが基端部123の厚さと等しく、また、外側の端の厚さが先端部125の厚さと等しくなっており、その間の厚さが内側から外側に向かうにつれて徐々に厚くなっている。つまり、接続部124は、突出部本体121の厚さが急激に変化しないように、基端部123と先端部125とを滑らかに接続している。
本実施形態において、基端部123、接続部124および先端部125は、前後方向一方側の面(図2の右側の面)が略面一となっている。これにより、突出部本体121は、第1側面121Cが、内側から外側に向けてまっすぐに延びる平面となっている。一方、先端部125の厚さが基端部123の厚さよりも厚いことで、突出部本体121は、前後方向他方側の面である第2側面121D(図2の左側の面)の、ライニング本体110と接続される基端側に前後方向に凹む形状の凹部121Eを有している。
当接部122は、ドアライニング100がインナパネル20に取り付けられたときに、インナパネル20に実際に当接する部分である。当接部122は、突出部本体121を形成する材料よりも弾性率が小さい材料からなる。具体的に、当接部122は、例えば、TPO(サーモプラスチックオレフィン)などのエラストマーからなる。当接部122は、突出部本体121とは弾性率が異なる材料からなるが、突出部本体121と一体に形成されている。つまり、本実施形態において、当接部122は、突出部本体121の先端に貼り付けることで形成されたものではない。
なお、例えば、突出部本体121がポリプロピレン樹脂からなり、当接部122がTPOからなる場合には、突出部本体121と当接部122とが共にオレフィン系の、いわば同じ材料系からなることになるので、一体に形成した際に、突出部本体121と当接部122との接合強度を良好なものとすることができる。
突出部本体121と当接部122は、二色成形により一体に形成されている。ここでの二色成形は、弾性率が異なる材料同士を組み合わせて一体に成形することをいう。そのため、突出部本体121と当接部122の材料系は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、突出部本体121と当接部122の色は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
次に、ドアライニング100の製造方法(二色成形)の一例について説明する。
図3に示すように、ドアライニング100を成形するための金型200は、第1型210と、第2型220と、第3型230と、第4型240とを主に備えて構成されている。
第1型210は、ライニング本体110の内側(図の上側)の面の形状を象った内側成形面211を有している。
第2型220は、ライニング本体110の外側(図の下側)の面の一部の形状を象った第1外側成形面221と、突出部本体121の第1側面121Cの形状を象った第1側面成形面222とを有している。
第3型230は、ライニング本体110の外側の面の残りの一部(突出部本体121の周辺部分)の形状を象った第2外側成形面231と、突出部本体121の第2側面121Dの形状を象った第2側面成形面232とを有している。第3型230は、第2型220に組み付けられる。
第4型240は、突出部本体121の接合面121Aの形状を象った接合面成形面241を有している。第4型240は、第2型220と第3型230の間に組み付けられ、図の上下に移動可能に配設されている。
ドアライニング100を製造する際には、まず、第3型230と第4型240を第2型220に組み付け、第2型220と第1型210を組み合わせることで金型200を組み立てる。
次に、キャビティC1内に、図4に示すように、溶融樹脂を図示しないゲートから流し込んで固めることで、ライニング本体110と突出部本体121とを一体に成形する。
次に、図5に示すように、第4型240を図の下に向けてずらすように移動させ、突出部本体121の接合面121Aと第4型240の接合面成形面241との間にキャビティC2を形成する。
次に、キャビティC2内に、図6に示すように、溶融エラストマーを図示しないゲートから流し込んで固めることで、突出部本体121の先端に当接部122を一体的に成形する。これにより、突出部120が成形されることとなる。
そして、図7に示すように、金型200を開き、成形品を取り出す。以上のような工程により、ドアライニング100を製造することができる。
なお、取り出した成形品(ドアライニング100)は、必要に応じて、例えば、当接部122のインナパネル20に当接する当接面122Aが平らになるように、エラストマー部分の先端部を切断するなどしてもよい。
以上説明した本実施形態によれば、図2に示したように、突出部120の先端に、突出部本体121よりも弾性率が小さい材料からなる当接部122が、突出部本体121と一体に形成されているので、突出部の先端に不織布のような音の発生を抑える部材を貼り付ける工程が不要となる。これにより、ドアライニング100を車両用ドア1に取り付ける際の工数が増えるのを抑制することができる。
また、突出部本体121は、接合面121Aの面積が境界部121Bの断面積よりも大きいので、突出部本体121と当接部122との接合面積が大きくすることができる。これにより、樹脂製の突出部本体121とエラストマー製の当接部122との接合強度を向上させることができる。
また、本実施形態では、突出部本体121は、ライニング本体110と接続される基端部123の厚さ(肉厚)が薄くなっているので、ライニング本体110と突出部本体121を成形したときに、成形品の表面にヒケが発生することを抑制することができる。一方で、先端部125の厚さが厚くなっていることで、接合面121Aの面積を大きくできるので、前記したように、材質の異なる突出部本体121と当接部122との接合強度を向上させることができる。
また、突出部本体121と当接部122が二色成形により一体に形成されているので、本実施形態のように、突出部本体121が、先端の幅が細いリブとして形成されている場合であっても、当接部122を良好に設けることができる。
また、突出部本体121がリブであるので、例えば、突出部本体がボスであるような構成と比較して、ドアライニング100の剛性を向上させることができる。
以上、発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、突出部本体121と当接部122との接合面121Aが、突出部120が突出する方向に直交する平面状であったが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、突出部本体121と当接部122との接合面121Lは、凹凸形状を有する面であってもよい。このような接合面121Lを有するドアライニング100は、図3に示す第4型240の接合面成形面241を凹凸形状を有する面とし、前記実施形態で説明したように二色成形することで製造することができる。
また、図9に示すように、突出部本体121と当接部122との接合面121Mは、前後方向または上下方向から見て、突出部120が突出する方向に対して傾斜している平面であってもよい。このような接合面121Mを有するドアライニング100は、図3に示す第4型240の接合面成形面241を図の上下方向に対して傾斜する傾斜面とし、前記実施形態で説明したように二色成形して成形品を金型200から取り出した後に、当接面122Aが平らになるように切断することで製造することができる。
また、図10に示すように、突出部本体121と当接部122との接合面121Nは、前後方向または上下方向から見て、階段状に形成されている面であってもよい。このような接合面121Nを有するドアライニング100は、図3に示す第4型240の接合面成形面241を階段状の面とし、前記実施形態で説明したように二色成形して成形品を金型200から取り出した後に、当接面122Aが平らになるように切断することで製造することができる。
図8から図10に示したような変形例の形態によれば、突出部本体121と当接部122との接合面積をさらに大きくできるので、突出部本体121と当接部122との接合強度を一層向上させることができる。
前記実施形態では、突出部本体121は、当接部122との接合面121Aの面積が、ライニング本体110との境界部121Bの断面積よりも大きくなっていたが、これに限定されるものではない。例えば、接合面を凹凸形状を有する面とするなどして、突出部本体と当接部との接合強度を確保できるのであれば、突出部本体は、当接部との接合面の面積が、内装材本体との境界部分の断面積と同じであってもよい。言い換えれば、突出部本体の厚さは、内側の端から外側の端まで一定であってもよい。
前記実施形態では、突出部本体121がリブであったが、これに限定されず、例えば、突出部本体は、ボスなどであってもよい。なお、突出部本体と当接部とを二色成形により一体に形成することで、突出部本体がリブであって先端の幅が細い場合や、突出部本体がボスであって先端の面積が小さい場合などのような不織布を貼り付けにくい形状であっても、当接部を良好に設けることができる。つまり、突出部本体と当接部とを二色成形により一体に形成することで、突出部本体の形状に関わらず、当接部を良好に設けることができる。
前記実施形態では、車両用内装材としてドアライニング100を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、車両用内装材は、インストルメントパネルやコンソールボックスなどであってもよい。なお、この場合は、突出部が当接する他部材も、当然、車両用ドア1のインナパネル20に限定されるものではない。
20 インナパネル
100 ドアライニング
110 ライニング本体
120 突出部
121 突出部本体
121A 接合面
121B 境界部
122 当接部

Claims (9)

  1. 内装材本体と、前記内装材本体から他部材に向けて突出して先端が前記他部材に当接する突出部と、を備える車両用内装材であって、
    前記突出部は、前記内装材本体から前記他部材に向けて突出する突出部本体と、前記突出部本体の先端に前記突出部本体と一体に形成されて前記他部材に当接する当接部とを有し、
    前記突出部本体は、当該突出部本体の先端部と前記当接部との接合面の面積が、当該突出部本体の基端部と前記内装材本体との境界部分の断面積よりも大きく、かつ、前記先端部の厚さが、前記基端部の厚さよりも厚く、
    前記当接部は、前記突出部本体よりも弾性率が小さい材料からなり、かつ、前記突出部が突出する方向に直交する断面積の最大値が、前記先端部の、前記突出部が突出する方向に直交する断面積の最大値と略同一であることを特徴とする車両用内装材。
  2. 前記突出部本体と前記当接部との接合面は、凹凸形状を有していることを特徴とする請求項に記載の車両用内装材。
  3. 前記突出部本体と前記当接部との接合面は、前記突出部が突出する方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用内装材。
  4. 前記突出部本体と前記当接部との接合面は、階段状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  5. 前記突出部本体と前記当接部は、二色成形により一体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  6. 前記突出部本体は、リブであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  7. 前記当接部は、エラストマーからなることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  8. 前記突出部本体は、前記先端部と前記基端部を接続する接続部を有し、
    前記接続部の厚さは、前記基端部から前記先端部に向かうにつれて厚くなっていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用内装材。
  9. 前記突出部本体と前記当接部は、同じ材料系からなることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車両用内装材。
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