JP7026555B2 - 部品接合方法、車両外装品およびルーフスポイラのサイド部とその製造方法 - Google Patents

部品接合方法、車両外装品およびルーフスポイラのサイド部とその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、2つの部品を両面接着テープで接合する方法およびこの接合方法を利用した車両外装品およびルーフスポイラのサイド部の製造方法、並びに車両外装品およびルーフスポイラのサイド部に関する。
車両のスポイラ(車両外装品)は、空力特性の向上や外観性向上を図るために車両に装備されている。スポイラは、樹脂製の射出成形品からなるアウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えている。
スポイラのアウタ部材はその外面を滑らかな意匠面とするため、内側の構造を複雑にすることができない。成形時のヒケが外面に現れないようにするためである。インナ部材は、剛性を有するとともに車体パネルへの取り付け部を有し、複雑な構造を有している。
アウタ部材の外面が三次元形状を有している場合には、アウタ部材をインナ部材に両面接着テープで接合するのが一般的である。特許文献1には、アウタ部材を車体パネルやインナ部材の外面に、両面接着テープで取り付けたスポイラが開示されている。
特開2011-111047号公報
アウタ部材(第1の部品)をインナ部材(第2の部品)に両面接着テープを接合する場合、不用意に近づけると正規の位置から外れた位置で接合されてしまうことがあり、その改善が求められている。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、第1の部品と第2の部品を両面接着テープで接合する方法において、第1の部品の接合面に位置決め突起が形成され、第2の部品の接合面に位置決め穴が形成されており、上記第1、第2の部品のいずれか一方の接合面に両面接着テープを貼り付けておき、第1、第2の部品を互いに近づけ、上記位置決め突起を上記位置決め穴に嵌めた状態で、第1の部品と第2の部品を、上記両面接着テープを介して接合することを特徴とする。
上記方法によれば、2つの部品は正規の位置に位置合わせされないと、位置決め突起が2つの部品を隔てるため、両面接着テープによる接合はなされない。正規の位置に位置合わせされた時に、位置決め突起が位置決め穴に嵌り、2つの部品を互いに接するまで近づけることができ、両面接着テープで接合することができる。その結果、正規の位置で確実に2つの部品を接合することができる。
本発明の他の態様は、アウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えた車両外装品の製造方法において、上記アウタ部材の内面に位置決め突起が形成され、上記インナ部材の外面に位置決め穴が形成されており、上記アウタ部材の内面と上記インナ部材の外面のいずれか一方に両面接着テープを貼り付けておき、上記アウタ部材と上記インナ部材とを互いに近づけ、上記位置決め突起を上記位置決め穴に嵌めた状態で、上記アウタ部材の内面と上記インナ部材の外面を、上記両面接着テープを介して接合することを特徴とする。
上記方法によれば、アウタ部材の内面に位置決め突起を形成し、インナ部材の外面に位置決め穴を形成したので、アウタ部材の意匠面となる外面に影響を与えずに、インナ部材とアウタ部材を接合できる。
本発明のさらに他の態様は、アウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えたルーフスポイラのサイド部の製造方法において、上記アウタ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1側壁と第2側壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、上記インナ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1支持壁と第2支持壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、上記アウタ部材の上記第1側壁の内面に位置決め突起が形成され、上記インナ部材の上記第1支持壁の外面に位置決め穴が形成されており、上記第1側壁の内面と上記第1支持壁の外面のいずれかに両面接着テープを貼り付けておき、上記アウタ部材が上記インナ部材に被さるように両者を近づけ、上記位置決め突起を上記位置決め穴に嵌めた状態で、上記両面接着テープを介して上記第1側壁と上記第1支持壁を接合することを特徴とする。
上記方法によれば、ルーフスポイラのサイド部の良好な意匠面を維持しつつ、インナ部材とアウタ部材を正確に接合することができる。
好ましくは、上記アウタ部材の第2側壁の内面と上記インナ部材の第2支持壁の外面の一方にガイド凸部が形成され、他方にガイド受面が形成されており、上記ガイド凸部を上記ガイド受面に当接させながら、上記位置決め突起が上記位置決め穴に嵌る位置まで、上記アウタ部材を上記インナ部材に対して相対移動させる。
上記方法によれば、第1側壁の位置決め突起が第1支持壁に当たるとともに、第2側壁と第2支持壁との間でもガイド凸部とガイド受面が当たるので、接合工程において、アウタ部材のインナ部材に対する姿勢を安定させることができる。また、これらガイド凸部とガイド受面とのガイド作用で、位置決め突起を位置決め穴に嵌めるまでの作業性を向上させることができる。
好ましくは、上記アウタ部材と上記インナ部材の接合に先立ち、上記第2側壁の内面と上記第2支持壁の外面のいずれか一方にも、離型紙で覆った他の両面接着テープを貼り付けておき、上記第1側壁と上記第1支持壁の上記両面接着テープによる接合が完了した後、上記第2側壁の上端部を上記第2支持壁の上端部から離すように弾性変形させて上記他の両面接着テープの離型紙を剥がし、上記第2側壁の上端部を弾性復帰させて当該他の両面接着テープにより上記第2側壁と上記第2支持壁の上端部同士を接合する。
上記方法によれば、第2側壁と第2支持壁も他の両面接着テープで接合するので、アウタ部材のインナ部材への接合強度をさらに高めることができる。また、当該他の両面接着テープは、第1側壁と第1支持壁が両面接着テープで接合されるまでは、離型紙で覆われているので、不用意に第2側壁と第2支持壁を接着することはない。
本発明のさらに他の態様は、アウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えた車両外装品において、上記アウタ部材の内面に位置決め突起が形成され、上記インナ部材の外面に位置決め穴が形成されており、上記位置決め突起が上記位置決め穴に嵌められた状態で、上記アウタ部材の内面と上記インナ部材の外面が両面接着テープを介して接合されていることを特徴とする。
上記構成によれば、正規な位置でアウタ部材とインナ部材を確実に接合することができる。
好ましくは、上記アウタ部材と上記インナ部材との間には、上記アウタ部材を上記インナ部材に対して、上記位置決め突起と上記位置決め穴が一致する位置まで導くガイド手段が設けられている。
上記構成によれば、アウタ部材とインナ部材の接合の作業性を向上させることができる。
本発明のさらに他の態様は、外面が意匠面となるアウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えたルーフスポイラのサイド部において、上記アウタ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1側壁と第2側壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、上記インナ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1支持壁と第2支持壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、上記アウタ部材の上記第1側壁の内面に位置決め突起が形成され、上記インナ部材の上記第1支持壁の外面に位置決め穴が形成されており、
上記アウタ部材が上記インナ部材に被さり、上記位置決め突起が上記位置決め穴に嵌めたられた状態で、上記両面接着テープを介して上記第1側壁の内面と上記第1支持壁の外面が接合されていることを特徴とする。
上記構成によれば、ルーフスポイラのサイド部の良好な意匠面を維持しつつ、インナ部材とアウタ部材を正確に接合することができる。
好ましくは、上記アウタ部材の上記第2側壁の内面と上記インナ部材の第2支持壁の外面の一方にガイド凸部が形成され、他方にガイド受面が形成されており、上記ガイド凸部と上記ガイド受面が協働して、上記アウタ部材を上記インナ部材に対して、上記位置決め突起と上記位置決め穴が一致する位置まで導くことができ、上記ガイド凸部と上記ガイド受面が当接した状態で、上記第2側壁の内面と上記第2支持壁の外面が他の両面接着テープにより接合されている。
上記構成によれば、位置決め突起を位置決め穴に嵌めるまでの作業性を向上させることができるとともに、アウタ部材とインナ部材の接合強度をより高めることができる。
本発明によれば、両面接着テープにより、第1の部品(アウタ部材)と第2の部品(インナ部材)を正規の位置で確実に接合することができる。
本発明の一実施形態に係るルーフスポイラを装備した車両のリアゲートを後方から見た図である。 上記ルーフスポイラのサイド部を車両後方(外側)から見た斜視図である。 図2と同方向から見た上記サイド部のアウタ部材の斜視図である。 図2と同方向から見た上記サイド部のインナ部材の斜視図である。 上記サイド部を車両前方(内側)から見た斜視図である。 図5と同方向から見た上記アウタ部材の斜視図である。 図5と同方向から見た上記インナ部材の斜視図である。 上記アウタ部材と上記インナ部材の接合工程を概略的に示すとともに両面接着テープの厚さを誇張して示す断面図であり、(A)は上記アウタ部材の第1側壁が上記インナ部材の第1支持壁から離れた状態、(B)は上記第1側壁の位置決め突起が上記第1支持壁に当たった状態、(C)は上記第1側壁の位置決め突起が上記第1支持壁の位置決め穴に嵌り、上記第1側壁と上記第1支持壁が両面接着テープを介して接合された状態、をそれぞれ示す。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、車両のリアゲート1(バックドア)の上縁には、ルーフスポイラ2が装備されている。ルーフスポイラ2は、車幅方向に延びる細長いセンター部3と、このセンター部3の両端に連なるサイド部4とを備えている。
サイド部4は、センター部3の両端から湾曲しながら下方に延びており、先細をなしている。
図2、図5に示すように、ルーフスポイラ2のサイド部4(車両外装品)は、アウタ部材10(第1の部品)と、このアウタ部材10をリアゲート1の車体パネルに取り付けるためのインナ部材20(第2の部品)とを備えている。これらアウタ部材10とインナ部材20は、樹脂製の射出成形品からなる。
図3に示すように、アウタ部材10は、サイド部4の外形状を決定するものであり、その滑らかな外面がサイド部4の意匠面となる。アウタ部材10は第1側壁11と第2側壁12とを有して、断面略V字形をなしている。第1側壁11と第2側壁12は、これら側壁11,12の湾曲した交差部から側縁11a,12aに向かって互いの間隔が漸次広がっている。アウタ部材10は、下方に向かうにしたがって漸次断面が小さくなり、下端は尖っている。スポイラ10の上端部は上方に向かって急に断面が大きくなりいわゆるラッパ形状をなしている。
図6に示すように、アウタ部材10の第1側壁11の内面には、側縁11a近傍の上下に離れた2箇所(複数箇所)において、位置決め突起15が一体に形成されている。本実施形態の位置決め突起15はコ字形をなしているが、任意の形状を採用可能である。
アウタ部材10の第2側壁12の内面には、側縁12a近傍の上下に離れた2箇所(複数箇所)において,ガイドリブ16(ガイド凸部)が2つずつ一体に形成されている。これらガイドリブ16は、側縁12aから離れるにしたがって漸次低くなっており、ガイドリブ16の縁16aは、直線状をなして第2側壁12の内面に対して傾斜している。
図4、図7に示すように、上記インナ部材20はアウタ部材10に対応した形状をなしている。すなわち、インナ部材20は、第1支持壁21と第2支持壁22とを有して断面略V字形をなしている。第1支持壁21と第2支持壁22は、これら支持壁21,22の交差部から側縁21a,22aに向かって互いの間隔が漸次広がっている。インナ部材20は、下方に向かうにしたがって漸次断面が小さくなり、下端は尖っている。
インナ部材20には、高い剛性を得るためにリブや凹凸が形成され、リアゲート1の車体パネルに取り付けるための取付部23も数多く形成されており、複雑な形状をなしている。
図7に示すように、インナ部材20の第1支持壁21には、その側縁21a近傍の上下に離れた2箇所において、位置決め穴25が形成されている。これら位置決め穴25は、アウタ部材10の位置決め突起15に対応した形状を有している。なお、位置決め穴25は本実施形態では第1支持壁21を貫通しているが、第1支持壁21の外面から陥没した凹部であってもよい。
図7に示すように、インナ部材20の第2支持壁22の外面には、その側縁22a近傍の上下に離れた2箇所において平坦なガイド受面26が形成されている。このガイド受面26は第2支持壁22の側縁22aに沿って延びている。ガイド受面26と前述したガイドリブ16によりガイド手段が構成されている。
次に、インナ部材20にアウタ部材10を接合することによりサイド部4を製造する工程について説明する。
図4に示すように、インナ部材20の第1支持壁21の外面において平滑な複数の面領域には、予め両面接着テープ31を貼りつける。両面接着テープ31は、ウレタンフォームの基材の両面に接着剤を塗布することにより構成されている。
インナ部材20の第2支持壁22の外面においてその上端部にも両面接着テープ32を貼り付ける。
第1支持壁21の両面接着テープ31は接着剤を露出させておくが、第2支持壁22の両面接着テープ32は、接着剤を離型紙で覆った状態にしておく。
以下の接合工程において、理解を容易にするためにインナ部材20に対してアウタ部材10が相対的に移動するものとして説明する。
アウタ部材10をインナ部材20に被せるように(インナ部材20を内側に収めるように)近づける。この際、アウタ部材10を正規の組み付け位置よりインナ部材20の若干下方に配置する。アウタ部材10の第1側壁11は、図8(A)に概略的に示すようにインナ部材20の第1支持壁21から離れた状態から、図8(B)に示すように第1支持壁21に近づき、その位置決め突起15が第1支持壁21の外面に当たる。そのため、第1側壁11は第1支持壁21にそれ以上接近せず、両面接着テープ31が第1支持壁21に不用意に接着するのを防止できる。第1側壁11の内面の接着予定領域Rは両面接着テープ31から外れた下方位置にある。
図8(B)に示すように第1側壁11の位置決め突起15がインナ部材20の第1支持壁21に当たっている状態で、第2側壁12のガイドリブ16の縁16aが第2支持壁22のガイド受面26に線接触状態で当たっている。そのため、アウタ部材10はインナ部材20に対して上下方向に延びる軸線を中心として回動するのを防止される。その結果、アウタ部材10はインナ部材20に対して安定した姿勢を維持でき、第1側壁11の内面と第1支持壁21の外面との間は、全域にわたり所定間隔を維持でき、両面接着テープ31の一部が第1支持壁21に近づくのを防止できる。
上述したように位置決め突起15が第1支持壁21に当たり、ガイドリブ16の側縁16aがガイド受面26に当たった状態を維持したまま、アウタ部材10をインナ部材20に対して上方に移動させると、やがて図8(C)に示すように、位置決め突起15が第1支持壁21の位置決め穴25と一致して嵌る。その結果、第1側壁11が第1支持壁21に近づき、両面接着テープ31が第1側壁11の接着予定領域Rに接着される。
上記のようにして、アウタ部材10とインナ部材20が正規の位置で組み付けられる。
上述したように位置決め突起15が位置決め穴25に嵌るまでアウタ部材10が上方への移動する過程で、ガイドリブ16がガイド受面26に案内される。さらに、位置決め突起15が位置決め穴25に嵌り、第1側壁11が第1支持壁21に向かうように移動する過程でも、ガイドリブ16がガイド受面26に案内される。
上述したように第1側壁11が第1支持壁21に接着された状態で、ガイドリブ16の縁16aがガイド受面26に線接触状態で接しており、第2側壁12が第2支持壁22に接している。
最後に、アウタ部材10の第2側壁12の上端部をインナ部材20の第2支持壁22の上端部から離すように弾性変形させた状態で、両面接着テープ32の離型紙を剥がし、その後第2側壁12を弾性復帰させることにより、第2側壁12と第2支持壁22が両面接着テープ32を介して接着される。
両面接着テープ32は、第1側壁11と第1支持壁21が接合されるまでは、離型紙で覆われているので、不用意に第1側壁11に接着されるのを確実に防止できる。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。
ガイド凸部をインナ部材の第2支持壁に形成し、ガイド受面をアウタ部材の第2側壁に形成してもよい。
両面接着テープは、アウタ部材に貼り付けておいてもよい。
本発明は、ルーフスポイラのサイド部のみならず、アウタ部材とインナ部材を備えた他の車両外装品にも適用でき、さらに2つの部品を両面接着テープを介して接合する方法にも適用できる。
本発明は、ルーフスポイラのサイド部を含む車両外装品等に適用できる。
4 ルーフスポイラのサイド部(車両外装品)
10 アウタ部材(第1の部品)
11 第1側壁
12 第2側壁
15 位置決め突起
16 ガイドリブ(ガイド凸部;ガイド手段)
20 インナ部材(第2の部品)
21 第1支持壁
22 第2支持壁
25 位置決め穴
26 ガイド受面(ガイド手段)
31、32 両面接着テープ

Claims (5)

  1. アウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えたルーフスポイラのサイド部の製造方法において、
    上記アウタ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1側壁と第2側壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、
    上記インナ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1支持壁と第2支持壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、
    上記アウタ部材の上記第1側壁の内面に位置決め突起が形成され、上記インナ部材の上記第1支持壁の外面に位置決め穴が形成されており、
    上記第1側壁の内面と上記第1支持壁の外面のいずれかに両面接着テープを貼り付けておき、
    上記アウタ部材が上記インナ部材に被さるように両者を近づけ、上記位置決め突起を上記位置決め穴に嵌めた状態で、上記両面接着テープを介して上記第1側壁と上記第1支持壁を接合することを特徴とするルーフスポイラのサイド部の製造方法。
  2. 上記アウタ部材の第2側壁の内面と上記インナ部材の第2支持壁の外面の一方にガイド凸部が形成され、他方にガイド受面が形成されており、
    上記ガイド凸部を上記ガイド受面に当接させながら、上記位置決め突起が上記位置決め穴に嵌る位置まで、上記アウタ部材を上記インナ部材に対して相対移動させることを特徴とする請求項に記載のルーフスポイラのサイド部の製造方法。
  3. 上記アウタ部材と上記インナ部材の接合に先立ち、上記第2側壁の内面と上記第2支持壁の外面のいずれか一方にも、離型紙で覆った他の両面接着テープを貼り付けておき、
    上記第1側壁と上記第1支持壁の上記両面接着テープによる接合が完了した後、上記第2側壁の上端部を上記第2支持壁の上端部から離すように弾性変形させて上記他の両面接着テープの離型紙を剥がし、上記第2側壁の上端部を弾性復帰させて当該他の両面接着テープにより上記第2側壁と上記第2支持壁の上端部同士を接合することを特徴とする請求項に記載のルーフスポイラのサイド部の製造方法。
  4. 外面が意匠面となるアウタ部材と、このアウタ部材を車体パネルに取り付けるためのインナ部材とを備えたルーフスポイラのサイド部において、
    上記アウタ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1側壁と第2側壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、
    上記インナ部材は、側縁に向かって互いの間隔が広がる第1支持壁と第2支持壁とを有して断面略V字形をなすとともに、下方に向かって断面が小さくなるように形成され、
    上記アウタ部材の上記第1側壁の内面に位置決め突起が形成され、上記インナ部材の上記第1支持壁の外面に位置決め穴が形成されており、
    上記アウタ部材が上記インナ部材に被さり、上記位置決め突起が上記位置決め穴に嵌めたられた状態で、両面接着テープを介して上記第1側壁の内面と上記第1支持壁の外面が接合されていることを特徴とするルーフスポイラのサイド部。
  5. 上記アウタ部材の上記第2側壁の内面と上記インナ部材の第2支持壁の外面の一方にガイド凸部が形成され、他方にガイド受面が形成されており、上記ガイド凸部と上記ガイド受面が協働して、上記アウタ部材を上記インナ部材に対して、上記位置決め突起と上記位置決め穴が一致する位置まで導くことができ、
    上記ガイド凸部と上記ガイド受面が当接した状態で、上記第2側壁の内面と上記第2支持壁の外面が他の両面接着テープにより接合されていることを特徴とする請求項に記載のルーフスポイラのサイド部。
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