JPH1120740A - 自動車フードの取付構造 - Google Patents

自動車フードの取付構造

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JPH1120740A
JPH1120740A JP9171594A JP17159497A JPH1120740A JP H1120740 A JPH1120740 A JP H1120740A JP 9171594 A JP9171594 A JP 9171594A JP 17159497 A JP17159497 A JP 17159497A JP H1120740 A JPH1120740 A JP H1120740A
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清孝 尾崎
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R2021/343Protecting non-occupants of a vehicle, e.g. pedestrians using deformable body panel, bodywork or components

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フードと車体との間に大きな上下クリアラン
スを確保する必要がなく、設計上の自由度を高めること
ができる自動車フードの取付構造を提供する。 【解決手段】 プレート(縦壁)8に上下方向に沿う長
孔10を形成し、該長孔10に対して車体側ヒンジ12
を取付けると共に、該車体側ヒンジ12の取付強度をフ
ード1上面に所定以上の下向き荷重が加わった場合に該
車体側ヒンジ12が長孔10に沿って下降するように設
定したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車フードの取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンルームの上部はフード
により覆われている。このフードは後端部に取付けられ
た開閉ヒンジにより、前側が上開き自在になっている
(尚、開閉ヒンジ構造の類似技術としては、特開平4−
212677号公報参照)。
【0003】この種の開閉ヒンジはフードの下面後端部
に取付けられたフード側ヒンジと、エンジンルーム後方
の縦壁に取付けられた車体側ヒンジとを回動自在に軸支
した構造をしている。車体側ヒンジが取付けられる縦壁
は、一般にフードリッジの側壁で、該側壁に対してボル
ト止めされる。
【0004】そして、フードの上面に障害物が倒れ込ん
で、フードに過大な下向きの荷重が加わった場合に、そ
のフードの下降を許容して荷重エネルギーを吸収するた
めに、フードと車体との間には十分な上下クリアランス
が確保されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、フードと車体との間に十分
な上下クリアランスを確保していたため、設計上の自由
度が制限される。
【0006】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、フードと車体との間に大きな上
下クリアランスを確保する必要がなく、設計上の自由度
を高めることができる自動車フードの取付構造を提供す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フードの下面後端部に取付けられたフード側ヒンジと、
エンジンルーム後方の縦壁に取付けられた車体側ヒンジ
とを回動自在に軸支して開閉ヒンジを構成し、該開閉ヒ
ンジによりフードを開閉自在に取付けた自動車フードの
取付構造において、前記縦壁に上下方向に沿う長孔を形
成し、該長孔に対して車体側ヒンジを取付けると共に、
該車体側ヒンジの取付強度をフード上面に所定以上の下
向き荷重が加わった場合に該車体側ヒンジが長孔に沿っ
て下降するように設定したものである。
【0008】請求項1記載の発明によれば、フードの開
閉ヒンジ付近に障害物が衝突した際に、開閉ヒンジの車
体側ヒンジに対してあらかじめ定められた荷重以上の下
向き荷重が加わると、車体側ヒンジの取付部は長孔に沿
って下降し、その間に障害物の衝撃力を緩和し保護する
ことができる。従って、フードと車体との間に大きな上
下クリアランスを確保する必要がなく、設計上の自由度
を高めることができる。また、縦壁を利用しているの
で、デッドスペースが変形軌跡となり、衝撃力吸収機構
をコンパクトに形成できる。更に、縦壁に設定した長孔
の長さにより、変形ストロークを自由にコントロールす
ることができ、ストロークを大きくとることも容易であ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、フードの下面後端
部に取付けられたフード側ヒンジと、エンジンルーム後
方に形成された前後方向に沿う縦壁に取付けられた車体
側ヒンジと、フード側ヒンジ及び車体側ヒンジに両端が
軸支された第1・第2リンクにより開閉ヒンジを構成
し、該開閉ヒンジによりフードを開閉自在に取付けた自
動車フードの取付構造において、前記縦壁に上下方向に
沿う長孔を形成し、該長孔に対して車体側ヒンジを取付
けると共に、該車体側ヒンジの取付強度をフード上面に
所定以上の下向き荷重が加わった場合に該車体側ヒンジ
が長孔に沿って下降するように設定したものである。
【0010】請求項2記載の発明によれば、フードの開
閉ヒンジ付近に障害物が衝突した際に、開閉ヒンジの車
体側ヒンジに対してあらかじめ定められた荷重以上の下
向き荷重が加わると、第1リンク及び第2リンクが変形
するため、この変形によっても障害物の衝撃力を緩和し
て、より確実な保護を図ることができる。
【0011】請求項3記載の発明は、長孔がフードロッ
クからの距離を半径とした円弧状をしている。
【0012】請求項3記載の発明によれば、車体側ヒン
ジの取付部がフードロックからの距離を半径とした円弧
状の長孔に沿って下降するため、フードの前端にあるフ
ードロックをこじることがなく、該フードロックの保護
を図ることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、縦壁がフードリッ
ジインナの開口部に取付けたプレートである。
【0014】請求項4記載の発明によれば、長孔を小部
品であるプレートに形成するため、該長孔の形成作業が
容易である。
【0015】請求項5記載の発明は、車体側ヒンジが、
弾性体を介在したボルト及びナットにより、縦壁の長孔
に取付けられている。
【0016】請求項5記載の発明によれば、弾性体によ
り長孔に対する車体側ヒンジの押付力の調整が行い易く
なる。
【0017】請求項6記載の発明は、長孔の下側が先細
り形状をしており、車体側ヒンジが長孔に対してカシメ
ピンで取付けられている。
【0018】請求項6記載の発明によれば、長孔の下側
が先細り形状をしているため、長孔の下側に行くにつれ
てカシメピンに上向きの反力が発生し、この反力により
障害物の衝撃力を緩衝して保護することができる。ま
た、カシメピンの構造も簡単でコスト的に有利である。
【0019】請求項7記載の発明は、長孔が幅を周期的
に変化させた形状をしており、車体側ヒンジが長孔に対
してカシメピンで取付けられている。
【0020】請求項7記載の発明によれば、長孔が幅を
周期的に変化させた形状をしているため、カシメピンが
長孔に沿って下降する際に、反力が周期的に発生するの
で、反力を一定に保つことができ、障害物の保護性能が
更に向上する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な複数の実
施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態にお
いて共通する部分には同一の符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0022】図1〜図5はこの発明の第1実施形態を示
す図である。1はフードで、自動車のエンジンルームE
の上部を覆うものである。フード1の下面は所定パター
ンで下側に膨らんだフードインナ2により形成されてい
る。このフードインナ2によりフード1の剛性が保たれ
ている。フードインナ2の端部はフード1の折り曲げた
端部により挟み込まれている。
【0023】3はフードリッジで、エンジンルームEの
側方に配されている。このフードリッジ3はフードリッ
ジインナ4とフードリッジアウタ5とを接合した閉断面
構造をしている。このフードリッジ3の上部には車体外
板を形成するフェンダ6が取付けられている。
【0024】フードリッジインナ4の側面部は垂直で、
そのフードリッジインナ4の後端部に開口部7が形成さ
れ、該開口部7にはエンジンルームE側から「縦壁」と
してのプレート8がボルト9により固定されている。こ
のプレート8には上下方向に沿う円弧状をした長孔10
が前後に2本形成されている。この長孔10はフード1
の前端に設けられたフードロック11からの距離R1
2 を各々半径とした円弧状を呈している。
【0025】そして、このプレート8の長孔10に、車
体側ヒンジ12が、ボルト13、ナット14、皿バネ
(弾性体)15により、所定の取付強度で取付けられて
いる。従って、車体側ヒンジ12は完全に固定されるの
ではなく、皿バネ15の押付力に摩擦係数(μ)を掛け
た荷重以上の荷重で長孔10に沿って動けるようになっ
ている。この押付力はあらかじめ所定の値にセットされ
ている。尚、このプレート8の上部には、フードインナ
2の図示せぬ孔内に挿入されて、車両衝突時におけるフ
ード1の後退を阻止するストッパ16が一体的に形成さ
れている。
【0026】車体側ヒンジ12に対応する位置のフード
インナ2には、フード側ヒンジ17がボルトにより取付
けられている。そして、このフード側ヒンジ17と前記
車体側ヒンジ12とは、ガタを吸収する2枚のスペーサ
18を介して、ピン19により回動自在に軸支されてい
る。
【0027】このようにして軸支された車体側ヒンジ1
2とフード側ヒンジ17により開閉ヒンジ20が形成さ
れ、該開閉ヒンジ20により、フード1の前側が上開き
自在となる。フード1の開閉操作はフード1の前端に設
けられた前記フードロック11により行われる。
【0028】次に、この第1実施形態の作用を説明す
る。車両走行中に障害物と衝突し、フード1の開閉ヒン
ジ20付近に障害物が二次衝突した際に、開閉ヒンジ2
0の車体側ヒンジ12には下向きの荷重が加わる。この
荷重は、ピン19とストッパ16のかぎ部にかかる。車
体側ヒンジ12はあらかじめ定められた荷重以上の荷重
によって長孔10に沿って下方へ移動し、最終的には長
孔10の下端まで下がる。この間に障害物の衝撃力を緩
和し保護する。このように、縦壁であるプレート8を利
用しているので、デッドスペースが変形軌跡となり、衝
撃力吸収機構をコンパクトに形成できる。更に、プレー
ト8に設定した長孔10の長さにより、変形ストローク
を自由にコントロールすることができ、ストロークを大
きくとることも容易である。
【0029】ここであらかじめ定められた下向き荷重
F、皿バネ15のバネ力Q、ボルト13の締付力Pの具
体的な設定例を示す。ある定められた下向き荷重Fを1
つの車体側ヒンジ12当たりF=500kg、車体側ヒ
ンジ12とプレート8との間の摩擦係数μを0.3とす
ると、ナット14を締め付けた時に発生する皿バネ15
のバネ力Qは500/0.3=1667kg、取付部が
2箇所なので1箇所当たり1667/2=833.5k
gとなる。よって、ボルト13の締付力は833.5k
g以上必要となるが、ボルト13のゆるみが発生しない
程度に設定される。
【0030】ボルト13はフードロック11からの距離
1 、R2 を半径とする円弧状の長孔10に沿って下降
するため、フード1の前端にあるフードロック11をこ
じることはない。通常、フードロック11には多少の前
後方向の遊びがあり、上下のストローク量によっては、
円弧状の長孔10でなく、簡単な直線状の長孔にしても
良い。
【0031】図6及び図7はこの発明の第2実施形態を
示す図である。この第2実施形態では、プレート8に形
成されている円弧状の長孔21が下方に向けて先細り形
状をしている。また、車体側ヒンジ12は、該長孔21
に対し、樹脂製のスペーサ22を介したカシメピン23
にて取付けられている。
【0032】従って、車体側ヒンジ12に、あらかじめ
定められた荷重以上の下向き荷重が加わった場合に、カ
シメピン23は長孔21に沿って下降し、最終的には長
孔21の下端まで下がる。この時、カシメピン23に
は、長孔21の幅が下方に行くにしたがって狭くなって
いるので、上向きの反力が発生する。この反力が障害物
の衝撃力を緩衝し保護する。この第2実施形態によれ
ば、第1実施形態のように弾性体を挟んでフリクション
を発生させるボルト・ナット手段よりも構造が簡単で、
コスト的にも有利である。
【0033】図8はこの発明の第3実施形態を示す図で
ある。この第3実施形態の長孔24は幅が周期的に変化
する形状をしている。より具体的には、下側を先細り形
状にしながら幅を周期的に変化させた形状をしている。
車体側ヒンジ12は第2実施形態と同様に樹脂製のスペ
ーサを介したカシメピン23により取付けられている。
この第3実施形態によれば、カシメピン23が長孔24
に沿って下方へ移動する際に、反力が周期的に発生する
ので、反力を一定に保つことができ、障害物の保護性能
が更に向上する。
【0034】図9〜図11はこの発明の第4実施形態を
示す図である。この第4実施形態の開閉ヒンジ25は、
フード側ヒンジ26と、車体側ヒンジ27と、両端がフ
ード側ヒンジ26及び車体側ヒンジ27に軸支された第
1・第2リンク28、29とから形成されている。第1
リンク28の方が第2リンク29よりも短く、車体後方
に位置している。図9はフード1を閉めた状態で、図1
0はフード1を開いた状態を示している。
【0035】また、長孔30は幅が周期的に変化する形
状をしている。より具体的には、丸孔をカシメピン23
よりも細い幅の溝で連結しながら幅を周期的に変化させ
た形状をしている。
【0036】この第3実施形態によれば、フード1に加
わる下向き荷重により第1リンク28及び第2リンク2
9が変形するため、この変形によっても障害物の衝撃力
を緩和して、より確実な保護を図ることができる。尚、
また、カシメピン23が長孔30に沿って下降する際
に、反力が周期的に発生するので、第3実施形態と同様
に、反力を一定に保つことができ、障害物の保護性能が
更に向上する。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フードの
開閉ヒンジ付近に障害物が衝突した際に、開閉ヒンジの
車体側ヒンジに対してあらかじめ定められた荷重以上の
下向き荷重が加わると、車体側ヒンジの取付部は長孔に
沿って下降し、その間に障害物の衝撃力を緩和し保護す
ることができる。従って、フードと車体との間に大きな
上下クリアランスを確保する必要がなく、設計上の自由
度を高めることができる。また、縦壁を利用しているの
で、デッドスペースが変形軌跡となり、衝撃力吸収機構
をコンパクトに形成できる。更に、縦壁に設定した長孔
の長さにより、変形ストロークを自由にコントロールす
ることができ、ストロークを大きくとることも容易であ
る。
【0038】請求項2記載の発明によれば、フードの開
閉ヒンジ付近に障害物が衝突した際に、開閉ヒンジの車
体側ヒンジに対してあらかじめ定められた荷重以上の下
向き荷重が加わると、第1リンク及び第2リンクが変形
するため、この変形によっても障害物の衝撃力を緩和し
て、より確実な保護を図ることができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、車体側ヒン
ジの取付部がフードロックからの距離を半径とした円弧
状の長孔に沿って下降するため、フードの前端にあるフ
ードロックをこじることがなく、該フードロックの保護
を図ることができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、長孔を小部
品であるプレートに形成するため、該長孔の形成作業が
容易である。
【0041】請求項5記載の発明によれば、弾性体によ
り長孔に対する車体側ヒンジの押付力の調整が行い易く
なる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、長孔の下側
が先細り形状をしているため、長孔の下側に行くにつれ
てカシメピンに上向きの反力が発生し、この反力により
障害物の衝撃力を緩衝して保護することができる。ま
た、カシメピンの構造も簡単でコスト的に有利である。
【0043】請求項7記載の発明によれば、長孔が幅を
周期的に変化させた形状をしているため、カシメピンが
長孔に沿って下降する際に、反力が周期的に発生するの
で、反力を一定に保つことができ、障害物の保護性能が
更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る自動車を示す斜
視図。
【図2】図1中矢示SA−SA線に沿う断面図。
【図3】第1実施形態の自動車フードの取付構造を示す
エンジンルーム側から見た側面図。
【図4】図3中矢示SB−SB線に沿う断面図。
【図5】車体側ヒンジが下降した状態を示す図3相当の
側面図。
【図6】第2実施形態の自動車フードの取付構造を示す
エンジンルーム側から見た側面図。
【図7】図6中矢示SC−SC線に沿う断面図。
【図8】第3実施形態の自動車フードの取付構造を示す
エンジンルーム側から見た側面図。
【図9】第4実施形態の自動車フードの取付構造を示す
エンジンルーム側から見た側面図。
【図10】フードを開いた状態を示す図9相当の側面
図。
【図11】車体側ヒンジが下降した状態を示す図9相当
の側面図。
【符号の説明】
1 フード 7 開口部 8 プレート(縦壁) 10、21、24、30 長孔 11 フードロック 12、27 車体側ヒンジ 13 ボルト 14 ナット 15 皿バネ(弾性体) 17、26 フード側ヒンジ 20、25 開閉ヒンジ 28 第1リンク 29 第2リンク 23 カシメピン E エンジンルーム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フードの下面後端部に取付けられたフー
    ド側ヒンジと、エンジンルーム後方の縦壁に取付けられ
    た車体側ヒンジとを回動自在に軸支して開閉ヒンジを構
    成し、該開閉ヒンジによりフードを開閉自在に取付けた
    自動車フードの取付構造において、 前記縦壁に上下方向に沿う長孔を形成し、該長孔に対し
    て車体側ヒンジを取付けると共に、該車体側ヒンジの取
    付強度をフード上面に所定以上の下向き荷重が加わった
    場合に該車体側ヒンジが長孔に沿って下降するように設
    定したことを特徴とする自動車フードの取付構造。
  2. 【請求項2】 フードの下面後端部に取付けられたフー
    ド側ヒンジと、エンジンルーム後方に形成された前後方
    向に沿う縦壁に取付けられた車体側ヒンジと、フード側
    ヒンジ及び車体側ヒンジに両端が軸支された第1・第2
    リンクにより開閉ヒンジを構成し、該開閉ヒンジにより
    フードを開閉自在に取付けた自動車フードの取付構造に
    おいて、 前記縦壁に上下方向に沿う長孔を形成し、該長孔に対し
    て車体側ヒンジを取付けると共に、該車体側ヒンジの取
    付強度をフード上面に所定以上の下向き荷重が加わった
    場合に該車体側ヒンジが長孔に沿って下降するように設
    定したことを特徴とする自動車フードの取付構造。
  3. 【請求項3】 長孔がフードロックからの距離を半径と
    した円弧状をしている請求項1又は請求項2記載の自動
    車フードの取付構造。
  4. 【請求項4】 縦壁がフードリッジインナの開口部に取
    付けたプレートである請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の自動車フードの取付構造。
  5. 【請求項5】 車体側ヒンジが、弾性体を介在したボル
    ト及びナットにより、縦壁の長孔に取付けられている請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車フードの取付
    構造。
  6. 【請求項6】 長孔の下側が先細り形状をしており、車
    体側ヒンジが長孔に対してカシメピンで取付けられてい
    る請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動車フードの
    取付構造。
  7. 【請求項7】 長孔が幅を周期的に変化させた形状をし
    ており、車体側ヒンジが長孔に対してカシメピンで取付
    けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の自動
    車フードの取付構造。
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