JPH11207067A - ミシンの布押え装置 - Google Patents

ミシンの布押え装置

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JPH11207067A
JPH11207067A JP2275498A JP2275498A JPH11207067A JP H11207067 A JPH11207067 A JP H11207067A JP 2275498 A JP2275498 A JP 2275498A JP 2275498 A JP2275498 A JP 2275498A JP H11207067 A JPH11207067 A JP H11207067A
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presser foot
cam
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Kinya Aikei
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布押え退避時の負荷軽減と、縫製動作再開ま
での時間短縮とをする。 【解決手段】主軸に固定された布押えを駆動する為のカ
ムによって所定範囲内を揺動される揺動部材は布押えと
もリンクで連結され、そのリンク機構20により、布押さ
え19が主軸50の回転に同期して上下動される。前記リン
ク機構中における一つの関節の進退軌跡の方向を規制す
ると共にその進退の運動方向を変更させることによっ
て、前記第2揺動部材を、前記布押えを所定範囲で上下
動させるように動作させたり、布押えを退避位置へ上昇
させる振り上げ状態にさせる為の関節移動方向制御手段
を備えさせた。しかも退避位置においては位置決め片に
よって停止位置が設定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミシンの布押え装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、縫製中は小さなストロークで
布押えを所定範囲で上下動させ、糸切りやフレーム移動
などの必要に応じて、布押えを前記上下動範囲よりもさ
らに上方へ退避させる機構を備えたミシンの布押え装置
が知られている。
【0003】例えば、特開平7−231991号公報の
図21に記載された装置では、偏心カムの回転によって
揺動される駆動アームの先に複数のリンクを介して布押
えを取り付け、主軸の回転と同期して布押えを上下動さ
せている。そして、布押えを退避させるに当たっては、
退避レバーを回動させて上述の駆動アームを偏心カムか
ら引き離す方向に回動させる様にしている。なお、同図
には示されていないが、駆動アームのカムフォロワ部を
偏心カムに対して当接させておくためのバネを備えてい
ることが文章で記載されている(公報第9欄第1〜2行
目参照。)。
【0004】また、特開平6−238078号公報に記
載された装置では、布押えの上下動を行わせるためのカ
ム溝を外周に備えた駆動カムにカムフォロワを嵌合させ
ておき、縫製中は主軸と同期して駆動カムを回転させる
ことによって所定のストロークで布押えを上下動させる
様にしている。そして、布押えを上方へ退避させるため
の機構として、カム溝のカム面とは反対側の壁の一部に
退避溝を設けておき、必要に応じて、カムフォロワを退
避溝へ逃がすことによってリンクを介して布押えを退避
位置へと上昇させる様にしている。このものでは、第2
の圧縮コイルバネによってカム面にカムフォロワを当接
させておくための付勢力が与えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来技術では、
布押えを上方へ退避させる際には、カムフォロワを、こ
れをカム面に当接させているバネの付勢力に抗して移動
させる必要がある。これらのバネは、カムフォロワに正
しくカム面に追従した動作を実行させるため、比較的付
勢力の大きいものが使用される。このため、従来の装置
では、布押え退避機構には大きな負荷が加わるという問
題があった。特に、刺繍ミシンでは多頭化が進んでいる
ことから、夫々のミシンにおける負荷が合計されると大
きな負荷となる。これらの布押え退避機構に加わる負荷
は、多頭ミシンの主軸回動中においては全体では相当に
大きな値となって主軸の負担となる。
【0006】また、特開平6−238078号公報記載
のものでは、一旦上昇位置に退避させた布押えを再び動
作位置へ戻す際には、退避溝からカム溝内へとカムフォ
ロワを戻し終わるまでは主軸を駆動することができな
い。特開平7−231991号公報記載のものも、布押
さえを斜め後ろ上方へと退避させる構造であるため、縫
針の真下に布押えの透孔が位置する様に布押えを動作位
置へ戻してからでないと主軸を駆動することができな
い。
【0007】このため、これら従来のものでは、布押え
を退避させた状態から縫製動作を再開するまでに時間が
かかるという問題もある。そこで、本発明は、かかる課
題を解決し、布押えが退避しているときの負荷を軽減す
ると共に、縫製動作再開までの時間を短縮することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のミシンの布押え
装置は、布押えを、針落ち位置に向けて針棒の動作と連
動して所定範囲で上下動させると共に、必要に応じて、
該上下動される範囲よりもさらに上方の退避位置まで退
避させるようにしたミシンの布押え装置であって、主軸
に固定された布押えを駆動する為のカムと、上記のカム
によって所定範囲内を揺動される第1揺動部材及び該第
1揺動部材とリンクで連結されると共に、前記布押えと
もリンクで連結され、前記第1揺動部材の揺動動作を受
けてそれ自身が揺動することにより、前記布押えを上下
動させる第2揺動部材とを備えるリンク機構と、前記リ
ンク機構中における一つの関節の進退軌跡の方向を規制
すると共にその進退の運動方向を変更させることによっ
て、前記第2揺動部材を、前記布押えを所定範囲で上下
動させるように動作させたり、布押えを退避位置へ上昇
させる振り上げ状態にさせる為の関節移動方向制御手段
を備えることを特徴とする。
【0009】このミシンの布押え装置によれば、縫製実
行時には、主軸の回転を受けて第1揺動部材が所定の軌
跡を描いて揺動する。すると、この第1揺動部材に対し
てリンクを介して連結された第2揺動部材が揺動し、布
押えを上下動させる。このとき、リンク機構の中の一つ
の関節が、一定方向に移動し、この関節の移動範囲にょ
って布押えの上下動の範囲が規定される。一方、布押え
を退避位置へ上昇させるときは、上記関節の移動方向を
変更して第2揺動部材の動作範囲を変更する。これによ
り、布押えを退避位置へ上昇させる。
【0010】このミシンの布押さえ装置によれば、布押
えを退避位置へ上昇させるとき、リンク機構の動きを規
制している関節移動方向制御手段との係合が絶たれな
い。よって、縫製実行時に関節移動方向制御手段への係
合を確保しておくために従来のように強い付勢力等の余
分な力を加えておく必要はなく、退避動作実行時の負荷
を軽減することができる。
【0011】また、布押えは、退避位置へ上昇されるだ
けであり、しかも、退避位置にあるときも関節移動方向
制御手段との係合は維持されているので、退避位置から
縫製実行位置へと戻している最中で主軸を回転させたと
しても、布押えはリンク機構を介して上下動をするだけ
である。よって、退避状態から縫製を再開するとき、布
押えが縫製位置へ戻りきる前に主軸の回転を再開するこ
とができ、再開に要する時間を短縮することができる。
【0012】また、本発明のミシンの布押え装置におい
て、さらに、前記第2揺動部材が、前記第1揺動部材側
に伸びる第1アームと前記布押え側に伸びる第2アーム
とを備え、該第1アームと前記第1揺動部材との間に2
つ以上のリンクを備え、前記円弧状カム溝に係合される
カムフォロワが、前記第1アームに連結されたリンクの
該第1アームとは反対側の関節に設けられ、前記案内カ
ム移動手段は、前記第2揺動部材を振り上げ状態とする
様に前記案内カムの位置を変化させたとき、前記円弧状
カム溝を前記第1アームの自由端側の関節を中心とする
円弧の軌跡に一致させる様に構成されているとよい。
【0013】この構成によれば、退避位置に布押えを上
昇させた状態で主軸を回転させ続けて第1揺動部材を揺
動させても、第1アームに連結されたリンクは、第1ア
ームの自由端を中心とする円弧軌跡に沿って揺動するだ
けであり、第2揺動部材には運動が伝わらない。よっ
て、布押えを退避位置に維持することができる。針棒の
方は、通常、この種のミシンに備えられているジャンプ
装置を作動させれば上下動することはない。よって、退
避動作中もずっと主軸を回転させ続けておいてもよい。
【0014】また、本発明は、より具体的には、布押え
を、針棒の動作と連動して所定範囲で上下動させると共
に、必要に応じて、該上下動される範囲よりもさらに上
方の退避位置まで退避させるようにしたミシンの布押え
装置であって、主軸に固定された布押え駆動カムと、基
枠に対して揺動可能に支持され、その自由端側を前記布
押え駆動カムのカム溝に第1のカムフォロワを介して係
合された第1揺動部材と、該第1揺動部材と前記布押さ
えとの間に設けられ、前記基枠に対して揺動可能に支持
されると共に、前記第1揺動部材側に伸びる第1アーム
と、前記布押さえ側に伸びる第2アームとを備える第2
揺動部材と、該第2揺動部材の前記第1アームと、前記
第1揺動部材とを連結する様に設けられる少なくとも2
つ以上の揺動部材間リンクと、該2つ以上の揺動部材間
リンクの内の前記第2揺動部材の前記第1アームに連結
された方のリンクの該第1アームとは反対側の関節に設
けられる第2のカムフォロワと、該第2のカムフォロワ
を係合される円弧状のカム溝を備え、基枠に対して揺動
可能に取り付けられた案内カムと、該案内カムを前記基
枠に対して揺動させ、前記円弧状カム溝の位置を変化さ
せる案内カム揺動手段と、前記第2揺動部材の前記第2
アームと前記布押えとを連結する布押え連結リンクとを
備え、前記案内カム揺動手段は、前記第2揺動部材を、
前記布押えを退避位置へ上昇させる振り上げ状態とする
様に前記案内カムを揺動させたとき、前記円弧状カム溝
を前記第1アームの自由端側の関節を中心とする円弧の
軌跡に一致させる様に構成されていることを特徴とする
ミシンの布押さえ装置とすることができる。
【0015】この布押え装置では、案内カムを揺動さ
せ、基枠に対する傾きを変化させることによって上述の
様な作用を発揮させることができる。案内カムの位置を
変化させるには、案内カムを基枠に対してスライドさせ
る構造とすることも考えられるが、正確な軌跡をスライ
ドさせるにはレールの様なものが必要になるなど、構造
的に複雑化する可能性がある。これに対し、揺動によっ
て位置を変化させる場合は、案内カムを基枠に対して一
つの軸で支持してやるだけでよく、簡単な構造で足り
る。よって、簡単な構造にして、上述の様な本発明の特
徴的作用を発揮させることができる。この場合も、退避
中に主軸を停止させなくてもよいという利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を、図1
〜図6の図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形
態におけるミシンの布押え装置10の構成を示す斜視図
である。また、図2はその一部について拡大して示す断
面図である。
【0017】この布押え装置10は、基枠1(図4参
照)に対して支持部材11を介して固定された布押えガ
イド棒13と、この布押えガイド棒13に対して摺動可
能に装着された筒体15と、この筒体15に対してバネ
17にて下方に付勢された状態で支持されている布押え
19と、筒体15を布押えガイド棒13に沿って上下動
させるためのリンク機構20と、このリンク機構20に
よる布押え19の上昇高さを変更するための高さ制御機
構40と、主軸50に取付部材51(図1参照)で固定
され、主軸50の回転に伴ってリンク機構20を動作さ
せる布押え駆動カム52とを備えている。
【0018】リンク機構20は、上から、第1リンク2
1、第2リンク22、第3リンク23、第4リンク2
4、第5リンク25及び第6リンク26によって構成さ
れている。第1リンク21は、一端21aを回動軸31
に固定され、他端(自由端)21bの軸21dに取り付
けたカムフォロワ21cを布押え駆動カム52のカム溝
53に嵌合されている。そして、この第1リンク21の
自由端21aに第2リンク22の上端22aが、この第
2リンク22の下端22bの軸g2に第3リンク23の
後方端23aが、この第3リンク23の前方端23bの
軸g1に第4リンク24の上端24aが、いずれも回動
自在に連結されている。なお、第3リンク23の後方端
23aの関節に位置する軸g2には、後述する高さ制御
機構40の案内カム42に嵌合されるカムフォロワ23
cが設けられている。この関節g2は、進退方向を規制
しない場合は、自由な方向に動作して力の伝達が困難に
なる場合がある。
【0019】一方、第4リンク24の下端24bと第5
リンク25の後方端25aとは、回動軸32を介して所
定の角度に固定されている。この回動軸32及び上述の
回動軸31は、いずれも基枠1によって、定位置での回
動を自在に支持されている(図2参照)。また、第5リ
ンク25の前方端25bの軸25cには第6リンク26
の上端26aが回動自在に連結され、第6リンク26の
下端26bが筒体15の上端15aに軸26cを介して
回動自在に連結されている。
【0020】以上の様に構成されている結果、リンク機
構20の夫々の要素となるアーム状の各リンク21〜2
6は、主軸50が回転すると、それぞれの近くに矢印で
示した様な動作を行い、布押え19を所定範囲内で上下
動させる。
【0021】次に、関節移動方向制御手段として例示す
る布押えの高さ制御手段40について説明する。高さ制
御手段としての機構40は、上端を基枠1における軸g
3に対して回動自在に支持された制御板41と、上記軸
g2に付設してあるカムフォロワ23cが嵌合してある
案内カム42と、この制御板41に固定されている案内
カム42を、制御板41の傾きを制御する事により、傾
動させる為の案内カム移動手段41aとを備える。本実
施の形態では、案内カム移動手段41aにはモータ43
として無励磁作動型電磁ブレーキ付きのモータを用い
る。このモータ43は、基枠1に連なる板43aに装着
されており、図3に示す様に、ピニオンギヤ44及び円
弧状ラック45を介して制御板41を所望の角度に揺動
させ、その傾かせた状態を保持することができる。また
モータ43に代えて、図13に示される回転ソレノイド
43b等の任意の回動駆動装置を用いてもよい。なお、
案内カム42には円弧状カム溝46が形成されている。
【0022】次に、本実施の形態の布押え装置10の動
作について説明する。図4,図5は、いずれも縫製動作
中のリンク機構20及び布押え19の動きを示し、図中
の符号61は針棒である。この針棒61は、基枠1に上
下動自在に装着され、下端には縫製用の縫針62を備え
ている。また、針棒61の上端には、針棒駆動用昇降体
71の駆動子71aと係合する被動子63が取り付けら
れている。
【0023】針棒駆動用昇降体71は、周知のように、
主軸50に取付けた偏心輪72によって上下動されるク
ランクロッド73(いずれも図1参照)に対して挺子ク
ランク機構(図示略)を介して連結されており、主軸5
0の回転に同期して上下動する。一方、駆動子71a
は、駆動子ガイド棒64に対して上下動可能に装着され
ている昇降体71に連結されている。その連結の構成
は、昇降体71から突出するアーム71bに対して、駆
動子71aから突設した回転軸71cを回動自在に備え
させる。被動子63の嵌合部63aに対しては、駆動子
71aの自由端を横方向への嵌合離脱を自在に連結して
ある。この駆動子71aは周知のように、図示外のロー
タリーソレノイドによって回動制御する。
【0024】従って、主軸50の回転に同期して針棒駆
動用昇降体71が上下動すると、針棒61も上下動し、
縫針62が針板65を突き抜ける位置と、針板65から
抜け出した位置との間を上下動して縫製が実行される。
このとき、布押え駆動用カム52も主軸50の回転に伴
って回転し、各リンク21〜26及び布押え19が図1
に矢印で示した様に動作する。図4は針棒61及び布押
え19が縫製中に最も上昇した状態を示しており、図5
は逆に最も下降した状態を示している。
【0025】なお、図中の符号66は布である。また、
図示の様に、駆動子ガイド棒64と布押えガイド棒13
は平行に取り付けられており、縫針62の軸心、布押え
19の透孔19aの中心、及び針板65の透孔(針落ち
位置)65aの中心は一致している。従って動作時は、
針棒の上下方向と布押え19の透孔19aの中心移動方
向は一致するので、針棒と布押えとが衝突することはな
い。
【0026】次に、本実施の形態の特徴である布押え1
9の上昇高さの変更について図6(A)〜図6(F)で
説明する。図6(A),図6(D)は、図4,図5にて
説明したものに対応し、普通の薄い布66を刺繍する場
合の制御板41の傾き状態を示している。また、図6
(B),図6(E)は、これより厚い布67(例えば、
ウレタンシートを敷いたもの)に対して刺繍を施すとき
の制御板41の傾き状態を示している。これらの状態で
は、関節g2が矢印方向に往復動することにより、関節
g1は図示の如く左右方向に往復動する(夫々実線と二
点鎖線位置に往復動する)。さらに、図6(C),図6
(F)は、ミシンを単独で休止させたり、刺繍枠68を
移動させる様な時に、布押え19を高所に設定する退避
位置へと逃がしておくときの制御板の状態を示してい
る。なお、この退避位置へと布押え19を逃がした状態
においては、円弧状カム溝46が、リンクの関節g1,
g2間の長さを半径とし、かつ、図において左側の関節
g1を中心とする円弧軌跡に中心が一致する位置に停止
する様に構成されている。従って、この状態では、仮に
主軸50が回転しても、関節g2は実線と二点鎖線の位
置を矢印方向に往復動するだけで、第4リンク24から
下へは運動が伝達されず、布押え19は退避位置に保持
され続ける。なお、制御板41の傾きの変更は、モータ
43を予め電気的に設定した量だけ、所定方向へ駆動す
ることによってなされる。
【0027】この様に、本実施の形態では、厚い布67
に対して刺繍を実行するときは、モータ43を駆動し
て、制御板41の後縁41bを、図6Bに示すように鉛
直軸に対して通常よりも小さい角度Y(<X)となる位
置に連続的に移動し、任意の場所にセットする。これに
より、案内カム42のカム溝46の位置と角度が変化
し、図6(A)の状態よりも高い位置で布押え19が上
下動する。また、刺繍枠68を移動させるときは、モー
タ43を駆動して、図6Cのように制御板41の後縁4
1bが鉛直になる様にセットする。これにより、布押え
19が退避位置まで上昇する。
【0028】こうして布押え19を退避させ、その下を
刺繍枠68が移動した後は、モータ43を先ほどとは逆
方向へ所定量駆動して、図6(C)の状態から図6
(A)又は図6(B)の状態へと制御板41の傾き状態
を変更して戻す。これにより、刺繍を再開できる状態に
なる。
【0029】ところで、本実施の形態では、退避位置に
あるときも、第3リンク23の後方端23aに設けたカ
ムフォロワ23cを案内カム42のカム溝46に係合さ
せたままにしている。また、布押え19は、縫製位置と
退避位置との間を鉛直方向に移動するだけであるから、
退避位置にあるときも、また、退避位置から縫製位置へ
戻りつつあるときも、布押え19の透孔19aの中心が
縫針62の軸心と一致している。この結果、本実施の形
態では、退避位置から縫製位置へと布押え19が完全に
戻ってしまう前に主軸50を回転させ始めることがで
き、退避状態から刺繍再開までの待ち時間を短縮するこ
とができる。1回の退避動作だけに注目するとわずかな
時間短縮であっても、刺繍工場では、こうした退避動作
は1日の作業の中で膨大な画数が実行されることになる
ので、その累積時間は大きなものとなり、ミシンの稼働
率を大幅に向上することができる。なお、上述の通り、
退避動作時には第4リンク24から下へは主軸50の回
転運動は伝達されないので、針棒61をジャンプ状態に
しておきさえすれば、主軸50が回転し続けていても構
わない。
【0030】また、本実施の形態では、案内カム42の
円弧状カム溝46に対して、常時、カムフォロワ23c
を係合させておく構成なので、例えば前記の特開平7−
231991号や特開平6−238078号で提案され
たもののように、カムに対して係合状態を維持させるた
めの強い付勢力を与える構成と異なり、特に高速化した
場合は、上記カムに対しての係合状態を強力に維持させ
るための強い付勢力を与えなければならない構成のもの
と異なり、上記カムに対しての係合状態を強力に維持さ
せるための強い付勢力を与える必要がない。よって、布
押え19を退避させる際の負荷は、もっぱらリンク機構
20を動かすための負荷だけとなり、退避状態での主軸
の負荷軽減も達成されるは勿論、高速運転時の主軸に加
わる負荷も軽減される。これらのバネによる付勢力に起
因する負荷をなくすということ自体は、1頭のミシンだ
け見るとそれほど大きな負荷軽減となっていなくても、
刺繍工場で多く使用されている多頭ミシンシステムとな
ると、こうした少しずっの負荷が主軸に累積するので、
1頭宛のミシンの負荷の軽減は、累積して大きな負荷軽
減となる。
【0031】なお、本実施の形態では、第1揺動部材と
しては、回動軸31によって回動自在とされた第1リン
ク21を示し、第2揺動部材としては、回動軸32によ
って回動自在とされている第4リンク24及び第5リン
ク25を例示した。また例示では、第4リンク24が第
1アームに第5リンク25が第2アームにそれぞれ相当
する。
【0032】次に図1〜6に示されるミシンの布押え装
置における関節移動方向制御手段40と同機能を備える
制御手段の異なる例を示す図7〜図11について説明す
る。なお、説明に当り、図7〜図13において機能上前
図1〜図6のものと同一又は均等構成と考えられる部分
には、前の図と同一の符号を付して重複する説明を省略
する。関節移動方向制御手段80おける案内腕81は、
元部81aを案内腕移動手段80aにおける制御板41
に備えさせた軸g4に対して回動自在に枢着し、先部8
1bは軸g2に対して回動自在に連結し、案内腕81の
元部81aの軸g4を支点とする半径でもって軸g2の
進退動を案内するようにしてある(図11も参照)。ま
た軸g4と、軸g2との相対向する相対関係位置は、案
内腕移動手段80aにおける制御板41をモータ43を
回して軸g3を中心に回動させることにより図11に示
されるように矢印方向に揺動変化させることができる。
【0033】このように構成すると図1のカム方式のも
のに比較して、カムフォロワ23cとカム溝46とのガ
タ付に相当するものを無くすることができて、精度の向
上に役立つ効果がある。また溝46を備える案内カム4
2と、カムフォロワ23cを形成するカム方式の構成に
比較してこの案内腕81を備える方式は、軸g4と、案
内腕81とで足り、部材費が少なく、加工費も安くなる
特長がある。
【0034】図7に示される案内腕移動手段80aと、
案内腕81とで構成される関節移動方向制御手段80の
動作は、図11に示す。図11の動きは、図6に示され
る動作と略同旨の動きであるが、念の為、次に動作を説
明する。図11(A),図11(D)は、図9,図10
に示す構成に対応し、普通の薄い布66を刺繍する場合
の制御板41の傾き状態を示している。また、図11
(B),図11(E)は、これより厚い布67(例え
ば、ウレタンシートを敷いたもの)に対して刺繍を施す
ときの制御板41の傾き状態を示している。これらの状
態では、関節g2が矢印方向に往復動することにより、
関節g1は図示の如く左右方向に往復動する(夫々実線
と二点鎖線位置に往復動する)。さらに、図11
(C),図11(F)は、刺繍枠68を移動させる様な
時に、布押え19を上方の退避位置へと大きく逃がして
おくときの制御板41の状態を示している。なお、この
退避位置へと布押え19を逃がした状態においては、軸
g4と、軸g1が重なる。軸g2は、リンクの関節g
1,g2間の長さを半径とし、かっ、図において左側の
関節g1を中心とする円弧軌跡に一致する軌跡を上下動
する様に構成されている。従って、この状態では、仮に
主軸50が回転しても、関節g2は実線と二点鎖線の位
置を矢印方向に往復動するだけで、関節g1は移動しな
い為、第4リンク24から下へは運動が伝達されず、布
押え19は退避位置に保持され続ける。なお、制御板4
1の傾きの変更は、モータ43を所定方向へ予め設定さ
れた所定量だけ駆動することによってなされる。
【0035】次に図9,図12に示される位置決め片8
5は、元部86を第3リンク23に対してビス88で着
脱自在に固着し、自由端87を案内腕81(又はこれの
元部を支持する制御板41)に接離自在に当付けるよう
にしてある。当接のタイミングは、図11A、図11B
の状態では軸g1と、軸g4の軸心相互が離れているの
で、軸g2を上下動させても接触しない。しかし図11
Cの状態に回動させると、図12のように軸の軸心g1
aと、軸の軸心g4aの軸中心が一致するので上記自由
端87は案内腕81の下面に当接する。従って、工場出
荷時、又は分解修理後において、モータ43の制御手段
に対し、制御板41を停止させる位置を図11Cの位置
に設定記憶させる場合は、制御板41を図11Bの位置
から、図11Cの向きに回動させる。そうすると上記自
由端87が案内腕81に当り、制御板41の動きは止ま
る。即ち、この停止位置が、求めるところの軸g1と、
軸g4との軸心が一致する位置となる。なお図8のピニ
オン44に固着してある調節用のリング44bは、固定
ビス44cを緩めることにより、モータ軸43dとの回
転角を再設定できるようにしてある。従って上記制御板
41を、図11Cの位置に、手動でもって設定する場合
には固定ビス44cを緩めて実行すると便利になる。
【0036】この様に、本実施の形態では、厚い布67
に対して刺繍を実行するときは、モータ43を駆動し
て、制御板41の後縁41bを、鉛直軸に対して通常よ
りも小さい角度Y(<X)となる位置に連続的に移動
し、任意の場所にセットする。これにより、案内腕81
の軸g4の位置が変化し、関節g2の運動方向が変更さ
れ、図11(A)の状態よりも高い位置で布押え19が
上下動する。また、刺繍枠68を移動させるときは、モ
ータ43を駆動して、制御板41の後縁41bが鉛直に
なる様にセットする。これにより、布押え19が図11
(F)のように退避位置まで上昇する。こうして布押え
19を退避させ、その下を刺繍枠68が移動した後は、
モータ43を先ほどとは逆方向へ所定量駆動して、図1
1(C)の状態から図11(A)又は図11(B)の状
態へと制御板41の傾き状態を変更して戻す。これによ
り、関節g2の動き方向を変えてその往復動軌跡を規制
し、刺繍を再開できる状態にする。
【0037】以上説明した実施の形態は、本発明を実施
する場合の一例であり、さらに種々なる態様で実施して
も構わない。例えば、モータ43は、モータを停止させ
ている時にモータ軸が回転してしまわない様に構成され
ていれば、無励磁作動型電磁ブレーキ付きモータ以外の
ものであっても構わない。
【0038】図13はモータ43に代えて周知のソレノ
イドモータを用いた例を示す。ソレノイドモータ43b
は固定板43aに装着し、それの回動軸43dにはアー
ム43cを止着している。アーム43cの自由端にある
二股状の連繋片43eは、軸g4の延長部に係合させ連
繋片43eの矢印方向の回動により、制御板41を矢印
41g方向に、図11A〜図11Cの範囲を往復回動さ
せるようにしてある。図13の位置決め片85aは、図
12に示すものとは取付位置が異なる例を示す。元部8
6aは制御板41の一部に固着し、自由端87aは、軸
g4と、軸g1とが同軸心位置になったとき、第4リン
ク24の上部位置24aに当接するようにしてある。そ
の当接タイミングは図12の位置決め片85における自
由端87と同旨であり、用途、機能も同じである。
【0039】上記位置決め片85又は85aを備えさせ
ることにより、工場出荷時、又は全体の分解修理後にお
いて、前記二つの軸心g1a、g4aの一致点を求める
作業が、本来の人間の勘に頼る作業から、位置決め片8
5に頼る作業に変わり、図11Cに示す一致点を求める
調節作業は迅速に、しかも正確になる。特に上記作業
は、一般に、制御板41の周囲には複雑な機構が存在
し、これらに囲まれた状態でするものであるから、人の
勘に頼るには、非常に困難であった。上記位置決め片8
5の提案はこのような問題点の解決に役立ち、上述した
効果を発揮する。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、布押え
を上下動させるための機構の係合を解くのではなく、リ
ンクの中の一つの関節の動き方向を制御することによっ
て、第2揺動部材を、前記布押えを所定範囲で上下動さ
せるように動作させたり、布押えを退避位置へ上昇させ
る振り上げ状態にさせる構成を採用したので、退避位置
から縫製位置へと布押えを戻している最中に主軸の回転
を再開してもよく、退避後の縫製再開までの時間を大幅
に短縮することができる。
【0041】また、機構の係合を途中で解くようなこと
をすることなく布押えを退避させる構成であるから、縫
製中において、従来品のようにカム機構の係合を維持さ
せるための付勢力を加えておく必要はなく、退避に当た
っての負荷が小さくなり、移動がスムーズに実行される
という効果が発揮される。この効果は、従来品に比較し
て布押えを退避させた状態での負荷を軽減でき、主軸の
負荷負担の軽減を図ることができる。
【0042】よって、本発明によれば、ミシンの稼働率
を向上させることができ、特に多頭ミシンに適用した場
合には、負荷の軽減と、時間的に大幅な稼働率アップを
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のミシンの布押え装置の要部を示す
斜視図。
【図2】実施の形態のミシンの布押え装置の一部の拡大
断面図。
【図3】実施の形態における高さ制御機構の構成を示す
斜視図。
【図4】実施の形態における縫製動作を示す断面図。
【図5】実施の形態における縫製動作を示す断面図。
【図6】実施の形態における縫製動作及び退避動作に当
たっての高さ制御機構の動作の様子を示す模式的な説明
図。
【図7】図1とは異なる実施の形態のミシンの布押え装
置の要部を示す斜視図。
【図8】図2とは異なる実施の形態のミシンの布押え装
置の一部の拡大断面図。
【図9】図4とは異なる実施の形態における関節移動方
向制御手段の縫製動作を示す断面図。
【図10】図5とは異なる実施の形態における関節移動
方向制御手段の縫製動作を示す一部断面図。
【図11】図6とは異なる実施の形態における縫製動作
及び退避動作に当たっての高さ制御機構の動作の様子を
示す模式的な説明図。
【図12】位置決め片の配置を示すための図9における
A−A位置断面図。
【図13】案内腕移動手段の異なる例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基枠 10 ミシンの布押え装置 13 布押えガイド棒 19 布押え 19a 透孔 20 リンク機構 21〜26 第1〜第6リンク 21c,23c カムフォロワ 31,32 回動軸 40 高さ制御機構 41 制御板 42 案内カム 43 モータ 46 円弧状カム溝 50 主軸 52 布押え駆動カム 53 カム溝 61 針棒 62 縫針 64 駆動子ガイド棒 65 針板 65a 透孔 66 布 67 厚い布 68 刺繍枠 80 関節移動方向制御手段 80a 案内腕移動手段 81 案内腕 g4 軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布押えを、針落ち位置に向けて針棒の動
    作と連動して所定範囲で上下動させると共に、必要に応
    じて、該上下動される範囲よりもさらに上方の退避位置
    まで退避させるようにしたミシンの布押え装置であっ
    て、 主軸に固定された布押えを駆動する為のカムと、 上記のカムによって所定範囲内を揺動される第1揺動部
    材及び該第1揺動部材と二つのリンク部材で連結される
    と共に、前記布押えともリンクで連結され、前記第1揺
    動部材の揺動動作を受けてそれ自身が揺動することによ
    り、前記布押えを上下動させる第2揺動部材とを備える
    リンク機構とを備え、 更に先端部は前記二つのリンク部材における中間の関節
    に連繋され、元部は該関節を所定の円弧状軌跡を描いて
    進退運動させ得るように支持部材に軸着している案内腕
    と、 該案内腕の元部を回動自在に支持する支持部材の位置を
    変化させることによって、前記第2揺動部材を、前記布
    押えを所定範囲で上下動させるように動作させたり、布
    押えを退避位置へ上昇させる振り上げ状態にさせる為の
    案内腕移動手段とを備え、さらに上記案内腕移動手段に
    おける案内腕の支持部材又は上記関節に連なるリンク部
    材に対し、元部を上記一方の部材に固着し、先部を他方
    に部材に接離自在に当接するようにした位置決め片を備
    えさせ、位置決め片の先部の当接位置は、上記第2揺動
    部材と上記関節との間にあるリンク部材の第2揺動部材
    側の軸心が案内腕の元部側の軸心と一致した状態で当接
    し、上記リンク部材と、上記支持部材の相対位置を定め
    るようにしてあることを特徴とするミシンの布押え装
    置。
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