JPH1120602A - 車両用マイクロコンピュータ装置 - Google Patents
車両用マイクロコンピュータ装置Info
- Publication number
- JPH1120602A JPH1120602A JP9172468A JP17246897A JPH1120602A JP H1120602 A JPH1120602 A JP H1120602A JP 9172468 A JP9172468 A JP 9172468A JP 17246897 A JP17246897 A JP 17246897A JP H1120602 A JPH1120602 A JP H1120602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- watchdog
- microcomputer
- circuit
- watchdog circuit
- program
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウオッチドッグ回路に冗長性を持たせ、電源
投入と同時にマイクロコンピュータのプログラムを作動
させることを目的とする。 【解決手段】 初期化ステップ、制御信号作成ステッ
プ、第1ウオッチドッグパルス出力制御ステップ、第2
ウオッチドッグパルス出力制御ステップを1つのルーチ
ンの中で実行されるプログラムを有し、前記第1及び第
2ウオッチドッグパルス出力制御ステップによって別々
に作成するマイクロコンピュータと、該マイクロコンピ
ュータの第1及び第2ウオッチドッグパルス出力制御ス
テップによって作成されたウオッチドッグパルスを受け
て、前記プログラム暴走を監視して、プログラム暴走時
に前記マイクロコンピュータのプログラムを初期化する
第1及び第2ウオッチドッグ回路とを備えた。
投入と同時にマイクロコンピュータのプログラムを作動
させることを目的とする。 【解決手段】 初期化ステップ、制御信号作成ステッ
プ、第1ウオッチドッグパルス出力制御ステップ、第2
ウオッチドッグパルス出力制御ステップを1つのルーチ
ンの中で実行されるプログラムを有し、前記第1及び第
2ウオッチドッグパルス出力制御ステップによって別々
に作成するマイクロコンピュータと、該マイクロコンピ
ュータの第1及び第2ウオッチドッグパルス出力制御ス
テップによって作成されたウオッチドッグパルスを受け
て、前記プログラム暴走を監視して、プログラム暴走時
に前記マイクロコンピュータのプログラムを初期化する
第1及び第2ウオッチドッグ回路とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ウオッチドッグ
回路が冗長に設けられた車両用マイクロコンピュータ装
置に関するものである。
回路が冗長に設けられた車両用マイクロコンピュータ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用マイクロコンピュータのウ
オッチドッグ回路の診断回路を図4及び図5に示す乗員
保護装置に基づいて説明する。すなわち、1は加速度セ
ンサ、2は加速度センサ1から衝突に伴う加速度信号を
入力するマイクロコンピュータ、3はマイクロコンピュ
ータ2のプログラム暴走を監視するウオッチドッグ回
路、4はパワーオンリセット回路、5はDC/DCコン
バータ、6はDC/DCコンバータによって充電される
バックアップコンデンサ、7はマイクロコンピュータ2
からハイレベルの点火信号が供給されるとオンするスイ
ッチングトランジスタ、8はスクイブ、9は機械式加速
度スイッチ、16は警報回路である。
オッチドッグ回路の診断回路を図4及び図5に示す乗員
保護装置に基づいて説明する。すなわち、1は加速度セ
ンサ、2は加速度センサ1から衝突に伴う加速度信号を
入力するマイクロコンピュータ、3はマイクロコンピュ
ータ2のプログラム暴走を監視するウオッチドッグ回
路、4はパワーオンリセット回路、5はDC/DCコン
バータ、6はDC/DCコンバータによって充電される
バックアップコンデンサ、7はマイクロコンピュータ2
からハイレベルの点火信号が供給されるとオンするスイ
ッチングトランジスタ、8はスクイブ、9は機械式加速
度スイッチ、16は警報回路である。
【0003】また、上記ウオッチドッグ回路3は、図5
に示すように前記マイクロコンピュータ2からウオッチ
ドッグパルスを受けるローパスフィルタ10と、該ロー
パスフィルタからの抽出出力を入力するハイパスフィル
タ11と、該ハイパスフィルタからの抽出出力によって
オン、オフ制御されるスイッチングトランジスタ12
と、抵抗13aとコンデンサ13bとからなる時定数回
路13と、基準値回路14と、該基準値回路14からの
基準電圧を入力して前記時定数回路13のコンデンサ1
3bの充電電圧と比較するコンパレータ15とからな
り、マイクロコンピュータ2から所定の周波数のウオッ
チドッグパルスが供給されると、そのパルスによってス
イッチングトランジスタ12が間欠的にオンされて、時
定数回路13のコンデンサ13bの充電電荷は放電され
るので、コンパレータ16の出力、すなわちウオッチド
ッグ回路3の出力はハイレベル状態を維持するが、マイ
クロコンピュータ2のプログラムが暴走をしてウオッチ
ドッグパルスが、例えばローレベル状態またはハイレベ
ル状態に維持されるようになると、ハイパスフィルタ1
1からの抽出出力がなくなり、スイッチングトランジス
タ12がオフ状態に維持され、コンデンサ13bの充電
電圧が上昇して基準電圧を越えるので、出力はローレベ
ルに切り替わり、それがマイクロコンピュータ2へのリ
セット信号となる。
に示すように前記マイクロコンピュータ2からウオッチ
ドッグパルスを受けるローパスフィルタ10と、該ロー
パスフィルタからの抽出出力を入力するハイパスフィル
タ11と、該ハイパスフィルタからの抽出出力によって
オン、オフ制御されるスイッチングトランジスタ12
と、抵抗13aとコンデンサ13bとからなる時定数回
路13と、基準値回路14と、該基準値回路14からの
基準電圧を入力して前記時定数回路13のコンデンサ1
3bの充電電圧と比較するコンパレータ15とからな
り、マイクロコンピュータ2から所定の周波数のウオッ
チドッグパルスが供給されると、そのパルスによってス
イッチングトランジスタ12が間欠的にオンされて、時
定数回路13のコンデンサ13bの充電電荷は放電され
るので、コンパレータ16の出力、すなわちウオッチド
ッグ回路3の出力はハイレベル状態を維持するが、マイ
クロコンピュータ2のプログラムが暴走をしてウオッチ
ドッグパルスが、例えばローレベル状態またはハイレベ
ル状態に維持されるようになると、ハイパスフィルタ1
1からの抽出出力がなくなり、スイッチングトランジス
タ12がオフ状態に維持され、コンデンサ13bの充電
電圧が上昇して基準電圧を越えるので、出力はローレベ
ルに切り替わり、それがマイクロコンピュータ2へのリ
セット信号となる。
【0004】次に、上記マイクロコンピュータ2のプロ
グラムのフローチャートを図6に基づいて説明する。す
なわち、電源が投入されると、マイクロコンピュータ2
はステップST100でパワーオンリセット回路4から
リセット信号を入力して、リセットし、その後ウオッチ
ドッグ回路3がマイクロコンピュータ2によってウオッ
チドッグ回路3が正常であるか否かが、内蔵RAMに規
定値データが記憶されているか否かが読み取れるかによ
って判断され、ウオッチドッグ回路3が診断される。そ
の後、判断結果が正常であると判断されると、ステップ
ST180に進む。
グラムのフローチャートを図6に基づいて説明する。す
なわち、電源が投入されると、マイクロコンピュータ2
はステップST100でパワーオンリセット回路4から
リセット信号を入力して、リセットし、その後ウオッチ
ドッグ回路3がマイクロコンピュータ2によってウオッ
チドッグ回路3が正常であるか否かが、内蔵RAMに規
定値データが記憶されているか否かが読み取れるかによ
って判断され、ウオッチドッグ回路3が診断される。そ
の後、判断結果が正常であると判断されると、ステップ
ST180に進む。
【0005】また、内蔵RAMに規定値データが記憶さ
れておらず、ウオッチドッグ回路3がまだ診断されてい
ないと判断すると、ステップST120に進み、内蔵R
AMにウオッチドッグ回路3の診断が終了したことを示
す信号を事前に記憶する。その後、ステップST130
に進み、ウオッチドッグ回路3からリセット信号が所定
時間後までの間に供給されるか否かを検出するために所
定時間の間、内蔵監視タイマをスタートさせ、ステップ
ST140でこの内蔵監視タイマが作動している間にリ
セット信号が供給されたか否かが判断され、供給された
と判断するとステップST170に進み、まだ供給され
ないと判断すると、ステップST150へ進む。
れておらず、ウオッチドッグ回路3がまだ診断されてい
ないと判断すると、ステップST120に進み、内蔵R
AMにウオッチドッグ回路3の診断が終了したことを示
す信号を事前に記憶する。その後、ステップST130
に進み、ウオッチドッグ回路3からリセット信号が所定
時間後までの間に供給されるか否かを検出するために所
定時間の間、内蔵監視タイマをスタートさせ、ステップ
ST140でこの内蔵監視タイマが作動している間にリ
セット信号が供給されたか否かが判断され、供給された
と判断するとステップST170に進み、まだ供給され
ないと判断すると、ステップST150へ進む。
【0006】ステップST150では、ステップST1
30でスタートさせた内蔵監視タイマがタイムアップし
たか否かが判断され、まだタイムアップしていないと判
断すると、ステップST140に戻り、またタイムアッ
プし、ウォッチドッグ回路3が異常と判断されるとステ
ップST160に進む。ステップST160では、ウオ
ッチドッグ回路3が異常で、故障している旨を内蔵RA
Mに記憶する。
30でスタートさせた内蔵監視タイマがタイムアップし
たか否かが判断され、まだタイムアップしていないと判
断すると、ステップST140に戻り、またタイムアッ
プし、ウォッチドッグ回路3が異常と判断されるとステ
ップST160に進む。ステップST160では、ウオ
ッチドッグ回路3が異常で、故障している旨を内蔵RA
Mに記憶する。
【0007】次に、ステップST170に進み、次のス
テップST180、ST190が所定の周期で実行され
ているか否かが判断され、所定の周期で実行されてると
判断されると、ステップST180に進み、所定の周期
に達していないと判断されると、このステップST17
0で所定の周期になるまで待つ。ステップST180に
進むと、ウオッチドッグ回路3にウオッチドッグパルス
を供給する。すなわち、このステップST180に進む
度にウオッチドッグパルスを出力する端子の論理を反転
させ、ウオッチドッグパルスを出力する。その後、ステ
ップST190に進むと、通常処理、すなわち衝突判
断、故障診断等を行い、例えば、スクイブ8が短絡、断
線等の故障を発生している場合には警報装置16を作動
させ、また重大衝突事故が発生していると判断するとス
クイブ8に点火電流を流してステップST170に戻
る。
テップST180、ST190が所定の周期で実行され
ているか否かが判断され、所定の周期で実行されてると
判断されると、ステップST180に進み、所定の周期
に達していないと判断されると、このステップST17
0で所定の周期になるまで待つ。ステップST180に
進むと、ウオッチドッグ回路3にウオッチドッグパルス
を供給する。すなわち、このステップST180に進む
度にウオッチドッグパルスを出力する端子の論理を反転
させ、ウオッチドッグパルスを出力する。その後、ステ
ップST190に進むと、通常処理、すなわち衝突判
断、故障診断等を行い、例えば、スクイブ8が短絡、断
線等の故障を発生している場合には警報装置16を作動
させ、また重大衝突事故が発生していると判断するとス
クイブ8に点火電流を流してステップST170に戻
る。
【0008】次に上記構成の作用について説明する。乗
員保護装置に電源が投入されると、それと同時にパワー
オンリセット回路4によってマイクロコンピュータ2が
パワーオンリセットされ、ウオッチドッグ回路3の故障
診断の有無をマイクロコンピュータ2の内蔵RAMに記
憶された規定値データに基づいて判断され、故障診断が
既に終了していると判断された場合には、通常動作に入
り(ステップST170〜ST190)、マイクロコン
ピュータ2は、加速度センサ1から供給される加速度信
号の供給を受けて、衝突発生の有無を判断すると共に、
その衝突の規模を判断して乗員の受ける傷害の程度が大
きいと判断した場合には、スイッチングトランジスタ7
をオン作動させて、バックアップコンデンサ6に充電さ
れた電荷をスクイブ8に供給して、エアバッグ等を作動
させる。
員保護装置に電源が投入されると、それと同時にパワー
オンリセット回路4によってマイクロコンピュータ2が
パワーオンリセットされ、ウオッチドッグ回路3の故障
診断の有無をマイクロコンピュータ2の内蔵RAMに記
憶された規定値データに基づいて判断され、故障診断が
既に終了していると判断された場合には、通常動作に入
り(ステップST170〜ST190)、マイクロコン
ピュータ2は、加速度センサ1から供給される加速度信
号の供給を受けて、衝突発生の有無を判断すると共に、
その衝突の規模を判断して乗員の受ける傷害の程度が大
きいと判断した場合には、スイッチングトランジスタ7
をオン作動させて、バックアップコンデンサ6に充電さ
れた電荷をスクイブ8に供給して、エアバッグ等を作動
させる。
【0009】一方、ステップST110でウオッチドッ
グ回路3の故障診断が終了していないと判断された場合
には、所定時間の間ウオッチドッグパルスのウオッチド
ッグ回路3への供給を停止して疑似的に故障を発生させ
(この時点では、ステップST170〜ST190に進
んでいないので、ウォッチドッグパルスは出力されてい
ないため)、その所定時間の間にウオッチドッグ回路3
からマイクロコンピュータ2にリセット信号が供給され
るのでウオッチドッグ回路3は正常であると判断する。
グ回路3の故障診断が終了していないと判断された場合
には、所定時間の間ウオッチドッグパルスのウオッチド
ッグ回路3への供給を停止して疑似的に故障を発生させ
(この時点では、ステップST170〜ST190に進
んでいないので、ウォッチドッグパルスは出力されてい
ないため)、その所定時間の間にウオッチドッグ回路3
からマイクロコンピュータ2にリセット信号が供給され
るのでウオッチドッグ回路3は正常であると判断する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなマイクロコンピュータのリセット回路にあって
は、リセット回路の故障診断を電源投入直後の所定時間
の間、マイクロコンピュータからウオッチドッグパルス
の出力を停止して、その間にリセット信号が発生すれ
ば、ウオッチドッグ回路は正常であると判断していたた
めに、その所定時間の間、マイクロコンピュータの本来
の機能が停止されるという問題点があった。
ようなマイクロコンピュータのリセット回路にあって
は、リセット回路の故障診断を電源投入直後の所定時間
の間、マイクロコンピュータからウオッチドッグパルス
の出力を停止して、その間にリセット信号が発生すれ
ば、ウオッチドッグ回路は正常であると判断していたた
めに、その所定時間の間、マイクロコンピュータの本来
の機能が停止されるという問題点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記問題点に着目し
てなされたもので、ウオッチドッグ回路に冗長性を持た
せ、電源投入と同時にマイクロコンピュータのプログラ
ムを通常作動させることによって前記問題点を解決する
ことを目的とする。
てなされたもので、ウオッチドッグ回路に冗長性を持た
せ、電源投入と同時にマイクロコンピュータのプログラ
ムを通常作動させることによって前記問題点を解決する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用マ
イクロコンピュータ装置は、初期化ステップ、制御信号
作成ステップ、第1ウオッチドッグパルス出力制御ステ
ップ、第2ウオッチドッグパルス出力制御ステップが1
つのルーチンの中で実行されるプログラムを有し、前記
第1及び第2ウオッチドッグパルス出力制御ステップに
よってウォッチドッグパルスを別々に作成するマイクロ
コンピュータと、該マイクロコンピュータの第1及び第
2ウオッチドッグパルス出力制御ステップによって作成
されたウオッチドッグパルスを別々に受けて、該別々に
受けたウォッチドッグパルスに基づいて前記プログラム
暴走を監視する第1及び第2ウォッチドッグ手段とを備
え、前記第1及び第2ウォッチドッグ手段の何れか一方
が前記マイクロコンピュータのプログラム暴走を検出し
た時に該マイクロコンピュータのプログラムを初期化す
ることを特徴とする。
イクロコンピュータ装置は、初期化ステップ、制御信号
作成ステップ、第1ウオッチドッグパルス出力制御ステ
ップ、第2ウオッチドッグパルス出力制御ステップが1
つのルーチンの中で実行されるプログラムを有し、前記
第1及び第2ウオッチドッグパルス出力制御ステップに
よってウォッチドッグパルスを別々に作成するマイクロ
コンピュータと、該マイクロコンピュータの第1及び第
2ウオッチドッグパルス出力制御ステップによって作成
されたウオッチドッグパルスを別々に受けて、該別々に
受けたウォッチドッグパルスに基づいて前記プログラム
暴走を監視する第1及び第2ウォッチドッグ手段とを備
え、前記第1及び第2ウォッチドッグ手段の何れか一方
が前記マイクロコンピュータのプログラム暴走を検出し
た時に該マイクロコンピュータのプログラムを初期化す
ることを特徴とする。
【0013】
実施の形態1.この発明による実施の形態1を図1及び
図2に基づいて説明するが、図4及び図5に示す構成の
ものと異なる部分についてのみ以下に説明する。すなわ
ち、その違いは、図4及び図5においては、バンドパス
フィルタ構成を有するウオッチドッグ回路3が1つ設け
られているが、図1及び図2に示す構成のものでは、ウ
オッチドッグ回路が2つ、すなわち第1及び第2ウオッ
チドッグ回路20、21が設けられ、それらのフィルタ
構成は、図2に示すようにハイパスフィルタ(またはロ
ーパスフィルタ)のみによって構成されており、また一
方の第1ウオッチドッグ回路20は、マイクロコンピュ
ータ2に対して外付けされているのに対して、第2ウオ
ッチドッグ回路21はマイクロコンピュータ2に内蔵さ
れている点が異なっている。
図2に基づいて説明するが、図4及び図5に示す構成の
ものと異なる部分についてのみ以下に説明する。すなわ
ち、その違いは、図4及び図5においては、バンドパス
フィルタ構成を有するウオッチドッグ回路3が1つ設け
られているが、図1及び図2に示す構成のものでは、ウ
オッチドッグ回路が2つ、すなわち第1及び第2ウオッ
チドッグ回路20、21が設けられ、それらのフィルタ
構成は、図2に示すようにハイパスフィルタ(またはロ
ーパスフィルタ)のみによって構成されており、また一
方の第1ウオッチドッグ回路20は、マイクロコンピュ
ータ2に対して外付けされているのに対して、第2ウオ
ッチドッグ回路21はマイクロコンピュータ2に内蔵さ
れている点が異なっている。
【0014】また、2つのウオッチドッグ回路20、2
1が設けられている関係で、フローチャートは図3に示
すように、図6に示すステップST110〜ST160
までのステップが削除される一方で第1及び第2ウオッ
チドッグパルス出力制御ステップST200、ST21
0が設けられて、第1及び第2ウオッチドッグ回路2
0、21の内の一方が故障した時に、他方の第2または
第1ウオッチドッグ回路21、20が作動するので、マ
イクロコンピュータ2はリセットされて、プログラム作
動は初期化されて正常に作動される。
1が設けられている関係で、フローチャートは図3に示
すように、図6に示すステップST110〜ST160
までのステップが削除される一方で第1及び第2ウオッ
チドッグパルス出力制御ステップST200、ST21
0が設けられて、第1及び第2ウオッチドッグ回路2
0、21の内の一方が故障した時に、他方の第2または
第1ウオッチドッグ回路21、20が作動するので、マ
イクロコンピュータ2はリセットされて、プログラム作
動は初期化されて正常に作動される。
【0015】また、第1及び第2ウオッチドッグ回路2
0、21の双方は、ハイパスフィルタ(場合によっては
ローパスフィルタであってもよい)を入力段に有するも
のでバンドパスフィルタ構成を有するものに比べて構成
が簡単なもので済む。
0、21の双方は、ハイパスフィルタ(場合によっては
ローパスフィルタであってもよい)を入力段に有するも
のでバンドパスフィルタ構成を有するものに比べて構成
が簡単なもので済む。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ウオッチドッグ回路を冗長的に設けたのでウオッチ
ドッグ回路の故障診断が不要になると共に、価格の安い
ウオッチドッグ回路を使用することができるという効果
が発揮される。
ば、ウオッチドッグ回路を冗長的に設けたのでウオッチ
ドッグ回路の故障診断が不要になると共に、価格の安い
ウオッチドッグ回路を使用することができるという効果
が発揮される。
【図1】本発明による乗員保護装置に用いられたマイク
ロコンピュータ装置の回路説明図である。
ロコンピュータ装置の回路説明図である。
【図2】図1のウオッチドッグ回路の回路説明図であ
る。
る。
【図3】図1のマイクロコンピュータのフローチャート
説明図である。
説明図である。
【図4】乗員保護装置に用いられている従来のマイクロ
コンピュータ装置である。
コンピュータ装置である。
【図5】図4のウオッチドッグ回路の回路説明図であ
る。
る。
【図6】図4のマイクロコンピュータのフローチャート
説明図である。
説明図である。
1 加速度センサ 2 マイクロコンピュータ 3、20、21 ウオッチドッグ回路 4 パワーオンリセット回路 5 DC/DCコンバータ 6 バックアップコンデンサ 7 スイッチングトランジスタ 8 スクイブ 9 機械式加速度スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 初期化ステップ、制御信号作成ステッ
プ、第1ウオッチドッグパルス出力制御ステップ、第2
ウオッチドッグパルス出力制御ステップが1つのルーチ
ンの中で実行されるプログラムを有し、前記第1及び第
2ウオッチドッグパルス出力制御ステップによってウォ
ッチドッグパルスを別々に作成するマイクロコンピュー
タと、該マイクロコンピュータの第1及び第2ウオッチ
ドッグパルス出力制御ステップによって作成されたウオ
ッチドッグパルスを別々に受けて、該別々に受けたウォ
ッチドッグパルスに基づいて前記プログラム暴走を監視
する第1及び第2ウォッチドッグ手段とを備え、前記第
1及び第2ウォッチドッグ手段の何れか一方が前記マイ
クロコンピュータのプログラム暴走を検出した時に該マ
イクロコンピュータのプログラムを初期化することを特
徴とする車両用マイクロコンピュータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172468A JPH1120602A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 車両用マイクロコンピュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9172468A JPH1120602A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 車両用マイクロコンピュータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120602A true JPH1120602A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15942556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9172468A Pending JPH1120602A (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 車両用マイクロコンピュータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1120602A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511290A (ja) * | 1999-10-05 | 2003-03-25 | オートリブ デベロップメント アクテボラゲット | 自動車の安全装置における、または、改良 |
JP2011189931A (ja) * | 2004-11-23 | 2011-09-29 | Robert Bosch Gmbh | 加速度センサを備えた制御装置 |
CN103381757A (zh) * | 2013-08-08 | 2013-11-06 | 安徽巨一自动化装备有限公司 | 一种电动汽车控制器中的故障锁存电路 |
CN109669797A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-04-23 | 苏州绿控传动科技股份有限公司 | 一种电源芯片监控单片机状态的硬件电路 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP9172468A patent/JPH1120602A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003511290A (ja) * | 1999-10-05 | 2003-03-25 | オートリブ デベロップメント アクテボラゲット | 自動車の安全装置における、または、改良 |
JP4754141B2 (ja) * | 1999-10-05 | 2011-08-24 | オートリブ デベロップメント アクテボラゲット | 自動車の安全装置の改良 |
JP2011189931A (ja) * | 2004-11-23 | 2011-09-29 | Robert Bosch Gmbh | 加速度センサを備えた制御装置 |
CN103381757A (zh) * | 2013-08-08 | 2013-11-06 | 安徽巨一自动化装备有限公司 | 一种电动汽车控制器中的故障锁存电路 |
CN109669797A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-04-23 | 苏州绿控传动科技股份有限公司 | 一种电源芯片监控单片机状态的硬件电路 |
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