JP3372421B2 - カーラジオの盗難検出装置 - Google Patents

カーラジオの盗難検出装置

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JP3372421B2 JP10856596A JP10856596A JP3372421B2 JP 3372421 B2 JP3372421 B2 JP 3372421B2 JP 10856596 A JP10856596 A JP 10856596A JP 10856596 A JP10856596 A JP 10856596A JP 3372421 B2 JP3372421 B2 JP 3372421B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、カーラジオの盗難
検出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】カーラジオの盗難防止装置としては、コ
ードイン方式(電源を再投入した後には、所定のコード
を入力して初めてラジオの動作を開始させる方式)、Q
RB方式(カーラジオが自動車から外されたことを検出
したときに警報する方式)、DF方式(ラジオのフロン
ト操作部を運転者等が取り外すことによって、ラジオ本
体の存在を隠すようにしたり、またはそのラジオ本体を
取り外してもフロント操作部がなければラジオの動作を
しないことによって盗難意欲を喪失させる方式)が知ら
れている。 【0003】上記コードイン方式において、カーラジオ
が自動車から取り外されたことを検出し、このように自
動車から取り外された後に、そのラジオを電源に接続し
て動作させようとする場合に、所定のコードを入力する
必要が生じる。 【0004】ここで、カーラジオが自動車から取り外さ
れたことを検出するには、カーラジオのバッテリ入力端
子の電圧が所定の電圧以下に低下したことを契機にマイ
コンがリセットされ、このマイコンのリセットによっ
て、カーラジオが自動車から取り外されたことになる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、カーラジオ
のバッテリ入力端子には、電圧を平滑するために比較的
容量が大きなコンデンサ(たとえば2200〜4700
μFのコンデンサ)が接続され、このために、カーラジ
オが自動車から取り外されてから、ある程度の時間が経
過した後(たとえば数10秒後)に初めてマイコンがリ
セットされる。 【0006】したがって、自動車からカーラジオを取り
外し、直ちに別電源をそのカーラジオに接続すれば、マ
イコンがリセットされず、特定のコード入力を必要とせ
ずに、そのカーラジオを動作させることが可能になる。 【0007】つまり、上記従来のコードイン方式におい
ては、自動車からカーラジオを取り外し、ある程度時間
が経過しなければ、マイコンがリセットされず、その間
に別電源を接続すれば、特定のコード入力を必要とせず
に、そのカーラジオを動作させることが可能になり、盗
難防止効果が低下するという問題がある。 【0008】このように、コードイン方式を採用してい
るカーラジオでありながら、盗難後にコードを入力せず
にそのカーラジオが動作可能である状態を防止するため
には、既存のバッテリ入力端子とは別のバッテリ入力端
子を新設し、この新設されたバッテリ入力端子の電圧が
低下したときに上記マイコンをリセットするようにする
か、カーラジオが自動車から取り外されたことを機構的
に検出するスイッチを設け、このスイッチが動作したと
きに上記マイコンをリセットするようにすることが考え
られる。 【0009】しかし、別のバッテリ入力端子を新設する
場合も、機械的なスイッチを設け場合も、カーラジオ自
体の外観を変化させざるを得ないという問題がある。 【0010】本発明は、コードイン方式において、自動
車からカーラジオを取り外せば、その後、短時間でマイ
コンがリセットし、しかも、カーラジオ自体の外観を変
化させる必要がない、コードイン方式採用のカーラジオ
の盗難検出装置を提供することを目的とするものであ
る。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、バッテリ入力
端子の電圧を記憶する電圧記憶用コンデンサと、バッテ
リ入力端子と電圧記憶用コンデンサとを所定時間毎に断
続する第1のスイッチと、電圧記憶用コンデンサが記憶
している電圧とバッテリ入力端子の電圧との差電圧が所
定値以上であるときに、カーラジオが盗難に遭ったこと
を示す盗難検出信号を出力する盗難検出手段とを設けた
ものである。 【0012】 【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるコードイン方式採用のカーラジオの盗難検
出装置SD1を示す回路図である。 【0013】カーラジオのバッテリ入力端子INには、
平滑用のチョークコイルLとコンデンサC0とが接続さ
れ、コンデンサC0のホット側がバッテリラインBLに
接続され、コンデンサC0の容量はたとえば2200〜
4700μFである。 【0014】カーラジオの盗難検出装置SD1は、抵抗
R1とR2との直列回路の一端がバッテリラインBLに
接続され、上記直列回路の他端がNPNトランジスタT
1のコレクタに接続され、抵抗R1とR2との接続点に
PNPトランジスタT2のベースが接続され、トランジ
スタT2のエミッタがバッテリラインBLに接続され、
トランジスタT2のコレクタがコンデンサC1を介して
アースされている。コンデンサC1の容量は、コンデン
サC0の容量よりも少なく、たとえば100μFであ
る。 【0015】また、コンデンサC1のホット側端子が、
PNPトランジスタT3のエミッタと抵抗R3の一端と
に接続され、PNPトランジスタT3のベースがバッテ
リラインBLに接続され、PNPトランジスタT3のコ
レクタから盗難検出信号が出力される。 【0016】抵抗R3の他端は、NPNトランジスタT
4のコレクタに接続され、NPNトランジスタT4のエ
ミッタがアースされている。 【0017】さらに、タイミング発生回路TGからのタ
イミングパルスP1がトランジスタT4のベースに供給
され、タイミングパルスP2がトランジスタT1のベー
スに供給されている。 【0018】次に、上記実施例の動作について説明す
る。 【0019】図2は、上記実施例の動作を示すタイミン
グ図である。 【0020】時刻t1において、カーラジオが盗難に遭
ったとする。このときに、ACC電圧がオフし、タイミ
ング発生回路TGからパルスP1が出力され、トランジ
スタT4がオンし、コンデンサC1に充電されていた電
荷が、抵抗R3、トランジスタT4を介して放電され
る。そして、たとえば500ms経過後の時刻t2にお
いて、パルスP1がオフし、これによって、トランジス
タT4がオフし、コンデンサC1の放電ループが遮断さ
れる。 【0021】パルスP1がオフすると同時にパルスP2
がオンし、これによって、トランジスタT1がオンし、
トランジスタT2もオンし、バッテリラインBLからト
ランジスタT2を介して、コンデンサC1に急速に充電
される。そして、時刻t3においてコンデンサC1への
充電が停止され、このときには、コンデンサC1の両端
電圧は、バッテリラインBLの電圧とほぼ同じ電圧にな
る。正確には、コンデンサC1の両端電圧は、バッテリ
ラインBLの電圧から、エミッタ−コレクタ電圧を差し
引いた電圧であり、この後、トランジスタT4がオンし
ない限り、その充電電圧を維持する。 【0022】そして、この時刻t3からたとえば5秒
間、バッテリラインBLの電圧の低下が検出される。こ
の検出期間中、バッテリラインBLの電圧が所定値以上
低下すると、トランジスタT3のコレクタから出力され
る盗難検出信号が「H」になり、バッテリラインBLの
電圧が所定値以上低下したことになる。 【0023】ここで、カーラジオが盗難に遭う等によっ
て電源コネクタが外されると、バッテリラインBLの電
圧は、コンデンサC0の充電電荷によってある程度維持
されているが、自己消費によって、バッテリラインBL
の電圧は徐々に低下する。自己消費電流を1mAとする
と、5秒後に約1V低下する。一方、コンデンサC1の
充電電荷は、トランジスタT4がオンしない限り、減少
せず、コンデンサC1の両端電圧も変化しない。 【0024】したがって、電源コネクタが外された後に
おいて、自己消費によって徐々に低下したバッテリライ
ンBLの電圧と、電圧変化しないコンデンサC1の両端
電圧とを、トランジスタT4のVBEを閾値として比較す
れば、電源コネクタが外されたことを検出することがで
きる。 【0025】そして、電源コネクタが外されたことが検
出されれば、カーラジオ内蔵のマイコンがリセットさ
れ、その後は、所定のコードを入力しない限り、そのカ
ーラジオが正常に動作しない。 【0026】なお、クランキングモード(エンジンを始
動するためにセルモータを回転している状態)時には、
バッテリラインBLの電圧が一気に5V程度に低下する
ので、これを捉えて、トランジスタT3から盗難検出信
号が出力されないようにすればよい。たとえば、バッテ
リラインBLの電圧が10V以下であることを、バッテ
リ電圧検出回路BCが検出したときには、タイミング発
生回路TGからパルスP1、P2が出力しないように、
タイミング発生回路TGが動作するようにすればよい。 【0027】上記実施例によれば、コードイン方式採用
のカーラジオの盗難検出装置において、自動車からカー
ラジオを取り外せば、その後、短時間でマイコンがリセ
ットし、所定のコードを入力しない限り、そのカーラジ
オが正常に動作せず、しかも、このようにした場合、カ
ーラジオ自体の外観を変化させる必要がない。 【0028】なお、コンデンサC1は、バッテリ入力端
子の電圧を記憶する電圧記憶用コンデンサの例であり、
トランジスタT1は、上記バッテリ入力端子と上記電圧
記憶用コンデンサとを所定時間毎に断続する第1のスイ
ッチの例であり、トランジスタT3は、上記電圧記憶用
コンデンサが記憶している電圧と上記バッテリ入力端子
の電圧との差電圧が所定値以上であるときに、カーラジ
オが盗難に遭ったことを示す盗難検出信号を出力する盗
難検出手段の例である。 【0029】トランジスタT4は、上記電圧記憶用コン
デンサに充電されている電荷を放電する放電ループを形
成する第2のスイッチの例であり、タイミング発生回路
TGは、上記電圧記憶用コンデンサが記憶している電圧
と上記バッテリ入力端子の電圧との差電圧が検出された
後に、上記第2のスイッチをオンさせる制御手段の例で
ある。 【0030】なお、上記実施例おいて設定された時間、
設定されている容量の値を、上記数値以外の数値に設定
するようにしてもよい。 【0031】 【発明の効果】本発明によれば、コードイン方式採用の
カーラジオの盗難検出装置において、自動車からカーラ
ジオを取り外せば、その後、短時間でマイコンがリセッ
トし、しかも、カーラジオ自体の外観を変化させる必要
がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例であるコードイン方式採用の
カーラジオの盗難検出装置SD1を示す回路図である。 【図2】上記実施例の動作を示すタイミング図である。 【符号の説明】 SD1…カーラジオの盗難検出装置、 T1、T2、T3、T4…トランジスタ、 C1…記憶用コンデンサ、 BC…バッテリ電圧検出回路、 TG…タイミング発生回路、 P1、P2…パルス。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 バッテリ入力端子の電圧を記憶する電圧
    記憶用コンデンサと; 上記バッテリ入力端子と上記電圧記憶用コンデンサとを
    所定時間毎に断続する第1のスイッチと; 上記電圧記憶用コンデンサに充電されている電荷を放電
    する放電ループを形成する第2のスイッチと; 上記電圧記憶用コンデンサが記憶している電圧と上記バ
    ッテリ入力端子との差電圧が検出された後に、上記第2の
    スイッチをオンさせる制御手段と;上記電圧記憶用コンデンサが記憶している電圧と上記バ
    ッテリ入力端子の電圧との差電圧が所定値以上であると
    きに、カーラジオが盗難に遭ったことを示す盗難検出手
    段と; を有することを特徴とするカーラジオの盗難検出装置。
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