JP2565018Y2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2565018Y2
JP2565018Y2 JP991892U JP991892U JP2565018Y2 JP 2565018 Y2 JP2565018 Y2 JP 2565018Y2 JP 991892 U JP991892 U JP 991892U JP 991892 U JP991892 U JP 991892U JP 2565018 Y2 JP2565018 Y2 JP 2565018Y2
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JP
Japan
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power supply
battery
supply system
secondary battery
charging
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JP991892U
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Inventor
敏明 市之川
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば車両等に搭載さ
れる電源回路に関し、特にメモリ素子のバックアップを
行なう電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等の車両に搭載さ
れ、電装品に電源を供給する電源回路は、図2に示すよ
うに、バッテリ1からの電力をスイッチ手段(イグニッ
ションスイッチ)2を介して供給する第1の電源系統V
CCと、直接供給する第2の電源系統VDDの2つの系
統を備えている。
【0003】これは自動車には、イグニッションスイッ
チ2がオンされている間即ちエンジンが動いている間の
み動作すればよい電装品(例えばカーステレオ、車内灯
等)の他にエンジンが停止した後も、所定の時間動作さ
せる必要のある電装品(例えば時計、各種電子制御装置
の半導体メモリ等)に電力を供給し続けるためである。
【0004】しかしながらこのような構成の電源回路で
は、エンジン停止中にバッテリ交換等でバッテリ1を外
すと半導体メモリに電源が供給できなくなり、メモリの
内容が消えてしまうので、従来の電源回路では図3に示
すように、第2の電源系統VDDにコンデンサ3を付
け、コンデンサ3の放電電流によって所定の時間メモリ
をバックアップしている。また、バックアップする時間
が非常に長い場合やバックアップする回路の消費電力が
大きい場合には、コンデンサ3の代わりに繰り返し充電
可能な2次電池(ニッカド電池等)を用いている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ニッカ
ド電池等の2次電池を用いた場合には充電にかなり長い
時間を要するために、エンジンの動作時間(自動車の走
行時間)が短くて不十分な場合、エンジンの動作時間内
に充電が完了しなくなる。従って、エンジンの停止後も
バッテリ1からニッカド電池に充電のための電力が供給
されるため、バッテリ1が不所望に消費され、極端な場
合にはあがってしまうという問題がある。それ故に、本
考案の目的は、2次電池の充電が不十分であっても、バ
ッテリに必要以上に負担をかけることのない電源回路を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本考案は、上記
目的を達成するために、電源としてのバッテリと、この
バッテリからスイッチ手段を介して供給される第1の電
源系統と、バッテリから直接供給される第2の電源系統
とを備えた電源回路において、第1の電源系統によって
充電されるス−パ−キャパシタと、第2の電源系統から
トランジスタを介して充電される2次電池と、この2次
電池の端子間電圧を測定し充電の完了を検出するとトラ
ンジスタをオフして2次電池への充電を停止させる検出
手段とを備え、この検出手段の電源は第1の電源系統と
ス−パ−キャパシタから供給されるように構成した。
【0007】
【作用】本考案によれば、スイッチ手段のオフ後にも2
次電池の充電が完了していない場合には、検出手段はス
−パ−キャパシタから電源の供給を受け、トランジスタ
を駆動して2次電池の充電が継続される。2次電池の充
電が完了すると、検出手段の出力信号がHI(Hig
h)になると共に、トランジスタもオフとなる。尚、ス
イッチ手段がオン状態の場合には、検出手段の電源は第
1の電源系統から供給を受けることになる。従って、2
次電池は、スイッチ手段のオフ後に充電が不十分であっ
ても、充電の完了によってバッテリからの電力供給が停
止されることから、バッテリの負担を必要最小限に止め
ることが可能となる。
【0008】
【実施例】図1を参照して本考案による実施例を説明す
る。尚、図2〜図3に示す従来例と同一部分には同一参
照符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0009】本実施例の充電回路は、図1に示すよう
に、バッテリ1からイグニッションスイッチ2を介して
供給する第1の電源系統VCCに逆流防止用ダイオ−ド
13を介してス−パ−キャパシタ4が接続されている。
このス−パ−キャパシタ4は電気双極子で構成されてお
り、極めて大きなコンデンサ容量を有している。バッテ
リ1に直接的に接続される第2の電源系統VDDには、
逆流防止用ダイオ−ド11を介してPNP型のトランジ
スタ6のエミッタが接続されている。このトランジスタ
6のコレクタは充電可能な2次電池としてのニッカド電
池9のプラス側に接続されている。又、ニッカド電池9
のプラス側は放電用のダイオ−ド10を介してVDDに
接続されている。検出手段としてのコンパレ−タ5の正
入力端子にはバッテリ1のプラス側の電圧が抵抗7,8
で分圧して基準電圧(a点の電圧)Vaとして、負入力
端子にはニッカド電池9のプラス側(b点)の電圧Vb
がそれぞれ入力されており、コンパレ−タ5の出力はト
ランジスタ6のベ−スに接続されている。又、コンパレ
−タ5の電源12はス−パ−キャパシタ4のプラス側に
接続されている。
【0010】このような構成において、イグニッション
スイッチ2のオン時にスーパーキャパシタ4は充電され
る。ニッカド電池9が充電されておらず、ニッカド電池
9のプラス側の電圧Vbが基準電圧Vaよりも低いと、
コンパレータ5の出力はLOWとなる。このためトラン
ジスタ6はオンとなり、ニッカド電池9はダイオード1
1、トランジスタ6を介して充電される。この状態でた
とえイグニッションスイッチ2がオフされても、スーパ
ーキャパシタ4は充電されているので、コンパレータ5
は動作を続ける。やがてニッカド電池9の充電が完了
し、電圧Vbが基準電圧Vaよりも高くなるとコンパレ
ータ5の出力はHIに反転し、トランジスタ6をオフす
る。スーパーキャパシタ4が放電を終えるとコンパレー
タ5は動作を停止する。
【0011】このように本実施例によれば、イグニッシ
ョンスイッチ2のオフ後もス−パ−キャパシタ4によ
り、所定の時間だけコンパレ−タ5を動作させ、その間
にニッカド電池9に充電を行うので、エンジンの停止
後、バッテリ1に必要以上の負担をかけることなく、メ
モリのバックアップに備えることができる。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、半導体メ
モリなどのバックアップ用の2次電池の充電完了を検出
する検出手段を設け、この検出手段の電源にス−パ−キ
ャパシタを利用したので、半導体メモリなどのバックア
ップ用にニッカド電池のような2次電池を適用しても、
スイッチ手段のオフ後にバッテリに必要以上の負担をか
けることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の回路図。
【図2】従来技術の回路図。
【図3】従来技術の回路図。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 スイッチ手段 4 スーパーキャパシタ 5 検出手段(コンパレータ) 6 トランジスタ 9 2次電池(ニッカド電池) 10 放電用ダイオード 12 検出手段の電源

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源としてのバッテリと、このバッテリ
    からスイッチ手段を介して供給される第1の電源系統
    と、前記バッテリから直接供給される第2の電源系統と
    を備えた電源回路において、前記第1の電源系統によっ
    て充電されるスーパーキャパシタと、前記第2の電源系
    統からトランジスタを介して充電される2次電池と、こ
    の2次電池の端子間電圧を測定し充電の完了を検出する
    と前記トランジスタをオフして前記2次電池への充電を
    停止させる検出手段とを備え、この検出手段の電源は前
    記第1の電源系統と前記スーパーキャパシタから供給さ
    れることを特徴とする電源回路。
JP991892U 1992-02-28 1992-02-28 電源回路 Expired - Lifetime JP2565018Y2 (ja)

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