JPH07291091A - 制御用コンピュータの誤動作防止回路 - Google Patents

制御用コンピュータの誤動作防止回路

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JPH07291091A
JPH07291091A JP6091903A JP9190394A JPH07291091A JP H07291091 A JPH07291091 A JP H07291091A JP 6091903 A JP6091903 A JP 6091903A JP 9190394 A JP9190394 A JP 9190394A JP H07291091 A JPH07291091 A JP H07291091A
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signal
control computer
cpu
circuit
protection device
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JP6091903A
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Inventor
Keiji Ito
啓二 伊藤
Kiyotaka Sugiura
清隆 杉浦
Toshihisa Nakano
稔久 中野
Masaki Ito
正基 伊東
Takushi Noguchi
卓志 野口
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
    • B60R21/0173Diagnostic or recording means therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0751Error or fault detection not based on redundancy
    • G06F11/0754Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits
    • G06F11/0757Error or fault detection not based on redundancy by exceeding limits by exceeding a time limit, i.e. time-out, e.g. watchdogs

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御用コンピュータが異常である間は、確実
に制御用コンピュータによる被制御装置の制御を禁止す
ることのできる制御用コンピュータの誤動作防止回路を
提供する。 【構成】 CPU16が異常となってクロックパルス1
0が所定時間以上ロー状態が続くと、リセット生成回路
23からハイ状態のリセット信号14が出力され、CP
Uモニタ信号7がロー状態となってAND回路6に入力
される。これによってトランジスタ5が非導通状態とな
り、エアバッグを展開させる点火装置4の点火が禁止さ
れる。リセット信号14が解除された後もCPUモニタ
信号7がロー状態であるので点火装置4の点火が禁止さ
れる。そしてCPU16が正常な状態に戻りクロックパ
ルス10が出力されると、CPUモニタ信号7がハイと
なってAND回路6に入力される。従ってCPU16か
らの衝突判定信号8に基づいて点火装置4を点火するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば乗員保護装置に
用いられる制御用コンピュータの誤動作防止回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記のような制御用コンピュータの誤動
作防止回路は、例えば特開平5−143196号公報に
開示されたものが知られている。この従来技術では、ユ
ニット出力を発生する主CPUと、この主CPUの動作
を監視する副CPUとを設け、主CPUの異常時に副C
PUが異常検出信号を出力するように構成されている。
そしてこの異常検出信号に基づいて前記ユニット出力を
禁止するインヒビタを設け、主CPUが異常のときに前
記ユニット出力が行われないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、副CPUによる異常検出信号の出力が解除さ
れた後もなお主CPUの異常が続いている場合、上記異
常検出信号出力が解除されてから主CPUが正常な作動
状態に戻るまでの間、ユニット出力を禁止することがで
きない。従ってこの間に誤ってユニット出力がされてし
まう恐れがあるといった問題があった。
【0004】そこで本発明は上記問題に鑑み、上記CP
Uのような制御用コンピュータが異常である間は、確実
に上記制御用コンピュータによる被制御装置の制御を禁
止することのできる制御用コンピュータの誤動作防止回
路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1記載の発明では、予め設定されたプ
ログラムに従って被制御装置を制御するとともに、正常
作動時には所定の信号を出力する制御用コンピュータ
と、所定の条件が成立したときに前記制御用コンピュー
タにリセット信号を与えるリセット信号付与手段と、こ
のリセット信号付与手段によって前記制御用コンピュー
タに前記リセット信号が与えられてから、前記制御用コ
ンピュータより前記所定の信号が出力されるまで、前記
制御用コンピュータによる前記被制御装置の制御を禁止
する禁止手段とを備える制御用コンピュータの誤動作防
止回路をその要旨とした。
【0006】また請求項1記載の発明において、前記所
定の条件を、前記制御用コンピュータへの電源供給開始
時としても良い。また請求項1記載の発明において、前
記所定の条件を、前記制御用コンピュータへの電源供給
電圧が所定電圧以下に低下したときとしても良い。また
請求項1記載の発明において、前記所定の信号を、所定
の周期のパルス信号とし、前記所定の条件を、前記所定
の周期内にパルス信号が出力されないときとしても良
い。
【0007】また請求項1記載の発明において、前記禁
止手段が、前記制御用コンピュータから前記被制御装置
に対して出力された制御信号を遮断する遮断手段を備え
るようにしても良い。また請求項6記載の発明では、予
め設定されたプログラムに従って、車両に搭載された乗
員保護装置を駆動する駆動手段に対して駆動信号を出力
するとともに、正常作動時には所定の周期のパルス信号
を出力する乗員保護装置制御用コンピュータと、所定の
条件が成立したときに、前記乗員保護装置制御用コンピ
ュータにリセット信号を与えるリセット信号付与手段
と、前記乗員保護装置制御用コンピュータと前記駆動手
段との間に介在され、前記リセット信号付与手段によっ
て前記乗員保護装置制御用コンピュータに前記リセット
信号が与えられてから、前記乗員保護装置制御用コンピ
ュータから前記所定の周期のパルス信号が出力されるま
で、前記乗員保護装置制御用コンピュータから前記駆動
手段に対して出力された駆動信号を遮断する遮断手段と
を備える乗員保護装置制御用コンピュータの誤動作防止
回路をその要旨とした。
【0008】なお、上記請求項3記載の発明における所
定電圧とは、制御用コンピュータを正常に作動させ得る
最低電圧に相当する電圧である。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1ないし5記載の発明によれ
ば、リセット信号付与手段から制御用コンピュータに対
してリセット信号が与えられると、制御用コンピュータ
による被制御装置の制御が禁止手段によって禁止され
る。さらに禁止手段は、制御用コンピュータにリセット
信号が与えられてから、制御用コンピュータより所定の
信号が出力されるまでの間、制御用コンピュータによる
被制御装置の制御を禁止し続ける。
【0010】このように、制御用コンピュータから所定
の信号が出力されるまでの間、つまり制御用コンピュー
タが正常な作動状態に戻るまでの間、制御用コンピュー
タによる被制御装置の制御が禁止される。従って、制御
用コンピュータが異常な状態の間は制御用コンピュータ
の誤動作が防止される。また、電源供給開始時における
制御用コンピュータの状態は不確定である。そこで請求
項2記載の発明のように、リセット信号付与手段が、制
御用コンピュータへの電源供給開始時にリセット信号を
付与するようにすることによって、電源供給開始時とい
う不確定な状態の制御用コンピュータの誤動作も防止で
きる。
【0011】また、制御用コンピュータへの電源供給電
圧が所定電圧以下であると制御用コンピュータが正常に
作動しない。従ってこのようなときには制御用コンピュ
ータによる被制御装置の制御を禁止する必要がある。そ
こで請求項3記載の発明のように、リセット信号付与手
段が、電源供給電圧が所定電圧以下であるときにリセッ
ト信号を付与するようにすることによって、正常に作動
しないときの制御用コンピュータの誤動作も防止でき
る。
【0012】また請求項6記載の発明によれば、リセッ
ト信号付与手段から乗員保護装置制御用コンピュータに
対してリセット信号が与えられると、乗員保護装置制御
用コンピュータから駆動手段に対して出力された駆動信
号が遮断手段によって遮断される。さらに遮断手段は、
乗員保護装置制御用コンピュータにリセット信号が与え
られてから、乗員保護装置制御用コンピュータから所定
の周期のパルス信号が出力されるまでの間、乗員保護装
置制御用コンピュータから駆動手段に対して出力された
駆動信号を遮断し続ける。
【0013】このように、乗員保護装置制御用コンピュ
ータから所定の周期のパルス信号が出力されるまでの
間、つまり乗員保護装置制御用コンピュータが正常な作
動状態に戻るまでの間、乗員保護装置制御用コンピュー
タから駆動手段に対して出力された駆動信号が遮断され
る。従って、乗員保護装置制御用コンピュータが異常な
状態の間は乗員保護装置制御用コンピュータの誤動作が
防止される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の制御用コンピュータの誤動作
防止回路を乗員保護装置に適用した実施例について図1
を用いて説明する。図1において、1は電源である車両
用バッテリー、2はイグニッションスイッチである。ま
た3は車両の減速度が所定値以上のときに機械的に閉じ
るスイッチ、4は乗員保護装置としてのエアバッグを展
開させるための点火装置、5はトランジスタである。ま
た18は、バッテリー1から供給される電圧のうち一定
の電圧をGセンサ12、CPU16、およびCPU監視
装置17に供給する安定化電源である。
【0015】Gセンサ12は、車両の現実の加速度を検
出し加速度信号として出力する加速度検出手段を構成す
る。CPU16は、Gセンサ12等からの入力信号に基
づき、予め設定されたプログラムに従って車両が障害物
等に衝突したか否かを判定し、衝突したと判定されたら
衝突判定信号8をAND回路6に出力する。またCPU
16は、上記予め設定されたプログラムを正常に実行で
きるときは、所定の周期のクロックパルス信号10を出
力する。
【0016】CPU監視装置17は、電圧監視回路2
1、ウォッチドッグ(W/D)タイマ22、リセット生
成回路23、インバータ24、およびフリップフロップ
25から成る。電圧監視回路21は、安定化電源18か
ら自身に供給される電圧、つまり安定化電源18からC
PU16に供給される電圧が所定電圧以下かどうかを監
視し、所定電圧以下のときにリセット生成回路23に信
号19を出力する。なお、ここでいう所定電圧とは、C
PU16を正常に作動させ得る最低電圧であり、例えば
4V〜5Vである。
【0017】ウォッチドッグタイマ22は、CPU16
から出力されるクロックパルス信号10を入力し、この
クロックパルス信号10がローからハイに立ち上がる度
にリセットする。またウォッチドッグタイマ22には所
定の設定時間が設けられており、CPU16が異常状態
となった等でクロックパルス信号10が前記設定時間以
上ローからハイに立ち上がらない場合に、リセット生成
回路23に信号15が出力される。
【0018】リセット生成回路23は、前記信号19ま
たは前記信号15のうちの少なくとも一方が入力される
と、ハイ信号であるリセット信号14を出力する。そし
て前記19および前記信号15がともにリセット生成回
路23に入力されなくなったら、上記信号14がロー信
号に切り換わる。インバータ24は上記信号14を反転
させて信号9とし、この信号9をCPU16に入力させ
る。
【0019】フリップフロップ25は、第1のNOR回
路25aと第2のNOR回路25bとから成り、第1の
NOR回路25aが上記リセット信号14を入力し、第
2のNOR回路25bが上記クロックパルス信号10を
入力する。そしてCPUモニタ信号7を出力する。20
は、上記CPUモニタ信号7と、CPU16以外の装置
(例えば点火装置4)の異常をCPU16が検出したと
きに出力されるランプ点灯信号13(ロー信号)とを入
力するNAND回路である。26はNAND回路20か
らの出力信号によってオンするトランジスタであり、2
7は上記CPU16以外の装置が異常であることを乗員
に知らせるための表示手段、具体的にはランプである。
【0020】次に、上記構成における本実施例の作動を
図2を用いて説明する。ここで図2(a)〜(d)はそ
れぞれ、安定化電源18からの出力信号11、インバー
タ24からの出力信号9、CPUモニタ信号7、および
クロックパルス信号10の時間的変化を示すタイムチャ
ートである。イグニッションスイッチ2をオンすると安
定化電源18に電圧が供給され、Gセンサ12、CPU
16、電圧監視回路21が作動状態となる。ここで、安
定化電源18からの電圧供給開始時にCPU16へ引加
される電圧は、図2(a)に示すように、ミクロ的にみ
ると時間的変化を起こしている。従って上記電圧供給開
始時は、電圧監視回路21に供給される電圧が上記所定
電圧以下の状態が発生するので、電圧監視回路21はリ
セット生成回路23に対して信号19を出力する。
【0021】信号19を受けたリセット生成回路23は
リセット信号(ハイ信号)14を出力し、インバータ2
4によって反転された信号9がロー信号としてCPU1
6に入力される(図2(b))。また、フリップフロッ
プ25の第1のNOR回路25aにはリセット信号(ハ
イ信号)14が入力されるので、CPUモニタ信号7は
ロー信号となる(図2(c))。
【0022】また、このときCPU16は正常状態でな
いとする。この場合図2(d)に示すように、クロック
パルス10としてはロー信号が出力されて第2NOR回
路25bにはロー信号が入力されるが、フリップフロッ
プ25は安定状態に入っているので、CPUモニタ信号
7はロー信号で安定したままとなる。また、ロー状態の
CPUモニタ信号7はNAND回路20に入力される。
従ってNAND回路20はハイ信号を出力し、トランジ
スタ26を導通状態とする。これによってランプ27が
点灯するので、乗員はCPU16が異常であることを知
ることができる。
【0023】そして安定化電源18からの電圧供給開始
から時間が経過して、図2に示す時間t0 に達すると、
安定化電源18からの供給電圧が上記所定電圧以上とな
り(図2(a))、電圧監視回路21からの信号19が
消滅する。これによってリセット生成回路23からのリ
セット信号14は解除されてハイからローの状態とな
り、信号9はローからハイの状態となる(図2
(b))。
【0024】時間t0 以降はフリップフロップ25の第
1NOR回路25aにはロー信号が入力されるが、前回
までのフリップフロップ25の出力がローであること
と、クロックパルス10がロー信号である(図2
(d))ことから、第2NOR回路25bの出力がハイ
となり、このハイ信号が第1NOR回路25aに入力さ
れるので、第1NOR回路25aの出力、つまりCPU
モニタ信号7はローのままとなる(図2(c))。
【0025】そして、時間t0 の時点からウォッチドッ
グタイマ22の上記設定時間が経過し、図2の時間t1
となっても、なお、CPU16が正常に作動せず、クロ
ックパルス信号10がロー状態のままであると、ウォッ
チドッグタイマ22からリセット生成回路23に対して
信号15が出力される。リセット生成回路23はこの信
号15を受けてリセット信号(ハイ信号)14を出力
し、信号9はハイの状態からローの状態に変化する(図
2(b))。またCPUモニタ信号7およびクロックパ
ルス信号10はロー状態のままである(図2(c),
(d))。
【0026】ウォッチドッグタイマ22から信号15が
所定時間出力され、図2の時間t2となったら、信号1
5が消滅し、リセット生成回路23からのリセット信号
14が解除されてハイの状態からローの状態に変化す
る。これによって信号9はローの状態からハイの状態に
変化する(図2(b)。そして再びウォッチドッグタイ
マ22によって上記設定時間が計時され、この設定時間
内にクロックパルス10がハイ状態で出力されなけれ
ば、上記のようにウォッチドッグタイマ22がリセット
生成回路23に信号15を出力し、リセット生成回路2
3がリセット信号14を出力する。
【0027】一方、上記設定時間内、例えば図2の時間
t3 の時点でCPU16が正常な状態に戻り、クロック
パルス10がハイ状態で出力されると(図2(d))、
このハイ信号が第2NOR回路25bに入力される。こ
れによって第2NOR回路25bからロー信号が出力さ
れ、このロー信号が第1NOR回路25aに入力され
る。
【0028】上記時間t3 の時点での信号14の状態は
ローであるので、CPUモニタ信号7はハイ信号を出力
し(図2(c)、AND回路6にはハイ信号が入力され
る。従って、このときに車両の減速度が所定値以上とな
ると、スイッチ3が閉じるとともに、CPU16から衝
突判定信号8がアンド回路6に対して出力されるので、
AND回路6からはハイ信号が出力され、トランジスタ
5が導通状態となる。そして点火装置4が点火し、エア
バッグが展開する。
【0029】以上説明したように本実施例では、図2の
時間t3 までの間、つまりCPU16が正常に作動して
いないときは、CPUモニタ信号7はロー状態のままと
なる。つまりAND回路6にはロー信号が入力されるの
で、このAND回路6の出力は無条件にローとなり、ト
ランジスタ5を非導通状態とする。従って、異常な状態
となっているCPU16から衝突判定信号8が出力され
たとしても、エアバッグを展開させることを禁止するこ
とができるので、CPU16の誤動作によるエアバッグ
の誤展開を防止することができる。
【0030】また上記実施例では、電圧監視回路21を
設け、CPU16に引加される電圧が所定電圧以下であ
るとき、つまりCPU16が正常に作動しないときに
は、リセット生成回路23からハイ状態のリセット信号
14を出力するようにし、これによってトランジスタ5
を非導通状態としてエアバッグの誤展開を防止するよう
にしたので、CPU16の誤動作によるエアバッグの誤
展開を防止することができる。
【0031】また上記実施例では、上記電圧監視回路2
1を設けることによって、CPU16への電圧供給開始
時にリセット生成回路23からハイ状態のリセット信号
14が出力されるように構成した。従って、電圧の供給
が開始されるときという、不確定な状態のCPU16か
ら衝突判定信号8が出力されても、CPUモニタ信号7
はロー信号となるので、トランジスタ5は非導通状態と
なってエアバッグの展開は禁止される。つまりCPU1
6の誤動作によるエアバッグの誤展開を防止することが
できる。
【0032】なお、上記実施例では、請求項1記載の発
明における被制御装置、および請求項6記載の発明にお
ける駆動手段を点火装置4およびトランジスタ5で構成
した。また、請求項1記載の発明における制御用コンピ
ュータ、および乗員保護装置制御用コンピュータをCP
U16で構成した。また、請求項1および6記載の発明
におけるリセット信号付与手段をリセット生成回路23
で構成した。また、請求項1記載の発明における禁止手
段、および請求項6記載の発明における遮断手段をフリ
ップフロップ25およびAND回路6で構成した。
【0033】また上記実施例では、請求項5記載の発明
における遮断手段をAND回路6で構成した。また上記
実施例では、請求項1記載の発明における所定の信号お
よび請求項5記載の発明における所定の周期のパルス信
号を、図2(d)の時間t3 以降に示すパルス信号とし
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のCPUの誤動作防止回路を示す
図である。
【図2】上記実施例の各信号のタイムチヤートである。
【符号の説明】
4 点火装置 17 CPU監視装置 25 フリップフロップ 27 ランプ
フロントページの続き (72)発明者 伊東 正基 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 野口 卓志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定されたプログラムに従って被制
    御装置を制御するとともに、正常作動時には所定の信号
    を出力する制御用コンピュータと、 所定の条件が成立したときに前記制御用コンピュータに
    リセット信号を与えるリセット信号付与手段と、 このリセット信号付与手段によって前記制御用コンピュ
    ータに前記リセット信号が与えられてから、前記制御用
    コンピュータより前記所定の信号が出力されるまで、前
    記制御用コンピュータによる前記被制御装置の制御を禁
    止する禁止手段とを備えることを特徴とする制御用コン
    ピュータの誤動作防止回路。
  2. 【請求項2】 前記所定の条件が、前記制御用コンピュ
    ータへの電源供給開始時であることを特徴とする請求項
    1記載の制御用コンピュータの誤動作防止回路。
  3. 【請求項3】 前記所定の条件が、前記制御用コンピュ
    ータへの電源供給電圧が所定電圧以下に低下したときで
    あることを特徴とする請求項1記載の制御用コンピュー
    タの誤動作防止回路。
  4. 【請求項4】 前記所定の信号が、所定の周期のパルス
    信号であり、前記所定の条件が、前記所定の周期内にパ
    ルス信号が出力されないときであることを特徴とする請
    求項1記載の制御用コンピュータの誤動作防止回路。
  5. 【請求項5】 前記禁止手段は、前記制御用コンピュー
    タから前記被制御装置に対して出力された制御信号を遮
    断する遮断手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の制御用コンピュータの誤動作防止回路。
  6. 【請求項6】 予め設定されたプログラムに従って、車
    両に搭載された乗員保護装置を駆動する駆動手段に対し
    て駆動信号を出力するとともに、正常作動時には所定の
    周期のパルス信号を出力する乗員保護装置制御用コンピ
    ュータと、 所定の条件が成立したときに、前記乗員保護装置制御用
    コンピュータにリセット信号を与えるリセット信号付与
    手段と、 前記乗員保護装置制御用コンピュータと前記駆動手段と
    の間に介在され、前記リセット信号付与手段によって前
    記乗員保護装置制御用コンピュータに前記リセット信号
    が与えられてから、前記乗員保護装置制御用コンピュー
    タから前記所定の周期のパルス信号が出力されるまで、
    前記乗員保護装置制御用コンピュータから前記駆動手段
    に対して出力された駆動信号を遮断する遮断手段とを備
    えることを特徴とする乗員保護装置制御用コンピュータ
    の誤動作防止回路。
JP6091903A 1994-04-28 1994-04-28 制御用コンピュータの誤動作防止回路 Pending JPH07291091A (ja)

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US08/419,533 US5677838A (en) 1994-04-28 1995-04-10 Faulty operation prevention circuit of a computer
DE19515190A DE19515190A1 (de) 1994-04-28 1995-04-25 Fehlbetätigungs-Verhinderungseinrichtung für einen Rechner

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