JPH05107267A - 制御システム - Google Patents

制御システム

Info

Publication number
JPH05107267A
JPH05107267A JP3141438A JP14143891A JPH05107267A JP H05107267 A JPH05107267 A JP H05107267A JP 3141438 A JP3141438 A JP 3141438A JP 14143891 A JP14143891 A JP 14143891A JP H05107267 A JPH05107267 A JP H05107267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
initial diagnosis
reset
ram
control system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3141438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2999016B2 (ja
Inventor
Kunihiro Takeuchi
邦博 竹内
Hideki Ishizuka
秀樹 石塚
Hideyuki Kaneko
英之 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
Priority to JP3141438A priority Critical patent/JP2999016B2/ja
Priority to US07/878,977 priority patent/US5351185A/en
Publication of JPH05107267A publication Critical patent/JPH05107267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2999016B2 publication Critical patent/JP2999016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/01Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents
    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
    • B60R21/0173Diagnostic or recording means therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/282Testing of electronic circuits specially adapted for particular applications not provided for elsewhere
    • G01R31/2829Testing of circuits in sensor or actuator systems
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/2205Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested
    • G06F11/2215Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested to test error correction or detection circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】マイクロコンピュータによる制御動作が、リセ
ット後に実行される初期診断によって中断されるのを避
けることができる制御システムを提供する。 【構成】パワーオンリセットの場合には、RAMの全領
域のデータが消滅しており、特定エリアRAM(X)に
蓄積されていた特定データAAHも消滅している。した
がって、特定エリアRAM(X)に特定データAAH
蓄積されているか否かを判断すれば(ステップ10
2)、否定判断になる。この場合、制御システムの初期
診断(ステップ103〜106)を行った後で、制御対
象を制御する(ステップ111)。これに対して、ソフ
トリセット等の場合には、RAMの特定エリアRAM
(X)に特定データAAHを蓄積した状態が維持されて
いる。したがって、(ステップ102)では肯定判断に
なる。この場合には、制御システムの初期診断を行わ
ず、制御対象の制御に進む(ステップ111)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両安全装置等
を制御するために用いられるマイクロコンピュータを備
えた制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エアバック(車両安全装置)のための制
御システムは、特開平2ー193743号に開示されて
いるように、加速度センサと、マイクロコンピュータ
と、エアバックのスキブに電流を供給する駆動回路とを
基本構成として備えている。上記マイクロコンピュータ
は、プログラムを蓄積するROMと、検出データ,演算
データ等を一時的に蓄積するRAMと、演算を行うCP
U等を備えている。
【0003】上記加速度センサからの加速度信号は、加
速方向の加速度(プラスの加速度)、またはこれとは反
対の減速方向の加速度(マイナスの加速度)を表してい
る。マイクロコンピュータは加速度評価を行う。すなわ
ち、上記加速度信号を入力して積分し、この積分値をス
レッショルドレベルと比較する。この積分値は車速の変
化を表しており、衝突時には減速方向に増大する。そし
て、減速方向の積分値がスレッショルドレベルを超えた
時に、衝突が生じたと判断してトリガ信号を出力し、エ
アバックを展開させる。
【0004】ところで、上記マイクロコンピュータのリ
セットには、電源立ち上がり時に行われるパワーオンリ
セット,電源電圧低下時にマイクロコンピュータの暴走
を防止するために行われる低電圧リセット、マイクロコ
ンピュータが暴走した時にウオッチドックタイマが行う
リセット、マイクロコンピュータ自らが異常であると診
断し自らに対して行うソフトリセットがある。
【0005】マイクロコンピュータはリセットされた時
に、まずイニシャライズを行う。イニシャライズでは、
出力ポートをリセットしたりRAMをクリアする。次
に、制御システムの初期診断を行い、例えば加速度セン
サが正常か否かを診断する。この初期診断の最中は上記
加速度評価は行えない。そして、初期診断終了後に上記
加速度評価を繰り返し実行する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記制御システムにお
いて、上記パワーオンリセット後の初期診断の時は、ま
だ車両が停止した状態であるので加速度評価を行えなく
ても問題ない。しかし、他のリセット、すなわち低電圧
リセット,ウオッチドックタイマによるリセット,ソフ
トリセット後の初期診断は、車両走行時に実行される可
能性があり、この初期診断の最中に加速度評価が中断さ
れると、短時間ではあるがエアバックの展開を確保する
ことができない。
【0007】なお、リセットの種類に対応して、イニシ
ャライズ、特にRAMのイニシャライズの態様を変える
技術については、特開昭61ー202233号,64ー
18851号に開示されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1に示すように、本発
明に係わる制御システムは、マイクロコンピュータ1
と、マイクロコンピュータ1をリセットするための指令
信号を出力するリセット手段2とを備えている。マイク
ロコンピュータ1は、RAM3と、上記リセット指令信
号に応答してマイクロコンピュータのイニシャライズを
実行するイニシャライズ手段4と、上記イニシャライズ
後に制御システムの初期診断を行う初期診断手段5と、
制御対象6の制御を行う制御手段7とを備えている。こ
の構成は公知の制御システムと同じである。本発明の制
御システムでは、マイクロコンピュータ1は、更に、上
記初期診断後にRAMの上記特定エリアに特定データを
書き込む書き込み手段8と、上記イニシャライズ後にR
AM3の特定エリアに特定データが記憶されているか否
かを判断し、否定判断の場合にのみ初期診断手段5によ
る初期診断を実行させ、肯定判断の場合にはこの初期診
断をパスさせる判断手段9とを備えている。
【0009】
【作用】まず、電源オフ状態の後のパワーオンリセット
の場合について説明する。電源オフでマイクロコンピュ
ータ1への電力供給が停止した時には、RAM3の全領
域のデータが消滅しており、特定エリアに蓄積されてい
た特定データも消滅している。したがって、イニシャラ
イズの後に特定エリアに特定データが蓄積されているか
否かを判断すれば、否定判断になる。その結果、マイク
ロコンピュータ1は制御システムの初期診断を行い、初
期診断後に上記特定エリアに特定データを書き込む。こ
の後、マイクロコンピュータは制御対象の制御を実行す
る。
【0010】次に、パワーオンリセット以外のリセッ
ト、例えばウオッチドックタイマによるリセット,ソフ
トリセットの場合について説明する。この場合には、リ
セット前にマイクロコンピュータ1への電力供給が維持
されているので、RAM3に蓄積されたデータは消去さ
れず、RAM3の特定エリアに特定データを蓄積した状
態が維持されている。したがって、イニシャライズの後
に、特定エリアに特定データが蓄積されているか否かを
判断すれば、肯定判断になる。この場合には、制御シス
テムの初期診断を行わず、マイクロコンピュータは制御
対象の制御に進む。その結果、初期診断によって制御対
象の制御が中断されることがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2,図3を参照
して説明する。図2は制御対象としての車両安全装置例
えばエアバックのスキブSを制御する制御システムの概
略を示している。制御システムは、車両の加速方向,減
速方向の加速度を検出するピエゾ素子を含む加速度セン
サ10と、加速度センサ10からの加速度信号をデジタ
ル信号に変換するアナログデジタルコンバータ(AD
C)20と、ADC20からのデジタル信号を処理する
マイクロコンピュータ30と、マイクロコンピュータ3
0をリセットするためのリセット回路40と、スキブS
のための駆動回路50と、警報ランプLのための駆動回
路60を備えている。
【0012】マイクロコンピュータ30は電源から定電
圧回路(図示しない)を介して定電圧を供給される。マ
イクロコンピュータ30は、ワンチップ型のものであ
り、CPU(中央演算装置)31,ROM(リードオン
リーメモリ)32,RAM(ランダムアクセスメモリ)
33を内蔵している。ROM32には、プログラムのデ
ータとともに、スレッショルドレベルのデータが予め書
き込まれている。RAM33には、検出された加速度デ
ータや、演算データが随時書き込まれる。本実施例で
は、後述するようにRAM33の特定エリアに加速度セ
ンサ10の診断結果を表す特定データが書き込まれる。
更に、マイクロコンピュータ30は、ADC20からの
加速度信号Gを入力する入力ポートINと、リセット端
子REと、後述の衝突判定に伴うトリガ信号を出力する
ための出力ポートPCと、加速度センサ10等の異常診
断に伴う警報指令信号を出力するための出力ポートPD
とを備えている。
【0013】リセット回路40は、パワーオンに応答し
てマイクロコンピュータ30のリセット端子REにリセ
ット指令信号を送る。また、電圧監視回路(図示しな
い)からマイクロコンピュータ30への供給電圧の低下
を検出する信号に応答してリセット指令信号を送る。さ
らに、外部リセット回路40はウオッチドックタイマを
備えており、マイクロコンピュータ30の暴走時にウオ
ッチドックタイマでこれを検出してリセット指令信号を
送る。
【0014】上記駆動回路50は、エミッタ接地のトラ
ンジスタ51を備え、このトランジスタ51のコレクタ
とバッテリーVBとの間にスキブSおよびエネルギーリ
サーバ(図示しない)が接続されている。出力ポートP
Cからハイレベルのトリガ信号が出力された時には、ト
ランジスタ51がオンして、スキブSが点火されエアバ
ックが展開される。
【0015】上記駆動回路60は、エミッタ接地のトラ
ンジスタ61を備え、このトランジスタ61のコレクタ
とバッテリーVBとの間に警報ランプLが接続されてい
る。出力ポートPDからハイレベルの警報指令信号が出
力された時には、トランジスタ61がオンして警報ラン
プLが点灯し、運転者に加速度センサ10等の異常を報
知する。
【0016】上記マイクロコンピュータ30は、リセッ
ト後に図3のメインルーチンを実行する。まず、出力ポ
ートをリセットし(ステップ100)、RAM33をク
リアする(ステップ101)。この際、RAM33の特
定エリアRAM(X)例えば255番地を除いて、他の
全てのエリア0番地〜254番地をクリアする(ステッ
プ101)。次に、特定エリアRAM(X)に蓄えられ
たデータが特定データAAHか否かを判断する(ステッ
プ102)。
【0017】上記リセットがパワーオンリセットの場合
には、リセット前の電源オフ状態においてマイクロコン
ピュータ30に電力が供給されず、RAM33の特定エ
リアRAM(X)を含むすべての番地のデータが消滅し
ているため、ステップ102では否定判断され、初期診
断すなわち加速度センサ10の故障診断プログラムに進
む。詳述すると、加速度センサ10の出力がパワーオン
から正常電圧に立ち上がるまでt1秒だけ待つ(ステッ
プ103)。次に、加速度センサ10の出力が車両停止
時の0Gを表す電圧レベル(例えば2.5V)であるか
否かを判断する(ステップ104)。肯定判断の場合に
は、加速度センサ10にテストパルスを出力して(ステ
ップ105)、加速度センサ10の出力がテストパルス
に対応して変動するかどうかを判断する(ステップ10
6)。肯定判断の場合、すなわち加速度センサ10が正
常であると判断した場合には、上記特定エリアRAM
(X)に特定データAAHを書き込み(ステップ10
7)、ステップ108に進む。
【0018】上記説明から明らかなように、上記特定エ
リアRAM(X)における特定データAAHの蓄積は、
初期診断が終了した事実と、初期診断において加速度セ
ンサ10が正常であると診断した事実を表している。
【0019】上記ステップ102でRAM33の特定エ
リアRAM(X)のデータが特定データAAHと一致し
ていると判断した時、すなわちリセット前の状態が電源
オフ状態ではなくRAM33のデータが消滅されていな
いと判断した時には、このリセットがパワーオンリセッ
ト以外のリセット、すなわちウオッチドックタイマによ
るリセット,ソフトリセット等であるとして、上記ステ
ップ103〜106の初期診断およびステップ107の
特定データ書き込みを実行することなく、ステップ10
8に進む。なお、低電圧リセットの場合には、マイクロ
コンピュータ30への供給電圧レベルに対応して、RA
M33のデータが消滅している場合と、消滅していない
場合がある。前者の場合には、初期診断が実行され、後
者の場合には初期診断は実行されない。
【0020】ステップ108では、スキブ抵抗,電源電
圧、エネルギーリザーバ等の通常診断を行う。異常と診
断した場合には異常フラグをセットする。次に、この異
常フラグがセットされているか否かを診断する(ステッ
プ109)。セットされていないと判断した場合には、
上記特定エリアRAM(X)のデータが特定データAA
Hと一致しているか否か、すなわち加速度センサ10が
正常であるか否かを判断する(ステップ110)。肯定
判断の場合には加速度評価を行う(ステップ111)。
上記加速度評価では、加速度を一定時間毎に読み込んで
積分し、この加速度積分値が減速方向に増大してスレッ
ショルドレベルを超えた時には、出力ポートPCからハ
イレベルのトリガ信号を出力することにより、スキブS
を点火し、エアバックを展開させる。
【0021】上記初期診断および通常診断で正常である
と診断した場合には、ステップ109で否定判断し、ス
テップ110で肯定判断するから、上記ステップ108
〜111を繰り返し実行する。
【0022】初期診断で異常と診断した場合にはステッ
プ107の書き込みが行われないため、ステップ110
で否定判断される。また、通常診断で異常と診断された
場合には異常フラグがセットされるため、ステップ10
9で肯定判断される。このような場合には、ステップ1
11の加速度評価が実行されず、ハイレベルの警報信号
を出力ポートPDから出力して警報ランプLを点灯させ
る(ステップ112)。
【0023】上述したように、パワーオンリセットの時
だけ、初期診断を行う。パワーオンリセットは車両停止
状態でしか生じないから、この初期診断をして加速度評
価が遅れても何ら支障はない。ウオッチドックタイマに
よるリセット等、車両走行状態に生じる可能性があるリ
セットの場合には初期診断を行わない。その結果、加速
度評価を中断なく実施することができ、常にエアバック
展開の準備状態を維持することができる。なお、本実施
例では、初期診断は、加速度センサ10の診断等、車両
走行中に行うことができない診断とし、通常診断は車両
走行中でも支障なく行える診断としている。
【0024】ステップ104,106の初期診断におい
て、加速度センサ10が正常であるにも拘わらず、ノイ
ズ等により異常と誤診した場合には、加速度評価は行わ
れない。しかし、次のリセット(パワーオンリセットの
他、全てのリセットを含む)後に初期診断が実行され、
ここで、加速度センサ10が正常と判断され、ステップ
107で特定エリアRAM(X)に特定データAAH
書き込むことができるから、それ以後は加速度評価を実
行することができる。
【0025】図3のメインルーチンでの加速度評価のス
テップ111を削除し、その代わりに加速度評価を図4
に示すようにタイマー割込で実行してもよい。詳述する
と、最初に、特定エリアRAM(X)のデータが特定デ
ータAAHと一致するか否かを判断する(ステップ12
0)。肯定判断の時には加速度評価を実行する(ステッ
プ121)。特定データAAHが特定エリアRAM
(X)に蓄積されているということは、初期診断の最中
ではないことを意味するからである。
【0026】図5はメインルーチンの他の態様を示す。
詳述すると、まず出力ポートをリセットし(ステップ2
00)、次に、RAM33の特定エリアRAM(X)の
データが特定データAAHと一致するかどうかを判断す
る(ステップ201)。、否定判断の場合には、RAM
33の全てのエリアをクリアし(ステップ202)、こ
の後、初期診断および特定データAAHの書き込みを行
う(ステップ203)。ステップ203は図3のステッ
プ103〜107に対応するものである。ステップ20
1で肯定判断した場合には、特定エリアRAM(X)を
除いてRAM33をクリアし(ステップ204)、上記
ステップ203をパスする。
【0027】図5の実施例において、RAMには、初期
診断終了を表す特定データAAHを書き込むための特定
エリアRAM(X)の他に、加速度ゼロでの加速度セン
サの電圧レベルを記憶する第2の特定エリアを設定して
もよい。そして、上記ステップ204では、特定エリア
RAM(X)とともに、第2の特定エリアも除外して、
RAM33をクリアするようにしてもよい。加速度ゼロ
での電圧レベルは環境温度等によって若干変動するか
ら、加速度ゼロの電圧レベルを残し、この電圧レベルと
リセット後に入力された加速度センサの電圧レベルを比
較することにより、信頼度の高い加速度データを得るこ
とができる。また、図5の実施例において、ステップ2
04は省いてもよい。
【0028】本発明は上記実施例に制約されず種々の態
様が可能である。例えば、上記実施例において、初期診
断には、各種ランプ,スイッチ,駆動トランジスタ等の
診断を含めることができる。初期診断終了後に、初期診
断の結果を問わず無条件でRAMの特定エリアに特定デ
ータを書き込んでもよい。この場合、初期診断の結果
は、RAMの他のエリアに書き込まれる。マイクロコン
ピュータは、ワンチップマイクロコンピュータと、これ
に外付けされたRAMによって構成してもよい。RAM
は複数備えてもよい。本発明の制御システムはシートベ
ルトのプリテンショナー等の他の車両安全装置の制御、
あるいは他の制御対象の制御にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、パワー
オンリセットの時にだけ、初期診断を行い、その他のリ
セットの時には診断診断をパスすることにより、制御対
象の制御動作の中断を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御システムの基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係わる制御システムの一実施例を概略
的に示す回路図である。
【図3】図2のマイクロコンピュータで実行されるメイ
ンルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2のマイクロコンピュータで実行される加速
度評価の他の態様を示すフローチャートである。
【図5】図2のマイクロコンピュータで実行されるメイ
ンルーチンの他の態様を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,30 マイクロコンピュータ 2,40 リセット手段 3,33 RAM 4 イニシャライズ手段 5 初期診断手段 6 制御対象 7 制御手段 8 書き込み手段 9 判断手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するためになされたもので、その要旨は、図1に示す
ように、マイクロコンピュータ1と、マイクロコンピュ
ータをリセットするためのリセット指令信号を出力する
リセット手段2とを備え、このマイクロコンピュータが
次の構成を含んでいることを特徴とする制御システムに
ある。 (a)RAM3。 (b)マイクロコンピュータが上記リセット指令信号に
応答してリセットされた後に、上記RAMの特定エリア
に識別データが記憶されているか否かを判断する判断手
段4。 (c)上記判断手段で否定判断した時に、制御システム
の初期診断を行う初期診断手段5。 (d)上記判断手段による判断の後で、識別データを上
記RAMの特定エリアに書き込む書き込み手段6。 (e)上記判断手段で否定判断した時には、初期診断の
後に制御対象7の制御を行い、上記判断手段で肯定判断
した時には、初期診断をパスして制御対象の制御を行う
制御手段8。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【作用】まず、電源オフ状態の後のパワーオンリセット
の場合について説明する。電源オフでマイクロコンピュ
ータ1への電力供給が停止した時には、RAM3の全領
域のデータが消滅しており、特定エリアに蓄積されてい
た特定データも消滅している。したがって、特定エリア
に特定データが蓄積されているか否かを判断すれば、否
定判断になる。その結果、マイクロコンピュータ1は制
御システムの初期診断を行い、初期診断後に制御対象6
の制御を実行する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】次に、パワーオンリセット以外のリセッ
ト、例えばウオッチドックタイマによるリセット,ソフ
トリセットの場合について説明する。この場合には、リ
セット前にマイクロコンピュータ1への電力供給が維持
されているので、RAM3に蓄積されたデータは消去さ
れず、RAM3の特定エリアに特定データを蓄積した状
態が維持されている。したがって、特定エリアに特定デ
ータが蓄積されているか否かを判断すれば、肯定判断に
なる。この場合には、制御システムの初期診断を行わ
ず、マイクロコンピュータは制御対象の制御に進む。そ
の結果、初期診断によって制御対象の制御が中断される
ことがない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1,30 マイクロコンピュータ 2,40 リセット手段 3,33 RAM 4 判断手段 5 初期診断手段 6 書き込み手段 7 制御対象 8 制御手段
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 21/00 U 7319−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マイクロコンピュータと、マイクロコンピ
    ュータをリセットするための指令信号を出力するリセッ
    ト手段とを備えた制御システムであって、このマイクロ
    コンピュータが、 (a)RAMと、 (b)上記リセット指令信号に応答してマイクロコンピ
    ュータのイニシャライズを実行するイニシャライズ手段
    と、 (c)上記イニシャライズ後に制御システムの初期診断
    を行う初期診断手段と、 (d)制御対象の制御を行う制御手段とを備えた制御シ
    ステムにおいて、さらにマイクロコンピュータが次の構
    成を備えていることを特徴とする制御システム。 (e)上記初期診断後にRAMの上記特定エリアに特定
    データを書き込む書き込み手段。 (f)上記イニシャライズ後にRAMの特定エリアに特
    定データが記憶されているか否かを判断し、否定判断の
    場合にのみ初期診断手段による初期診断を実行させ、肯
    定判断の場合にはこの初期診断をパスさせる判断手段。
JP3141438A 1991-05-17 1991-05-17 車両安全装置の制御システム Expired - Lifetime JP2999016B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141438A JP2999016B2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 車両安全装置の制御システム
US07/878,977 US5351185A (en) 1991-05-17 1992-05-06 Malfunction checking control system which checks identification data stored in RAM

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3141438A JP2999016B2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 車両安全装置の制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05107267A true JPH05107267A (ja) 1993-04-27
JP2999016B2 JP2999016B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=15291960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3141438A Expired - Lifetime JP2999016B2 (ja) 1991-05-17 1991-05-17 車両安全装置の制御システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5351185A (ja)
JP (1) JP2999016B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08104200A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Kansei Corp 車両用乗員保護装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3135772B2 (ja) * 1993-12-27 2001-02-19 アスコ株式会社 車両用安全装置
JPH07291091A (ja) * 1994-04-28 1995-11-07 Nippondenso Co Ltd 制御用コンピュータの誤動作防止回路
JPH08132992A (ja) * 1994-11-10 1996-05-28 Mitsubishi Electric Corp 車載用制御装置
DE4440127B4 (de) * 1994-11-10 2007-11-08 Robert Bosch Gmbh Steuergerät
US5884211A (en) * 1997-01-23 1999-03-16 Ford Global Technologies, Inc. System and method for memory reset of a vehicle controller
JP3702577B2 (ja) * 1997-04-04 2005-10-05 株式会社デンソー 乗員保護装置の故障診断装置
WO1998052795A2 (de) * 1997-05-21 1998-11-26 Siemens Aktiengesellschaft Insassenschutz-steuersystem und verfahren zur steuerung des insassenschutz-steuersystems
US6611931B1 (en) 1999-11-15 2003-08-26 Autonetworks Technologies, Ltd. Check method of temporary storage circuit in electronic control unit
FR2802981B1 (fr) * 1999-12-28 2002-03-29 Valeo Equip Electr Moteur Procede et dispositif d'alimentation de contacteur de demarreur electrique de vehicule automobile a comportement determinable
JP3793143B2 (ja) * 2002-11-28 2006-07-05 株式会社シマノ 自転車用電子制御装置
JP2004243955A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Denso Corp エアバッグ駆動装置
US7130997B2 (en) * 2003-05-29 2006-10-31 International Business Machines Corporation Method of registering a portion of RAM with firmware to preserve the portion during reboot
US7406624B2 (en) * 2005-02-15 2008-07-29 General Motors Corporation Method for responding to a control module failure
DE102007041847A1 (de) * 2007-09-03 2009-03-05 Robert Bosch Gmbh Steuergerät und Verfahren zur Ansteuerung von Personenschutzmitteln

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61202233A (ja) * 1985-03-06 1986-09-08 Diesel Kiki Co Ltd マイクロコンピユ−タの制御方法
US4950914A (en) * 1987-03-30 1990-08-21 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Collision detection system for a vehicle
US5182755A (en) * 1987-06-19 1993-01-26 Diesel Kiki Co., Ltd. Malfunction checking system for controller
JPS6418851A (en) * 1987-07-14 1989-01-23 Diesel Kiki Co Control system for microcomputer device
JPH07115625B2 (ja) * 1987-12-23 1995-12-13 本田技研工業株式会社 車両の衝突検知装置
JPH02193743A (ja) * 1989-01-24 1990-07-31 Diesel Kiki Co Ltd 車輌用安全装置の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08104200A (ja) * 1994-10-05 1996-04-23 Kansei Corp 車両用乗員保護装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5351185A (en) 1994-09-27
JP2999016B2 (ja) 2000-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05107267A (ja) 制御システム
US10032324B2 (en) Control apparatus and control system controlling protective apparatus for protecting passenger of vehicle or pedestrian
JP3375086B2 (ja) 自動車の乗員安全保護装置の制御用装置
EP0344788A2 (en) Apparatus for recording the operating condition of a vehicle safty device
JPH03231053A (ja) 車両安全装置のための制御システム
JPH05238348A (ja) 車両安全装置の制御システム
JPH03246139A (ja) 車両安全装置のための制御システム
US7203581B2 (en) Electronic control unit for controlling updating of data in non-volatile memory
JP2924428B2 (ja) エアバックシステムの故障記録装置
JPH0796815A (ja) エアバック装置のための電気制御装置
JPH0962885A (ja) 車両用データ記録装置
JPH04353052A (ja) 車両安全装置の制御システム
JPH06207959A (ja) コンデンサの異常診断装置
JPH05238349A (ja) 車両用安全装置の制御装置
JP2919116B2 (ja) 車両安全装置の制御システム
JP3795182B2 (ja) 乗員保護装置
JPH04256038A (ja) ウオッチドックタイマ検査装置
JPH01306343A (ja) エアバック装置の故障検出装置
JP2001166017A (ja) 車載バッテリの電源電圧監視システム
JP2001347918A (ja) Ecu
JP3176415B2 (ja) エアバッグ点火モニタ回路
JPH03238359A (ja) 車両安全装置のための制御システム
KR100507064B1 (ko) 차량의 엔진 시동시 데이터 프레임 체크 방법
JPS6132438Y2 (ja)
JPH03217356A (ja) エアバッグ制御装置